JP2019102911A - 電気音響変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャンセル信号による音声信号への影響を抑制し、音質の劣化を抑制することが可能なノイズキャンセル機能を備えた電気音響変換装置を提供する。【解決手段】本発明にかかる電気音響変換装置1は、音源からの音声信号に基づいて駆動する音声用ボイスコイル171と、ノイズを収音してノイズ信号を生成する収音部14と、ノイズ信号に基づいて、ノイズのキャンセル用のキャンセル信号を生成するノイズキャンセル回路161と、キャンセル信号に基づいて駆動するキャンセル用ボイスコイル172と、音声用ボイスコイルと、キャンセル用ボイスコイルと、が取り付けられる振動板173と、を有してなり、キャンセル用ボイスコイルは、音声用ボイスコイルが駆動することでキャンセル用ボイスコイルに発生する逆起電力に応じた逆起信号と、キャンセル信号と、に基づいて、駆動する、ことを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、電気音響変換装置に関する。
ヘッドホンやイヤホンなどの電気信号を音波に変換する電気音響変換装置の中で、電気音響変換装置の外部のノイズを低減(キャンセル)して、電気音響変換装置の使用者に良好な楽音を提供するノイズキャンセル機能を備えた電気音響変換装置が普及している。
一般的に、ノイズキャンセル機能を備えた電気音響変換装置は、マイクロホンと、ノイズキャンセル回路(以下「NC回路」という。)と、ドライバユニットと、を備える。マイクロホンは、電気音響変換装置の外部のノイズを収音する。NC回路は、マイクロホンが収音したノイズとは音響的に逆相のキャンセル信号を生成する。ドライバユニットは、NC回路が生成したキャンセル信号と、電気音響変換装置に接続された音楽プレーヤなどの音源からの音声信号と、を加算した信号に応じた音波を生成して出力する。すなわち、電気音響変換装置は、ノイズをキャンセルしながら、音声信号による楽音(以下「再生音」という。)を出力する。
キャンセル信号を生成する方式には、フィードフォワード方式(以下「FF方式」という。)と、フィードバック方式(以下「FB方式」という。)と、がある(例えば、特許文献1参照)。以下、FF方式とFB方式とについて、ヘッドホンを例に説明する。
FF方式のヘッドホンが備えるマイクロホン(以下「FFマイクロホン」という。)は、ハウジングの外部のノイズを収音する。NC回路は、FFマイクロホンが収音したノイズを解析して、ヘッドホンの使用者の鼓膜に到達するまでのノイズの変化を予測する。NC回路は、この予測の結果に基づいてキャンセル信号を生成する。FFマイクロホンは、ドライバユニットから離れた位置に配置される。そのため、FF方式のヘッドホンは、後述するFB方式のヘッドホンに比べて、ドライバユニットから出力される再生音を収音して、再生音からキャンセル信号を生成しにくい。すなわち、FF方式のヘッドホンの再生音の音質は、FB方式のヘッドホンの再生音の音質に比べて、再生音から生成されるキャンセル信号による影響を受けにくい。
一方、FB方式のヘッドホンが備えるマイクロホン(以下「FBマイクロホン」という。)は、ヘッドホンのハウジング(イヤパッド)の内部に配置されて、使用者の耳元に近い位置でノイズを収音する。NC回路は、FBマイクロホンが収音したノイズの信号をリアルタイムで解析して、使用者の鼓膜の位置でのノイズが最小になるようなキャンセル信号を生成する。そのため、FB方式のヘッドホンのノイズのキャンセル効果は、FF方式のヘッドホンのノイズのキャンセル効果と比べて、高い。また、FB方式のヘッドホンは、ノイズ成分の変化に対する追従性も良い。
しかし、FBマイクロホンは、ノイズと共に再生音を収音して、電気信号(以下「FB信号」という。)を生成する。FB信号は、ノイズ成分信号と再生音(音声)成分信号とを含む。NC回路は、FB信号からノイズ成分信号を抽出して(再生音成分信号を除去して)、位相を反転させることによりキャンセル信号を生成する。このとき、キャンセル信号からノイズ成分信号のみを抽出することは難しく、キャンセル信号には再生音成分信号が残留し得る。そのため、キャンセル信号と音声信号とを加算すると、音声信号が再生音成分信号の影響を受け、ドライバユニットから出力される再生音の音質が劣化し得る。
