JP2021047691A - 表示制御装置、表示制御方法および表示制御プログラム - Google Patents

表示制御装置、表示制御方法および表示制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】路線案内に対するユーザの満足度を高めることができる表示制御装置、表示制御方法および表示制御プログラムを提供する。【解決手段】表示制御装置100は、移動に関する所定の条件情報に応じたスコアを路線毎に算出する算出部133と、算出部133により算出されたスコアに基づく情報を表示させる表示制御部134と、を有する。【選択図】図7

Description

本発明は、表示制御装置、表示制御方法および表示制御プログラムに関する。
従来、列車の乗換検索、列車の運行情報、時刻表情報等を提供するサービスが知られている。例えば、特許文献1には、利用者の情報端末に列車の遅延関連情報をリアルタイムで配信する技術が開示されている。
特開2010−116102号公報
しかしながら、上記の従来技術では、路線案内に対するユーザの満足度を高めることができるとは限らない。例えば、上記の従来技術では、駅構内で放送される遅延関連情報は指令所から各駅に無線で連絡されるため、一般利用者に対して最新の遅延関連情報をリアルタイムで伝達することは不可能であるとの問題点に対して、PCや携帯電話等の端末に現時点での遅延関連情報をリアルタイムで配信するものである。一例として、上記の従来技術では、遅延発生時刻、遅延復旧時刻、遅延発生列車番号、遅延発生原因、復旧レベル、振替輸送の有無をリアルタイム更新しPCや携帯電話等の端末に配信する。
このように、上記の従来技術では、遅延関連情報をしているに過ぎず、さらなる付加情報を提示まではなされていない。例えば、上記の従来技術では、案内する車両にユーザが乗り遅れた場合に、このユーザにどのようなリスクが発生するかといった付加情報までは提示されない。このようなことから、上記の従来技術では、必ずしも路線案内に対するユーザの満足度を高めることができるとは限らない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、路線案内に対するユーザの満足度を高めることができる表示制御装置、表示制御方法および表示制御プログラムを提供することを目的とする。
本願にかかる表示制御装置は、移動に関する所定の条件情報に応じたスコアを路線毎に算出する算出部と、前記算出部により算出されたスコアに基づく情報を表示させる表示制御部とを有することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、路線案内に対するユーザの満足度を高めることができるといった効果を奏する。
図1は、実施形態にかかる表示制御処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態にかかる経路案内ページ(1)の一例を示す図である。 図3は、実施形態にかかる経路案内ページ(2)の一例を示す図である。 図4は、実施形態にかかる経路案内ページ(3)の一例を示す図である。 図5は、実施形態にかかる経路案内ページ(4)の一例を示す図である。 図6は、実施形態にかかる表示制御システムの構成例を示す図である。 図7は、実施形態にかかる表示制御装置の構成例を示す図である。 図8は、実施形態にかかる時刻表情報記憶部の一例を示す図である。 図9は、実施形態にかかる景観情報記憶部の一例を示す図である図である。 図10は、実施形態にかかる快適−利便性情報記憶部の一例を示す図である。 図11は、実施形態にかかる表示制御処理手順を示すフローチャートである。 図12は、表示制御装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願にかかる表示制御装置、表示制御方法および表示制御プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ説明する。なお、この実施形態により本願にかかる表示制御装置、表示制御方法および表示制御プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において、同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.表示制御処理の概要〕
図1〜図5を用いて、実施形態にかかる表示制御処理の一例について説明する。図1では、実施形態にかかる表示制御処理の処理手順を説明する。図2〜図5では、実施形態にかかる表示制御に応じた画面例について説明する。また、実施形態にかかる表示制御処理は、図1に示す表示制御装置100によって行われる。表示制御装置100は、例えば、サーバ装置である。
図1〜図5の説明に先立って、図6を用いて、まず、実施形態にかかる表示制御システムについて説明する。図6は、実施形態にかかる表示制御システム1の構成例を示す図である。実施形態にかかる表示制御システム1は、図6に示すように、端末装置10と、外部装置30と、表示制御装置100とを含む。端末装置10、外部装置30、表示制御装置100は、ネットワークNを介して有線または無線により通信可能に接続される。
端末装置10は、表示制御装置100からのサービスを受けるユーザによって利用される情報処理端末である。端末装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等である。また、端末装置10には、表示制御装置100に対応するアプリケーションが予めインストールされているものとする。本実施形態では、端末装置10には、路線案内に関するアプリケーション(以下、「アプリAP」と表記する場合がある)が予めインストールされているものとする。
例えば、端末装置10は、アプリAPの制御に従って、表示制御装置100にアクセスし、アクセスに応じた結果を表示制御装置100から受信しこれを表示する。例えば、端末装置10は、アプリAPの制御に従って、ユーザにより入力された検索条件に対応する路線検索結果を路線案内として表示する。また、端末装置10は、アプリAPの制御に従って、路線毎の運行状況や路線毎の時刻表情報等も表示する。
外部装置30は、鉄道会社毎の運行状況を示す運行情報を随時取得することにより、運行情報を最新のものに更新して蓄積しているサーバ装置である。例えば、外部装置30は、各鉄道会社に属するサーバ装置から運行情報を取得して、最新の運行情報へと更新する。また、外部装置30を管理する事業者と、表示制御装置100を管理する事業者とは同一であってもよいし異なっていてもよい。
表示制御装置100の説明の前に、ここで、実施形態にかかる表示制御処理が行われるにあたっての前提について説明する。例えば、旅行先の路線といった馴染みのない路線を利用する場合、ユーザは、任意の路線案内サービスを利用すれば、乗車希望の駅に直近で何時に車両が到着予定であるか程度のことは直ぐに把握することができる。一方で、ユーザは、路線案内サービスを利用したとしても、馴染みのない路線では容易には運行状況を把握することができないため、乗車希望の駅に直近でやってくる車両に乗り遅れた場合、時間的にどのようなリスクが生じるかを理解するのは困難である。このため、乗車希望の駅に直近でやってくる車両に実際に乗り遅れてしまった後で、次の車両は2時間後にしか来ないという事実が判明し、時間的なリスクを負ってしまうといった状況が起こり得る。このようなことから、案内される車両にユーザが乗り遅れた場合に、ユーザにどのようなリスクが発生するかといった付加情報が予め提示されれば、ユーザは乗り遅れないよう事前に対策を講じることができるため便利である。
