JP2019095918A - サーバ装置および管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】閉じられた空間を用いた荷物の一時保管が適切に行えるかを判断する。【解決手段】荷物を所定領域に格納可能であり、前記所定領域を施解錠可能な車両に対する、前記荷物の格納可否を判定するサーバ装置であって、前記車両内の前記所定領域の温度に関連付いた情報である温度情報を取得する温度情報取得手段と、前記所定領域に格納される荷物に関する情報である荷物情報を取得する荷物情報取得手段と、前記荷物情報および前記温度情報に基づいて、前記荷物の格納予定時において、前記所定領域が前記荷物の保管に適した環境であるか否かを判定する判定手段と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、荷物の格納を管理する装置に関する。
受取人が配達先として指定した荷受用車両のトランクで、配達物の受け渡しを行う技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。当該技術によれば、受取人は、自身が所有する車両を配達先として指定することで、配達物を受け取るための宅配ロッカー等を設置することなく、不在時であっても配達物を受け取ることができる。
特開2006−206225号公報 特開2015−048236号公報
一方、駐車中の車両は密閉された空間であるため、必ずしも荷物の一時保管に適しているとは限らない。例えば、夏季においては車室内が高温となるため、生ものなどを含む荷物を保管することができない。
本発明は上記の課題を考慮してなされたものであり、閉じられた空間を用いた荷物の一時保管が適切に行えるかを判断する技術を提供することを目的とする。
本発明に係るサーバ装置は、荷物を所定領域に格納可能であり、前記所定領域を施解錠可能な車両に対する、前記荷物の格納可否を判定する装置である。
具体的には、前記車両内の前記所定領域の温度に関連付いた情報である温度情報を取得する温度情報取得手段と、前記所定領域に格納される荷物に関する情報である荷物情報を取得する荷物情報取得手段と、前記荷物情報および前記温度情報に基づいて、前記荷物の格納予定時において、前記所定領域が前記荷物の保管に適した環境であるか否かを判定する判定手段と、を有することを特徴とする。
所定領域とは、荷物の保管および施解錠が可能な施設の領域であり、例えば、自動車の車室やトランクなどが一例であるが、必ずしもこれらに限らない。以下、自動車の例で説明するが、自動車以外にも適用可能である。
温度情報は、車両内にある所定の領域の温度に関連付いた情報であり、例えば、車室内に備えられたセンサ等からネットワークを介して取得することができる。なお、温度情報は、温度に関連付いた情報であれば、必ずしも温度を表す値そのものでなくてもよい。
荷物情報は、車両への格納が予定されている荷物に関する情報である。荷物情報は、例えば、荷物の内容物や格納予定時間帯などを表す情報を含んでいてもよい。
また、判定手段は、車両から取得した温度情報と、当該車両に格納される予定の荷物に対応する荷物情報に基づいて、当該荷物を適切に保管できるか否かを判定する。例えば、荷物の格納予定時において車内が高温となることが予想され、荷物に生ものや食料品が含まれる場合、当該荷物を適切に保管できない旨を判定する。判定は、現時点におけるデータに基づいて行ってもよいし、過去のデータを用いて予測を行った結果に基づいて行ってもよい。
かかる構成によると、車両内の温度に起因して、格納された荷物が劣化するといったト
ラブルを防止することができる。
また、前記荷物情報は、前記荷物の格納が予定されている時間帯、および、前記荷物の内容物に関する情報を含むことを特徴としてもよい。
荷物の格納が予定されている時間帯を用いることで、格納時における車両内の温度を適切に予測できるようになる。また、荷物の内容物(例えば、生ものであるか否か、食料品であるか否か等)に関する情報を用いることで、当該荷物の保管が適切に行えるか否かを判定できるようになる。
また、前記判定手段は、前記荷物の格納予定時において、前記所定領域が前記荷物の保管に適さない環境であると判定した場合に、所定の装置に通知を行うことを特徴としてもよい。
荷物の保管が適切に行えないと判定した場合、例えば、配送担当者などが所持する携帯端末、配送業者などが管理するサーバ装置、荷受人が所持する携帯端末などに通知を行うようにしてもよい。かかる構成によると、受取先の変更や日時の変更を迅速に行うことができるようになる。
また、前記判定手段が、前記荷物の格納予定時において、前記所定領域が前記荷物の保管に適した環境であると判定した場合に、前記所定領域を解錠するための鍵情報を、前記荷物を格納するユーザが所持する携帯端末に送信する鍵送信手段をさらに有することを特徴としてもよい。
鍵情報は、車室やトランクなど、車両内の所定の領域を施解錠するための電子データである。例えば、携帯端末が当該鍵情報を車両に伝送して認証を行うことで、荷物を格納する領域の施解錠が可能になる。当該鍵情報を、荷物の保管が適切に行えると判定した場合にのみ送信することで、通知の見落としによるトラブルを避けることができる。
