JP2019093799A - 鉄道車両連結装置 - Google Patents

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【課題】連結器と緩衝器との連結を一般的に使用されている接手部材による連結構造であって、連結器及び緩衝器の上下、左右及び軸回りの揺動を可能とする接手部材を用いた鉄道車両連結装置を提供する。【解決手段】本接手部材10は、連結器20とはその連結器本体21に装着される水平軸18により連結され、緩衝器30とはその緩衝器枠31と垂直軸19により連結されている。すなわち、連結器20と緩衝器30は接手部材10を介して連結されている。接続部材10は、接手本体11、球面滑り軸受15、水平軸18及び垂直軸19を有してなる。【選択図】図1

Description

本発明は、鉄道車両間の連結に係る連結器と緩衝器を連結するための接手部材に関する。
鉄道車両はそれぞれ連結器により連結されて列車が構成されており、列車の走行時又は鉄道車両連結時などに生ずる衝撃を緩和するために連結器は緩衝器を介して鉄道車両同士を連結するようになっている。そして、鉄道車両の上下動及び旋回を考慮し、連結器と緩衝器との連結は、上下方向及び左右方向の揺動が円滑に行われる構造が採用されている。
例えば、特許文献1には、連結器と緩衝器とを連結する接手部材が記載されている。この接手部材は、連結器の結合端部の二股には接手部材の所定の部分が挿入されて水平ピンで結合され、緩衝器の結合端部の二股には接手部材の他の部分が挿入されて垂直ピンで結合されているので、連結器は緩衝器に対して、水平方向と垂直方向のいずれの方向に対しても首振り可能に結合されているとされる。この接手部材と同様な接ぎ手が特許文献2にも記載されており、連結器は、連結ピンを介してゴム緩衝器の前端に位置する接ぎ手に連結され、接ぎ手はゴム緩衝器の枠フレームに縦ピンにて連結されているとされる。かかる接手部材又は接ぎ手は、従来より一般的に使用されている。
一方、鉄道車両の上下動及び旋回は、必ずしも平面的な動きではなく、連結器と緩衝器の軸回りの揺動も生じている。また、車両傾斜用車両にあっては、軸回りの揺動を許容する構造が連結器と緩衝器の結合部に必要である。このため、この軸回りの揺動にも対応できるように、球面滑り軸受を使用した連結構造が提案されている。例えば、特許文献3に、連結器本体を、緩衝装置を介して車両に取付ける鉄道車両用連結装置において、緩衝器枠に正負の入力が作用して、鉄道車両の加減速時の加速度を吸収する緩衝装置を備えさせ、かつ、緩衝器枠の保持部及び連結器本体の保持部によって単一の球面滑り軸受を前後移動が不可能に保持させ、係合可能な交差状態にある緩衝器枠の保持部と連結器本体の保持部とが当接するまでの所定角度範囲で相対回動が可能に連結する鉄道車両用連結装置が提案されている。この鉄道車両用連結装置は、緩衝器枠の保持部及び連結器本体の保持部によって前後移動が不可能に保持されているので、他部材と衝突しても破損を受け難く、耐久性に優れるとされる。
特許文献4には、新幹線車両に設置する連結装置であって、連結器と緩衝器を連結ピンで結合する継手を備え、緩衝器枠は、前端壁を逆截頭円錐状に開口した前部内面を半凹球面となすと共に、この半凹球面に続く内面を円筒面に形成する一方、前記継手は、緩衝器枠の前記開口から挿入した連結器の尻部が挿し込まれる短円筒の外周面を前記緩衝器枠の半凹球面に係合する凸球面となすと共に、短円筒の軸と直角方向に貫通孔を設けた構成で、緩衝器枠における、前記開口から挿入した連結器の尻部が挿し込まれた継手の貫通孔に連結ピンを挿入した組立て状態の前記連結ピンと同軸心位置の、組立て状態から円周方向に所定角度回動した位置に、前記連結ピンの抜取り孔を設けた新幹線車両用連結装置が提案されている。この新幹線車両用連結装置は、先頭側特有の車体部品があって連結装置を一体として取付けたり、取外したりするだけの空間が存在しない新幹線先頭車両の先頭部にも、車体傾斜車両用の連結装置を取付けることができるとされる。
特開2009-298386号公報 特開2008-1186号公報 特開2005-219685号公報 特開2012-66721号公報
特許文献1又は2に記載の接手部材(接ぎ手)による連結構造は、取扱及び機械加工が容易な接手部材と、その水平ピン(水平軸)又は垂直ピン(垂直軸)を連結器又は緩衝器に装着する孔加工で済むという利点がある。一方、列車の円滑な運行のためには、連結器と緩衝器との連結は、上下、左右及び軸回りの揺動が可能な特許文献3又は4に記載の車両用連結装置によるものが好ましい。しかしながら、この車両用連結装置は、重量物である緩衝器又は連結器に球面滑り軸受を装着するための精度を要する加工をしなければならないという問題がある。
本発明は、このような従来の連結器と緩衝器との連結構造に関する問題点に鑑み、連結器と緩衝器との連結を一般的に使用されている接手部材による連結構造であって、連結器及び緩衝器の上下、左右及び軸回りの揺動を可能とする接手部材を用いた鉄道車両連結装置を提供することを目的とする。
