JP2019109026A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】庫内に収容された個々の食品の量を、簡易な構成によって認識することができる冷蔵庫を提供する。【解決手段】冷蔵庫に備えられた制御ユニット100は、複数のカメラ60a,60bにより撮像された同一の対象食品の画像間の視差に基づいて、対象食品のサイズを認識する食品サイズ認識部112と、食品サイズ認識部112により認識された対象食品のサイズに基づいて、対象食品の量を認識する食品量認識部114とを備えている。【選択図】図6

Description

本発明は、冷蔵庫に関する。
従来、冷蔵室に収容された食品をカメラにより撮像して、撮像画像から個々の食品の画像を抽出し、連続する2つの時点における撮像画像から抽出した食品の画像を比較して入庫/出庫を判別して、画像を保存するようにした冷蔵庫が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された冷蔵庫においては、食品画像データベースに記憶された情報を参照して、カメラによる撮像画像から抽出された各食品の画像に基づいて、冷蔵室に入出庫された食品の種類及び量を識別している。
特開2016−200380号公報
上記特許文献1に記載された冷蔵庫においては、入庫時の食品の画像に基づいて、冷蔵室に収容された食品の種類及び量を、食品画像データベースに記憶された情報から判別するため、認識可能な食品の量は個数或いは予め記憶された規定量(長軸の長さ)となる。そのため、キャベツやダイコンのように、何回かに分けて使用されることが多い食品の残量を認識することができない。
そこで、食品の残量を認識するために、重量センサによって食品の重量の変化を検出することが考えられるが、重量センサにより個々の食品の重量を検出することは困難であり、また、重量センサを配置するためのスペース及び配線経路を確保するために、庫内の構成が複雑になる。
本発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、庫内に収容された個々の食品の残量を、簡易な構成によって認識することができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、食品の収容室と、前記収容室内を互いに異なる方向から撮像する複数のカメラと、前記複数のカメラにより撮像された同一の対象食品の画像間の視差に基づいて、前記対象食品のサイズを認識する食品サイズ認識部と、前記食品サイズ認識部により認識された前記対象食品のサイズに基づいて、前記対象食品の量を認識する食品量認識部とを備えるものである。
これによって、食品サイズ認識部は、複数のカメラにより撮像された対象食品の複数の画像間の視差に基づいて、対象食品のサイズを認識する。そして、食品量認識部は、食品サイズ認識部により認識された対象食品のサイズに基づいて、対象食品の量を認識することができる。そのため、庫内に収容された個々の食品の量を、簡易な構成によって認識することができる。
本発明の冷蔵庫によれば、複数のカメラにより撮像された対象食品の複数の画像から認識された対象食品のサイズに基づいて、対象食品の量を算出することができる。そのため、重量センサ等を別途設けることなく、カメラの撮像画像のみを用いる簡易な構成により、収容室に収容された個々の食品の量を算出することができる。
家屋に設置された冷蔵庫に収容された食品の状況を、端末装置により確認する構成の説明図 冷蔵庫の外観の説明図 冷蔵庫の庫内の構成を、右側から見た断面図により示した説明図 冷蔵室の内部構成を、正面から見た断面図により示した説明図 2台のカメラによる撮像画像から、対象物までの距離を求める方法の説明図 制御ユニットの構成図 制御ユニットによる全体的な処理を示したフローチャート 撮像処理のフローチャート 入庫時画像の分析処理のフローチャート 出庫時画像の分析処理のフローチャート 庫内食品管理処理の第1のフローチャート 庫内食品管理処理の第2のフローチャート 庫内食品リスト及び賞味期限基準リストの説明図
第1の発明の冷蔵庫は、食品の収容室と、前記収容室内を互いに食品の収容室内を互いに異なる方向から撮像する複数のカメラと、前記複数のカメラにより撮像された同一の対象食品の画像間の視差に基づいて、前記対象食品のサイズを認識する食品サイズ認識部と、前記食品サイズ認識部により認識された前記対象食品のサイズに基づいて、前記対象食品の量を認識する食品量認識部とを備えている。
第1の発明によれば、食品サイズ認識部は、複数のカメラにより撮像された同一の対象食品の画像間の視差に基づいて、複数のカメラから対象食品までの距離を算出することによって、対象食品のサイズを認識する。そして、食品残表認識部は、食品サイズ認識部により認識された対象食品の大きさに基づいて、対象食品の量を認識することができる。そのため、重量センサ等を別途設けることなく、カメラの撮像画像のみを用いる簡易な構成により、収容室に収容された個々の食品の量を算出することができる。なお、食品のサイズには、食品の外寸、体積等が含まれる。
第2の発明は、前記複数のカメラには、前記収容室の開口部を含む範囲を撮像する少なくとも2台のカメラが含まれる構成となっている。
第2の発明によれば、収容室の開口部を通過して入庫又は出庫される食品のサイズを認識して、食品の量を認識することができる。
第3の発明は、前記複数のカメラには、前記収容室の側面壁側から前記収容室内を撮像するカメラが含まれる構成となっている。
第3の発明によれば、収容室の開口部を含む範囲を撮像するカメラの死角になっている食品を、収容室の側面壁側から撮像することができる。
第4の発明は、前記カメラにより撮像された食品の画像から、該食品の種別を識別する食品種別認識部を備え、前記食品サイズ認識部は、所定の撮像実行条件が成立するごとに、前記複数のカメラにより前記収容室内を撮像して、前記収容室内の食品のサイズを認識すると共に、前記食品種別認識部により該食品の種別を識別し、前記食品量認識部は、前記撮像実行条件が成立して、前記食品サイズ認識部により所定種別の食品のサイズが認識されたときに、該認識された今回の該所定種別の食品のサイズが、前回の前記撮像実行条件の成立時に前記食品サイズ認識部により認識された該所定種別の食品のサイズよりも大きいときには、該所定種別の食品が前記収容室に新たに収容されたと認識する。
第4の発明によれば、前回の撮像実行条件成立時よりもサイズが大きくなった食品について、収容室に新たに収容されたという情報を取得することができる。
