JP2019103409A - ルアー - Google Patents

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【課題】尾びれの工夫によってルアーの姿勢を保つことが可能なルアーを提供する。【解決手段】ジョイント式ルアー10は、前部ボディ11と後部ボディ12とを備えており、後部ボディ12には第1尾びれ30を備えている。第1尾びれ30は、上部で下向きの水圧を受ける第一水受け面31と、第一水受け面31の下方で横向きの水圧を受ける第二水受け面32と、を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、釣りに用いられるルアーに関する。
ルアーを用いたルアーフィッシングが普及している。ルアーを用いたルアーフィッシングによる捕獲対象は、主として小魚を捕食する大型の魚(以下、「フィッシュイータ」という)である。ルアーは、キャストによって空中を飛行して着水する。ルアーは、着水後に自重で水中に沈降する。ルアーは、リールでラインを巻き取るリトリーブによって所望の水深(レンジ)で泳がされる。フィッシュイータは、このルアーに食いつく。ルアーにはフックが取り付けられている。フィッシュイータは、ルアーに食いついてフックが刺さることで釣り上げることができる。
なお、ルアーには、前部ボディと後部ボディとが左右方向に屈曲自在に連結されたジョイント式ルアーがある。例えば、この種の先行技術として、複数の分割体によってルアー本体が構成されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−009687号公報
ところで、ルアーはリトリーブすることで水圧を受けながら水中を泳ぐ。ルアーには、左右方向に振れながら泳ぐものがある。一方、リトリーブには、急激な引きでルアーを高速で泳がせた後、減速して慣性で泳がせる場合などがある(いわゆる、ストップアンドゴー)。ルアーの速度を減速させると、ルアーは水流に流されやすくなる。また、ジョイント式ルアーの場合には水流でボディが屈曲する。
ルアーは、ボディ全体の重心が、側面視における上下方向中央位置よりも下方に設定されている。このため、ルアーは、ボディに作用する横向きの水圧で横腹(下部側面)が上向きになる方向にローリングしようとする。ルアーは、ローリングを生じるとライン(道糸)がフックに絡みつくことがある。また、ルアーのローリングは、魚の泳ぎに似た泳ぎではないため、フィッシュイータの食い付きが渋る。また、高速リトリーブの場合もボディにローリングを生じる場合がある。このルアーのローリングも、フィッシュイータの食い付きが渋る。
そこで、本発明者はルアーのリトリーブ速度を変化させても姿勢を保つことができる工夫について鋭意研究した。そして、本発明者は尾びれに作用する水圧に着目し、尾びれの工夫によってルアーの姿勢を保つことが可能な発明をした。
本発明に係るルアーは、ボディと、前記ボディの後部に備えられた尾びれと、を備え、前記尾びれは、上部で下向きの水圧を受ける第一水受け面と、前記第一水受け面の下方で横向きの水圧を受ける第二水受け面と、を有している。第二水受け面は、上下方向に延在する尾びれとして機能する部分を含む。
この構成により、リトリーブによって尾びれは第一水受け面で下向きに水圧を受け、第二水受け面で横向きに水圧を受ける。尾びれとして第二水受け面が受ける横向きの水圧に加え、第一水受け面が受ける下向きの水圧により、リトリーブ時にルアーがローリングを生じることを抑えてルアーの姿勢を適切に保つことができる。
また、前記第一水受け面は、前記尾びれの前後方向に延在しており、前記第二水受け面は、前記第一水受け面の下方で上下方向に延在していてもよい。このように構成すれば、尾びれの前後方向に延在する第一水受け面で下向きの水圧を適切に受ける。そして、その下方で上下方向に延在する第二水受け面で横向きの水圧を適切に受ける。これにより、尾びれの上部とその下方で受ける水圧によりボディの姿勢を保つことができる。
また、前記第二水受け面は、前記尾びれの下方まで延在しており、上部と下部との間に前後方向に延在する少なくとも1つの切り込み部を有していてもよい。このように構成すれば、尾びれの下方まで延在する第二水受け面の広い範囲で横向きの水圧を受けるようにできる。第二水受け面の切込み部により、尾びれの上部と下部とで横向きの水圧をそれぞれが受けるようにできる。
