JP2019109184A - 流量演算装置、流量演算方法および流量制御装置 - Google Patents
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Abstract
Description
但し、Aは定数。
本出願人は、先に、弁体の開度および弁体の前後差圧の両方あるいは何れか一方に基づいて、その時の弁軸のねじれ量に対応する補正値を求め、この求めた補正値を用いて弁開度実測値を補正することにより、弁体の実際の開度(弁開度実値)と弁軸の回転位置から検出される弁体の開度(弁開度実測値)との間に発生する誤差を無くすことを考えた(特許文献5参照)。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1はこの発明に係る流量演算装置を用いた空調制御システムの一例を示す計装図である。
図2はこの空調制御システムに用いられている流量制御バルブ208の要部を示す図である。流量制御バルブ208は、弁本体1−1と、この弁本体1−1に取り付けられたアクチュエータ1−2とで構成されている。この例において、流量制御バルブ208としては、図14に示したタイプ(流量調整窓が上流側に設けられているタイプ)が用いられている。
図2に示した例(実施の形態1)では、補正テーブル記憶部10Dに記憶させる補正テーブルを1つとしているが、図6に実施の形態2として示すように、弁開度の変更方向を考慮し、閉方向変更用の補正テーブル(第1の補正テーブル)TA1(図7A参照)と開方向変更用の補正テーブル(第2の補正テーブル)TA2(図7B参照)の2つの補正テーブルを補正テーブル記憶部10Dに記憶させるようにしてもよい。
θ:ねじれ角、T:トルク、I:部材長さ、G:横弾性係数、Ip:断面二次極モーメント。
以上、実施の形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の技術思想の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
Claims (13)
- 流路を流れる流体の流量を演算する流量演算装置において、
前記流体が通過する通路を備えた弁体によりその流量が調整される前記流体の圧力を内圧として検出するように構成された内圧検出部と、
前記弁体の通路に設けられた流量調整窓の前後の流体の圧力差を差圧として取得するように構成された差圧取得部と、
前記弁体に結合された弁軸の回転位置から検出される前記弁体の開度を弁開度実測値とし、前記内圧検出部によって検出された内圧からその時の前記弁軸のねじれ量に対応する補正値を求め、この補正値を用いて前記弁開度実測値を補正するように構成された弁開度補正部と、
前記弁開度補正部によって補正された弁開度と前記差圧取得部によって取得された差圧とに基づいて前記流路を流れる流体の流量を算出するように構成された流量算出部と
を備えることを特徴とする流量演算装置。 - 請求項1に記載された流量演算装置において、
前記内圧検出部は、
前記流量調整窓の前後の流体の圧力の内、前記弁軸がある方の圧力を前記内圧として検出する
ことを特徴とする流量演算装置。 - 請求項1に記載された流量演算装置において、
前記流量調整窓は、
前記弁体の通路の上流側に設けられており、
前記内圧検出部は、
前記弁体の下流側の流路内の流体の圧力を前記内圧として検出する
ことを特徴とする流量演算装置。 - 請求項1に記載された流量演算装置において、
前記流量調整窓は、
前記弁体の通路の下流側に設けられており、
前記内圧検出部は、
前記弁体の上流側の流路内の流体の圧力を前記内圧として検出する
ことを特徴とする流量演算装置。 - 流路を流れる流体の流量を演算する流量演算方法において、
前記流体が通過する通路を備えた弁体によりその流量が調整される前記流体の圧力を内圧として検出する内圧検出ステップと、
前記弁体の通路に設けられた流量調整窓の前後の流体の圧力差を差圧として取得する差圧取得ステップと、
前記弁体に結合された弁軸の回転位置から検出される前記弁体の開度を弁開度実測値として取得する弁開度取得ステップと、
前記内圧検出ステップによって検出された内圧からその時の前記弁軸のねじれ量に対応する補正値を求め、この補正値を用いて前記弁開度実測値を補正する弁開度補正ステップと、
前記弁開度補正ステップによって補正された弁開度と前記差圧取得ステップによって取得された差圧とに基づいて前記流路を流れる流体の流量を算出する流量算出ステップと
を備えることを特徴とする流量演算方法。 - 流路を流れる流体の流量を制御する流量制御装置において、
前記流体が通過する通路を備えた弁体によりその流量が調整される前記流体の圧力を内圧として検出するように構成された内圧検出部と、
前記弁体の通路に設けられた流量調整窓の前後の流体の圧力差を差圧として取得するように構成された差圧取得部と、
前記弁体に結合された弁軸の回転位置から検出される前記弁体の開度を弁開度実測値とし、前記内圧検出部によって検出された内圧からその時の前記弁軸のねじれ量に対応する補正値を求め、この補正値を用いて前記弁開度実測値を補正するように構成された弁開度補正部と、
前記弁開度補正部によって補正された弁開度と前記差圧取得部によって取得された差圧とに基づいて前記流路を流れる流体の流量を算出するように構成された流量算出部と、
前記流量算出部によって算出される流体の流量を計測流量とし、この計測流量が設定流量に一致するように前記弁軸の回転量を制御するように構成された弁開度制御部と
を備えることを特徴とする流量制御装置。 - 請求項1〜4の何れか1項に記載された流量演算装置において、
前記内圧に対応してその時の前記弁軸のねじれ量に対応する補正値を定めた補正テーブルを記憶する補正テーブル記憶部を備え、
前記弁開度補正部は、
前記内圧検出部によって検出された内圧に対応する補正値を前記補正テーブルから取得し、この取得した補正値を用いて前記弁開度実測値を補正する
