JP2019094083A - ラベル貼付装置 - Google Patents
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Abstract
Description
検査機関においては、返送された検体採取用キットの収納袋の記載内容等が確認、登録された後、検査員によって収納袋から検体容器が取り出され、検体容器内の検体に対して所定の検査が行われる。
また、検体採取用キットを発送するに際しては、貼付されたラベルに表示された発送先情報に基づいて仕分け作業が行われ、所定数の同一発送先の検体採取用キットがまとめて1つの輸送用袋に収納されて発送される。
また、ラベルが収納袋等に貼付された検体採取用キットの仕分け作業は、作業者の確認に頼らざるを得ず、互いに発送先の異なる検体採取用キットが輸送用袋に混入されて誤配送が発生するおそれがあった。
このように、従来においては、検体採取用キットにおけるラベルの貼り付け作業および仕分け作業は、極めて煩雑であるため、自動化を図ることが困難であって、人手に頼るしかないのが現状であった。
前記搬送路におけるラベル貼付位置においてラベル貼付対象物に関する情報が表示されたラベルを当該ラベル貼付対象物に貼付するラベル貼付処理部と、
前記搬送部より順次に送り出されるラベル貼付処理後のラベル貼付対象物を、前記搬送部での搬送時と同一の姿勢を維持したまま、ラベル貼付処理が行われた順序で整列させた状態で一時的に貯留可能な貯留部と
を備えることを特徴とする。
前記受け止め位置において反転用受け部材が当該貯留用受け部材に重ね合わられた状態で、当該貯留用受け部材および当該反転用受け部材が共に回動されることにより、前記回収位置において、当該貯留用受け部材に貯留された複数のラベル貼付対象物が一斉に当該反転用受け部材に移載される構成とされていることが好ましい。
前記貯留用受け部材が前記受け止め位置にあるとき、当該開口部が塞がれてラベル貼付処理後のラベル貼付対象物が前記貯留部に搬送され、当該貯留用受け部材が前記回収位置にあるとき、ラベル貼付処理後のラベル貼付対象物が当該開口部を介して連続排出部に搬送される構成とされていることが好ましい。
このような場合においては、上方に開口するラベル貼付対象物投入用開口部を有し、複数のラベル貼付対象物を積載状態で収容可能な専用ケースが用いられ、
当該専用ケースに収容されたラベル貼付対象物が最上部に位置されるものから順に移載手段によって前記搬送部に移載される構成とされることが好ましい。
特に、ラベル貼付対象物が、検体容器が内部に収納された状態のブリスターパックよりなる検体容器収納ケースである場合には、ラベルを単にブリスターパックの蓋部に貼付すればよいので、ラベル貼付作業を効率的に行うことができる。また、ラベルが貼付されたブリスターパック(検体採取用キット)の例えば発送先に応じた仕分け作業についても効率的に行うことができる。従って、検査機関においては、検査コストの低減化を図ることができる。
具体的には例えば、検便などの生化学的検査または微生物学的検査などにおいて、検体を一時的に収納するための検体容器(例えば採便管)の輸送用のものとして好適に用いられる、検体容器が内部に収納された状態の検体容器収納ケースなどである。
具体的には例えば、貯留用受け部材は、ラベル貼付物を受け止める受け止め位置と、ラベル貼付物を回収する回収位置との間で、ラベル貼付物の搬送方向に沿って延びる回動軸を中心に回動可能に設けられた構成とすることできる。このような構成とされる場合には、受け止め位置において反転用受け部材が貯留用受け部材に重ね合わられた状態で、貯留用受け部材および反転用受け部材が共に回動されることにより、回収位置において、貯留用受け部材に貯留された複数のラベル貼付物が一斉に反転用受け部材に移載され、複数のラベル貼付物を整列順序を乱すことなく回収することができる。
ここに、搬送路の切り替えは、例えば一のグループに属するラベル貼付対象物の処理予定ロット数に応じて行うことができる。
図1は、本発明のラベル貼付装置において処理される検体容器収納ケースの一例における構成を示す平面側斜視図である。図2は、図1に示す検体容器収納ケースが開状態とされた状態を示す平面側斜視図である。
この検体容器収納ケース10は、例えば、樹脂シートを真空成形または圧空成形することによって得られる成形品よりなる、いわゆる「クラムシェル型」のブリスターパックであって、検体容器20の輸送用のものとして好適に用いられるものである。
樹脂シートとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂などの透明な熱可塑性樹脂からなるシートを用いることができる。