また、前記第二水受け面は、上部と下部との間に前後方向に延在する複数の前記切り込み部を有し、前記切り込み部は、上部と下部との中間部分に該第二水受け面の前部まで延在する中央切り込み部を有していてもよい。このように構成すれば、第二水受け面に設けられた複数の切り込み部によって、分かれたそれぞれの第二水受け面で横向きの水圧をそれぞれ受けるようにできる。
また、前記尾びれは、JIS−A硬度が50度以下の軟質材料で形成されていてもよい。このように構成すれば、ルアーを泳がせたときに尾びれが撓んで変形し、尾びれの動作をより魚の尾びれに似た動作にできる。
また、前記ボディは、前部ボディと後部ボディとで構成され、前記前部ボディと前記後部ボディとは屈曲自在に連結部で連結され、前記前部ボディは、前部にラインアイを有し、前記後部ボディは、後部に前記尾びれを有していてもよい。このように構成すれば、ジョイント式ルアーの前部ボディと後部ボディとの屈曲に続いて尾びれが左右方向に振られる。尾びれは、第一水受け面で下向きの水圧を受けながら、第二水受け面で横向きの水圧を受けて左右方向に振られる。これにより、尾びれが受ける水圧でジョイント式ルアーの姿勢を適切に保つことができる。
本発明によれば、ルアーのリトリーブ時における泳ぐ姿勢を尾びれが受ける水圧で保つことが可能となる。よって、ルアーをリトリーブする速度を変化させても魚の泳ぐ姿勢を保つことが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態に係るルアーを示す側面図である。 図2は、図1に示すII−II断面図である。 図3は、図1に示す第一尾びれの拡大図である。 図4は、図3に示す第一尾びれの平面図である。 図5は、図3に示すV−V断面図である。 図6は、図1に示すルアーを泳がせたときの第一尾びれに作用する水圧を側面から見た模式図である。 図7は、図1に示すルアーを泳がせたときの第一尾びれに作用する水圧を後方から見た模式図である。 図8は、本発明に係るルアーの第二尾びれを示す側面図である。 図9は、図8に示す第二尾びれに作用する力を後方から見た模式図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下の実施形態では、ルアーの一例として、小魚の形態を摸したジョイント式ルアー10(以下、単に「ルアー10」ともいう)を例に説明する。この明細書及び特許請求の範囲の書類中における前後方向は、頭部方向を前方、尾びれ方向を後方という。また、前後方向と直交する横方向を左右方向という。
(ルアーの構成)
図1及び図2に基づいて、一実施形態に係るルアーの全体構成を説明する。この実施形態のルアーはジョイント式ルアー10である。ジョイント式ルアー10は、前部ボディ11と後部ボディ12とを備えている。前部ボディ11の前部には、ラインアイ13が設けられている。ラインアイ13にはライン18が接続されている。前部ボディ11の下部には、前部フックアイ14が設けられている。前部フックアイ14には、スプリットリング21で前フック20が取り付けられている。前部フックアイ14の左右位置には、胸びれ15が設けられている。前部ボディ11は、魚の前半分を摸した形態となっている。後部ボディ12の下部には、後部フックアイ16が設けられている。後部フックアイ16には、スプリットリング23で後フック22が取り付けられている。後部ボディ12の上部には、背びれ17が設けられている。後部ボディ12は、魚の後半分を摸した形態となっている。
そして、後部ボディ12の後部には、第一尾びれ30が設けられている。この実施形態の第一尾びれ30は、後部ボディ12に対して下方から着脱自在となっている。後部ボディ12の後部には、上下方向に延びるガイド溝19(図3に二点鎖線で示す)が設けられている。第一尾びれ30は、前端部に設けられた係合部33(図3)を下方からガイド溝19に挿入することで後部ボディ12に取り付けられている。
