JP2019106793A - 回転電機ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】高効率で運転することができる回転電機ユニットを提供する。【解決手段】回転電機ユニット1は、軸部材10と、軸部材10に対し相対回転可能に配置される第1ロータ110と、第1ロータ110の外周側に配置される第1ステータ120と、を有する第1回転電機100と、軸部材10に対し相対回転可能に配置される第2ロータ210と、第2ロータ210の外周側に配置される第2ステータ220と、を有する第2回転電機200と、第1ロータ110と軸部材10とのトルク伝達経路を遮断又は接続する第1断接機構150と、第2ロータ210と軸部材10とのトルク伝達経路を遮断又は接続する第2断接機構250と、第1断接機構150及び第2断接機構250の解放又は締結を制御する制御部300と、を備える。第1回転電機100と第2回転電機200とは異なる特性を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、電動車両に搭載可能な回転電機ユニットに関する。
一般に、電動車両には永久磁石型同期電動機が搭載されている。永久磁石型同期電動機は、ロータコアの磁化によるリラクタンストルクと磁石によるトルクの両方を利用することができるため、高トルクでの運転が可能である。
しかし、図5に示すように、永久磁石型同期電動機の高効率エリアは限定されている。すなわち、高速域においては低トルクになるとともに鉄損が大きくなり、低速域においては高トルクであるが銅損が大きくなる傾向がある。
この種の問題に対処するべく、例えば、特許文献1には、メインシャフトに2つのモータを配設し、それぞれのモータに給電する配線の結線方法を切り替えることでトルク特性を変更可能とした回転電機ユニットに関する技術が開示されている。
特許第2798033号公報
しかしながら、特許文献1に開示された回転電機ユニットでは、2つのモータのロータがメインシャフトと常時締結しているため、どちらか一方のモータだけを駆動させても、他方のモータのロータも連れまわってしまうため、効率が悪化してしまう。
本発明は、高効率で運転することができる回転電機ユニットを提供する。
本発明は、
回転電機ユニットであって、
軸部材と、
該軸部材に対し相対回転可能に配置される第1ロータと、該第1ロータの外周側に配置される第1ステータと、を有する第1回転電機と、
該軸部材に対し相対回転可能に配置される第2ロータと、該第2ロータの外周側に配置される第2ステータと、を有する第2回転電機と、
解放又は締結することにより前記第1ロータと前記軸部材とのトルク伝達経路を遮断又は接続する第1断接機構と、
解放又は締結することにより前記第2ロータと前記軸部材とのトルク伝達経路を遮断又は接続する第2断接機構と、
前記第1断接機構及び前記第2断接機構の解放又は締結を制御する制御部と、を備え、
前記第1回転電機と前記第2回転電機とは異なる特性を有する。
本発明によれば、異なる特性を有する第1回転電機及び第2回転電機に対し、第1断接機構及び第2断接機構の解放又は締結を制御することで、一方の回転電機のみを使用することもできるので回転電機ユニットを高効率で運転することができる。
本発明の一実施形態の回転電機ユニットの断面図である。 図1の回転電機ユニットの第1回転電機の部分平面図である。 図1の回転電機ユニットの第2回転電機の部分平面図である。 図1の回転電機ユニットの動作説明図である。 図1の回転電機ユニットの特性図である。 永久磁石型同期電動機の特性図である。
以下、本発明の回転電機ユニットの一実施形態を、図1〜図4を参照しながら説明する。
[構成]
先ず、本実施形態に係る回転電機ユニットの構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る回転電機ユニット1は、軸部材10と、第1回転電機100と、第2回転電機200と、第1断接機構150と、第2断接機構250と、制御部300と、を備える。
軸部材10は、回転軸線Cを中心に回転してトルクPを出力する回転軸である。軸部材10には、第1回転電機100及び第2回転電機200を挟むように第1ハブ11及び第2ハブ12が設けられている。第1ハブ11は第1回転電機100に隣接して設けられ、第2ハブ12は、第2回転電機200に隣接して設けられている。