再生音成分信号を除去したキャンセル信号を生成する技術として、FB信号から、ローパスフィルタと遅延素子とを通過した音声信号を減算する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2に開示の技術は、ローパスフィルタのカットオフ周波数に応じてキャンセル信号から再生音成分信号を除去可能である。しかし、カットオフ以上の周波数においてはノイズキャンセル効果を得ることができず、カットオフ周波数を上げると再生音の音質に影響を及ぼす。すなわち、特許文献2に開示の技術では、キャンセル性能を向上させると再生音の音質が劣化し易くなり、再生音の音質を向上させるとキャンセル性能が劣化し易くなる。さらに、同技術はフィルタや遅延素子などをハウジング内に配置するため、ヘッドホンの構造が複雑になり、配置スペースの確保、製造コストの増加、などの問題が生じる(フィルタの制約がある)。
特開2008−122729号公報 特開2014−30254号公報
このように、FB方式の電気音響変換装置では、キャンセル信号に含まれる再生音成分信号が音声信号に影響を及ぼすため、再生音の音質は、劣化し易い。また、フィルタなどを用いて再生音の音質の劣化を抑制する場合、フィルタなどを配置するための種々の制約(配置スペース、フィルタの特性、製造コストなど)がある。
本発明は、以上のような従来技術の問題点を解消するためになされたもので、キャンセル信号による音声信号への影響を低減し、音質の劣化を低減することが可能な電気音響変換装置を提供することを目的とする。
本発明にかかる電気音響変換装置は、音源からの音声信号に基づいて駆動する音声用ボイスコイルと、ノイズを収音してノイズ信号を生成する収音部と、ノイズ信号に基づいて、ノイズのキャンセル用のキャンセル信号を生成するノイズキャンセル回路と、キャンセル信号に基づいて駆動するキャンセル用ボイスコイルと、音声用ボイスコイルと、キャンセル用ボイスコイルと、が取り付けられる振動板と、を有してなり、キャンセル用ボイスコイルは、音声用ボイスコイルが駆動することでキャンセル用ボイスコイルに発生する逆起電力に応じた逆起信号と、キャンセル信号と、に基づいて、駆動する、ことを特徴とする。
本発明によれば、キャンセル信号による音声信号への影響を抑制し、音質の劣化を抑制することが可能な電気音響変換装置を提供することができる。
本発明にかかる電気音響変換装置の実施の形態を示す斜視図である。 図1の電気音響変換装置が備える第1放音ユニットの構成を示す模式図である。 本発明にかかる電気音響変換装置の別の実施の形態を示す模式図である。 図3の電気音響変換装置が生成するデジタルキャンセル信号の調整の例を示す模式図である。
以下、図面を参照しながら、本発明にかかる電気音響変換装置(以下「本装置」という。)の実施の形態について説明する。
本装置は、携帯型楽音再生機などの音源からの音声信号に基づいて、音波を出力する、例えば、スピーカやヘッドホン、イヤホンなどの電気音響変換装置である。以下の説明では、本装置について、ヘッドホンを例に説明する。
●電気音響変換装置(1)●
●電気音響変換装置(1)の構成
図1は、本装置の実施の形態を示す斜視図である。
本装置1は、本装置1の使用者の頭部に装着されて、音源からの音声信号(デジタル信号)に基づいて、音波を出力する。本装置1は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ケーブル(不図示)を介して音源からの音声信号が入力される有線式のヘッドホンである。
なお、本装置は、例えば、ブルートゥース(登録商標)などの無線伝送を用いて音源から音声信号を受信する無線式のヘッドホンでもよい。
本装置1は、第1放音ユニット10と、第2放音ユニット20と、連結部材30と、を有してなる。第1放音ユニット10については、後述する。
第2放音ユニット20は、使用者の右耳の周囲に装着されて、音源からの音声信号に基づいて、音波を出力する。第2放音ユニット20の構成は、後述する入力部と信号処理回路とを備えない点を除いて、第1放音ユニット10の構成と共通する。すなわち、第2放音ユニット20は、ハウジング21と、イヤパッド22と、収音部(不図示)と、ノイズキャンセル回路(不図示)と、増幅回路(不図示)と、ドライバユニット(不図示)と、を備える。
連結部材30は、第1放音ユニット10と第2放音ユニット20とを連結する。
図2は、第1放音ユニット10の構成を示す模式図である。
