JP2019094088A - 伸張シート及び収納容器 - Google Patents

伸張シート及び収納容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2019094088A
JP2019094088A JP2017224411A JP2017224411A JP2019094088A JP 2019094088 A JP2019094088 A JP 2019094088A JP 2017224411 A JP2017224411 A JP 2017224411A JP 2017224411 A JP2017224411 A JP 2017224411A JP 2019094088 A JP2019094088 A JP 2019094088A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cut
distance
stretch sheet
pattern
cut pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2017224411A
Other languages
English (en)
Inventor
孝男 小林
Takao Kobayashi
孝男 小林
礼子 椎橋
Reiko Shiibashi
礼子 椎橋
充 下村
Mitsuru Shimomura
充 下村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oji Holdings Corp
Original Assignee
Oji Holdings Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oji Holdings Corp filed Critical Oji Holdings Corp
Priority to JP2017224411A priority Critical patent/JP2019094088A/ja
Publication of JP2019094088A publication Critical patent/JP2019094088A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Buffer Packaging (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Abstract

【課題】コスト増を招くことなく、緩衝材として十分な強度を有する伸張シートを提供する。【解決手段】直線状に延びる第1切込みCP1と第2切込みCP2とが交差して十字状に形成されたカットパターンCPが基材51に二次元的に複数配列されている。カットパターンの第1切込みは、隣り合うカットパターンの第1切込みの延長線から離間して配置され、カットパターンの第2切込みは、隣り合うカットパターンの第2切込みの延長線から離間して配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、生鮮食品や割れ物等の包装材などとして使用可能な伸張シート及び収納容器に関するものである。
果実、野菜等の生鮮食品や、瀬戸物、ガラス等の割れやすい製品の包装には、緩衝材を有する収納容器が使用されている。
この種の収納容器として、特許文献1には、収納物を挟んだ両側から伸縮自在な樹脂フィルムで挟持する技術が開示されている。特許文献2には、非伸縮性の基材に切込みを付与することで形成した伸張シートを有する収納容器が開示されている。
特開平7−330034号公報 特開2016−155601号公報
しかしながら、特許文献1に記載された収納容器では、天板、底板の双方に樹脂フィルムが必要になってしまう。また、特許文献2に記載された伸張シートでは、切込みパターンによっては、網目が破れて収納物が落下する等、十分な強度を有するとは言い難い。
本発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、コスト増を招くことなく、緩衝材として十分な強度を有する伸張シート及び収納容器を提供することを目的とする。
[1] 直線状に延びる第1切込みと第2切込みとが交差して十字状に形成されたカットパターンが基材に二次元的に複数配列され、前記カットパターンの第1切込みは、隣り合うカットパターンの前記第1切込みの延長線から離間して配置され、前記カットパターンの第2切込みは、隣り合うカットパターンの前記第2切込みの延長線から離間して配置されている、伸張シート。
[2] 前記基材は矩形状に形成され、前記第1切込みと前記第2切込みとは、それぞれの中点で交差し、前記カットパターンの前記中点と、前記基材の長辺方向で隣り合う前記カットパターンとの最短距離は、前記長辺方向に沿って段階的に増加している、[1]記載の伸張シート。
[3] 前記基材は矩形状に形成され、前記第1切込みと前記第2切込みとは、それぞれの中点で交差し、前記カットパターンの前記中点と、前記基材の短辺方向で隣り合う前記カットパターンとの最短距離は、前記短辺方向に沿って段階的に増加している、[1]または[2]記載の伸張シート。