第1回転電機100及び第2回転電機200は、軸部材10と共通の回転軸線Cを有し、軸方向に隣接するように配置されている。本実施形態では、第1回転電機100及び第2回転電機200は、それぞれニードルベアリング130、230を介して軸部材10に回転自在に支持されている。
第1回転電機100は、第1ロータ110と、第1ステータ120と、第1ロータシャフト140と、を有する。第1ロータ110は、第1ロータシャフト140と一体に回転するように固定され、ニードルベアリング130によって軸部材10に対し相対回転可能に配置されている。第1ステータ120は、第1ロータ110の外周側に配置され、制御部300と電気的に接続されている。
第2回転電機200は、第2ロータ210と、第2ステータ220と、第2ロータシャフト240と、を有する。第2ロータ210は、第2ロータシャフト240と一体に回転するように固定され、ニードルベアリング230によって軸部材10に対し相対回転可能に配置されている。第2ステータ220は、第2ロータ210の外周側に配置され、制御部300と電気的に接続されている。第2ロータ210の極数は第1ロータ110の極数と等しくなるように設定されている。
第1断接機構150は、解放又は締結することにより第1ロータ110と軸部材10とのトルク伝達経路を遮断又は接続するためのクラッチ機構であり、制御部300によって制御される。第1断接機構150は、ドグ151とスリーブ152とから構成される。ドグ151は、軸部材10の第1ハブ11に隣接するように、第1ロータシャフト140の外周面に固定されている。スリーブ152は、第1ハブ11に設けられている。スリーブ152は、軸部材10の軸方向に移動可能であって、ドグ151と締結(嵌合)又は解放(離脱)する。
第1断接機構150のドグ151とスリーブ152が互いに締結されることにより、第1ロータ110と軸部材10とのトルク伝達経路が接続され、ドグ151とスリーブ152が互いに解放されることにより、第1ロータ110と軸部材10とのトルク伝達経路が遮断される。
第2断接機構250は、解放又は締結することにより第2ロータ210と軸部材10とのトルク伝達経路を遮断又は接続するためのクラッチ機構であり、制御部300によって制御される。第2断接機構250は、ドグ251とスリーブ252とから構成される。ドグ251は、軸部材10の第2ハブ12に隣接するように、第2ロータシャフト240の外周面に固定されている。スリーブ252は、第2ハブ12に設けられている。スリーブ252は、軸部材10の軸方向に駆動され、ドグ251と締結(嵌合)又は解放(離脱)する。
第2断接機構250のドグ251とスリーブ252が互いに締結されることにより、第2ロータ210と軸部材10とのトルク伝達経路が接続され、ドグ251とスリーブ252が互いに解放されることにより、第2ロータ210と軸部材10とのトルク伝達経路が遮断される。
第1断接機構150のドグ151と第2断接機構250のドグ251のスリット数は、第1ロータ110及び第2ロータ210の極数の整数倍に設定されている。また、第1断接機構150のスリーブ152と第2断接機構250のスリーブ252の軸部材10の回転軸線Cに対する位置関係は互いに等しくなっている。これにより、電流位相角のずれを防止することができる。図1中、符号141は第1ロータシャフト140の回転角を検出するレゾルバであり、符号241は第2ロータシャフト240の回転角を検出するレゾルバである。
制御部300は、インバータ310と、第1スイッチ311と、第2スイッチ312と、断接制御部320と、スイッチ制御部330と、を備えている。インバータ310は、3相フルブリッジインバータである。インバータ310は、第1ステータ120及び第2ステータ220に接続されている。第1スイッチ311は、第1ステータ120とインバータ310との電力伝達経路321上に設けられている。第2スイッチ312は、第2ステータ220とインバータ310との電力伝達経路322上に設けられている。このように、第1回転電機100の第1ステータ120と第2回転電機200の第2ステータ220とを共通のインバータ310と、第1スイッチ311及び第2スイッチ312とで制御することで、回転電機ユニット1の部品点数の増加及び制御が煩雑になるのを抑制できる。
断接制御部320は、第1断接機構150及び第2断接機構250の締結/解放を制御する。スイッチ制御部330は、第1スイッチ311及び第2スイッチ312のON/OFFを制御することで、第1ステータ120及び第2ステータ220への電力の供給/非供給を制御する。
