JP2019102213A - 照明装置 - Google Patents

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Daisuke Ogata
大輔 尾形
倖也 横山
Koya Yokoyama
倖也 横山
弘樹 波多江
Hiroki Hatae
弘樹 波多江
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Abstract

【課題】 防水性を高めつつ、外部機器に電力を適切に供給可能な照明装置を提供すること。【解決手段】 長尺状ランプ5と、長尺状ランプ5に電力を供給する電源ユニット器具側電源ユニット208と、を備える照明装置A1であって、器具側電源ユニット208は、外部からの電力供給を受けるための電源ケーブル446が接続される端子台440と、外部機器902への電力供給を行うための電源部430と、端子台440および電源部430を収容する防水ケース412と、を有する。【選択図】 図9

Description

本発明は、照明装置に関する。
特許文献1には、直管形の蛍光灯ランプを備える照明装置の一例が開示されている。同文献に開示された照明装置は、電源部を備えている。この電源部は、蛍光灯ランプを点灯させるための電力と、外部機器を動作させるための電力と、を出力する。
再表2007−074724号公報
電源部は、電圧変換等の機能を果たす電子部品等を有している。このような電源回路は、水分の浸入により適切な動作が阻害されるおそれがある。
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、防水性を高めつつ、外部機器に電力を適切に供給可能な照明装置を提供することをその課題とする。
本発明によって提供される照明装置は、長尺状ランプと、前記長尺状ランプに電力を供給する電源ユニットと、を備える照明装置であって、前記電源ユニットは、外部からの電力供給を受けるための電源ケーブルが接続される端子台と、外部機器への電力供給を行うための電源部と、前記端子台および前記電源部を収容する防水ケースと、を有することを特徴としている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記長尺状ランプを支持する器具をさらに備えており、前記電源ユニットは、前記器具に取り付けられた器具側電源ユニットである。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記長尺状ランプは、複数のLEDを含むLEDユニットと、前記器具側電源ユニットから受けた電力を前記LEDユニットを点灯させるための電力に変換するユニット側電源ユニットと、を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記長尺状ランプは、前記LEDユニットおよび前記ユニット側電源ユニットを収容し、且つ透光性の材質からなる筒状の透光性カバー体を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記器具は、前記長尺状ランプの少なくとも一部を収容し、且つ前記長尺状ランプの少なくとも一部を露出させる開口が形成された器具本体を有し、前記器具側電源ユニットは、前記器具本体に収容されている。
本発明によれば、防水性を高めつつ、外部機器に電力を適切に供給することができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明の第1実施形態に係る照明装置を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る照明装置を示す分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る照明装置を示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係る照明装置を示す正面図である。 本発明の第1実施形態に係る照明装置を示す底面図である。 本発明の第1実施形態に係る照明装置を示す要部平面図である。 図3のVII−VII線に沿う断面図である。 本発明の第1実施形態に係る照明装置を示す要部拡大断面図である。 本発明の第1実施形態に係る照明装置を示す要部拡大断面図である。 図7のX−X線に沿う断面図である。 図7のXI−XI線に沿う断面図である。 本発明の第1実施形態に係る照明装置を示すシステム構成図である。 本発明の第1実施形態に係る照明装置の器具を示す分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る照明装置の長尺状ランプを示す分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る照明装置の器具側電源ユニットおよびランプ側電源ユニットを示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る照明装置の器具側電源ユニットを示す分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る照明装置の脱着機構を示す断面斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る照明装置の脱着機構を示しており、(a)は正面図であり、(b)は底面図であり、(c)は側面図である。 本発明の第1実施形態に係る照明装置の脱着機構の動作を示す要部斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る照明装置の脱着機構の動作を示す要部斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る照明装置の脱着機構の動作を示す要部斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る照明装置を示すシステム構成図である。 本発明の第3実施形態に係る照明装置を示すシステム構成図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