[4] 前記最短距離の段階的な増加に応じて、前記第1切込みと前記第2切込みとの交差角度は段階的に変化している、[2]または[3]記載の伸張シート。
[5] 前記最短距離の段階的な増加に応じて、前記基材の厚さ方向に延び前記中点を通る軸線周りのカットパターンの回転角度は段階的に変化している、[2]または[3]記載の伸張シート。
[6] 前記カットパターンは、前記第1切込みと前記第2切込みとの交差部を基準点として、前記基準点が第1方向及び前記第1方向と直交する第2方向に沿ってそれぞれ複数配列され、前記第1方向で隣り合う前記カットパターン同士の前記基準点は、前記第1方向に距離d1で離間するとともに前記第2方向に距離d2(d2≦d1)で離間し、前記第2方向で隣り合う前記カットパターン同士の前記基準点は、前記第2方向に距離d3(d2≦d3)で離間するとともに前記第1方向に距離d4(d4≦d3、d4≦d1)で離間したときに、距離d1は、距離d4の非整数倍であり、距離d3は、距離d2の非整数倍である、[1]から[5]のいずれか一項に記載の伸張シート。
[7] 空洞を囲む基板で形成され収納容器であって、前記基板の一部は、[1]から[6]のいずれか一項に記載の伸張シートである、収納容器。
[8] 前記伸長シートは、水平面に対して傾斜して配置されている、[7]記載の収納容器。
[9] 前記伸張シートは、前記基板に上方に開口して形成された開口部を覆って設けられている、[7]または[8]記載の収納容器。
[10] 前記伸張シートの基材は、上方に臨んで配置された前記基板である、[7]または[8]記載の収納容器。
本発明では、コスト増を招くことなく、緩衝材として十分な強度を有する伸張シートを提供できる。
本発明の実施の形態を示す図であって、第1実施形態の伸張シート50の平面図である。 カットパターンCPを拡大した平面図である。 基材51の長辺方向及び短辺方向を基準として、カットパターンCPの配置を拡大して示した図である。 カットパターンCPの回転角とZ方向の伸張量との関係を示す図である。 カットパターンCPの角度βとZ方向の伸張量との関係を示す図である。 スケールとZ方向の伸張量との関係を示す図である。 交差角αとZ方向の伸張量との関係を示す図である。 基準Pを中心として、カットパターンCPが回転して配置された伸張シート50の平面図である。 伸張シート50が貼設された収納容器100の外観斜視図である。 実施例1の伸張シート50に収納物を収納した場合をシミュレーションした図である。 回転角度(角度β)が段階的に変化したカットパターンCPが配列された伸張シート50に収納物を収納した場合をシミュレーションした図である。 第4実施形態に係る収納容器1の分解斜視図である。 収納容器1を長辺方向を含む面で切断した断面図である。
以下、本発明の伸張シート及び収納容器の実施の形態を、図1ないし図13を参照して説明する。
[伸張シートの第1実施形態]
まず、図1及び図2を参照して伸張シートの第1実施形態について説明する。
図1は、伸張シート50の平面図である。
図1に示すように、伸張シート50は、平面視矩形状の基材51に形成された複数のカットパターンCPを有している。基材51は、一例として、非伸縮性のシートである。基材51は、例えば、紙、合成紙、プラスチックフィルム、織布、不織布、金属薄膜等により形成されている。
なお、以下の説明では、矩形状の基材51の長辺方向をX方向とし、短辺方向をY方向とし、X方向及びY方向と直交する基材51の厚さ方向をZ軸方向として適宜説明する。
カットパターンCPは、いずれも直線状に延びる第1切込みCP1と第2切込みCP2とが交差して十字状に形成されている。第1切込みCP1と第2切込みCP2とはそれぞれの中点で直交して交差している。すなわち、第1切込みCP1と第2切込みCP2とは、交差角度90度で交差している。また、第1切込みCP1及び第2切込みCP2は、ぞれぞれX軸に対して45度の角度で交差している。第1切込みCP1及び第2切込みCP2は、それぞれ中点からの長さL(すなわち、全長2×L)で形成され基材51を貫通している。
図2は、カットパターンCPを拡大した平面図である。図2においては、カットパターンCPの第1切込みCP1が延びる方向をy方向(第1方向)とし、第2切込みCP2が延びる方向をx方向(第2方向)とし、y方向及びx方向と直交する方向をz方向として図示している。y方向及びx方向は、それぞれY方向及びX方向と45度傾いた方向である。
カットパターンCPは、第1切込みCP1と第2切込みCP2との交差部を基準点Pとして、当該基準点Pがy方向及びx方向に沿って離間してそれぞれ複数配列されている。例えば、カットパターンCPと+y方向で隣り合うカットパターンCP(便宜上、カットパターンCPyと称する)の基準点Pyは、基準点Pに対して+y方向に距離d1で離間している。また、カットパターンCPyの基準点Pyは、基準点Pに対して+x方向に距離d2で離間している。本実施形態における上記の距離d1、d2、第1切込みCP1と第2切込みCP2の長さLは、d2<L<d1の関係で設定されている。
