JP2019102192A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】耐油性の高いコネクタを提供すること。【解決手段】コネクタが、導体部および絶縁部を有するケーブルと、ケーブルの延在方向の一端部に設けられたコネクタ本体と、ケーブルの一端部とコネクタ本体とを覆って一体化するカバー部とを備える。ケーブルが、一端部における絶縁部の表面にケーブルの延在方向回りの全周に亘って設けられ、カバー部に対して凝集破壊により分離可能に固定された第1の凝集部を有する。【選択図】図3

Description

本開示は、コネクタに関する。
特許文献1には、内部にコンタクトピンが収容されたコネクタ本体と、一端部がコンタクトピンに接続されているコードと、コネクタ本体およびコードの外周面を覆うボディとを備えたコネクタが開示されている。
特開平8−055649号公報
しかし、前記コネクタでは、耐油性については考慮されていないため、例えば、潤滑油等の油が多く使用される工作機械に前記コネクタを用いた場合、油がコードとボディとの間を通ってコネクタ本体の内部に流れ込み、動作不良等の不具合を引き起こすおそれがある。
本開示は、耐油性の高いコネクタを提供することを目的とする。
本開示の一例のコネクタは、
導体部と、前記導体部を覆う絶縁部とを有するケーブルと、
前記ケーブルの延在方向の一端部に設けられ、内部に前記ケーブルの前記導体部が接続された端子が収容されているコネクタ本体と、
前記ケーブルの前記一端部と前記コネクタ本体とを覆って一体化するカバー部と
を備え、
前記ケーブルが、
前記一端部における前記絶縁部の表面に前記ケーブルの延在方向回りの全周に亘って設けられ、前記カバー部に対して凝集破壊により分離可能に固定された凝集部を有する。
前記コネクタによれば、ケーブルが、その一端部における絶縁部の表面にケーブルの延在方向回りの全周に亘って設けられ、カバー部に対して凝集破壊により分離可能に固定された凝集部を有している。この凝集部により、ケーブルおよびカバー部の間を介したコネクタ本体の内部への油の浸入を長期に亘って防ぐことができ、耐油性の高いコネクタを実現できる。
本開示の一実施形態のコネクタの斜視図。 図1のII-II線に沿った断面図。 図1のコネクタのケーブルの端部を示す平面図。 図1のコネクタの第1の変形例を説明するためのケーブルの端部を示す平面図。 図1のコネクタの第2の変形例を説明するためのケーブルの端部を示す平面図。 図1のコネクタの第3の変形例を説明するためのケーブルの端部を示す平面図。 図1のコネクタの第4の変形例を説明するためのケーブルの端部を示す平面図。 図1のコネクタの第5の変形例を説明するためのケーブルの端部を示す平面図。
以下、本開示の一例を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向あるいは位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、「右」、「左」を含む用語)を用いるが、それらの用語の使用は図面を参照した本開示の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本開示の技術的範囲が限定されるものではない。また、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本開示、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。さらに、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは必ずしも合致していない。
本開示の一実施形態のコネクタ1は、図1に示すように、ケーブル10と、ケーブル10の延在方向の一端部に設けられたコネクタ本体20、30と、ケーブル10およびコネクタ本体20、30を一体化するカバー部40とを備えている。この実施形態では、一例として、ケーブル10の延在方向の両端部に、プラグコネクタである第1コネクタ本体20と、ソケットコネクタである第2コネクタ本体30とが、それぞれ設けられている。
ケーブル10は、図1に示すように、その延在方向に直交する面において略円形状で、図2に示すように、導体部11と、この導体部11を覆う絶縁部12とを有している。導体部11は、銅等の導電性を有する金属で構成され、絶縁部12は、例えば、PVC樹脂(ポリ塩化ビニル樹脂)で構成されている。