第5の発明は、食品の種別と密度とを対応させた食品密度テーブルの情報を取得する食品密度情報取得部を備え、前記食品サイズ認識部は、前記食品のサイズとして食品の体積を認識し、前記食品量認識部は、前記食品の量として、前記食品サイズ認識部により認識された食品の体積に、前記食品種別認識部により判別された食品の種別を前記食品密度テーブルに適用して取得した密度を乗じた重量を、前記食品の量として認識する。
第5の発明によれば、収容室に収容された食品の量を、重量によって認識することができる。
第6の発明は、前記カメラにより撮像された食品の画像から、該食品の種別を判別する食品種別認識部と、食品の種別と密度とを対応させた食品密度テーブルの情報を取得する食品密度情報取得部を備え、前記食品サイズ認識部は、前記食品のサイズとして食品の体積を認識し、前記食品量認識部は、前記食品の量として、前記食品サイズ認識部により認識された食品の体積に、前記食品種別認識部により判別された食品の種別を前記食品密度テーブルに適用して取得した密度を乗じて算出した重量を、前記食品の量として算出する。
第6の発明によれば、収容室に収容された食品の量を、重量によって認識することができる。
第7の発明は、前記食品量認識部により認識された食品の量を管理する在庫量管理部を備えている。
第7の発明によれば、収容室に収容された食品の量を管理することによって、使用者による食品の有効活用を促す情報を提供することが可能となる。
第8の発明は、前記視差に基づいて、前記収容室における食品の位置を算出する収容位置認識部と、前記収容位置認識部により認識された前記収容室における食品の位置を管理する在庫位置管理部とを備えている。
第8の発明によれば、収容室に収容された食品の位置を管理することによって、使用者に対して、収容室内の収容棚等のスペース毎の食品の在庫状況を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
[1.冷蔵庫の使用態様]
図1は、本実施形態の冷蔵庫の使用態様を示している。本実施形態の冷蔵庫1は、家屋Hに設置され、ゲートウェイ500及び通信ネットワーク510を介して管理サーバー520との間で通信を行う機能を有している。また、冷蔵庫1は、端末装置(スマートフォン、タブレット端末等)400との間で通信を行う機能を有している。端末装置400は、ゲートウェイ500及び通信ネットワーク510を介して管理サーバー520との間で通信を行う機能を有している。
冷蔵庫1に備えられた制御ユニット100は、冷蔵庫1の全体的な作動を制御すると共に、冷蔵庫1の収容室に収容されている食品の情報を示す庫内食品リスト131を生成して管理サーバー520に送信する。端末装置400において実行される冷蔵庫の管理用アプリケーションは、管理サーバー520から庫内食品リスト131のデータを取得することにより、或いは冷蔵庫1から庫内食品リスト131のデータを取得することにより、庫内食品リスト131に基づいて、冷蔵庫1に収容されている食品の情報を表示部に表示する。冷蔵庫1のユーザーPは、端末装置400の表示を視認することにより、冷蔵庫1に収容されている食品の状況(食品名、賞味期限、残量等)を確認することができる。
[2.冷蔵庫の構成]
図2〜図6を参照して、冷蔵庫1の構成について説明する。図2は冷蔵庫1の外観を示した説明図である。図2に示したように、冷蔵庫1は前面に開口した主箱体2を備え、主箱体2内には、冷蔵室10(本発明の収容室に相当する)、製氷室30、製氷室30に併設されて庫内の温度が変更できる切換室20、冷凍室40、及び野菜室50が形成されている。
冷蔵室10の前面の開口部には、回転式の右ドア11及び左ドア12(本発明の開閉部に相当する)が設けられている。また、切換室20、製氷室30、冷凍室40、及び野菜室50には、それぞれ食品を収容する引き出し21、31、41、51が設けられている。
次に、図3は冷蔵庫1の庫内の構成を右側から見た断面図により示した説明図であり、図4は冷蔵室10の内部構成を正面から見た断面図により示した説明図である。図3、図4を参照して、冷蔵室10には、冷蔵室10をサブエリアに区画する上棚13、中棚14、下棚15が配置されている。また、冷蔵室10には、冷蔵室10内を照らす照明部16a〜16f、冷蔵室10内の照度を検出する照度センサ17a〜17c、左カメラ60a、右カメラ60b、及び側面カメラ60cが設けられている。
左カメラ60aは、冷蔵室10の開口部10aの上部付近の左側に、開口部10aが撮像範囲に含まれるように配置され、開口部10aから各棚13,14,15の前端付近までの範囲を撮像する。右カメラ60bは、冷蔵室10の開口部10aの上部付近の右側に、開口部10aが撮像範囲に含まれるように配置され、開口部10aから各棚13,14,15の前端付近までの範囲を撮像する。側面カメラ60cは、冷蔵室の左側壁に配置され、左側壁側から冷蔵室10の内部を撮像する。側面カメラ60cを設けることにより、左カメラ60a又は右カメラ60bによる撮像が不能である食品について、側面カメラ60cにより撮像することが可能となる。
また、冷凍サイクルを構成する補機である圧縮機61、冷却ファン62、冷却器63、及び凝縮器64が設けられている。さらに、冷蔵室10の背面には、冷気を流通させるための冷蔵室ダクト70と冷気吐出口71〜73が配置されている。
冷蔵室10には、右ドア11の開閉を検出する開閉センサ18bと、左ドア12の開閉を検出する開閉センサ18aとが設けられている。開閉センサ18bは、右ドア11が閉まっているときは閉検出信号を出力し、右ドア11が開いているときには開検出信号を出力する。同様に、開閉センサ18aは、左ドア12が閉まっているときは閉検出信号を出力し、左ドア12が開いているときには開検出信号を出力する。
切換室20には、開口部20aの開閉を検出する開閉センサ22が設けられている。開閉センサ22は、切換室20に引き出し21が収容されているときは閉検出信号を出力し、切換室20から引き出し21が引き出されているときには開検出信号を出力する。
同様に、製氷室30には引き出し31による開口部30aの開閉を検出する開閉センサ32が設けられている。また、冷凍室40には引き出し41による開口部40aの開閉を検出する開閉センサ42が設けられ、野菜室50には引き出し51による開口部50aの開閉を検出する開閉センサ52が設けられている。開閉センサ32,42,52は、開閉センサ22と同様に、閉検出信号と開検出信号を出力する。
次に、図5は、左カメラ60aと右カメラ60bにより、同一の対象物Fを撮像する状況を示している。左カメラ60aの撮像画像Vaにおいて、Ga1は対象物Fの第1箇所P1に対応する画像部分の位置であり、Ga2は対象物Fの第2箇所P2に対応する画像部分の位置を示している。また、右カメラ60bの撮像画像Vbにおいて、Gb1は対象物Fの第1箇所P1に対応する画像部分の位置を示し、Gb2は対象物Fの第2箇所P2に対応する画像部分の位置を示している。