+y方向に沿って配列されるカットパターンCPは、基準点Pyが上記のように基準点Pに対して+y方向に距離d1で離間し、+x方向に距離d2で離間して順次配列されている。従って、カットパターンCPとy方向で隣り合うカットパターンCPyの第1切込みCP1は、カットパターンCPの第1切込みCP1の延長線から離間して配置されている。
カットパターンCPと+x方向で隣り合うカットパターンCP(便宜上、カットパターンCPxと称する)の基準点Pxは、基準点Pに対して+x方向に距離d3で離間している。また、カットパターンCPxの基準点Pxは、基準点Pに対して−y方向に距離d4で離間している。本実施形態における上記の距離d3、d4、第1切込みCP1と第2切込みCP2の長さLは、一例として、d4<L<d3の関係で設定されている。
x方向に沿って配列されるカットパターンCPは、基準点Pxが上記のように基準点Pに対して+x方向に距離d3で離間し、−y方向に距離d4で離間して順次配列されている。従って、カットパターンCPとx方向で隣り合うカットパターンCPxの第2切込みCP2は、カットパターンCPの第2切込みCP2の延長線から離間して配置されている。
上記構成の伸張シート50の製造方法としては特に限定はないが、基材51を所定のパターンでカットパターンCPを打ち抜き加工することが好ましい。打ち抜きの装置としては、平板型の打ち抜き装置の他、ローラー型の打ち抜き装置を用いてもよい。
また、基材をレーザー加工することにより、製造してもよい。
上記構成の伸張シート50においては、収納物を載置した際に、収納物の自重に応じて第1切込みCP1及び第2切込みCP2が開くことにより、カットパターンCPが配置された領域の表面積が広がる。その結果、伸張シート50は、中央部が下方に膨出して伸張し宙吊り状態で収納物を保持(収納)できる。
この際に、第1切込みCP1及び第2切込みCP2の少なくとも一方の切れ目が長さ方向に広がる可能性がある。この場合、隣り合うカットパターンCPにおける第1切込みCP1同士または第2切込みCP2同士が延長線上に配置されていると、広がった切れ目が繋がって伝播する。その結果、切れ目が収納物の大きさよりも大きくなり収納物が落下したり、伸張量が大きくなることで振動が加わった際の振幅が大きくなり収納物が底部あるいは蓋部に衝突して損傷する事態が生じる。
これに対して、本実施形態の伸張シート50は、隣り合うカットパターンCPにおける第1切込みCP1同士及び第2切込みCP2同士が延長線から離間して配置されているため、第1切込みCP1の切れ目が長さ方向に広がった場合でも隣り合うカットパターンCPにおける第1切込みCP1に切れ目が伝播すること、及び第2切込みCP2の切れ目が長さ方向に広がった場合でも隣り合うカットパターンCPにおける第2切込みCP2に切れ目が伝播することをそれぞれ抑制することができる。そのため、本実施形態の伸張シート50では、複数枚の伸張シート50を用いてコスト増を招くことなく、緩衝材として十分な強度を発現できる。
上記の距離d1〜距離d4については任意に設定可能であるが、例えば距離d3が距離d2のn倍(nは整数)の場合には、y方向に配列されたカットパターンCPは(n−1)個毎に第1切込みCP1同士が延長線上に配置される。同様に、例えば距離d1が距離d4のm倍(mは整数)の場合には、x方向に配列されたカットパターンCPは(m−1)個毎に第2切込みCP2同士が延長線上に配置される。
この場合、第1切込みCP1と第2切込みCP2の少なくとも一方の切れ目が長さ方向に大きく広がった場合は、当該切れ目が繋がって伝播する可能性がある。従って、距離d3が距離d2の非整数倍であり、距離d1が距離d4の非整数倍であれば、切れ目が長さ方向に大きく広がった場合でも切れ目が繋がって伝播することを抑制できる。
[実施例]
以下、実施例を示して本発明を詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実施することができる。
(実施例1、比較例1〜2)
基材として、ポリエステル不織布を用い、[表1]に示すカットパターンを有する実施例1、比較例1〜2の伸張シートについて落下試験及び実輸送試験を実施した。基材は、長辺方向の長さ約230mm、短辺方向の長さ約190mmの矩形状とした。カットパターンは、長辺方向約190mm、短辺方向約150mmの領域に配置した。伸張シートは、天面に開口を有する包装箱(長さ220mm、幅160mm、高さ130mm)における天面に開口を覆うように、周縁部をホットメルトで接着した。開口の大きさは、長辺方向を180mm、短辺方向を120mmとした。
実施例1のカットパターンは、図1及び図2における長さLを10mm、距離d1、d3を15mm、距離d2、d4を5mmとした。比較例1のカットパターンは、J字状の切込みが60度間隔で放射状に形成されたパターンを千鳥配置した。比較例2のカットパターンは、直線状の切込みが120度間隔で放射状に形成されたパターンを千鳥配置した。
(落下試験)