また、ケーブル10のその延在方向における第1コネクタ本体20側の第1端部101には、カバー部40に対して凝集破壊可能により分離可能に固定された凝集部13が設けられている。凝集部13は、第1の凝集部の一例である。
詳しくは、凝集部13は、図3に示すように、ケーブル10の一端部である第1端部101の絶縁部12に設けられ、ケーブル10の延在方向回りに全周に亘って延びる凹部50の底面に設けられている。すなわち、凝集部13は、ケーブル10の第1端部101における絶縁部12の表面に、ケーブル10の延在方向回りの全周に亘って設けられている。この凝集部13は、ケーブル10の絶縁部12における第1端部101側の端121から第1コネクタ本体20から離れる方向に、ケーブル10の延在方向に沿って離れて配置されている。
また、凝集部13は、ケーブル10の絶縁部12とカバー部40とが接合される部分であって、絶縁部12の材料又はカバー部40の材料の分子または原子が凝集力で結合されている部分である。言い換えれば、凝集部13は、ケーブル10の絶縁部12とカバー部40とを引き剥がそうとすると、ケーブル10の絶縁部12が、カバー部40に対して凝集破壊するほどに、ケーブル10の絶縁部12およびカバー部40が強固に固定されている部分である。
前記コネクタ1では、凝集部13は、例えば、ケーブル10の絶縁部12の表面に、ケーブル10の延在方向回りの全周に亘る帯状の凹部50を形成しつつ、凹部50の底面を摂氏180度〜200度で1秒〜60秒間加熱することで形成される。
なお、図3では、第1コネクタ本体20およびカバー部40を省略している。
また、ケーブル10の延在方向における凹部50の両側には、凹部50に隣接する絶縁部12の表面からケーブルの延在方向に交差する方向に延びる突起部51がそれぞれ設けられている。この突起部51は、ケーブル10の延在方向回りの全周に亘って延びて、その延在方向に直交する面において略矩形の円環状を有している。この突起部51および凹部50の第1コネクタ本体20に対向する側面には、第1の追加凝集部52が設けられている。第1の追加凝集部52は、第2の凝集部の一例である。
第1の追加凝集部52は、突起部51の第1コネクタ本体20に対向する側面のケーブル10の延在方向回りの全周に亘って設けられ、カバー部40に対して凝集破壊により分離可能に固定されている。
また、第1の追加凝集部52は、凝集部13と同様に、ケーブル10の絶縁部12とカバー部40とが接合される部分であって、絶縁部12の材料又はカバー部40の材料の分子または原子が凝集力で結合されている部分である。すなわち、第1の追加凝集部52は、ケーブル10の絶縁部12とカバー部40とを引き剥がそうとすると、ケーブル10の絶縁部12が、カバー部40に対して凝集破壊するほどに、ケーブル10の絶縁部12およびカバー部40が強固に固定されている部分である。
さらに、突起部51の第1コネクタ本体20に対向する側面を除いた面、および、凹部50の底面および第1コネクタ本体20に対向する側面を除いた面に、第2の追加凝集部53が設けられ、カバー部40に対して凝集破壊により分離可能に固定されている。第2の追加凝集部53は、第3の凝集部の一例である。
第2の追加凝集部53は、凝集部13および第1の追加凝集部52と同様に、ケーブル10の絶縁部12とカバー部40とが接合される部分であって、絶縁部12の材料又はカバー部40の材料の分子または原子が凝集力で結合されており、ケーブル10の絶縁部12とカバー部40とを引き剥がそうとすると、ケーブル10の絶縁部12が、カバー部40に対して凝集破壊するほどに、ケーブル10の絶縁部12およびカバー部40が強固に固定されている部分である。
なお、図示していないが、ケーブル10のその延在方向における第2コネクタ本体30側の他端部である第2端部102にも、第1端部101と同様に、凝集部13、第1の追加凝集部52および第2の追加凝集部53が設けられている。
第1コネクタ本体20は、図2に示すように、絶縁性のハウジング21と、このハウジング21の内部に収容されケーブル10の導体部11に接続された端子22(すなわち、プラグ端子)とを有している。この第1コネクタ本体20は、略円筒形状で、ケーブル10のその延在方向における第1コネクタ本体20側の第1端部101に対して、ケーブル10の中心線CLの延在方向沿いに直列に配置されている。