また、旅行先の路線を利用する場合、ユーザは、景色を眺めながらゆっくりと移動したいと考える場合がある。このため、利用しようとする路線の景観の良し悪しが事前にわかれば、ユーザは、なるべく景観の良い路線を選択できるようになり便利である。
このようなことから、実施形態にかかる表示制御装置100は、上記のような前提を踏まえて、路線案内とともに様々な付加情報を表示させようというものである。具体的には、実施形態にかかる表示制御装置100は、移動に関する所定の条件情報に応じたスコアを路線毎に算出し、算出したスコアに基づく情報を表示させる。
例えば、表示制御装置100は、路線上における所定の駅において所定の運行車両に乗り遅れた場合に起こり得るリスクの度合いを示すリスクスコア、路線周辺の景観の良さの度合いを示す景観スコア、路線上における所定の運行車両に乗車した際の快適さの度合いを示す快適さスコア、路線上における所定の運行車両に乗車した際の利便性の度合いを示す利便性スコアを算出する。そして、表示制御装置100は、スコアが所定値以上の場合に、スコアに基づく情報を表示させる。
〔2.表示制御処理の一例〕
ここからは、図1を用いて、実施形態にかかる表示制御処理の一例を処理手順を交えて説明する。図1は、実施形態にかかる表示制御処理の一例を示す図である。図1では、アプリAPを介してユーザU1から受け付けた検索条件(路線案内に関する検索条件)に対応する検索結果(路線案内)画面において、実施形態にかかる表示制御処理が行われる例を示す。なお、実施形態にかかる表示制御処理が対象とする画面は、検索結果画面に限定されない。例えば、実施形態にかかる表示制御処理が対象とする画面は、検索結果画面外にも、路線毎の運行状況が一覧表示される一覧表示画面や、時刻表検索に対応する検索結果画面が挙げられる。
また、図1の例では、ユーザU1の端末装置10の表示画面Dにおいて、路線検索のための検索条件を入力するための入力ページP1が表示されている。端末装置10は、アプリAPの制御に従って、このような入力ページP1を表示画面Dに表示させる。また、図1の例では、入力ページP1には、出発駅を入力させるための入力欄AR11、経由駅を入力させるための入力欄AR12、到着駅を入力させるための入力欄AR13、時刻を入力させるための入力欄AR14が含まれる。また、図1の例では、入力ページP1には、上記入力欄に入力された検索条件で検索するよう要求する検索ボタンBTが含まれる。このような状態において、ユーザU1は、図1に示すように、出発駅として「京都」を入力し、到着駅として「西九条」を入力し、また、時刻として「13:15」を入力し、検索ボタンBTを押下したとする。すなわち、図1の例では、ユーザU1は、「京都駅から西九条駅間の路線を検索するとともに、京都駅から西九条駅間の路線において13時15分以降で利用可能な車両としてどのような車両があるのかを検索するよう条件付ける検索条件」を入力したといえる。
かかる場合、端末装置10は、入力された検索条件を表示制御装置100に送信する(ステップS11)。そうすると、表示制御装置100は、端末装置10から検索条件を受信する(ステップS12)。
次に、表示制御装置100は、検索条件を用いて検索を行うことにより、検索条件を満たす情報を特定(検索)する(ステップS13)。例えば、表示制御装置100は、検索条件を満たす路線経路を特定するとともに、特定した経路(特定経路)に含まれる各路線について、検索条件を満たす車両を特定する。ここで、検索条件を満たす車両とは、検索条件を満たす車両がどのような車両であるかを識別可能な情報、すなわち車両識別情報であり、車両識別情報は、例えば、車両種別(特急、急行、快速、新快速等)および車両番号(冠名、車両番号、末尾記号で構成される車両番号)で示される。不図示であるが、表示制御装置100は、例えば、検索用の所定のデータベースを検索することができる。
後に、図2〜図5でも示すが、図2の例では、表示制御装置100は、検索条件を満たす路線経路として、京都駅−大阪駅間を結ぶ「AA線」と、大阪駅−西九条駅間を結ぶ「AB線」を特定したとする。また、表示制御装置100は、検索条件を満たす車両として、AA線において京都駅「14時00分発」−大阪駅「14時28分着」の「快速K1」と、AB線において大阪駅「14時38分発」−西九条駅「14時43分着」の「快速K2」とを特定したとする。以下では、京都駅「14時00分発」−大阪駅「14時28分着」の「快速K1」を、単に、「快速K1」と表記する。また、以下では、AB線において大阪駅「14時38分発」−西九条駅「14時43分着」の「快速K2」を、単に、「快速K2」と表記する。
次に、表示制御装置100は、ステップS13で特定した路線経路(特定経路)に含まれる各路線について、移動に関する所定の条件情報に応じたスコアを算出する(ステップS14)。図1の例では、表示制御装置100は、AA線およびAB線それぞれについて、移動に関する所定の条件情報に応じたスコアを算出する。なお、本実施形態では、移動に関する所定の条件情報に応じたスコアを路線毎に算出するという処理には、路線に対応する車両(例えば、AA線の快速K1、あるいは、AB線の快速K2)を対象として、移動に関する所定の条件情報に応じたスコアを算出するという概念も含まれるものとする。表示制御装置100は、移動に関する所定の条件情報に応じたスコアとして、リスクスコア、景観スコア、快適さスコア、利便性スコアを算出する。
次に、表示制御装置100は、ステップS14で算出したスコアに基づく情報が表示されるような経路案内ページを生成する(ステップS15)。そして、表示制御装置100は、生成した経路案内ページをユーザU1の端末装置10に配信する(ステップS16)。なお、経路案内ページは、路線案内ページと言い換えることができる。
ここまで、図1を用いて実施形態にかかる表示制御処理の大まかな流れについて説明した。以下では、各スコア(具体的には、リスクスコア、景観スコア、快適さスコア、利便性スコア)に焦点を当てて、特にステップS14以降の表示制御処理についてより詳細に説明する。
〔2−1.表示制御処理の一例(リスクスコアについて)〕
まず、リスクスコアに関する表示制御処理について説明する。上記の通り、表示制御装置100は、ステップS13で特定した路線経路(特定経路)に含まれる各路線について、移動に関する所定の条件情報に応じたスコアを算出する。例えば、表示制御装置100は、所定の条件情報に応じたスコアとして、路線上における所定の運行車両の乗車に関する条件情報に応じたスコアを算出し、乗車に関する条件情報に応じたスコアに基づく情報を表示させる。一例として、表示制御装置100は、乗車に関する条件情報に応じたスコアとして、路線上における所定の駅において所定の運行車両に乗り遅れた場合に起こり得るリスクの度合いを示すリスクスコアを算出する。例えば、表示制御装置100は、所定の駅での時刻表情報に基づいて、リスクスコアを算出する。そして、表示制御装置100は、リスクスコアが所定値より高い場合には、所定の駅において所定の運行車両に乗り遅れた場合に損失され得る時間に関する時間情報を表示させる。