また、前記温度情報取得手段は、前記車両から、前記所定領域に関連付いた温度情報を周期的に取得して記憶することを特徴としてもよい。
また、前記判定手段は、記憶された前記温度情報を参照して、前記荷物が格納された後の前記所定領域の温度を予測し、当該予測の結果に基づいて前記判定を行うことを特徴としてもよい。
温度情報を車両から周期的に取得して記憶することで、過去のデータを蓄積することができる。また、蓄積されたデータを用いることで、荷物が格納された後における車内の温度予測が正確に行えるようになる。なお、予測の内容は最高温度であってもよいし、荷物の格納後における温度の推移であってもよい。
また、前記判定手段は、記憶された前記温度情報を参照して、前記荷物が格納される前後の時間帯における前記所定領域の温度を予測し、前記所定領域が前記荷物の保管に適した環境となる時間帯をさらに判定することを特徴としてもよい。
荷物の格納が予定されている時刻の前後の時間帯について温度を推定することで、指定された時間帯以外における格納の可否を判定することができるようになる。すなわち、時間帯を変更すれば荷物の保管が可能になる旨を判定できるようになる。
また、本発明に係る管理システムは、
荷物を所定領域に格納可能であり、前記所定領域を施解錠可能な車両と、前記車両に対
する前記荷物の格納可否を判定するサーバ装置と、からなる管理システムであって、前記車両は、前記車両内の前記所定領域の温度に関連付いた情報である温度情報を前記サーバ装置に送信する温度情報送信手段と、を有し、前記サーバ装置は、前記温度情報を取得する温度情報取得手段と、前記所定領域に格納される荷物に関する情報である荷物情報を取得する荷物情報取得手段と、前記荷物情報および前記温度情報に基づいて、前記荷物の格納予定時において、前記所定領域が前記荷物の保管に適した環境であるか否かを判定する判定手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明の別形態に係るサーバ装置は、
荷物を所定領域に格納可能であり、前記所定領域を施解錠可能な格納装置に対する、前記荷物の格納可否を判定するサーバ装置であって、前記格納装置内の前記所定領域の温度に関連付いた情報である温度情報を取得する温度情報取得手段と、前記所定領域に格納される荷物に関する情報である荷物情報を取得する荷物情報取得手段と、前記荷物情報および前記温度情報に基づいて、前記荷物の格納予定時において、前記所定領域が前記荷物の保管に適した環境であるか否かを判定する判定手段と、を有することを特徴とする。
なお、本発明は、上記手段の少なくとも一部を含むサーバ装置として特定することができる。また、前記サーバ装置を含む管理システムとして特定することもできる。上記処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
本発明によれば、車両を用いた荷物の一時保管が適切に行えるかを判断することができる。
第一の実施形態に係る配送システムのシステム概要図である。 配送システムが有する構成要素の一例を概略的に示したブロック図である。 車載装置とサーバ装置間で送受信されるデータを示した図である。 サーバ装置にて管理される情報を例示する図である。 携帯端末とサーバ装置間で送受信されるデータを示した図である。 車両の施解錠を行う際に送受信されるデータを示した図である。 時間帯ごとに行った配送可否判定の結果を示す図である。
(第一の実施形態)
<システム概要>
第一の実施形態に係る配送システムの概要について、図1を参照しながら説明する。本実施形態に係る配送システムは、車両に搭載されたキーユニット100および施解錠装置300、携帯端末200、サーバ装置400、車載装置500を含んで構成される。
本実施形態に係る配送システムでは、スマートキーの電子キー(携帯機)と同様の無線インタフェースを有するキーユニット100が車両10に搭載されており、既設の施解錠装置300と通信を行うことで、物理的な鍵を用いることなく車両の施解錠を行うことができる。また、キーユニット100は、携帯端末200と近距離無線通信を行い、携帯端末200を認証した結果に基づいて、自身が車両10の電子キーとして振る舞うか否かを決定する。すなわち、システムのユーザは、車両10の外部から携帯端末200を操作することにより、車両の施解錠を行うことができる。
サーバ装置400は、キーユニット100が携帯端末200を認証するための情報を発行する装置である。また、サーバ装置400は、車両10に備えられた車載装置500か
ら、車内の温度に関する情報を取得し、携帯端末200からリクエストがあった場合に、当該温度情報を参照して、対象の車両内において荷物の一時的な保管が可能か否かを判定する。また、荷物の保管が可能であると判定した場合にのみ、認証情報を発行する。
<システム構成>
システムの構成要素について、詳しく説明する。