<第1実施形態>
図1〜図12は、本発明の第1実施形態に係る照明装置を示している。本実施形態の照明装置A1は、器具3および長尺状ランプ5を備えている。照明装置A1は、たとえば天井等の設置対象に取り付けられることにより周囲を照らす機能を果たす。また、照明装置A1は、外部機器に電源を供給する機能を果たす。また、照明装置A1は、脱着機構16をさらに備えている。
図1は、照明装置A1を示す斜視図である。図2は、照明装置A1を示す分解斜視図である。図3は、照明装置A1を示す平面図である。図4は、照明装置A1を示す正面図である。図5は、照明装置A1を示す底面図である。図6は、照明装置A1を示す要部平面図である。図7は、図3のVII−VII線に沿う断面図である。図8は、照明装置A1を示す要部拡大断面図である。図9は、照明装置A1を示す要部拡大断面図である。図10は、図7のX−X線に沿う断面図である。図11は、図7のXI−XI線に沿う断面図である。図12は、照明装置A1を示すシステム構成図である。なお、これらの図において、x方向は、長尺状ランプ5の長手方向であり、y方向は、x方向と直角である幅方向であり、z方向は、x方向およびy方向と直角である方向であり、たとえば天地方向に相当する場合がある。図6においては、理解の便宜上、後述の透光性カバー体209およびカバー体507を省略している。なお、図2、図7、図13および図16においては、理解の便宜上、後述のケーブル288およびコネクタ290と中継ケーブル442およびコネクタ448と電源ケーブル446とを省略している。
〔器具3〕
器具3は、天井等の設置対象に取り付けられるものであり、長尺状ランプ5を支持する。本実施形態の器具3は、器具本体11、器具側装着具13および器具側電源ユニット208を有する。また、器具3には、後述するように脱着機構16の一部の構成要素が取り付けられている。
器具本体11は、長尺状ランプ5の少なくとも一部を収容し、長尺状ランプ5を支持する機能を果たす。図2および図7〜図11に示すように、図示された例においては、器具本体11は、器具本体部材31、第1端部材33および第1端部材35を有する。器具本体11は、x方向に長く延びており、z方向に開いた「C」字状に似た断面形状を有する。器具本体部材31は、z方向奥側に位置する底部32を有する。第1端部材33および第1端部材35は、器具本体部材31のx方向両端を塞いでおり、図示された例においては、x方向視略矩形状である。器具本体部材31、第1端部材33および第1端部材35の材質は特に限定されず、たとえば金属や樹脂からなる。
器具本体11は、開口14を有する。開口14は、z方向に開いており、図示された例においては、z方向視矩形状である。底部32には、複数の貫通孔45が形成されている。貫通孔45は、底部32をz方向に貫通している。複数の貫通孔45のいずれかは、たとえば後述の電源ケーブル446や外部機器ケーブル904を挿通させるために用いられる。
また、器具本体部材31には、図13に示すように貫通孔46が形成されている。貫通孔46は、図1に示すように、後述の脱着機構16の構成要素である操作部346を露出させるためのものである。図示された例においては、貫通孔46は、器具本体部材31をy方向に貫通しており、器具本体部材31のx方向略中央に設けられている。
図2、図7および図8に示すように、器具側装着具13は、器具本体11に取り付けられており、図示された例においては、器具本体部材31の底部32に取り付けられている。器具側装着具13は、長尺状ランプ5の器具3への装着を実現するためのものである。本実施形態においては、2つの器具側装着具13が脱着機構16を挟んでx方向に互いに離間して設けられている。
器具側装着具13は、ばね体81およびばね固定部材83を有する。ばね体81は、例えば一対のコイルばねと、これらのコイルばねの一端から延出する一対の延出線部と、これらのコイルばねの他端から延出して互いに連結されたU字状線部と、を有する。このU字状線部は、後述の長尺状ランプ5のランプ側装着具223に係合する。
ばね固定部材83は、ばね体81を器具本体11の底部32に対して固定するためのものである。図示された例においては、ばね固定部材83は、ばね体81の一対のコイルばねを固定している。
器具側装着具13は、ばね体81の弾性変形を利用して、ばね体81がランプ側装着具223に係合した状態で、長尺状ランプ5を器具3に対して相対的に近接した位置で保持する状態と、長尺状ランプ5を器具3に対して相対的に離間した位置で保持する状態と、を実現する。図7および図8は、長尺状ランプ5を器具3に対して相対的に近接した位置で器具側装着具13が保持する状態を示している。図示された状態からばね体81がz方向に開くように弾性変形することにより、長尺状ランプ5を器具3に対して相対的に離間した位置で保持する状態となる。
器具側電源ユニット208は、図12に示すように、たとえば商用の交流100V電源から電力供給を受けることにより、器具3への電力供給と外部機器902への電力供給とを行うためのものである。図9、図10、図12、図13、図15および図16に示すように、本実施形態においては、器具側電源ユニット208は、防水ケース412、電源部430および端子台440を有する。
防水ケース412は、電源部430および端子台440等を外部からの水分の浸入を抑制した状態で収容するものである。防水ケース412の防水性は、照明装置A1が設置される環境や電源部430および端子台440等の構成によって適宜設定される。たとえば、本実施形態の防水ケース412は、外面に付着した水分が即座に内部に浸入することを阻止しうる程度の防水性を備える。
防水ケース412の具体的構成は、上述した防水性を確保しうる構成であれば特に限定されない。防水ケース412には、電力授受に必要となるケーブルを、防水状態で挿通させる部位を設けることが好ましい。図16に示すように、本実施形態においては、防水ケース412は、本体部414、蓋部416、2つのキャップ452およびキャップ456を有する。
本体部414は、有底箱状の部材であり、図示された例においては、電源部430および端子台440が取り付けられている。蓋部416は、本体部414に取り付けることにより、防水構造に寄与しうる筐体を構成するものである。本体部414および蓋部416の材質は特に限定されず、たとえば樹脂からなる。本体部414および蓋部416は、x方向を長手方向とする直方体形状の筐体を構成する。