撮像画像VaにおけるGa1の位置(座標)(xa1,ya1)と、撮像画像VbにおけるGb1の位置(xb1,yb1)から、第1箇所P1に対する左カメラ60aと右カメラ60bの視差を算出することにより、公知の三角法の手法によって、左カメラ60a及び右カメラ60bから対象物Fの第1箇所P1までの距離と第1箇所P1の実空間における位置を算出することができる。
同様に、撮像画像VaにおけるGa2の位置(xa2,ya2)と、撮像画像VbにおけるGb2の位置(xb2,yb2)から、第2箇所P2に対する左カメラ60aと右カメラ60bの視差を算出することにより、公知の三角法の手法によって、左カメラ60a及び右カメラ60bから対象物Fの第2箇所P2までの距離と第2箇所P2の実空間における位置を算出することができる。このようにして、食品サイズ認識部112は、対象物Fの複数の箇所の位置を算出することにより、対象物のサイズ(外寸、体積等)を求めることができる。なお、食品サイズ認識部112により、冷蔵室10に収容された食品の位置を認識する構成は、本発明の収容位置認識部に相当する。
次に、図6は制御ユニット100の構成図である。図6を参照して、制御ユニット100は、CPU(Central Processing Unit)110、画像処理部120、記憶部130、無線通信部140、日時認識部141、及び図示しないインターフェース回路等によって構成された電子回路ユニットである。
CPU110は、記憶部130に保存された冷蔵庫1の制御用プログラムを実行することによって、食品画像取得部111、食品サイズ認識部112、食品種別認識部113、食品量認識部114、食品情報管理部115、撮像時点設定部116、及び食品密度情報取得部117として機能する。
制御ユニット100は、開閉センサ18a,18b,22,32,42,52、照度センサ17a,17b,17c、左カメラ60a、右カメラ60b、側面カメラ60c、照明部16a,16b,16c,16d,16e,16f、及び冷凍サイクル補機61,62,63,64と接続されている。
制御ユニット100には、開閉センサ18a,18b,22,32,42,52、と照度センサ17a,17b,17cとによる検出信号、カメラ60a,60b,60cの映像信号等が入力される。また、制御ユニット100から出力される制御信号によって、照明部16a,16b,16c,16d,16e,16f、及び冷凍サイクル補機61,62,63,64等の作動が制御される。
さらに、制御ユニット100から出力される制御信号により、画像処理部120を介してカメラ60a,60b,60cによる撮像が制御される。画像処理部120は、カメラ60a,60b,60cから出力される映像信号をデジタルの諧調信号に変換して撮像画像を生成し、撮像画像のデータを画像メモリ121に保存する。画像処理部120は、CPU110から出力される制御信号に応じて、画像メモリ121に保存された撮像画像に対する処理を行う。
日時認識部141は、制御ユニット100に備えられたクロック回路(図示しない)から出力されるクロック信号を計時して現在の日時(日付と時刻)を認識する。なお、管理サーバー520との通信により、管理サーバー520から現在の日時の情報を取得して、現在の日時を認識する構成としてもよい。
記憶部130には、庫内食品リスト131のデータの他に、冷蔵室10に入庫された食品の情報が記録された入庫食品情報132、及び冷蔵室10から出庫された食品の情報が記録された出庫食品情報133のデータが保存される。さらに、記憶部130には、種々の食品のサンプル画像134、種々の食品の一般的な賞味期限を示す賞味期限リスト135、図13に示した食品の種別と密度とを対応付けた食品密度テーブル136のデータが保存されている。
食品画像取得部111は、左カメラ60a、右カメラ60b、及び側面カメラ60cにより、冷蔵室10に入庫される食品及び冷蔵室10から出庫される食品を撮像して、食品の画像を取得する。
食品サイズ認識部112は、食品画像取得部111により同一時点で取得された左カメラ60a及び右カメラ60bによる2つの画像から同一食品の画像を抽出し、抽出した食品の画像部分について、上述したように、視差に基づく距離及び位置の算出を行って、食品のサイズを認識する。
食品種別認識部113は、食品画像取得部111により取得された左カメラ60a、右カメラ60b、及び側面カメラ60cによる撮像画像から抽出した食品の画像に含まれる文字を認識することにより、或いは食品の画像をサンプル画像と比較することにより、食品の種別を認識する。
食品量認識部114は、食品サイズ認識部112により認識された食品のサイズ、及び食品種別認識部113により認識された食品の種別に基づいて、冷蔵室10に入庫された食品及び冷蔵室10から出庫された食品の重量を認識する。
食品情報管理部115は、入庫と判断された食品(入庫食品)の情報を入庫食品情報132に記録し、出庫と判断された食品(出庫食品)の情報を出庫食品情報133に記録する。そして、食品情報管理部115は、入庫食品情報132及び出庫食品情報133に基づいて、庫内食品リスト131に記録された食品情報を更新する。
撮像時点設定部116は、開閉センサ18a,18bにより、右ドア11又は左ドア12が閉状態から開状態に切り替わった時から、右ドア11及び左ドア12が共に閉状態になったことが検出されるまでの間に、カメラ60a,60b,60cにより撮像を行う時点を設定する。撮像時点設定部116は、冷蔵室10に入庫される食品が開口部10aを通過する時点を想定した第1撮像時点と、冷蔵室10から出庫された食品が開口部10aを通過する時点を想定した第2撮像時点とを設定する。
食品密度情報取得部117は、記憶部130に保存された食品密度テーブル136のデータを読み込んで、食品密度テーブル136を参照可能な状態とする。
[3.制御ユニットによる処理]
次に、図7〜図12に示したフローチャートに従って、制御ユニット100により実行される冷蔵室10に収容された食品の管理に関する処理について説明する。
図7は、制御ユニット100により実行される一連の処理の概要を示したフローチャートである。制御ユニット100は、ステップS1で「撮像処理」、ステップS2で「画像分析処理」、ステップS3で「庫内食品管理処理」を、それぞれ実行する。以下、各処理の詳細について説明する。
[3−1.撮像処理]
