JP2019103647A - 医療用器具の関節部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】関節部の曲がりが大きな場合であっても、ワイヤ収容穴の変形を抑えることができ、医療用器具の円滑な操作を可能にする医療用器具の関節部構造を提供する。【解決手段】医療用器具1の関節部2は、その一端側が先端被操作部4に接続され、その他端側が操作部6に接続され、その内部に収容された複数のワイヤ8,11が操作者によって操られることで回動及び屈曲の少なくとも一方の動作をさせられるようになっている。関節部2は、複数のワイヤ8,11が操作されることによって曲げられる関節部本体12と、この関節部本体12の内部に埋設されたワイヤ挿入管7,10と、を有している。ワイヤ挿入管7,10は、関節部本体12よりも硬くて変形し難く、ワイヤ8,11を挿入する空間が管軸心13に沿って形成されると共に、ワイヤ挿入管8,11の周方向に沿って延びる周方向スリット16が管軸心13に沿って複数形成されている。【選択図】図1

Description

この発明は、医療用器具(例えば、手術用鉗子、内視鏡、カテーテル、光源)の滑らかな作動を可能にした医療用器具の関節部構造に関するものである。
器具などを容易に遠隔操作する機能は、多種多様な分野において関心がもたれている。この機能は、例えば、外科的手術、機械の製造または修理、商業的及び家事などの分野において、目標とする場所への器具のアクセスが制限されるような場合に適している。より具体的には、例えば、外科的手術で用いられる内視鏡及び顕微鏡などでは、一般に、目標となる器官または組織の内部で、身体の外側の位置から操作される器具を使用する。このような外科的手術に使用される医療用器具には、手術用鉗子、内視鏡、光源、カテーテル、ドップラー流量計、マイクロフォン、探査子、レトラクタ、ペースメーカーリード配置デバイス、解析器具、ステープラ、グラスバー、はさみ、カッター、切除要素、及び焼灼要素等がある。
このような外科的手術(内視鏡手術、腹腔鏡手術等)に使用される医療用器具は、例えば、チューブ本体が人間等の体内に挿入され、チューブ本体内に収容された複数のワイヤがチューブの基端側に取り付けられたハンドル(手元操作部)によって操作されると、チューブ本体の関節部が曲げられ、チューブ本体の先端に取り付けられた先端被操作部が外科的手術に都合の良い姿勢に変化させられるようになっている。
図4は、このような医療用器具101を示す図である。なお、図4(a)は、医療用器具101の概略構成図である。また、図4(b)は、図4(a)のA9−A9線に沿って切断して示すチューブ本体102の一部(屈曲可能な関節部103)の拡大断面図である。
この図4に示すように、チューブ本体102は、複数のワイヤ収容穴104が設けられ、これら複数のワイヤ収容穴104にハンドル部から延びるワイヤ105がスライド移動可能な状態で収容されている。そして、このチューブ本体102は、ねじり剛性を高めると共に、関節部103の屈曲時におけるワイヤ収容穴104の潰れ(閉塞、狭窄)を防止するため、補強材106が外表面107に沿った位置に埋設されている(特許文献1参照)。
特開平9−84878号公報
しかしながら、図4に示した従来の医療用器具101は、補強材106がチューブ本体102の外表面107に沿うように埋設されているだけであり、ワイヤ収容穴104の変形を直接抑えるように構成されていないため、関節部103の曲がりが大きな場合に、ワイヤ収容穴104の変形を十分に抑えることができず、ワイヤ105とワイヤ収容穴104との摺接抵抗が大きくなり、円滑に操作できなくなる虞があった。
そこで、本発明は、関節部の曲がりが大きな場合であっても、ワイヤ収容穴の変形を抑えることができ、医療用器具の円滑な操作を可能にする医療用器具の関節部構造を提供する。