本体部414には、2つの切り欠き418と切り欠き420とが形成されている。蓋部416には、2つの切り欠き422が形成されている。2つの本体部414は、本体部414のx方向両端に形成されている。切り欠き418は、本体部414のz方向端縁からz方向に凹むx方向視矩形状である。切り欠き420は、本体部414のx方向中央付近に形成されており、z方向端縁からz方向に凹むy方向視矩形状である。2つの切り欠き422は、蓋部416のx方向両端に形成されている。切り欠き420は、蓋部416のz方向端縁からz方向に凹むy方向視矩形状である。
本体部414と蓋部416とを合体させると、2つの切り欠き418と2つの切り欠き422とにより、防水ケース412に2つの孔が形成される。また、切り欠き420により、防水ケース412には、1つの孔が形成される。このように、図示された例においては、防水ケース412には、ケーブルを挿通させうる3つの孔が設けられている。ただし、防水ケース412に設けられる孔の個数や位置、形状、大きさ等は特に限定されない。
2つのキャップ452は、2つの切り欠き418および2つの切り欠き422によって構成される2つの孔に嵌め込まれることより、防水ケース412の防水性を高めるためのものである。キャップ452の材質は特に限定されず、たとえば比較的軟質のシリコーン樹脂からなる。図示された例においては、キャップ452には、複数のケーブル孔454が形成されている。ケーブル孔454は、初期状態において貫通しておらず、たとえば深さ方向中途部分に比較的薄い隔壁を有する。ケーブル孔454にケーブルを挿通させる際には、この隔壁にケーブルに応じた孔や切込みを形成する。このような構成により、キャップ452は、防水ケース412の防水性を高めるとともに、必要に応じてケーブルを挿通させることが可能に構成されている。また、キャップ452およびキャップ456に設けられたケーブル孔454およびケーブル孔458にゴム製のグロメットやブッシングを設けてもよい。これにより更に防水性を高めることができる。
キャップ456は、切り欠き420によって構成される孔に嵌め込まれることにより、防水ケース412の防水性を高めるためのものである。キャップ456の材質は、キャップ452と同様である。キャップ456には、複数のケーブル孔458が形成されている。ケーブル孔458は、ケーブル孔454と同様の構成である。
電源部430は、たとえば商用の交流100V電源から受けた電力を、複数の対象に分岐して供給するためのものである。本実施形態においては、端子台440の入力側には、電源ケーブル446が接続されている。電源ケーブル446は、たとえば商用の交流100V電源に接続されるものである。電源ケーブル446は、防水ケース412のキャップ452のケーブル孔454に挿通されている。
端子台440の出力側には、中継ケーブル442と内部ケーブル444とが接続されている。中継ケーブル442は、長尺状ランプ5を対象として電力を供給するためのものである。図示された例においては、中継ケーブル442は、防水ケース412のキャップ456のケーブル孔458に挿通されており、先端にコネクタ448が取り付けられている。なお、コネクタ448は、防水ケース412内に設けられていてもよい。
内部ケーブル444は、電源部430を対象として電力を供給するためのものである。図示された例においては、内部ケーブル444は、防水ケース412の内部において電源部430に接続されている。
電源部430は、端子台440を介して受けた電力を、外部機器902に適した電力に変換するためのものである。本実施形態においては、電源部430は、電源基板432、電子部品434および外部用電源端子436を有する。
電源基板432は、電子部品434および外部用電源端子436が実装されるものであり、たとえばガラスエポキシ樹脂からなる基材を有する配線基板である。電子部品434は、電源部430が果たすべき機能であるAC/DC変換機能や電圧調節機能を実現するためのものであり、たとえばトランス等を含む。外部用電源端子436は、外部機器902に電力を供給するためのものである。図示された例においては、外部用電源端子436は、防水ケース412内において電源基板432に実装されている。外部用電源端子436の構成は特に限定されず、その一例としてはUSB端子が挙げられる。ただし、外部機器902に電力を供給するための端子は、外部用電源端子436の構成に限定されない。外部用電源端子436に相当する端子が防水ケース412外に設けられていてもよい。
図示された例においては、電源部430と端子台440とは、切り欠き420を挟んでx方向に離間して配置されている。端子台440には、x方向において電源部430とは反対側から電源ケーブル446が接続されている。外部用電源端子436は、電子部品434に対して端子台440とは反対側に配置されている。
〔長尺状ランプ5〕
長尺状ランプ5は、x方向を長手方向とする細長い形状であり、器具3に支持された状態で、主にz方向に光を照射するものである。図2、図3、図4、図6〜図12、図14に示すように、本実施形態の長尺状ランプ5は、支持体203、LEDユニット205、ランプ側電源ユニット207および透光性カバー体209を有する。
支持体203は、LEDユニット205を支持するものである。支持体203は、x方向に長く延びており、本実施形態においては、x方向と直角である断面形状が一定である。支持体203の材質は特に限定されず、たとえばアルミ等の金属からなる。図示された例においては、支持体203は、筒部231および一対の延伸部233を有する。
