JP2019106667A - 車載ネットワークシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】各ユニットに任意のソースアドレスを設定することができる車載ネットワークシステムを提供する。【解決手段】車載ネットワークは、車体(下部走行体2および上部旋回体3)に搭載されCAN等の車載ネットワーク通信機能を有する複数のICタグリーダ12A〜12Dと、複数のICタグリーダ12A〜12Dを接続する通信線13と、通信線13に接続されたコントローラ18と、複数のICタグリーダ12A〜12Dとコントローラ18とに電力を供給する電源15とを有している。コントローラ18には、複数のICタグリーダ12A〜12Dのうち1つのICタグリーダを選択して電力供給が可能な電力供給制御部18Aと、電力供給制御部18Aにより選択されたICタグリーダに個別のソースアドレスを設定するソースアドレス設定部18Bとが備えられている。【選択図】図4

Description

本発明は、例えば油圧ショベル、ホイールローダ等の建設機械に搭載される車載ネットワークシステムに関する。
一般に、油圧ショベル、ホイールローダ、油圧クレーン等の建設機械は、様々な部品により構成されており、その部品の中には、燃料フィルタおよびオイルフィルタ等の寿命に至ると交換が必要になる交換部品(メンテナンス対象部品)がある。このような交換部品は、例えば交換部品にIC(Integrated Circuit)タグを取付け、ICタグリーダ(ユニット)によりICタグの情報を読み取ることで、交換部品の製造日、型式、および純正品か否か等を管理することが知られている。
ICタグの情報の読み取りは、作業者がICタグリーダを持ってICタグに近付けることにより行うことができる。しかし、屋外での稼働を前提とした油圧ショベルの交換部品にそれぞれICタグを取付けた場合には、各交換部品の近傍にそれぞれICタグリーダを搭載して任意のタイミングでICタグの情報を読み取れるようにして利便性を向上させている。この場合、ICタグリーダは、CAN(Controller Area Network)等の車載ネットワークに接続され、コントローラがICタグリーダを介してICタグの情報を読み取っている。そして、コントローラは、読み取ったICタグの情報からモニタに対象部品の交換時期を表示させたり、非純正品が取付けられていることを警告したりしている(例えば、特許文献1参照)。
特許第5695270号公報
ところで、上述した従来技術によれば、複数の交換部品を管理するために車載ネットワークに複数のICタグリーダを接続する必要がある。この場合、コントローラがどのICタグリーダで読み取った情報かを判別するために、各ICタグリーダに識別用の個別のソースアドレスを設定する必要がある。ここで、油圧ショベルの組立て直後には、同じ初期のソースアドレスを持った複数個のICタグリーダが搭載されることになり、コントローラが各ICタグリーダを判別することができないという問題がある。
そこで、ICタグリーダのソースアドレス設定は、車載ネットワークに接続する前に個別に行うか、納入時にすでに個別のソースアドレスが設定されている必要がある。しかし、前者の場合には、組立工数が増加するので組立作業の作業性が低下する虞がある。一方、後者の場合には、各ICタグリーダが同じものであるにも拘わらず、別のものとして取り扱う必要があり、各ICタグリーダの取り違え等の作業ミスが発生する虞がある。
本発明の目的は、各ユニットに任意のソースアドレスを設定することができる車載ネットワークシステムを提供することにある。
本発明の車載ネットワークシステムは、車体に搭載され車載ネットワーク通信機能を有する複数のユニットと、前記複数のユニットを接続する通信線と、前記通信線に接続されたコントローラと、前記複数のユニットと前記コントローラとに電力を供給する電源とを有する車載ネットワークシステムにおいて、前記コントローラには、前記複数のユニットのうち1つのユニットを選択して電力供給が可能な電力供給制御部と、前記電力供給制御部により選択された前記ユニットに個別のソースアドレスを設定するソースアドレス設定部とが備えられていることを特徴としている。
本発明によれば、複数のユニットを車載ネットワークに接続した状態で、各ユニットのソースアドレス設定を行うことができる。
本発明の第1の実施の形態による車載ネットワークシステムが搭載された油圧ショベルの正面図である。 コントローラ、ICタグリーダ、ICタグの通信システムを示す構成図である。 コントローラ、ICタグリーダ、ICタグの通信システムを示す構成図である。 車載ネットワークシステムを示す構成図である。 コントローラによるソースアドレス設定制御処理を示す流れ図である。 図5中のソースアドレス設定制御処理の続きを示す流れ図である。 本発明の第2の実施の形態による車載ネットワークシステムを示す構成図である。 本発明の第3の実施の形態による車載ネットワークシステムを示す構成図である。