上記各例の伸張シートを天面に貼設し、当該伸張シートにブドウ又はブドウを模したダミー(重量:500g)を収納した包装箱を落下試験機を用いて高さ23cmから自由落下させた際の最大振幅(mm)を測定するとともに、上記の自由落下を繰り返した。伸張シートが破れてブドウ又はブドウを模したダミーが包装箱の底部に接触するまでに要する自由落下回数を計数した。
(落下試験の評価)
宅配便等による配送時には、包装箱の積み降ろしの際に大きな荷重が包装箱に加わることが判明しており、通常の配送では最大10回程度の積み降ろしが生じることを想定し、ブドウ又はブドウを模したダミーが包装箱の底部に接触するまでの自由落下回数が10回未満を×とし、10回以上、20回未満を△とし、20回以上を○とした。
(実輸送試験)
上記実施例1及び比較例1の伸張シートを天面に貼設し、当該伸張シートにブドウ又はブドウを模したダミーを収納した包装箱を宅配便にて輸送した。
(実輸送試験の評価)
宅配便にて着荷した際にシートが破れてブドウ又はブドウを模したダミーが包装箱の底部に接触していた場合を×とし、底部に接触していなかった場合を○とした。
[表1]に示されるように、比較例1のカットパターンでは、落下試験及び実輸送試験の双方で試験結果が不適であることを確認できた。また、比較例2のカットパターンでは、落下試験で試験結果が不適であることを確認できた。これに対して、実施例1のカットパターンでは、落下試験及び実輸送試験の双方で試験結果が適合していることを確認できた。
(カットパターンの長さ、間隔(距離d1〜d4))
[表2]に長さL、距離d2、d4、距離d1、d3と、Z方向の伸張量及び伸張状態との関係を示す。[表2]に示す実施例1は、長さLが10mm、距離d2、d4が5mm、距離d1、d3が15mmである。実施例2は、長さLが10mm、距離d2、d4が4mm、距離d1、d3が14mmである。実施例3は、長さLが9mm、距離d2、d4が4mm、距離d1、d3が13mmである。実施例4は、長さLが11mm、距離d2、d4が5mm、距離d1、d3が16mmである。
[表2]に示されるように、長さLが同一の実施例1と実施例2とを比較すると、距離d2、d4及び距離d1、d3が小さくカットパターンCPがより密に配置される実施例2については、Z方向の伸張量が実施例1のカットパターンCPよりも大きいことが確認できた。また、距離d2、d4が同一である実施例2と実施例3とを比較すると、カットパターンCPの長さLが短い実施例3のカットパターンCPのZ方向の伸張量が実施例2のカットパターンCPのZ方向の伸張量よりも小さいことが確認できた。また、距離d2、d4が同一である実施例1と実施例4とを比較すると、カットパターンCPの長さLが長い実施例4のカットパターンCPのZ方向の伸張量が実施例1のカットパターンCPのZ方向の伸張量よりも大きいことが確認できた。
[伸張シートの第2実施形態]
次に、伸張シート50の第2実施形態について、図3乃至図7を参照して説明する。これらの図において、図1及び図2に示す第1実施形態の構成要素と同一の要素については同一符号を付し、その説明を省略する。
上記第1実施形態の伸張シート50では、カットパターンCPが一様な伸張特性をもって配列される構成を例示したが、本実施形態ではカットパターンCPの伸張特性が分布をもって配列される構成について説明する。
本実施形態では、カットパターンCPの伸張特性について、例えば、長辺方向に沿って分布を生じさせるために、長辺方向における切れ目間の距離を段階的に変化させる。なお、長辺方向におけるカットパターンCPの基準点Pの配置間隔を大きくした場合、基材51に形成されるカットパターンCPの数が減少する。この場合、各カットパターンCPに対して応力が集中しやすくなる。そのため、本実施形態では、図1及び図2に示した各カットパターンCPの基準点Pの位置を維持することでカットパターンCPの数を確保している。
図3は、基材51の長辺方向及び短辺方向を基準として、カットパターンCPの配置を拡大して示した図である。図3に示すように、本実施形態では、基準点Pから長辺方向または短辺方向で隣り合うカットパターンCPまでの距離cを指標として、第1切込みCP1と第2切込みCP2とが直交するカットパターンCPについて基準点Pを中心としてZ軸と平行な軸周り方向(θZ方向)に回転させる角度β(Y軸との交差角度)、または第1切込みCP1と第2切込みCP2との交差角αを調整することにより、距離cを変化させる。
(角度βによる調整)
[表3]に角度βとZ方向の伸張量との関係を示す。[表3]における実施例5は、基準点Pを中心として実施例1のカットパターンCPを+θZ方向(反時計回り方向)に5度回転させたカットパターンである。[表3]における実施例6は、基準点Pを中心として実施例1のカットパターンCPを−θZ方向(時計回り方向)に5度回転させたカットパターンである。[表3]における実施例7は、基準点Pを中心として実施例1のカットパターンCPを+θZ方向に10度回転させたカットパターンである。
図4は、カットパターンCPの回転角とZ方向の伸張量との関係を示す図である。図5は、カットパターンCPの角度βとZ方向の伸張量との関係を示す図である。