図1の例では、表示制御装置100は、AA線における利用候補駅である「京都駅」において、快速K1に乗り遅れた場合に起こり得る時間的リスクの度合いを示すリスクスコア(「第1リスクスコア」とする)を算出する。
例えば、AA線が平常運転の場合には、表示制御装置100は、時刻表情報に基づいて、快速K1が京都駅に到着する到着予定時刻と、快速K1の次の車両が京都駅に到着する到着予定時刻との時間間隔を算出する。そして、表示制御装置100は、算出した時間間隔に応じた第1リスクスコアを算出する。例えば、表示制御装置100は、算出した時間間隔が長い程より高い第1リスクスコアを算出する。なお、かかる時間間隔に応じて、どのような値の第1リスクスコアを算出するかがルールベースで与えれている場合には、表示制御装置100は、このルールベースに従って、第1リスクスコアを算出する。
一方、例えば、AA線が遅延している場合には、表示制御装置100は、遅延により発生している遅れ時分を取得し、取得した遅れ時分に応じて、第1リスクスコアを補正する。例えば、表示制御装置100は、遅れ時分が長い程より高い重み値を用いて、第1リスクスコアを補正(重み付け)する。
なお、表示制御装置100は、AA線が遅延している場合には、遅れ時分に基づいて、快速K1が京都駅に到着する到着予定時刻と、快速K1の次の車両が京都駅に到着する到着予定時刻とを予測する。そして、表示制御装置100は、予測した各時刻の時間間隔に応じた第1リスクスコアを算出してもよい。
図1の例では、表示制御装置100は、第1リスクスコアとして「RSC1」を算出したものとする。
また、図1の例では、表示制御装置100は、AB線における利用候補駅である「大阪駅」において、快速K2に乗り遅れた場合に起こり得る時間的リスクの度合いを示すリスクスコア(「第2リスクスコア」とする)を算出する。
例えば、AB線が平常運転の場合には、表示制御装置100は、時刻表情報に基づいて、快速K2が大阪駅に到着する到着予定時刻と、快速K2の次の車両が大阪駅に到着する到着予定時刻との時間間隔を算出する。そして、表示制御装置100は、算出した時間間隔に応じた第2リスクスコアを算出する。例えば、表示制御装置100は、算出した時間間隔が長い程より高い第2リスクスコアを算出する。なお、かかる時間間隔に応じて、どのような値の第2リスクスコアを算出するかがルールベースで与えれている場合には、表示制御装置100は、このルールベースに従って、第2リスクスコアを算出する。
一方、例えば、AB線が遅延している場合には、表示制御装置100は、遅延により発生している遅れ時分を取得し、取得した遅れ時分に応じて、第2リスクスコアを補正する。例えば、表示制御装置100は、遅れ時分が長い程より高い重み値を用いて、第2リスクスコアを補正(重み付け)する。
なお、表示制御装置100は、AB線が遅延している場合には、遅れ時分に基づいて、快速K2が大阪駅に到着する到着予定時刻と、快速K2の次の車両が大阪駅に到着する到着予定時刻とを予測する。そして、表示制御装置100は、予測した各時刻の時間間隔に応じた第2リスクスコアを算出してもよい。
図1の例では、表示制御装置100は、第2リスクスコアとして「RSC2」を算出したものとする。
次に、表示制御装置100は、経路案内ページを生成するが、リスクスコアが所定値より高い場合には、所定の駅において所定の運行車両に乗り遅れた場合に損失され得る時間に関する時間情報が表示されるような経路案内ページを生成する。ここで、第1リスクスコア「RSC1」は所定値より低く、第2リスクスコア「RSC2」は所定値より高いとする。そうすると、表示制御装置100は、第2リスクスコア「RSC2」に基づく情報として、大阪駅において快速K2に乗り遅れた場合に損失され得る時間に関する時間情報J11aが警告表示されるような経路案内ページP11aを生成する。
ここからは、経路案内ページP11aがどのようなものか図2を用いて説明する。図2は、実施形態にかかる経路案内ページ(1)の一例を示す図である。図2に示す通り、表示制御装置100は、検索条件に対応する検索結果としての路線案内が表示されるような経路案内ページP11aを生成する。図2の例では、経路案内ページP11aには、京都駅から西九条駅間の路線経路としては、「京都駅−大阪駅間を結ぶAA線」と、「大阪駅−西九条駅間を結ぶAB線」とによる路線経路が存在することが表示されている。また、経路案内ページP11aには、京都駅から西九条駅間の路線において13時15分以降で利用可能な車両として、「京都駅−大阪駅間を結ぶAA線」では京都駅「14時00分発」−大阪駅「14時28分着」の「快速K1」が存在し、「大阪駅−西九条駅間を結ぶAB線」では大阪駅「14時38分発」−西九条駅「14時43分着」の「快速K2」が存在することが表示されている。
経路案内ページP11aには、大阪駅において快速K2に乗り遅れた場合に損失され得る時間に関する時間情報J11aが警告表示される。図3の例によると、経路案内ページP11aには、「こちらの列車に乗り遅れてしまいますと、次の列車が当駅に来るのは2時間後となります。ご注意ください。」といった文言を含む時間情報J11aが警告表示される。
このように、実施形態にかかる表示制御装置100は、リスクスコアが所定値より高い場合には、当該リスクスコアに基づく情報として、所定の駅において所定の運行車両に乗り遅れた場合に損失され得る時間に関する時間情報を表示させる。これにより、ユーザは、例えば、今回の車両に乗り遅れてしまうと次の車両は数時間後にしか来ないため、乗り遅れてしまうと今後の予定に支障が出る可能性があるから十分しておこう、といったように心の準備をしておくことができる。すなわち、実施形態にかかる表示制御装置100は、経路案内ページにおいて、今回の車両に乗り遅れた場合の時間的リスクをユーザに意識付けることができるため、路線案内に対するユーザの満足度を高めることができる。
〔2−2.表示制御処理の一例(景観スコアについて)〕
次に、景観スコアに関する表示制御処理について説明する。上記の通り、表示制御装置100は、ステップS13で特定した路線経路(特定経路)に含まれる各路線について、移動に関する所定の条件情報に応じたスコアを算出する。例えば、表示制御装置100は、所定の条件情報に応じたスコアとして、路線周辺の景観の良さの度合いを示す景観スコアを算出し、景観スコアに基づく情報を表示させる。例えば、表示制御装置100は、景観スコアが所定値より高い場合には、景観スコアに基づく情報として、路線を利用した場合に車両から観ることのできる景観に関する情報を表示させる。
図1の例では、表示制御装置100は、AA線周辺の景観の良さの度合いを示す景観スコアを、AA線における所定区間毎に算出する。例えば、表示制御装置100は、図9に示す景観情報記憶部122を参照し、AA線周辺の景観の良さの度合いを示す景観スコアを、AA線における駅間毎に算出する。
ここで、図9を用いて景観情報記憶部122について説明する。図9は、実施形態にかかる景観情報記憶部122の一例を示す図である。図9の例では、景観情報記憶部122は、「路線ID」、「路線名」、「駅区間」、「景観スコア」といった項目を有する。
「路線ID」は、路線を識別する識別情報を示す。「路線名」は、対応する「路線ID」によって識別される路線の路線名を示す。「駅区間」は、「路線ID」によって識別される路線に含まれる駅と駅の区間を示す。「景観スコア」は、「駅区間」での景観の良さの度合いを示す景観スコアを示す。なお、図9では、不図示であるが、景観スコアは時期(例えば、春・夏・秋・冬)や時間帯(例えば、昼間・夜間)に応じて細分化されてもよい。