図8に示したフローチャートに従って、「撮像処理」の実行手順について説明する。「撮像処理」は、食品画像取得部111、及び撮像時点設定部116により実行される。食品画像取得部111は、ステップS10で、開閉センサ18a,18bの検出信号により、冷蔵室10の右ドア11と左ドア12の一方が又は両方が閉状態から開状態に切り替わったことを認識した時から、ステップS15で、右ドア11と左ドア12の両方が閉状態になったことを認識するまでの間に、第1撮像時点及び第2撮像時点でカメラ60a,60b,60cによる撮像を行う。
食品画像取得部111は、ステップS10で、冷蔵室10の右ドア11と左ドア12の一方又は両方が閉状態から開状態に切り替わったことを認識したときに、ステップS11に処理を進める。ステップS11〜S14は撮像時点設定部116による処理である。
ステップS11で、撮像時点設定部116は、照度センサ17a,17b,17cにより冷蔵室10の上棚13、中棚14、下棚15の各照度(棚により区画された各スペースの照度)を検出する。そして、撮像時点設定部116は、検出した上棚13の照度を上基準照度とし、中棚14の照度を中基準照度とし、下棚15の照度を下基準照度とする。撮像時点設定部116は、上基準照度、中基準照度、及び下基準照度のデータを記憶部130に保存する。
上基準照度、中基準照度、及び下基準照度は、冷蔵室10の右ドア11と左ドア12の一方又は両方が開けられ、物体(ユーザーの手、食品等)が冷蔵室10の開口部10aを通過する前の状態における各棚13,14,15の照度である。なお、検出照度の誤差や変動を考慮して、上基準照度、中基準照度、及び下基準照度を、各照度センサ17a,17b,17cの検出照度よりも若干低い照度、或いは若干高い照度に設定してもよい。また、後述するステップS13で使用する上基準照度、中基準照度、及び下基準照度と、ステップS14で使用する上基準照度、中基準照度、及び下基準照度とを、異なる値に設定してもよい。
続くステップS12で、撮像時点設定部116は、照度センサ17a,17b,17cにより上棚13、中棚14、及び下棚15の照度をそれぞれ検出する。そして、撮像時点設定部116は、次のステップS13で、検出照度が基準照度よりも所定レベル以上低下した棚があるか否かを判断する。具体的には、撮像時点設定部116は、以下の(1)〜(3)の各条件の成否を判断する。
(1)照度センサ17aの検出照度が、「上基準照度」から「上基準照度−α」以下に変化した。
(2)照度センサ17bの検出照度が、「中基準照度」から「中基準照度−α」以下に変化した。
(3)照度センサ17cの検出照度が、「下基準照度」から「下基準照度−α」以下に変化した。
但し、α:物体(食品、使用者の手等)が、上棚13、中棚14、又は下棚15内に進入したときに生じる照度の低下を想定して、実験やコンピュータシミュレーション等によって決定された閾値設定用の定数。なお、αは、上基準照度、中基準照度、及び下基準照度に対して共通な値としてもよく、上基準照度、中基準照度、及び下基準照度に対して個別に異なる値に設定してもよい。
撮像時点設定部116は、上記(1)〜(3)の少なくともいずれか一つが成立したときに、物体が開口部10aを通過したと判断する。ここで、上記(1)〜(3)の少なくともいずれか一つが成立したときは、ユーザーが、冷蔵室10に食品を入れるため(入庫)、或いは冷蔵室10から食品を取り出すため(出庫)、又は冷蔵室10の食品の位置の変更等を行うために、冷蔵室10内に手を入れたと想定される。そして、この場合、撮像時点設定部116は、物体(ユーザーの手、ユーザーの手が掴んでいる食品等)が、冷蔵室10の開口部10aを通過したと判断することができる。
そこで、撮像時点設定部116は、ステップS13で、上記(1)〜(3)の少なくともいずれか一つが成立したと判断した時点を、第1撮像時点として設定し、ステップS20に処理を進める。第1撮像時点は、冷蔵室10に入庫される食品が開口部10aを通過する時点を想定して設定された時点である。なお、ステップS13で、撮像時点設定部116により上記(1)〜(3)の少なくともいずれか一つが成立したと判断された時点から所定時間後の時点を、第1撮像時点として設定してもよい。
一方、上記(1)〜(3)のいずれも成立していないときには、撮像時点設定部116は、ステップS14に処理を進める。ステップS14で、撮像時点設定部116は、検出照度が、「基準照度−β」以下から「基準照度」以上に変化した棚があるか否かを判断する。具体的には、撮像時点設定部116は、以下の(4)〜(6)の各条件の成否を判断する。
(4)照度センサ17aの検出照度が、「上基準照度−β」以下から「上基準照度」以上に変化した。
(5)照度センサ17bの検出照度が、「中基準照度−β」以下から「中基準照度」以上に変化した。
(6)照度センサ17cの検出照度が、「下基準照度−β」以下から「下基準照度」以上に変化した。
但し、β:上棚13、中棚14、又は下棚15に進入していた物体(食品、使用者の手等)が、開口部10aを通過して冷蔵室10外に出たときに生じる照度の上昇を想定して、実験やコンピュータシミュレーション等により決定された閾値決定用の定数。なお、βは、上基準照度、中基準照度、及び下基準照度に対して共通に設定してもよいし、上基準照度、中基準照度、及び下基準照度に対して個別に異なる値に設定してもよい。
撮像時点設定部116は、上記(4)〜(6)の少なくともいずれか一つが成立したときに、冷蔵室10内に存在していた物体(食品、ユーザーの手等)が、冷蔵室10から出て開口部10aを通過したと判断する。ここで、上記(4)〜(6)の少なくともいずれか一つが成立したときは、ユーザーが、冷蔵室10に食品を入れるため(入庫)、冷蔵室10から食品を取り出すため(出庫)、或いは冷蔵室10に収容されている食品の位置の変更等を行って、冷蔵室10内に入れていた手を抜いたと想定される。そして、この場合、撮像時点設定部116は、物体(ユーザーの手、ユーザーの手が掴んでいる食品等)が、冷蔵室10の開口部10aを通過したと判断することができる。
そこで、撮像時点設定部116は、ステップS14で、上記(4)〜(6)の少なくともいずれか一つが成立したと判断した時点を、第2撮像時点として設定し、ステップS22に処理を進める。第2撮像時点は、冷蔵室10から出庫される食品が開口部10aを通過する時点を想定して設定された時点である。なお、ステップS14で、ステップS14で、上記(4)〜(6)の少なくともいずれか一つが成立したと判断された時点から所定時間後の時点を、第2撮像時点として設定してもよい。