図2は、図1に示したキーユニット100、携帯端末200、施解錠装置300、サーバ装置400、車載装置500の構成の一例を概略的に示したブロック図である。このうち、キーユニット100、施解錠装置300、および車載装置500が、施解錠(施錠および解錠)の対象である車両10に搭載される。
施解錠装置300は、車両のドアを施錠および解錠するための装置であり、スマートキーシステムの一部を構成する既設の装置である。具体的には、車両のユーザが所持する電子キー(以下、携帯機)から、高周波(Radio Frequency,以下、RFと称する)帯の電
波を介して送信される施錠信号および解錠信号に応じて、車両10のドアを施錠および解錠する。
本実施形態では、ユーザが所持する携帯機の代わりに、キーユニット100がRF帯の電波を送信することで、車両のドアの施解錠を制御する。以降、断りがない限り、施解錠装置300の通信先をキーユニット100に限定して説明を行う。
施解錠装置300は、RF受信機301、照合ECU302、ボディECU303、ドアロックモータ304を含んで構成される。施解錠装置300は、車両10に搭載される不図示の補機バッテリから供給される電力で動作する。
RF受信機301は、キーユニット100から送信された高周波数帯(例えば、100MHz〜1GHz)の電波を受信する手段である。RF受信機301は、車室内のいずれかの場所に内蔵される。
照合ECU302は、キーユニット100からRF帯の電波を介して送信された信号(施錠信号または解錠信号)に基づいて、車両10のドアを施錠および解錠する制御を行うコンピュータである。照合ECU302は、例えば、マイクロコンピュータによって構成される。
なお、以下の説明において、施錠信号と解錠信号を施解錠信号と総称する。施解錠信号という語は、施錠信号と解錠信号の少なくともいずれかを表す。
照合ECU302は、機能モジュールとして認証部3021および鍵制御部3022を有している。各機能モジュールは、ROM(Read Only Memory)等の記憶手段に記憶されたプログラムをCPU(Central Processing Unit)(いずれも不図示)によって実行す
ることで実現してもよい。
認証部3021は、キーユニット100から送信された施解錠信号が、正当な装置から送信されたものであることを認証する。具体的には、施解錠信号に含まれるキーIDが、照合ECU302が有する記憶手段(不図示)に予め記憶されたキーIDと一致するか否かを判定する。具体的な内容については後述する。
鍵制御部3022は、認証部3021が行った認証の結果に基づいて、後述するボディECU303に解錠指令または施錠指令を送信する。当該信号は、CAN(Controller Area Network)等の車内ネットワークを介して送信される。
ボディECU303は、車両のボディ制御を行うコンピュータである。ボディECU303は、受信した解錠指令または施錠指令に基づいて、後述するドアロックモータ304を制御することで、車両のドアの解錠および施錠を行う機能を有している。なお、ボディECU303は、パワーウインドウ制御、シート調節、盗難防止、シートベルト制御、ヘッドライト制御など、車体に関連付いた要素の制御を行う機能をさらに有していてもよい。
ドアロックモータ304は、車両10のドア(乗降用ドアやリアゲートのほか、トランクも含む)を施錠および解錠するアクチュエータである。ドアロックモータ304は、ボディECU303から送信された信号に基づいて動作する。
なお、照合ECU302は、解錠指令または施錠指令の代わりに、認証に成功した旨の情報のみをボディECU303に送信するようにしてもよい。かかる構成によると、ユーザによるアクション(例えば、解錠ボタンの押下、ドアノブへのタッチ等)をトリガとして、施錠または解錠動作を行わせることが可能になる。
次に、キーユニット100について説明する。
キーユニット100は、車両10の内部に配置された装置であり、携帯端末200と近距離無線通信を行って当該携帯端末200を認証する機能と、携帯端末200を認証した結果に基づいて、RF帯の電波を用いて施解錠信号を送信する機能を有している。キーユニット100は、RF送信機101、近距離通信部102、制御部103を有して構成される。
本実施形態では、キーユニット100は、車室内の所定の位置(例えばグローブボックス内)に配置され、車両10に搭載される不図示の補機バッテリから供給される電力で動作する。
RF送信機101は、RF帯の電波を介して、キーユニット100に対して施解錠信号を送信するモジュールである。
近距離通信部102は、ユーザが所持する携帯端末200と通信を行うモジュールである。近距離通信部102は、所定の無線通信規格を用いて、近距離(車室内と車室外で通信が行える程度)における通信を行う。
本実施形態では、近距離通信部102は、Bluetooth(登録商標)LowEnergy規格(以下、BLE)によるデータ通信を行う。BLEとは、Bluetoothによる低電力通信規格であり、機器同士のペアリングを必要とせず、相手を検知することですぐに通信を開始できるという特徴を有する。