本発明に係る鉄道車両連結装置は、連結器の連結器本体と緩衝器の緩衝器枠とを接手部材を介して連結する鉄道車両連結装置であって、前記接手部材は、その後方に設けられた球面滑り軸受を収容するハウジング部及び前方に設けられ前記連結器本体の尾端部に収容される張出部を有する接手本体と、前記ハウジング部に収容される球面滑り軸受と、その球面滑り軸受の内輪を貫通して前記緩衝器枠に圧入される垂直軸と、その垂直軸に離隔して直交する方向に前記接手本体を貫通して前記連結器本体の尾端部に装着される水平軸とを有し、前記連結器本体は、前記張出部と水平軸に支持され前記接手本体と一体になって前記球面滑り軸受の回りを揺動するようになっている。
上記発明において、垂直軸は、接手本体及び連結器本体に対して揺動可能に装着されてなる。
張出部は、連結器の装着部品を挿通させる切りかけを設けたものとすることができる。
本発明に係る鉄道車両連結装置は、取扱及び機械加工の容易な接手部材による連結構造を有し、連結器及び緩衝器の上下、左右及び軸回りの揺動が可能である。このため、列車の円滑な運行が可能になる。また、連結器又は緩衝器は水平軸又は垂直軸を装着する孔加工で済むため、一般的に使用されている連結器又は緩衝器を使用することができる。また、従来の接手部材による連結器と緩衝器との連結構造を、本接手部材を利用することにより、上下、左右及び軸回りの揺動を可能とする連結構造にすることができる。
本発明に係る接手部材により連結器と緩衝器を連結した部分を示す模式図である。 接手部材の張出部の他の実施例を示す模式図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を基に説明する。図1は、連結器と緩衝器とが本発明に係る接手部材により連結された状態を示す。図1に示すように、本接手部材10は、連結器20とはその連結器本体21に装着される水平軸18により連結され、緩衝器30とはその緩衝器枠31と垂直軸19により連結されている。すなわち、連結器20と緩衝器30は接手部材10を介して連結されている。接続部材10は、接手本体11、球面滑り軸受15、水平軸18及び垂直軸19を有してなる。
接手部材10の接手本体11は、球面滑り軸受15を収容するハウジング部12及び連結器本体21の尾端空洞部23に収容される張出部13を有している。球面滑り軸受15は内輪16及び外輪17を有してなり、ハウジング部12は外輪17が所定の嵌合で装着される精度に機械加工されている。接手本体11のほぼ中央部分には、図1(b)に示すように、水平軸18が貫通する孔14が設けられている。この孔14は、キリ孔とすることができ、接続部材10は水平軸18の回りを揺動することができる。そして、水平軸18は、連結器本体21の尾端部に設けられた孔24に装着されるようになっている。この孔24もキリ孔とすることができ、連結器20は水平軸18の回りを揺動することができる。なお、水平軸18は抜止め用の割コッターやC形止め輪により連結器本体21に保持・固定される。
接手部材10は、基本的には連結器20と一体になって上下、左右及び連結器の軸回りに揺動可能になっている。すなわち、接手本体11は、図1(b)に示すように、連結器本体21の尾端の機械加工部分に左右(図面において上下)の隙間がない状態で取り付けられている。しかしながら、図1(a)に示すように、接手本体11の張出部13は連結器本体21に接触していなく、わずかな隙間を有している。これは、連結器本体21が鋳造法により作製される場合を考慮し、これに機械加工を加えることなく接手部材10の張出部13が尾端空洞部23に収容できるようにするためである。これにより、連結器20は、接手部材10の張出部13と水平軸18に支持されて一体になり、緩衝器30に対して上下、左右及び連結器20と緩衝器30との軸線回りに揺動可能にすることができる。そして、孔24の加工精度とあいまって、本接手部材10を介して一般に使用されている連結器を緩衝器30に連結することができる。
本接手部材10は、緩衝器30と球面滑り軸受15を介して連結されるようになっている。このため、接手部材10が一体になった連結器20が、緩衝器30に対して上下、左右及び連結器と緩衝器との軸線回りに揺動可能な構造になっている。球面滑り軸受15は、市販されているものを使用することができる。この、その内輪16を貫通する垂直軸19は、内輪16と所定の精度で嵌合している。そして、この垂直軸19は、緩衝器30と一体になるよう緩衝器枠31に圧入されて緩衝器30に固定されている。なお、垂直軸19の固定は、圧入方法に限定されず、緩衝器枠31と一体に固定することができる他の方法であってもよい。
以上、本発明に係る接手部材10について説明した。本接手部材10は、連結器20と緩衝器30を、上下、左右及び連結器20と緩衝器30との軸線回りに揺動可能に連結することができる。また、本接手部材10は、一般に使用されている連結器又は緩衝器であっても連結することができる。例えば、一般に使用されている連結錠により連結器相互の連結を行う密着連結器に本接手部材10を使用する場合は、連結錠を支持するためにばねが使用されており、このばねと接手部材10の緩衝を防止するために、図2に示すように、接手本体11の張出部13に切欠き11aを設けることができる。接手部材10は、接手本体11の張出部13と水平軸18に支持され連結器20と一体になる構造になっていればよい。
10 接手部材
11 接手本体
12 ハウジング部
13 張出部
14 孔
15 球面滑り軸受
16 内輪
17 外輪
18 水平軸
19 垂直軸
20 連結器
21 連結器本体
23 尾端空洞部
24 孔
30 緩衝器
31 緩衝器枠

