JP2019094125A - 製袋充てん装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の製袋充てん装置において、腕部の他方の端部には、入力軸の移動方向に沿って延びる長穴が設けられ、入力軸は、入力軸の移動に応じて長穴内で移動可能な移動体を介して腕部に連結され、ロードセルは、移動体との接触による歪みを検知することが好ましい。
図1は、本発明の一実施形態に係る製袋充てん装置の要部の構成を示す斜視図である。図1に示すように、本実施形態に係る製袋充てん装置は、ヒートシール可能な軟包装材料1を搬送する過程で、この軟包装材料1に対し搬送方向(図1において矢印A1で示す)に沿った第1ヒートシール部2と、この搬送方向に交叉する第2ヒートシール部3とを形成し、被包装物4を充填した包装袋体5を連続生成するものである。この製袋充てん装置は、典型的には、ピロータイプ包装機、三方シール包装機、四方シール包装機を構成し得るものである。図1は、三方シール包装機の例を示している。ここで、各図には基準座標としてX−Y−Z座標が示されている。Z方向は上下方向であって、上記搬送方向A1はZ方向に沿っている。左右方向であるX方向と前後方向であるY方向は互いに直交し、かつ、Z方向とそれぞれ直交する。
第1熱ロール21は、円板状をなすフランジ部21aを左右に備え、第2熱ロール22も円板状をなすフランジ部22aを左右に備える。
なお、ロードセル57に接触させ、又は、離間可能な移動体としては、ローラーフォロワ55に限定されない。例えば、球状の移動体でもよい。また、入力軸54自体、又は、ピン55a自体を移動体として、ロードセル57へ当接させやすい形状を形成しても良い。
また、第1ヒートシール部2と第2ヒートシール部3の一方のみが一対の熱ロールを用いて形成される場合、その一対の熱ロールは、本実施形態と同様に制御される。
なお、制御部としては、PLC90に限定されず、各種の制御回路、演算回路等を用いることができる。
まず、図9に示すように、電源投入された後に、設定画面91を操作することによって、押力設定値F(単位N)(ステップS1)、押力許容値σ(単位N)(ステップS2)、測定回数C(回)(ステップS3)、及び、調整量τ(単位ミクロン)(ステップS4)を設定し、これらの設定はPLC90へ出力される。これらの設定値はPLC90が備える記憶部に保存される。
図11において、「縦左隙間」は、第1熱ロール対R1の第1熱ロール11のフランジ部11aと、第2熱ロール12のフランジ部12aとの隙間であって、一対の熱ロール11、12間の隙間に対応し、「縦左圧力」は一対のフランジ部11a、12aの間の圧力であって、一対の熱ロール11、12間で搬送される軟包装材料1への押力に対応する。
横軸の時刻は、電源投入後において、製袋動作を行った時刻を示している。電源投入は9時以前に行われ、12時45分以降まで、製袋動作の有無にかかわらずに、設定温度に対して温度調整が継続されている。
これに対して、本実施形態の製袋充てん装置では、圧力低下をロードセル57によって随時読み取っており、筐体の温度上昇にともなって熱ロール間の隙間を狭くするようにステッピングモータ61を動かしているため、図11に示すように、熱ロール間の圧力(「縦左圧力」、「横左圧力」)を略一定に保持することが可能となっている。具体的には、縦左隙間では、9時から12時45分までに、225μmから180μmまで隙間を自動的に小さくしており、横左隙間では、9時から12時45分までに、210μmから155μmまで自動で減少させている。このような制御によって、筐体の膨張によって生じる熱ロール間隙間の拡大によるシール力の低下を抑え、時間の経過にかかわらず略一定となるように制御することができる。すなわち、縦左圧力では96〜98N、横左圧力では96〜104Nの範囲の変動に抑えており、各圧力を略一定とし、これにより、作業者による調整を介さずに安定したシールを実現している。
本発明について上記実施形態を参照しつつ説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、改良の目的又は本発明の思想の範囲内において改良又は変更が可能である。