本発明は、医療用器具1の先端被操作部4に関節部2の一端側が接続され、前記医療用器具1の操作部6に前記関節部2の他端側が接続されて、操作者によって操られる複数のワイヤ8,11で前記関節部2が回動及び屈曲の少なくとも一方の動作をさせられる医療用器具1の関節部構造に関するものである。この発明において、前記関節部2は、前記複数のワイヤ8,11が操作されることによって曲げられる関節部本体12と、この関節部本体12の内部に埋設されたワイヤ挿入管7,10と、を有している。また、前記ワイヤ挿入管7,10は、前記関節部本体12よりも硬くて変形し難く、前記ワイヤ8,11を挿入する空間が管軸心13に沿って形成されると共に、前記ワイヤ挿入管7,10の周方向に沿って延びる周方向スリット16が前記管軸心13に沿って複数形成されている。
本発明に係る医療用器具の関節部構造は、関節部の曲がりが大きな場合であっても、ワイヤ挿入管(ワイヤ挿入穴)が関節部本体によって潰され難く、ワイヤ挿入管内の空間をワイヤが移動可能な形状に保つことができるため、ワイヤとワイヤ挿入管(ワイヤ収容穴)との摺接抵抗を抑えることができる。また、本発明に係る医療用器具の関節部構造は、関節部のワイヤ挿入管が複数のスリットによって関節部本体の曲がりに追随して曲げられる。したがって、本発明に係る医療用器具の関節部構造は、医療用器具の円滑な操作が可能になる。
本発明の実施形態に係る医療用器具の関節部構造を説明するための図であり、図1(a)は医療用器具の一部の概略構成図、図1(b)は図1(a)に示した医療用器具の一部を破断して示す図、図1(c)は図1(a)のA1−A1線に沿って切断して示す関節部の拡大断面図、図1(d)はワイヤ挿入管の拡大図である。 本発明の実施形態に係る医療用器具の関節部構造を構成するワイヤ挿入管の説明図であり、図2(a)はワイヤ挿入管の先端面図、図2(b)はワイヤ挿入管の側面図、図2(c)は図2(b)のA2−A2線に沿って切断して示すワイヤ挿入管の断面図、図2(d)は図2(b)のA3−A3線に沿って切断して示すワイヤ挿入管の断面図、図2(e)は図2(b)のA4−A4線に沿って切断して示すワイヤ挿入管の断面図である。 ワイヤ挿入管の変形例を示す図であり、図3(a)はワイヤ挿入管の先端面図、図3(b)はワイヤ挿入管の側面図、図3(c)は図3(b)のA5−A5線に沿って切断して示すワイヤ挿入管の断面図、図3(d)は図3(b)のA6−A6線に沿って切断して示すワイヤ挿入管の断面図、図3(e)は図3(b)のA7−A7線に沿って切断して示すワイヤ挿入管の断面図、図3(f)は図3(b)のA8−A8線に沿って切断して示すワイヤ挿入管の断面図である。 図4(a)は従来の医療用器具の概略構成図であり、図4(b)は図4(a)のA9−A9線に沿って切断して示すチューブ本体の一部(屈曲可能な関節部)の拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき詳述する。なお、本発明の具体的な実施形態として手術用鉗子を例示するが、本発明は下記の実施形態によって何ら限定及び制限されない。
図1は、本発明の実施形態に係る医療用器具1の関節部構造を説明するための図である。なお、図1(a)は、医療用器具1の一部の概略構成図である。また、図1(b)は、図1(a)に示した医療用器具1の一部を分解し且つ一部構成部品を破断して示す図である。また、図1(c)は、図1(a)のA1−A1線に沿って切断して示す関節部2の拡大断面図である。また、図1(d)は、ワイヤ挿入管7(10)の拡大図である。
(医療用器具の概略構成)
