JP2019100053A - 車両用開閉体制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者が安定な操作姿勢で手を使わずにパワースライドドアを開動作させることができる車両用開閉体制御装置を提供する。【解決手段】車両に設けられた開閉体の開閉を行う車両用開閉体制御装置であって、前記開閉体の近傍に設定された検出エリアにおいて使用者の両足が揃っているか否かを判定する判定部と、前記判定部により前記使用者の両足が揃っていると判定された場合には、前記開閉体を開方向に動作させる制御部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用開閉体制御装置に関する。
特許文献1には、ユーザのキック動作をキックセンサ(静電センサ)で検出した場合にパワースライドドアの開動作を行うパワースライドドア制御装置が開示されている。
特開2014−125750号公報
上記パワースライドドア制御装置によれば、使用者は、両手がふさがっている場合などに手を使わないで、パワースライドドアを開動作させることができる。しかしながら、キックセンサを用いてパワースライドドアの開動作を制御する場合には、キックセンサに向かって足を動かす等のキック動作が必要になり、使用者の操作姿勢が不安定になる場合がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、使用者が安定な操作姿勢で手を使わずにパワースライドドアを開動作させることができる車両用開閉体制御装置を提供することである。
本発明の一態様は、車両に設けられた開閉体の開閉を行う車両用開閉体制御装置であって、前記開閉体の近傍に設定された検出エリアにおいて使用者の両足が揃っているか否かを判定する判定部と、前記判定部により前記使用者の両足が揃っていると判定された場合には、前記開閉体を開方向に動作させる駆動制御部と、を備えることを特徴とする車両用開閉体制御装置である。
本発明の一態様は、上述の車両用開閉体制御装置であって、前記判定部は、前記検出エリアにおける両足の相対位置が所定の範囲内にある場合には、前記使用者の両足が揃っていると判定する。
本発明の一態様は、上述の車両用開閉体制御装置であって、前記判定部は、前記検出エリアにおける前記両足のつま先の相対位置が第1の範囲内である場合には、前記使用者の両足が揃っていると判定する。
本発明の一態様は、上述の車両用開閉体制御装置であって、前記判定部は、前記検出エリアにおける前記両足のつま先の相対位置が第1の範囲内である場合において、当該両足の短手方向の長さが第2の範囲内か否かをさらに判定し、当該両足の短手方向の長さが第2の範囲内である場合には、前記使用者の両足が揃っていると判定する。
本発明の一態様は、上述の車両用開閉体制御装置であって、前記判定部は、前記検出エリアにおける前記両足の短手方向の長さが第2の範囲内である場合において、当該両足間の短手方向における隙間の長さが第3の範囲内であるか否かを判定し、当該両足間の短手方向における隙間の長さが第3の範囲内である場合には、前記使用者の両足が揃っていると判定する。
本発明の一態様は、上述の車両用開閉体制御装置であって、前記駆動制御部は、前記判定部により判定される前記使用者の両足が揃っている状態が所定時間継続している場合には、前記開閉体を開方向又は閉方向に動作させる。
以上説明したように、本発明によれば、使用者は、安定した操作姿勢で手を使わずにパワースライドドアを開動作させることができる。
本発明の一実施形態に係る車両用開閉体制御装置を備えた車両用開閉システムAの概略構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る撮像装置2が撮像する所定のエリアEを模式的に表した図である。 本発明の一実施形態に係る車両用開閉体制御装置3の構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る判定部32における判定方法を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る車両用開閉体制御装置3の動作の流れを示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。なお、図面において、同一又は類似の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省く場合がある。また、図面における要素の形状及び大きさなどはより明確な説明のために誇張されることがある。