筒部231は、x方向に長く延びる筒状の部分であり、本実施形態においては、ランプ側電源ユニット207を収容している。図示された例においては、筒部231は、一対の短辺壁241、一対の連結壁242、一対の短辺壁243、長辺壁237、長辺壁239および一対の補助壁252を有する。一対の短辺壁241は、y方向に離間して配置されている。短辺壁241は、x方向に長く延びており、x方向視においてz方向に沿う帯状である。一対の連結壁242は、一対の短辺壁241のz方向端縁に繋がっており、一対の短辺壁241に対してy方向外方に延出している。連結壁242は、x方向に長く延びており、x方向視においてy方向に沿う帯状である。一対の短辺壁243は、一対の連結壁242のy方向外方端縁に繋がっており、z方向において一対の短辺壁241とは反対側に延出している。短辺壁243は、x方向に長く延びており、x方向視においてz方向に沿っている。
長辺壁239は、一対の短辺壁241の間に配置されている。長辺壁239は、x方向に長く延びており、x方向視においてy方向に沿う帯状である。一対の補助壁252は、長辺壁239のy方向両端に繋がっている。本実施形態においては、長辺壁239と一対の補助壁252とによって、凹入部分247が構成されている。凹入部分247は、x方向に長く延び、z方向に凹む、比較的浅い溝状の部位である。凹入部分247には、LEDユニット205が配置される。
一対の延伸部233は、筒部231のz方向図中下端からy方向外方両側に延出している。延伸部233は、x方向に長く延びており、x方向視においてy方向に沿う略帯状である。図示された例においては、一対の延伸部233のy方向内端縁付近に、一対の張出片251が形成されている。張出片251は、z方向に張り出した部位である。
本実施形態においては、支持体203には、一対の固定溝267と一対の固定溝269とが形成されている。一対の固定溝267は、筒部231のy方向両側に配置されており、一対の短辺壁241と一対の延伸部233とが形成する角部に形成されている。一対の固定溝269は、一対の短辺壁243のy方向両側に配置されており、一対の短辺壁243のうち一対の連結壁242と繋がる部分近傍に形成されている。一対の固定溝267および一対の固定溝269は、支持体203のx方向全長に渡って設けられている。一対の固定溝267および一対の固定溝269は、たとえばx方向両端において後述の一対の位置決め部材213と嵌合等されることにより、支持体203と透光性カバー体209とを固定するために用いられる。
ランプ側電源ユニット207は、器具3の器具側電源ユニット208から供給された電力を、ランプ側電源ユニット207を点灯させるのに適した電力に変換するためのものである。このようなランプ側電源ユニット207は、たとえばAC/DC変換機能や電圧調節機能を有する。本実施形態においては、ランプ側電源ユニット207は、絶縁ケース283、一対のキャップ284、回路基板281および複数の電子部品277を有する。本実施形態のランプ側電源ユニット207は、x方向に細長く延びる形状であり、支持体203の筒部231に収容されている。本実施形態においては、ランプ側電源ユニット207は、図示しないケーブル等によってLEDユニット205に接続されている。
絶縁ケース283は、回路基板281および複数の電子部品277を収容するものである。絶縁ケース283は、たとえばx方向に長く延びる筒状であり、樹脂等の絶縁性材料からなる。
一対のキャップ284は、絶縁ケース283のx方向両端に嵌め込まれることより、絶縁ケース283の防水性を高めるためのものである。キャップ284の材質は特に限定されず、たとえばキャップ452およびキャップ456と同様に比較的軟質のシリコーン樹脂からなる。図示された例においては、キャップ284には、複数のケーブル孔286が形成されている。ケーブル孔286は、初期状態において貫通しておらず、たとえば深さ方向中途部分に比較的薄い隔壁を有する。ケーブル孔286にケーブルを挿通させる際には、この隔壁にケーブルに応じた孔や切込みを形成する。このような構成により、キャップ284は、絶縁ケース283の防水性を高めるとともに、必要に応じてケーブルを挿通させることが可能に構成されている。また、器具側電源ユニット208と同様にキャップ284に設けられたケーブル孔286にゴム製のグロメットやブッシングを設けてもよい。これにより更に防水性を高めることができる。
回路基板281は、複数の電子部品277が実装されるものであり、絶縁ケース283に収容されている。本実施形態においては、回路基板281は、x方向に長く延びており、y方向を幅方向とする長矩形状である。回路基板281は、たとえばガラスエポキシ樹脂からなる基材を有する配線基板である。
複数の電子部品277は、ランプ側電源ユニット207が果たすべきAC/DC変換機能や電圧調節機能を実現するためのものである。複数の電子部品277は、回路基板281に実装されており、絶縁ケース283に収容されている。
図9および図15に示すように、本実施形態においては、ランプ側電源ユニット207には、ケーブル288が接続されている。ケーブル288は、ランプ側電源ユニット207の複数の電子部品277のいずか、あるいは実装基板271に取り付けられた端子に接続されており、キャップ284のケーブル孔286に挿通されている。なお、ケーブル孔286とケーブル288とは、適切な防水性を発揮する程度に互いに圧着していることが好ましい。ケーブル288の先端にはコネクタ290が取り付けられている。コネクタ290は、器具側電源ユニット208から延びる中継ケーブル442に取り付けられたコネクタ448と接続される。これにより、器具側電源ユニット208と器具側電源ユニット208とが接続される。なお、コネクタ448とコネクタ290とは、図示されたように器具側電源ユニット208の防水ケース412外において接続されてもよいし、防水ケース412内において接続されてもよい。防水ケース412外で接続される場合、コネクタ290およびコネクタ448は、防水タイプのコネクタであることが好ましい。
LEDユニット205は、長尺状ランプ5における発光機能を果たすユニットである。本実施形態においては、LEDユニット205は、実装基板271および複数のLED273を有する。
実装基板271は、x方向に長く延びており、y方向を幅方向とし、z方向を厚さ方向とする長矩形状の基板である。実装基板271の具体的構成は特に限定されず、たとえばガラスエポキシ樹脂からなる基材を有する配線基板である。実装基板271は、支持体203の凹入部分247に収容されており、長辺壁239に対して例えば接合等の手法により固定されている。