[表3]、図4及び図5に示されるように、回転角が大きく角度βが小さいほど第1切込みCP1同士の間隔(すなわち、第1切込みCP1間の基材51の幅)及び第2切込みCP2同士の間隔(すなわち、第2切込みCP2間の基材51の幅)が広くなり、Z方向の伸張量が小さいことが確認できた。逆に、回転角が小さく角度βが大きいほど第1切込みCP1同士の間隔(すなわち、第1切込みCP1間の基材51の幅)及び第2切込みCP2同士の間隔(すなわち、第2切込みCP2間の基材51の幅)が狭くなり、Z方向の伸張量が大きいことが確認できた。
(交差角αによる調整)
[表4]に交差角α、実施例1における距離cを基準とする距離cのスケール(比)、及びZ方向の伸張量との関係を示す。[表4]における実施例8は、交差角αを53度としてスケールを0.5倍としたパターンである。[表4]における実施例9は、交差角αを74度としてスケールを0.75倍としたパターンである。[表4]における実施例10は、交差角αを103度としてスケールを1.25倍としたパターンである。[表4]における実施例11は、交差角αを113度としてスケールを1.5倍としたパターンである。[表4]における実施例12は、交差角αを127度としてスケールを2.0倍としたパターンである。
図6は、スケールとZ方向の伸張量との関係を示す図である。図7は、交差角αとZ方向の伸張量との関係を示す図である。
[表4]、図6及び図7に示されるように、カットパターンCPが交差角αが90度でスケール1.0のときに、Z方向の伸張量が最大値となり、交差角α及びスケールがこの値から離れるほどZ方向の伸張量が小さくなることが確認できた。
[第3実施形態;伸張シートを用いた収納容器]
次に、第3実施形態として、上記第2実施形態で説明した伸張シート50を用いた収納容器について、図8乃至図11を参照して説明する。これらの図において、図3乃至図7に示す第2実施形態の構成要素と同一の要素については同一符号を付し、その説明を省略する。
図8は、上述した基準Pを中心として、調整された角度βでカットパターンCPが回転して配置された伸張シート50の平面図である。図8に示されるように、基材51には、距離cが6.000mmとなる領域AR1、距離cが6.375mmとなる領域AR2、距離cが6.750mmとなる領域AR3、距離cが7.125mmとなる領域AR4、距離cが7.500mmとなる領域AR5、距離cが7.875mmとなる領域AR6、距離cが8.250mmとなる領域AR7、距離cが8.625mmとなる領域AR8、距離cが9.000mmとなる領域AR9が+X側から順次配置されている。
各領域AR1〜AR9においては、距離cが上記の値となるように、角度βが長辺方向に段階的(例えば、角度βが約3度ずつ)に変化している。領域AR1〜AR9のうち、例えば、長辺方向の中央に位置する領域AR5において第1切込みCP1及び第2切込みCP2がX軸またはY軸と角度β=45度で交差し、+X側に位置する領域AR1〜AR4の角度βと、−X側に位置する領域AR6〜AR9の角度βとが逆方向に変化する。すなわち、角度βは、領域AR5において所定の基準角度に設定され、領域AR1〜AR4において基準角度から、例えば、+θZ側に段階的に変化し、領域AR6〜AR9において基準角度から、例えば、−θZ側に段階的に変化してもよい。
上述したように、切れ目同士の間隔が狭く、切れ目間の基材51の幅が狭いほどZ方向の伸張量は大きい。図8で示した伸張シート50は、領域AR9における距離cが最も大きく、領域AR1における距離cが最も小さく形成されている。従って、伸張シート50におけるZ方向の伸張量は、領域AR9が最も小さく、領域AR1が最も大きく、領域AR9から領域AR1に向かって段階的に増加している。
図9は、図8で示した伸張シート50が貼設された収納容器100の外観斜視図である。収納容器100は、伸張シート50が貼設された平面視矩形状の天板101、天板101の長辺から下方に延びる側板102、及び天板101の短辺から下方に延びる側板103を有している。天板101及び側板102、103は空洞を囲んで配置された基板である。
天板101は、水平面に対して傾斜している。天板101は、上方に開口する開口部104を有している。伸張シート50は、開口部104を覆った状態で天板101にホットメルト等により接着されている。伸張シート50は、領域AR1が天板101の高い側、領域AR9が天板101の低い側となる向きで天板101に接着されている。なお、図9においては、伸張シート50は天板101の上面に貼設された構成を例示したが、伸張シート50が天板101の裏面に貼設される構成であってもよい。
図10は、基準角度で回転していない状態(角度β=45度)でカットパターンCPが配列された上述した実施例1の伸張シート50に収納物を収納した場合をシミュレーションした図である。図11は、回転角度(角度β)が段階的に変化したカットパターンCPが配列された図8に示した伸張シート50に収納物を収納した場合をシミュレーションした図である。