以下、本発明に係る車載ネットワークシステムの実施の形態を、油圧ショベルに適用した場合を例に挙げ、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1ないし図6は、本発明の第1の実施の形態を示している。図1において、建設機械の代表例となる油圧ショベル1は、自走可能なクローラ式の下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回可能に搭載され該下部走行体2と共に車体を構成する上部旋回体3と、該上部旋回体3の前側に俯仰動可能に設けられた作業装置4とを含んで構成されている。油圧ショベル1は、作業装置4を用いて土砂の掘削作業等を行うことができる。
ここで、下部走行体2は、履帯2Aと、該履帯2Aを周回駆動させることにより油圧ショベル1を走行させる左,右の走行油圧モータ(左側の走行油圧モータ2Bのみ図示)とを含んで構成されている。一方、作業装置4は、フロント(フロント装置)とも呼ばれるもので、例えば、ブーム4A、アーム4B、作業具としてのバケット4Cと、これらを駆動するブームシリンダ4D、アームシリンダ4E、作業具シリンダとしてのバケットシリンダ4Fとを含んで構成されている。油圧シリンダからなるブームシリンダ4D、アームシリンダ4E、バケットシリンダ4F、油圧モータからなる走行油圧モータ2B、後述の旋回油圧モータ5は、それぞれ圧油の供給に基づいて駆動(作動)する油圧アクチュエータ(油圧機器、油圧装置)となるものである。
上部旋回体3は、該上部旋回体3を下部走行体2に対して旋回駆動する旋回油圧モータ5、作業装置4との重量バランスをとるためのカウンタウエイト6に加え、キャブ7、エンジン8、油圧ポンプ9、コントローラ18を含んで構成されている。
キャブ7は、運転室を画成するもので、上部旋回体3の前部左側に設けられている。キャブ7内には、オペレータが着席する運転席(図示せず)が設けられ、該運転席の周囲には、走行用の操作レバー装置および作業用の操作レバー装置(いずれも図示せず)が設けられている。さらに、キャブ7内には、例えば、運転席の後方の下側に位置して後述のコントローラ18が設けられている。
エンジン8は、カウンタウエイト6の前側に横置き状態で配設されている。エンジン8は、例えばディーゼルエンジン等の内燃機関により構成されている。エンジン8の左,右方向の一側(例えば右側)には、エンジン8によって駆動される油圧ポンプ9が取付けられている。油圧ポンプ9は、油圧ショベル1に搭載された各種の油圧アクチュエータ(左,右の走行油圧モータ2B、各シリンダ4D,4E,4F、旋回油圧モータ5等)に、作動用の圧油を供給(吐出)するものである。
次に、油圧ショベル1に搭載された各機器の交換部品10A〜10D、各交換部品10A〜10Dに個別に取付けられる各ICタグ11A〜11D、および各ICタグ11A〜11Dの情報を読み込む各ICタグリーダ12A〜12Dについて説明する。
図2〜図4に2点鎖線で示す交換部品10A〜10Dは、車体(下部走行体2、上部旋回体3)に搭載された機器の部品のうち定期的に交換が必要なものである。これら交換部品10A〜10Dは、車体に複数個(例えば、4個)搭載され、例えば燃料タンクからエンジン8に供給される燃料に含まれる塵埃を捕集する燃料フィルタおよび各種の油圧アクチュエータに供給される作動油に含まれる塵埃を捕集するオイルフィルタ等の寿命を有するものである。
第1〜第4ICタグ11A〜11Dは、車体に搭載された複数の交換部品10A〜10Dにそれぞれ個別に取付けられている。即ち、第1ICタグ11Aは、交換部品10Aに取付けられ、第2ICタグ11Bは、交換部品10Bに取付けられ、第3ICタグ11Cは、交換部品10Cに取付けられ、第4ICタグ11Dは、交換部品10Dに取付けられている。
そして、第1ICタグ11Aは、アンテナ11A1と、記録部11A2とを含んで構成されている。同様に、第2〜第4ICタグ11B〜11Dもそれぞれアンテナ11B1〜11D1と、記録部11B2〜11D2とを含んで構成されている。第1〜第4ICタグ11A〜11Dの記録部11A2〜11D2には、各交換部品10A〜10Dの種類(品番)、製造日等の種々の情報(識別情報)が記憶されている。
第1〜第4ICタグリーダ12A〜12Dは、車体に搭載され、第1〜第4ICタグ11A〜11Dの近傍にそれぞれ設けられている。これら第1〜第4ICタグリーダ12A〜12Dは、例えばCAN(Controller Area Network)等の車載ネットワーク通信機能を有するもので、通信線13を介して後述のコントローラ18にそれぞれ接続されている(図4参照)。第1〜第4ICタグリーダ12A〜12Dには、それぞれ個別のソースアドレスが設定され、後述のコントローラ18は、そのソースアドレスを用いて各交換部品10A〜10Dの情報を判別している。