複数のLED273は、LEDユニット205の光源であり、実装基板271に実装されている。図示された例においては、複数のLED273は、実装基板271のうち長辺壁239とは反対側の面に実装されている。複数のLED273は、x方向に配列されており、図示された例においては、2列に配列されているが、これは複数のLED273の配置を示す一例である。
LED273は、いわゆるベアチップLEDでもよいし、ベアチップLEDとこれを覆う透光樹脂とを有するLEDモジュールであってもよい。LED273がLEDモジュールである場合、たとえば青色光を発するベアチップLEDが蛍光材料を含む透光樹脂によって覆われる構成とされる。この蛍光材料は、ベアチップLEDからの光によって励起されることにより、たとえば黄色光を発する。このような構成により、このLEDモジュールからは、たとえば白色光が発せられる。
透光性カバー体209は、支持体203、LEDユニット205およびランプ側電源ユニット207を収容する筒状の部材であり、LEDユニット205からの光を透過する材質からなる。透光性カバー体209の材質としては、たとえば半透明の乳白色樹脂が挙げられる。このような透光性カバー体209は、LEDユニット205からの光を拡散させつつ透過させる。
本実施形態においては、透光性カバー体209は、カバー筒部293および一対のリブ295を有する。カバー筒部293は、x方向に長く延びる筒状部位であり、支持体203、LEDユニット205およびランプ側電源ユニット207を収容している。図示された例においては、カバー筒部293は、裏壁293a、表壁293bおよび一対の側壁293cを有する。
裏壁293aは、z方向において器具3側に位置しており、x方向に長く延び、x方向視においてy方向に沿う帯状部位である。表壁293bは、裏壁293aに対して支持体203、LEDユニット205およびランプ側電源ユニット207を挟んでz方向に離間している。図示された例においては、裏壁293aは、x方向に長く延びており、x方向視においてz方向図中下方に緩やかに膨出した形状である。また、図示された例においては、表壁293bのy方向寸法は、裏壁293aのy方向寸法よりも大きい。一対の側壁293cは、y方向に互いに離間しており、裏壁293aと表壁293bとを繋いでいる。裏壁293aと表壁293bとのy方向寸法の相違により、一対の側壁293cは、z方向において裏壁293aから表壁293bに向かうほど、互いのy方向距離が大きくなっている。
一対のリブ295は、カバー筒部293の裏壁293a外面から突出するように形成されている。一対のリブ295は、互いにy方向に離間しており、x方向に延出している。リブ295は、概ねx方向に長く延びている。図9および図10に示すように、リブ295は、x方向において器具3の器具側電源ユニット208と重なる領域には、設けられていない。これにより、器具側電源ユニット208を透光性カバー体209のカバー筒部293の裏壁293aにより近接して配置することができる。
本実施形態においては、図7および図8に示すように、透光性カバー体209には、一対のランプ側装着具223が取り付けられている。一対のランプ側装着具223は、x方向に離間して配置されており、透光性カバー体209のカバー筒部293の裏壁293aに対してたとえばねじによって取り付けられている。一対のランプ側装着具223のx方向位置は、器具3の一対の器具側装着具13に対応した位置とされている。ランプ側装着具223は、たとえば金属板を折り曲げ加工することによって形成されており、器具側装着具13のばね体81と係合可能な形状である。
本実施形態においては、長尺状ランプ5は、一対の位置決め部材213、一対の内パッキン221および一対の外パッキン219と、蓋体215および蓋体217を有する。
一対の位置決め部材213は、支持体203のx方向両端に設けられており、支持体203の一対の固定溝267および一対の固定溝269と嵌合等する部位を有する。また、一対の位置決め部材213は、透光性カバー体209のカバー筒部293のx方向両端に収容されている。これにより、支持体203と透光性カバー体209とは、一対の位置決め部材213を介して互いに位置決めされる。
一対の内パッキン221および一対の外パッキン219と、蓋体215および蓋体217は、透光性カバー体209のx方向両端を塞ぐためのものであり、特に防水性を高めることが意図されている。
一対の内パッキン221は、透光性カバー体209のx方向両端に収容されており、透光性カバー体209の内周面に圧入されている。一対の外パッキン219は、透光性カバー体209のx方向両端に嵌められており、透光性カバー体209の外周面に圧着している。蓋体215および蓋体217は、一対の内パッキン221の溝部に圧入された部分と、一対の外パッキン219の外面を圧着状態で覆う部分と、を有する。一対の内パッキン221、一対の外パッキン219と、蓋体215および蓋体217とにより、透光性カバー体209のx方向両端が塞がれており、当該部分の防水性が高められている。なお、透光性カバー体209のx方向端部からケーブル等を延出させる構成の場合、蓋体215および蓋体217のいずれかにケーブルを挿通させるための孔を設けてもよい。
本実施形態においては、照明装置A1は、一対のカバー体507を有している。一対のカバー体507は、長尺状ランプ5のx方向両端を覆っている。カバー体507は、たとえば樹脂成形品である。一対のカバー体507は、長尺状ランプ5のx方向両端における蓋体215や蓋体217等が外観に表れることを回避し、照明装置A1の外観をより美麗に仕上げるという効果を奏する。
〔脱着機構16〕
脱着機構16は、器具3による長尺状ランプ5の支持をより確実化しつつ、器具3からの長尺状ランプ5取り外しをスムーズに行うためのものである。図11、図17および図18に示すように、本実施形態においては、脱着機構16は、器具側支持体72、ランプ側支持体74、スライド部材76およびばね体78を有する。
器具側支持体72は、図11、図13および図18に示すように、器具3に取り付けられる部品であり、本実施形態においては、器具3の器具本体11の器具本体部材31の底部32に取り付けられている。図示された例においては、器具側支持体72は、一対の取付部302、一対の外側板部304、一対の底面部306、一対の内側板部308および一対の中板部310を有しており、たとえば金属板を折り曲げ加工することにより形成される。