この例の検体容器収納ケース10において収納される検体容器20は、例えば外形形状が管軸方向における一端部と他端部とで互いに異なるものであって、一端が開口すると共に他端が例えば半球面状に閉塞された円筒状の検体容器本体21と、検体容器本体21の開口部に着脱可能に装着された円筒状のキャップ22とにより構成されている。
蓋部16の外面には、検体容器20が内部に収納された状態の検体容器収納ケース10に関する情報が表示されたラベルが貼付されるラベル貼付面16aを構成する略平坦な領域が形成されている。ラベル貼付面16aは、例えば、フランジ部18の外面と、凸部17によって囲まれた部分の外面とによって構成されている。
図3は、ラベルの一構成例を示す説明図であって、(a)表面を示す平面図、(b)裏面を示す底面図、(c)(a)におけるA−A線断面図である。
このラベル30は、図1および図2に示す検体容器収納ケース10に貼付されるものであって、ラベル基材31の裏面に粘着性層38が形成されて構成されている。ラベル30は、当該ラベル30の粘着性層38に対して剥離性を有する剥離性シート35の表面に密着した状態で積重されており、これにより、ラベル30が剥離性シート35の表面に剥離可能に支持(仮着)されている。ラベル30の表面には、ラベル貼付対象物に関する主情報(検体管理情報)を印字するための印字用フォーマット(情報記入欄)が予め記録されている。また、33aは、例えば被検者に個別に付与された固有番号などの検体識別用の情報を含む識別コードであり、33bは、例えば検体採取用キットの使用方法を示したWEBページのURLなどの情報を含む識別コードである。各々の識別コード33a,33bは、例えばQRコード(登録商標)やバーコードなどの二次元コードにより構成することができる。
また、剥離性シート35は、その表面側から見たときに、裏面に形成された副情報が視認され得るものとされる(図15(c)参照。)。
剥離性シート35の具体例としては、粘着性層38に接する表面にシリコーンがコーティングされた紙基材よりなるものなどが挙げられる。
この例においては、情報表示シート部分36aにおける検体容器貼付部分32bに対応する部分に、検体容器貼付部分32bを貼付すべき検体容器20における位置を指示または示唆するイラストレーションによって構成された画像情報P2が記録されていると共に、当該画像情報P2と隣接した部分に、検体の採取方法を示すイラストレーションによって構成されたインストラクション情報P3が記録されている。
剥離性シート35における副情報は、ラベル30が検体容器収納ケース10に貼付された状態において、検体容器収納ケース10の蓋部16の内面側から視認し得る状態とされる(図15(b)参照。)。
このラベル貼付装置においては、例えば、各々検体容器20が内部に収容された状態の複数の検体容器収納ケース10を積載状態で収納可能な専用のホルダーケースが用いられ、ホルダーケース内の最上部に位置される検体容器収納ケース10から順次にラベル貼付処理がなされる。以下、特に言及する場合を除いて、「検体容器収納ケース10」とは、検体容器20が内部に収容された状態のものをいう。
図7は、ホルダーケースの一例における構成を示す説明図であって、(a)分解斜視図、(b)検体容器収納ケースが内部に収容された状態を示す斜視図である。
このホルダーケース25は、一方向に長尺な全体が扁平な箱型形状であって、例えば高さ方向に延びるよう自立した状態でラベル貼付装置にセットされて用いられるものである。
ホルダーケース25は、各々樹脂成形品よりなる二つのケーシング部材26a,26bが嵌合されて構成されている。ホルダーケース25の内部には、複数の検体容器収納ケース10がラベル貼付面16a(蓋部16の外面)が上方を向く姿勢で積載された状態で収容される収容空間が形成されており、検体容器収納ケース10が上方に開口する検体容器収納ケース投入用開口部25aを介して収容空間内に挿入配置される。検体容器収納ケース投入用開口部25aの開口形状は、検体容器収納ケース10の平面形状に適合する形状とされており、ホルダーケース25の一の角部(他方のケーシング部材26bの一方の角部)には面取り部29が形成されている。このような構成とされていることにより、複数の検体容器収納ケース10の収納方向を揃えることができる。
また、ホルダーケース25には、検体容器収納ケース10をホルダーケース25から取り出すための後述するリフト機構動作用のリフト機構用開口部28bが形成されている。具体的には、リフト機構用開口部28bは、ホルダーケース25の底壁に開口すると共に、当該底壁に連続する他方のケーシング部材26bにおける扁平な面方向に沿って延びる周壁に、下方開口部の開口縁より上方に延びるよう形成されている。
