JP2019104667A - 水硬性組成物用添加剤、および水硬性組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】初期材齢(材齢1日程度)の強度を増進させることができる水硬性組成物用添加剤を提供する。【解決手段】ポリカルボン酸系分散剤及びジエチレングリコールからなる水硬性組成物用添加剤であって、前記ポリカルボン酸系分散剤が、下記式(1)で示される単量体Mと不飽和カルボン酸系単量体Aとに由来する構造単位を含む共重合体Pからなる水硬性組成物用添加剤。【化1】(ただし、上記式(1)において、R1は、炭素数2〜5のアルケニル基、又は炭素数3若しくは4の不飽和アシル基を示し、R2は、水素原子、炭素数1〜22のアルキル基又は炭素数1〜22の脂肪族アシル基を示し、Xは、炭素数2〜4のオキシアルキレン基から構成された平均付加モル数40〜160個のポリオキシアルキレン基を示す。)【選択図】なし

Description

本発明は水硬性組成物用添加剤に関する。さらに詳しくは、初期材齢(材齢1日程度)の強度を増進させることができる水硬性組成物用添加剤に関する。
水硬性組成物は水硬性結合材と水などの材料を混練した後に型枠に充填し、硬化させた後に型枠を脱型し硬化体を得る。なかでも、コンクリート製品は、セメントを含む水硬性結合材、水、骨材、分散剤などの材料を混練し、型枠に打設し、硬化させて製品化される。初期材齢の強度を向上させることは、同じ型枠を使い、より多くのコンクリート製品を製造できることにつながる。このため、コンクリート打設後に脱型できる強度に達する時間を短縮することが求められている。これまで、分散剤とさまざまな添加剤の組み合わせが検討されてきており、塩化カルシウム、亜硝酸塩や硝酸塩などの無機塩(例えば非特許文献1参照)やグリセリン、アルカノールアミンなどを分散剤とともに使用することが開示されている(例えば特許文献1、2参照)。
特開2009−256201号公報 特開2011−236127号公報
友沢史紀ほか、「コンクリート混和剤の開発と最新技術」株式会社シーエムシー出版、1995年
しかしながら、塩化カルシウムは鉄筋コンクリートとした時の腐食の問題から、使用が制限されており、亜硝酸塩や硝酸塩においては添加量が多く必要な場合がある。アルカノールアミンやグリセリンでも初期材齢の強度を向上させることができるが、さらなる初期材齢の強度向上が求められている。
本発明の課題は、調製した水硬性組成物を硬化して得られる硬化体の材齢7日の強度を大きく低下させることなく、脱型に必要な強度をより短時間で得られることである。すなわち、早強性を向上することができ、例えば20℃、注水から16時間での圧縮強度等の短時間の養生で高い圧縮強度を確保することである。
本発明者らは、前記の課題を解決すべく研究した結果、特定の構造の分散剤とジエチレングリコールからなる水硬性組成物用添加剤が正しく好適であることを見出した。本発明によれば、以下の水硬性組成物用添加剤、および水硬性組成物が提供される。
[1] ポリカルボン酸系分散剤及びジエチレングリコールからなる水硬性組成物用添加剤であって、前記ポリカルボン酸系分散剤が、下記式(1)で示される単量体Mと不飽和カルボン酸系単量体Aとに由来する構造単位を含む共重合体Pからなる、水硬性組成物用添加剤。
Figure 2019104667
(ただし、上記式(1)において、Rは、炭素数2〜5のアルケニル基、又は炭素数3若しくは4の不飽和アシル基を示し、Rは、水素原子、炭素数1〜22のアルキル基又は炭素数1〜22の脂肪族アシル基を示し、Xは、炭素数2〜4のオキシアルキレン基から構成された平均付加モル数40〜160個のポリオキシアルキレン基を示す。)