第1放音ユニット10は、使用者の左耳の周囲に装着されて、音源からの音声信号に基づいて、音波を出力する。第1放音ユニット10は、ハウジング11と、イヤパッド12と、入力部13と、収音部14と、音声信号処理部15と、キャンセル信号生成部16と、ドライバユニット17と、を備える。
ハウジング11は、入力部13と、音声信号処理部15と、キャンセル信号生成部16と、ドライバユニット17と、を収容する。ハウジング11は、バッフル板(不図示)を備える。
イヤパッド12は、ハウジング11と使用者の頭部との間の緩衝材である。イヤパッド12は、本装置1が使用者の頭部に装着されたとき、ハウジング11と、使用者の頭部と、の間に閉空間(以下「前空気室」という。)A1を形成する。イヤパッド12は、バッフル板(不図示)に取り付けられる。
入力部13は、例えば、USB端子などのデジタル信号用の端子である。音源からの音声信号は、USBケーブルを介して入力部13に入力される。入力部13に入力される音声信号は、デジタル信号である。
収音部14は、ハウジング11の外部のノイズを収音して、ノイズ信号を生成する。収音部14は、フィードバックマイクロホン(以下「FBマイクロホン」という。)141を備える。
「ノイズ」は、携帯型楽音再生機などの音源とは異なる音源からハウジング11や前空気室A1に到達する音である。
FBマイクロホン141は、ハウジング11の外部のノイズのうち、イヤパッド12を介して前空気室A1内に進入したノイズと、ドライバユニット17が前空気室A1に出力した音波(音声)(以下「再生音」という。)と、を収音して、ノイズ信号を生成する。すなわち、ノイズ信号は、ノイズ成分と音声成分とを含む。FBマイクロホン141は、例えば、バッフル板(不図示)に取り付けられて、前空気室A1内に配置される。
なお、本発明におけるFBマイクロホンは、前空気室内に進入したノイズを収音可能であれば、ハウジング内に配置されてもよい。
音声信号処理部15は、音源からの音声信号を処理して、デジタル処理信号を生成する。音声信号処理部15は、信号処理回路151と第1増幅回路152とを備える。
信号処理回路151は、音源からの音声信号をデジタル信号の状態で処理し、音声信号に応じて後述する振動板173を振動させるためのデジタル処理信号を生成する。信号処理回路151は、例えば、DSPである。
「デジタル処理信号」は、例えば、音声信号にパルス密度変調(PDM:Pulse-Density Modulation)処理を施したデジタル信号である。デジタル処理信号は、ケーブル(不図示)を介して、ドライバユニット17と、第2放音ユニット20のドライバユニット(不図示)と、に伝送される。デジタル処理信号は、後述する音声用ボイスコイル171に印加される。
第1増幅回路152は、デジタル処理信号を増幅して音声用ボイスコイル171に印加する。第1増幅回路152は、例えば、出力側にローパスフィルタを備えないDクラスアンプなどのデジタル処理で信号(デジタル処理信号)を増幅するデジタル方式のアンプである。
キャンセル信号生成部16は、ノイズ信号を処理して、キャンセル信号を生成する。キャンセル信号生成部16は、ノイズキャンセル回路(以下「NC回路」という。)161と、ゲイン調整部162と、第2増幅回路164と、を備える。
NC回路161は、収音部14(FBマイクロホン141)からのノイズ信号に基づいて、キャンセル信号を生成する。NC回路161は、ノイズ信号の位相を反転させる(逆相にする)ことにより、キャンセル信号を生成する。
「キャンセル信号」は、ノイズに対応するノイズ成分信号と、後述する振動板173が前空気室A1に出力した再生音に対応する音声成分信号と、を含むアナログ信号である。ノイズ成分信号は、ノイズの逆相の信号である。すなわち、キャンセル信号は、前空気室A1内に進入したノイズを相殺(キャンセル)するように振動板173を振動させるための信号(ノイズ成分信号)を含む。音声成分信号は、FBマイクロホン141が収音した再生音の逆相の信号である。キャンセル信号は、ドライバユニット17の後述するキャンセル用ボイスコイル172に印加される。
ゲイン調整部162は、NC回路161のゲインを調整する。すなわち、ゲイン調整部162は、キャンセル信号の信号レベルを調整する。ゲイン調整部162の動作については、後述する。
第2増幅回路164は、キャンセル信号を増幅してキャンセル用ボイスコイル172に印加する。第2増幅回路164は、アナログ処理で信号(キャンセル信号)を増幅するアナログ方式のアンプである。