以下、本発明の一実施形態に係る車両用開閉体制御装置を、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る車両用開閉体制御装置を備えた車両用開閉システムAの概略構成の一例を示す図である。この車両用開閉システムAは、車両Cに設けられた開閉体の開閉を行うシステムである。
車両Cは、ワンボックスタイプの乗用車であり、車体の側部には開閉体であるスライドドアDが設けられている。このスライドドアDは、車体の側部に固定されたガイドレール(案内部材)Rに案内されて、図1中に実線で示す全閉位置と一点鎖線で示す全開位置との間で開閉自在である。なお、本実施形態では、開閉体が車両Cのスライドドアである場合について説明するが、これに限定されず、例えば、テールゲートでもよい。
車両用開閉システムAは、キーレスエントリ装置1、撮像装置2、及び車両用開閉体制御装置3を備える。
キーレスエントリ装置1は、遠隔から無線でスライドドアDをロック(施錠)/アンロック(解錠)させることが可能な装置である。このキーレスエントリ装置1は、使用者が携帯する携帯端末からの施錠信号又は解錠信号を取得する。施錠信号とは、スライドドアDを施錠させることを指示する信号である。解錠信号とは、スライドドアDを解錠させることを指示する信号である。
施錠信号及び解錠信号には、車両Cを他の車両と識別する識別情報が含まれている。キーレスエントリ装置1は、上記携帯端末から施錠信号又は解錠信号を取得した場合には、その取得した信号に含まれる識別情報と、自装置に予め登録されている車両Cの固有の識別情報とを照合する。そして、キーレスエントリ装置1は、照合の結果、施錠信号又は解錠信号に含まれる識別情報とキーレスエントリ装置1に登録されている識別情報とが一致した場合には、その信号に応じてスライドドアDを施錠又は開錠させる。
具体的には、キーレスエントリ装置1は、施錠信号を無線で取得した場合において、その施錠信号に含まれる識別情報とキーレスエントリ装置1に登録されている識別情報とが一致した場合には、車両Cに設けられているドアロック装置にスライドドアDの施錠を指示する。これにより、ドアロック装置は、スライドドアDを施錠する。
一方、キーレスエントリ装置1は、解錠信号を無線で取得した場合において、その解錠信号に含まれる識別情報とキーレスエントリ装置1に登録されている識別情報とが一致した場合には、車両Cに設けられているドアロック装置にスライドドアDの解錠を指示する。これにより、ドアロック装置は、スライドドアDを解錠する。
また、キーレスエントリ装置1は、解錠信号を無線で取得した場合においては、スライドドアDの解錠を指示されたことを示す解錠指示信号を、車両用開閉体制御装置3に送信する。
撮像装置2は、車両Cの車体の側部であって、スライドドアD側に設けられている。撮像装置2は、車両前方側・後方側どちらに設けられていてもよいが、好ましくは配置スペースを確保しやすい車両後方側が良い。撮像装置2は、車両用開閉体制御装置3からの駆動信号を取得した場合には、車両Cのバッテリからの電力を動作電源として、スライドドアDの近傍における所定のエリアEを撮像する。一方、撮像装置2は、車両用開閉体制御装置3からの駆動停止信号を取得した場合には、所定のエリアEの撮像を停止する。
図2は、本発明の一実施形態に係る撮像装置2が撮像する所定のエリアEを模式的に表した図である。この撮像装置2は、所定のエリアE内に立った使用者の足元(以下、単に「足」という。)を撮像する。なお、使用者が所定のエリアEに立つ行為は、スライドドアDを開方向に動作させて開放させることを意味する。
撮像装置2は、撮像した所定のエリアE内の撮像画像を車両用開閉体制御装置3に出力する。なお、撮像装置2の撮像画像は、静止画であってもよいし、動画であってもよい。