[2] 前記ジエチレングリコールの質量に対する、前記ポリカルボン酸系分散剤の質量の比の値(ポリカルボン酸系分散剤/ジエチレングリコール)が、5/95〜95/5である、[1]に記載の水硬性組成物用添加剤。
[3] [1]又は[2]に記載の水硬性組成物用添加剤と、セメントを含有する水硬性結合材とを含む水硬性組成物であって、前記水硬性組成物用添加剤中の前記ジエチレングリコールが、前記セメントを含有する前記水硬性結合材100質量部に対して、0.001〜1質量部となるように、前記水硬性組成物用添加剤が添加されたものである、水硬性組成物。
本発明の水硬性組成物用添加剤によれば,調整した水硬性組成物を硬化して得られる硬化体の材齢7日の強度を大きく低下させることなく、脱型に必要な強度をより短時間で得られ、早強性を向上することができ、短時間の養生で高い圧縮強度が確保できるという効果がある。
以下、本発明の実施形態について説明する。しかし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。したがって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の通常の知識に基づいて、以下の実施形態に対し適宜変更、改良等が加えられ得ることが理解されるべきである。なお、以下の実施例等において、別に記載しない限り、%は質量%を、また部は質量部を意味する。
本発明の一の実施形態の水硬性組成物用添加剤は、ポリカルボン酸系分散剤及びジエチレングリコールからなる水硬性組成物用添加剤である。そして、本実施形態の水硬性組成物用添加剤(以下、単に、本実施形態の添加剤ともいう)は、ポリカルボン酸系分散剤が、下記式(1)で示される単量体Mと不飽和カルボン酸系単量体Aとに由来する構造単位を含む共重合体Pからなることを特徴とする。
Figure 2019104667
ここで、上記式(1)において、R、R、およびXは、以下の官能基を示す。Rは、炭素数2〜5のアルケニル基、又は炭素数3若しくは4の不飽和アシル基を示す。Rは、水素原子、炭素数1〜22のアルキル基又は炭素数1〜22の脂肪族アシル基を示す。Xは、炭素数2〜4のオキシアルキレン基から構成された平均付加モル数40〜160個のポリオキシアルキレン基を示す。
上記式(1)中のRとしては、以下のような官能基の具体例が挙げられる。1)炭素数2〜5のアルケニル基としては、ビニル基、アリル基、メタリル基、3−ブテニル基、2−メチル−1−ブテニル基、3−メチル−1−ブテニル基、2−メチル−3−ブテニル基、3−メチル−3−ブテニル基等が挙げられる。2)炭素数3又は4の不飽和アシル基としては、アクリロイル基及びメタクリロイル基が挙げられる。なかでも、アリル基、メタリル基、3−メチル−1−ブテニル基、アクリロイル基、又はメタクリロイル基が好ましい。
上記式(1)中のRとしては、1)水素原子、2)炭素数1〜22のアルキル基、又は3)炭素数1〜22の脂肪族アシル基が挙げられる。なかでも、水素原子、炭素数1〜8のアルキル基が好ましく、水素原子、メチル基がさらに好ましい。
上記式(1)中のXとしては、40〜160個の炭素数2〜4のオキシアルキレン単位で構成されたポリオキシアルキレン基が挙げられる。なお、ポリオキシアルキレン基を構成する炭素数2〜4のオキシアルキレン単位の個数が、40個未満であると、早強性を確保する上で好ましくない。また、上記した炭素数2〜4のオキシアルキレン単位の個数が、160個を超えると、安定して製造しにくいため好ましくない。
本実施形態の水硬性組成物用添加剤におけるポリカルボン酸系分散剤は、上述した共重合体Pからなるものである。この共重合体Pを構成することになるカルボン酸系単量体Aとしては、(メタ)アクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、イタコン酸、フマル酸、コハク酸モノ(2−(メタ)アクリロイルオキシエチル)等、及びそれらの塩が挙げられる。