なお、本実施形態ではBLEを例示するが、他の無線通信規格も利用可能である。例えば、NFC(Near Field Communication)、UWB(Ultra Wideband)、WiFi(登録商標)などを利用することもできる。
制御部103は、近距離通信部102を介して携帯端末200と近距離無線通信を行い、携帯端末200を認証する制御と、認証結果に基づいて施解錠信号を送信する制御を行うモジュールである。制御部103は、例えば、マイクロコンピュータによって構成される。
制御部103は、機能モジュールとして通信処理部1031および認証部1032を有している。各機能モジュールは、記憶手段(ROM等)に記憶されたプログラムをCPU(いずれも不図示)によって実行することで実現してもよい。
通信処理部1031は、近距離通信部102を介して行う携帯端末200との通信を処理する。具体的には、携帯端末200から施錠要求または解錠要求(以下、施解錠要求と総称する)を受信し、受信した要求に応じて、施解錠信号を生成する。
なお、生成された施解錠信号は、一時的に記憶され、後述する認証部1032が携帯端末200の認証に成功したタイミングで出力される。
認証部1032は、携帯端末200から送信された施解錠要求に含まれる認証情報に基づいて、携帯端末200の認証を行う。具体的には、不図示の記憶手段に記憶された認証情報と、携帯端末200から送信された認証情報とを比較し、これらが一致した場合に、認証成功と判断する。双方の認証情報が一致しない場合、認証失敗と判断する。認証部1032が携帯端末200の認証に成功した場合、通信処理部1031が生成した施解錠信号が、RF送信機101を介して施解錠装置300へ無線送信される。
なお、認証部1032が行う認証の方式は、認証情報同士を単純に比較して同一性を検証する方式であってもよいし、非対称暗号を用いた方式であってもよい。
以降、説明の必要に応じて、キーユニット100に記憶される認証情報を装置認証情報、携帯端末200から送信される認証情報を端末認証情報と称するものとする。
また、キーユニット100は、施解錠信号とともに、電子キーのID(以下、キーID)を同時に施解錠装置300に送信する。キーIDは、平文の状態で予めキーユニット100に記憶されていてもよいし、携帯端末200に固有な暗号によって暗号化した状態で記憶されていてもよい。キーIDが暗号化した状態で記憶される場合、携帯端末200から送信された認証情報によって暗号化されたキーIDを復号し、本来のキーIDを得るようにしてもよい。
次に、携帯端末200について説明する。
携帯端末200は、例えばスマートフォン、携帯電話、タブレット端末、個人情報端末、ウェアラブルコンピュータ(スマートウォッチ等)といった小型のコンピュータである。携帯端末200は、近距離通信部201、通信部202、制御部203、入出力部204を有して構成される。
近距離通信部201は、近距離通信部102と同一の通信規格によって、キーユニット100との間で通信を行う手段である。
通信部202は、携帯端末200をネットワークに接続するための通信手段である。本実施形態では、3GやLTE等の移動体通信サービスを利用して、ネットワーク経由で他の装置(例えばサーバ装置400)と通信を行うことができる。
制御部203は、携帯端末200の制御を司る手段である。制御部203は、例えば、施解錠要求を生成する処理、前述した端末認証情報を取得する処理、施解錠要求および端末認証情報をキーユニット100に送信する処理などを行う。制御部203は、例えば、マイクロコンピュータによって構成される。制御部203は、記憶手段(ROM等)に記憶されたプログラムをCPU(いずれも不図示)によって実行することでこれらの機能を実現してもよい。
制御部203は、入出力部204を介してユーザとのインタラクションを行う。
入出力部204は、ユーザが行った入力操作を受け付け、ユーザに対して情報を提示する手段である。具体的には、タッチパネルとその制御手段、液晶ディスプレイとその制御手段から構成される。タッチパネルおよび液晶ディスプレイは、本実施形態では一つのタッチパネルディスプレイからなる。
制御部203は、入出力部204に操作画面を表示し、ユーザが行った操作に基づいて、解錠要求または施錠要求を生成する。例えば、制御部203は、タッチパネルディスプレイに、解錠を行うためのアイコン、施錠を行うためのアイコン等を出力し、ユーザによって行われた操作に基づいて、解錠要求ないし施錠要求を生成する。
なお、ユーザが行う操作は、タッチパネルディスプレイを介したものに限られない。例えば、ハードウェアスイッチ等によるものであってもよい。
また、制御部203は、端末認証情報を取得する処理を行う。本実施形態では、端末認証情報は、サーバ装置400において生成され、通信部202を介して携帯端末200へ伝送される。
なお、携帯端末200が端末認証情報を有していない場合、操作画面からの施錠操作および解錠操作は不可能となる。