一対の取付部302は、底部32に取り付けられる部位である。一対の取付部302は、互いにy方向に離間しており、z方向を厚さ方向とする板状部位である。図11に示すように一対の取付部302は、たとえばねじ316によって底部32に取り付けられる。
一対の外側板部304は、一対の取付部302のy方向外端縁に繋がっており、z方向図中下方に向けて延出している。一対の底面部306は、一対の外側板部304のz方向図中下端に繋がっており、y方向沿ってy方向内側に延出している。一対の内側板部308は、一対の底面部306のy方向内端縁に繋がっており、z方向図中上方に向けて延出している。内側板部308のz方向寸法は、外側板部304のz方向寸法よりも小さい。中板部310は、一対の内側板部308のz方向図中上端同士を繋いでいる。
また、器具側支持体72には、スリット312およびスリット314が形成されている。スリット312は、一方の内側板部308に形成されており、内側板部308をy方向に貫通している。スリット312は、x方向に長く延びる細長い形状である。スリット314は、スリット312が形成された内側板部308と同じ側に位置する外側板部304に形成されている。スリット314は、外側板部304をy方向に貫通しており、x方向に長く延びる細長い形状である。スリット312とスリット314とは、y方向視において略一致する。
ランプ側支持体74は、図11および図19に示すように、長尺状ランプ5に取り付けられる部品であり、本実施形態においては、長尺状ランプ5の透光性カバー体209のリブ295に取り付けられている。図示された例においては、図11、図18および図19に示すように、ランプ側支持体74は、一対の取付部322、一対の側板部324、延出部326、挿通部328および係合部330を有する。
一対の取付部322は、透光性カバー体209のリブ295にたとえばねじ等によって取り付けられる板状部位であり、互いにx方向に離間している。一対の側板部324は、一対の取付部322のx方向内端縁に繋がっており、y方向に沿ってリブ295から離間する側に延出している。延出部326は、一方の取付部322のx方向外端縁に繋がっており、y方向に延出している。挿通部328は、一対の側板部324のy方向端縁同士を繋いでいる。また、挿通部328は、側板部324に対してz方向図中上方に延びる形状である。係合部330は、挿通部328のz方向図中上端に繋がっており、z方向図中斜め下方に延出している。係合部330のz方向寸法は、挿通部328のz方向寸法よりも小さい。
スライド部材76は、脱着機構16が器具3と長尺状ランプ5とを固定する状態と、器具3から長尺状ランプ5を離脱可能である状態と、を切り替えるための部材である。図示された例においては、スライド部材76は、主板部342および操作部346を有する。
主板部342は、z方向を厚さ方向とし、y方向を長手方向とし、x方向を幅方向とする板状部位である。主板部342は、器具側支持体72のスリット312およびスリット314に挿通されている。図示された例においては、主板部342は、孔344およびばね保持部348を有する。
孔344は、主板部342のy方向における操作部346とは反対側寄りに形成されており、たとえばz方向視矩形状である。器具3によって長尺状ランプ5が支持された状態においては、孔344には、ランプ側支持体74の挿通部328が挿通されている。また、係合部330が主板部342のうち孔344の周辺部分に係合している。
ばね保持部348は、孔344に対してスリット312が形成された内側板部308を挟んで反対側に設けられている。ばね保持部348は、y方向に延びる細長い部位であり、主板部342を構成する部位が部分的に打ち抜かれることにより残存した部分である。
操作部346は、主板部342のy方向外端縁に繋がっており、図示された例においては、z方向図中斜め下方に概ね延出した形状である。操作部346は、器具3から長尺状ランプ5を離脱させるための操作に用いられる部位である。なお、本実施形態においては、操作部346は、図1および図11に示すように、器具3の器具本体部材31に設けられた貫通孔46から外部に露出している。
ばね体78は、器具3によって長尺状ランプ5を支持する状態を維持するように、主板部342に対して弾性力を付勢するためのものである。図示された例においては、ばね体78は、スライド部材76の主板部342のばね保持部348に嵌められている。図17においては、ばね体78は、ばね保持部348のy方向端と外側板部304とに挟まれており、自然長よりも若干収縮させられている。これにより、スライド部材76をy方向内方へと向かわせる弾性力が、ばね体78から付勢されている。操作部346を用いてスライド部材76をy方向外方にスライドさせると、ばね保持部348のy方向端と外側板部304との間隔が小さくなり、これに伴ってばね体78がさらに収縮される。
脱着機構16による器具3から長尺状ランプ5を離脱させる動作について、図19〜図21を参照しつつ以下に説明する。なお、これらの図においては、理解の便宜上、器具3を省略している。器具側支持体72が器具3に取り付けられた構成であるため、これらの図における器具側支持体72と長尺状ランプ5との相対的な位置関係が、器具3と長尺状ランプ5との相対的な位置関係を表している。
図19は、脱着機構16において器具側支持体72とランプ側支持体74とが互いに係合している状態であり、器具3によって長尺状ランプ5が支持されている。すなわち、ランプ側支持体74の係合部330がスライド部材76の主板部342に係合している状態である。この場合、上述した器具側装着具13のばね体81は、図8に示すように、長尺状ランプ5のランプ側装着具223に係合した上で、器具3の底部32に近づいた状態である。このように、脱着機構16における係合と器具側装着具13およびランプ側装着具223との係合とにより、長尺状ランプ5は、器具3によって支持されている。