Claims (3)

  1. 連結器の連結器本体と緩衝器の緩衝器枠とを接手部材を介して連結する鉄道車両連結装置であって、
    前記接手部材は、その後方に設けられた球面滑り軸受を収容するハウジング部及び前方に設けられ前記連結器本体の尾端部に収容される張出部を有する接手本体と、前記ハウジング部に収容される球面滑り軸受と、その球面滑り軸受の内輪を貫通して前記緩衝器枠に圧入される垂直軸と、その垂直軸に離隔して直交する方向に前記接手本体を貫通して前記連結器本体の尾端部に装着される水平軸とを有し、
    前記連結器本体は、前記張出部と水平軸に支持され前記接手本体と一体になって前記球面滑り軸受の回りを揺動するようになっている鉄道車両連結装置。
  2. 垂直軸は、接手本体及び連結器本体に対して揺動可能に装着されてなることを特徴とする請求項1に記載の鉄道車両連結装置。
  3. 張出部は、連結器の装着部品を挿通させる切りかけが設けられてなる請求項1又は2に記載の鉄道車両連結装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102200193B1 (ko) * 2019-07-04 2021-01-11 유진기공산업 주식회사 철도 차량 연결기용 구면 베어링
WO2022062093A1 (zh) * 2020-09-22 2022-03-31 中车唐山机车车辆有限公司 一种轨道车辆及其车体和车钩承载结构

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