携帯端末200が取得する端末認証情報は、不変のキーであってもよいし、ワンタイムキーであってもよい。いずれの場合も、端末認証情報に対応する装置認証情報が、キーユニット100に事前に記憶される。
次に、車載装置500について説明する。
車載装置500は、車両10に搭載され、車室内の温度を測定し、サーバ装置400へ送信する機能を有する装置である。車載装置500は、温度情報を取得する手段である温度取得部501と、温度取得部501が取得した温度情報をサーバ装置400へ送信する通信部502と、を有して構成される。
温度取得部501は、内蔵された温度センサを用いて、荷物の格納が可能な車両内の領域(例えば車室やトランクなど)の温度を測定する手段である。測定された温度は、温度情報としてデータ化される。
通信部502は、通信部202と同様に、ネットワーク(移動体通信サービス)経由でサーバ装置400と通信を行うための通信インタフェースである。
本実施形態では、車載装置500は常時ネットワーク接続されており、周期的に温度情報を取得して、車両の識別子とともにサーバ装置400へ送信する機能を有している。
次に、サーバ装置400について説明する。
サーバ装置400は、携帯端末200からの求めに応じて、端末認証情報を発行する装置である。また、サーバ装置400は、車載装置500から受信した温度情報と、携帯端末200から受信した、荷物に関する情報(以下、荷物情報)を参照し、対象の車両において対象の荷物が適切に保管できるか否かを判定する機能を有している。
サーバ装置400は、通信部401、制御部402、記憶部403を有して構成される。
通信部401は、通信部202と同様に、ネットワーク経由で携帯端末200と通信を行うための通信インタフェースである。
制御部402は、サーバ装置400の制御を司る手段である。制御部402は、例えば、CPUによって構成される。
制御部402は、機能モジュールとして温度情報管理部4021、鍵発行部4022、配送可否判定部4023を有している。各機能モジュールは、ROM等の記憶手段に記憶されたプログラムをCPU(いずれも不図示)によって実行することで実現してもよい。
温度情報管理部4021は、車両10が有する車載装置500から温度情報を取得し、後述する記憶部403に記憶させる手段である。温度情報の取得は、周期的に行ってもよ
いし、携帯端末200からの要求があった場合に行ってもよい。
鍵発行部4022は、携帯端末200からの求めに応じて端末認証情報を発行する手段である。端末認証情報は、前述したように、キーユニット100を介して車両10の施錠および解錠を行うための認証情報である。
鍵発行部4022は、携帯端末200から端末認証情報の発行要求を受信した場合に、対象の車両10に備えられたキーユニット100に対応する(すなわち、当該キーユニットに記憶された装置認証情報に対応する)端末認証情報を発行する。端末認証情報は、予め記憶されたものを取得してもよいし、動的に生成してもよい。例えば、所定の時間帯においてのみ有効な認証情報や、使用回数が指定された認証情報、所定の携帯端末においてのみ使用できる認証情報などを生成することもできる。
本実施形態では、後述する配送可否判定部4023が、対象の車両において対象の荷物が適切に保管できると判定した場合に、端末認証情報の発行が可能になる。
配送可否判定部4023は、記憶部403に記憶された温度情報と、携帯端末200から受信した荷物情報に基づいて、対象の車両において対象の荷物が適切に保管できるか否かを判定する手段である。詳細な処理については後述する。
記憶部403は、情報を記憶する手段であり、RAM、磁気ディスクやフラッシュメモリなどの記憶媒体により構成される。記憶部403には、車両から取得した温度情報や、キーユニット100に対応する端末認証情報、当該端末認証情報を生成するための各種のデータが保存される。
<システムの動作>
次に、前述した各構成要素が行う処理について説明する。処理は、車両が取得した温度情報をサーバ装置400が収集するフェーズ(第一のフェーズ)と、携帯端末200がサーバ装置400に要求を発行し、端末認証情報を取得するフェーズ(第二のフェーズ)と、携帯端末200が、端末認証情報を用いてキーユニット100にアクセスし、車両を施解錠するフェーズ(第三のフェーズ)に分けることができる。図3が第一のフェーズを表した図であり、図5が第二のフェーズを表した図である。また、図6が第三のフェーズを表した図である。
図3を参照して第一のフェーズについて説明する。ステップS1〜S3の処理は、対象車両の駐車中において周期的に実行される。
まず、車載装置500が、温度取得部501を介して車室内の温度を測定し、温度情報を生成する(ステップS1)。生成した温度情報は、通信部502を介してサーバ装置400へ送信される(ステップS2)。また、サーバ装置400が有する温度情報管理部4021は、受信した温度情報を、車両の識別子と関連付け、日時情報とともに記憶する(ステップS3)。図4は、ステップS3で記憶される温度情報の例である。
図5を参照して第二のフェーズについて説明する。ステップS11〜S15の処理は、携帯端末200から端末認証情報の発行要求があった場合に実行される。