2 第1ヒートシール部
3 第2ヒートシール部
4 被包装物
5 包装袋体
6 環状ガイド
8 充てん管
9a、9b 回転刃
9 切断装置
11a、12a フランジ部
11 第1熱ロール
12 第2熱ロール
21a、22a フランジ部
21b、22b 突条部
21 第1熱ロール
22 第2熱ロール
31 第1軸受け部
32 第2軸受け部
33、34 支持軸
35 基板
36 立上部(縦筐体部)
37 固定ブロック
38 支柱
40、40’ 隙間調整機構部
41a、41b 端部
41c 側面
41 腕部
42 丸穴
43 ローラーフォロワ
44 長穴
52a ピン
52b スラストブッシュ
52 支持ベース
53a ピン
53b 押さえねじ
53 出力軸
54 入力軸
55a ピン
55 ローラーフォロワ(移動体)
56 セルベース板
57 ロードセル
58 インジケータ
60、60’ 駆動部
61 ステッピングモータ
61b ドライバ
69 送りねじ
70 移動ベース板
71 入力支持板
72、73 スライドサポート軸
90 PLC(制御部)
91 設定画面
121a、122a フランジ部
121b、122b 突条部
121x、122x 回転軸
121 第1熱ロール
122 第2熱ロール
A1 搬送方向
G 隙間
R1、R2 熱ロール対
R11、R12、R13 熱ロール対
Claims (6)
- ヒートシール可能な軟包装材料を搬送する過程で、この軟包装材料に対し搬送方向に沿った第1ヒートシール部と、この搬送方向に交叉する第2ヒートシール部とを形成し、被包装物を充填した包装袋体を連続生成する製袋充てん装置であって、
前記第1ヒートシール部及び前記第2ヒートシール部の少なくとも一方は、前記軟包装材料を隙間に挟んで回転される一対の熱ロールによって形成されるようになっており、
前記一対の熱ロールの隙間は、前記一対の熱ロールの一方の軸受け部に連結された隙間調整機構部を駆動させることによって、前記一対の熱ロールの一方を他方側へ向かう方向又は他方側から遠ざかる方向へ変位させることで調整され、
前記隙間調整機構部の駆動状態がロードセルにおいて歪みとして検知され、この歪み量に基づいて前記隙間が算出されることを特徴とする製袋充てん装置。 - 前記隙間調整機構部は、支軸を中心にして回動可能な腕部を有し、この腕部は、その一方の端部に設けた出力軸を介して、前記一対の熱ロールの一方の軸受け部に連結され、
前記腕部の他方の端部には、前記ロードセルが固定されるとともに、駆動部からの入力軸が連結され、
前記入力軸は、その動きに応じた圧力で前記ロードセルと当接され、又は、離間されることが可能な状態で、前記腕部の他方の端部に連結される請求項1に記載の製袋充てん装置。 - 前記腕部の他方の端部には、前記入力軸の移動方向に沿って延びる長穴が設けられ、
前記入力軸は、前記入力軸の移動に応じて前記長穴内で移動可能な移動体を介して前記腕部に連結され、
前記ロードセルは、前記移動体との接触による歪みを検知する請求項2に記載の製袋充てん装置。 - 前記ロードセルによる検知結果に基づいて前記隙間調整機構部を駆動させて前記隙間を調整する制御部を備える請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の製袋充てん装置。
- 前記制御部は前記一対の熱ロール間の圧力を略一定に保持するように前記隙間を調整する請求項4に記載の製袋充てん装置。
- 前記制御部は、電源投入後、前記製袋充てん装置の筐体が設定温度に到達するまで上昇している間は、経過時間にしたがって前記隙間を減少させるように調整する請求項4又は請求項5に記載の製袋充てん装置。
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CN113060363B (zh) * | 2021-03-16 | 2023-05-12 | 重庆市万州职业教育中心 | 热压封口机 |
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