すなわち、図9の例では、AA線のST11駅〜ST12駅間の景観スコアは「2」である例を示す。なお、本実施形態では、景観が良い程、景観スコアは高く、最大値は「10」であるものとする。
図9に示す景観情報記憶部122の例を用いると、表示制御装置100は、ST11駅〜ST12駅間の景観スコア「2」、ST12駅〜ST13駅間の景観スコア「2」、ST13駅〜ST14駅間の景観スコア「2」をそれぞれ算出する。
また、図1の例では、表示制御装置100は、AB線周辺の景観の良さの度合いを示す景観スコアを、AB線における所定区間毎に算出する。例えば、表示制御装置100は、図9に示す景観情報記憶部122を参照し、AB線周辺の景観の良さの度合いを示す景観スコアを、AB線における駅間毎に算出する。図9に示す景観情報記憶部122の例を用いると、表示制御装置100は、ST21駅〜ST22駅間の景観スコア「8」、ST22駅〜ST23駅間の景観スコア「4」、ST23駅〜ST24駅間の景観スコア「4」をそれぞれ算出する。
次に、表示制御装置100は、経路案内ページを生成するが、景観スコアが所定値より高い路線が存在する場合には、この路線を利用した場合に車両から観ることのできる景観に関する情報が表示されるような経路案内ページを生成する。ここで、景観スコアに対応する所定値が「7」であることが予め設定されていると、上記例では、AB線のST21駅〜ST22駅間について景観スコア「8」が算出されている。したがって、表示制御装置100は、景観スコアが所定値より高い駅区間を含むAB線を利用した場合に車両から観ることのできる景観に関する景観情報J11bが表示されるような経路案内ページP11bを生成する。
ここからは、経路案内ページP11bがどのようなものか図3を用いて説明する。図3は、実施形態にかかる経路案内ページ(2)の一例を示す図である。図3の例によると、経路案内ページP11bには、AB線を利用した場合に車両から観ることのできる景観に関する景観情報J11bが表示される。例えば、経路案内ページP11bには、「こちらの列車にご乗車いただけますと、ST21駅からST22駅の区間で美しい景観をご覧いただけます。」といった文言を含む景観情報J11bが表示される。
このように、実施形態にかかる表示制御装置100は、景観スコアが所定値より高い場合には、当該景観スコアに基づく情報として、景観スコアが所定値より高い路線を利用した場合に車両から観ることのできる景観に関する情報を表示させる。これにより、例えば、ユーザが旅行者である場合に、景観を楽しめるように、良い景観を望める路線を選択できるようになる。すなわち、実施形態にかかる表示制御装置100は、経路案内ページにおいて、良い景観が望める旨の付加情報を表示させることができるため、路線案内に対するユーザの満足度を高めることができる。
〔2−3.表示制御処理の一例(快適さスコアについて)〕
次に、快適さスコアに関する表示制御処理について説明する。上記の通り、表示制御装置100は、ステップS13で特定した路線経路(特定経路)に含まれる各路線について、移動に関する所定の条件情報に応じたスコアを算出する。例えば、表示制御装置100は、所定の条件情報に応じたスコアとして、路線上における所定の運行車両に乗車した際の快適さの度合いを示す快適さスコアを算出し、快適さスコアに基づく情報を表示させる。例えば、表示制御装置100は、快適さスコアが所定値より高い場合には、快適さスコアに基づく情報として、所定の運行車両に乗車した際の乗り心地に関する情報を表示させる。
図1の例では、表示制御装置100は、AA路線における快速K1に乗車した際の快適さの度合いを示す快適さスコアを算出する。例えば、表示制御装置100は、図10に示す快適−利便性情報記憶部123を参照し、AA路線における快速K1に乗車した際の快適さの度合いを示す快適さスコアを算出する。
ここで、図10を用いて快適−利便性情報記憶部123について説明する。図10は、実施形態にかかる快適−利便性情報記憶部123の一例を示す図である。図10の例では、快適−利便性情報記憶部123は、「対象路線」、「普通車両」、「快速車両」、「特急車両」といった項目を有する。「普通車両」、「快速車両」、「特急車両」には、それぞれ「快適さスコア」、「利便性スコア」といった項目が含まれる。
「対象路線」は、「快適さスコア」または「利便性スコア」が算出される対象となる路線を識別する識別情報を示す。「対象路線」は、例えば、「路線ID」や「路線名」で示されることができる。「対象路線」および「普通車両」で特定される「快適さスコア」は、「対象路線」で利用される「普通車両」の「快適さスコア」を示す。「対象路線」および「普通車両」で特定される「利便性スコア」は、「対象路線」で利用される「普通車両」の「利便性スコア」を示す。「快速車両」および「特急車両」についても、かかる例に倣って説明がつくので省略する。
すなわち、図10の例では、AA線を走る普通車両の快適さスコアは「6」であり、AA線を走る普通車両の利便性スコアは「6」である例を示す。
図10に示す快適−利便性情報記憶部123の例を用いると、表示制御装置100は、AA路線における快速K1(快速車両)に乗車した際の快適さの度合いを示す快適さスコア「6」を算出する。
また、図1の例では、表示制御装置100は、AB路線における快速K2に乗車した際の快適さの度合いを示す快適さスコア算出する。例えば、表示制御装置100は、図10に示す快適−利便性情報記憶部123を参照し、AB路線における快速K2に乗車した際の快適さの度合いを示す快適さスコア算出する。図10に示す快適−利便性情報記憶部123の例を用いると、表示制御装置100は、AB路線における快速K2(快速車両)に乗車した際の快適さの度合いを示す快適さスコア「8」を算出する。
次に、表示制御装置100は、経路案内ページを生成するが、快適さスコアが所定値より高い路線が存在する場合には、当該路線において快適さスコアが算出される対象となった車両に乗車した際の乗り心地に関する情報が表示されるような経路案内ページを生成する。ここで、快適さスコアに対応する所定値が「7」であることが予め設定されていると、上記例では、AB線の快速K2を対象に快適さスコア「8」が算出されている。したがって、表示制御装置100は、快速K2に乗車した際の乗り心地に関する情報J11cが表示されるような経路案内ページP11cを生成する。
ここからは、経路案内ページP11cがどのようなものか図4を用いて説明する。図4は、実施形態にかかる経路案内ページ(3)の一例を示す図である。図4の例によると、経路案内ページP11cには、AB線において快速K2に乗車した際の乗り心地に関する情報J11cが表示される。例えば、経路案内ページP11cには、「こちらの列車ではゆったりとした独立シートで快適にお過ごしいただけます。」といった文言を含む快適さ情報J11cが表示される。
このように、実施形態にかかる表示制御装置100は、快適さスコアが所定値より高い場合には、当該快適さスコアに基づく情報として、快適さスコアが所定値より高い車両に乗車した際の乗り心地に関する情報を表示させる。これにより、例えば、ユーザが旅行者である場合に、快適に移動できるような車両が走る路線を選択できるようになる。すなわち、実施形態にかかる表示制御装置100は、経路案内ページにおいて、今回は乗り心地のよい車両が来る旨の付加情報を表示させることができるため、路線案内に対するユーザの満足度を高めることができる。