共重合体Pは、上記式(1)で示される単量体Mと不飽和カルボン酸系単量体A以外のその他の単量体Bを共重合させたものを含んでいてもよい。すなわち、共重合体Pは、不飽和カルボン酸系単量体A以外のその他の単量体Bに由来する構造単位を含むものであってもよい。その他の単量体Bとしては、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸デシル、(メタ)アクリル酸ドデシル、(メタ)アクリル酸テトラヒドロフルフリル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシブチル、スチレン、アクリルアミド、(メタ)アリルスルホン酸、およびこれらの塩などの共重合可能な単量体であれば特に制限されるものではない。各単量体の塩としては、ナトリウム塩やカリウム塩等のアルカリ金属塩、カルシウム塩やマグネシウム塩等のアルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、ジエタノールアミン塩やトリエタノールアミン塩等のアミン塩等が挙げられる。
共重合体Pの具体例としては、1)ポリアルキレングリコールと(メタ)アクリル酸との共重合体(即ち、モノエステルと(メタ)アクリル酸等の不飽和カルボン酸との共重合体)、2)ポリアルキレングリコールを有する不飽和アルコールと(メタ)アクリル酸等の不飽和カルボン酸との共重合体(例えば、特開2007−119337号公報)、3)ポリアルキレングリコールを有する不飽和アルコールとマレイン酸等の不飽和ジカルボン酸との共重合体等が挙げられる。
本実施形態の添加剤を構成するジエチレングリコール(以下、「DEG」とも記載する)は、特に限定されることはないが、例えば、一般の工業製品を使用することができる。本実施形態の添加剤においては、DEGの質量に対する、ポリカルボン酸系分散剤の質量の比の値(ポリカルボン酸系分散剤/DEG)が、5/95〜95/5であることが好ましい。ポリカルボン酸系分散剤がDEGに対して多すぎる場合、水硬性組成物に対してDEGがごく微量となり、初期材齢(材齢1日程度)の強度を増進させるこという効果が少なくなることがある。ポリカルボン酸系分散剤がDEGに対して少なすぎる場合、添加剤の添加率が大きくなりすぎ不経済になることがある。
共重合体Pの質量平均分子量は、8000〜200000であることが好ましく、8000〜100000がさらに好ましく、10000〜80000であることが特に好ましい。共重合体Pの質量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー法にてポリエチレンオキシド、ポリエチレングリコールを標準物質に用いて測定される値である。
共重合体P中の、上記式(1)で示される単量体Mに由来する構造単位の含有量は、50質量%以上であることが好ましく、70〜99質量%であることがさらに好ましく、80〜95質量%であることが特に好ましい。
共重合体P中の、不飽和カルボン酸系単量体Aに由来する構造単位の含有量は、50質量%未満であることが好ましく、1〜30質量%であることがさらに好ましく、1〜20質量%であることが特に好ましい。上記範囲を外れると水硬性組成物のスランプロスが大きくなりすぎたり、適切な分散効果が得られなくなる点で好ましくない。
本実施形態の添加剤は、水硬性組成物を調製する際に用いることができる。例えば、セメントを含有する水硬性結合材、水、細骨材、粗骨材、AE剤等を用いてコンクリート組成物を調製するときに用いる。
本実施形態の添加剤の使用方法は、水硬性組成物の調製時に練り混ぜ水と一緒に添加する方法、練り混ぜ直後のコンクリート組成物に後添加する方法等、が挙げられる。