図20は、器具3から長尺状ランプ5を離脱させることが可能な状態に脱着機構16を操作する様子を示している。本実施形態においては、操作部346を把持する等により、スライド部材76をy方向外方にスライドさせる。スライド部材76のスライドに伴って、ばね体78が収縮される。このため、スライド部材76には、操作によるスライド方向とは反対側に向かう弾性力が増大する。スライド部材76をスライドさせると、z方向視においてランプ側支持体74の係合部330が、スライド部材76の主板部342の孔344に内包される状態となる。これにより、係合部330と主板部342との係合が解除され、ランプ側支持体74の係合部330および挿通部328が、主板部342の孔344からz方向図中下方に抜け出ることが可能な状態となる。
図20に示す状態でスライド部材76を維持しつつ、長尺状ランプ5を器具3に対してz方向図中下方に引き下げる。これにより、ランプ側支持体74の係合部330および挿通部328が、主板部342の孔344からz方向図中下方に抜け出るとともに、器具側装着具13のばね体81が、底部32からz方向図中下方に離間する方向に旋回するように弾性変形する。この結果、長尺状ランプ5が器具3に対してz方向図中下方に離間した状態が実現される。この後は、コネクタ448とコネクタ290とを外す動作を経て、一対の器具側装着具13のばね体81と一対のランプ側装着具223との係合を解除することにより、長尺状ランプ5を器具3から完全に離脱させることができる。
次に、照明装置A1の作用について説明する。
本実施形態によれば、図9および図16に示すように、器具側電源ユニット208は、端子台440および電源部430が防水ケース412に収容された構成とされている。端子台440は、たとえば商用100V電源からの電力を受けるための電源ケーブル446が接続され、電源部430に繋がる内部ケーブル444および長尺状ランプ5に電力を供給するための中継ケーブル442が接続される。また、電源部430は、外部機器902に供給するための電力を生成するものである。このような端子台440および電源部430が防水ケース412に収容されていることにより、水分が多く存在する環境に照明装置A1が設置された場合に、端子台440や電源部430が水分に不当に晒されることを抑制することが可能である。また、器具側電源ユニット208は、長尺状ランプ5への電力供給のみならず、外部機器902への電力供給が可能である。したがって、照明装置A1によれば、防水性を高めつつ、外部機器902に電力を適切に供給することができる。
器具側電源ユニット208は、器具3に取り付けられている。このため、長尺状ランプ5が使用された後に新しい長尺状ランプ5に交換する場合や、仕様が異なる長尺状ランプ5に交換する場合であっても、器具側電源ユニット208を取り替えることなく共通して使用することができる。
長尺状ランプ5は、LEDユニット205とLEDユニット205に電力を供給するためのランプ側電源ユニット207とを有する。LEDユニット205の具体的な構成によって、LEDユニット205に供給すべき電力の仕様が異なりうる。例えば、明るさ(全光束)が異なる長尺状ランプ5に交換する場合などがこれに相当する。ランプ側電源ユニット207が器具3ではなく長尺状ランプ5に含まれていることにより、LEDユニット205に応じて適切な仕様のランプ側電源ユニット207を長尺状ランプ5に搭載することができる。また、器具側電源ユニット208を長尺状ランプ5の具体的仕様に応じた構成とすることが不要であり、器具側電源ユニット208を共通して使用するのに好ましい。
長尺状ランプ5は、LEDユニット205およびランプ側電源ユニット207を収容する透光性カバー体209を有する。透光性カバー体209は、LEDユニット205からの光を透過させる機能を有するものであり、防水性を高めやすい。これにより、水分が多く存在する環境に照明装置A1が設置された場合であっても、LEDユニット205や器具側電源ユニット208が水分に不当に晒されることを抑制することができる。
長尺状ランプ5の一部が器具3に収容されていることにより、器具3によって長尺状ランプ5を適切に支持可能であるとともに、長尺状ランプ5の一部が器具3の開口14から露出することにより、長尺状ランプ5からの光をより広い領域に照射することができる。また、長尺状ランプ5と器具3の底部32との間に器具側電源ユニット208が配置されていることにより、器具側電源ユニット208と長尺状ランプ5との電気的な接続をより行いやすいという利点がある。
脱着機構16を備えることにより、図19〜図21に示すように、器具3による長尺状ランプ5の支持をより確実化しつつ、器具3からの長尺状ランプ5取り外しをスムーズに行うことができる。なお、本実施形態においては、操作部346をy方向外方に引き出すことにより、脱着機構16の係合状態が解除される構成であるが、脱着機構16の具体的構成がこれに限定されない。たとえば、操作部346をy方向内方に押し込むことにより、脱着機構16の係合状態が解除される構成であってもよい。このような構成であっても、ばね体78が、スライド部材76を係合状態を維持する方向に向かわせる弾性力を付勢する構成が好ましい。また、本発明に係る照明装置は、脱着機構16を備えない構成であってもよい。
図22および図23は、本発明の他の実施形態を示している。なお、これらの図において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。
<第2実施形態>
図22は、本発明の第2実施形態に係る照明装置を示している。本実施形態の照明装置A2は、長尺状ランプ5が無線通信ユニット206を有している。
無線通信ユニット206は、ランプ側電源ユニット207に接続されており、外部との電波の送受信を適切に行うことが可能な部位に設けられている。無線通信ユニット206は、たとえば外部からの指令無線信号を受信することにより、ランプ側電源ユニット207からLEDユニット205への電力供給をON/OFFしたり、ランプ側電源ユニット207からLEDユニット205への電力の供給状態を変更する機能を果たす。