〔2−4.表示制御処理の一例(利便性スコアについて)〕
次に、利便性スコアに関する表示制御処理について説明する。上記の通り、表示制御装置100は、ステップS13で特定した路線経路(特定経路)に含まれる各路線について、移動に関する所定の条件情報に応じたスコアを算出する。例えば、表示制御装置100は、所定の条件情報に応じたスコアとして、路線上における所定の運行車両に乗車した際の利便性の度合いを示す利便性スコアを算出し、利便性スコアに基づく情報を表示させる。例えば、表示制御装置100は、利便性スコアが所定値より高い場合には、利便性スコアに基づく情報として、所定の運行車両でのサービスまたは周辺機器に関する情報を表示させる。
図1の例では、表示制御装置100は、AA路線における快速K1に乗車した際の利便性の度合いを示す利便性スコア算出する。例えば、表示制御装置100は、図10に示す快適−利便性情報記憶部123を参照し、AA路線における快速K1に乗車した際の利便性の度合いを示す利便性スコア算出する。図10に示す快適−利便性情報記憶部123の例を用いると、表示制御装置100は、AA路線における快速K1(快速車両)に乗車した際の利便性の度合いを示す利便性スコア「6」を算出する。
また、図1の例では、表示制御装置100は、AB路線における快速K2に乗車した際の利便性の度合いを示す利便性スコア算出する。例えば、表示制御装置100は、図10に示す快適−利便性情報記憶部123を参照し、AB路線における快速K2に乗車した際の利便性の度合いを示す利便性スコア算出する。図10に示す快適−利便性情報記憶部123の例を用いると、表示制御装置100は、AB路線における快速K2(快速車両)に乗車した際の利便性の度合いを示す利便性スコア「8」を算出する。
次に、表示制御装置100は、経路案内ページを生成するが、利便性スコアが所定値より高い路線が存在する場合には、当該路線において快適さスコアが算出される対象となった車両でのサービスまたは周辺機器に関する情報が表示されるような経路案内ページを生成する。ここで、利便性スコアに対応する所定値が「7」であることが予め設定されていると、上記例では、AB線の快速K2を対象に利便性スコア「8」が算出されている。したがって、表示制御装置100は、快速K2でのサービスまたは周辺機器に関する情報J11dが表示されるような経路案内ページP11dを生成する。
ここからは、経路案内ページP11dがどのようなものか図5を用いて説明する。図5は、実施形態にかかる経路案内ページ(4)の一例を示す図である。図5の例によると、経路案内ページP11dには、AB線における快速K2でのサービスまたは周辺機器に関する情報J11dが表示される。例えば、経路案内ページP11dには、「こちらの列車では各シートにコンセントが設けられており、WiFi(登録商標)も完備されております。」といった文言を含む利便性情報J11dが表示される。
このように、実施形態にかかる表示制御装置100は、利便性スコアが所定値より高い場合には、当該利便性スコアに基づく情報として、利便性スコアが所定値より高い車両に乗車でのサービスまたは周辺機器に関する情報を表示させる。これにより、例えば、ユーザがビジネスマンである場合に、車内でも仕事ができるような車両が走る路線を選択できるようになる。すなわち、実施形態にかかる表示制御装置100は、経路案内ページにおいて、例えば今回はビジネス向けの車両が来る旨の付加情報を表示させることができるため、路線案内に対するユーザの満足度を高めることができる。
〔3.表示制御装置の構成〕
次に、図7を用いて、実施形態にかかる表示制御装置100について説明する。図7は、実施形態にかかる表示制御装置100の構成例を示す図である。図7に示すように、表示制御装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。例えば、表示制御装置100は、図1〜図5で説明した表示制御処理を行うサーバ装置である。
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、例えば、端末装置10、外部装置30との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子またはハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、時刻表情報記憶部121と、景観情報記憶部122と、快適−利便性情報記憶部123とを有する。景観情報記憶部122および快適−利便性情報記憶部123については説明済みであるため、ここでは詳細な説明を省略する。
(時刻表情報記憶部121について)
時刻表情報記憶部121は、時刻表に関する情報を記憶する。例えば、時刻表情報記憶部121は、路線に含まれる駅毎に、到着予定時刻と当該到着予定時刻に来る車両の車両種別とを対応付けて記憶する。ここで、図8に実施形態にかかる時刻表情報記憶部121の一例を示す。図8の例では、時刻表情報記憶部121は、「路線ID」、「路線名」、「時刻表情報」といった項目を有する。
「路線ID」は、路線を識別する識別情報を示す。「路線名」は、対応する「路線ID」によって識別される路線の路線名を示す。「時刻表情報」は、対応する「路線ID」によって識別される路線に含まれる駅毎に、到着予定時刻と当該到着予定時刻に来る車両の車両種別とが対応付けられた時刻テーブルである。
すなわち、図7の例では、路線ID「L1」によって識別されるAA線での時刻表情報が「TBDA1」である例を示す。
(制御部130について)
制御部130は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、表示制御装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図8に示すように、制御部130は、受信部131と、経路特定部132と、算出部133と、表示制御部134と、配信部135とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図8に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図8に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(受信部131について)
受信部131は、各種情報を受信する。例えば、受信部131は、端末装置10から路線検索のための検索条件を受信する。例えば、受信部131は、出発駅、到着駅、時刻を指定する検索条件を受信する。また、受信部131は、受信した検索条件を経路特定部132に出力する。
(経路特定部132について)
経路特定部132は、検索条件を用いて検索を行うことにより、検索条件を満たす情報を特定(検索)する。例えば、経路特定部132は、検索条件を用いた路線検索により、検索条件を満たす路線経路を特定する。また、経路特定部132は、特定した経路(特定経路)に含まれる各路線について、検索条件を満たす車両(車両種別)を特定する。図1の例では、経路特定部132は、検索条件を満たす路線経路として、京都駅−大阪駅間を結ぶ「AA線」と、大阪駅−西九条駅間を結ぶAB線を特定している。また、経路特定部132は、検索条件を満たす車両として、AA線において京都駅「14時00分発」−大阪駅「14時28分着」の「快速K1」と、AB線において大阪駅「14時38分発」−西九条駅「14時43分着」の「快速K2」とを特定している。
