JP2019093760A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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【課題】トレッド部の外面のタイヤ子午線断面での曲率半径を変化させることにより、制動性を高める。【解決手段】タイヤ幅方向の両側のビードコア2に掛け渡されたカーカスプライ3と、カーカスプライ3のタイヤ径方向外面側に巻き付けられたベルト4と、ベルト4のタイヤ径方向外面側に設けられたトレッド部6とを備える。トレッド部6は、タイヤ周方向につながり、タイヤ幅方向中心を含む領域に位置する第1主溝7と、タイヤ幅方向内側に位置する第2主溝9とを有する。トレッド部6は、タイヤ幅方向内側の外面が、タイヤ径方向外側に膨らんだタイヤ幅方向の中心側の第1円弧面12と、第1円弧面12に比べてタイヤ子午線断面での曲率半径が小さい、タイヤ幅方向内側の第2円弧面13とを有し、第1円弧面12と第2円弧面13の交差位置が第2主溝9に位置している。【選択図】図3

Description

本発明は、空気入りタイヤに関するものである。
従来、ビードコア間に掛け渡されるカーカスプライの折り返し端を、ベルトの巻付領域内に位置させた空気入りタイヤが公知である(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、前記従来の空気入りタイヤでは、トレッド部の外面形状について特段の工夫がなされているものではない。
特開2016−43886号公報
本発明は、トレッド部の外面のタイヤ子午線断面での曲率半径を変化させることにより、制動性を高めることができる空気入りタイヤを提供することを課題とする。
本発明は、前記課題を解決するための手段として、
タイヤ幅方向の両側のビードコアに掛け渡されたカーカスプライと、前記カーカスプライのタイヤ径方向外面側に巻き付けられたベルトと、前記ベルトのタイヤ径方向外面側に設けられたトレッド部とを備えた空気入りタイヤであって、
前記トレッド部は、タイヤ周方向につながり、タイヤ幅方向中心を含む領域に位置する第1主溝と、タイヤ幅方向内側に位置する第2主溝とを有し、
前記トレッド部は、タイヤ幅方向内側の外面が、タイヤ径方向外側に膨らんだタイヤ幅方向の中心側の第1円弧面と、前記第1円弧面に比べてタイヤ子午線断面での曲率半径が小さい、タイヤ幅方向内側の第2円弧面とを有し、前記第1円弧面と前記第2円弧面の交差位置が前記第2主溝に位置している、空気入りタイヤを提供する。
この構成により、制動時、曲率半径の大きい第1円弧面が路面に作用し、接触性を高めて制動性能を向上させることができる。
前記カーカスプライの折り返し端は、前記第2主溝よりもタイヤ幅方向内側に位置しているのが好ましい。
この構成により、高い接地性を維持しつつ、タイヤ幅方向内側での剛性を高めて操縦安定性能を向上させることができる。
前記トレッド部は、前記第2主溝によりタイヤ幅方向内側にインナーリブを形成され、前記インナーリブは、タイヤ周方向に交差して前記トレッド部の接地面から接地端を超えて延びる溝部を有するのが好ましい。
この構成により、溝部による排水性を向上させることができる。
前記トレッド部は、前記第1主溝よりもタイヤ幅方向外側の外面が、タイヤ周方向に交差する溝部を有すると共に、タイヤ幅方向中心側の第3円弧面と、前記第3円弧面よりもタイヤ子午線断面での曲率半径が小さい第4円弧面とを備え、前第3円弧面と前記第4円弧面の交差位置が、タイヤ周方向の前記溝部が位置する領域であるのが好ましい。
この構成により、コーナリング時の第3円弧面の接地性を高めることができる。
本発明によれば、トレッド部のタイヤ幅方向内側の外面のうち、タイヤ幅方向中心側を曲率半径の大きな第1円弧面で構成するようにしたので、制動時の接地性を高めて制動性能を向上させることが可能となる。
