JP2019095502A - レンズ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】摩耗によるレンズ位置の変化を低減させることを目的とする。【解決手段】本発明は、光軸方向に移動するレンズ部と、前記レンズ部に設けられた摺動部と、前記レンズ部を光軸方向に駆動させるために前記摺動部を摺動させる被摺動部、および、当接部を有するカム部と、前記当接部が当接される被当接部と、前記レンズ部を光軸方向の一方側に付勢する第一の付勢部と、前記カム部を光軸方向の他方側に付勢する第二の付勢部と、を備えるレンズ駆動装置であって、前記当接部は、前記第二の付勢部によって前記被当接部側に付勢されることを特徴とする。【選択図】図5

Description

本発明は、光学機器に搭載されるレンズ部を光軸方向に駆動するレンズ駆動装置に関する。
光学機器としてのカメラにはレンズ駆動装置を搭載している。特許文献1のレンズ駆動装置は、レンズを保持するレンズ枠、レンズ枠を光軸方向に案内するガイド部材、カム溝を有するカム筒、カム溝に係合するレンズ枠に設けられたフォロアピン、レンズ枠を付勢する付勢ばね、カム筒を回転駆動する駆動手段を備えている。レンズ駆動装置は、カム筒が回転することでレンズ枠を光軸方向に移動させる。
特開2004−93749号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたレンズ駆動装置は、カム溝とフォロアピンは係合して摺動するため、摩耗によってレンズ位置が変化してしまうという問題がある。例えば、監視カメラ等のように長期間にわたって常時カメラが駆動する使用条件では、従来の構成や使用条件では問題とされていなかった量の摩耗でも、長期間の蓄積によって摩耗量が多くなることで光学性能が低下してしまう虞がある。
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、摩耗によるレンズ位置の変化を低減させることを目的とする。
本発明は、光軸方向に移動するレンズ部と、前記レンズ部に設けられた摺動部と、前記レンズ部を光軸方向に駆動させるために前記摺動部を摺動させる被摺動部、および、当接部を有するカム部と、前記当接部が当接される被当接部と、前記レンズ部を光軸方向の一方側に付勢する第一の付勢部と、前記カム部を光軸方向の他方側に付勢する第二の付勢部と、を備えるレンズ駆動装置であって、前記当接部は、前記第二の付勢部によって前記被当接部側に付勢されることを特徴とする。
本発明によれば、摩耗によるレンズ位置の変化を低減させることができる。
第1の実施形態のレンズ駆動装置の構成の一例を示す分解斜視図である。 レンズ駆動装置の構成の一例を示す正面図である。 図2に示すI−I線に沿って切断して矢印方向から見た断面図である。 図2に示すII−II線に沿って切断して矢印方向から見た断面図である。 カム筒の前側の周辺を拡大した断面図である。 カム筒の後側の周辺を拡大した断面図である。 光軸方向の摩耗量と使用時間との関係の一例を示すグラフである。 第2の実施形態の当接部の周辺の構成の一例を示す断面図である。 第3の実施形態の当接部の周辺の構成の一例を示す断面図である。
以下に、本発明の好ましい実施形態のレンズ駆動装置について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態のレンズ駆動装置の構成の一例を示す分解斜視図である。図2は、レンズ駆動装置の構成の一例を示す正面図である。図3は、図2に示すI−I線に沿って切断して矢印方向から見た断面図である。図4は、図2に示すII−II線に沿って切断して矢印方向から見た断面図である。
レンズ駆動装置は、第1レンズ部100、第2レンズ部200および第3レンズ部300の3つのレンズ群を有する(図3を参照)。第1レンズ部100および第2レンズ部200は、光軸方向に移動してズーミングを行う。また、第3レンズ部300は光軸方向に移動してフォーカシングを行う。レンズ駆動装置は、第1レンズ部100、第2レンズ部200および第3レンズ部300の順に光軸方向に沿って配置される。なお、説明の便宜上、必要に応じて光軸方向のうち第1レンズ部100側を前といい、第3レンズ部300側を後というものとする。