なお、図示していないが、第2コネクタ本体30も、第1コネクタ本体20と同様に、ハウジング21と、このハウジング21の内部に収容されケーブル10の導体部11に接続された端子22(すなわち、ソケット端子)とを有している。この第2コネクタ本体30は、略円筒形状で、ケーブル10のその延在方向における第2コネクタ本体30側の第2端部102に対して、ケーブル10の中心線CLの延在方向沿いに直列に配置されている。
カバー部40は、例えば、PBT樹脂(ポリブチレンテレフタラート樹脂)で構成され、図2に示すように、ケーブル10の第1端部101と、第1コネクタ本体20のその延在方向におけるケーブル10側の端部201とを覆って、ケーブル10および第1コネクタ本体20を一体化している。
前記コネクタ1では、カバー部40は、例えば、PBT樹脂をモールド成型することで形成される。このとき、第1コネクタ本体20側からケーブル10側に向かってPBT樹脂を流して、凝集部13、第1の追加凝集部52および第2の追加凝集部53を覆った状態で硬化させる。第1の追加凝集部52は、各突起部51におけるカバー部40をモールド成型しているときのPBT樹脂の流れに対して上流側の面(言い換えると、突起部51の第1コネクタ本体20に対向する側面)に配置される。
なお、図1に示すように、第2コネクタ本体30も、第1コネクタ本体20と同様に、カバー部40によってケーブル10と一体化されている。
前記コネクタ1では、ケーブル10が、その一端部101、102における絶縁部12の表面(すなわち、凹部50の底面)にケーブル10の延在方向回りの全周に亘って設けられた凝集部13を有している。この凝集部13では、ケーブル10の絶縁部12とカバー部40とを引き剥がそうとすると、ケーブル10の絶縁部12がカバー部40に対して凝集破壊するほどに、ケーブル10の絶縁部12およびカバー部40が強固に固定されている。この凝集部13により、ケーブル10およびカバー部40の間を介したコネクタ本体20、30の内部への油の浸入を長期に亘って防ぐことができ、耐油性の高いコネクタ1を実現できる。
また、ケーブル10が、コネクタ本体20、30に対向しかつケーブル10の延在方向に交差する方向に延びる面に設けられ、カバー部40に対して凝集破壊により分離可能に固定された第1の追加凝集部52を有する。この第1の追加凝集部52により、ケーブル10およびカバー部40の間を介したコネクタ本体20、30の内部への油の浸入をさらに長期に亘って防ぐことができ、より耐油性の高いコネクタ1を実現できる。
また、ケーブル10が、ケーブル10の延在方向において凝集部13に隣接する絶縁部12の表面からケーブル10の延在方向に交差する方向に延びる突起部51を有し、突起部51が、突起部51のコネクタ本体20に対向する側面に配置された第1の凝集部52と、突起部51のコネクタ本体20に対向する側面を除いた面に設けられ、カバー部40に対して凝集破壊により分離可能に固定された第2の凝集部53とを有している。第1の追加凝集部52および第2の追加凝集部53を有する突起部51を設けることにより、ケーブル10およびカバー部40の間を介したコネクタ本体20、30の内部への油の浸入をさらに長期に亘って防ぐことができ、より耐油性の高いコネクタ1を実現できる。
また、凝集部13が、ケーブル10の一端部101、102における絶縁部12の端121からコネクタ本体20、30からケーブル10の延在方向に沿って離れて配置されている。これにより、ケーブル10の絶縁部12の端121の切断精度にかかわらず、凝集部13、第1の追加凝集部52および第2の追加凝集部53を所望の位置に正確に配置することができる。
なお、突起部51は、その延在方向に直交する面において略矩形の円環状を有している場合に限らない。突起部51は、例えば、図4に示すように、ケーブル10の延在方向に直交する方向におけるケーブル10から離れた先端(言い換えると、突起部51におけるケーブル10の径方向外側の先端)が湾曲した円環状であってもよい。
また、突起部51の幅(すなわち、ケーブル10の延在方向における長さ)は、任意に変更できる。例えば、図5に示すように、図3および図4に示す突起部51の幅W1よりも小さい幅W2を有するように、突起部51を構成してもよい。