また、第1〜第4ICタグリーダ12A〜12Dは、電線14を介して電源15に並列状態でそれぞれ接続されている。電源15は、第1〜第4ICタグリーダ12A〜12Dと後述のコントローラ18とに電力を供給するものである。第1〜第4ICタグリーダ12A〜12Dは、それぞれ本発明のユニットを構成している。
ここで、第1〜第4ICタグリーダ12A〜12Dと第1〜第4ICタグ11A〜11Dとの間で行われる情報の取得について、第1ICタグリーダ12Aと第1ICタグ11Aとの場合を例に挙げて説明する。
第1ICタグリーダ12Aは、交換部品10Aに取付けられた第1ICタグ11Aの近傍に配設され、第1ICタグ11Aとの間で情報の取得を行う。具体的には、第1ICタグリーダ12Aは、第1ICタグ11Aのアンテナ11A1に向けて電磁波を放射(送信)する。これにより、アンテナ11A1に誘導起電力が発生して、記録部11A2に電流が流れる。
そして、起動した記録部11A2は、各種の情報(情報信号)を電磁波の反射波により第1ICタグリーダ12Aに向けて送り返す。これにより、第1ICタグリーダ12Aは、第1ICタグ11Aの記録部11A2内の情報を取得することができる。また、第1ICタグリーダ12Aは、第1ICタグ11Aの記録部11A2に向けて書込信号を送信することにより、記録部11A2の情報を書き換えることができる。
リレー16は、電線14のうち第1〜第4ICタグリーダ12A〜12Dとグランド17とを個別に接続するグランド線14Aの途中に設けられている。このリレー16は、後述のコントローラ18内に設けられ、接続状態と遮断状態とが切換えられることにより、第1〜第4ICタグリーダ12A〜12Dに対して個別に電力供給の許可または停止するものである。
このために、リレー16は、第1ICタグリーダ12Aと電源15とを接続または遮断する第1可動接点16Aと、第2ICタグリーダ12Bと電源15とを接続または遮断する第2可動接点16Bと、第3ICタグリーダ12Cと電源15とを接続または遮断する第3可動接点16Cと、第4ICタグリーダ12Dと電源15とを接続または遮断する第4可動接点16Dとを含んで構成されている。
コントローラ18は、通信線13に接続され、第1〜第4ICタグリーダ12A〜12Dと相互に通信可能となっている。図2に示すように、コントローラ18は、例えば第1ICタグリーダのソースアドレス「1」を指定して読込信号R(read信号)を通信線13に送信することで、第1ICタグリーダ12Aから第1ICタグ11Aの情報信号D(交換部品10Aの情報)を受信する。
また、図3に示すように、コントローラ18は、第1ICタグリーダのソースアドレス「1」を指定して書込信号W(write信号)を通信線13に送信することで、第1ICタグリーダ12Aから第1ICタグ11Aの情報(交換部品10Aの情報)を書き換えることができる。そして、コントローラ18は、受信した第1ICタグ11Aの情報をキャブ7内に設けられたモニタ(図示せず)に表示させたり、サーバ通信によりメンテナンスセンサ(図示せず)に送信したりすることができる。
また、コントローラ18は、第1〜第4ICタグリーダ12A〜12Dを車体に搭載したときに、初期状態(同一のソースアドレス)にある第1〜第4ICタグリーダ12A〜12Dに個別のソースアドレスを設定する。そのために、コントローラ18には、電力供給制御部18A、ソースアドレス設定部18B、およびメモリ18Cが備えられている。
電力供給制御部18Aは、第1〜第4ICタグリーダ12A〜12Dのうち、1つのICタグリーダを選択して電力供給を可能とするものである。電力供給制御部18Aは、リレー16の第1〜第4可動接点16A〜16Dの接続状態と遮断状態とを制御する。具体的には、電力供給制御部18Aは、第1〜第4ICタグリーダ12A〜12Dのうち、ソースアドレス設定を行う1つのICタグリーダへの電力供給を許可し、それ以外のICタグリーダへの電力供給を停止する。
例えば、第1ICタグリーダ12Aにソースアドレスを設定する場合には、電力供給制御部18Aはリレー16の第1可動接点16Aを閉成状態とし、第2〜第4可動接点16B〜16Dを開成状態とする。これにより、電力供給制御部18Aは、第1ICタグリーダ12Aのみに電源15から電力供給されるように制御する(図4参照)。
