JP2019094719A - 車両用電動リアゲートの制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 車両用電動リアゲートの下降を検知する。【解決手段】 車両用電動リアゲートの制御装置は、車両用電動リアゲートを支える左右の支持部10R,10Lの少なくとも一方の支持部10Rの伸張を駆動するモータを制御するモータ制御部22と、左右の支持部の伸張の程度を検出する左右の位置検出センサからの位置情報を入力し、車両用電動リアゲートの開度を表す左右の位置を判定する位置検出センサ判定部24,26と、モータ制御部23によるモータの制御が停止される時に、左右の位置の少なくとも一方の位置が下降しているか否かを判定するゲート落下判定部34と、を備えている。車両用電動リアゲートの制御装置は、ゲート落下判定部34によって車両用電動リアゲートの開度が低下する時に、車両用電動リアゲートの下降を報知することができる。【選択図】 図1
Description
本発明は、車両用電動リアゲートの下降を検知可能な制御装置に関する。
例えば特許文献1は、車両扉開閉装置を開示し、その車両扉開閉装置DCは、例えばリアゲート3を制御するパワーリアゲートECU40(制御装置)を備え、パワーリアゲートECU40は、例えば車両通信レシーバ45及びマイコン46を有している。特許文献1の車両通信レシーバ45は、通信線接続端子P16とマイコン46との間に設けられており、例えばLIN(Local Interconnect Network)プロトコル或いはCANプロトコル(Controller Area Network)に準拠した通信をマイコン46と他の車載ユニット(図示せず)との間で行う通信インターフェースである。特許文献1のマイコン46は、メインスイッチ55、リアゲート開閉スイッチ56、リアゲート開放スイッチ57、リアゲート閉鎖スイッチ58、タッチセンサ59、及びラッチ状態検出スイッチ23のオン/オフ状態と、傾きセンサ30の出力信号と、車両通信レシーバ45を介して他の車載ユニットから受信した車両情報とに基づいて、リアゲートモータ駆動回路42、クロージャーモータ駆動回路43、及びクラッチ駆動回路44を制御する。
リアゲートモータ駆動回路42は、マイコン46から供給されるPWM(Pulse Width Modulation)信号によって個別にオン/オフ制御される2つのスイッチ素子42a,42bを備え、リアゲート駆動ユニット10は、2つのスイッチ素子42a,42bからのPWM信号を入力する。リアゲート駆動ユニット10は、リアピラー5の内側に設けられており、パワーリアゲートECU40の制御の下でリアゲート3を駆動して開閉させる。このリアゲート駆動ユニット10は、リアゲートモータ11と、リアゲートモータ11の回転動作をリアゲート3の開閉動作に変換する機械要素(ガイドレール12、ラックギア13、アーム14、及びギアボックス15)と、を備える。
特許文献1の図1を参照すると、リアゲート3の開閉は、リアゲート駆動ユニット10によって駆動され、それを補助するように、ダンパー4がリアゲート3に設けられている。しかしながら、製造コストを下げるために、ダンパー4が採用されず、リアゲート駆動ユニット10だけで、リアゲート3の開閉が実施されることがある。このような実施を考慮する時に、本発明者らは、リアゲート3の開閉作動が正常に実施されているか否かを監視する必要性を認識した。言い換えれば、本発明者らは、リアゲート駆動ユニット10でリアゲートを開放したにもかからず、リアゲート3の自重によって、リアゲート3が降下する恐れを認識した。
本発明の1つの目的は、車両用電動リアゲートの下降を検知可能な制御装置を提供することである。本発明の他の目的は、以下に例示する態様及び最良の実施形態、並びに添付の図面を参照することによって、当業者に明らかになるであろう。
以下に、本発明の概要を容易に理解するために、本発明に従う態様を例示する。
第1の態様において、車両用電動リアゲートの制御装置は、
車両用電動リアゲートを支える左右の支持部の少なくとも一方の支持部の伸張を駆動するモータを制御するモータ制御部と、
前記左右の支持部の伸張の程度を検出する左右の位置検出センサからの位置情報を入力し、前記車両用電動リアゲートの開度を表す左右の位置を判定する位置検出センサ判定部と、
前記モータ制御部による前記モータの制御が停止される時に、前記左右の位置の少なくとも一方の位置が下降しているか否かを判定するゲート落下判定部と、
を備え、
前記ゲート落下判定部によって前記車両用電動リアゲートの前記開度が低下する時に、車両用電動リアゲートの下降を報知する。
車両用電動リアゲートを支える左右の支持部の少なくとも一方の支持部の伸張を駆動するモータを制御するモータ制御部と、
前記左右の支持部の伸張の程度を検出する左右の位置検出センサからの位置情報を入力し、前記車両用電動リアゲートの開度を表す左右の位置を判定する位置検出センサ判定部と、
前記モータ制御部による前記モータの制御が停止される時に、前記左右の位置の少なくとも一方の位置が下降しているか否かを判定するゲート落下判定部と、