凝集部13は、1つに限らず、例えば、図6および図7に示すように、複数設けてもよい。
図6のケーブル10では、ケーブル10の延在方向に並んで配置された2つの凝集部13が設けられている。各凝集部13のケーブル10の延在方向の両側には、それぞれ突起部51が設けられている。2つの凝集部13の間の突起部51は、その延在方向に直交する面において、ケーブル10の径方向外側の先端の角部が面取りされて傾斜面511が形成されている略矩形の円環状で、他の2つの突起部51の幅W1よりも大きい幅W3を有している。
また、図7のケーブル10では、ケーブル10の延在方向に並んで配置された3つの凝集部13が設けられている。各凝集部13のケーブル10の延在方向の両側には、それぞれ突起部51が設けられている。図7のケーブル10では、各突起部51は、全て同じ幅W1を有している。また、隣接する2つの凝集部13の間の突起部51は、その延在方向に直交する面において、ケーブル10の径方向外側の先端の角部が面取りされて傾斜面511が形成されている略矩形の円環状を有している。なお、2つの傾斜面511のうち、コネクタ本体20に対向する傾斜面511(すなわち、図7の右側の傾斜面511)は、第1の追加凝集部52を構成し、コネクタ本体20に対向していない傾斜面511(すなわち、図7の左側の傾斜面511)は、第2の追加凝集部53を構成する。
突起部51は、図8に示すように、省略することもできる。この場合、凹部50の第1コネクタ本体20に対向する側面(すなわち、ケーブル10の中心線CLにおいて第1コネクタ本体20から遠い方の側面)に第1の追加凝集部52が配置され、凹部50の第1コネクタ本体20に対向していない側面(すなわち、ケーブル10の中心線CLにおいて第1コネクタ本体20に近い方の側面)に第2の追加凝集部53が配置されている。
凹部50の深さ(すなわち、絶縁部12の表面から、凹部50の底面までの直線距離L(図3に示す))は、任意に変更することができる。例えば、絶縁部12の表面と凹部50の底面とが略同一平面上に位置するように凹部50を構成して、実質的に凹部50を省略することもできる。この場合、凝集部13は、例えば、凹部50に代えて絶縁部12の表面に微細な凹凸を形成しつつ、微細な凹凸を形成した部分を加熱することで形成することができる。なお、例えば、絶縁部12の表面と凹部50の底面とが略同一平面上に位置するように凹部50を構成し、かつ、突起部51を省略した場合、第1の追加凝集部52および第2の追加凝集部53も省略される。また、例えば、絶縁部12の表面と凹部50の底面とが略同一平面上に位置するように凹部50を構成し、かつ、突起部51を設けた場合、第1の追加凝集部52および第2の追加凝集部53は、突起部51のみにそれぞれ設けられる。
以上、図面を参照して本開示における種々の実施形態を詳細に説明したが、最後に、本開示の種々の態様について説明する。なお、以下の説明では、一例として、参照符号も添えて記載する。
本開示の第1態様のコネクタ1は、
導体部11と、前記導体部11を覆う絶縁部12とを有するケーブル10と、
前記ケーブル10の延在方向の一端部101、102に設けられ、内部に前記ケーブル10の前記導体部11が接続された端子22が収容されているコネクタ本体20、30と、
前記ケーブル10の前記一端部101、102と前記コネクタ本体20、30とを覆って一体化するカバー部40と
を備え、
前記ケーブル10が、
前記一端部101、102における前記絶縁部12の表面に前記ケーブル10の延在方向回りの全周に亘って設けられ、前記カバー部40に対して凝集破壊により分離可能に固定された第1の凝集部13を有する。
第1態様のコネクタ1によれば、ケーブル10が、その一端部101、102における絶縁部12の表面にケーブル10の延在方向回りの全周に亘って設けられた凝集部13を有している。この凝集部13では、ケーブル10の絶縁部12とカバー部40とを引き剥がそうとすると、ケーブル10の絶縁部12がカバー部40に対して凝集破壊するほどに、ケーブル10の絶縁部12およびカバー部40が強固に固定されている。この凝集部13により、ケーブル10およびカバー部40の間を介したコネクタ本体20、30の内部への油の浸入を長期に亘って防ぐことができ、耐油性の高いコネクタ1を実現できる。
本開示の第2態様のコネクタ1は、