ホルダーケース25に収容される検体容器収納ケース10の数は、特に限定されるものではないが、この例のホルダーケース25は、例えば最大30個の検体容器収納ケース10が収容可能に構成されている。
このラベル貼付装置においては、検体容器収納ケース10が収納されたホルダーケース25を直線状のホルダーケース搬送路41に沿って搬送するホルダーケース搬送部40が、ラベル貼付装置の背面(図6において右側面)側に設けられている。ホルダーケース搬送路41は、ラベル貼付装置の長さ方向一端部(図5において右端部)より他端側に向かって延びるよう形成されている。
この例のホルダーケース搬送部40は、例えばベルトコンベアにより構成されている。
ホルダーケース搬送部40には、複数のホルダーケース25が扁平面が互いに接するよう自立状態で並んで配置されていると共に、ホルダーケース25の搬送時においてホルダーケース25が傾倒することを防止するためのストッパ部材42が配置されている。ストッパ部材42は、搬送方向最後尾に配置されたホルダーケース25の後面に当接する状態で配置されている。
なお、リフト機構は、例えば互いに接する2つの検体容器収納ケース10間に片状支持部材を挿入して当該片状支持部材を高さ方向に駆動することにより、検体容器収納ケース10を一つずつ片状支持部材によって持ち上げる構成とされていてもよい。
そして、検体容器収納ケース10がホルダーケース25内に残存しないことが検体容器収納ケース検出機構55によって検出されることにより、空になったホルダーケース25が排出部58に排出されると共に新たなホルダーケース25が移載部50に送られる。
この例の検体容器収納ケース搬送部60は、図10に示すように、互いに同一のグループに属する複数の検体容器収納ケース10を検体容器収納ケース搬送路61に沿って一定間隔毎に間欠送りするピッチ送り機構により構成されている。
この例では、例えば5箇所の載置部66a〜66eが所定のピッチpで搬送方向に並んで形成されており、搬送方向最後方に位置される載置部66aが移載機構51による検体容器収納ケース10の移載位置とされていると共に搬送方向先頭から2番目に位置される載置部66dがラベル貼付処理がなされるラベル貼付位置とされている。
この検体容器収納ケース搬送部60は、検体容器収納ケース10の裏面と載置部66a〜66dとの吸着度に基づいて、検体容器収納ケース10が載置部66a〜66dに配置されているか否かが検出可能に構成されている。検体容器収納ケース10が固定ビーム65の載置部66a〜66dに配置された状態(可動ビーム67が下降している状態)においては、検体容器収納ケース10は下面側から吸着されている。そして、検体容器収納ケース10が元の載置部に隣接する載置部にピッチ送りされるに際して吸着状態が解除される。搬送方向先頭に位置される載置部66eは、検体容器収納ケース10を後述する貯留部80に送り出すためのものであって、検体容器収納ケース10は吸着されることなく配置される。
このラベル貼付装置においては、検体容器収納ケース搬送部60による検体容器収納ケース10のピッチ送り動作と同期がとられた状態で、移載機構51による検体容器収納ケース10の移載動作が行われる。すなわち、検体容器収納ケース搬送路61上の検体容器収納ケース10がピッチ送りされると、新たな検体容器収納ケース10が移載機構51によって搬送方向最後方の載置部66aに載置される。
この例のラベル貼付処理部70は、上述したラベル30を供給するラベル供給部71と、剥離性シート35を回収する回収部73と、ラベル供給部71から回収部73に至るラベル移送路に配置された印字処理手段75と、印字処理がなされたラベル30を剥離性シート35から剥離する剥離手段(図示せず)と、剥離されたラベル30をラベル貼付位置において検体容器収納ケース10のラベル貼付面16aに貼付するラベル貼付手段(図示せず)とを備えている。
回収部73は、ラベル30が剥離された帯状の剥離性シート35を巻き取って回収する回収手段74を備えている。
ラベル貼付手段は、例えば剥離手段(ラベル搬送路の折り返し部)によって剥離性シートから剥離されたラベル30の表面を吸着保持した状態で当該ラベル30をラベル貼付位置に移送すると共にラベル30を検体容器収納ケース10に対して押圧して貼付するものである。
シュータ90は、検体採取用キット10aをガイドしながら自重により滑らせるものである。具体的には、検体容器収納ケース搬送部60に連続する一部の領域における幅方向の両側に、検体容器収納ケース10における開口端側フランジ部分13aおよび連結端側フランジ部分13bの各々の下面を支持する一対のレール部材91a,91bが長さ方向に延びるよう設けられている。これにより、検体容器収納ケース10における検体容器収容凹部12に対応する部分がレール部材91a,91b間に位置されることにより、検体採取用キット10aが検体容器収納ケース搬送部60での検体容器収納ケース10の搬送時と同一の姿勢が維持されるようガイドされながら滑落される。