ジョイント式ルアー10は、前部ボディ11に対して後部ボディ12が左右方向に屈曲自在なように連結部25で連結されている。この実施形態の連結部25は、後部ボディ12の前部に、上下方向に延在する支持軸26が設けられている。また、前部ボディ11の後部には、支持軸26に向けて連結リング27が設けられている。連結リング27は、前部ボディ11の上部と下部に設けられている。連結リング27は、前部と後部とにリング部を有しており、前部のリング部が前部ボディ11に設けられた保持軸28に保持されている。連結リング27の後部のリング部は、後部ボディ12に設けられた支持軸26に掛けられている。連結リング27で連結された前部ボディ11と後部ボディ12とは、支持軸26を中心に屈曲自在となっている。連結部25の構成は、一例である。
このようなジョイント式ルアー10は、ボディ11,12の上下方向中央位置よりも下方に重心位置Gが設定されている。ルアーは、重心位置Gを上下方向中央位置よりも下方とすることで、適切に泳ぐようにしている。
(第一尾びれの構成)
図3〜図5に基づいて、上記第一尾びれ30について詳細に説明する。第一尾びれ30は、軟質材料、硬質材料のいずれで形成してもよい。この明細書及び特許請求の範囲の書類中における「軟質材料」は、JIS−A硬度が50度以下のものをいう。「硬質材料」は、JIS−A硬度が51度以上のものをいう。第一尾びれ30は、軟質材料で形成されている。第一尾びれ30は、例えば、ポリ塩化ビニル、シリコンゴム、熱可塑性エラストマーなどの可撓性材料で製作することができる。軟質材料は、水圧で撓む樹脂材料、ゴム材料を含む。
図3に示すように、第一尾びれ30は、側面視が魚の尾びれを摸した形状となっている。図4に示すように、第一尾びれ30は、上部に第一水受け面31が備えられている。第一水受け面31は、第一尾びれ30の前部から後部まで延在している。第一水受け面31は、左右方向に所定の幅寸法W1を有している。第一水受け面31の幅寸法W1は、下向きに作用させる水圧に応じて設定される。幅寸法W1は、ルアー10の大きさなどに応じて決定すればよい。例えば、ルアー10の前後方向の寸法が150mm〜100mm程度の場合、第一水受け面31の幅寸法W1を、15mm〜4mm程度とすることができる。
第一水受け面31の下方には、第二水受け面32が備えられている。第二水受け面32は、上下方向に延在している。第一尾びれ30は、下端まで第二水受け面32となっている。第二水受け面32は、第一尾びれ30として機能する厚み(幅寸法)で形成される。第二水受け面32の幅寸法W2は、第一水受け面31の幅寸法W1よりも小さい、W1>W2の関係とすることができる。
第一尾びれ30の前部には、後部ボディ12のガイド溝19に挿入する係合部33が設けられている。係合部33は、第一尾びれ30の前端に設けられた連結部34で連結されている。係合部33及び連結部34は、軟質材料、硬質材料のいずれでもよい。
図3及び図5に示すように、第二水受け面32には、上部と下部の間に前後方向に延びる複数の切り込み部35,36が設けられている。この実施形態では、第二水受け面32の上部と下部との中間部分に、第二水受け面32の前部まで延在する中央切り込み部35が設けられている。中央切り込み部35は、第二水受け面32を上方と下方とに分離している。第二水受け面32は、中央切り込み部35により、上方と下方でそれぞれの動きに位相差を生じさせることができる。中央切り込み部35の上方と下方には、所定間隔で複数の小さな切り込み部36が設けられている。小さな切り込み部36を設けることで、第二水受け面32の各部が左右方向に柔軟に振られるようにしている。
第一尾びれ30は、第一水受け面31と第二水受け面32とを一体成形することができる。第一尾びれ30の硬度を、例えば、JIS−A硬度で40度以下とすることで、ルアー10が泳ぐときに第二水受け面32が左右方向へ柔軟に振られるようにできる。第二水受け面32が柔軟に振られる動きとしては、いわゆる魚の尾びれのように上方から下方に掛けて捻れたような動きを含む。
従って、第一尾びれ30によれば、第一水受け面31で下向きに水圧を受けた状態で、第二水受け面32が左右方向に振られるようにできる。よって、第一尾びれ30に、魚の尾びれのように柔軟に左右方向に振る動きに似せた動きをさせることができる。
(第一尾びれに作用する水圧と作用)
