JP2019095352A - 測距装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】測距装置の前方側と側方側との距離が異なるように任意に仮想の走査面を定めた場合でも、対象物までの距離を測距することが可能な測距装置を提供する。【解決手段】反射面を有する反射部材を揺動させることにより走査を行う一対の走査部を有する測距装置である。一方の走査部は仮想の走査面のうちの第1の領域を走査し、他方の走査部は当該走査面のうちの第2の領域を走査する。第1の領域と第2の領域は、互いに重なる領域である。測距装置は、測距装置の前方側と側方側との距離が異なるように任意に走査面を定めた場合でも、対象物までの距離を測距する。【選択図】図1

Description

本発明は、測距装置に関する。
測距装置は、例えば、レーザ光を対象領域内で走査して対象物までの距離を計測する、すなわち測距する。このような測距装置の一例としては、レーザ光を出射する光源部と、光源部から出射されたレーザ光を対象領域内でリサージュ走査する光走査部と、レーザ光が物体によって反射された反射光を受光する受光部と、レーザ光の出射タイミングと反射光の受光タイミングとに基づいて、物体までの距離を計測する測距部と、を備える光測距装置が特許文献1に開示されている。
特開2011−053137号公報
ところで、車両等の移動体に測距装置を搭載した場合、例えば、移動体の前方側については数百メートル程度の遠くの測距情報を、また移動体の側方側については数十メートル程度の近くの測距情報を得たいという要望があった。
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、方向によって測距が必要とされる距離範囲が異なる場合でも、空間解像度の不均一性が大きくなく、良好な測距を行うことが可能な測距装置を提供すること課題の1つとする。
本願請求項1に記載の測距装置は、パルス光の出射方向を連続的に変化させることにより、前記パルス光の出射方向の変化する方向によって表される走査軌跡の密度が変化する走査態様で所定領域を走査する走査部と、前記所定領域における測距可能距離を規定し、対象物で反射した前記パルス光によって、前記対象物までの距離を測定する測距部と、
を有し、前記走査部は、前記所定領域のうち、第1の測距可能距離が設定された第1方向に対する前記走査軌跡の密度が、前記所定領域のうち、前記第1の測距可能距離よりも大きい第2の測距可能距離が設定された第2方向に対する前記走査軌跡の密度よりも低くなるように、前記所定領域の走査を行うことを特徴とする。
本発明の実施例である測距装置の構成を示すブロック図である。 図1のMEMSミラー装置の構成を示す平面図である。 図2のMEMSミラー装置のA−A線に沿った断面図である。 図1の測距装置が測距する走査対象領域を示した概念図である。 図1の測距装置の投光系の動作原理を説明する説明図である。 図1の測距装置の投光系の動作原理を説明する説明図である。 図1の測距装置の受光系の動作原理を説明する説明図である。 図2のMEMSミラー装置によって描かれるリサージュ軌跡について説明する説明図であり、図中(a)は、図4のMEMSミラー装置によって射出される光ビームの仮想平面上に描かれる軌跡を示している。(b)及び(c)は、MEMSミラー装置に印加される駆動信号の波形を示す図である。 図4の仮想平面に描かれるリサージュ軌跡について説明する説明図である。 図5A,5Bの仮想の走査面において照射されるパルス光を説明する図である。 図5A,5Bの仮想の走査面において照射されるパルス光と当該パルス光のスポット径との関係を示した概念図である。
図1は、本実施例にかかる測距装置100を示している。
第1の走査部10Aの光源20Aは、例えばパルス光を出射可能なレーザ素子である。
MEMSミラー装置30Aは、光反射面(図示せず)を有しており、当該光反射面にてパルス光を反射して、走査対象領域(図示せず)を規定する仮想の走査面(図示せず)に向けて走査光を出射可能である。走査対象領域に存在する物体に反射された走査光は、測距装置100に向けて反射光として戻ってくる。
受光部40Aは、反射光を受光して、電気信号である受信信号を生成可能な光検出器である。受光部40Aとしては、例えば、アバランシェフォトダイオード(APD)等を採用することができる。