前記ケーブル10が、
前記コネクタ本体20、30に対向しかつ前記ケーブル10の延在方向に交差する方向に延びる面に設けられ、前記カバー部40に対して凝集破壊により分離可能に固定された第2の凝集部52を有する。
第2態様のコネクタ1によれば、第2の凝集部52により、ケーブル10およびカバー部40の間を介したコネクタ本体20、30の内部への油の浸入をさらに長期に亘って防ぐことができ、より耐油性の高いコネクタ1を実現できる。
本開示の第3態様のコネクタ1は、
前記ケーブル10が、
前記ケーブル10の延在方向において前記第1の凝集部13に隣接する前記絶縁部12の表面から前記ケーブル10の延在方向に交差する方向に延びる突起部51を有し、
前記突起部51が、
前記突起部51の前記コネクタ本体20に対向する側面に配置された前記第2の凝集部52と、
前記突起部51の前記コネクタ本体20に対向する側面を除いた面に設けられ、前記カバー部40に対して凝集破壊により分離可能に固定された第3の凝集部53と
を有している。
第3態様のコネクタ1によれば、第2の凝集部52および第3の凝集部53を有する突起部51を設けることにより、ケーブル10およびカバー部40の間を介したコネクタ本体20、30の内部への油の浸入をさらに長期に亘って防ぐことができ、より耐油性の高いコネクタ1を実現できる
本開示の第4態様のコネクタ1は、
前記第1の凝集部13が、前記ケーブル10の前記一端部101、102における前記絶縁部12の端121から前記ケーブル10の延在方向に沿って離れて配置されている。
第4態様のコネク1タによれば、ケーブル10の絶縁部12の端121の切断精度にかかわらず、第1の凝集部13を所望の位置に正確に配置することができる
なお、前記様々な実施形態または変形例のうちの任意の実施形態または変形例を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。また、実施形態同士の組み合わせまたは実施例同士の組み合わせまたは実施形態と実施例との組み合わせが可能であると共に、異なる実施形態または実施例の中の特徴同士の組み合わせも可能である。
本開示のコネクタは、例えば、自動車用工作機械に適用できる。
1 コネクタ
10 ケーブル
101 第1端部
102 第2端部
11 導体部
12 絶縁部
121 端
13 凝集部(第1の凝集部の一例)
20 第1コネクタ本体
21 ハウジング
22 端子
30 第2コネクタ本体
40 カバー部
50 凹部
51 突起部
52 第1の追加凝集部(第2の凝集部の一例)
53 第2の追加凝集部(第3の凝集部の一例)
CL 中心線

Claims (4)

  1. 導体部と、前記導体部を覆う絶縁部とを有するケーブルと、
    前記ケーブルの延在方向の一端部に設けられ、内部に前記ケーブルの前記導体部が接続された端子が収容されているコネクタ本体と、
    前記ケーブルの前記一端部と前記コネクタ本体とを覆って一体化するカバー部と
    を備え、
    前記ケーブルが、
    前記一端部における前記絶縁部の表面に前記ケーブルの延在方向回りの全周に亘って設けられ、前記カバー部に対して凝集破壊により分離可能に固定された第1の凝集部を有する、コネクタ。
  2. 前記ケーブルが、
    前記コネクタ本体に対向しかつ前記ケーブルの延在方向に交差する方向に延びる面に設けられ、前記カバー部に対して凝集破壊により分離可能に固定された第2の凝集部を有する、請求項1のコネクタ。
  3. 前記ケーブルが、
    前記ケーブルの延在方向において前記第1の凝集部に隣接する前記絶縁部の表面から前記ケーブルの延在方向に交差する方向に延びる突起部を有し、
    前記突起部が、
    前記突起部の前記コネクタ本体に対向する側面に配置された前記第2の凝集部と、
    前記突起部の前記コネクタ本体に対向する側面を除いた面に設けられ、前記カバー部に対して凝集破壊により分離可能に固定された第3の凝集部と
    を有している、請求項2のコネクタ。
  4. 前記第1の凝集部が、前記ケーブルの前記一端部における前記絶縁部の端から前記ケーブルの延在方向に沿って離れて配置されている、請求項1から3のいずれか1つのコネクタ。
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