ソースアドレス設定部18Bは、電力供給制御部18Aにより選択されたICタグリーダに個別のソースアドレスを設定するものである。このソースアドレス設定部18Bは、電力供給制御部18Aにより選択されたICタグリーダに対応するソースアドレスをメモリ18Cから読込み、通信線13を介してICタグリーダにソースアドレスを設定する。例えば、第1ICタグリーダ12Aに電力が供給されている場合には、ソースアドレス設定部18Bは第1ICタグリーダ12Aにソースアドレス「1」を設定する。また、メモリ18Cには、第1〜第4ICタグリーダ12A〜12Dの各ソースアドレスおよび図5、図6に示すソースアドレス設定制御処理が記憶(格納)されている。
本実施の形態による車載ネットワークシステムは、上述の如き構成を有するもので、次に車載ネットワークシステムの作動について説明する。なお、第1〜第4ICタグリーダ12A〜12Dについては、同様のシステム作動となっているので、以下第1ICタグリーダ12Aのシステム作動を代表して説明する。
コントローラ18は、例えばソースアドレス「1」を指定して読込信号R(read信号)を通信線13に送ることで、そのソースアドレス「1」が設定された第1ICタグリーダ12Aから第1ICタグ11Aの情報を受信する。また、コントローラ18は、例えばソースアドレス「1」を指定して書込信号W(write信号)を通信線13に送ることで、そのソースアドレス「1」が設定された第1ICタグリーダ12Aから第1ICタグ11Aの情報を書き換える。
この場合、第1ICタグリーダ12Aは、第1ICタグ11Aのアンテナ11A1に向けて電磁波を放射(送信)する。これにより、アンテナ11A1に誘導起電力が発生して、記録部11A2に電流が流れる。そして、起動した記録部11A2は、各種の情報(情報信号)を電磁波の反射波により第1ICタグリーダ12Aに向けて送り返す。これにより、第1ICタグリーダ12Aは、第1ICタグ11Aの記録部11A2内の情報を取得することができる。また、第1ICタグリーダ12Aは、第1ICタグ11Aの記録部11A2に向けて書込信号を送信することにより、記録部11A2の情報を書き換えることができる。
ところで、第1〜第4ICタグリーダ12A〜12Dが車体に搭載されたときには、各ソースアドレスが同一の初期状態となっている。従って、コントローラ18から初期ソースアドレスを指定して読込信号Rを通信線13に送信すると、全てのICタグリーダ12A〜12Dから情報が返信されてしまい、どの交換部品10A〜10Dの情報かを判別することができない。また、コントローラ18が初期ソースアドレスを指定して任意のソースアドレスに変更する書込信号Wを通信線13に送信すると、全てのICタグリーダ12A〜12Dに同じソースアドレスが設定されてしまう。
従って、第1〜第4ICタグリーダ12A〜12Dのソースアドレス設定は、車載ネットワークに接続する前に個別に行うか、納入時にすでに個別のソースアドレスが設定されている必要がある。しかし、前者の場合には、組立工数が増加するので組立作業の作業性が低下する虞がある。一方、後者の場合には、各ICタグリーダ12A〜12Dが同じものであるにも拘わらず、別のものとして取り扱う必要があり、各ICタグリーダ12A〜12Dの取り違え等の作業ミスが発生する虞がある。
そこで、本実施の形態では、コントローラ18は、複数のICタグリーダ12A〜12Dのうち1つのICタグリーダを選択して電力供給が可能な電力供給制御部18Aと、電力供給制御部18Aにより選択されたICタグリーダに個別のソースアドレスを設定するソースアドレス設定部18Bとが備えられている。以下、油圧ショベル1のコントローラ18で行われる制御処理について、図5、図6の流れ図を用いて説明する。
コントローラ18に通電がされることにより、図5の制御処理が開始されると、ステップ1では、設定モード開始とする。即ち、図示しないコントローラ18のスイッチを操作することにより、コントローラ18をICタグリーダ設定モードとし、ステップ2に進む。ステップ2では、第1ICタグリーダ12A以外への電源供給をカット(停止)する。即ち、コントローラ18の電力供給制御部18Aは、リレー16の第1可動接点16Aのみを閉成状態とし、第2〜第4可動接点16B〜16Dを開成状態に切換える。
次のステップ3では、読込信号R(read信号)を送信する。即ち、コントローラ18は、初期ソースアドレスを指定して通信線13に読込信号Rを送信し、次のステップ4に進む。ステップ4では、ICタグ情報は1つか否かを判定する。即ち、コントローラ18は、読込信号Rから返ってくる情報信号Dが1つか否かを判定する。そして、ステップ4で「YES」、即ちICタグ情報が1つと判定された場合には、ステップ8に進む。一方、ステップ4で「NO」、即ちICタグ情報が1つでないと判定された場合には、ステップ5に進む。