一方、上記(4)〜(6)のいずれも成立していないときには、撮像時点設定部116はステップS15に処理を進める。ステップS15は食品画像取得部111による処理であり、食品画像取得部111は、開閉センサ18a,18bの検出信号から、冷蔵室10の右ドア11と左ドア12が共に閉められたか否かを判断する。そして、食品画像取得部111は、右ドア11と左ドア12が共に閉められたときはステップS15に処理を進めて、「撮像処理」を終了する。一方、右ドア11と左ドア12の少なくともいずれか一方が開いているときには、食品画像取得部111は、ステップS12に処理を進める。
次に、ステップS20〜S21、及びステップS22〜S23は、食品画像取得部111による処理である。食品画像取得部111は、ステップS20で、画像処理部120を介して、左カメラ60a及び右カメラ60bにより冷蔵室10の開口部10aを含む範囲を撮像し、側面カメラ60cにより左側面側から冷蔵室10の内部を撮像する。続くステップS21で、食品画像取得部111は、ステップS20でカメラ60a,60b,60cにより撮像した画像のデータを「入庫時画像」のデータとして記憶部130に保存し、ステップS15に処理を進める。なお、撮像を複数回行って、複数の画像のデータを「入庫時画像」のデータとして記憶部130に保存するようにしてもよい。
また、ステップS22で、食品画像取得部111は、画像処理部120を介して、左カメラ60a及び右カメラ60bにより冷蔵室10の開口部10aを含む範囲を撮像し、側面カメラ60cにより左側面側から冷蔵室10の内部を撮像する。続くステップS23で、食品画像取得部111は、ステップS22でカメラ60a,60b,60cにより撮像した画像のデータを「入出庫画像」のデータとして記憶部130に保存し、ステップS15に処理を進める。なお、撮像を複数回行って、複数の画像のデータを「出庫時画像」のデータとして記憶部130に保存するようにしてもよい。
図8に示した「撮像処理」によって、食品画像取得部111により、開口部10aを通過していずれかの棚13,14,15に入った物体が検出された時点での開口部10a付近の撮像画像である「入庫時画像」が、記憶部130に保存される。また、食品画像取得部111により、いずれかの棚13,14,15から出て開口部10aを通過した物体が検出された時点での開口部10a付近の撮像画像である「出庫時画像」が、記憶部130に保存される。
なお、図8のステップS15で、右ドア11と左ドア12が閉められたことが検出される前に、ステップ13において開口部10aを通過する物体が複数回検出されたときには、ステップS20〜S21により、複数の「入庫時画像」の撮像と保存が行われる。そして、各「入庫時画像」について、それぞれ後述する「画像分析処理」が実行される。
同様に、図7のステップS15で、右ドア11と左ドア12が閉められたことが検出される前に、ステップS14において開口部10aを通過する物体が複数回検出されたときには、ステップS22〜S23により、複数の「出庫時画像」の撮像と保存が行われる。そして、各「出庫時画像」について、それぞれ後述する「画像分析処理」が実行される。
[3−3.画像分析処理]
次に、図9、図10に示したフローチャートに従って、「画像分析処理」の実行手順について説明する。「画像分析処理」は、食品サイズ認識部112、食品種別認識部113、及び食品量認識部114により実行される。図9は、冷蔵室10に入庫された食品について、「入庫時画像」から情報を取得する処理である。また、図10は、冷蔵室10から出庫された食品について、「出庫時画像」から情報を取得する処理である。
先ず、図9を参照して、「入庫時画像」に対する「画像分析処理」について説明する。図9のステップS50〜S53、及びステップS60〜S62は、食品種別認識部113による処理である。食品種別認識部113は、ステップS50で、入庫食品の「入庫時画像」に対して、画像処理部120により文字抽出処理を実行する。ここで、入庫食品とは、図8のステップS33で、食品画像取得部111により冷蔵室10に入庫されたと判定された食品である。また、入庫食品の「入庫時画像」とは、図8のステップS13で入庫と判定された食品について、図8のステップS20,S21で食品画像取得部111により撮像及び保存された「入庫時画像」である。
続くステップS51で、食品種別認識部113は、画像処理部120により「入庫時画像」から文字が抽出されたか否かを判断する。そして、食品種別認識部113は、文字が抽出されたときはステップS52に処理を進め、文字が抽出されなかったときにはステップS60に処理を進める。
ステップS52で、食品種別認識部113は、画像処理部120により抽出された文字の情報を分析する。そして、続くステップS53で、食品種別認識部113は、文字の情報から、食品名(食品の種別を示す)、賞味期限、産地、内容量等の入庫食品の情報を取得して、ステップS54に処理を進める。
また、ステップS60で、食品種別認識部113は、画像処理部120によって、「入庫時画像」から入庫食品の画像部分を抽出する。続くステップS61で、食品種別認識部113は、抽出した入庫食品の画像部分と、予め記憶部130に保存された種々の食品のサンプル画像134(図6参照)との一致率を算出する。
次のステップS62で、食品種別認識部113は、一致率が最も高いサンプル画像134の食品名を入庫食品の食品名と推定して取得し、ステップS54に処理を進める。ステップS60〜S62の処理により、入庫食品の「入庫時画像」から文字が抽出できなかった場合であっても、入庫食品の食品名を推定して入庫食品情報132に記録することができる。
ステップS54は、食品サイズ認識部112による処理である。食品サイズ認識部112は、「入庫時画像」から抽出された食品の画像部分に対して、図5を参照して上述した手法による演算を行って、入庫食品の外寸及び収容位置を算出する。
続くステップS55は、食品量認識部114による処理である。食品量認識部114は、食品密度テーブル136を参照して、食品種別認識部113により認識された種別の食品の密度を取得する。食品密度テーブル136は、図13に示したように、食品名(食品の種別)と密度とを対応付けたテーブルであり、食品密度情報取得部117によって、記憶部130から読み出される。なお、食品密度情報取得部117が、管理サーバー520等の外部装置に保存された食品密度テーブル136のデータを、無線通信部140を介して取得する構成としてもよい。食品量認識部114は、入庫食品の外寸から算出した体積に密度を乗じて、入庫食品の重量を算出する。
次のステップS56は、食品情報管理部115による処理である。食品情報管理部115は、食品サイズ認識部112、食品種別認識部113、及び食品量認識部115により認識された入庫食品の情報(種別、外寸、体積、重量等)を「入庫食品情報」132に記録して、「画像分析処理」を終了する。