角度検知部50Aは、光反射面の角度変化を逐次検出する角度検出器である。角度検知部としては、例えば、MEMSミラー装置30Aに設けられたホール素子を採用することができる。
制御部60Aは、光源20Aから出射するパルス光の制御及びMEMSミラー装置30Aの光反射面の角度の制御を行う。
光源制御部61Aは、光源20Aの発光制御を行う。具体的には、光源20Aがパルス発光をするように発光タイミングを規定したテーブル(図示せず)を参照して、その発光を制御する。
ミラー制御部62Aは、MEMSミラー装置30Aの光反射面の角度の傾を制御する。具体的には、ミラー制御部62Aは、光源20Aによって出射されて光反射面(図示せず)によって反射されたパルス光によって、走査対象領域の走査がなされるようにMEMSミラー装置30Aを制御する。
光量調整部としてのパワー調整部63Aは、光源20Aから出射されるパルス光の強度(光量)を調整する。具体的には、パワー調整部63Aは、光源20Aに供給する電圧と電流を調整する。パワー調整部63Aは、例えば、可変抵抗器を採用することができる。パワー調整部63Aは、MEMSミラー装置30Aの反射面の揺動角度に応じて光源20Aに供給する電圧と電流を調整する。具体的にはパワー調整部63Aは、光反射面の角度に応じた出力が記憶された出力テーブル(図示せず)を備え、この出力テーブルを参照してパルス光の強度を調整する。
スポット径調整部64Aは、光源20AとMEMSミラー装置30Aとの光路上に配置され、光源20Aから出射されたパルス光のスポット径を調整する。具体的には、スポット径調整部64Aは、レンズ(図示せず)とアクチュエータ(図示せず)を備える。スポット径調整部64Aは、アクチュエータを稼働することによりレンズの絞り径を調整する。具体的にはスポット径調整部64Aは、光反射面の角度に応じたスポット径を記憶したスポット径テーブル(図示せず)を備え、このスポット径テーブルを参照してパルス光のスポット径を調整する。
従って、スポット径調整部64Aに入射されたパルス光は、アクチュエータが動作することによりレンズ径が調整され、走査対象領域上のスポット径が調整される。尚、スポット径を調整する機構は、レンズとアクチュエータと以外の機構でもよく、例えば、液晶レンズを用いることもできる。液晶レンズを用いてパルス光のスポット径を調整する場合には、液晶レンズにかける電圧を適宜調整して行うとよい。
第2の走査部10Bは、光源20B、MEMSミラー装置30A、受光部40B、角度検知部50B、制御部を備える。これらの光源20B、MEMSミラー装置30B、受光部40B、角度検知部50B、制御部60Bは、第1の走査部10Aと構成が同一であるので説明を省略する。
測距部としての距離測定部70は、走査対象領域における測距可能距離を規定しかつ、受光部40A、40Bによって生成された受光信号に基づいて、例えば、タイムオブフライト法によって、測距装置100と走査対象領域内にある物体との距離を算出する。
具体的には、距離測定部70は、光源20A、20Bによって出射された1のパルス光の出射時刻と、当該1のパルス光が走査対象領域内の物体によって反射されて反射光として受光部40A、40Bに検出された受光時刻を取得する。そして、当該出射時刻と当該受光時刻の時刻差に基づいて、当該1のパルス光が光源20A,20Bから出射されて受光部40A、40Bに受光されるまでの光経路の長さを算出し、当該長さに基づいて測距装置100と物体との距離を算出する。
図2は、MEMSミラー装置30Aの平面図である。保持部31は、本実施例においては矩形の平板形状に形成されている。尚、保持部31は、矩形の平板形状に限られず、例えば、円板形状であってもよい。
固定部32は、本実施例においては矩形の枠形状に形成されている。尚、固定部32の形状は矩形の枠形状に限られず、環状の枠形状に形成されていてもよい。固定部32は、保持部31上に保持されている。
可動部33は、反射部材としての内側可動部34と、内側可動部34を囲む枠形状の外側可動部35と、を含んでいる。内側可動部34は、本実施例においては、矩形の平板形状に形成されている。尚、内側可動部34の形状は矩形の平板形状に限られず、例えば、円板形状に形成されていてもよい。内側可動部34の中央には光ビームを反射する光反射面MRが形成されている。