を備え、
前記ゲート落下判定部によって前記車両用電動リアゲートの前記開度が低下する時に、車両用電動リアゲートの下降を報知する。
第1の態様では、車両用電動リアゲートの開度を監視し、その開度が低下する時に、車両用電動リアゲートの下降をユーザに報知することができる。
当業者は、例示した本発明に従う態様が、本発明の精神を逸脱することなく、さらに変更され得ることを容易に理解できるであろう。
以下に説明する最良の実施形態は、本発明を容易に理解するために用いられている。従って、当業者は、本発明が、以下に説明される実施形態によって不当に限定されないことを留意すべきである。
図1(a)は、本発明に従う制御装置を含む制御システムの構成例を示す。例えば自動車である車両は、電動リアゲート(図示せず)を有することができ、その電動リアゲート(車両用電動リアゲート)は、例えば図1(a)に示される右側ストラッド10Rによって駆動されて、開閉することができる。
本実施形態の車両用電動リアゲートは、例えば、特許文献1に開示されたリアゲート3によって実施することができる。もちろん、本実施形態の車両用電動リアゲートは、この例に限定されず、様々なタイプのリアゲートに適用することができる。
本実施形態の車両用電動リアゲートは、右側ストラッド10Rによって支えられるだけでなく、図中の左側補助ユニット10Lによって支えられている。図1(a)に示されるように、右側ストラッド10Rは、モータを備え、モータの駆動によって図示されない機械的要素を作動させて、右側ストラッド10Rは、伸張し、場合によって、収縮する。他方、左側補助ユニット10Lは、モータを備えていない。
本実施形態の右側ストラッド10Rは、例えば、特許文献1に開示されたリアゲート駆動ユニット10によって実施されてもよい。また、本実施形態の左側補助ユニット10Lは、例えば、特許文献1に開示されたダンパー4によって実施されてもよい。なお、特許文献1において、リアゲート駆動ユニット10及びダンパー4は、セットとして用いられて、言い換えれば、リアゲート駆動ユニット10及びダンパー4は、例えば左側の支持部を構成し、同じもの(図示せず)が例えば右側の支持部を構成する。
図1(a)の例において、車両用電動リアゲートの右側は、右側ストラッド10Rだけによって支えられ、車両用電動リアゲートの右側には、特許文献1に開示されたダンパー4が設けられていない。また、図1(a)の例において、車両用電動リアゲートの左側は、左側補助ユニット10Lだけによって支えられている。もっとも、図1(a)の左側補助ユニット10Lは、モータを備えて、左側ストラッド(図示せず)を構成することができる。しかしながら、この場合であっても、車両用電動リアゲートの左側には、特許文献1に開示されたダンパー4が設けられていない。
図1(a)は、制御装置としてリアゲート制御ユニットを図示し、例えばリアゲート制御ユニットが自動車の例えばリアボディに格納されている。図1(a)のリアゲート制御ユニット(広義には、車両用電動リアゲートの制御装置)は、車両に設けられた右側ストラッド10R(広義には、右側の支持部)を制御することができる。
具体的には、リアゲート制御ユニットは、モータ制御部22を備え、図1(a)の例において、リアゲート制御ユニットは、右側ストラッド10Rのみに設けられた(左側補助ユニット10Lに設けられていない)モータを駆動制御することができる。右側ストラッド10Rは、位置検出センサを備え、位置検出センサは、1例として、モータの回転軸の回転角(回転速度:回転角速度)を検出可能な回転角センサで構成することができる。位置検出センサ判定部24は、例えばモータの回転角等である、車両用電動リアゲートの開度を表す右側の位置を判定することができる。
リアゲート制御ユニットは、リアゲート制御部32を備え、モータの回転角又は車両用電動リアゲートの開度を検出しながら、言い換えれば制御値をフィードバックしながら、モータ制御部22を介して、車両用電動リアゲート又はモータを駆動制御することができる。
左側補助ユニット10Lは、位置検出センサを備え、位置検出センサは、1例として、車両用電動リアゲートの開度を検出可能なG(重力)センサで構成することができる。なお、Gセンサ等の位置検出センサは、左側補助ユニット10Lに内蔵されず、車両用電動リアゲートに設けられてもよい。
また、本実施形態の左側補助ユニット10Lに関連する位置検出センサは、例えば、特許文献1に開示された傾きセンサ30によって実施されてもよい。
図1(a)の例において、車両用電動リアゲートの制御装置は、位置検出センサ判定部26を備えている。位置検出センサ判定部26は、車両用電動リアゲートの開度を表す左側の位置を判定することができる。車両用電動リアゲートの制御装置は、ゲート落下判定部34を更に備え、ゲート落下判定部34は、車両用電動リアゲートの開度を表す左右の位置が下降しているか否かを判定することができる。本発明者らは、リアゲート駆動ユニットで車両用電動リアゲートを開放(特に、全開)したにもかからず、車両用電動リアゲートの自重によって、車両用電動リアゲートが降下する恐れを認識し、ゲート落下判定部34を採用した。