(算出部133について)
算出部133は、移動に関する所定の条件情報に応じたスコアを路線毎に算出する。例えば、算出部133は、所定の条件情報に応じたスコアとして、路線上における所定の運行車両の乗車に関する条件情報に応じたスコアを算出する。例えば、算出部133は、乗車に関する条件情報に応じたスコアとして、路線上における所定の駅において所定の運行車両に乗り遅れた場合に起こり得るリスクの度合いを示すリスクスコアを算出する。例えば、算出部133は、所定の駅での時刻表情報に基づいて、リスクスコアを算出する。
例えば、処理対象の路線が平常運転の場合には、算出部133は、時刻表情報に基づいて、検索条件を満たす直近の車両が処理対象の路線における利用候補駅に到着する到着予定時刻と、直近の車両の次の車両が利用候補駅に到着する到着予定時刻との時間間隔を算出する。そして、算出部133は、算出した時間間隔に応じたリスクスコアを算出する。例えば、算出部133は、算出した時間間隔が長い程より高いリスクスコアを算出する。
一方、例えば、処理対象の路線が遅延している場合には、算出部133は、遅延により発生している遅れ時分を取得(算出)し、取得した遅れ時分に応じて、平常運転時のリスクスコアを補正する。例えば、算出部133は、遅れ時分が長い程より高い重み値を用いて、平常運転時のリスクスコアを補正(重み付け)する。
なお、算出部133は、処理対象の路線が遅延している場合には、遅れ時分に基づいて、検索条件を満たす直近の車両が処理対象の路線における利用候補駅に到着する到着予定時刻と、直近の車両の次の車両が利用候補駅に到着する到着予定時刻とを予測する。そして、算出部133は、予測した各時刻の時間間隔に応じたリスクスコアを算出してもよい。
図1の例では、算出部133は、AA線における利用候補駅である「京都駅」において、快速K1に乗り遅れた場合に起こり得る時間的リスクの度合いを示すリスクスコア(第1リスクスコア)を算出している。また、図1の例では、算出部133は、AB線における利用候補駅である「大阪駅」において、快速K2に乗り遅れた場合に起こり得る時間的リスクの度合いを示すリスクスコア(第2リスクスコア)を算出している。
また、算出部133は、所定の条件情報に応じたスコアとして、路線周辺の景観の良さの度合いを示す景観スコアを算出する。例えば、算出部133は、検索条件を満たす処理対象の路線周辺の景観の良さの度合いを示す景観スコアを算出する。例えば、算出部133は、図9に示す景観情報記憶部122を参照し、処理対象の路線線周辺の景観の良さの度合いを示す景観スコアを、処理対象の路線における駅間毎に算出する。
図1の例では、算出部133は、AA線について、ST11駅〜ST12駅間の景観スコア「2」、ST12駅〜ST13駅間の景観スコア「2」、ST13駅〜ST14駅間の景観スコア「2」をそれぞれ算出している。また、図1の例では、算出部133は、AB線について、ST21駅〜ST22駅間の景観スコア「8」、ST22駅〜ST23駅間の景観スコア「4」、ST23駅〜ST24駅間の景観スコア「4」をそれぞれ算出している。
また、算出部133は、所定の条件情報に応じたスコアとして、路線上における所定の運行車両に乗車した際の快適さの度合いを示す快適さスコアを算出する。例えば、、算出部133は、検索条件を満たす処理対象の路線を対象として、検索条件を満たす直近の車両に乗車した際の快適さの度合いを示す快適さスコアを算出する。例えば、算出部133は、図10に示す快適−利便性情報記憶部123を参照し、直近の車両に乗車した際の快適さの度合いを示す快適さスコア算出する。
図1の例では、算出部133は、AA路線における快速K1(快速車両)に乗車した際の快適さの度合いを示す快適さスコアを算出している。また、図1の例では、算出部133は、AB路線における快速K2に乗車した際の快適さの度合いを示す快適さスコア算出している。
また、算出部133は、所定の条件情報に応じたスコアとして、路線上における所定の運行車両に乗車した際の利便性の度合いを示す利便性スコアを算出する。例えば、、算出部133は、検索条件を満たす処理対象の路線を対象として、検索条件を満たす直近の車両に乗車した際の利便性の度合いを示す利便性スコアを算出する。例えば、算出部133は、図10に示す快適−利便性情報記憶部123を参照し、直近の車両に乗車した際のr弁性の度合いを示す快適さスコア算出する。
図1の例では、算出部133は、AA路線における快速K1(快速車両)に乗車した際の利便性の度合いを示す利便性スコア算出している。また、図1の例では、算出部133は、AB路線における快速K2(快速車両)に乗車した際の利便性の度合いを示す利便性スコア算出している。
(表示制御部134について)
表示制御部134は、算出部133により算出されたスコアに基づく情報を表示させる。例えば、表示制御部134は、乗車に関する条件情報に応じたスコアに基づく情報を表示させる。例えば、表示制御部134は、乗車に関する条件情報に応じたスコア(リスクスコア)が所定値より高い場合には、リスクスコアに基づく情報として、所定の駅において所定の運行車両に乗り遅れた場合に損失され得る時間に関する時間情報を表示させる。第1リスクスコア「RSC1」は所定値より低く、第2リスクスコア「RSC2」は所定値より高い図1の例によると、表示制御部134は、第2リスクスコア「RSC2」に基づく情報として、大阪駅において快速K2に乗り遅れた場合に損失され得る時間に関する時間情報J11aが警告表示されるような経路案内ページP11aを生成する。例えば、表示制御部134は、「こちらの列車に乗り遅れてしまいますと、次の列車が当駅に来るのは2時間後となります。ご注意ください。」といった文言を含む時間情報J11aが警告表示される経路案内ページP11aを生成する。
また、表示制御部134は、景観スコアに基づく情報を表示させる。例えば、表示制御部134は、景観スコアが所定値より高い場合には、当該景観スコアに基づく情報として、所定の路線を利用した場合に車両から観ることのできる景観に関する情報を表示させる。AB線のST21駅〜ST22駅間について景観スコア「8」が算出された図1の例では、表示制御部134は、景観スコアが所定値より高い駅区間を含むAB線を利用した場合に車両から観ることのできる景観に関する景観情報J11bが表示されるような経路案内ページP11bを生成する。例えば、表示制御部134は、「こちらの列車にご乗車いただけますと、ST21駅からST22駅の区間で美しい景観をご覧いただけます。」といった文言を含む景観情報J11bが表示される経路案内ページP11bを生成する。
また、表示制御部134は、快適さスコアに基づく情報を表示させる。例えば、表示制御部134は、快適さスコアが所定値より高い場合には、当該快適さスコアに基づく情報として、所定の運行車両に乗車した際の乗り心地に関する情報を表示させ。AB線の快速K2を対象に快適さスコア「8」が算出された図1の例では、表示制御部134は、快速K2に乗車した際の乗り心地に関する情報J11cが表示されるような経路案内ページP11cを生成する。例えば、表示制御部134は、「こちらの列車ではゆったりとした独立シートで快適にお過ごしいただけます。」といった文言を含む快適さ情報J11cが表示される経路案内ページP11cを生成する。