次に、本発明の一の実施形態の水硬性組成物(以下、本実施形態の水硬性組成物という)について説明する。本実施形態の水硬性組成物は、これまでに説明した水硬性組成物用添加剤(本実施形態の添加剤)と、セメントを含有する水硬性結合材とを含む水硬性組成物である。そして、本実施形態の水硬性組成物は、添加剤中のジエチレングリコールが、上記したセメントを含有する水硬性結合材100質量部に対して、0.001〜1質量部となるように本実施形態の添加剤が添加されたものである。なお、添加剤中のジエチレングリコールの量は、セメント等の水硬性結合材100質量部に対して0.001〜1質量部であるが、0.005〜0.7質量部が好ましく、0.01〜0.5質量部がより好ましい。ジエチレングリコールの量が少なすぎると初期材齢(材齢1日程度)の強度を増進させるという効果がなく、多すぎると1〜4週材齢での圧縮強度の低下が見られる。
本実施形態の水硬性組成物に含まれる水硬性結合材としては、セメント、高炉スラグ微粉末、フライアッシュ、石膏、半水石膏、無水石膏が挙げられる。なかでもセメントを含有するものが好ましい。セメントとしては、普通ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセメント等の各種ポルトランドセメントの他に、高炉セメント、フライアッシュセメント、シリカフュームセメント等の各種混合セメントが挙げられる。
本実施形態の水硬性組成物は、細骨材や粗骨材を更に含んでいてもよい。細骨材としては、川砂、山砂、海砂、砕砂、スラグ砂等が挙げられる。粗骨材としては、川砂利、砕石、軽量骨材等が挙げられる。
本実施形態の水硬性組成物は、これまでに説明した本実施形態の添加剤の他に、他の添加剤等をさらに含んだものであってもよい。例えば、本実施形態の水硬性組成物は、本実施形態の添加剤を構成するポリカルボン酸系分散剤以外の水硬性組成物用分散剤をさらに含んだものであってもよい。ポリカルボン酸系分散剤以外の水硬性組成物用分散剤としては、芳香族スルホン酸系分散剤(例えば、ナフタレン系分散剤、フェノール系分散剤、リグニン系分散剤)、リン酸エステル系分散剤など種々の分散剤が挙げられる。
本実施形態の水硬性組成物は、本発明を損なわない範囲で他の剤が含まれていてもよい。別言すれば、例えば、これまでに説明した本実施形態の添加剤の使用に際しては、本発明を損なわない範囲で他の剤を併用することができる、他の剤としては、ロジン石鹸、アルキル芳香族スルホン酸塩、脂肪族アルキル(エーテル)硫酸塩、アルキルリン酸エステル等の空気量調節剤、ジメチルポリシロキサン系消泡剤、ポリアルキレングリコール脂肪酸エステル系消泡剤、鉱油系消泡剤、油脂系消泡剤、オキシアルキレン系消泡剤、アルコール系消泡剤、アミド系消泡剤等の消泡剤、凝結促進剤、凝結遅延剤、防錆剤、防水剤等が挙げられる。また、添加剤を添加する方法については特に制限はなく、例えば、水硬性組成物の調製時に練り混ぜ水と一緒に添加する方法、練り混ぜ直後のコンクリート組成物に後添加する方法等、が挙げられる。
本実施形態の水硬性組成物を型枠に充填し養生し硬化させる工程では、得られた水硬性組成物を型枠に充填して養生する。型枠としては、建築物の型枠、コンクリート製品用の型枠等が挙げられる。型枠への充填方法として、水硬性組成物をミキサーから直接投入する方法、水硬性組成物をポンプで圧送して型枠に導入する方法等が挙げられる。
本実施形態の水硬性組成物は、水硬性組成物を硬化させることにより、硬化体を得ることができる。水硬性組成物によって硬化体を製造する方法では、水硬性組成物の養生の際、外気温そのままで静置しておいてもよいが、硬化を促進するために加熱養生し、硬化を促進させてもよい。ここで、加熱養生は、40℃以上80℃以下の温度で水硬性組成物を保持して硬化を促進することができる。