ドライバユニット17は、デジタル処理信号とキャンセル信号とに基づいて、音波を生成して、音波(再生音)を前空気室A1に出力する。ドライバユニット17は、バッフル板(不図示)に取り付けられて、ハウジング11内に配置される。ドライバユニット17は、音声用ボイスコイル171と、キャンセル用ボイスコイル172と、ボイスコイルボビン(不図示)と、振動板173と、磁気回路(不図示)と、を備える。
音声用ボイスコイル171は、信号処理回路151からのデジタル処理信号に基づいて駆動(振動)して、振動板173を振動させる。
キャンセル用ボイスコイル172は、NC回路161からのキャンセル信号に基づいて駆動(振動)して、振動板173を振動させる。音声用ボイスコイル171とキャンセル用ボイスコイル172とは、振動板173に取り付けられ、磁気回路の磁気ギャップ(不図示)内に配置されるボイスコイルボビンに巻装される(巻かれる)。すなわち、音声用ボイスコイル171とキャンセル用ボイスコイル172とは、共通の振動板173に取り付けられる。このとき、キャンセル用ボイスコイル172は、音声用ボイスコイル171と共に撚り合されて、振動板173に取り付けられる。
音声用ボイスコイル171のボイスコイルボビンへの巻数は、キャンセル用ボイスコイル172のボイスコイルボビンへの巻数とは異なる。音声用ボイスコイル171の(ボイスコイルボビンへの)巻数と、キャンセル用ボイスコイル172の(ボイスコイルボビンへの)巻数と、の比(以下「巻数比」という。)は、後述する逆起信号に影響を与える。
振動板173は、音声用ボイスコイル171の駆動(振動)と、キャンセル用ボイスコイル172の駆動(振動)と、に応じて振動し、音波を生成して出力する。振動板173は、磁気回路に対して、振動可能である。
●電気音響変換装置(1)の動作
次に、本装置1の動作について、図2を参照しながら説明する。
音源(不図示)からの音声信号は、入力部13を介して、信号処理回路151に入力される。信号処理回路151は、デジタル信号である音声信号に基づいて、デジタル処理信号を生成する。デジタル処理信号は、第1増幅回路152により増幅され、音声用ボイスコイル171に印加される。音声用ボイスコイル171は、印加されたデジタル処理信号と、磁気ギャップ内の磁束と、の関係で発生する電磁力により、駆動(振動)する。換言すれば、音声用ボイスコイル171は、音源からの音声信号に基づいて、駆動する。
前述のとおり、音声用ボイスコイル171とキャンセル用ボイスコイル172とは、共通の振動板173に取り付けられる。そのため、音声用ボイスコイル171にデジタル処理信号が印加されたとき、音声用ボイスコイル171の振動に伴い、キャンセル用ボイスコイル172も振動する。このとき、キャンセル用ボイスコイル172は磁気回路の磁気ギャップ内を振動する。その結果、キャンセル用ボイスコイル172には、音声用ボイスコイル171より逆起電力が誘起され、この逆起電力に応じた電流(以下「逆起信号」という。)が流れる。すなわち、音声用ボイスコイル171が駆動したとき、キャンセル用ボイスコイル172には、キャンセル用ボイスコイル172に発生する逆起電力に応じた逆起信号が生成される(発生する)。
「逆起信号」は、音声用ボイスコイル171が駆動することで、キャンセル用ボイスコイル172に発生する(誘起される)逆起電力に応じた信号である。逆起信号の位相は、キャンセル用ボイスコイル172の入力側をグランドに接続するか、同出力側をグランドに接続するか、により、デジタル処理信号の位相と同相になるように調整される。前述のとおり、音声成分信号の位相は再生音の位相の逆相であり、再生音の位相はデジタル処理信号の位相と同相である。すなわち、逆起信号の位相は、音声成分信号の位相の逆相である。逆起信号の信号レベルは、音声用ボイスコイル171の巻数と、キャンセル用ボイスコイル172の巻数と、の巻数比に基づいて、決定される。
一方、ハウジング11の外部のノイズのうち、イヤパッド12を通過して前空気室A1内に進入したノイズは、FBマイクロホン141に収音される。このとき、FBマイクロホン141は、再生音も収音する。FBマイクロホン141は、収音したノイズと再生音とに基づいて、ノイズ信号を生成する。ノイズ信号は、NC回路161に入力される。
NC回路161は、ノイズ信号の位相を反転させる(逆相にする)ことにより、キャンセル信号を生成する。すなわち、NC回路161は、ノイズ信号に基づいて、キャンセル信号を生成する。キャンセル信号の信号レベルは、ゲイン調整部162がNC回路161のゲインを調整することにより、音声成分信号の信号レベルと逆起信号の信号レベルとが略同等となるように調整される。このとき、ゲイン調整部162は、音声用ボイスコイル171の巻数と、キャンセル用ボイスコイル172の巻数と、の巻数比に基づいて、ゲインを調整する。キャンセル信号は、第2増幅回路164により増幅され、キャンセル用ボイスコイル172に印加される。