第1の軸AXは、光反射面MRに対して非垂直方向であり、本実施例においては、光反射面MRに平行である。
2つの第1のトーションバーTB1は、光反射面MRの面中心Cを通る第1の軸AXの方向に沿って伸長した板状体に形成されている。2つの第1のトーションバーTB1は、一端が内側可動部34の側面に固定され、他端が外側可動部35の側面に固定されている。すなわち、内側可動部34の第1の軸AX周りの力が掛かると、第1のトーションバーTB1がねじれる。この結果、内側可動部34は、第1の軸AXを中心に揺動する。従って、外側可動部35は第1保持部材として、第1の軸AXの周りに揺動可能に内側可動部34を保持する。また、第1の軸AXは内側可動部34の揺動軸となる。
外側可動部35は、本実施例においては、矩形の枠形状に形成されている。尚、外側可動部35の形状は矩形の枠形状に限られず、例えば、環状の枠形状に形成されていてもよい。第2の軸AYは、第1の軸AXと直交して交差する。第2の軸AYは、光反射面MRに対して非垂直方向であり、本実施例においては、光反射面MRに平行である。
2つの第2のトーションバーTB2は、第2の軸AYの方向に沿って伸長した板状体に形成されている。2つの第2のトーションバーTB2は、一端が外側可動部35の側面に固定され、他端が固定部32の側面に固定されている。すなわち、外側可動部35の第2の軸AY周りの力が掛かると、第2のトーションバーTB2がねじれる。この結果、外側可動部35は、第2の軸AYを中心に揺動する。従って、固定部32は第2保持部材として、第2の軸AYの周りに揺動可能に外側可動部35を保持する。また、第2の軸AYは外側可動部35の揺動軸となる。
2つの第2のトーションバーTB2は、一端が外側可動部35の側面に固定され、他端が固定部32の側面に固定されている。すなわち、外側可動部35の第2の軸AY周りの力が掛かると、第2のトーションバーTB2がねじれる。この結果、外側可動部35は、第2の軸AYを中心に揺動する。従って、固定部32は、外側可動部35が揺動軸である第2の軸AYの周りに揺動可能に外側可動部35を保持する。従って、固定部32は第2保持部材として、外側可動部35が揺動軸である第2の軸AYの周りに揺動可能に外側可動部35を保持する。尚、固定部32、第1のトーションバーTB1、外側可動部35、第2のトーションバーTB2及び内側可動部34は、半導体基板で一体的に形成されている。
外側可動部35の周縁領域にはそれぞれ第1駆動コイルCL1が設けられている。内側可動部34の周縁領域には第2駆動コイルCL2が設けられている。第1駆動コイルCL1と第2駆動コイルCL2とは、それぞれ対向するように設けられている。第1駆動コイルCL1の端部は、固定部32に形成された一対の第1電極端子T1に接続されている。第2駆動コイルCL2の端部は、固定部32に形成された第2電極端子T2に接続されている。
第1駆動コイルCL1に磁界を作用させる互いに極性が異なる一対の第1永久磁石MG1及び第2駆動コイルCL2に磁界を作用させる互いに極性が異なる一対の第2永久磁石MG2が内側可動部34及び外側可動部35を挟んでそれぞれ対向して保持部31上に配置されている。
したがって、例えば、第1駆動コイルCL1に供給される電流と、第1永久磁石MG1による磁界と、によって、外側可動部35及び内側可動部34に対してローレンツ力が作用する。この結果、内側可動部34及び外側可動部35は、第2のトーションバーTB2の軸周りに揺動する。
また、第2駆動コイルCL2に供給される電流と、第2永久磁石MG1による磁界と、によって、内側可動部34に対してローレンツ力が作用する。この結果、内側可動部34は、第1のトーションバーTB1の軸周りに揺動する。したがって、可動部33は、第1の軸AX及び第2の軸AYの周りに揺動する。ここで、第1駆動コイルCL1及び第2駆動コイルCL2に供給される電流の周波数のそれぞれは、MEMSミラー装置30Aの共振周波数と同一又はその近傍の周波数に設定されている。
図3は、図2のMEMSミラー装置30Aの第1の軸AXに沿った断面図である。図3において、保持部31は、本実施例においては矩形の平板形状に形成されている。尚、保持部31は、矩形の平板形状に限られず、例えば、円板形状であってもよい。保持部31は、その上面TSから突出して形成された突出部36を含んでいる。