本実施形態に係る空気入りタイヤの斜視図である。 図1のトレッド部を示す部分展開図である。 図1の空気入りタイヤの子午線断面図である。
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本実施形態に係る空気入りタイヤ1(レーシングタイヤ、以下、タイヤ1と記載する。)の斜視図を示す。図3に示すように、タイヤ1では、タイヤ幅方向Wの両側にビードコア2がそれぞれ配置され、これらビードコア2間にカーカスプライ3が掛け渡されている。カーカスプライ3の外周にはベルト4が巻き付けられ、さらにその外周には補強用ベルト5が巻き付けられている。補強用ベルト5のタイヤ径方向外側にはトレッド部6が設けられている。
図2も併せて参照すると、トレッド部6には、タイヤ幅方向Wの中心Oを含む領域に、タイヤ周方向Rに環状につながった第1主溝7が設けられている。第1主溝7は、底面が断面円弧状の曲面となっており、そこからトレッド部6の表面に向かって延びる両側面が、徐々に幅が広くなる傾斜面で構成されている。第1主溝7により、トレッド部6のタイヤ幅方向外側にアウターリブ8が形成されている。
トレッド部6のタイヤ幅方向内側には、タイヤ周方向Rに環状につながった第2主溝9が設けられている。第2主溝9により、タイヤ幅方向内側に、中心側から順に、第1インナーリブ10と第2インナーリブ11が形成されている。第2主溝9は、底面が断面円弧状の曲面となっており、そこからトレッド部6の表面に向かって延びる両側面が、徐々に幅が広くなるように傾斜面9a、9bで構成されている。但し、タイヤ幅方向内側の傾斜面9aは外側の傾斜面9bよりもさらに溝幅を広げるように傾斜している。これにより、第2インナーリブ11側の剛性が高められている。
第1インナーリブ10の外面は、タイヤ子午線断面で曲率半径R1(ここでは、950mm)の第1円弧面12で構成されている。一方、第2インナーリブ11の外面は、タイヤ子午線断面で、第1インナーリブ10よりも小さい曲率半径R2(ここでは、260mm)の第2円弧面13を備えている。そして、第1円弧面12と第2円弧面13の交差位置X1は、タイヤ幅方向Wの第2主溝9が形成される領域とされている。
このように、第1インナーリブ10及び第2インナーリブ11の外面を構成しているので、次の効果が得られる。すなわち、第2主溝9からタイヤ幅方向中心側の部分すなわち第1インナーリブ10ではより平坦な路面に近い、大きな曲率半径の外面形状を有している。このため、接地性が高められ、制動性能を向上させることができる。また、第1インナーリブ10よりも曲率半径の小さい第2インナーリブ11は、第2主溝9を挟んで形成されている。このため、無理なく大幅に曲率半径を小さくすることができ、タイヤ幅方向内側での形状変化にも柔軟に対応し、剛性を高めることができる。
第1インナーリブ10には、第2主溝9からタイヤ幅方向外側に向かってタイヤ周方向Rに傾斜する第1溝部14が形成されている。第1溝部14は、徐々に溝深さが深くなって第2主溝9に連通する深溝部14aと、淺溝部14bとで構成されている。淺溝部14bは、タイヤ幅方向中心Oに向かってタイヤ周方向Rに傾斜しながら徐々に幅寸法が小さくなっている。
第2インナーリブ11には、タイヤ幅方向Wの内側から外側に向かってタイヤ周方向Rに傾斜する第2溝部15及び第3溝部16が、タイヤ周方向Rに交互に設けられている。第2溝部15は、タイヤ幅方向内側の深溝部15aと、タイヤ幅方向中心側の淺溝部15bとで構成されている。第3溝部16は、タイヤ幅方向内側から中心側に向かってタイヤ周方向Rに傾斜しており、第2溝部15とほぼ同一直線上に配置されている。第3溝部16は、第2溝部15と同様に、深溝部16aと淺溝部16bとで構成されているが、第2溝部15に比べて深溝部16aのタイヤ幅方向Wの長さが短くなっている。第2溝部15及び第3溝部16は共に、接地端を超えてタイヤ幅方向内側に延びている。これにより、第2溝部15及び第3溝部16による排水性が高められている。