ステップ5では、ICタグ情報は0か否かを判定する。即ち、コントローラ18は、読込信号Rから返ってくる情報信号Dが2つ以上返ってきているか否かを判定する。そして、ステップ5で「YES」、即ちICタグ情報が返ってきていないと判定された場合には、ステップ6に進み、第1ICタグリーダ12Aが未接続である(即ち、第1ICタグリーダ12Aが取付けられていない)として設定モードを終了する。一方、ステップ5で「NO」、即ちICタグ情報が複数個(2つ以上)返ってきていると判定された場合には、ステップ7に進み、コントローラ18のON/OFF出力の異常(リレー16の異常)と判定して設定モードを終了する。
ステップ8では、第1ICタグリーダ12Aのソースアドレスを「1」に設定する。即ち、コントローラ18のソースアドレス設定部18Bは、返ってきたICタグ情報が1つの場合には正常に接続されていると判定して、第1ICタグリーダ12Aに対して「1」というソースアドレスを設定する書込信号W(write信号)を送信し、ステップ9に進む。
ステップ9では、書き込み完了したか否かを判定する。即ち。コントローラ18のソースアドレス設定部18Bは、第1ICタグリーダ12Aにソースアドレス「1」が設定されたか否かを判定する。そして、ステップ9で「YES」、即ち書き込み完了したと判定された場合には、ステップ12に進む。一方、ステップ9で「NO」、即ち書き込み完了していないと判定された場合には、ステップ10に進む。
ステップ10では、ソースアドレスの書き込みが3回失敗したか否かを判定する。即ち、コントローラ18のソースアドレス設定部18Bは、第1ICタグリーダ12Aに対するソースアドレス「1」の書き込みを3回行っても書き込みが不可であったか否かを判定する。そして、ステップ10で「NO」、即ちソースアドレスの書き込みが1回目または2回目の失敗であると判定された場合には、ステップ8に戻る。一方、ステップ10で「YES」、即ちソースアドレスの書き込みが3回目の失敗であると判定された場合には、ステップ11に進み、第1ICタグリーダ12Aの異常と判定して設定モードを終了する。
ステップ12では、第1ICタグリーダ12Aへの電源供給をカット(停止)する。即ち、コントローラ18の電力供給制御部18Aは、第1ICタグリーダ12Aからソースアドレス「1」の書き込みが正常に行われたという制御信号を受信した場合にはリレー16の第1可動接点16Aを閉成状態から開成状態に切換える。これにより、電源15から第1ICタグリーダ12Aへの電力供給が停止され、次のステップ13に進み、1secのウエイト時間(待機時間)を経て、ステップ14に進む。
ステップ14では、全てのICタグリーダ12A〜12Dに対し書き込みが完了したか否かを判定する。即ち、コントローラ18のソースアドレス設定部18Bは、車体に搭載された第1〜第4ICタグリーダ12A〜12Dの全てに個別のソースアドレスを書き込んだか否かを判定する。そして、ステップ14で「NO」、即ち全てのICタグリーダ12A〜12Dに対しソースアドレスの書き込みが完了していないと判定された場合には、ステップ15に進む。一方、ステップ14で「YES」、即ち全てのICタグリーダ12A〜12Dに対しソースアドレスの書き込みが完了したと判定された場合には、ステップ16に進む。
ステップ15では、次のICタグリーダへの電源供給を開始する。即ち、コントローラ18の電力供給制御部18Aは、例えば第1ICタグリーダ12Aに対するソースアドレス「1」の書き込みが完了したら、次の第2ICタグリーダ12Bに対するソースアドレス「2」の書き込みを行うために、リレー16の第2可動接点16Bを開成状態から閉成状態に切り換える。これにより、電源15から第2ICタグリーダ12Bへの電力が供給され、ステップ3に進み、ステップ4からステップ13までを繰り返して、第2ICタグリーダ12Bに対するソースアドレス「2」の書き込みを完了する。第3,第4ICタグリーダ12C,12Dについても同様である。
ステップ16では、全てのICタグリーダ12A〜12Dへの電源を供給する。即ち、コントローラ18の電力供給制御部18Aは、第1〜第4ICタグリーダ12A〜12Dの全てのソースアドレスの書き込みが完了した場合にはリレー16の第1〜第4可動接点16A〜16Dの全てを閉成状態に切り換える。これにより、第1〜第4ICタグリーダ12A〜12Dの全てに電源15から電力が供給される。
次のステップ17では、読込信号R(read信号)を送信する。即ち、コントローラ18は、第1〜第4ICタグリーダ12A〜12Dの各ソースアドレス「1」〜「4」に対して順番に読込信号Rを送信し、次のステップ18に進む。
ステップ18では、各ICタグリーダ12A〜12Dにソースアドレス「1」〜「4」が設定されたか否かを判定する。即ち、コントローラ18は、通信線13に送信した読込信号RとICタグ情報(情報信号D)とが対応している(1対1となっている)か否かを判定する。そして、ステップ18で「NO」、即ち読込信号RとICタグ情報とが対応していないと判定された場合には、ステップ19に進み、設定未完了として設定モードを終了する。一方、ステップ18で「YES」、即ち読込信号RとICタグ情報とが対応していると判定された場合には、設定正常完了として設定モードを終了する。