実施例1の伸張シート50は、カットパターンCPの回転角度(角度β)が一定であるため、水平面に対して傾斜して配置されている伸張シート50に収納物を収納すると、図10に示されるように、収納物は天板101の傾斜に沿って傾いて収納される。一方、領域AR1が天板101の高い側、領域AR9が天板101の低い側となる向きで天板101に接着された伸張シート50に収納物を収納すると、伸張シート50は高い側の伸張量が多く低い側の伸張量が少なく、段階的に変化することから、図11に示されるように、収納物は略水平に収納される。
このように、本実施形態の収納容器100では、天板101が傾斜しているため、陳列された際に収納物の視認性が向上する。また、本実施形態の収納容器100では、伸張量が長辺方向に沿って段階的に変化する伸張シート50が貼設されているため、伸張シート50が傾斜して配置された場合でも、収納物を略水平に収納することが可能になる。そのため、本実施形態の収納容器100では、球状の収納物を積み上げて収納した場合でも収納物が転がって落下する等の事態を抑制することができる。
収納容器100において収納物が略水平に収納されるために、伸張シート50における長辺方向の伸張量の変化量は、天板101及び伸張シート50の傾斜角に応じて設定されることが好ましい。
なお、回転角度(角度β)が段階的に変化したカットパターンCPを有する伸張シート50が天板101に貼設された構成を例示したが、交差角αが長辺方向に沿って段階的に変化したカットパターンCPを有する伸張シート50が天板101に貼設される構成であってもよい。交差角αが長辺方向に沿って段階的に変化したカットパターンCPを有する伸張シート50を用いる場合には、上述したように、交差角αが90度でスケール1.0のときに、伸張シート50のZ方向の伸張量が最大値となるため、交差角αが90度でスケール1.0のカットパターンCPを天板101の高い側に配置し、交差角α及びスケールが天板101の低い側に向けてこの値から段階的に離れる値のカットパターンCPを配置すればよい。
[第4実施形態;伸張シートを用いた収納容器]
次に、第4実施形態として、上記第2実施形態で説明した伸張シート50を用いた収納容器について、図12及び図13を参照して説明する。これらの図において、図8乃至図11に示す第3実施形態の構成要素と同一の要素については同一符号を付し、その説明を省略する。
図12は、収納容器1の分解斜視図である。
収納容器1は、外トレー10、内枠30及び伸張シート50を備えている。内枠30は、外トレー10の内部に上方から装着される。伸張シート50は、内枠30の上端側に貼付される。外トレー10及び内枠30は、例えば、段ボールのブランクシートを折り曲げることによりそれぞれ作製される。図12において、伸張シート50は、内枠30に貼設されて縁部が折り曲げられた状態が示されている。
外トレー10は、平面視矩形状の底壁部11、及び底壁部11の各端縁から上方に延びる側壁部12A、12Bを備えている。側壁部12Aは、底壁部11の長辺方向で対向している。側壁部12Bは、底壁部11の短辺方向で対向している。側壁部12Aは、上方に突出する突出壁13をそれぞれ有している。突出壁13は、側壁部12Aの中央部側に局所的に設けられている。
内枠30は、角筒状に形成されている。内枠30は、側壁部31A、31Bと、連結壁32とを有している。側壁部31A、31Bは、互いに交差して矩形に配置されている。側壁部31Aは、長辺方向で対向している。側壁部31Aは、後述する側板43、44の重ね合わせを保持する保持部34を有している。
側壁部31Bは、短辺方向で対向している。連結壁32は、隣り合う側壁部31Aと側壁部31Bとの各交差部にそれぞれ配置されている。連結壁32は、隣り合う側壁部31A、31Bの上端同士を局所的に連結する。連結壁32は、側壁部31A、31Bの各上端の一部を一辺とし、側壁部31A及び側壁部31Bを繋ぐ線分を斜辺とする平面視で直角三角形状の板状に形成されている。
内枠30は、下端側については、側壁部31A、31Bに囲まれた矩形状に開口している。内枠30は、上端側については、側壁部31A、31Bの各上端と連結壁32の上記斜辺とに囲まれた略八角形の開口部33を有している。
内枠30における長辺方向の最大幅は、外トレー10における側壁部12A間の距離(すなわち、外トレー10における内部空間の長辺方向の距離)よりも小さい。内枠30における短辺方向の最大幅は、外トレー10における側壁部12B間の距離(すなわち、外トレー10における内部空間の短辺方向の距離)よりも小さい。従って、内枠30は、外トレー10の内部空間に挿入して装着される。内枠30における側壁部31A、31Bの高さは、外トレー10の内部空間の深さ以下に設定されている。外トレー10における突出壁13の上端の位置は、外トレー10の内部空間に装着された内枠30の側壁部31A、31Bの高さよりも上側に設定されている。
伸張シート50は、内枠30における側壁部31A、31Bの上端及び連結壁32の上面と、各側壁部31A、31Bの上端側の外面を覆い、且つ側壁部31A、31Bの外側の側面に貼付可能な大きさに形成されている。伸張シート50は、一例として、各側壁部31A、31Bの外側の側面においてホットメルトによって接着固定されている。伸張シート50の固定手段としては、両面テープ等の他の手段を用いてもよい。