まず、ステップS11で、携帯端末200が、サーバ装置400に対して端末認証情報の発行を要求する。ここで説明する端末認証情報は、施解錠装置300がキーユニット100を認証するための情報ではなく、キーユニット100が携帯端末200を認証するための情報である。当該ステップでは、以下の情報が同時に送信される。
(1)認証情報要求
(2)携帯端末200を識別する情報
(3)配送先である車両10を識別する情報(以下、車両情報)
(4)車両10に配送される荷物に関する荷物情報。荷物の配送予定日時(時間帯)に関
する情報と、当該荷物に食料品が含まれるか否かを表すフラグを含む。
ステップS12では、サーバ装置400が有する配送可否判定部4023が、取得した車両情報に基づいて、対応する温度情報を記憶部403から読み出す。また、取得した荷物情報に基づいて、配送予定時間帯における車室内の温度を予測する。
温度の予測は、単純に直近に取得した温度情報にのみ基づいて行ってもよいし、過去に受信および記憶した温度情報を参照して行ってもよい。例えば、図4に例示したように、過去に受信した時系列の温度情報を参照することで、配送予定時間帯における車室内の温度を予測することができる。なお、温度の予測は、車両から取得した温度情報のみに基づいて行ってもよいし、その他の情報(気象情報など)を参酌して行ってもよい。
この結果、配送予定時間帯における、予測した最高温度が所定値以上であり、かつ、荷物に食料品が含まれていた場合、「配送不可」の判定を行う。また、これ以外であった場合、「配送可能」の判定を行う。
なお、ここでは、最高温度のみを用いて判定を行ったが、配送後における温度または温度の変化を予測し、判定に用いてもよい。例えば、配送予定時間帯が日没に近い場合、配送後に車室内の温度が低下することを予測することができる。
また、車両から荷物が取り出されるまでの予想時間を用いてもよい。例えば、荷受人が帰宅する時刻が予め分かっている場合、配送が行われてから荷物が取り出されるまでの時間を予測することができる。よって、予測された温度が継続する時間を併用して判定を行うようにしてもよい。
ステップS12にて配送が可能と判定された場合、ステップS13で、鍵発行部4022が、携帯端末200に固有な(すなわち、対象車両に搭載されたキーユニット100に対応する)端末認証情報を生成ないし取得し、携帯端末200に送信する(ステップS14)。これにより、携帯端末200上において、車両10を解錠する操作が可能になる。
また、ステップS12で配送が不可と判定された場合、ステップS15で、配送可否判定部4023が、配送ができない旨の通知を携帯端末200に対して行う。
なお、ステップS11〜S15の処理は、施解錠を行うための準備処理であるため、事前に行っておくことが好ましい。例えば、配送の準備段階において実行してもよい。
図6を参照して第三のフェーズについて説明する。ステップS21〜S24は、携帯端末200を用いて車両10を解錠するための処理である。
携帯端末200のユーザ(すなわち配送担当者)が、入出力部204を介して車両10を解錠する操作を行うと、ステップS21で、携帯端末200が、キーユニット100に対して解錠要求および端末認証情報を送信する。そして、ステップS22で、キーユニット100が有する認証部1032が、携帯端末200から送信された端末認証情報と、事前に記憶された装置認証情報とを比較し、認証処理を行う。
認証に成功した場合、ステップS23で、キーユニット100が有する通信処理部1031が、施解錠装置300に対して解錠信号およびキーIDを送信する。そして、ステップS24で、施解錠装置300が有する認証部3021が、受信したキーIDに基づいて認証処理を行う。この結果、認証に成功した場合、鍵制御部3022が車両10のドアを解錠する。なおこの際、アンサーバック等を行ってもよい。
ステップS31〜S36は、携帯端末200を用いて車両10を施錠するための処理である。
携帯端末200のユーザが、タッチパネルスクリーンを介して車両10を施錠する操作を行うと、ステップS31で、携帯端末200が、キーユニット100に対して施錠要求および端末認証情報を送信する。そして、ステップS32で、キーユニット100が有す
る認証部1032が、携帯端末200から送信された端末認証情報と、事前に記憶された装置認証情報とを比較し、認証処理を行う。
認証に成功した場合、ステップS33で、キーユニット100が有する通信処理部1031が、施解錠装置300に対して施錠信号およびキーIDを送信する。そして、ステップS34で、施解錠装置300が有する認証部3021が、受信したキーIDに基づいて認証処理を行う。この結果、認証に成功した場合、鍵制御部3022が車両10のドアを施錠する。
また、キーユニット100が有する通信処理部1031は、施錠信号を送信した後で、携帯端末200に対して施錠が完了した旨の通知(施錠通知)を送信する(ステップS35)。これにより、携帯端末200のタッチパネルスクリーン上に、施錠が完了した旨の通知が出力される。なお、端末認証情報がワンタイムキーである場合、ステップS35のタイミングで当該ワンタイムキーを無効化してもよい。携帯端末200は、システムの利用が終了した旨の通知を生成し、サーバ装置400に送信する(ステップS36)。