第1レンズ部100は、1群レンズL1と、1群レンズL1を保持するレンズ枠101とを有する。図1に示すように、第1レンズ部100は、1群ガイドバー(スリーブ)104によって、光軸方向に移動可能に支持される。また、レンズ枠101は一部にU溝が形成され、U溝がガイドバー11に係合することで、第1レンズ部100が1群ガイドバー104周りに回転しないように規制される。
図5は、図4に示すカム筒500の前側の周辺を拡大した断面図である。
図5に示すように、レンズ枠101には、摺動部としてのフォロアピン102が保持される。フォロアピン102は、付勢バネ103によって、カム筒500に設けられた被摺動部としての第1のカム溝501に係合する。カム筒500が回転すると、フォロアピン102が第1のカム溝501に沿って摺動することで、第1レンズ部100が光軸方向に移動する。フォロアピン102は、例えば金属製である。
第2レンズ部200は、2群レンズL2と、2群レンズL2を保持するレンズ枠201とを有する。図1に示すように、第2レンズ部200は、2群ガイドバー(スリーブ)204によって、光軸方向に移動可能に支持される。また、レンズ枠201は一部にU溝が形成され、U溝がガイドバー11に係合することで、第2レンズ部200が2群レンズバー204周りに回転しないように規制される。
図6は、図4に示すカム筒500の後側の周辺を拡大した断面図である。
図6に示すように、レンズ枠201には、摺動部としてのフォロアピン202が保持される。フォロアピン202は、付勢バネ203によって、カム筒500に設けられた被摺動部としての第2のカム溝502に係合する。カム筒500が回転すると、フォロアピン202が第2のカム溝502に沿って摺動することで、第2レンズ部200が光軸方向に移動する。フォロアピン202は、例えば金属製である。
第3レンズ部300は、3群レンズL3と、3群レンズL3を保持するレンズ枠301を有する。図3に示すように、第3レンズ部300は、3群ガイドバー(スリーブ)304によって、光軸方向に移動可能に支持される。また、図1に示すように、レンズ枠301は一部にU溝が形成され、U溝がガイドバー12に係合することで、第3レンズ部300が3群ガイドバー304周りに回転しないように規制される。
また、図3に示すように、第3レンズ部300は、3群ラック302を有する。3群ラック302は、3群ラックばね303により光軸方向および回転方向に付勢された状態でレンズ枠301に固定される。3群ラック302は、ステッピングモータ305のネジ部に係合する。ステッピングモータ305のネジ部が回転すると、3群ラック302の移動に伴って、第3レンズ部300が光軸方向に移動する。
カム筒500は、円柱状であって、軸20を中心として回転可能である。カム筒500は、カム部の一例に対応する。カム筒500は、例えば合成樹脂製である。また、カム筒500は、外周面に略螺旋状に、第1のカム溝501と、第2のカム溝502とが形成されている。図1に示すように、カム筒500はギア部504を有する。カム筒500はギア部504がモータ60のギア部と係合し、モータ60のギア部が回転することによって軸20を中心に回転する。なお、カム筒500の軸線と直交する面を基準にした場合、第1のカム溝501は第2のカム溝502よりも傾斜角度が大きい。すなわち、カム筒500が回転したときに、第1のカム溝501に係合する第1レンズ部100は第2のカム溝502に係合する第2レンズ部200よりも光軸方向に移動する移動距離が大きい。
第1レンズ部100は、第一の付勢部としての第1引張りばね(付勢部材)105によって光軸方向と平行に、保持部材70側に付勢される。第1引張りばね105は、一端が第1レンズ部100のレンズ枠101に係合し、他端が保持部材70に係合する。保持部材70は、レンズ駆動装置の躯体として機能し、第3レンズ部300よりも光軸方向における後側に位置する。
第2レンズ部200は、第一の付勢部としての第2引張りばね(付勢部材)205によって光軸方向と平行に、保持部材70側に付勢される。第2引張りばね205は、一端が第2レンズ部200のレンズ枠201に係合し、他端が保持部材70に係合する。