突出部36は、保持部31の上面TSの中央部を囲うように固定部32の周縁領域に沿って環状に形成されている。従って、保持部31の上面TSと、突出部36の互いに対向する内側面36sとによって開口部が形成されている。
突出部36の上面は、平坦に形成され、この上面に固定部32が固定されている。突出部36の高さは、少なくとも、MEMSミラー装置30Aの内側可動部34及び外側可動部35が揺動時に上面TSに干渉しないように形成するとよい。したがって、保持部31は第3保持部材として、固定部32を保持する。尚、MEMSミラー装置30Bは、MEMSミラー装置30Aと同一の構造を有するので説明を省略する。
以上で説明した測距装置が自動車等の移動体に搭載された場合を説明する。尚、移動体は、自動車の他に、自転車、バイク、飛行機、船舶、移動する人等、自動車以外の移動体であっても良い。
図4は、自動車AMに搭載された測距装置の第1の走査部10Aと第2の走査部10Bが測距する走査対象領域R1を示した図である。図4に示すように、自動車AMのフロント領域に、測距中心Cが設けられている。また、自動車AMの前後方向に延びる線であって、測距中心Cを通る中心線CXが規定されている。
第1の走査部10Aは、自動車AMのフロント領域の左側、例えば、自動車AMの左側のヘッドライトの近傍に設けられている。第2の走査部10Bは、自動車AMのフロント領域の右側、例えば、自動車AMの右側のヘッドライトの近傍に設けられている。
第1の走査部10Aが走査する第1の走査領域Raは、上面視が測距中心Cを中心とする楕円扇形状である。第1の走査部10Aは、第1の走査領域Raのうち、画角中央P1aから中心線CXまでの領域である第1の領域R1aに存在する対象物OBの測距を行う。
第2の走査部10Bが走査する第2の走査領域Rbは、上面視が測距中心Cを中心とする楕円扇形状である。第2の走査部10Bは、第2の走査領域Rbのうち、画角中央P2bから中心線CXまでの領域である第2の領域R1bに存在する対象物OBの測距を行う。すなわち、第1の領域R1a及び第2の領域R1bは、中心線CXに対して対象となるように規定された楕円扇状の領域である。
走査対象領域R1は、第1の領域R1a及び第2の領域R1bの外縁の仮想の走査面(図示せず)によって規定されている領域である。尚、距離測定部70は、走査対象領域R1において測距可能距離を規定する。本実施例においては、測距可能距離は、測距中心Cから走査対象領域R1の任意の外縁上の点までの距離となっている。
本実施例においては、第1の領域R1aと第2の領域R1bとは、中心線CX上において互いに接している。尚、第2の領域R1bは、第1の領域R1aと重なる領域であってもよい。
ここで、中心線CXと第1の領域R1aの外縁との交点をP2aとし、中心線CXと第2の領域R1bの外縁との交点をP2bとする。本実施例において、測距中心Cから交点P1a又は交点P1bまでの距離(第1の測距可能距離)は、例えば、40mである。尚、測距中心Cから交点P2a又はP2bまでの距離は任意に定めることができる。また、測距中心Cから交点P1a又は交点P1bまでの距離は任意に定めることができる。尚、測距中心Cから交点P1a又はP1bに向かう方向を第1方向とする。
また、測距中心Cから交点P2a又はP2bまでの距離(第2の測距可能距離)は、例えば、200mである。尚、測距中心Cから交点P2a又はP2bに向かう方向を第2方向とする。
図5Aは、測距装置100の第1の走査部10Aの投光系の動作を示している。図5において、光源20AとMEMSミラー装置30Aとの間には、ビームスプリッタBSが設けられている。ビームスプリッタBSは、光源20A側から入射した光ビームをMEMSミラー装置30A側に通す光学素子である。したがって、光源20Aから出射された光ビームがビームスプリッタBSを介してMEMSミラー装置30Aに入射される。MEMSミラー装置30Aは、入射した光ビームを第1の領域R1aの外縁を含む仮想の走査面SSの一部に向けて反射させる。
具体的には、MEMSミラー装置30Aは、可動部33を揺動して走査する態様で光ビームを第1の領域R1a内に向けて反射する。この結果、MEMSミラー装置30Aによって反射された光ビームは、第1の領域R1a内を走査する。この際、第1の走査領域Raに測距装置100と対向させて仮想平面である走査対象面R2aを設定した場合、走査対象面R2aにおいてリサージュ軌跡を描くように走査される。