前述した実施形態によると、配送を予定している車両内の環境をセンシングした結果に基づいて、配送の可否を適切に判定することができる。
なお、図5の例では、配送が不可と判定された場合に、携帯端末200のみに通知を送信したが、荷受人が有する携帯端末(不図示)に同様の通知を行ってもよい。これにより、時間帯や受け取り場所の変更などを促すことができる。
(第二の実施形態)
第一の実施形態では、ステップS12で配送ができないと判定した場合、その旨を携帯端末200に通知して処理を終了した。これに対し、第二の実施形態は、配送が可能である時間帯を判定し、さらに通知する実施形態である。
第二の実施形態では、サーバ装置400が有する配送可否判定部4023が、ステップS12で判定を行う際に、配送予定時間帯の前後の時間帯をターゲットとして同様の判定を行い、配送が可能となる時間帯があるか否かを検索する。例えば、時間帯として、「午前8時〜正午」「午後2時〜午後4時」「午後4時〜午後6時」「午後6時〜午後8時」「午後7時〜午後9時」が定義されていたとする。また、荷物情報に含まれる配送予定時間帯が「正午〜午後2時」であったとする。図7は、時間帯ごとに行った配送可否判定の結果を示す図である。本例の場合、指定された時間帯の配送が「不可」であることがわかる。
第二の実施形態では、指定された時間帯の配送が「不可」である場合に、前後の時間帯をあたり、配送が可能な時間帯があるかを検索する。この結果、配送が可能な時間帯があった場合、その旨を携帯端末200に通知する。図示した例の場合、18時以降であれば配送が可能である旨を通知する。なお、通知は、配送担当者が所持する携帯端末200のみに送信してもよいし、荷受人が所持する携帯端末(不図示)に送信してもよい。
このように、第二の実施形態によると、時間帯を変更したうえで荷物を受け取ることが可能になる。
(第三の実施形態)
第一ないし第二の実施形態では、ステップS12の判定結果を、「可」または「不可」によって出力した。これに対し、第三の実施形態は、条件つきで可能判定をする実施形態である。
例えば、対象の時間帯における温度上昇が緩やかであり、配送後、所定の時間以内に荷物を取り出せば荷物が痛まないと判定した場合、例えば、「配送後、1時間以内に荷物を取り出す」ことを条件として配送可能判定を行う。
この他にも、車両の空調を動作させることで車内環境が変化する場合、空調の動作を条件として配送可能判定をしてもよい。例えば、車両が有するエアコンやヒーターを動作させることで、車室内が荷物の一時保管に適した環境となる場合、荷受人または車両のオーナーに通知を行い、許可があった場合に空調を動作させてもよい。当該形態は、特に電気自動車などにおいて有用である。
(変形例)
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本発明はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施しうる。
例えば、実施形態の説明では、温度情報は単一の領域に対応する情報であるとしたが、荷物の格納が可能な領域ごとに複数のセンサを配置し、複数箇所の温度情報(例えば、トランクと車室内)を車両10からサーバ装置400に送信してもよい。この場合、ステップS12にて、荷物の格納が予定されている領域に対応する温度情報を取得して判定を行うようにしてもよい。また、複数箇所の領域について配送の可否判定を行い、結果を携帯端末200に通知するようにしてもよい。
また、実施形態の説明では、認証情報要求および荷物情報等を、携帯端末200から送信(ステップS11)するものとしたが、例えば、配送業者が管理するコンピュータが、当該情報をサーバ装置400に送信するようにしてもよい。この場合、対応する端末認証情報(あるいは配送不可通知)が、サーバ装置400から携帯端末200にプッシュ送信されてもよい。
また、実施形態の説明では、荷物情報として「食料品が含まれているか否か」を表すフラグを例示したが、これ以外の情報によって荷物の内容物を定義してもよい。例えば、痛みやすさに応じて複数のレベルを定義してもよい。また、当該レベルに応じて、ステップS12で用いる温度の閾値を異ならせてもよい。
また、実施形態の説明では、温度情報として車内の温度を表す値を例示したが、車両がセンシングする情報に基づいて配送の可否を判定することができれば、温度以外の情報を用いてもよい。例えば、温度と湿度を併用してもよい。
さらに、車両10から取得する情報は、温度や湿度といった数値でなくてもよい。例えば、車両10の駐車位置を表す情報(例えば、屋内であるか、屋外であるか、直射日光が当たる場所であるか等)であってもよい。また、サーバ装置400は、これらの情報に基づいて、荷物の保管可否を判定してもよい。