次に、図10を参照して、「出庫時画像」に対する「画像分析処理」について説明する。図10のステップS70〜S73、及びステップS80〜S82は、食品種別認識部113による処理である。食品種別認識部113は、ステップS70で、出庫食品の「出庫時画像」に対して、画像処理部120により文字抽出処理を実行する。ここで、出庫食品とは、図8のステップS14で出庫と判定された食品について、図8のステップS22,S23で食品画像取得部111により撮像及び保存された「出庫時画像」である。
続くステップS71で、食品種別認識部113は、画像処理部120により「出庫時画像」から文字が抽出されたか否かを判断する。そして、食品種別認識部113は、文字が抽出されたときはステップS72に処理を進め、文字が抽出されなかったときにはステップS80に処理を進める。
ステップS72で、食品種別認識部113は、画像処理部120により抽出された文字の情報を分析する。そして、続くステップS73で、食品種別認識部113は、文字の情報から、食品名、賞味期限、産地、内容量等の出庫食品の情報を取得して、ステップS74に処理を進める。
また、ステップS80で、食品種別認識部113は、画像処理部120によって、「出庫時画像」から出庫食品の画像部分を抽出する。続くステップS81で、食品種別認識部113は、抽出した出庫食品の画像部分と、予め記憶部130に保存された種々の食品のサンプル画像134との一致率を算出する。
次のステップS82で、食品種別認識部113は、一致率が最も高いサンプル画像134の食品名を出庫食品の食品名と推定して取得し、ステップS74に処理を進める。ステップS80〜S82の処理により、出庫食品の「出庫時画像」から文字が抽出できなかった場合であっても、出庫食品の食品名を推定して出庫食品情報133に記録することができる。
ステップS74は、食品サイズ認識部112による処理である。食品サイズ認識部112は、「入庫時画像」から抽出された食品の画像部分に対して、図5を参照して上述した手法による演算を行って、出庫食品の外寸及び収容位置を算出する。
続くステップS75は、食品量認識部114による処理である。食品量認識部114は、食品密度テーブル136を参照して、食品種別認識部113により認識された種別の食品の密度を取得する。食品量認識部114は、出庫食品の外寸から算出した体積に密度を乗じて、出庫食品の重量を算出する。
次にステップS76は、食品情報管理部115による処理である。食品情報管理部115は、食品サイズ認識部112、食品種別認識部113、及び食品量認識部114により認識された入庫食品の情報(種別、外寸、体積、重量等)を、「出庫食品情報」133に記録して、「画像分析処理」を終了する。
図9の画像分析処理は、冷蔵室10への入庫が判定された場合の入庫時画像を対象として行われ、図10の画像分析処理は、冷蔵室10からの出庫が判定された場合の出庫時画像を対象として行われる。そのため、食品ではなく、右ドア11又は左ドア12が撮像画像取得部111により検出されたときには、入庫又は出庫と判定されないため、画像分析処理は行われない(撮像画像は無効となる)。これにより、右ドア11又は左ドア12の画像部分から、誤った食品情報が取得されることを防止することができる。
[3−4.庫内食品管理処理]
図11及び図12に示したフローチャートに従って、冷蔵室10に収容された食品の情報を管理するための「庫内食品管理処理」の実行手順について説明する。「庫内食品管理処理」は、食品情報管理部115により実行される。食品情報管理部115は、本発明の在庫量管理部と在庫位置管理部の機能を含んでいる。
食品情報管理部115は、冷蔵室10に収容された食品の情報を、庫内食品リスト131(図5参照)により管理する。庫内食品リスト131には、図13に示したように、冷蔵室10に入庫された食品に付された番号(1,2,3,…)と、番号が付された各入庫食品の情報として、食品名、重量(初回、現在、喫食量)、入出庫日時(初回入庫、最新出庫、最新入庫)在庫(1:あり、0:なし)、賞味期限、及び産地が記録されている。食品情報管理部115は、食品情報管理部115により記録された入庫食品情報132及び出庫食品情報133に基づいて、図13に示した庫内食品リスト131の生成及び更新を行う。
図11のステップS100で、食品情報管理部115は、食品画像取得部111により、冷蔵室10への食品の入庫又は冷蔵室10からの食品の出庫が判定されたか否かを判断し、入庫又は出庫が判定されたときにステップS101に処理を進める。ステップS101で、食品情報管理部115は、入庫の判定がなされたか否かを判断し、入庫の判定がなされたときはステップS102に処理を進める。一方、入庫の判定がなされなかったとき(出庫の判定がなされたとき)には、食品情報管理部115は、ステップS110に処理を進める。
ステップS102で、食品情報管理部115は、所定時間以内に冷蔵室10からの出庫があったか否かを判断する。そして、所定時間以内に冷蔵室10からの出庫があったときはステップS103に処理を進め、所定時間以内に冷蔵室10からの出庫がなかったときにはステップS111に処理を進める。なお、所定時間以内に冷蔵室10からの出庫があったことは、庫内食品リスト131から認識することができる。また、所定時間は、ユーザーが、冷蔵室10から出庫した食品の一部を使用して冷蔵室10に戻す(再入庫)する場合を想定して、例えば、10分程度に設定される。
ステップS103で、食品情報管理部115は、前回出庫された食品と今回入庫された食品との一致率が所定値以上であるか否かを判断する。ここで、食品情報管理部115は、庫内食品リスト131に記録された前回出庫された商品の情報と、入庫食品情報132に記録された今回入庫された商品と情報とを対比して、食品名、賞味期限、産地等の一致状況から、前回出庫された食品と今回入庫された食品の一致率を算出する。
そして、食品情報管理部115は、前回出庫された食品と今回入庫された食品との一致率が所定値以上であるときはステップS104に処理を進め、前回出庫された食品と今回入庫された食品との一致率が所定値未満であるときには、ステップS112に処理を進める。ここで、前回出庫された食品と今回入庫された食品とが同一種別の食品であって、一致率が所定値以上であるが、食品量認識部114により算出された重量が前回から増加したときには、新たに入庫された食品であると判断するようにしてもよい。
ステップS104は、前回出庫された食品と今回入庫された食品との一致率が所定値以上であって、前回出庫された食品と今回入庫された食品とが同一物であると判断できる場合の処理である。ステップS104で、食品情報管理部115は、庫内食品リスト131において、所定時間以前に出庫した食品の現在重量、最新入庫日時、喫食量(初回入庫時と現在の重量の差)を、入庫食品情報132に記録された情報に基づいて更新し、図12のステップS105に処理を進める。