ことを特徴とする流量演算装置。 - 請求項1〜4の何れか1項に記載された流量演算装置において、
前記弁開度補正部は、
前記内圧検出部によって検出された内圧から前記弁軸に発生するトルク値を求め、このトルク値を所定の演算式に代入してその時の前記弁軸のねじれ量に対応する補正値を求め、この求めた補正値を用いて前記弁開度実測値を補正する
ことを特徴とする流量演算装置。 - 流路を流れる流体の流量を演算する流量演算装置において、
前記流体が通過する通路を備えた弁体によりその流量が調整される前記流体の圧力を内圧として検出するように構成された内圧検出部と、
前記弁体の通路に設けられた流量調整窓の前後の流体の圧力差を差圧として取得するように構成された差圧取得部と、
前記弁体に結合された弁軸の回転位置から検出される前記弁体の開度を弁開度実測値とし、前記弁体の開度の変更方向を判断し、前記内圧検出部によって検出された内圧および前記判断した弁開度の変更方向からその時の前記弁軸のねじれ量に対応する補正値を求め、この補正値を用いて前記弁開度実測値を補正するように構成された弁開度補正部と、
前記弁開度補正部によって補正された弁開度と前記差圧取得部によって取得された差圧とに基づいて前記流路を流れる流体の流量を算出するように構成された流量算出部と
を備えることを特徴とする流量演算装置。 - 流路を流れる流体の流量を演算する流量演算方法において、
前記流体が通過する通路を備えた弁体によりその流量が調整される前記流体の圧力を内圧として検出する内圧検出ステップと、
前記弁体の通路に設けられた流量調整窓の前後の流体の圧力差を差圧として取得する差圧取得ステップと、
前記弁体に結合された弁軸の回転位置から検出される前記弁体の開度を弁開度実測値として取得する弁開度取得ステップと、
前記弁体の開度の変更方向を判断する弁開度変更方向判断ステップと、
前記内圧検出ステップによって検出された内圧および前記弁開度変更方向判断ステップによって判断された弁開度の変更方向からその時の前記弁軸のねじれ量に対応する補正値を求め、この補正値を用いて前記弁開度実測値を補正する弁開度補正ステップと、
前記弁開度補正ステップによって補正された弁開度と前記差圧取得ステップによって取得された差圧とに基づいて前記流路を流れる流体の流量を算出する流量算出ステップと
を備えることを特徴とする流量演算方法。 - 流路を流れる流体の流量を制御する流量制御装置において、
前記流体が通過する通路を備えた弁体によりその流量が調整される前記流体の圧力を内圧として検出するように構成された内圧検出部と、
前記弁体の通路に設けられた流量調整窓の前後の流体の圧力差を差圧として取得するように構成された差圧取得部と、
前記弁体に結合された弁軸の回転位置から検出される前記弁体の開度を弁開度実測値とし、前記弁体の開度の変更方向を判断し、前記内圧検出部によって検出された内圧および前記判断した弁開度の変更方向からその時の前記弁軸のねじれ量に対応する補正値を求め、この補正値を用いて前記弁開度実測値を補正するように構成された弁開度補正部と、
前記弁開度補正部によって補正された弁開度と前記差圧取得部によって取得された差圧とに基づいて前記流路を流れる流体の流量を算出するように構成された流量算出部と、
前記流量算出部によって算出される流体の流量を計測流量とし、この計測流量が設定流量に一致するように前記弁軸の回転量を制御する弁開度制御部と
を備えることを特徴とする流量制御装置。 - 請求項9に記載された流量演算装置において、
前記内圧と前記弁体の開度の変更方向との組み合わせに対応してその時の前記弁軸のねじれ量に対応する補正値を定めた補正テーブルを記憶する補正テーブル記憶部を備え、
前記弁開度補正部は、
前記補正テーブルから前記内圧検出部によって検出された内圧と前記判断した弁開度の変更方向との組み合わせに対応した補正値を取得し、この取得した補正値を用いて前記弁開度実測値を補正する
ことを特徴とする流量演算装置。 - 請求項9に記載された流量演算装置において、
前記弁開度補正部は、
前記内圧検出部によって検出された内圧から前記弁軸に発生するトルク値を求め、前記弁体の開度の変更方向を判断し、前記トルク値、および前記判断した弁開度の変更方向を所定の演算式に代入してその時の前記弁軸のねじれ量に対応する補正値を求め、この求めた補正値を用いて前記弁開度実測値を補正する
ことを特徴とする流量演算装置。
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JP2017243697A JP6940396B2 (ja) | 2017-12-20 | 2017-12-20 | 流量演算装置、流量演算方法および流量制御装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN116291312A (zh) * | 2023-05-19 | 2023-06-23 | 陕西航天泵阀科技集团有限公司 | 开关井计量节流装置 |
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2017
- 2017-12-20 JP JP2017243697A patent/JP6940396B2/ja active Active
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CN116291312A (zh) * | 2023-05-19 | 2023-06-23 | 陕西航天泵阀科技集团有限公司 | 开关井计量节流装置 |
CN116291312B (zh) * | 2023-05-19 | 2023-08-04 | 陕西航天泵阀科技集团有限公司 | 开关井计量节流装置 |
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