この例の貯留用受け部材81は、例えば一端が開放されると共に他端を閉塞する端壁にハンドル81aが設けられた塵取り状の形状を有している。この貯留用受け部材81は、シュータ90の傾斜面に沿って延びる回動軸83を中心として、検体採取用キット10aを受け止める受け止め位置と、検体採取用キット10aを回収する回収位置との間で回動可能に設けられている。この貯留用受け部材81の両側壁は、貯留用受け部材81が受け止め位置(シュータ90の傾斜面上)に位置された状態において、シュータ90に設けられたレール部材91a,91bの各々と連続しており、従って、検体採取用キット10aのガイド部材として機能する。また、回収位置には、支持台88が設けられており(図13B参照。)、この支持台88の上面はシュータ90の傾斜面が位置される平面上に位置されている。
シュータ90における開口部95は、貯留用受け部材81が受け止め位置にあるとき、貯留用受け部材81によって塞がれる位置に形成されている。従って、このラベル貼付装置においては、貯留用受け部材81を回動させることで、検体採取用キット10aの搬送先を貯留部80と連続排出部98とで切り替え可能に構成されている。すなわち、貯留用受け部材81が受け止め位置にあるときには、検体採取用キット10aが貯留部80に搬送され、貯留用受け部材81が回収位置にあるときには、検体採取用キット10aが開口部95を介して連続排出部98に搬送される。貯留用受け部材81の状態は、例えば、シュータ90に設けられた貯留用受け部材検出部92によって検出可能とされている(図13C参照。)。
検体採取用キット10aの搬送先の切り替えは、例えば検体採取用キット10aの発送先情報に基づいてグループ分けされた各グループの処理予定ロット数に応じて行われる。
先ず、図13Aに示すように、互いに同一のグループに属する所定数(貯留可能数)の検体採取用キット10aが、検体容器収納ケース搬送部60での検体容器収納ケース10の搬送時と同一の姿勢を維持したまま、ラベル貼付処理が行われた順序で整列された状態で貯留用受け部材81に貯留されると、ラベル貼付装置の動作が一時的に停止される。
また、図15(b)に示すように、検体容器収納ケース10が開状態とされると、剥離性シート35の裏面に記録された画像情報P2およびインストラクション情報P3が検体容器収納ケース10の蓋部16の内面側から視認される。
さらにまた、図15(c)に示すように、ラベル30における検体容器貼付部分32bを情報表示シート部分36aから剥がすと、情報表示シート部分36aの裏面に記録された画像情報P2が当該情報表示シート部分36aを介して視認される。
すなわち、上記のラベル貼付装置によれば、剥離性シート35から剥離されたラベル30を、検体容器収納ケース10の蓋部16における略平坦な領域により構成されたラベル貼付面16aに押し付けるという簡単な動作を行えばよいので、所期のラベル貼付作業を効率的に行うことができる。
以上のように、上記のラベル貼付装置によれば、検体容器収納ケース10に対するラベル貼付作業および仕分け作業を含む一連の処理を、人為的なミスが介入することなく、効率的に行うことができる。
また、本発明に係る検体容器収納ケースは、図1および図2に示すものに限定されず、種々の形態のものを採用することができる。
10a 検体採取用キット
11 本体部
12 検体容器収容凹部
13 フランジ部
13a 開口端側フランジ部分
13b 連結端側フランジ部分
15 折り曲げ部
16 蓋部
16a ラベル貼付面
17 凸部
18 フランジ部
20 検体容器
21 検体容器本体
22 キャップ
25 ホルダーケース
25a 検体容器収納ケース投入用開口部
26a 一方のケーシング部材
26b 他方のケーシング部材
27 支持部材
28a 検体容器収納ケース収容用開口部
28b リフト機構用開口部
29 面取り部
30 ラベル
31 ラベル基材
32a 収納ケース貼付部分
32b 検体容器貼付部分
33a 識別コード
33b 識別コード
35 剥離性シート
36a 情報表示シート部分
36b ケース貼付部分支持用シート部分(台紙シート部分)
38 粘着性層
40 ホルダーケース搬送部
41 ホルダーケース搬送路
42 ストッパ部材
50 移載部
51 移載機構
51a 検体容器収納ケース保持手段
51b 駆動手段
53 リフト機構
53a 支持台
53b 駆動軸