制御部300は、回転電機ユニット1の駆動時に以下の第1状態〜第3状態を選択する。
(第1状態) スイッチ制御部330が第1スイッチ311をONするとともに第2スイッチ312をOFFにし、且つ、断接制御部320が第1断接機構150を締結するとともに第2断接機構250を解放した状態。
(第2状態) スイッチ制御部330が第1スイッチ311をOFFするとともに第2スイッチ312をONにし、且つ、断接制御部320が第1断接機構150を解放するとともに第2断接機構250を締結した状態。
(第3状態) スイッチ制御部330が第1スイッチ311及び第2スイッチ312の両方ともONし、且つ、断接制御部320が第1断接機構150を締結するとともに第2断接機構250を締結した状態。
第1回転電機100と第2回転電機200は相異なる特性を有する回転電機である。
第1回転電機100は、図2Aに示すように、第1ロータ110のロータコア112に永久磁石111が配置された永久磁石型同期電動機であり、永久磁石111の磁界に第1ステータ120内のコイル121の磁界を作用させることによりトルクを発生させる。一方、第2回転電機200は、図2Bに示すように、第2ロータ210のロータコア212に永久磁石が配置されていない空隙211が設けられたリラクタンス型同期電動機であり、第2ステータ220内のコイル221の磁界によって第2ロータ210と第2ステータ220間に生じる磁力によってトルクを発生させる。
概して、永久磁石型同期電動機である第1回転電機100は、効率は悪いがトルクが大きく、リラクタンス型同期電動機である第2回転電機200は、効率は良いがトルクが小さい。より具体的には、図4に示すように、第1回転電機100は、全速度域においてトルクが大きく、中速〜高速域での効率が良いという特長を有する。その反面、低速域での効率が悪いという欠点がある。一方、第2回転電機200は、全速度域においてトルクが小さいものの、低トルク域での効率が良いという特長を有する。その反面、高トルク域での効率が悪いという欠点がある。以下で説明するように、第1回転電機100を永久磁石型同期電動機とし、第2回転電機200をリラクタンス型同期電動機としたことで、永久磁石型同期電動機及びリラクタンス型同期電動機の長所を生かした回転電機ユニット1を実現できる。
[動作]
次に、上記のように構成された回転電機ユニット1の動作について説明する。
図3に示すように、回転電機ユニット1の制御部300は、(1)低速域、(2)中速〜高速域、及び(3)低トルク域の3種類の運転状態に応じて、使用する駆動源を切り替える。なお、図3中に記載の「スイッチ1」及び「スイッチ2」はそれぞれ第1スイッチ311及び第2スイッチ312を意味し、「クラッチ1」及び「クラッチ2」はそれぞれ第1断接機構150及び第2断接機構250を意味する。また、ロータ1及びロータ2は、それぞれ第1ロータ110及び第2ロータ210を意味する。また、矢印A1及び矢印A2は、それぞれ第1回転電機100及び第2回転電機200からのトルクの伝達経路を示している。また、矢印B1及び矢印B2は、それぞれ制御部300から第1回転電機100及び第2回転電機200への電力の伝達経路を示している。
(1)低速域
低速域では、第1スイッチ311及び第2スイッチ312の両方ともONし、第1断接機構150を締結するとともに第2断接機構250を締結した状態(第3状態)にする。その結果、第1ロータ110及び第2ロータ210と軸部材10とのトルク伝達経路が接続され、第1ロータ110及び第2ロータ210の両方のトルクが軸部材10に伝達される。これにより、回転電機ユニット1は、図3の最下段左欄及び図4中に実線で示すように、第1回転電機100及び第2回転電機200の両特性を合算した特性を発揮するようになる。
すなわち、低速域においては、第1回転電機100は高トルクである反面、効率が悪いという特性を有しているが、この特性に低速域において高効率である第2回転電機200の特性が加えられる。その結果、回転電機ユニット1の低速域での特性は、第1回転電機100よりも高トルク且つ高効率となる。
(2)中速〜高速域
中速〜高速では、第1スイッチ311をONするとともに第2スイッチ312をOFFして、第1断接機構150を締結するとともに第2断接機構250を解放した状態(第1状態)にする。その結果、第1ロータ110と軸部材10とのトルク伝達経路が接続され、第2ロータ210と軸部材10とのトルク伝達経路が遮断されるため、第1ロータ110のトルクだけが軸部材10に伝達される。これにより、回転電機ユニット1は、図3の最下段中欄及び図4中に一点鎖線で示すように、第1回転電機100単独の特性を発揮するようになる。すなわち、回転電機ユニット1の中速〜高速域の特性は、第1回転電機100と等しく高効率となる。