次に、本発明の一実施形態に係る車両用開閉体制御装置3の構成について、説明する。図3は、本発明の一実施形態に係る車両用開閉体制御装置3の構成の一例を示す図である。
図3に示すように、車両用開閉体制御装置3は、検出部31、判定部32、駆動制御部33、及び電源制御部34を備える。
検出部31は、撮像装置2の撮像画像を取得する。そして、検出部31は、取得した撮像画像を判定部32に送信する。
判定部32は、検出部3から取得した撮像画像に基づいて、検出エリアE内における物体の存在の有無を判定する。そして、判定部32は、検出エリアE内において、物体の存在が有ると判定した場合には、当該物体が両足であり、その両足が揃っているか否かを判定する。例えば、判定部32は、検出エリアEにおける両足の相対位置が所定の範囲内にある場合には、使用者の両足が揃っていると判定する。
一方、判定部32は、所定の時間以内に検出エリアE内において物体の存在を検出しない場合には(物体の存在が有ると判定しない場合には)、物体が存在しないことを示す信号である未検出信号を電源制御部34に出力する。
以下に、判定部32における判定方法を、図4を用いて説明する。
図4に示すように、判定部32は、判定処理(1)から判定処理(4)の各処理を順に実行して、撮像装置2の撮像画像において、検出エリアE内に並べられた足(両足)が揃っているか否かを判定する。
判定部32は、判定処理(1)として、足の長手方向の長さLを計測し、その計測した長さLが所定の範囲(以下、「長手方向範囲」という。)内であるか否を判定する。そして、判定部32は、判定処理(1)において、長さLが長手方向範囲内であると判定した場合には、長手方向における足の長さの基準を満たしているとする。
判定部32は、判定処理(2)として、左右の足のつま先の相対位置Lを計測し、その計測した長さLが所定の範囲(以下、「相対位置範囲」という。)内であるか否を判定する。そして、判定部32は、判定処理(2)において、長さLが相対位置範囲(第1の範囲)内であると判定した場合には、左右の足におけるつま先の相対位置の基準を満たしているとする。
判定部32は、判定処理(3)として、両足の短手方向の長さLを計測し、その計測した長さLが所定の範囲(以下、「短手方向範囲」という。)内であるか否を判定する。そして、判定部32は、判定処理(3)において、長さLが短手方向範囲(第2の範囲)内であると判定した場合には、短手方向における足の長さの基準を満たしているとする。
判定部32は、判定処理(4)として、左右の足を並べた際の短手方向における足の隙間の長さ、すなわち両足間の短手方向における隙間の長さLを計測し、その計測した長さLが所定の範囲(以下、「隙間範囲」という。)内であるか否を判定する。そして、判定部32は、判定処理(4)において、長さLが隙間範囲(第3の範囲)内であると判定した場合には、両足間の短手方向における隙間の長さの基準を満たしているとする。
判定部32は、上記判定処理(1)〜(4)において、全ての判定処理で基準を満たしている場合には、検出エリアEにおいて使用者の両足が揃っていると判定する。そして、判定部32は、その判定結果を示す判定合格信号を駆動制御部33に出力する。
駆動制御部33は、判定部32からの判定合格信号の取得を所定時間Tの間継続した場合には、スライドドアDを開方向に動作させる。具体的には、駆動制御部33は、車両内に設けられた電動モータ(不図示)を回転駆動させることにより、スライドドアDを開方向に動作させる。これにより、スライドドアDが開放し、使用者は車両Cに乗車することができる。
電源制御部34は、撮像装置2の駆動を制御する。ここで、撮像装置2の駆動を制御するとは、例えば、撮像装置2の電源をオン又はオフすることである。例えば、電源制御部34は、キーレスエントリ装置1から解錠指示信号を取得した場合には、撮像装置2に駆動信号を送信することで、撮像装置2の電源をオンさせる。また、電源制御部34は、例えばキーレスエントリ装置1やユーザが所有する携帯端末に識別コード信号送信手段を設け、かつ車両に識別コード信号受信手段を設け、双方で交信することによって識別コードを照合した後に撮像装置2の電源をオンさせてもよい。これにより、撮像装置2が駆動し、所定のエリアEにおける撮像を開始する。