また、表示制御部134は、利便性スコアに基づく情報を表示させる。例えば、表示制御部134は、利便性スコアが所定値より高い場合には、当該利便性スコアに基づく情報として、所定の運行車両でのサービスまたは周辺機器に関する情報を表示させる。AB線の快速K2を対象に利便性スコア「8」が算出された図1の例では、表示制御部134は、快速K2でのサービスまたは周辺機器に関する情報J11dが表示されるような経路案内ページP11dを生成する。例えば、表示制御部134は、「こちらの列車では各シートにコンセントが設けられており、WiFi(登録商標)も完備されております。」といった文言を含む利便性情報J11dが表示される経路案内ページP11dを生成する。
(配信部135について)
配信部135は、表示制御部134により表示制御(生成)されたページを端末装置10に配信する。例えば、配信部135は、表示制御部134により表示制御(生成)された経路案内ページを、検索条件送信元の端末装置10に配信する。
〔4.処理手順〕
次に、図11を用いて、実施形態にかかる表示制御処理の手順について説明する。図11は、実施形態にかかる表示制御処理手順を示すフローチャートである。
まず、受信部131は、検索条件を受信したかなかを判定する(ステップ101)。受信部131は、検索条件を受信していない場合には(ステップ101;No)、検索条件を受信するまで待機する。経路特定部132は、検索条件が受信された場合には(ステップ101;Yes)、検索条件を用いた検索による特定処理を行う(ステップS102)。例えば、経路特定部132は、検索条件を用いた路線検索により、検索条件を満たす路線経路を特定する。また、経路特定部132は、特定した経路(特定経路)に含まれる各路線について、検索条件を満たす車両(車両種別)を特定する。
次に、算出部133は、特定経路に含まれる各路線について、移動に関する所定の条件情報に応じたスコアを算出する(ステップS103)。例えば、算出部133は、移動に関する所定の条件情報に応じたスコアとして、リスクスコア、景観スコア、快適さスコア、利便性スコアを算出する。
次に、表示制御部134は、ステップS103で算出されたスコアに基づく情報が表示されるような経路案内ページを生成する(ステップS104)。そして、配信部135は、表示制御部134により表示制御(生成)された経路案内ページを、検索条件送信元の端末装置10に配信する(ステップS105)。
〔5.変形例〕
上記実施形態にかかる表示制御装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、表示制御装置100の他の実施形態について説明する。
〔5−1.ユーザ属性に基づく情報の出し分け〕
上記実施形態によると、表示制御装置100は、移動に関する所定の条件情報に応じたスコアを路線毎に算出し、算出したスコアが所定値より高ければ、とにかくこのスコアに基づく情報を表示させていた。しかし、表示制御装置100は、ユーザ属性を考慮したスコアを算出することで、ユーザ属性に応じてスコアに基づく情報の出し分けを行ってもよい。具体的には、算出部133は、移動に関する所定の条件情報に応じたスコアを路線毎に算出する。そして、算出部133は、ユーザの属性情報に基づいて、この算出したスコアを補正する。例えば、算出部133は、ユーザの属性情報と算出したスコアとの関係性に応じて、この算出したスコアを補正する。そして、表示制御部134は、補正後のスコアが所定値より高い場合には、補正後のスコアに基づく情報を表示させる。この点について、景観スコアを例に説明する。
図1の例では、算出部133は、ユーザU1から検索条件が受信されたことに応じて、景観スコアを算出している。具体的には、算出部133は、AA線を対象にST11駅〜ST12駅間の景観スコア「2」、ST12駅〜ST13駅間の景観スコア「2」、ST13駅〜ST14駅間の景観スコア「2」をそれぞれ算出し、また、AB線を対象に、T21駅〜ST22駅間の景観スコア「8」、ST22駅〜ST23駅間の景観スコア「4」、ST23駅〜ST24駅間の景観スコア「4」をそれぞれ算出している。そして、表示制御部134は、AB線のST21駅〜ST22駅間について所定値(例えば7)以上の景観スコア「8」が算出されているために、AB線を利用した場合に車両から観ることのできる景観に関する景観情報J11bが表示されるような経路案内ページP11bを生成している。
ここで、算出部133は、例えば、上記のように景観スコアを算出した段階で、ユーザU1の属性情報を取得する。例えば、算出部133は、AB線での移動にかかる属性情報を取得する。例えば、算出部133は、ユーザU1がビジネス(例えば、通勤)目的での移動でAB線を利用していることを示す属性情報「ビジネスマン」を取得したとする。通勤でAB線を利用しているユーザU1にとってはAB線での景観は日常的な景色であるため、このようなユーザU1にとっては景観情報J11bの表示は不要である可能性が高い。すなわち、属性情報「ビジネスマン」と、景観スコアとは相反する関係性にあるといえる。
このような場合、算出部133は、普通であれば表示される景観情報J11bが表示されないよう、景観情報J11bが表示される要因となっている景観スコア、つまりST21駅〜ST22駅間に対応する景観スコア「8」を所定値(例えば7)よりも下げる補正(例えば、重み付け)を景観スコア「8」に対して行う。例えば、算出部133が景観スコア「8」を景観スコア「4」まで下げる補正を行ったとすると、表示制御部134は、景観情報J11bが表示されず、単に経路案内だけが含まれる経路案内ページP11bを生成する。また、配信部135は、生成された経路案内ページP11bをユーザU1に配信する。かかる例では、ユーザU1にとって不要と考えられる景観情報J11bが表示されないため、表示制御装置100は、不要な情報が表示されることにより、ユーザU1の心象が悪化することを事前に防止することができる。
一方、算出部133は、ユーザU1が旅行目的での移動でAB線を利用していることを示す属性情報「旅行者」を取得したとする。旅行でAB線を利用しているユーザU1にとってはAB線での景観に関する情報は重要な情報といえるため、このようなユーザU1にとっては景観情報J11bの表示は重必要である可能性が高い。すなわち、属性情報「旅行者」と、景観スコアとは親和性が高い関係にあるといえる。
このような場合、算出部133は、景観情報J11bが表示されるよう、景観情報J11bが表示される要因となっている景観スコア、つまりST21駅〜ST22駅間に対応する景観スコア「8」に対して補正を行わない。そうすると、表示制御部134は、景観情報J11bが表示されるような経路案内ページP11bを生成する。なお、算出部133は、旅行客であるユーザU1に景観情報J11bが提示されるには十分に高い景観スコア(例えば、景観スコア「8」)が算出されている状態で、所定値が9に設定されている場合、景観スコア「8」を景観スコア「9(あるいは10)」まで上げる補正を行ってもよい。そして、配信部135は、生成された経路案内ページP11bをユーザU1に配信する。かかる例では、ユーザU1にとって必要と考えられる景観情報J11bが表示されるため、表示制御装置100は、路線案内に対するユーザU1の満足度を高めることができる。