なお、この走査対象面R2aは実際に存在するものではなく、第1の領域R1aを走査する際の光ビームの照射方向の変化を、光ビームの軌跡で説明するために、本明細書中にて用いられる。すなわち、リサージュ軌跡は、MEMSミラー装置30Aの搖動による光ビームの照射方向の連続的な変化の方向によってあらわされるものである。
また、仮想の走査面SSの位置は測距装置100の測距範囲として設定される走査対象領域R1の最外周部に位置する。当該測距範囲は、光源20A(若しくは20B)から出射したパルス光の反射光が、受光部40A(若しくは40B)に受光されるまでの待ち時間の最大値によって設定される。すなわち、待ち時間を過ぎて受光された反射光は、測距範囲よりも遠くの対象物OBによって反射されたパルス光であり、そのような対象物OBは測距の対象外として扱われる。
尚、走査対象面R2aにおいて描かれる曲線軌跡は、リサージュ曲線に限られず、例えば、パルス光の走査軌跡の密度が変化する走査態様であればよい。本実施例においては、この軌跡がリサージュ軌跡として説明する。
図5Bは、測距装置100の第2の走査部10Bの投光系の動作を示している。図5において、光源20BとMEMSミラー装置30Bとの間には、ビームスプリッタBSが設けられている。ビームスプリッタBSは、光源20B側から入射した光ビームをMEMSミラー装置30B側に通す光学素子である。したがって、光源20Bから出射された光ビームがビームスプリッタBSを介してMEMSミラー装置30Bに入射される。MEMSミラー装置30Bは、入射した光ビームを第2の領域R1bの外縁を含む仮想の走査面SSの一部に向けて反射させる。
具体的には、MEMSミラー装置30Bは、可動部33を揺動して走査する態様で光ビームを第2の領域R1b内に向けて反射する。この結果、MEMSミラー装置30Bによって反射された光ビームは、第2の領域R1b内を走査する。この際、第1の走査領域Raに測距装置100と対向させて仮想平面である走査対象面R2bを設定した場合、走査対象面R2bにおいてリサージュ軌跡を描くように走査される。なお、この走査対象面R2bは実際に存在するものではなく、第2の領域R1bを走査する際の光ビームの照射方向の変化を、光ビームの軌跡で説明するために、本明細書中にて用いられるものである。また、走査面SSの位置は測距装置100の測距範囲として設定される走査対象領域R1の最外周部に位置する。
図6は、測距装置100の第1の走査部10A及び第2の走査部10Bの受光系の動作を示している。図6において、第1の領域R1a又は第2の領域R1b内に検出する対象物OBが存在すると、対象物OBから反射された光ビームがMEMSミラー装置30A(30B)に入射され、ビームスプリッタBSを介して受光部40A(40B)に入射される。
受光部40A(40B)は、入射された反射光に基づいて電気信号に変換し距離測定部70に供給する。距離測定部70は、光ビームを出射した時刻と光ビームを受光した時刻に基づいて、対象物OBまでの距離を計測する。
図7(a)は、第1駆動コイルCL1と第2駆動コイルCL2とに供給される電流の位相差を変化させたときの走査対象面R2aにおいて描かれるリサージュ走査軌跡を示している。図7(a)においては、水平方向走査と垂直方向走査とを、下記のようにした場合のリサージュ走査軌跡を示している。
具体的には図中のAX1及びAY1は、第1の軸AX及び第2の軸AYにそれぞれ対応している。すなわち、MEMSミラー装置30Aの第1の軸AXの周りの揺動は、走査対象面R2aにおけるAY1方向の走査位置の変化に対応する。また、MEMSミラー装置30Aの第2の軸AYの周りの揺動は、走査対象面R2aにおけるAX1方向の走査位置の変化に対応する。

水平方向走査: DX(θx)=Ax sin(θx+Bx)
垂直方向走査: DY(θy)=Ay sin(θy+By)

図7(a)の走査対象面R2aにおいて、リサージュ軌跡が描かれている領域を走査領域とする。図7(a)に示されるリサージュ軌跡は、図中において軸AX1の端部の近傍の走査領域は軌跡が密に描かれている。言い換えれば、走査軌跡の端部は軌跡の密度が高密度である。このように軌跡の密度が密(高密度)である走査領域を密領域とする。