(3)低トルク域
低トルク域では、第1スイッチ311をOFFするとともに第2スイッチ312をONして、第1断接機構150を解放するとともに第2断接機構250を締結した状態(第2状態)にする。その結果、第1ロータ110と軸部材10とのトルク伝達経路が遮断され、第2ロータ210と軸部材10とのトルク伝達経路が接続されるため、第2ロータ210のトルクだけが軸部材10に伝達される。これにより、回転電機ユニット1は、図3の最下段右欄及び図4中に破線で示すように、第2回転電機200単独の特性を発揮するようになる。すなわち、回転電機ユニット1の低トルク域の特性は、第2回転電機200と等しく高効率となる。
このように、本実施形態によれば、相異なる特性を有する第1回転電機100及び第2回転電機200に対し、第1断接機構150及び第2断接機構250の解放又は締結を制御することで、回転電機ユニット1を高効率で運転することができる。即ち、2つの回転電機(第1回転電機100及び第2回転電機200)を用いて3つの回転電機の特性を利用することができ、図5に示すように、高効率エリアを拡げることが可能となる。
なお、前述した実施形態は、適宜、変形、改良、等が可能である。例えば、上記実施形態では、相異なる特性を有する2つの回転電機の組み合わせの例として、永久磁石型同期電動機及びリラクタンス型同期電動機を例示したが、これら以外の2つの回転電機の組み合わせを採用することも可能である。例えば、特性が相異なる2つの永久磁石型同期電動機の組み合わせ、特性が相異なる2つのリラクタンス型同期電動機の組み合わせ、等であってもよい。
本明細書には少なくとも以下の事項が記載されている。なお、括弧内には、上記した実施形態において対応する構成要素等を示しているが、これに限定されるものではない。
(1) 回転電機ユニット(回転電機ユニット1)であって、
軸部材(軸部材10)と、
該軸部材に対し相対回転可能に配置される第1ロータ(第1ロータ110)と、該第1ロータの外周側に配置される第1ステータ(第1ステータ120)と、を有する第1回転電機(第1回転電機100)と、
該軸部材に対し相対回転可能に配置される第2ロータ(第2ロータ210)と、該第2ロータの外周側に配置される第2ステータ(第2ステータ220)と、を有する第2回転電機(第2回転電機200)と、
解放又は締結することにより前記第1ロータと前記軸部材とのトルク伝達経路を遮断又は接続する第1断接機構(第1断接機構150)と、
解放又は締結することにより前記第2ロータと前記軸部材とのトルク伝達経路を遮断又は接続する第2断接機構(第2断接機構250)と、
前記第1断接機構及び前記第2断接機構の解放又は締結を制御する制御部(制御部300)と、を備え、
前記第1回転電機と前記第2回転電機とは異なる特性を有する、回転電機ユニット。
(1)によれば、異なる特性を有する第1回転電機及び第2回転電機に対し、第1断接機構及び第2断接機構の解放又は締結を制御することで、回転電機ユニットを高効率で運転することができる。
(2) (1)に記載の回転電機ユニットであって、
前記制御部は、前記回転電機ユニットの駆動時に、
前記第1断接機構を締結するとともに前記第2断接機構を解放する第1状態と、
前記第1断接機構を解放するとともに前記第2断接機構を締結する第2状態と、
前記第1断接機構を締結するとともに前記第2断接機構を締結する第3状態と、を選択可能である、回転電機ユニット。
(2)によれば、回転電機ユニットの駆動時に、制御部は第1〜第3状態のいずれかを選択可能であるので、2つの回転電機を用いて3つの回転電機の特性を利用することができる。
(3) (1)又は(2)に記載の回転電機ユニットであって、
前記第1回転電機は、永久磁石型同期電動機であり、
前記第2回転電機は、リラクタンス型同期電動機である、回転電機ユニット。
(3)によれば、第1回転電機を永久磁石型同期電動機とし、第2回転電機をリラクタンス型同期電動機とすることで、永久磁石型同期電動機及びリラクタンス型同期電動機の長所を生かすことができる。
(4) (1)〜(3)のいずれかに記載の回転電機ユニットであって、
前記制御部は、前記第1ステータ及び前記第2ステータに接続されるインバータ(インバータ310)と、