ステップS112は、前記出庫された食品と今回入庫された食品との一致率が所定値未満であって、前回出庫された食品と今回入庫された食品とが異なると判断できる場合の処理である。食品情報管理部115は、ステップS112で、庫内食品リスト131において、入庫食品情報132に記録された情報に基づいて入庫食品を新規登録し、図12のステップS105に処理を進める。
ステップS111は、所定時間以内に出庫がなかった場合の処理である。食品情報管理部115は、ステップS111で、庫内食品リスト131において、入庫食品情報132に記録された情報に基づいて入庫食品を新規登録し、図12のステップS105に処理を進める。
ステップS110は、冷蔵室10から食品が出庫されたと判定された場合の処理である。食品情報管理部115は、ステップS110で、庫内食品リスト131において、該当食品(出庫食品)の現在重量を0に更新する。また、食品情報管理部115は、庫内食品リスト131において、該当食品の喫食量を更新し、出庫食品情報133に記録された情報に基づいて最新出庫時刻を更新して、図12のステップ105に処理を進める。
図12のステップS105で、食品情報管理部115は、ステップS110の処理により現在重量が0グラムになった食品があるか否かを判断する。そして、食品情報管理部115は、現在重量が0グラムになった食品があるときはステップS105に処理を進め、現在重量が0グラムになった食品が無いときにはステップS120に処理を進める。
ステップS106で、食品情報管理部115は、庫内食品リスト131の該当食品(今回、出庫されたと判定された食品)の情報を、‘在庫なし’(在庫0)に更新して、ステップS107に処理を進める。また、ステップS120で、食品情報管理部115は、庫内食品リスト131の該当食品(今回、入庫したと判定された食品)の情報を、‘在庫あり’(在庫1)に更新して、ステップS107に処理を進める。
ステップS107で、食品情報管理部115は、入庫食品情報132に文字認識による賞味期限の情報が記録されているか否かを判断する。そして、食品情報管理部115は、入庫食品情報132に賞味期限の情報が記録されているときはステップS108に処理を進め、賞味期限の情報が記録されていないときにはステップS121に処理を進める。
ステップS108で、食品情報管理部115は、入庫食品情報132に記録された賞味期限の情報に基づいて、庫内食品リスト131に今回入庫された食品の賞味期限を登録し、ステップS109に処理を進める。また、ステップS121で、食品情報管理部115は、記憶部130に保存された賞味期限リスト135を参照して、該当する食品の一般的な賞味期限を検索する。
賞味期限リスト135は、図13に示したように、食品名と食品の賞味期限とを対応付けたリストであり、食品情報管理部115は、今回の入庫食品の食品名に対応付けられた賞味期限を検索する。続くステップS122で、食品情報管理部115は、庫内食品リスト131の該当食品のデータに賞味期限を登録して、ステップS109に処理を進める。
ステップS109で、食品情報管理部115は、更新した庫内食品リスト131のデータを、無線通信部140により、通信ネットワーク510を介して管理サーバー520に送信し、「庫内食品管理処理」を終了する。
管理サーバー520は、冷蔵庫1から受信した庫内食品リスト131のデータを記憶装置(図示しない)に保存し、庫内食品リスト131から認識される各商品の喫食状況、賞味期限までの残日数等を、ユーザーの端末装置400に送信する。これにより、ユーザーは、外出先等においても、端末装置400により冷蔵庫1に収容された商品の状況を確認することができる。
[4.他の実施形態]
上記実施形態においては、複数のカメラとして、左カメラ60a、右カメラ60b、及び側面カメラ60cを備えたが、異なる方向から食品を撮像する少なくとも2台のカメラを備えれば、本発明の適用が可能である。また、3台以上のカメラを備える構成としてもよい。
上記実施形態において、食品量認識部114は、食品の量として重量を算出したが、体積を算出してもよい。
上記実施形態において、食品画像取得部111は、照度センサ17a,17b,17cにより検出される冷蔵室10内の照度の変化によって、冷蔵室10の開口部10aを通過する物体を検出した。他の構成として、開口部10aを検出範囲に含み、開口部10aを通過する物体を直接検出する対物センサ(反射型又は透過型の光センサ、超音波センサ、静電容量センサ等)を用いてもよい。この場合、対物センサの検出範囲を、開口部10aから冷蔵室10内に向かう方向において、左カメラ60a及び右カメラ60bの撮像範囲よりも手前側に設定してもよい。これにより、開口部10aを通過する物体が検出された時点から、左カメラ60a及び右カメラ60bによる撮像が実行されるまでの遅れ時間により、入庫される食品の撮像に失敗することを防止することができる。
また、開閉センサ18aにより左ドア12開けられたことが検出されたとき、及び開閉センサ18bにより右ドア11が開けられたことが検出されたときに、カメラ60a,60b,60cへの通電を開始して、カメラ60a,60b,60cによる撮像を可能にしてもよい。この構成によれば、左ドア12と右ドアが閉められているときは、カメラ60a,60b,60cへの通電を遮断して節電することができる。また、右ドア又は左ドア12が開けられたタイミングでカメラ60a,60b,60cへの通電を開始することによって、カメラ60a,60b,60cの起動の遅れにより入庫される食品の撮像に失敗することを防止することができる。
また、食品画像取得部111は、開口部10aを通過する物体を検出した時から所定時間以内に、開閉センサ18aにより左ドア12が開状態から閉状態に切り替わったことが検出されたとき、又は開閉センサ18bにより右ドア11が開状態から閉状態に切り替わったことが検出されたときには、カメラ60a,60b,60cにより撮像された画像データを無効にする構成としてもよい。この構成によれば、左ドア12又は右ドア11が閉められる際に、左ドア12又は右ドア11が検出されてカメラ60a,60b,60cにより撮像されたときに、左ドア12又は右ドア11の画像から、誤った食品の情報が抽出されることを防止することができる。
上記実施形態では、カメラ60a,60b,60cの撮像画像に対する処理を画像処理部120により行ったが、画像処理部120の機能をCPU110に備えて、CPU110により撮像画像に対する処理を行ってもよい。