前述のとおり、キャンセル用ボイスコイル172には、音声用ボイスコイル171の駆動により、逆起信号が発生する。一方、キャンセル用ボイスコイル172には、キャンセル信号が印加される。そのため、キャンセル信号と逆起信号とは、キャンセル用ボイスコイル172において、加算される。ここで、前述のとおり、逆起信号の位相は、キャンセル信号に含まれる音声成分信号の位相の逆相である。すなわち、キャンセル信号の音声成分信号は、逆起信号により相殺(低減)される。その結果、キャンセル用ボイスコイル172は、キャンセル信号に含まれるノイズ成分信号と、磁気ギャップ内の磁束と、の関係で発生する電磁力により、駆動(振動)する。換言すれば、キャンセル用ボイスコイル172は、キャンセル信号と逆起信号とに基づいて、駆動する。
振動板173は、音声用ボイスコイル171の振動と、キャンセル用ボイスコイル172の振動と、に基づいて、振動して、音波(再生音)を生成する。すなわち、振動板173の振動は、音声用ボイスコイル171の振動と、キャンセル用ボイスコイル172の振動と、が混合された振動である。換言すれば、キャンセル信号(ノイズ成分信号)とデジタル処理信号とは、振動板173において機械的に合成される。
ノイズ成分信号の位相は、FBマイクロホン141が収音したノイズの位相の逆相である。すなわち、振動板173が出力する再生音は、ノイズを相殺(低減)する音(以下「キャンセル音」という。)を含む。そのため、前空気室A1内で再生音(キャンセル音)とノイズとが音響的に結合して、ノイズは、相殺(低減)される。
●まとめ(1)
以上説明した実施の形態によれば、本装置1は、キャンセル用ボイスコイル172に生じた逆起信号を用いて、キャンセル信号に含まれる音声成分信号を相殺(低減)する。逆起信号は、音声信号に基づいて生成されるデジタル処理信号と同相の信号であり、音声成分信号と逆相の信号である。そのため、本装置1は、フィルタなどを用いてキャンセル信号からノイズ成分信号を抽出する従来の電気音響変換装置(以下「従来装置」という。)よりも効率的、かつ、広い周波数帯域に亘って、キャンセル信号からノイズ成分信号を抽出する(キャンセル信号から音声成分信号を相殺(低減)する)ことができる。
また、本装置1は、従来装置のようにフィルタや遅延素子などをハウジング内に配置する必要がなく、従来装置よりも小型、かつ、簡易な構成で従来装置よりも優れたノイズキャンセル機能を実現する。
さらに、本装置1は、加算回路を介することなく、デジタル処理信号とキャンセル信号(ノイズ成分信号)とを振動板173で直接合成する。すなわち、デジタル処理信号とキャンセル信号とは、電気的に加算されない。そのため、デジタル処理信号は、キャンセル信号に含まれる音声成分信号の影響を受けることなく、音声用ボイスコイル171を駆動させる。その結果、本装置1が出力する再生音の品質は、従来装置が出力する再生音の品質よりも向上する(劣化しない)。
このように、本装置1は、キャンセル信号による音声信号(デジタル処理信号)への影響を低減し、再生音の音質の劣化を低減したノイズキャンセル機能を実現する。
●電気音響変換装置(2)●
次に、本装置の別の実施の形態について、先に説明した実施の形態(以下「第1実施形態」という。)と異なる部分を中心に説明する。本実施の形態(以下「第2実施形態」という。)にかかるデジタル式電気音響変換装置は、キャンセル信号がデジタル信号である点が第1実施形態と異なる。
●電気音響変換装置(2)の構成
図3は、本装置の別の実施の形態を示す模式図である。
本装置1Aは、第1放音ユニット10Aを有してなる。第1放音ユニット10Aは、ハウジング11と、イヤパッド12と、入力部13と、収音部14と、音声信号処理部15と、キャンセル信号生成部16Aと、ドライバユニット17と、を備える。
キャンセル信号生成部16Aは、NC回路161と、ゲイン調整部162と、アナログ−デジタルコンバータ(以下「ADC」という。)163と、第2増幅回路164Aと、を備える。
ADC163は、NC回路161が生成したキャンセル信号をデジタル信号に変換して、デジタルキャンセル信号を生成する。デジタルキャンセル信号は、PWM(Pulse Width Modulation)信号である。