また、カム筒500は、第二の付勢部としてのウェーブワッシャー50によって光軸方向と平行に、受け部材30側に付勢される。受け部材30は、レンズ駆動装置の躯体として機能し、カム筒500よりも光軸方向における前側に位置する。受け部材30は、被当接部の一例に対応する。受け部材30は、例えば金属製であって、フォロアピン102およびフォロアピン202と同一の材質である。また、受け部材30は、光軸方向と略直交する面を有し、当該面にカム筒500の先端が当接する。ウェーブワッシャー50は、カム筒500の後端とワッシャー40との間に配置され、第1引張りばね105および第2引張りばね205の付勢方向と逆方向にカム筒500を付勢する。ウェーブワッシャー50によってカム筒500を軸20に沿って偏ることなく均等に受け部材30に付勢することができる。
図5に示すように、カム筒500は、前端側に段形状部503を有する。段形状部503は、筒状であって、外径がカム筒500の中央の直径よりも小径である。このように、段形状部503はカム筒500の中央の外径と異なっていることから外周に沿った段が形成される。また、段形状部503は、先端に当接部503aを有する。当接部503aは受け部材30の面に当接する。したがって、カム筒500はウェーブワッシャー50の付勢によって、段形状部503の当接部503aが受け部材30の面に常に当接する。
ここで、段形状部503の当接部503aは、断面が略半円状である。当接部503aが受け部材30に当接したときに、当接部503aと受け部材30とは略線接触にて当接する。
次に、長期間の使用によって光軸方向に摩耗する部分について説明する。
フォロアピン102、202はそれぞれ第1のカム溝501、第2のカム溝502に係合し、カム筒500の回転によってレンズ枠101、201と共に光軸方向に移動する。レンズ枠101、201は、第1引張りばね105、第2引張りばね205によって光軸と平行に保持部材70に向かって付勢される。したがって、例えば、n時間経過した後では第1のカム溝501の片側501a、第2のカム溝502の片側502a(図5および図6を参照)は、フォロアピン102、202との摺動によって、それぞれ光軸方向の摩耗量としてW1a、W1b摩耗する。このように摩耗することで、レンズ枠101、201はカム筒500に対して、それぞれW1a、W1bだけ光軸方向における後側に向かって繰り込む。
一方、カム筒500は、当接部503aが受け部材30に対して略線接触で当接した状態で、ウェーブワッシャー50によって光軸と平行に当接部503aを受け部材30に押し付ける方向に付勢している。この状態で、カム筒500が軸20を中心に回転する。したがって、例えば、n時間経過した後では当接部503aは、受け部材30との摺動によって、光軸方向の摩耗量としてW2摩耗する。このように摩耗することで、カム筒500は受け部材30に対してW2だけ光軸方向における前側に向かって繰り出す。
図7は、光軸方向の摩耗量と使用時間との関係の一例を示すグラフである。ここでは、所定の使用時間で、第1のカム溝501が摩耗量としてW1a、第2のカム溝502が摩耗量としてW1b摩耗していることを示している。本実施形態では、第1のカム溝501の摩耗量W1aは、第2のカム溝502の摩耗量W1bよりも大きい。一方、カム筒500が摩耗量としてW2摩耗していることを示している。
ここで、単に、第1のカム溝501、第2のカム溝502のみが摩耗した場合には、レンズ枠101、201はカム筒500に対して、それぞれW1a、W1bだけ光軸方向における後側に向かって繰り込むだけである。したがって、第1レンズ部100、第2レンズ部200の位置がそれぞれW1a、W1bだけ光軸方向における後側に大きくズレて変化してしまう。
そこで、本実施形態のように、カム筒500の当接部503aを摩耗量としてW2で摩耗させる。このように、カム筒500の当接部503aを摩耗させることで、カム筒500は受け部材30に対してW2だけ光軸方向における前側に向かって繰り出す。したがって、カム筒500の第1のカム溝501、第2のカム溝502に係合する第1レンズ部100、第2レンズ部200の位置がそれぞれW2だけ光軸方向における前側に向かって移動する。結果として摩耗による第1レンズ部100、第2レンズ部200の光軸方向への移動量は、それぞれW1a、W1bからW1a−W2、W1b−W2に低減させることができる。
なお、第1引張りばね105、第2引張りばね205、ウェーブワッシャー50は、それぞれ第1のカム溝501の摩耗量W1a、第2のカム溝502の摩耗量W1b、カム筒500の摩耗量W2が略均等になるような付勢力を設定することが好ましい。このような付勢力に設定することで、第1レンズ部100、第2レンズ部200の光軸方向への移動量(W1a−W2、W1b−W2)をより低減させることができる。