また、実施形態の説明では、車両から周期的に取得した温度情報をサーバ装置400に蓄積したが、温度情報の蓄積は必須ではない。例えば、携帯端末200からの要求があったタイミングでサーバ装置400が車両側に問い合わせを行い、温度情報を取得してもよい。
また、実施形態の説明では、施解錠装置300とキーユニット100が独立している形態を例示したが、施解錠装置300が、携帯端末200と直接通信することで車両の施解錠を行う形態であってもよい。キーユニット100を用いることで、既存のスマートキーシステムを利用できるという利点があるが、施解錠装置300が、携帯端末200と直接無線通信を行うようにしてもよい。
また、実施形態の説明では、配送可否判定(ステップS12)と端末認証情報の発行(ステップS13)を続けて行ったが、これらの処理を異なるタイミングで実行してもよい。例えば、図5に示した処理とは別に、配送可否判定のみを独立して行うようにしてもよい。例えば、荷物の発送前(例えば、ECサイトにおける注文時など)といったタイミングで配送可否判定を行い、指定された時間帯には着荷できない旨を荷受人に通知するようにしてもよい。
10・・・車両
100・・・キーユニット
101・・・RF送信機
102,201・・・近距離通信部
103,203・・・制御部
200・・・携帯端末
202・・・通信部
204・・・入出力部
300・・・施解錠装置
301・・・RF受信機
302・・・照合ECU
303・・・ボディECU
304・・・ドアロックモータ
400・・・サーバ装置

Claims (9)

  1. 荷物を所定領域に格納可能であり、前記所定領域を施解錠可能な車両に対する、前記荷物の格納可否を判定するサーバ装置であって、
    前記車両内の前記所定領域の温度に関連付いた情報である温度情報を取得する温度情報取得手段と、
    前記所定領域に格納される荷物に関する情報である荷物情報を取得する荷物情報取得手段と、
    前記荷物情報および前記温度情報に基づいて、前記荷物の格納予定時において、前記所定領域が前記荷物の保管に適した環境であるか否かを判定する判定手段と、を有する、
    サーバ装置。
  2. 前記荷物情報は、前記荷物の格納が予定されている時間帯、および、前記荷物の内容物に関する情報を含む、
    請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記判定手段は、前記荷物の格納予定時において、前記所定領域が前記荷物の保管に適さない環境であると判定した場合に、所定の装置に通知を行う、
    請求項1または2に記載のサーバ装置。
  4. 前記判定手段が、前記荷物の格納予定時において、前記所定領域が前記荷物の保管に適した環境であると判定した場合に、前記所定領域を解錠するための鍵情報を、前記荷物を格納するユーザが所持する携帯端末に送信する鍵送信手段をさらに有する、
    請求項1から3のいずれかに記載のサーバ装置。
  5. 前記温度情報取得手段は、前記車両から、前記所定領域に関連付いた温度情報を周期的に取得して記憶する、
    請求項1から4のいずれかに記載のサーバ装置。
  6. 前記判定手段は、記憶された前記温度情報を参照して、前記荷物が格納された後の前記所定領域の温度を予測し、当該予測の結果に基づいて前記判定を行う、
    請求項5に記載のサーバ装置。
  7. 前記判定手段は、記憶された前記温度情報を参照して、前記荷物が格納される前後の時間帯における前記所定領域の温度を予測し、前記所定領域が前記荷物の保管に適した環境となる時間帯をさらに判定する、
    請求項5に記載のサーバ装置。
  8. 荷物を所定領域に格納可能であり、前記所定領域を施解錠可能な車両と、前記車両に対する前記荷物の格納可否を判定するサーバ装置と、からなる管理システムであって、
    前記車両は、
    前記車両内の前記所定領域の温度に関連付いた情報である温度情報を前記サーバ装置に送信する温度情報送信手段と、
    を有し、
    前記サーバ装置は、
    前記温度情報を取得する温度情報取得手段と、
    前記所定領域に格納される荷物に関する情報である荷物情報を取得する荷物情報取得手段と、
    前記荷物情報および前記温度情報に基づいて、前記荷物の格納予定時において、前記所定領域が前記荷物の保管に適した環境であるか否かを判定する判定手段と、を有する、
    管理システム。
  9. 荷物を所定領域に格納可能であり、前記所定領域を施解錠可能な格納装置に対する、前記荷物の格納可否を判定するサーバ装置であって、
    前記格納装置内の前記所定領域の温度に関連付いた情報である温度情報を取得する温度情報取得手段と、
    前記所定領域に格納される荷物に関する情報である荷物情報を取得する荷物情報取得手段と、
    前記荷物情報および前記温度情報に基づいて、前記荷物の格納予定時において、前記所定領域が前記荷物の保管に適した環境であるか否かを判定する判定手段と、を有する、
    サーバ装置。
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