図6及び図7に基づいて、ルアー10(図1)を泳がせたときに第一尾びれ30に作用する水圧とその作用について説明する。図6では、紙面の左方向から右方向に水流Pを受けている。図7では、紙面に直交する方向から水流Pを受けている。図7の第一尾びれ30は断面で示している。図6に示すように、ルアー10は、ラインアイ13に接続されたライン18を巻き取ることでリトリーブされる(図1の左方向に泳がされる)。ルアー10は、リトリーブによって前部ボディ11に対して後部ボディ12が左右方向に屈曲アクションを起こす。そして、この後部ボディ12の屈曲アクションに続いて尾びれ30が左右方向に振られる。左右方向に振られる尾びれ30は、前方からの水流Pを受ける。これにより、第一尾びれ30は、第一水受け面31で下向きに水圧F1を受ける。また、図7に示すように、第一尾びれ30は、リトリーブされて左右方向に振られるので、第二水受け面32で横向きに水圧F2を受ける。
一方、ルアー10のリトリーブ速度が減速されると、直進方向の力が弱くなって横向きの力の影響が強くなる。ボディ11,12は重心位置Gが上下方向中央位置よりも下方に設定されている。このため、ボディ11,12には、横向きに振られる力F3の反力によって上部が横向きにローリングしようとする力M1を生じる。
しかし、第一尾びれ30によれば、第一水受け面31で下向きに水圧F1を受けながら第二水受け面32で横向きに水圧F2を受ける。そして、第二水受け面32が受ける横向きの水圧F2によって、ボディ11,12の上部が横向きにローリングしようとする力M1と反対方向にボディ11,12の下部をローリングさせようとする力M2を発生させる。この第一尾びれ30の第二水受け面32によって生じる力M2により、ボディ11,12が横向きにローリングしようとする力M1を打ち消すことができる。よって、ボディ11,12がローリングすることを抑止できる。
以上のように、第一尾びれ30によれば、第一水受け面31に作用する下向きの水圧F1と、第二水受け面32に作用する横向きの水圧F2とで、ルアー10のリトリーブ時における姿勢を安定して保つことができる。よって、第一尾びれ30を備えたルアー10によれば、リトリーブの速度を変化させたとしても、第一尾びれ30が受ける水圧で泳ぎの姿勢を安定して保つことができる。また、ルアー10をリトリーブするライン18がフック20,22に絡みつきにくくなる。
しかも、第一尾びれ30によれば、第二水受け面32が下方まで延在している。これにより、第二水受け面32の下部の広い面で横向きの水圧F2を受けて、大きな力M2を得ることができる。よって、ルアーのリトリーブ速度を減速したとしても尾びれが受ける水圧でルアーの姿勢を適切に保つことができる。その上、第二水受け面は、大きな中央切り込み部の上方と下方とでそれぞれ受ける横向きの水圧でバランスよく撓んで、尾びれの動作をより魚の尾びれの動作に似せることができる。
従って、第一尾びれ30を備えたルアー10によれば、フィッシュイータの食い付きを促すことができる。
(第二尾びれの構成)
図8及び図9に基づいて、第二尾びれ50について説明する。図9の第二尾びれ50は断面で示している。ジョイント式ルアー10の全体構成は図1と同一であるため、同一の構成には同一の符号を付して、その説明は省略する。第二尾びれ50も、第一水受け面51と第二水受け面52とを備えている。第二尾びれ50は、第二水受け面52の下部が切除された例である。第二尾びれ50は、例えば、尾びれの下部がフィッシュイータに食いちぎられた場合などの形態である。第二尾びれ50は、第二水受け面52の下部以外は上記第一尾びれ30と同一である。
図8に示すように、第二尾びれ50は、第二水受け面52の下部に斜めの切除部57がある。この例の切除部57は、第二水受け面52の上部と下部の中間位置に設けられた中央切り込み部55の位置から、斜め前方に向けて切除されたものとなっている。第二水受け面52は、下部に設けられた小さな切り込み部56も切除されている。
第二尾びれ50も、前部に後部ボディ12のガイド溝19に挿入する係合部53が設けられている。係合部53は、第二尾びれ50の前端に設けられた連結部54で連結されている。係合部53及び連結部54は、軟質材料、硬質材料のいずれでもよい。
(第二尾びれに作用する水圧と作用)