前記第1ステータと前記インバータとの電力伝達経路(電力伝達経路321)上に設けられる第1スイッチ(第1スイッチ311)と、
前記第2ステータと前記インバータとの電力伝達経路(電力伝達経路322)上に設けられる第2スイッチ(第2スイッチ312)と、を備える、回転電機ユニット。
(4)によれば、第1回転電機の第1ステータと第2回転電機の第2ステータとを共通のインバータと、第1スイッチ及び第2スイッチとで制御することで部品点数の増加及び制御が煩雑になるのを抑制できる。
(5) (1)〜(3)のいずれかに記載の回転電機ユニットであって、
前記第1断接機構及び前記第2断接機構は、それぞれスリーブ(スリーブ152、スリーブ252)とドグ(ドグ151、ドグ251)とから構成され、
前記第1ロータ及び前記第2ロータは、極数が等しく、
前記第1断接機構及び前記第2断接機構の前記ドグは、前記極数の整数倍であり、
前記第1断接機構の前記スリーブと前記第2断接機構の前記スリーブとは、回転軸線(回転軸線C)に対する位置関係が等しい、回転電機ユニット。
(5)によれば、電流位相角のずれを防止することができる。
1 回転電機ユニット
10 軸部材
100 第1回転電機
110 第1ロータ
120 第1ステータ
150 第1断接機構
151 ドグ
152 スリーブ
200 第2回転電機
210 第2ロータ
220 第2ステータ
250 第2断接機構
251 ドグ
252 スリーブ
300 制御部
310 インバータ
311 第1スイッチ
312 第2スイッチ
321 電力伝達経路
322 電力伝達経路
C 回転軸線

Claims (5)

  1. 回転電機ユニットであって、
    軸部材と、
    該軸部材に対し相対回転可能に配置される第1ロータと、該第1ロータの外周側に配置される第1ステータと、を有する第1回転電機と、
    該軸部材に対し相対回転可能に配置される第2ロータと、該第2ロータの外周側に配置される第2ステータと、を有する第2回転電機と、
    解放又は締結することにより前記第1ロータと前記軸部材とのトルク伝達経路を遮断又は接続する第1断接機構と、
    解放又は締結することにより前記第2ロータと前記軸部材とのトルク伝達経路を遮断又は接続する第2断接機構と、
    前記第1断接機構及び前記第2断接機構の解放又は締結を制御する制御部と、を備え、
    前記第1回転電機と前記第2回転電機とは異なる特性を有する、回転電機ユニット。
  2. 請求項1に記載の回転電機ユニットであって、
    前記制御部は、前記回転電機ユニットの駆動時に、
    前記第1断接機構を締結するとともに前記第2断接機構を解放する第1状態と、
    前記第1断接機構を解放するとともに前記第2断接機構を締結する第2状態と、
    前記第1断接機構を締結するとともに前記第2断接機構を締結する第3状態と、を選択可能である、回転電機ユニット。
  3. 請求項1又は2に記載の回転電機ユニットであって、
    前記第1回転電機は、永久磁石型同期電動機であり、
    前記第2回転電機は、リラクタンス型同期電動機である、回転電機ユニット。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の回転電機ユニットであって、
    前記制御部は、前記第1ステータ及び前記第2ステータに接続されるインバータと、
    前記第1ステータと前記インバータとの電力伝達経路上に設けられる第1スイッチと、
    前記第2ステータと前記インバータとの電力伝達経路上に設けられる第2スイッチと、を備える、回転電機ユニット。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の回転電機ユニットであって、
    前記第1断接機構及び前記第2断接機構は、それぞれスリーブとドグとから構成され、
    前記第1ロータ及び前記第2ロータは、極数が等しく、
    前記第1断接機構及び前記第2断接機構の前記ドグは、前記極数の整数倍であり、
    前記第1断接機構の前記スリーブと前記第2断接機構の前記スリーブとは、回転軸線に対する位置関係が等しい、回転電機ユニット。
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Citations (8)

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