図1に示すように、医療用器具1は、開閉可能な一対のアーム3,3を有する先端被操作部4と、この先端被操作部4と関節部2とを接続するジョイント部5と、このジョイント部5に一端が接続され且つ他端が操作部6に接続される関節部2と、この関節部2の中心部に埋設された第1のワイヤ挿入管7に挿通された第1のワイヤ8と、関節部2の第1のワイヤ挿入管7の周囲に複数埋設された第2のワイヤ挿入管10にそれぞれ挿通された第2のワイヤ11と、を有している。そして、第1のワイヤ8は、一端が先端被操作部4に接続され、他端が操作部6の後端に取り付けられる図示しない手元操作部(ハンドル)に接続されて、手元操作部が操作者等によって操作されることによって先端被操作部4の一対のアーム3,3の開閉及び先端被操作部4の回動を行うようになっている。また、第2のワイヤ11は、一端がジョイント部5に係止され、他端が手元操作部に接続され、手元操作部が操作者等によって操作されることによって関節部2を曲げるようになっている。
(関節部)
図1に示すように、関節部2は、一端側がジョイント部5を介して先端被操作部4に接続され、他端側が操作部6を介して図示しないハンドル(手元操作部)に接続されている。そして、この関節部2は、関節部本体12と、この関節部本体12に埋設された第1のワイヤ挿入管7と、関節部本体12に複数埋設された第2のワイヤ挿入管10と、を有している。第1のワイヤ挿入管7は、関節部本体12の中央部に管軸心13に沿って埋設されている。この第1のワイヤ挿入管7は、第1のワイヤ8を挿入する空間14が管軸心13に沿って形成されており、医療用器具1が直立した姿勢において第1のワイヤ8との間に十分な空間が生じるような内径になっている。また、第2のワイヤ挿入管10は、第1のワイヤ挿入管7の周囲に等間隔で複数位置するように管軸心13に沿って関節部本体12に埋設されている。この第2のワイヤ挿入管10は、第2のワイヤ11を挿入する空間15が管軸心13に沿って形成されており、医療用器具が直立した姿勢において第2のワイヤ11との間に十分な空間が生じるような内径になっている。なお、関節部本体12は、柔らかくて容易に曲げることができる。このような関節部本体12に対し、第1及び第2のワイヤ挿入管7,10は、硬くて曲げ難い(変形し難い)。
関節部本体12は、例えば、シリコーンゴムなどの弾性体で形成されている。また、第1のワイヤ挿入管7及び第2のワイヤ挿入管10は、関節部本体12より硬く変形し難い材料で形成されている。この関節部本体12より硬くて変形し難い材料としては、例えば、PI(ポリイミド)、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)、PEI(ポリエーテルイミド)、PES(ポリエーテルサルホン)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)などの樹脂が挙げられる。
関節部2は、上述のとおり、関節部本体12の内部に、硬くて曲がり難い第1のワイヤ挿入管7と複数の第2のワイヤ挿入管10が埋設されているため、ねじり剛性が大きいという優れた特徴を有するものの、任意の方向に曲げ難いという問題を有する。そこで、関節部2の第1及び第2のワイヤ挿入管7,10は、以下に詳述するように、関節部2を任意の方向に容易に曲げることができるような構造になっている。
図2は、本発明の実施形態に係る医療用器具1の関節部構造を構成する第1及び第2のワイヤ挿入管7,10の説明図である。この図2において、第1及び第2のワイヤ挿入管7,10は、管径が異なるものの、構造が共通するため、ワイヤ挿入管7(10)としてまとめて説明し、重複した説明を省略する。なお、図2(a)は、ワイヤ挿入管7(10)の先端面図である。また、図2(b)は、ワイヤ挿入管7(10)の側面図である。また、図2(c)は、図2(b)のA2−A2線に沿って切断して示すワイヤ挿入管7(10)の断面図である。また、図2(d)は、図2(b)のA3−A3線に沿って切断して示すワイヤ挿入管7(10)の断面図である。また、図2(e)は、図2(b)のA4−A4線に沿って切断して示すワイヤ挿入管7(10)の断面図である。