上記実施形態では、サンプル画像134と賞味期限リスト135のデータを、記憶部130に保存したが、管理サーバー520に保存して、使用時に管理サーバー520から冷蔵庫1の制御ユニット100にダウンロードするようにしてもよい。
また、サンプル画像134を記憶部130又は管理サーバー520に保存するとしたが、色や形、大きさなどの各々の食品や収納物の特徴を事前に学習した画像認識プログラムをCPU110に実装しておき、入庫食品の画像部分を画像認識プログラムで処理をして一致率を算出し入庫食品の食品名と推定して取得してもよい。これによってサンプル画像134は不要となって記憶部130または管理サーバー520で保存する記憶容量を小さくすることができ、入庫食品の食品名を推定する認識処理時間も早く処理できる。出庫食品の食品名の推定も上記と同様に処理することができる。
上記実施形態では、冷蔵庫1の冷蔵室10に入庫される食品及び冷蔵室10から出庫される食品について、食品画像取得部111により画像を取得し、食品種別認識部113により種別を認識し、食品サイズ認識部112によりサイズを認識し、食品量認識部114により重量を認識した。切換室20、冷凍室40、及び野菜室50についても、開口部20a,40a,50aを通過する食品を複数のカメラにより撮像することによって、食品の種別、サイズ、重量を認識することができる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、収容室に入庫される食品及び収容室から出庫される食品を、複数のカメラにより撮像して、食品の量を個別に認識することができるので、簡易な構成により冷蔵庫に収容された食品を管理する用途に適用することができる。
1 冷蔵庫
10 冷蔵室
10a 開口部
11 右ドア
12 左ドア
16a、16b、16c、16d、16r、16f 照明部
17a、17b、17c 照度センサ
18a、18b 開閉センサ
20 切換室
30 製氷室
40 冷凍室
50 野菜室
60a 右カメラ
60b 左カメラ
60c 側面カメラ
61 圧縮機
62 冷却ファン
63 冷却器
64 凝縮器
100 制御ユニット
110 CPU
111 食品画像取得部
112 食品サイズ認識部
113 食品種別認識部
114 食品量認識部
115 食品情報管理部
116 撮像時点設定部
117 食品密度情報取得部
120 画像処理部
121 画像メモリ
130 記憶部
131 庫内食品リスト
132 入庫食品情報
133 出庫食品情報
134 サンプル画像
135 賞味期限リスト
136 食品密度テーブル
140 無線通信部
141 日時認識部
400 端末装置
500 ゲートウェイ
510 通信ネットワーク
520 管理サーバー

Claims (8)

  1. 食品の収容室と、
    前記収容室内を互いに異なる方向から撮像する複数のカメラと、
    前記複数のカメラにより撮像された同一の対象食品の画像間の視差に基づいて、前記対象食品のサイズを認識する食品サイズ認識部と、
    前記食品サイズ認識部により認識された前記対象食品のサイズに基づいて、前記対象食品の量を認識する食品量認識部と
    を備えていることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記複数のカメラには、前記収容室の開口部を含む範囲を撮像する少なくとも2台のカメラが含まれることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記複数のカメラには、前記収容室の側面壁側から前記収容室内を撮像するカメラが含まれることを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記カメラにより撮像された食品の画像から、該食品の種別を識別する食品種別認識部を備え、
    前記食品サイズ認識部は、所定の撮像実行条件が成立するごとに、前記複数のカメラにより前記収容室内を撮像して、前記収容室内の食品のサイズを認識すると共に、前記食品種別認識部により該食品の種別を識別し、
    前記食品量認識部は、前記撮像実行条件が成立して、前記食品サイズ認識部により所定種別の食品のサイズが認識されたときに、該認識された今回の該所定種別の食品のサイズが、前回の前記撮像実行条件の成立時に前記食品サイズ認識部により認識された該所定種別の食品のサイズよりも大きいときには、該所定種別の食品が前記収容室に新たに収容されたと認識することを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  5. 食品の種別と密度とを対応させた食品密度テーブルの情報を取得する食品密度情報取得部を備え、
    前記食品サイズ認識部は、前記食品のサイズとして食品の体積を認識し、
    前記食品量認識部は、前記食品の量として、前記食品サイズ認識部により認識された食品の体積に、前記食品種別認識部により判別された食品の種別を前記食品密度テーブルに適用して取得した密度を乗じた重量を、前記食品の量として認識することを特徴とする請求項4に記載の冷蔵庫。
  6. 前記カメラにより撮像された食品の画像から、該食品の種別を判別する食品種別認識部と、
    食品の種別と密度とを対応させた食品密度テーブルの情報を取得する食品密度情報取得部を備え、
    前記食品サイズ認識部は、前記食品のサイズとして食品の体積を認識し、
    前記食品量認識部は、前記食品の量として、前記食品サイズ認識部により認識された食品の体積に、前記食品種別認識部により判別された食品の種別を前記食品密度テーブルに適用して取得した密度を乗じて算出した重量を、前記食品の量として算出することを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記食品量認識部により認識された食品の量を管理する在庫量管理部を備えていることを特徴とする請求項1から請求項6のうちいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記視差に基づいて、前記収容室における食品の位置を認識する収容位置認識部と、
    前記収容位置認識部により認識された前記収容室における食品の位置を管理する在庫位置管理部とを備えていることを特徴とする請求項1から請求項7のうちいずれか1項に記載の冷蔵庫。

JP2017243462A 2017-12-20 2017-12-20 冷蔵庫 Active JP7113281B2 (ja)

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