〔6.ハードウェア構成〕
また、上記実施形態にかかる表示制御装置100は、例えば図12に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図12は、表示制御装置100の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、および、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、通信網50を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを、通信網50を介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを、入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態にかかる表示制御装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部120内のデータが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを、記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、通信網50を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔7.その他〕
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
以上、本願の実施形態をいくつかの図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 表示制御システム
10 端末装置
30 外部装置
100 表示制御装置
120 記憶部
121 時刻表情報記憶部
122 景観情報記憶部
123 快適−利便性情報記憶部
130 制御部
131 受信部
132 経路特定部
133 算出部
134 表示制御部
135 配信部

Claims (16)

  1. 移動に関する所定の条件情報に応じたスコアを路線毎に算出する算出部と、
    前記算出部により算出されたスコアに基づく情報を表示させる表示制御部と
    を有することを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記算出部は、前記所定の条件情報に応じたスコアとして、前記路線上における所定の運行車両の乗車に関する条件情報に応じたスコアを算出し、
    前記表示制御部は、前記乗車に関する条件情報に応じたスコアに基づく情報を表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記算出部は、前記乗車に関する条件情報に応じたスコアとして、前記路線上における所定の駅において前記所定の運行車両に乗り遅れた場合に起こり得るリスクの度合いを示すリスクスコアを算出する
    ことを特徴とする請求項2に記載の表示制御装置。
  4. 前記算出部は、前記所定の駅での時刻表情報に基づいて、前記リスクスコアを算出する
    ことを特徴とする請求項3に記載の表示制御装置。
  5. 前記表示制御部は、前記乗車に関する条件情報に応じたスコアが所定値より高い場合には、当該スコアに基づく情報として、前記所定の駅において前記所定の運行車両に乗り遅れた場合に損失され得る時間に関する時間情報を表示させる
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の表示制御装置。
  6. 前記算出部は、前記所定の条件情報に応じたスコアとして、前記路線周辺の景観の良さの度合いを示す景観スコアを算出し、
    前記表示制御部は、前記景観スコアに基づく情報を表示させる
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の表示制御装置。
  7. 前記表示制御部は、前記景観スコアが所定値より高い場合には、当該スコアに基づく情報として、前記路線を利用した場合に車両から観ることのできる景観に関する情報を表示させる
    ことを特徴とする請求項6に記載の表示制御装置。
  8. 前記算出部は、前記所定の条件情報に応じたスコアとして、前記路線上における所定の運行車両に乗車した際の快適さの度合いを示す快適さスコアを算出し、
    前記表示制御部は、前記快適さスコアに基づく情報を表示させる
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の表示制御装置。
  9. 前記表示制御部は、前記快適さスコアが所定値より高い場合には、当該スコアに基づく情報として、前記所定の運行車両に乗車した際の乗り心地に関する情報を表示させる
    ことを特徴とする請求項8に記載の表示制御装置。
  10. 前記算出部は、前記所定の条件情報に応じたスコアとして、前記路線上における所定の運行車両に乗車した際の利便性の度合いを示す利便性スコアを算出し、
    前記表示制御部は、前記利便性スコアに基づく情報を表示させる
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の表示制御装置。
  11. 前記表示制御部は、前記利便性スコアが所定値より高い場合には、当該スコアに基づく情報として、前記所定の運行車両でのサービスまたは周辺機器に関する情報を表示させる
    ことを特徴とする請求項10に記載の表示制御装置。
  12. 前記算出部は、ユーザによる路線検索に対応する検索結果としての路線情報に含まれる路線毎に、前記所定の条件情報に応じたスコアを算出する
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1つに記載の表示制御装置。
  13. 前記算出部は、ユーザの属性情報に基づいて、前記算出されたスコアを補正し、
    前記表示制御部は、補正後の前記スコアが所定値より高い場合には、補正後の前記スコアに基づく情報を表示させる
    ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1つに記載の表示制御装置。
  14. 前記算出部は、ユーザの属性情報と前記算出されたスコアとの関係性に応じて、前記算出されたスコアを補正する
    ことを特徴とする請求項13に記載の表示制御装置。
  15. 表示制御装置が実行する表示制御方法であって、
    移動に関する所定の条件情報に応じたスコアを路線毎に算出する算出工程と、
    前記算出工程により算出されたスコアに基づく情報を表示させる表示制御工程と
    を含むことを特徴とする表示制御方法。
  16. 移動に関する所定の条件情報に応じたスコアを路線毎に算出する算出手順と、
    前記算出手順により算出されたスコアに基づく情報を表示させる表示制御手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
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