一方、電源制御部34は、判定部32により撮像装置2の撮像画像から検出エリアE内における物体の存在が検出されなかった場合(未検出信号の取得)、又は判定部32により検出エリアEにおいて使用者の両足が揃っていると所定時間Tの間継続して判定されなかった場合には、撮像装置2に駆動停止信号を送信することで、撮像装置2の電源をオフさせる。
次に、本発明の一実施形態に係る車両用開閉体制御装置3の動作の流れについて、図5を用いて説明する。図5は、本発明の一実施形態に係る車両用開閉体制御装置3の動作の流れを示す図である。
車両用開閉体制御装置3は、解錠指示信号を取得した場合には(ステップS101)、撮像装置2の電源をオンさせる(ステップS102)。これにより、撮像装置2の電源がオンされ、撮像装置2は、所定のエリアEの撮像を開始する。
車両用開閉体制御装置3は、撮像装置2から所定のエリアEの撮像画像を取得する(ステップS103)。車両用開閉体制御装置3は、撮像装置2の撮像画像から検出エリアE内に物体、すなわち使用者の足が存在するか否かを判定する(ステップS104)。
車両用開閉体制御装置3は、撮像画像から検出エリアE内に使用者の足が存在しないと判定した場合には、撮像装置2がオンしてから所定時間が経過したか否を判定する(ステップS105)。そして、車両用開閉体制御装置3は、撮像装置2がオンしてから所定時間が経過していると判定した場合には、撮像装置2の電源をオフさせる(ステップS106)。すなわち、車両用開閉体制御装置3にタイマーを設け撮像装置2がオンしてから所定時間内に検出エリアE内に使用者の足の存在を検出できない場合には、撮像装置2の電源をオフさせる。
一方、車両用開閉体制御装置3は、撮像画像から検出エリアE内に使用者の足が存在すると判定した場合には、その使用者の足の長手方向の長さLが長手方向範囲内か否かを判定する(ステップS107)。
車両用開閉体制御装置3は、長さLが長手方向範囲内であると判定した場合には、使用者における左右の足のつま先の相対位置Lが相対位置範囲内か否かを判定する(ステップS108)。一方、車両用開閉体制御装置3は、長さLが長手方向範囲内にないと判定した場合には、ステップS105に移行する。そして、撮像装置2がオンしてから所定時間内に長さLが長手方向範囲内にあることを検出できない場合には、撮像装置2の電源をオフさせる。
車両用開閉体制御装置3は、相対位置Lが相対位置範囲内であると判定した場合には、両足の短手方向の長さLが短手方向範囲内であるか否を判定する(ステップS109)。一方、車両用開閉体制御装置3は、相対位置Lが相対位置範囲内にないと判定した場合には、ステップS105に移行する。そして、撮像装置2がオンしてから所定時間内に相対位置Lが相対位置範囲内にあることを検出できない場合には、撮像装置2の電源をオフさせる。
車両用開閉体制御装置3は、長さLが短手方向範囲内にあると判定した場合には、両足間の短手方向における隙間の長さLが隙間範囲内であるか否を判定する(ステップS110)。
車両用開閉体制御装置3は、長さLが隙間範囲内にあると判定した場合には、現在計時中か否かを判定し(ステップS111)、計時していない場合には、計時を開始する(ステップ112)。そして、車両用開閉体制御装置3は、計時を開始した場合には、再度、ステップS104の処理に戻る。一方、車両用開閉体制御装置3は、長さLが隙間範囲内にないと判定した場合には、ステップS105に移行する。そして、撮像装置2がオンしてから所定時間内に長さLが隙間範囲内にあることを検出できない場合には、撮像装置2の電源をオフさせる。
また、車両用開閉体制御装置3は、ステップS111において、計時中であると判定した場合には、現在の計時時間が所定時間Tを経過したか否かを判定する(ステップS113)。車両用開閉体制御装置3は、現在の計時時間が所定時間Tを経過したと判定した場合には、スライドドアDを開方向に動作させる(ステップS114)。これにより、スライドドアDが開放し、使用者は車両Cに乗車することができる。一方、車両用開閉体制御装置3は、現在の計時時間が所定時間Tを経過していないと判定した場合には、計時を継続するとともに、ステップS104の処理に戻る。
なお、車両用開閉体制御装置3は、スライドドアDを開方向に動作させた後は、撮像装置2の電源をオフさせる。