55 検体容器収納ケース検出機構
56a 発光部
56b 受光部
58 排出部
60 検体容器収納ケース搬送部
61 検体容器収納ケース搬送路
62 識別コード読み取り手段
65 固定ビーム
66a〜66e 載置部
67 可動ビーム
70 ラベル貼付処理部
71 ラベル供給部
72 原反ロール
73 回収部
74 回収手段
75 印字処理手段
80 貯留部
81 貯留用受け部材
81a ハンドル
83 回動軸
85 反転用受け部材
86 支持トレー
87 検体採取用キット受容部材
87a ハンドル
88 支持台
90 シュータ
91a レール部材
91b レール部材
92 貯留用受け部材検出部
95 開口部
96 連続排出用シュータ
98 連続排出部
C1 ラベル側切り込み
C2 シート側切り込み
L 光路
P1 検体管理情報
P2 画像情報
P3 インストラクション情報
前記搬送路におけるラベル貼付位置においてラベル貼付対象物に関する情報が表示されたラベルを当該ラベル貼付対象物に貼付するラベル貼付処理部と、
前記搬送部より順次に送り出されるラベル貼付処理後のラベル貼付対象物を、前記搬送部での搬送時と同一の姿勢を維持したまま、ラベル貼付処理が行われた順序で整列させた状態で一時的に貯留可能な貯留部と
を備えており、
前記貯留部には、ラベル貼付対象物を収容する貯留用受け部材が、前記搬送部より送り出されたラベル貼付処理後のラベル貼付対象物を受け止める受け止め位置と、当該ラベル貼付処理後のラベル貼付対象物を回収する回収位置との間で、ラベル貼付処理後のラベル貼付対象物の搬送方向に沿って延びる回動軸を中心に回動可能に設けられており、
前記受け止め位置において反転用受け部材が当該貯留用受け部材に重ね合わられた状態で、当該貯留用受け部材および当該反転用受け部材が共に回動されることにより、前記回収位置において、当該貯留用受け部材に貯留された複数のラベル貼付対象物が一斉に当該反転用受け部材に移載される構成とされていることを特徴とする。
Claims (6)
- ラベル貼付対象物が所定条件に基づいてグループ分けされ、互いに同一のグループに属する複数のラベル貼付対象物を搬送路に沿って順次に搬送する搬送部と、
前記搬送路におけるラベル貼付位置においてラベル貼付対象物に関する情報が表示されたラベルを当該ラベル貼付対象物に貼付するラベル貼付処理部と、
前記搬送部より順次に送り出されるラベル貼付処理後のラベル貼付対象物を、前記搬送部での搬送時と同一の姿勢を維持したまま、ラベル貼付処理が行われた順序で整列させた状態で一時的に貯留可能な貯留部と
を備えることを特徴とするラベル貼付装置。 - 前記貯留部には、ラベル貼付対象物を収容する貯留用受け部材が、前記搬送部より送り出されたラベル貼付処理後のラベル貼付対象物を受け止める受け止め位置と、当該ラベル貼付処理後のラベル貼付対象物を回収する回収位置との間で、ラベル貼付処理後のラベル貼付対象物の搬送方向に沿って延びる回動軸を中心に回動可能に設けられており、
前記受け止め位置において反転用受け部材が当該貯留用受け部材に重ね合わられた状態で、当該貯留用受け部材および当該反転用受け部材が共に回動されることにより、前記回収位置において、当該貯留用受け部材に貯留された複数のラベル貼付対象物が一斉に当該反転用受け部材に移載されることを特徴とする請求項1に記載のラベル貼付装置。 - 前記搬送部より送り出されたラベル貼付処理後のラベル貼付対象物をガイドしながら自重により滑らせて前記貯留部に導くシュータを備えることを特徴とする請求項2に記載のラベル貼付装置。
- 前記シュータの傾斜面には、開口部が形成されており、
前記貯留用受け部材が前記受け止め位置にあるとき、当該開口部が塞がれてラベル貼付処理後のラベル貼付対象物が前記貯留部に搬送され、当該貯留用受け部材が前記回収位置にあるとき、ラベル貼付処理後のラベル貼付対象物が当該開口部を介して連続排出部に搬送されることを特徴とする請求項3に記載のラベル貼付装置。 - ラベル貼付対象物が、検体容器が内部に収納された状態の検体容器収納ケースであって、当該検体容器収納ケースがブリスターパックよりなることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のラベル貼付装置。
- 上方に開口するラベル貼付対象物投入用開口部を有し、複数のラベル貼付対象物を積載状態で収容可能な専用ケースが用いられ、
当該専用ケースに収容されたラベル貼付対象物が最上部に位置されるものから順に移載手段によって前記搬送部に移載されることを特徴とする請求項5に記載のラベル貼付装置。
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