第2増幅回路164Aは、デジタルキャンセル信号を増幅して音声用ボイスコイル171に印加する。第2増幅回路164Aは、例えば、出力側にローパスフィルタを備えないDクラスアンプなどのデジタル処理で信号(デジタルキャンセル信号)を増幅するデジタル方式のアンプである。第2増幅回路164Aは、パルス幅変調部1641を備える。
パルス幅変調部1641は、PWM信号であるデジタルキャンセル信号のデューティー比を変更(調整)する。
●電気音響変換装置(2)の動作
次に、本装置1Aの動作について、第1放音ユニット10Aの動作を例に、図3を参照しながら説明する。
入力部13と音声信号処理部15それぞれの動作は、第1実施形態における入力部13と音声信号処理部15それぞれの動作と共通する。すなわち、信号処理回路151は、音源からの音声信号に基づいて、デジタル処理信号を生成する。デジタル処理信号は、第1増幅回路152により増幅され、音声用ボイスコイル171に印加される。その結果、前述のとおり、キャンセル用ボイスコイル172には、逆起信号が生成される。
FBマイクロホン141とNC回路161とゲイン調整部162それぞれの動作は、第1実施形態におけるFBマイクロホン141とNC回路161とゲイン調整部162それぞれの動作と共通する。すなわち、NC回路161は、ノイズ信号に基づいて、キャンセル信号を生成する。キャンセル信号は、ADC163に入力される。
ADC163は、キャンセル信号をアナログ信号からデジタル信号に変換して、デジタルキャンセル信号を生成する。デジタルキャンセル信号は、第2増幅回路164Aに入力される。
第2増幅回路164Aは、デジタルキャンセル信号を増幅して、キャンセル用ボイスコイル172に印加する。このとき、パルス幅変調部1641は、デジタルキャンセル信号のデューティー比を変更(調整)する。デューティー比が変更(調整)されたデジタルキャンセル信号は、キャンセル用ボイスコイル172に印加される。
デジタルキャンセル信号のデューティー比が変更されると、デジタルキャンセル信号がキャンセル用ボイスコイル172を駆動させるための電流の値(以下「コイル電流値」という。)は、デューティー比の変更に応じて変化する。コイル電流値が変化すると、キャンセル用ボイスコイル172の駆動(振動)が変化する。すなわち、コイル電流値が小さくなるとキャンセル用ボイスコイル172の振動は小さく(弱く)なり、コイル電流値が大きくなるとキャンセル用ボイスコイル172の振動は大きく(強く)なる。換言すれば、デジタルキャンセル信号のデューティー比が変更されると、第2増幅回路164Aのゲインが変更される。つまり、デジタルキャンセル信号のデューティー比が変更されると、デジタルキャンセル信号の信号レベルは、変化する。
例えば、デジタルキャンセル信号のデューティー比を元の値の1/2の値に変更する(例えば、50%から25%に変更する)と、コイル電流は、1/2になる。その結果、デジタルキャンセル信号の信号レベルは、デューティー比の変更前のデジタルキャンセル信号の信号レベルに対して1/2になる。このように、パルス幅変調部1641は、デジタルキャンセル信号のデューティー比を変更することにより、デジタルキャンセル信号の信号レベル(音声成分信号の信号レベル)を調整する。
図4は、デジタルキャンセル信号のデューティー比と、コイル電流値と、の関係を示す模式図である。同図は、デジタルキャンセル信号がキャンセル用ボイスコイル172を駆動させるための電圧値(以下「コイル電圧値」という。)を実線で、コイル電流値を二点鎖線で、それぞれ示す。コイル電流値は、コイル電圧値が「Low」から「High」になるタイミングから、コイル電圧値が「High」から「Low」になるタイミングまで直線的に増加する。そのため、コイル電流値は、コイル電圧値が「High」から「Low」になるタイミング、すなわち、デューティー比を変更することにより、デューティー比の変更に応じて変化する。例えば、デューティー比が図4に一点鎖線で示されるように50%から25%へ変更されると、コイル電流値は、デューティー比が50%のときの値(a)の1/2の値(0.5a)に変化する。
図3に戻る。