以下、本発明の構成及び効果をより具体的にするため、実施例等を挙げるが、本発明が該実施例に限定されるというものではない。なお、以下の実施例等において、別に記載しない限り、%は質量%を、また部は質量部を意味する。
以下に示す共重合体Pの質量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーにて以下の条件の通り測定した。
<測定条件>
装置:Shodex GPC−101(昭和電工製)
カラム:OHpak SB−G+SB−806M HQ+SB−806M HQ(昭和電工製)
検出器:示差屈折計(RI)
溶離液:50mM硝酸ナトリウム水溶液
流量:0.7mL/分
カラム温度:40℃
試料濃度:試料濃度0.5重量%の溶離液溶液
標準物質:ポリエチレンオキシド、ポリエチレングリコール
・〔製造例1〕共重合体P(PC−1)の製造:
まず、共重合体(PC−1)を製造する原料として、イオン交換水165.5g、α−メタクリロイル−ω−メトキシ−ポリ(n=45)オキシエチレン133.4g、メタクリル酸22.2g、3−メルカプトプロピオン酸1.6gを用意した。用意した原料を、温度計、撹拌機、滴下ロート、窒素導入管を備えた反応容器(以下、同様のものを使用した)に仕込み、攪拌しながら均一に溶解した。その後、上述した各成分を溶解させた反応系の雰囲気を窒素置換し、反応系の温度を水浴にて65℃とした。次に、1.0%過酸化水素水27.3gを加え、その後6時間65℃を維持し、重合反応を終了した。その後、30%水酸化ナトリウム水溶液を加えpH6に調整し、イオン交換水にて濃度を20%に調整して反応混合物を得た。得られた反応混合物の質量平均分子量を測定すると35000であった。この反応混合物を共重合体P(PC−1)とした。
・〔製造例2〕共重合体P(PC−2)の製造:
まず、共重合体(PC−2)を製造する原料として、イオン交換水211.3g、α−メタクリロイル−ω−メトキシ−ポリ(n=9)オキシエチレン170.3g、メタクリル酸59.0g、アクリル酸メチル2.5g、3−メルカプトプロピオン酸4.3g、30%水酸化ナトリウム水溶液19.4gを用意した。用意した原料を、温度計、撹拌機、滴下ロート、窒素導入管を備えた反応容器に仕込み、撹拌しながら雰囲気を窒素置換し、反応系の温度を温水浴にて60℃とした。その後、過硫酸ナトリウム6.7gをイオン交換水56.1gで溶解した水溶液を加え重合反応を開始し、その後、6時間60℃を維持し、重合反応を終了した。その後、30%水酸化ナトリウム水溶液を加えpH6に調整し、イオン交換水にて濃度を20%に調整して反応混合物を得た。得られた反応混合物の質量平均分子量を測定すると33000であった。この反応混合物を共重合体P(PC−2)とした。
・〔製造例3〕共重合体P(PC−3)の製造:
イオン交換水72.0g、温度計、撹拌機、滴下ロート、窒素導入管を備えた反応容器に仕込み、雰囲気を窒素置換し、反応系の温度を温水浴にて70℃とした。次に、α−メタクリロイル−ω−ヒドロキシ−オキシプロピレンポリ(n=68)オキシエチレン147.7gとイオン交換水135.0gとメタクリル酸16.4gとメルカプトエタノール1.0gを溶解させた水溶液を、3時間かけて滴下した。同時に、過硫酸ナトリウム2.5gをイオン交換水22.9gに溶解させた水溶液を、4時間かけて滴下した。その後、1時間70℃を維持し、重合反応を終了した。その後、30%水酸化ナトリウム水溶液を加えpH6に調整し、イオン交換水にて濃度を20%に調整して反応混合物を得た。得られた反応混合物の質量平均分子量を測定すると50000であった。この反応混合物を共重合体P(PC−3)とした。
・〔製造例4〕共重合体P(PC−4)の製造:
イオン交換水122.7g、α−(3−メチル−3−ブテニル)−ω−ヒドロキシ−ポリ(n=53)オキシエチレン185.0gを温度計、撹拌機、滴下ロート、窒素導入管を備えた反応容器に仕込み、攪拌しながら均一に溶解した。その後、溶解させた反応系の雰囲気を窒素置換し、反応系の温度を温水浴にて70℃とした。次に、3.5%過酸化水素水9.8gを3時間かけて滴下した。同時に、イオン交換水59.0gにアクリル酸11.8gとメタリルスルホン酸ナトリウム1.7gを溶解させた水溶液を3時間かけて滴下した。さらにそれと同時に、イオン交換6.3gにL−アスコルビン酸0.8gと3−メルカプトプロピオン酸0.8gを溶解させた水溶液を4時間かけて滴下した。その後、2時間70℃を維持し、重合反応を終了した。その後、30%水酸化ナトリウム水溶液を加えpH6に調整し、イオン交換水にて濃度を20%に調整して反応混合物を得た。得られた反応混合物の質量平均分子量を測定すると46000であった。この反応混合物を共重合体P(PC−4)とした。
・〔製造例5〕共重合体P(PC−5)の製造:
イオン交換水35.0gを、温度計、撹拌機、滴下ロート、窒素導入管を備えた反応容器に仕込み、雰囲気を窒素置換し、反応系の温度を温水浴にて70℃とした。次に、α−メタクリロイル−ω−ヒドロキシ−オキシプロピレンポリ(n=113)オキシエチレン94.1gとイオン交換水97.4gとメタクリル酸6.0gとアクリル酸メチル1.0gと3−メルカプトプロピオン酸0.6gを溶解させた水溶液を3時間かけて滴下した。同時に、過硫酸アンモニウム1.6gをイオン交換水13.7gに溶解させた水溶液を4時間かけて滴下した。その後、1時間70℃を維持し、重合反応を終了した。その後、30%水酸化ナトリウム 水溶液を加えpH6に調整し、イオン交換水にて濃度を20%に調整して反応混合物を得た。得られた反応混合物の質量平均分子量を測定すると50000であった。この反応混合物を共重合体P(PC−5)とした。
上述した方法で製造した共重合体P(PC−1〜PC−5)の20%水溶液を、水硬性組成物用分散剤として用いた。表1に、共重合体P(PC−1〜PC−5)の製造に使用した各単量体の構成比を示す。
Figure 2019104667
表1において、下記用語は、以下の意味を示す。
M−1:α−メタクリロイル−ω−メトキシ−ポリ(n=45)オキシエチレン。
M−2:α−メタクリロイル−ω−メトキシ−ポリ(n=9)オキシエチレン。
M−3:α−メタクリロイル−ω−ヒドロキシ−オキシプロピレンポリ(n=68)オキシエチレン。
M−4:α−(3−メチル−3−ブテニル)−ω−ヒドロキシ−ポリ(n=53)オキシエチレン。
M−5:α−メタクリロイル−ω−ヒドロキシ−オキシプロピレンポリ(n=113)オキシエチレン。
A−1:メタクリル酸。
A−2:アクリル酸。
B−1:アクリル酸メチル。
B−2:メタリルスルホン酸ナトリウム。
・実施例1:
共重合体P(PC−3)の20%水溶液21.0gと、ジエチレングリコール(キシダ化学製 試薬)15.8gと、およびイオン交換水63.2gとを配合して、水硬性組成物用添加剤(添加剤EX−1)を調製した。表2に水硬性組成物用添加剤(添加剤EX−1)の配合処方を示す。
・実施例2〜8、比較例1〜4:
実施例2〜8、比較例1〜4の他の添加剤についても、水硬性組成物用分散剤である共重合体P(PC−1〜PC−5)の20%水溶液と、ジエチレングリコール(キシダ化学製 試薬)と、イオン交換水とを、表2に示す割合になるように配合して、水硬性組成物用添加剤(添加剤EX−2〜EX−8,R−1〜R−4)を調製した。
Figure 2019104667
表2において、下記用語は、以下の意味を示す。なお、表1に示す用語と重複するものについては、その説明を省略する。
共重合体P(%):水硬性組成物用添加剤における共重合体Pの割合。
DEG:ジエチレングリコール。