また、軸AX1の中央の近傍の走査領域は軌跡が疎に描かれている。言い換えれば、走査軌跡の中央部は軌跡の密度が低密度である。このように軌跡の密度が疎(低密度)である走査領域を疎領域とする。従って、図7(a)に示されるリサージュ軌跡は、密領域と疎領域を有しており、密領域から疎領域に向かうにつれて軌跡の密度は漸次疎になっている。尚、第2の走査部10Bも第1の走査部10Aと同様に動作するため、第2の走査部10Bの動作については、説明を省略する。
図8は、走査対象領域R1を走査する際に、走査対象面R2a及び走査対象面R2bにおいて描かれることとなるパルス光の軌跡を示している。図中左側に示されている破線の枠内は、第1の走査領域Raを走査する場合の走査対象面R2a上の軌跡のうち、測距に用いる部分を示している。図中右側に示されている破線の枠内は、第2の走査領域Rbを走査する場合の走査対象面R2b上の軌跡のうち、測距に用いる部分を示している。
第1の走査部10Aは、第1の領域R1aを走査する際に、図4に示した自動車AMからの距離が最も近い第1の領域R1aの交点P1aの近傍については、軌跡の密度が疎である疎領域を割り当てて走査する。また、第1の走査部10Aは、自動車AMからの距離が最も遠い第1の領域R1aの交点P2aの近傍については軌跡の密度が密である密領域を割り当てて走査する。
第2の走査部10Bは、第2の領域R1bを走査する際に、自動車AMからの距離が最も近い第2の領域R1bの交点P1bの近傍については軌跡の密度が疎である疎領域を割り当てて走査する。また、自動車AMからの距離が最も遠い第2の領域R1bの交点P2bの近傍については軌跡の密度が密である密領域を割り当てて走査する。
すなわち、本実施例の測距装置100は、第1の走査部10Aによる走査範囲の一部(右側半分)を第1の領域R1aに、第2の走査部10Bによる走査範囲の一部(左側半分)を第2の領域R1bを走査するために用い、それぞれを組み合わせて対象物OBの測距を行うのである。
より具体的には、例えば、交点P1aへの方向に対しては、軌跡の密度が疎である疎領域を割り当て、交点P2aへの方向に対しては、軌跡の密度が密である密領域を割り当てるのである。
図9は、第2の領域R1b側の走査面SSの一部を上から見た場合の走査面SSに照射されるパルス光の一部を示している。図9において、走査面SS上に照射されるパルス光の照射点PE1〜PE4が示されている。照射点PE1〜PE4は、それぞれ一定の間隔ΔLを有して配置されている。
ここで、走査対象領域R1の外縁であって照射点PE2と照射点PE3との中間点を点PMとする。パルス光の出射点POから点PMまでの測距可能距離を距離Rとする。交点P1bとパルス光の出射点POを結ぶ線を基準線LBとする。照射点PE1と出射点POとを結ぶ射線L1と基準線LBとがなす角度をθ1とする。照射点PE2と出射点POを結んだ射線L2と基準線LBとがなす角度をθ2とする。
角度θ1から、角度θ2を引いた角度Δθとした場合、距離(R)と角度(Δθ)と、各パルス光の間隔(ΔL)の関係は、以下の式(1)を満たす。

R×Δθ=ΔL (一定) 式(1)

式(1)に表されるように、各パルス光の間隔ΔLが一定であることは走査面SSの単位面積あたりに照射されるパルス光の照射点が一定であることを意味する。すなわち、本実施例の測距装置100は、走査面SS上の空間解像度の不均一性を抑制するように走査する。
図10は、走査面SSに照射されたパルス光の照射痕を示している。図10において、走査面SSに照射されたパルス光のスポット径Dの不均一性は抑制されている。ここで、パルス光のスポット径Dは、図9に示した出射点POからパルス光の点PMまでの距離(R)に比例する。したがって、第1の走査部10A及び第2の走査部10Bは、出射点POからパルス光の点PMまでの射線の距離(R)に応じて、すなわち、出射されるパルス光の射線における走査面SSとの距離に基づいて当該出射されるパルス光のスポット径Dを調整して照射する。
具体的には、スポット径調整部64A,64Bは、パルス光の射線における走査面SSとの距離が大きいほど相対的に小さいスポット径で照射されるようにパルス光のスポット径を調整し、パルス光の射線における走査対象領域R1との距離が短くなるにつれて徐々にスポット径が大きくなるように調整する。