ここで、パルス幅変調部1641は、音声用ボイスコイル171の巻数と、キャンセル用ボイスコイル172の巻数と、の巻数比に基づいて、デジタルキャンセル信号のデューティー比を変更(調整)する。前述のとおり、逆起信号の信号レベルは、音声用ボイスコイル171の巻数と、キャンセル用ボイスコイル172の巻数と、の巻数比に基づいて、決定される。そのため、パルス幅変調部1641は、同巻数比に基づいてデジタルキャンセル信号のデューティー比を変更することにより、デジタルキャンセル信号に含まれる音声成分信号の信号レベルを逆起信号の信号レベルに調整することができる。その結果、キャンセル用ボイスコイル172において、キャンセル信号の音声成分信号は、逆起信号により相殺(低減)される。
このように、本装置1Aは、デジタルキャンセル信号のデューティー比を変更することにより、デジタルキャンセル信号に含まれる音声成分信号の信号レベルを逆起信号の信号レベルに電気的に調整可能である。そのため、本装置1Aは、第1実施形態における本装置1よりも、キャンセル信号(デジタルキャンセル信号)の信号レベルを逆起信号の信号レベルに合わせ易い。すなわち、本装置1Aは、第1実施形態における本装置1よりも、逆起信号による音声成分信号の相殺(低減)精度を高めることができ、ノイズ成分信号に忠実にキャンセル用ボイスコイル172を駆動可能である。つまり、本装置1Aは、第1実施形態における本装置1よりも、優れたノイズキャンセル機能を備える。
●まとめ(2)
以上説明した実施の形態によれば、本装置1Aは、キャンセル信号をデジタル信号であるデジタルキャンセル信号に変換し、パルス幅変調部1641によりデジタルキャンセル信号のデューティー比を変更する。本装置1Aは、デジタルキャンセル信号のデューティー比を変更することにより、デジタルキャンセル信号に含まれる音声成分信号の信号レベルを逆起信号の信号レベルに電気的に調整可能である。すなわち、本装置1Aは、第1実施形態における本装置1よりも、逆起信号による音声成分信号の相殺(低減)精度を高めることができ、ノイズ成分信号に忠実にキャンセル用ボイスコイルを駆動可能である。つまり、本装置1Aは、第1実施形態における本装置1よりも、優れたノイズキャンセル機能を備える。
また、第1実施形態における本装置1と同様に、本装置1Aが出力する再生音の品質は、従来装置が出力する再生音の品質よりも向上する(劣化しない)。
このように、本装置1Aは、キャンセル信号による音声信号(デジタル処理信号)への影響を抑制し、再生音の音質の劣化を抑制したノイズキャンセル機能を備える。
●まとめ(その他)
なお、以上説明した各実施の形態における本装置1,1Aは、信号処理回路151を備え、デジタル処理信号により振動板173を振動させるデジタル式の電気音響変換装置である。これに代えて、各実施の形態における本装置は、信号処理回路を備えず、アナログ信号により振動板を振動させるアナログ式の電気音響変換装置でもよい。この場合、第1増幅回路はアナログ方式のアンプであり、音声信号はアナログ信号の状態で音声用ボイスコイルに印加される。
また、以上説明した各実施の形態における本装置は、第2増幅回路の動作電圧を調整する電圧調整部を備えてもよい。この場合、電圧調整部は、例えば、音声用ボイスコイルの巻数と、キャンセル用ボイスコイルの巻数と、の巻数比に基づいて、第2増幅回路の動作電圧を調整してもよい。電圧調整部が第2増幅回路の動作電圧を上げることにより、キャンセル信号(音声成分信号)の信号レベルは、上昇する。すなわち、電圧調整部は、逆起信号の信号レベルに対して、音声成分信号の信号レベルを調節する(合わせる)機能を有する。
さらに、以上説明した各実施の形態における本装置は、フィードバック型のノイズキャンセル機能を有する。これに代えて、本装置は、フィードフォワード型のノイズキャンセル機能と、フィードバック型のノイズキャンセル機能と、を備えるハイブリッド型のノイズキャンセル機能を備えてもよい。すなわち、例えば、本装置は、FBマイクロホンとFFマイクロホンとを備えてもよい。
さらにまた、以上説明した各実施の形態におけるゲイン調整部は、ノイズ信号、キャンセル信号(デジタルキャンセル信号)、音声信号(デジタル処理信号)、逆起信号のいずれか1以上の信号に基づいて、NC回路のゲインを調整してもよい。すなわち、例えば、ゲイン調整部は、逆起信号に基づいてNC回路のゲインを調整してもよく、あるいは、ノイズ信号と逆起信号とに基づいてNC回路のゲインを調整してもよい。その結果、ゲイン調整部によるNC回路のゲインの調整の精度(逆起信号の信号レベルに対する音声成分信号の信号レベルの調整精度)は、向上する。この場合、本装置は、例えば、逆起信号を検出して解析する解析部を備える。