図2に示すように、ワイヤ挿入管7(10)は、周方向スリット16が管軸心13に沿って等間隔で複数形成されている。この周方向スリット16は、ワイヤ挿入管7(10)の周方向に沿って延びるように形成されており、ワイヤ挿入管7(10)の周方向に沿って等間隔で一対形成された切り残し支柱部17,17を境にして、第1周方向スリット部16aと第2周方向スリット部16bとに2分割されている。一対の切り残し支柱部17,17は、ワイヤ挿入管7(10)の管軸心13に沿って隣り合う他の一対の切り残し支柱部17,17に対し、ワイヤ挿入管7(10)の周方向に90°の間隔でずれて位置している。なお、一対の切り残し支柱部17,17は、ワイヤ挿入管7(10)の管軸心13に沿って隣り合う他の一対の切り残し支柱部17,17に対し、ワイヤ挿入管7(10)の周方向に90°以外の間隔でずらして配置してもよい。
関節部2は、関節部本体12に第1及び第2のワイヤ挿入管7,10が内部に埋設された形状であればよく、その形状を形成する方法は何ら限定及び制限されない。関節部2を形成する方法としては、例えば、インサート成形、二色成形などが挙げられる。
(ワイヤ)
図1に示すように、第1のワイヤ8は、弾性変形が可能な材料で形成され、関節部2の第1のワイヤ挿入管7の内部に空間を有して収容されており、一端側が操作部6の内部を貫通して図示しない手元操作部に接続され、他端側が先端被操作部4に接続されている。また、第2のワイヤ11は、弾性変形が可能な材料で形成されたワイヤ本体11aと、このワイヤ本体11aの先端に形成された先端側キャップ11bと、を有している。先端側キャップ11bは、ワイヤ本体11aよりも太く形成され、ジョイント部5のキャップ収容穴5aに収容される。そして、ワイヤ本体11aは、ジョイント部5のキャップ収容穴5aよりも小径のワイヤ穴5bに挿通されている。このような第2のワイヤ11は、第2のワイヤ挿入管10に挿通されたワイヤ本体11aが引っ張られると、先端側キャップ11bがキャップ収容穴5aの底面に引っ掛かるようになっている。
(本実施形態の効果)
以上のように構成された本実施形態に係る医療用器具1の関節部構造は、関節部2の曲がりが大きな場合であっても、ワイヤ挿入管7(10)(ワイヤ挿入穴としての空間14,15)が関節部本体12によって潰され難く、ワイヤ挿入管7(10)内の空間をワイヤ8(11)が移動可能な形状に保つことができるため、ワイヤ8(11)とワイヤ挿入管7(10)の内面7a(10a)との摺接抵抗を抑えることができる。また、本実施形態に係る医療用器具1の関節部構造は、ワイヤ挿入管7(10)が複数のスリット16によって関節部本体12の曲がりに追随して曲げられる。したがって、本実施形態に係る医療用器具1の関節部構造は、医療用器具1の円滑な操作が可能になる。
また、本実施形態に係る医療用器具1の関節部構造は、関節部本体12に埋設された第1のワイヤ挿入管7及び複数の第2のワイヤ挿入管10が関節部本体12よりも硬くて変形し難い材料で形成されているため、関節部2が関節部本体12に使用されている材料のみからなる場合と比較し、関節部2のねじり剛性を大きくすることができ、医療用器具1をより一層正確に操作することが可能になる。
また、本実施形態に係る医療用器具1の関節部構造は、第1のワイヤ8が挿入される第1のワイヤ挿入管7及び第2のワイヤ11が挿入される第2のワイヤ挿入管10が関節部本体12よりも硬くて摩擦抵抗が小さいため、関節部2の全体を関節部本体12に使用された材料で形成する場合と比較して、第1のワイヤ8及び第2のワイヤ11の操作を円滑に行うことが可能になる。
(変形例)