ゲート落下判定部34によって車両用電動リアゲートの開度が低下する時に、ブザー52、ハザード62の報知装置によって、車両用電動リアゲートの制御装置は、車両用電動リアゲートの下降をユーザに報知することができる。
図1(b)は、図1(a)のリアゲート制御ユニット(広義には、制御装置)の動作例を表すフローチャートを示す。例えばマイクロコンピュータ又はマイクロコントローラで構成されるリアゲート制御ユニットは、操作部(図示せず)を介して、ユーザからの開放(全開)指示を入力する。リアゲート制御ユニットのリアゲート制御部32は、位置検出センサ判定部24からの位置情報を参照しながら、車両用電動リアゲートの開度を判定し、車両用電動リアゲートの開度が全開位置に到達したか否かを判定することができる。車両用電動リアゲートが全開状態である時に、リアゲート制御部32は、右側ストラッド10Rの駆動を停止する。
この時に、リアゲート制御部32は、駆動の停止をゲート落下判定部34に通知する。ゲート落下判定部34は、車両用電動リアゲートの開放作動が停止したか否かを判定することができる(図1(b)のステップS1参照)。リアゲート制御部32からの駆動停止を受け取る時に、ゲート落下判定部34は、落下検知を開始するために、車両用電動リアゲートの左右の開度を取得するとともに(図1(b)のステップS3参照)、そのフラグをセットする(図1(b)のステップS4参照)。
モータ制御部22によるモータの制御が停止される時に、ゲート落下判定部34は、位置検出センサ判定部24,26からの位置情報を参照しながら(図1(b)のステップS5参照)、車両用電動リアゲートの開度を表す左右の位置が下降しているか否かを判定することができる(図1(b)のステップS6参照)。
好ましくは、位置検出センサ判定部24からの位置情報を参照しながら、車両用電動リアゲートの右側の位置(開度)が下降しているか否かを判定するだけでなく、位置検出センサ判定部26からの位置情報を参照しながら、車両用電動リアゲートの左側の位置(開度)が下降しているか否かを判定する。
ゲート落下判定部34によって車両用電動リアゲートの開度が低下する時に、好ましくは、ブザー52、ハザード62等の複数の報知装置によって、車両用電動リアゲートの下降をユーザに報知する。
本発明は、上述の例示的な実施形態に限定されず、また、当業者は、上述の例示的な実施形態を特許請求の範囲に含まれる範囲まで、容易に変更することができるであろう。
10R,10L・・・左右の支持部、22・・・モータ制御部、24,26・・・位置検出センサ判定部、32・・・リアゲート制御部、42,44・・・出力部、52,56・・・報知装置。
Claims (1)
- 車両用電動リアゲートを支える左右の支持部の少なくとも一方の支持部の伸張を駆動するモータを制御するモータ制御部と、
前記左右の支持部の伸張の程度を検出する左右の位置検出センサからの位置情報を入力し、前記車両用電動リアゲートの開度を表す左右の位置を判定する位置検出センサ判定部と、
前記モータ制御部による前記モータの制御が停止される時に、前記左右の位置の少なくとも一方の位置が下降しているか否かを判定するゲート落下判定部と、
を備え、
前記ゲート落下判定部によって前記車両用電動リアゲートの前記開度が低下する時に、車両用電動リアゲートの下降を報知することを特徴とする前記車両用電動リアゲートの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017226745A JP2019094719A (ja) | 2017-11-27 | 2017-11-27 | 車両用電動リアゲートの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017226745A JP2019094719A (ja) | 2017-11-27 | 2017-11-27 | 車両用電動リアゲートの制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019094719A true JP2019094719A (ja) | 2019-06-20 |
Family
ID=66972769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017226745A Pending JP2019094719A (ja) | 2017-11-27 | 2017-11-27 | 車両用電動リアゲートの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019094719A (ja) |
-
2017
- 2017-11-27 JP JP2017226745A patent/JP2019094719A/ja active Pending
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