さらにまた、以上説明した各実施の形態におけるキャンセル用ボイスコイルは、タップ付きのコイルで構成されてもよい。この場合、キャンセル用ボイスコイルは、音声用ボイスコイルの巻数と、キャンセル用ボイスコイルの巻数と、の巻数比を変更する本発明における巻数比変更手段として機能する。本装置は、同巻数比を変更することで、逆起信号の信号レベルを変更することができる。
さらにまた、ゲイン調整部によるNC回路のゲインの調整は、以上説明した実施の形態に限定されない。すなわち、例えば、ゲイン調整部は、ホワイトノイズなどのテスト用のノイズに基づいてゲインを調整してもよく、あるいは、予め定められた値に基づいてゲインを調整してもよい。
さらにまた、パルス幅変調部によるデジタルキャンセル信号のデューティー比の変更は、以上説明した実施の形態に限定されない。すなわち、例えば、パルス幅変調部は、ホワイトノイズなどのテスト用のノイズに基づいて同デューティー比を調整してもよく、あるいは、予め定められた値に基づいて同デューティー比を調整してもよい。
1 電気音響変換装置
10 第1放音ユニット
11 ハウジング
12 イヤパッド
14 収音部
141 FBマイクロホン
161 ノイズキャンセル回路(NC回路)
162 ゲイン調整部
163 アナログ−デジタルコンバータ(ADC)
164 第2増幅回路(増幅回路)
171 音声用ボイスコイル
172 キャンセル用ボイスコイル
173 振動板
1A 電気音響変換装置
164A 第2増幅回路(増幅回路)
1641 パルス幅変調部

Claims (9)

  1. 音源からの音声信号に基づいて駆動する音声用ボイスコイルと、
    ノイズを収音してノイズ信号を生成する収音部と、
    前記ノイズ信号に基づいて、前記ノイズのキャンセル用のキャンセル信号を生成するノイズキャンセル回路と、
    前記キャンセル信号に基づいて駆動するキャンセル用ボイスコイルと、
    前記音声用ボイスコイルと、前記キャンセル用ボイスコイルと、が取り付けられる振動板と、
    を有してなり、
    前記キャンセル用ボイスコイルは、前記音声用ボイスコイルが駆動することで前記キャンセル用ボイスコイルに発生する逆起電力に応じた逆起信号と、前記キャンセル信号と、に基づいて、駆動する、
    ことを特徴とする電気音響変換装置。
  2. 前記キャンセル信号は、
    前記ノイズに対応するノイズ成分信号と、
    前記振動板が出力した音声に対応する音声成分信号と、
    を含み、
    前記逆起信号は、前記音声成分信号の逆相である、
    請求項1記載の電気音響変換装置。
  3. 前記ノイズキャンセル回路のゲインを調整するゲイン調整部、
    を備える、
    請求項1記載の電気音響変換装置。
  4. 前記ゲイン調整部は、前記音声用ボイスコイルの巻数と前記キャンセル用ボイスコイルの巻数との巻数比に基づいて、前記ゲインを調整する、
    請求項3記載の電気音響変換装置。
  5. 前記収音部は、
    前記ノイズと、前記振動板が出力した音声と、を収音するFBマイクロホン、
    を備え、
    前記FBマイクロホンは、前記ノイズ信号を生成する、
    請求項1記載の電気音響変換装置。
  6. 前記キャンセル信号をデジタル信号に変換して、デジタルキャンセル信号を生成するアナログ−デジタルコンバータと、
    前記デジタルキャンセル信号のデューティー比を調整するパルス幅変調部と、
    を備え、
    前記デューティー比が調整された前記デジタルキャンセル信号は、前記キャンセル用ボイスコイルに印加される、
    請求項1記載の電気音響変換装置。
  7. 前記パルス幅変調部は、前記音声用ボイスコイルの巻数と前記キャンセル用ボイスコイルの巻数との巻数比に基づいて、前記デューティー比を調整する、
    請求項6記載の電気音響変換装置。
  8. 前記音声用ボイスコイルの巻数と、前記キャンセル用ボイスコイルの巻数と、の巻数比を変更する巻数比変更手段、
    を備える、
    請求項1記載の電気音響変換装置。
  9. 前記キャンセル信号を増幅する増幅回路と、
    前記増幅回路の動作電圧を調整する電圧調整部と、
    を備え、
    前記電圧調整部は、前記音声用ボイスコイルの巻数と前記キャンセル用ボイスコイルの巻数との巻数比に基づいて、前記動作電圧を調整する、
    請求項1記載の電気音響変換装置。

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