ステップS105において、車両用開閉体制御装置3は、撮像装置2がオンしてから所定時間が経過していないと判定した場合には、キーレスエントリ装置1による識別コードの照合が成功したか否かを判定する(ステップS115)。車両用開閉体制御装置3は、キーレスエントリ装置1による識別コードの照合が成功していない場合には(例えば、ユーザが所有している携帯端末から識別コードを受信していない場合)、撮像装置2の電源をオフにする(ステップS106)。
一方、車両用開閉体制御装置3は、キーレスエントリ装置1による識別コードの照合が成功した場合には、スライドドアDが開状態か否かを判定する(ステップS116)。そして、車両用開閉体制御装置3は、スライドドアDが開状態であると判定した場合には、撮像装置2の電源をオフにする(ステップS106)。一方、車両用開閉体制御装置3は、スライドドアDが開状態ではないと判定した場合には、ステップS104に移行する。なお、ステップS105、115、116の判定を、判定部32が実行してもよいし、電源制御部34が実行してもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
(変形例1)上記実施形態では、撮像装置2の取り付け位置は、スライドドアDの近傍における所定のエリアEを撮像可能であれば、特に限定されない。例えば、撮像装置2は、スライドドアDにおける車体の側部の上部であってもよいし、下部であってもよい。
(変形例2)上記実施形態では、所定のエリアEは、スライドドアDが開方向に動作する場合に張り出しても使用者に当らない位置に設定される。例えば、車両用開閉体制御装置3は、所定のエリアEをユーザに知らせるために、そのエリアEに光(例えば、レーザ光)を照射する照射部を備える。この場合には、例えば、照射部は、撮像装置2の撮像が開始されると同時に所定のエリアEに光の照射を開始する。これにより、使用者はスライドドアDを開ける場合に、立つ場所を確実に把握することができる。
(変形例3)上記実施形態において、車両用開閉体制御装置3は、判定部32が検出エリアEにおいて使用者の両足が揃っていると判定した場合には、使用者にその旨を報知する報知部を備えてもよい。
(変形例4)上記実施形態において、判定部32は、判定処理(1)〜(4)において測定した足の大きさや両足の相対位置等から、使用者を識別してもよい。例えば、車両用開閉体制御装置3は、判定処理(1)〜(4)において測定した足の大きさや両足の相対位置等から車両Cの使用者であることを識別することでスライドドアDを解錠するとともに、スライドドアDを開方向に動作させてもよい。
(変形例5)上記実施形態では、判定部32は、判定処理(1)から判定処理(4)の各処理を判定処理(1),(2),(3),(4)の順に実行したが、本発明はこれに限定されない。すなわち、判定処理(1)から判定処理(4)のうち、判定処理の行う順序は特に限定されない。
(変形例6)上記実施形態では、判定部32は、上記判定処理(1)〜(4)において、全ての判定処理で基準を満たしている場合には、検出エリアEにおいて使用者の両足が揃っていると判定したが、本発明はこれに限定されない。例えば、判定部32は、判定処理(2)から判定処理(4)のうち、少なくとも一つの判定処理で基準を満たしていれば、検出エリアEにおいて使用者の両足が揃っていると判定してもよい。
(変形例7)上記実施形態において、電源制御部34は、車両C内に設けられたバッテリ(不図示)から撮像装置2への電源供給を制御することで、撮像装置2の駆動を制御してもよい。例えば、電源制御部34は、キーレスエントリ装置1から解錠指示信号を取得した場合には、上記バッテリから撮像装置2への電力の供給を開始させる。これにより、撮像装置2が駆動し、所定のエリアEにおける撮像を開始する。一方、電源制御部34は、判定部32により撮像装置2の撮像画像から検出エリアE内における物体の存在が検出されなかった場合(未検出信号の取得)、及び判定部32により検出エリアEにおいて使用者の両足が揃っていると所定時間Tの間継続して判定されなかった場合には、上記バッテリから撮像装置2への電力の供給を停止させる。