かくして、本実施の形態によれば、車体(下部走行体2、上部旋回体3)に搭載され車載ネットワーク通信機能を有する複数のICタグリーダ12A〜12Dと、前記複数のICタグリーダ12A〜12Dを接続する通信線13と、前記通信線13に接続されたコントローラ18と、前記複数のICタグリーダ12A〜12Dと前記コントローラ18とに電力を供給する電源15とを有する車載ネットワークシステムにおいて、前記コントローラ18には、前記複数のICタグリーダ12A〜12Dのうち1つのICタグリーダを選択して電力供給が可能な電力供給制御部18Aと、前記電力供給制御部18Aにより選択された前記ICタグリーダに個別のソースアドレスを設定するソースアドレス設定部18Bとが備えられていることを特徴としている。
また、前記複数のICタグリーダ12A〜12Dとグランド17とを個別に接続するグランド線14Aと、前記グランド線14Aに設けられ接続状態と遮断状態とが切換えられることにより前記複数のICタグリーダ12A〜12Dに対して個別に電力供給の許可または停止するリレー16とをさらに備え、前記電力供給制御部18Aは、前記リレー16の接続状態と遮断状態とを制御することを特徴としている。
また、前記電力供給制御部18Aは、前記複数のICタグリーダ12A〜12Dのうち、ソースアドレス設定を行う前記1つのICタグリーダへの電力供給を許可し、それ以外のICタグリーダへの電力供給を停止することを特徴としている。また、各ICタグリーダ12A〜12Dは、複数の交換部品10A〜10Dにそれぞれ個別に取付けられたICタグ11A〜11Dの情報を取得することを特徴としている。
これにより、各ICタグリーダ12A〜12Dに供給する電源15を任意のタイミングでON/OFFできる。従って、CAN等の1つの車載ネットワーク上に同じ初期ソースアドレスを備えた複数のICタグリーダ12A〜12Dを取付けた場合でも、各ICタグリーダ12A〜12Dに個別のソースアドレス「1」〜「4」を任意に設定することができるので、車体組立作業の作業効率を向上させることができると共に、交換部品10A〜10Dが混同するのを抑制することができる。
次に、図7は、本発明の第2の実施の形態を示している。第2の実施の形態の特徴は、第1の実施の形態によるリレー16に代えてコントローラ18の外部にリレー21を設けたことにある。なお、第2の実施の形態では、上述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
リレー21は、第1〜第4ICタグリーダ12A〜12Dとコントローラ18との間に位置して、電線14のグランド線14Aに設けられている。このリレー21は、接続状態と遮断状態とが切換えられることにより、第1〜第4ICタグリーダ12A〜12Dに対して個別に電力供給の許可または停止するものである。
このために、リレー21は、第1ICタグリーダ12Aと電源15とを接続または遮断する第1可動接点21Aと、第2ICタグリーダ12Bと電源15とを接続または遮断する第2可動接点21Bと、第3ICタグリーダ12Cと電源15とを接続または遮断する第3可動接点21Cと、第4ICタグリーダ12Dと電源15とを接続または遮断する第4可動接点21Dとを含んで構成されている。リレー16の第1〜第4可動接点21A〜21Dは、コントローラ18の電力供給制御部18Aから出力される制御信号によりそれぞれ閉成状態と開成状態とに切換えられる。
かくして、このように構成された第2の実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、各ICタグリーダ12A〜12Dに供給する電源15を任意のタイミングでON/OFFできる。従って、CAN等の1つの車載ネットワーク上に同じ初期ソースアドレスを備えた複数のICタグリーダ12A〜12Dを取付けた場合でも、各ICタグリーダ12A〜12Dに個別のソースアドレス「1」〜「4」を任意に設定することができるので、車体組立作業の作業効率を向上させることができると共に、交換部品が混同するのを抑制することができる。
次に、図8は、本発明の第3の実施の形態を示している。第3の実施の形態の特徴は、第1の実施の形態によるユニットとしての第1〜第4ICタグリーダ12A〜12Dに代えて、ユニットを第1〜第4センサ装置31A〜31Dとしたことにある。なお、第3の実施の形態では、上述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