なお、本実施形態のように、第1のカム溝501の摩耗量W1aおよび第2のカム溝502の摩耗量W1bが略均等に設定されていない場合を想定する。この場合には、光軸方向の移動に対する感度がより要求される第2レンズ部200を移動させるための第2のカム溝502の摩耗量W1bを基準とする。すなわち、第2引張りばね205、ウェーブワッシャー50は、それぞれ第2のカム溝502の摩耗量W1bとカム筒500の摩耗量W2とが略均等になるような付勢力を設定することが好ましい。
また、本実施形態では、カム筒500が第1レンズ部100および第2レンズ部200を光軸方向に移動させる場合について説明したが、この場合に限られない。例えば、カム筒500は、第1レンズ部100または第2レンズ部200のみを光軸方向に移動させてもよく、3つ以上のレンズ部を光軸方向に移動させてもよい。
以上、本実施形態では、第1レンズ部100を光軸方向の一方側に付勢する引張りばね105と、カム筒500を光軸方向の他方側に付勢するウェーブワッシャー50と、を備え、当接部503aがウェーブワッシャー50によって受け部材30側に付勢される。したがって、ウェーブワッシャー50が第1レンズ部100を付勢する引張りばね105の付勢方向と反対方向に付勢することで、カム筒500の当接部503aまたは受け部材30を摩耗させることができ、カム筒500が受け部材30に向かって繰り出される。したがって、当接部503aまたは受け部材30の摩耗によって、第1レンズ部100の光軸方向への移動量を低減させることができる。このように、第1レンズ部100の光軸方向への移動量を低減させることで、光学性能の低下を抑制することができる。
また、本実施形態によれば、当接部503aは受け部材30に対して線接触で当接する。このように、当接部503aを受け部材30に対して線接触で当接させることで、摩耗する範囲を限定し、摩耗量のばらつきを低減させることができる。
また、本実施形態によれば、フォロアピン102と受け部材30とが同一の材質であり、フォロアピン202と受け部材30とが同一の材質である。このように、フォロアピンと受け部材30とを同一の材質にすることで、カム溝501あるいはカム溝502の摩耗量や当接部503aの摩耗量を予め容易に算出することができる。したがって、それぞれカム溝501の摩耗量、カム溝502の摩耗量、カム筒500の摩耗量が略均等になるような、第1引張りばね105、第2引張りばね205、ウェーブワッシャー50の付勢力を設定することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、カム筒500における段形状部503の当接部の形状等が第1の実施形態と相違する。以下では、第1の実施形態と相違する構成を中心に説明し、同一の構成は説明を適宜、省略する。
図8は、本実施形態に係るカム筒500における段形状部503の当接部503bの周辺の構成を示す断面図である。なお、第1の実施形態と同一の構成は、同一符号を付している。
段形状部503は、先端に当接部503bを有する。当接部503bは受け部材31の面に当接する。段形状部503の当接部503bは、段形状部503の外周面と前端面との角であって、断面が略円弧状(R状)である。
一方、受け部材31は、光軸方向と略直交する面に対して傾斜する面を有し、当該傾斜する面に当接部503bが当接される。受け部材31は、被当接部の一例に対応する。受け部材31は、例えば金属製であって、フォロアピン102およびフォロアピン202と同一の材質である。受け部材31の当該傾斜する面は、光軸方向の前側に向かうにしたがって孔径が小さくなる円錐状の孔の内面である。当接部503bが受け部材31に当接したときに、当接部503bと受け部材31とは略線接触にて当接する。
以上のように、本実施形態によれば、受け部材31の傾斜する面に対して略円弧状の当接部503bが線接触で当接する。したがって、第1の実施形態と同様に、摩耗する範囲を限定し、摩耗量のばらつきを低減させることができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、カム筒500における段形状部503の当接部の形状が第1の実施形態と相違する。以下では、第1の実施形態と相違する構成を中心に説明し、同一の構成は説明を適宜、省略する。