図3は、ワイヤ挿入管7(10)の変形例を示す図である。なお、図3(a)は、ワイヤ挿入管7(10)の先端面図である。また、図3(b)は、ワイヤ挿入管7(10)の側面図である。また、図3(c)は、図3(b)のA5−A5線に沿って切断して示すワイヤ挿入管7(10)の断面図である。また、図3(d)は、図3(b)のA6−A6線に沿って切断して示すワイヤ挿入管7(10)の断面図である。また、図3(e)は、図3(b)のA7−A7線に沿って切断して示すワイヤ挿入管7(10)の断面図である。また、図3(f)は、図3(b)のA8−A8線に沿って切断して示すワイヤ挿入管7(10)の断面図である。
図3に示すように、ワイヤ挿入管7(10)は、周方向スリット16が管軸心13に沿って等間隔で複数形成されている。この周方向スリット16は、切り残し支柱部17を1箇所残すように形成されている。そして、切り残し支柱部17は、ワイヤ挿入管7(10)の管軸心13に沿って隣り合う他の切り残し支柱部17に対し、ワイヤ挿入管7(10)の周方向に120°の間隔でずれて位置している。なお、切り残し支柱部17は、ワイヤ挿入管7(10)の管軸心13に沿って隣り合う他の切り残し支柱部17に対し、ワイヤ挿入管7(10)の周方向に120°以外の間隔でずらして配置してもよい。
このような本変形例に係るワイヤ挿入管7(10)を図2に示したワイヤ挿入管7(10)に代えて使用した医療用器具1の関節部構造は、上記実施形態に係る医療用器具1の関節部構造による効果と同様の効果を得ることができる。
本発明は、医療用器具(例えば、手術用鉗子、内視鏡、光源、カテーテル、ドップラー流量計、マイクロフォン、探査子、レトラクタ、ペースメーカーリード配置デバイス、解析器具、ステープラ、グラスバー、はさみ、カッター、切除要素、及び焼灼要素)の関節部構造に広く適用できる。
1……医療用器具、2……関節部、4……先端被操作部、6……操作部、7……第1のワイヤ挿入管、8……第1のワイヤ、10……第2のワイヤ挿入管、11……第2のワイヤ、12……関節部本体、13……管軸心、16……周方向スリット

Claims (4)

  1. 医療用器具の先端被操作部に関節部の一端側が接続され、前記医療用器具の操作部に前記関節部の他端側が接続されて、操作者によって操られる複数のワイヤで前記関節部が回動及び屈曲の少なくとも一方の動作をさせられる医療用器具の関節部構造において、
    前記関節部は、前記複数のワイヤが操作されることによって曲げられる関節部本体と、この関節部本体の内部に埋設されたワイヤ挿入管と、を有し、
    前記ワイヤ挿入管は、前記関節部本体よりも硬くて変形し難く、前記ワイヤを挿入する空間が管軸心に沿って形成されると共に、前記ワイヤ挿入管の周方向に沿って延びる周方向スリットが前記管軸心に沿って複数形成された、
    ことを特徴とする医療用器具の関節部構造。
  2. 前記周方向スリットは、前記ワイヤ挿入管の周方向に沿って等間隔で一対形成された切り残し支柱部を境にして、第1周方向スリット部と第2周方向スリット部とに2分割され、
    前記一対の切り残し支柱部は、前記ワイヤ挿入管の前記管軸心に沿って隣り合う他の前記一対の切り残し支柱部に対し、前記ワイヤ挿入管の周方向にずれて位置する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の医療用器具の関節部構造。
  3. 前記周方向スリットは、切り残し支柱部を1箇所残すように形成され、
    前記切り残し支柱部は、前記ワイヤ挿入管の前記管軸心に沿って隣り合う他の前記切り残し支柱部に対し、前記ワイヤ挿入管の周方向にずれて位置する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の医療用器具の関節部構造。
  4. 前記関節部本体は、シリコーンゴム製である請求項1乃至3のいずれか1項に記載の医療用器具の関節部構造。
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