P/DEG:左欄が、共重合体PとDEGとの合計に対する共重合体Pの質量割合(質量%)。右欄が、共重合体PとDEGとの合計に対するDEGの質量割合(質量%)。
・水硬性組成物の調製(実施例9〜16及び比較例5〜8):
水硬性組成物の調製を、以下の方法を行った。JIS R5201に規定された機械練り用練り混ぜ機に、普通ポルトランドセメント(太平洋セメント社製、比重=3.16)、および細骨材(大井川水系砂、比重=2.58)を、表3に示す割合で順次投入して10秒間空練りした。その後、表3に示す水硬性組成物用添加剤と、消泡剤(竹本油脂社製のAFK−2(商品名))をセメントに対して0.005%となる量を練混ぜ水に加え、上記水硬性組成物用添加剤及び消泡剤を練混ぜ水の一部とみなして、練り混ぜ水と共に投入し、180秒練混ぜた。結果を表4にまとめて示した。
Figure 2019104667
モルタルフロー値:練り混ぜ直後の水硬性組成物について、JIS−R5201に準拠して、落下運動をしない状態で測定した。
・圧縮強度:円柱型ブリキ製のコンクリート供試体成形型枠(商品名「サミットモールド」、住友商事製、型枠の底面の直径:50mm、型枠の:高さ100mm)の型枠3個に、それぞれ二層詰め方式によりモルタルを充填し、20℃の室内にて気中(20℃)養生を行なった。途中、モルタルの調製から2時間後に、充填したモルタルの表面を均し、水分が揮発しないよう、ポリエチレン製のラップを掛けた。モルタルの調製から16時間後に硬化した供試体を型枠から脱型し、供試体を得た。供試体の16時間圧縮強度を測定し、供試体3個の平均値を求めた。さらに、別の供試体を上記と同様の方法で作製し同様に脱型した後、20℃の水中にて6日養生し、供試体の7日強度を測定し、供試体3個の平均値を求めた。各結果を表4に示す。
Figure 2019104667
表4において、下記用語は、以下の意味を示す。
DEG:ジエチレングリコール。
添加率:添加剤においては、有り姿でのセメントに対しての添加率(%)を示し、DEGにおいては、セメントに対してのDEGの添加率(%)を示す。
(結果)
実施例9〜16においては、比較例5〜8に比して、16時間強度、7日強度のいずれにおいても高い値を示すことが確認された。
本発明の水硬性組成物用添加剤は、水硬性組成物を調製する際の添加剤として利用することができる。

Claims (3)

  1. ポリカルボン酸系分散剤及びジエチレングリコールからなる水硬性組成物用添加剤であって、前記ポリカルボン酸系分散剤が、下記式(1)で示される単量体Mと不飽和カルボン酸系単量体Aとに由来する構造単位を含む共重合体Pからなる、水硬性組成物用添加剤。
    Figure 2019104667
    (ただし、上記式(1)において、Rは、炭素数2〜5のアルケニル基、又は炭素数3若しくは4の不飽和アシル基を示し、Rは、水素原子、炭素数1〜22のアルキル基又は炭素数1〜22の脂肪族アシル基を示し、Xは、炭素数2〜4のオキシアルキレン基から構成された平均付加モル数40〜160個のポリオキシアルキレン基を示す。)
  2. 前記ジエチレングリコールの質量に対する、前記ポリカルボン酸系分散剤の質量の比の値(ポリカルボン酸系分散剤/ジエチレングリコール)が、5/95〜95/5である、請求項1に記載の水硬性組成物用添加剤。
  3. 請求項1又は2に記載の水硬性組成物用添加剤と、セメントを含有する水硬性結合材とを含む水硬性組成物であって、前記水硬性組成物用添加剤中の前記ジエチレングリコールが、前記セメントを含有する前記水硬性結合材100質量部に対して、0.001〜1質量部となるように、前記水硬性組成物用添加剤が添加されたものである、水硬性組成物。
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