(変形例8)上記実施形態において、車両用開閉体制御装置3は、キーレスエントリ装置1による識別コードの照合が成功した場合には、ステップS116に移行せずに、ステップS104に移行してもよい。
(変形例9)上記実施形態において、判定部32は、以下の2点の判定処理の少なくともいずれかを、使用者の両足が揃っているか否かを判定する判定処理に含めてもよい。例えば、以下の判定処理を、ステップS109に含め、すべての基準を満たす場合にステップS110に移行する。
・判定部32は、長さLの半値(L/2)が所定範囲内であるか否かを判定し、当該半値が所定範囲内である場合には、短手方向における片足の長さの基準を満たしているとする。したがって、半値(L/2)が所定範囲内にない場合には、短手方向における片足の長さの基準を満たしていないとして、ステップS105の処理に移行する。
・判定部32は、足(靴)の形状を撮像画像から読み取り、読み取った足(靴)の形状が予め車両用開閉体制御装置3に登録されている形状(登録形状)と一致するか否かを判定する。そして、判定部32は、読み取った足(靴)の形状が登録形状と一致した場合には、当該足がユーザの足であると判定して、足(靴)の形状の基準を満たしていると判定する。一方、判定部32は、読み取った足(靴)の形状が登録形状と一致しない場合には、当該足がユーザの足ではないと判定して、ステップS105の処理に移行する。
上述したように、本実施形態に係る車両用開閉体制御装置3は、スライドドアDの近傍に設定された検出エリアにおいて使用者の両足が揃っているか否かを撮像画像から判定し、使用者の両足が揃っていると判定された場合には、スライドドアDを開方向に動作させる。これにより、使用者は、キック動作をせずにスライドドアDの前に立つだけで当該スライドドアDを開けることができる。したがって、使用者が安定な操作姿勢で手を使わずにスライドドアDを開動作させることができる。
A 車両用開閉システムA
1 キーレスエントリ装置
2 撮像装置
3 車両用開閉体制御装置
31 検出部
32 判定部
33 駆動制御部
34 電源制御部

Claims (6)

  1. 車両に設けられた開閉体の開閉を行う車両用開閉体制御装置であって、
    前記開閉体の近傍に設定された検出エリアにおいて使用者の両足が揃っているか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により前記使用者の両足が揃っていると判定された場合には、前記開閉体を開方向に動作させる駆動制御部と、
    を備えることを特徴とする車両用開閉体制御装置。
  2. 前記判定部は、前記検出エリアにおける両足の相対位置が所定の範囲内にある場合には、前記使用者の両足が揃っていると判定することを特徴とする、請求項1に記載の車両用開閉体制御装置。
  3. 前記判定部は、
    前記検出エリアにおける前記両足のつま先の相対位置が第1の範囲内である場合には、前記使用者の両足が揃っていると判定することを特徴とする、請求項2に記載の車両用開閉体制御装置。
  4. 前記判定部は、前記検出エリアにおける前記両足のつま先の相対位置が第1の範囲内である場合において、当該両足の短手方向の長さが第2の範囲内か否かをさらに判定し、当該両足の短手方向の長さが第2の範囲内である場合には、前記使用者の両足が揃っていると判定することを特徴とする、請求項3に記載の車両用開閉体制御装置。
  5. 前記判定部は、前記検出エリアにおける前記両足の短手方向の長さが第2の範囲内である場合において、当該両足間の短手方向における隙間の長さが第3の範囲内であるか否かを判定し、当該両足間の短手方向における隙間の長さが第3の範囲内である場合には、前記使用者の両足が揃っていると判定することを特徴とする、請求項4に記載の車両用開閉体制御装置。
  6. 前記駆動制御部は、前記判定部により判定される前記使用者の両足が揃っている状態が所定時間継続している場合には、前記開閉体を開方向又は閉方向に動作させることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の車両用開閉体制御装置。
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