図8に示すように、第二尾びれ50は、リトリーブによって前方からの水流Pを受ける。これにより、第二尾びれ50は、第一水受け面51で下向きに水圧F1を受ける。また、図9に示すように、第二尾びれ50は、リトリーブされて左右方向に振られるので、第二水受け面52で横向きに水圧F2を受ける。第二尾びれ50も、上部の第一水受け面51において下向きの水圧F1を受け、第二水受け面52において横向きの水圧F2を受ける。
一方、ルアー10のリトリーブ速度が減速されると、直進方向の力が弱くなって横向きの力の影響が強くなる。ボディ11,12の重心位置Gが上下方向中央位置よりも下方に設定されている。このため、ボディ11,12には、横向きに振られる力F3の反力によって上部が横向きにローリングしようとする力M1を生じる。
しかし、第二尾びれ50によれば、第一水受け面51で下向きに水圧F1を受けながら第二水受け面52で横向きの水圧F2を受ける。そして、第二水受け面52が受ける横向きの水圧F2によって、ボディ11,12の上部が横向きにローリングしようとする力M1と反対方向にボディ11,12の下部をローリングさせようとする力M2を発生させる。この第二尾びれ50の第二水受け面52によって生じる力M2により、ボディ11,12が横向きにローリングしようとする力M1を打ち消すことができる。よって、ボディ11,12がローリングすることを抑止できる。
以上のように、第二尾びれ50でも、第一水受け面51に作用する下向きの水圧F1と、第二水受け面52に作用する横向きの水圧F2とで、ルアー10のリトリーブ時における姿勢を安定して保つことができる。よって、第二尾びれ50を備えたルアー10によれば、リトリーブの速度を変化させたとしても、第二尾びれ50が受ける水圧で泳ぎの姿勢を安定して保つことができる。また、ルアー10をリトリーブするライン18がフック20,22に絡みつきにくくなる。
従って、第二尾びれ50を備えたルアー10によれば、フィッシュイータの食い付きを促すことができる。
なお、上記した実施形態は一例を示しており、ルアー10の型式、構造、尾びれ30,50の形状などは一例である。本発明は、要旨を損なわない範囲で種々の構成を変更することは可能であり、上記した実施形態に限定されるものではない。
10 ジョイント式ルアー(ルアー)
11 前部ボディ
12 後部ボディ
19 ガイド溝
25 連結部
30 第一尾びれ
31 第一水受け面
32 第二水受け面
35 中央切り込み部
36 切り込み部
50 第二尾びれ
51 第一水受け面
52 第二水受け面
55 中央切り込み部
56 切り込み部
57 切除部
G 重心位置
P 水流
F1、F2 水圧
M1、M2 力
W1、W2 幅寸法

Claims (6)

  1. ボディと、
    前記ボディの後部に備えられた尾びれと、
    を備え、
    前記尾びれは、上部で下向きの水圧を受ける第一水受け面と、前記第一水受け面の下方で横向きの水圧を受ける第二水受け面と、を有している、
    ことを特徴とするルアー。
  2. 前記第一水受け面は、前記尾びれの前後方向に延在しており、
    前記第二水受け面は、前記第一水受け面の下方で上下方向に延在している、
    請求項1に記載のルアー。
  3. 前記第二水受け面は、前記尾びれの下方まで延在しており、上部と下部との間に前後方向に延在する少なくとも1つの切り込み部を有している、
    請求項1又は2に記載のルアー。
  4. 前記第二水受け面は、上部と下部との間に前後方向に延在する複数の前記切り込み部を有し、
    前記切り込み部は、上部と下部との中間部分に大きな中央切り込み部を有している、
    請求項3に記載のルアー。
  5. 前記尾びれは、JIS−A硬度が50度以下の軟質材料で形成されている、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のルアー。
  6. 前記ボディは、前部ボディと後部ボディとで構成され、
    前記前部ボディと前記後部ボディとは屈曲自在に連結部で連結され、
    前記前部ボディは、前部にラインアイを有し、
    前記後部ボディは、後部に前記尾びれを有している、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のルアー。
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