なお、スポット径テーブルには、パルス光の照射方向ごとの測距可能距離に応じてスポット径が記憶されている。具体的には、スポット径テーブルは、測距装置100が取り付けられた自動車AMを基準としたパルス光の照射方向毎に光源部10からのパルス光のスポット径を記憶する。自動車AMを基準としたパルス光の照射方向を定めるものとしては、例えば、角度検知部50A,50Bが検出するMEMSミラー装置30の光反射面MRの角度が挙げられる。
例えば、図4における自動車AMの正面である中心線CXに沿った自動車AMの前方(すなわち、仮想の走査面SSまでの距離が最長である方向)にパルス光を照射する場合、当該方向に対しては相対的に小さなスポット径(αmm)(αは固有の数値)が設定される。また、自動車AMの側方(すなわち、仮想の走査面SSまでの距離が最短である方向)にパルス光を照射する場合、当該方向に対しては相対的に大きなスポット径(γmm)(γはγ>αを満たす固有の数値)が設定される。
自動車AMの前方から側方までの中間方向にパルス光を照射する場合、自動車AMの前方から側方に近づくにつれて、仮想の走査面SSまでの距離も徐々に短くなる。従って、自動車AMの前方から側方に近づくにつれて徐々にスポット径がγmmに近づくようにスポット径が各方向に応じて設定されている。この場合、当該方向に対して、スポット径αよりも大きくかつ、スポット径γよりも小さい中間のスポット径(βmm)(βは、γ>β>α満たす変数)が設定されている。
これによって、スポット径テーブルを参照して、スポット径調整部64A,64Bが制御を行うことで、仮想の走査面SSまでの距離(測距可能距離)に応じた、パルス光のスポット径とすることができる。 また、パワー調整部63A、63Bは、出射されるパルス光の射線における走査面SSとの距離に基づいて当該出射されるパルス光の出力を変化させる。具体的には、パワー調整部63A、63Bは、パルス光の射線における走査面SSとの距離が大きいほど、相対的に最も大きい出力で照射されるようにパルス光のパワーを調整し、パルス光の射線における走査対象領域R1との距離が短くなるにつれて徐々に出力が小さくなるようにパワーを調整する。
なお、出力テーブルには、パルス光の照射方向ごとの測距可能距離に応じてパルス光の出力が記憶されている。具体的には、出力テーブルは、測距装置100が取り付けられた自動車AMを基準としたパルス光の照射方向毎に光源部10からのパルス光の出力を記憶する。自動車AMを基準としたパルス光の照射方向を定めるものとしては、例えば、角度検知部50が検出するMEMSミラー装置30の光反射面MRの角度が挙げられる。
例えば、図4における自動車AMの正面である前方(すなわち、仮想の走査面SSまでの距離が最長である方向)にパルス光を照射する場合、当該方向に対しては相対的に大きな出力(δmW)(δは固有の数値)が設定される。また、自動車AMの側方(すなわち、仮想の走査面SSまでの距離が最短である方向)にパルス光を照射する場合、当該方向に対してはδよりも小さな出力(ζmW)(ζはδ>ζを満たす固有の数値)が設定される。
自動車AMの前方から側方までの中間方向にパルス光を照射する場合、自動車AMの前方から側方に近づくにつれて、仮想の走査面SSまでの距離も徐々に短くなる。従って、自動車AMの前方から側方に近づくにつれて徐々に出力がζmWに近づくようにパルス光の出力が設定されている。この場合、当該方向に対しては、出力δよりも小さくかつ、出力ζよりも大きい中間の出力(εmW)(εは、δ>ε>ζ満たす変数)が設定される。
これによって、出力テーブルを参照して、パワー調整部63A,63Bが制御を行うことで、仮想の走査面SSまでの距離(測距可能距離)に応じた、電圧及び電流を光源20A,20Bに供給することができる。
以上のように、本実施例の測距装置100は、走査の際に自動車AMからの距離が最も近い交点P1a,P1bの近傍についてはリサージュ軌跡の密度が疎である疎領域を割り当てて走査すると共に、自動車AMからの距離が最も遠い交点P2a,P2bについては軌跡の密度が密である密領域を割り当てて走査する。従って、本実施例の測距装置100によれば、自動車AMの前方側と側方側との距離が異なるように、方向によって測距が必要とされる距離範囲が異なる場合でも、走査対象領域R1上にパルス光が照射される間隔の不均一性を抑えることができる。すなわち、空間解像度の不均一性を抑えた良好な測距を行うことが可能となる。したがって、測距装置100は、画像処理において対象物OBを検出効率の向上を図ることができる。