上記構成の収納容器1は、伸張シート50が貼設された側を上方に向けた内枠30が外トレー10の内部に上方から装着されて形成される。
図13は、収納容器1を長辺方向を含む面で切断した断面図である。
図13に示すように、収納容器1においては、伸張シート50に収納対象物Fが宙吊り状態で収納されている。
本実施形態の収納容器1においては、上述した伸張シート50が貼設されているため、コスト増を招くことなく、緩衝材が十分な強度を発現することができる。また、本実施形態の収納容器1においては、伸張シート50の貼付面よりも上方に突出した突出壁13が長辺方向の両側に配置されているため、突出壁13が衝立となって収納対象物Fの移動(滑り)を阻止できる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では、距離d1〜d4が、d2<d1、d2<d3、d4<d3、d4<d1の関係で設定される構成を例示したが、この構成に限定されず、隣り合うカットパターンCPにおいて、第1切込みCP1同士が各延長線から離間して配置され、第2切込みCP2同士が各延長線から離間して配置されていれば、d2=d1、d2=d3、d4=d3、d4=d1の関係で設定されてもよい。
また、上記実施形態における収納容器1、100においては、伸張シート50を天板101に貼設する構成を例示したが、この構成に限定されない。例えば、天板101が伸張シート50における基材であり、当該天板101に上記カットパターンCPが形成されている構成であってもよい。
1M、100…収納容器、 50…伸張シート、 51…基材、 101…天板(基板)、 102、103…側板(基板)、 104…開口部、 CP、CPx、CPy…カットパターン、 CP1…第1切込み、 CP2…第2切込み、 P、Px、Py…基準点

Claims (10)

  1. 直線状に延びる第1切込みと第2切込みとが交差して十字状に形成されたカットパターンが基材に二次元的に複数配列され、
    前記カットパターンの第1切込みは、隣り合うカットパターンの前記第1切込みの延長線から離間して配置され、
    前記カットパターンの第2切込みは、隣り合うカットパターンの前記第2切込みの延長線から離間して配置されている、伸張シート。
  2. 前記基材は矩形状に形成され、
    前記第1切込みと前記第2切込みとは、それぞれの中点で交差し、
    前記カットパターンの前記中点と、前記基材の長辺方向で隣り合う前記カットパターンとの最短距離は、前記長辺方向に沿って段階的に増加している、請求項1記載の伸張シート。
  3. 前記基材は矩形状に形成され、
    前記第1切込みと前記第2切込みとは、それぞれの中点で交差し、
    前記カットパターンの前記中点と、前記基材の短辺方向で隣り合う前記カットパターンとの最短距離は、前記短辺方向に沿って段階的に増加している、請求項1または2記載の伸張シート。
  4. 前記最短距離の段階的な増加に応じて、前記第1切込みと前記第2切込みとの交差角度は段階的に変化している、請求項2または3記載の伸張シート。
  5. 前記最短距離の段階的な増加に応じて、前記基材の厚さ方向に延び前記中点を通る軸線周りのカットパターンの回転角度は段階的に変化している、請求項2または3記載の伸張シート。
  6. 前記カットパターンは、前記第1切込みと前記第2切込みとの交差部を基準点として、前記基準点が第1方向及び前記第1方向と直交する第2方向に沿ってそれぞれ複数配列され、
    前記第1方向で隣り合う前記カットパターン同士の前記基準点は、前記第1方向に距離d1で離間するとともに前記第2方向に距離d2(d2≦d1)で離間し、
    前記第2方向で隣り合う前記カットパターン同士の前記基準点は、前記第2方向に距離d3(d2≦d3)で離間するとともに前記第1方向に距離d4(d4≦d3、d4≦d1)で離間したときに、
    距離d1は、距離d4の非整数倍であり、
    距離d3は、距離d2の非整数倍である、請求項1から5のいずれか一項に記載の伸張シート。
  7. 空洞を囲む基板で形成され収納容器であって、
    前記基板の一部は、請求項1から6のいずれか一項に記載の伸張シートである、収納容器。
  8. 前記伸張シートは、水平面に対して傾斜して配置されている、請求項7記載の収納容器。
  9. 前記伸張シートは、前記基板に上方に開口して形成された開口部を覆って設けられている、請求項7または8記載の収納容器。
  10. 前記伸張シートの基材は、上方に臨んで配置された前記基板である、請求項7または8記載の収納容器。
JP2017224411A 2017-11-22 2017-11-22 伸張シート及び収納容器 Ceased JP2019094088A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017224411A JP2019094088A (ja) 2017-11-22 2017-11-22 伸張シート及び収納容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017224411A JP2019094088A (ja) 2017-11-22 2017-11-22 伸張シート及び収納容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019094088A true JP2019094088A (ja) 2019-06-20