第1〜第4センサ装置31A〜31Dは、車体に搭載され、検出したセンサ値を通信線13からCAN信号として出力可能なものである。これら第1〜第4センサ装置31A〜31Dは、車体に搭載された各種の機器の状態をそれぞれ検出するもので、例えば作動油およびエンジンオイルの劣化を検出するセンサ装置、排気ガス浄化装置内の窒素酸化物(NOx)の濃度を検出するNOx濃度センサ装置、尿素水タンクおよび燃料タンクの液量を検出するレベルセンサ装置等となっている。第1〜第4センサ装置31A〜31Dは、それぞれ本発明のユニットを構成している。
そして、第1〜第4センサ装置31A〜31Dは、各種の機器の状態を検出する検出部31A1〜31D1と、コントローラ18に接続され検出部31A1〜31D1を制御するセンサ制御部31A2〜31D2とをそれぞれ含んで構成されている。また、第1〜第4センサ装置31A〜31Dの各センサ制御部31A2〜31D2は、電線14を介して電源15に並列状態でそれぞれ接続されている。
コントローラ18は、例えば第1センサ装置31A(センサ制御部31A2)のソースアドレス「1」を指定して読込信号R(read信号)を通信線13に送信することで、センサ制御部31A2から検出部31A1の情報(検出値)を受信する。また、コントローラ18は、第1センサ装置31Aのソースアドレス「1」を指定して書込信号W(write信号)を通信線13に送信することで、センサ制御部31A2の情報(識別情報)を書き換えることができる。第2〜第4センサ装置31B〜31Dについても同様である。
そして、コントローラ18は、第1〜第4センサ装置31A〜31Dから出力された検出値を基に、車体に搭載されたエンジン8の回転数、図示しない排気ガス浄化装置の尿素水噴射量等の各機器の制御を行うことができる。
ここで、第1〜第4センサ装置31A〜31Dは、車体に搭載されたときには同一の初期ソースアドレスを備えている。従って、第1〜第4センサ装置31A〜31Dを車体に搭載したときには、第1〜第4センサ装置31A〜31Dに個別のソースアドレスを設定する必要がある。そこで、第1〜第4センサ装置31A〜31Dの各センサ制御部31A2〜31D2は、電線14のグランド線14Aに設けられたリレー16の各可動接点16A〜16Dにそれぞれ接続されている。
これにより、コントローラ18は、電力供給制御部18Aにより電源15と第1〜第4センサ装置31A〜31Dとを個別に接続し、ソースアドレス設定部18Bにより第1〜第4センサ装置31A〜31Dにそれぞれ個別のソースアドレス「1」〜「4」を書き込む(設定する)ことができる。
かくして、このように構成された第3の実施の形態によれば、車体(下部走行体2、上部旋回体3)に搭載され車載ネットワーク通信機能を有する複数のセンサ装置31A〜31Dと、前記複数のセンサ装置31A〜31Dを接続する通信線13と、前記通信線13に接続されたコントローラ18と、前記複数のセンサ装置31A〜31Dと前記コントローラ18とに電力を供給する電源15とを有する車載ネットワークシステムにおいて、前記コントローラ18には、前記複数のセンサ装置31A〜31Dのうち1つのセンサ装置を選択して電力供給が可能な電力供給制御部18Aと、前記電力供給制御部18Aにより選択された前記センサ装置に個別のソースアドレスを設定するソースアドレス設定部18Bとが備えられていることを特徴としている。
また、前記複数のセンサ装置31A〜31Dとグランド17とを個別に接続するグランド線14Aと、前記グランド線14Aに設けられ接続状態と遮断状態とが切換えられることにより前記複数のセンサ装置31A〜31Dに対して個別に電力供給の許可または停止するリレー16とをさらに備え、前記電力供給制御部18Aは、前記リレー16の接続状態と遮断状態とを制御することを特徴としている。
また、前記電力供給制御部18Aは、前記複数のセンサ装置31A〜31Dのうち、ソースアドレス設定を行う前記1つのセンサ装置への電力供給を許可し、それ以外のセンサ装置への電力供給を停止することを特徴としている。
また、センサ装置31A〜31Dは、車体に搭載された各種の機器の状態をそれぞれ検出するものであることを特徴としている。
これにより、各センサ装置31A〜31Dに供給する電源15を任意のタイミングでON/OFFできる。従って、CAN等の1つの車載ネットワーク上に同じ初期ソースアドレスを備えた複数のセンサ装置31A〜31Dを取付けた場合でも、各センサ装置31A〜31Dに個別のソースアドレス「1」〜「4」を任意に設定することができるので、車体組立作業の作業効率を向上させることができると共に、センサ装置31A〜31Dが混同するのを抑制することができる。
なお、上述した第1の実施の形態では、複数のユニットとして第1〜第4ICタグリーダ12A〜12Dとし、第3の実施の形態では、複数のユニットとして第1〜第4センサ装置31A〜31Dとした場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば複数のユニットとしてCAN等の車載ネットワークに接続されコントローラ18が判別する必要のある複数の装置としてもよい。