また、パワー調整部63A、63Bによって出射されるパルス光の射線における走査対象領域R1との距離に基づいて当該出射されるパルス光の出力を調整することで、信号雑音比(S/N比)を高めることが可能となる。したがって、測距装置100が測定した測距情報の信頼性を高めることが可能となる。より具体的には、遠い位置の走査対象領域R1にはパルス光の相対強度を強くすることで、信号雑音比(S/N比)を高めることができる。また、近い位置の走査対象領域R1にはパルス光の相対強度を小さくすることで、パルス光の出射強度や回数が規定されている場合に、当該規定に沿うようにパルス光の出射を制御することが可能となる。
さらに、スポット径調整部64A、64Bによって、出射されるパルス光の射線における走査対象領域R1との距離に基づいて当該出射されるパルス光のスポット径を調整することにより、対象物の検出効率の向上を図ることが可能となる。すなわち、パルス光のスポット径は距離Rに比例するため、走査対象領域R1において照射されるパルス光のスポット径Dの不均一性を抑制できる。
100 測距装置
10A 第1の走査部
10B 第2の走査部
53A,53B パワー調整部
54A,54B スポット径調整部
R1 走査対象領域
R1a 第1の領域
R1b 第2の領域
L1,L2 射線

Claims (7)

  1. パルス光の出射方向を連続的に変化させることにより、前記パルス光の出射方向の変化する方向によって表される走査軌跡の密度が変化する走査態様で所定領域を走査する走査部と、
    前記所定領域における測距可能距離を規定し、対象物で反射した前記パルス光によって、前記対象物までの距離を測定する測距部と、
    を有し、
    前記走査部は、前記所定領域のうち、第1の測距可能距離が設定された第1方向に対する前記走査軌跡の密度が、前記所定領域のうち、前記第1の測距可能距離よりも大きい第2の測距可能距離が設定された第2方向に対する前記走査軌跡の密度よりも低くなるように、前記所定領域の走査を行うことを特徴とする測距装置。
  2. 前記走査軌跡は、当該走査軌跡の中央部の密度が端部よりも低密度であり、
    前記測距部は、前記測距可能距離が前記所定領域の一方の端部から他方の端部にかけて大きくなるように設定していることを特徴とする請求項1に記載の測距装置。
  3. 前記パルス光の光量を変化させる光量調整部を有し、
    前記光量調整部は、前記第1方向への前記パルス光の出射時の光量よりも前記第2方向への前記パルス光の出射時の光量が大きくなるように、前記パルス光の光量を変化させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の測距装置。
  4. 前記パルス光の出射方向ごとの前記測距可能距離に応じた光量が記憶された出力テーブルを有し、
    前記光量調整部は、前記出力テーブルに基づき前記パルス光の光量を変化させることを特徴とする請求項3に記載の測距装置。
  5. 前記パルス光のスポット径を変化させるスポット径調整部を有し、
    前記スポット径調整部は、前記第1方向への前記パルス光の出射時のスポット径よりも前記第2方向への前記パルス光の出射時のスポット径が小さくなるように、前記パルス光のスポット径を変化させることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の測距装置。
  6. 前記パルス光の出射方向ごとの前記測距可能距離に応じたスポット径が記憶されたスポット径テーブルを有し、
    前記スポット径調整部は、前記スポット径テーブルに基づき前記パルス光のスポット径を変化させることを特徴とする請求項5に記載の測距装置。
  7. 移動体に搭載された請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の測距装置であって、
    前記車両の前方方向に対する前記測距可能距離が、前記車両の側方方向に対する前記測距可能距離よりも大きく規定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の測距装置。
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