図9は、本実施形態に係るカム筒500における段形状部503の当接部503cの周辺の構成を示す断面図である。なお、第1の実施形態と同一の構成は、同一符号を付している。
段形状部503は、先端に当接部503cを有する。当接部503cは受け部材30の面に当接する。段形状部503の当接部503cは、断面が略三角形状である。当接部503cが受け部材30に当接したときに、当接部503cと受け部材30とは略線接触にて当接する。
以上のように、本実施形態によれば、受け部材30に対して略三角形状の当接部503cが線接触で当接する。したがって、第1の実施形態と同様に、摩耗する範囲を限定し、摩耗量のばらつきを低減させることができる。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能であり、上述した実施形態を適時組み合わせてもよい。
上述した実施形態では、カム筒500の当接部503が摩耗する場合について説明したが、この場合に限られず、当接部503および受け部材30の少なくとも何れか一方が、カム筒500の回転によって摩耗する構成であってもよい。
上述した実施形態では、カム筒500を付勢する付勢部がウェーブワッシャー50である場合について説明したが、この場合に限られず、引張りばねや圧縮ばね等でカム筒500を付勢してもよい。
30:受け部材(被当接部) 50:ウェーブワッシャー(第二の付勢部) 100:第1レンズ部 101:レンズ枠 102:フォロアピン(摺動部) 200:第2レンズ部 201:レンズ枠 202:フォロアピン(摺動部) 105:第1引張りばね(第一の付勢部) 205:第2引張りばね(第一の付勢部) 500:カム筒(カム部) 501:第1のカム溝(被摺動部) 502:第2のカム溝(被摺動部) 503:段形状部 503a〜503c:当接部

Claims (7)

  1. 光軸方向に移動するレンズ部と、
    前記レンズ部に設けられた摺動部と、
    前記レンズ部を光軸方向に駆動させるために前記摺動部を摺動させる被摺動部、および、当接部を有するカム部と、
    前記当接部が当接される被当接部と、
    前記レンズ部を光軸方向の一方側に付勢する第一の付勢部と、
    前記カム部を光軸方向の他方側に付勢する第二の付勢部と、を備えるレンズ駆動装置であって、
    前記当接部は、前記第二の付勢部によって前記被当接部側に付勢されることを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記当接部および前記被当接部の少なくとも何れか一方は、前記カム部の回転によって摩耗することを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記当接部は、前記被当接部に対して線接触で当接することを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記被当接部および前記摺動部は、同一の材質であることを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記第一の付勢部および前記第二の付勢部は、
    前記摺動部と係合する前記被摺動部における光軸方向の摩耗量と、前記カム部の前記当接部における光軸方向の摩耗量とが、略均等になるように、それぞれ前記レンズ部および前記カム部を付勢していることを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載のレンズ駆動装置。
  6. 前記レンズ部は、第1のレンズ部および第2のレンズ部により構成され、
    前記第一の付勢部は、前記第1のレンズ部を光軸方向の一方側に付勢する付勢部材と、前記第2のレンズ部を光軸方向の一方側に付勢する付勢部材とにより構成されることを特徴とする請求項1ないし5の何れか1項に記載のレンズ駆動装置。
  7. 前記摺動部は、フォロアピンであり、
    前記被摺動部は、前記フォロアピンが係合するカム溝であることを特徴とする請求項1ないし6の何れか1項に記載のレンズ駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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