また、上述した第1の実施の形態では、複数のユニットとして4個のICタグリーダ12A〜12Dを例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば複数のユニットとして2個、3個、5個以上のICタグリーダとしてもよい。このことは、第2,第3の実施の形態についても同様である。
また、上述した第3の実施の形態では、リレー16がコントローラ18の内部に設けられた場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば第2の実施の形態のようにリレー16をコントローラ18の外部に設けてもよい。
また、上述した第1の実施の形態では、車載ネットワーク通信機能として、CANを用いた場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば車載ネットワーク通信機能として、LIN(Local Interconnect Network)、FlexRay(登録商標)、Ethernet(登録商標)等を用いてもよい。
また、上述した実施の形態では、下部走行体2と下部走行体2上に旋回可能に支持された上部旋回体3とにより車体を構成した場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明は下部走行体2と上部旋回体3とからなる車体に限らず、例えばホイールローダ、ロードローラ等のように、旋回体を有しないで自走可能な1個の車体としてもよい。
また、上述した各実施の形態では、車載ネットワークシステムを搭載した建設機械としての油圧ショベル1を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えばホイールローダ、油圧クレーン、ダンプトラック等の各種の建設機械に適用することができる。また、建設機械に限らず、例えば部品(装置)等の管理を車載ネットワークに接続した通信機器によって行う作業機械等にも広く適用することができる。
1 油圧ショベル
2 下部走行体(車体)
3 上部旋回体(車体)
10A,10B,10C,10D 交換部品
11A 第1ICタグ
11B 第2ICタグ
11C 第3ICタグ
11D 第4ICタグ
12A 第1ICタグリーダ(ユニット)
12B 第2ICタグリーダ(ユニット)
12C 第3ICタグリーダ(ユニット)
12D 第4ICタグリーダ(ユニット)
13 通信線
14 電線
14A グランド線
15 電源
16,21 リレー
17 グランド
18 コントローラ
18A 電力供給制御部
18B ソースアドレス設定部
31A 第1センサ装置(ユニット)
31B 第2センサ装置(ユニット)
31C 第3センサ装置(ユニット)
31D 第4センサ装置(ユニット)

Claims (5)

  1. 車体に搭載され車載ネットワーク通信機能を有する複数のユニットと、
    前記複数のユニットを接続する通信線と、
    前記通信線に接続されたコントローラと、
    前記複数のユニットと前記コントローラとに電力を供給する電源とを有する車載ネットワークシステムにおいて、
    前記コントローラには、
    前記複数のユニットのうち1つのユニットを選択して電力供給が可能な電力供給制御部と、
    前記電力供給制御部により選択された前記ユニットに個別のソースアドレスを設定するソースアドレス設定部とが備えられていることを特徴とする車載ネットワークシステム。
  2. 前記複数のユニットとグランドとを個別に接続するグランド線と、前記グランド線に設けられ接続状態と遮断状態とが切換えられることにより前記複数のユニットに対して個別に電力供給の許可または停止するリレーとをさらに備え、
    前記電力供給制御部は、前記リレーの接続状態と遮断状態とを制御することを特徴とする請求項1に記載の車載ネットワークシステム。
  3. 前記電力供給制御部は、前記複数のユニットのうち、ソースアドレス設定を行う前記1つのユニットへの電力供給を許可し、それ以外のユニットへの電力供給を停止することを特徴とする請求項1に記載の車載ネットワークシステム。
  4. 前記複数のユニットは、前記車体に搭載された複数の交換部品にそれぞれ個別に取付けられたICタグの情報を取得するICタグリーダであることを特徴とする請求項1に記載の車載ネットワークシステム。
  5. 前記複数のユニットは、前記車体に搭載された複数の機器の状態をそれぞれ検出するセンサ装置であることを特徴とする請求項1に記載の車載ネットワークシステム。
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