Family

ID=66972630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017224411A Ceased JP2019094088A (ja) 2017-11-22 2017-11-22 伸張シート及び収納容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019094088A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3655501A (en) * 1968-03-26 1972-04-11 Guenther Horst Tesch Flexible materials
JPS51127887U (ja) * 1975-04-08 1976-10-15
JPS52131997U (ja) * 1976-03-31 1977-10-06
JP2016135688A (ja) * 2015-01-20 2016-07-28 有限会社岸印刷 収容トレイ及びこれを有する包装容器

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3655501A (en) * 1968-03-26 1972-04-11 Guenther Horst Tesch Flexible materials
JPS51127887U (ja) * 1975-04-08 1976-10-15
JPS52131997U (ja) * 1976-03-31 1977-10-06
JP2016135688A (ja) * 2015-01-20 2016-07-28 有限会社岸印刷 収容トレイ及びこれを有する包装容器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3334798A (en) General purpose packing material
US3356209A (en) Modular packaging
CN100528697C (zh) 用于装运和陈列码垛零售产品的模块化包装系统
JP2012030893A (ja) 開放パッケージ
US2845758A (en) Method of packaging cylindrical containers
CA2230566A1 (en) Connected hollow structure and packaging member
JP2019094088A (ja) 伸張シート及び収納容器
US3111222A (en) Folding box
JP3210742U (ja) ガラス板梱包体
KR101757074B1 (ko) 광고 및 보강지주기능과 상품보호를 위한 포장상자용 칸막이
US9199762B1 (en) Bulk box dampening systems
JP6954046B2 (ja) 伸張シートの基材の評価方法
US3568830A (en) Ship-display tray and packaging
JP6906125B2 (ja) 複数の品物の梱包容器とその梱包方法
US20200339333A1 (en) Blank for packaging
WO2009133121A1 (en) Support member made by folding of planar materials
WO2020141376A1 (en) Improved bubble wrap construction
JP3219284U (ja) 梱包資材
JP2007209644A (ja) 物品収納棚
KR200492831Y1 (ko) 케익 받침대
CN203211629U (zh) 一种带分层结构的瓦楞纸箱
JP2019031326A5 (ja)
JP2019058623A (ja) 物品分別斜め収納具
WO2022107458A1 (ja) ガラス板梱包体及びガラス板梱包体製造方法
KR20130001004U (ko) 과일 포장용 상자 완충재

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201020

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210525

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210628

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211116

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20220325