JP2007259525A - 永久磁石同期電動機/発電機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】永久磁石同期電動機/発電機(20)は、固定子(23)を同心円状の外側固定子(31)と内側固定子(30)の二重構造とし、内側固定子の内周面に周方向等間隔のスロット(32)を形成して該スロットに電機子巻線(33)を巻装するとともに、外側固定子と内側固定子とを回転軸周り方向に相対回転可能に構成し、且つ、外側固定子の内周面に凹部(34)を形成する。該凹部は、前記相対回転によって隣り合うスロット間に位置されるように構成されている。
【選択図】 図1
Description
E=k×ψ×n ・・・・(1)
ただし、kはモータ毎の定数、nは回転数、ψは鎖交磁束量である。
図6は、従来技術の問題点を説明する図である。この図に示すように、第二回転子7bをシャフト8に沿って移動させると、第二回転子7bの一部が固定子2の内周面から若干外部にはみ出す。このため、コイルエンド(電気子巻線4の折り返し部分)が形成された鉄心歯部2aへの第二回転子7bからの磁束11が増えることとなり、この磁束11によって、鉄心歯部2aが局部加熱されてしまうという問題点がある。
請求項2記載の永久磁石同期電動機/発電機は、請求項1記載の永久磁石同期電動機/発電機において、前記外側固定子と内側固定子の一方を回転軸周り方向に回転させるためのアクチュエータと、該アクチュエータの動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記内側固定子の内周側に設けられる回転子の回転数または該回転数の指令値が高回転数域にあるとき、前記凹部が隣り合うスロット間に位置するように、前記アクチュエータの動作を制御することを特徴とする。
請求項3記載の永久磁石同期電動機/発電機は、請求項1又は2記載の永久磁石同期電動機/発電機において、前記外側固定子と内側固定子の一方を回転軸周り方向に回転させるためのアクチュエータと、該アクチュエータの動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記内側固定子の内周側に設けられる回転子の回転数または該回転数の指令値が低中回転数域にあるとき、前記スロットと前記凹部の位置を揃えるように、前記アクチュエータの動作を制御することを特徴とする。
請求項4記載の永久磁石同期電動機/発電機は、請求項1乃至3いずれかに記載の永久磁石同期電動機/発電機において、前記凹部に非磁性物質を充填したことを特徴とする。
また、請求項2及び3記載の発明によれば、上記のとおりの構成としたから、永久磁石同期電動機/発電機の回転数に合わせて適応的に磁束の磁路幅を変化させることができ、たとえば、逆起電圧問題が生じるおそれがない低中回転数域にある場合には、鎖交磁束量ψを増やして出力と効率の改善を図ることができ、一方、逆起電圧問題が生じるおそれがある高回転数域にある場合には、鎖交磁束量ψを減らして、逆起電圧Eが、インバータ素子や固定子巻き線等の耐圧を上回らないようにすることができる。
また、請求項4記載の発明によれば、上記のとおりの構成としたから、凹部内の空気に代わって、当該凹部内の充填材料(非磁性物質)により、鎖交磁束量ψを減少させることができる。
図4は、外側固定子31の回転軸方向の構造図である。なお、“回転軸方向”とは、シャフト25の軸方向、つまり、モータ20の回転軸方向のことを言う。この図においては、二つの構造例が示されている。
電流:200A、電圧:300V
インバータ容量=√3×200×300≒104kVA
電流:100A、電圧:300V
インバー夕容量=√3×100×300≒52kVA
23 固定子
24 回転子
30 内側固定子
31 外側固定子
32 スロット
33 電機子巻線
34 凹部
39 アクチュエータ
42 のアクチュエータ制御部(制御手段)
Claims (4)
- 固定子を同心円状の外側固定子と内側固定子の二重構造とし、前記内側固定子の内周面に周方向等間隔のスロットを形成して該スロットに電機子巻線を巻装するとともに、前記外側固定子と内側固定子とを回転軸周り方向に相対回転可能に構成し、且つ、前記外側固定子の内周面に凹部を形成し、該凹部は、前記相対回転によって隣り合うスロット間に位置されるように構成されたことを特徴とする永久磁石同期電動機/発電機。
- 前記外側固定子と内側固定子の一方を回転軸周り方向に回転させるためのアクチュエータと、該アクチュエータの動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記内側固定子の内周側に設けられる回転子の回転数または該回転数の指令値が高回転数域にあるとき、前記凹部が隣り合うスロット間に位置するように、前記アクチュエータの動作を制御することを特徴とする請求項1記載の永久磁石同期電動機/発電機。
- 前記外側固定子と内側固定子の一方を回転軸周り方向に回転させるためのアクチュエータと、該アクチュエータの動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記内側固定子の内周側に設けられる回転子の回転数または該回転数の指令値が低中回転数域にあるとき、前記スロットと前記凹部の位置を揃えるように、前記アクチュエータの動作を制御することを特徴とする請求項1又は2記載の永久磁石同期電動機/発電機。
- 前記凹部に非磁性物質を充填したことを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の永久磁石同期電動機/発電機。
Priority Applications (1)
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JP2006077312A JP2007259525A (ja) | 2006-03-20 | 2006-03-20 | 永久磁石同期電動機/発電機 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006077312A JP2007259525A (ja) | 2006-03-20 | 2006-03-20 | 永久磁石同期電動機/発電機 |
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JP2007259525A true JP2007259525A (ja) | 2007-10-04 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2006077312A Pending JP2007259525A (ja) | 2006-03-20 | 2006-03-20 | 永久磁石同期電動機/発電機 |
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JP (1) | JP2007259525A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20130092302A (ko) * | 2012-02-10 | 2013-08-20 | 삼성전자주식회사 | 고정자 모듈 및 이를 포함하는 전동기 |
JP2017051026A (ja) * | 2015-09-03 | 2017-03-09 | 新日鐵住金株式会社 | 回転電機 |
WO2020262204A1 (ja) * | 2019-06-26 | 2020-12-30 | ソニー株式会社 | モータおよびモータ制御装置 |
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2006
- 2006-03-20 JP JP2006077312A patent/JP2007259525A/ja active Pending
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KR20130092302A (ko) * | 2012-02-10 | 2013-08-20 | 삼성전자주식회사 | 고정자 모듈 및 이를 포함하는 전동기 |
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EP3993223A4 (en) * | 2019-06-26 | 2022-08-31 | Sony Group Corporation | ENGINE AND ENGINE CONTROL DEVICE |
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