このような構成によれば、器具側電源ユニット208から外部機器902への電力供給のON/OFFとは独立して、長尺状ランプ5のON/OFF等の点灯操作を行うことが可能である。また、長尺状ランプ5をON/OFFさせるためのスイッチ等を壁面等に設ける必要がない。また、これに伴って、器具3側から長尺状ランプ5側へと点灯制御のための制御ケーブルを接続する必要がない。これは、照明装置A2の機能を低下させることなく機器構成を簡素化するのに好ましい。また、本実施形態では無線通信ユニット206により外部からの無線信号を受信する構成としたが、電力線に重畳させた制御信号を受信できる有線通信ユニットを用いても良い。
<第3実施形態>
図23は、本発明の第3実施形態に基づく照明装置を示している。本実施形態の照明装置A3は、上述した電源部430および外部用電源端子436が、長尺状ランプ5に設けられている。
本実施形態においては、器具側電源ユニット208は、端子台440を有しているものの、電力変換等の機能は必須ではない。器具側電源ユニット208で受けた電力は、明確な電力変換等の処理を受けることなく、長尺状ランプ5のランプ側電源ユニット207へと供給される。ランプ側電源ユニット207は、供給された電力を上述した実施形態と同様に、LEDユニット205の点灯に適した電力に変換する。また、ランプ側電源ユニット207は、供給された電力の一部を電源部430に供給する機能を有する。電源部430では、供給された電力を外部機器902に適した電力に変換し、外部用電源端子436を介して外部機器902へと供給する。このような実施形態によっても、照明装置A3によって長尺状ランプ5だけでなく、照明装置A3以外の外部機器902に電力を適切に供給することができる。
上述した実施形態における外部機器902は、特に限定されず、例えば防犯カメラ等の撮像機器、スピーカー等の報知機器、液晶ディスプレイ等の表示機器、が挙げられる。たとえば、外部機器902が防犯カメラである場合、照明装置A1〜A3からは、所定の電力のみを供給する構成とすることができる。外部機器902としての防犯カメラの動作制御や、映像信号の出力は、たとえば外部機器902に無線通信ユニットを設けることにより、無線通信によって行うことができる。また、外部機器902が、スピーカーや液晶ディスプレイである場合、外部機器902にたとえばBlueTooth(登録商標)規格に準拠した近距離無線通信を用いて音声信号や映像信号を送受信することができる。
本発明に係る照明装置は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る照明装置の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
A1〜A3:照明装置
3 :器具
5 :長尺状ランプ
11 :器具本体
13 :器具側装着具
14 :開口
16 :脱着機構
31 :器具本体部材
32 :底部
33,35:第1端部材
45,46:貫通孔
72 :器具側支持体
74 :ランプ側支持体
76 :スライド部材
78 :ばね体
81 :ばね体
83 :ばね固定部材
203 :支持体
205 :LEDユニット
206 :無線通信ユニット
207 :ランプ側電源ユニット
208 :器具側電源ユニット
209 :透光性カバー体
213 :位置決め部材
215,217:蓋体
219 :外パッキン
221 :内パッキン
223 :ランプ側装着具
231 :筒部
233 :延伸部
237 :長辺壁
239 :長辺壁
241 :短辺壁
242 :連結壁
243 :短辺壁
247 :凹入部分
251 :張出片
252 :補助壁
267,269:固定溝
271 :実装基板
273 :LED
277 :電子部品
281 :回路基板
283 :絶縁ケース
284 :キャップ
286 :ケーブル孔
288 :ケーブル
290 :コネクタ
293 :カバー筒部
293a :裏壁
293b :表壁
293c :側壁
295 :リブ
302 :取付部
304 :外側板部
306 :底面部
308 :内側板部
310 :中板部
312,314:スリット
322 :取付部
324 :側板部
326 :延出部
328 :挿通部
330 :係合部
342 :主板部
344 :孔
346 :操作部
348 :ばね保持部
412 :防水ケース
414 :本体部
416 :蓋部
418,420,422:切り欠き
430 :電源部
432 :電源基板
434 :電子部品
436 :外部用電源端子
440 :端子台
442 :中継ケーブル
444 :内部ケーブル
446 :電源ケーブル
448 :コネクタ
452,456:キャップ
454,458:ケーブル孔
507 :カバー体
902 :外部機器
904 :外部機器ケーブル

Claims (5)

  1. 長尺状ランプと、
    前記長尺状ランプに電力を供給する電源ユニットと、を備える照明装置であって、
    前記電源ユニットは、外部からの電力供給を受けるための電源ケーブルが接続される端子台と、外部機器への電力供給を行うための電源部と、前記端子台および前記電源部を収容する防水ケースと、を有することを特徴とする、照明装置。
  2. 前記長尺状ランプを支持する器具をさらに備えており、
    前記電源ユニットは、前記器具に取り付けられた器具側電源ユニットである、請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記長尺状ランプは、複数のLEDを含むLEDユニットと、前記器具側電源ユニットから受けた電力を前記LEDユニットを点灯させるための電力に変換するユニット側電源ユニットと、を有する、請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記長尺状ランプは、前記LEDユニットおよび前記ユニット側電源ユニットを収容し、且つ透光性の材質からなる筒状の透光性カバー体を有する、請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記器具は、前記長尺状ランプの少なくとも一部を収容し、且つ前記長尺状ランプの少なくとも一部を露出させる開口が形成された器具本体を有し、
    前記器具側電源ユニットは、前記器具本体に収容されている、請求項2ないし4のいずれかに記載の照明装置。
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