アウターリブ8の外面は、タイヤ子午線断面での曲率半径が相違する2つの円弧面を備える。アウターリブ8の外面のタイヤ幅方向中心側は、タイヤ子午線断面で曲率半径R3(ここでは、前記曲率半径R1と同じ950mm)の第3円弧面17で構成されている。また、アウターリブ8の外面のタイヤ幅方向外側は、タイヤ子午線断面で第3円弧面17よりも曲率半径の小さい曲率半径R4(ここでは、前記曲率半径R2と同じ260mm)の第4円弧面18で構成されている。そして、第3円弧面17と第4円弧面18の交差位置X2は、タイヤ幅方向で、後述する第4溝部19と第5溝部20とが位置する領域とされている。
このように、アウターリブ8の外面を形成しているので、アウターリブ8のタイヤ幅方向中心側での接地性が高められ、制動性能が向上する。
アウターリブ8には、タイヤ幅方向Wの中心側から外側に向かってタイヤ周方向Rの一方に向かって傾斜する第4溝部19と第5溝部20とがタイヤ周方向Rに交互に設けられている。
第4溝部19は、第1主溝7の近傍からタイヤ幅方向外側に向かってタイヤ周方向Rへと傾斜して延びる第1傾斜部19aと、この第1傾斜部19aよりもタイヤ周方向Rへの傾斜角度が小さくなってタイヤ幅方向外側に延びる第2傾斜部19bと、さらにその先端の第3傾斜部19cとを有する。第1傾斜部19aと第2傾斜部19bの傾斜角度を相違させ、屈曲した形状とすることにより、この部分での剛性が高められている。第3傾斜部19cは、第2傾斜部19bと傾斜方向は同じであるが、深さ及び幅寸法が小さくなっている。第1傾斜部19aと第2傾斜部19bとで排水性を確保しつつ、第3傾斜部19cの占有体積を小さくすることで、タイヤ幅方向外側での剛性の低下を抑えるようにしている。
第5溝部20は、第4溝部19とは第1傾斜部19aがない点で相違する。すなわち、第5溝部20は、第4傾斜部20aと第5傾斜部20bとで構成されている。
アウターリブ8のタイヤ幅方向外側の領域は、第4溝部19と第5溝部20が形成されていない無地領域21(図3中、2点鎖線によるハッチング部分)となっている。この領域を無地領域21とすることで、前記第3傾斜部19c及び第5傾斜部20bの構成とも相俟って、タイヤ1のアウターリブ8での剛性を所望の値に維持している。
カーカスプライ3は、ビードコア2と、これに連接されたビードフィラー22とを囲むように、内側から外側へと巻き上げる第1プライ3aと第2プライ3bで構成されている。第1プライ3aは、ビードコア2に直接巻き付けられて、ビードフィラー22に設けた補強層23に沿ってその上方側まで延びている。第2プライ3bは第1プライ3aに巻き付けられて、その折り返し端Eはベルト巻付領域24まで延びている。なお、カーカスプライ3はビードコア2及びビードフィラー22の外面側をさらに、チェーファー25で覆われている。
ベルト4は、カーカスプライ3(第2プライ3b)のタイヤ径方向外周面に巻き付けられる第1ベルト4aと、この第1ベルト4aのタイヤ径方向外周面に巻き付けられる第2ベルト4bとで構成されている。第1ベルト4aは、両側縁が接地端を超えてタイヤ幅方向外側及び内側に延びており、第2プライ3bの折り返し部分を覆っている。
第2プライ3bの折り返し端は、インナーリブ10、11では、第2主溝9よりもタイヤ幅方向内側に位置し、アウターリブ8では、第1ベルト4aの外縁と、第4溝部19又は第5溝部20のタイヤ幅方向外側の端部との間に位置している。詳しくは、第2ベルト4bの側方端から第2プライ3bの折り返し端までのタイヤ幅方向Wの距離をW1、第4溝部19又は第5溝部20のタイヤ幅方向外側の端部から第2プライ3bの折り返し端までのタイヤ幅方向Wの距離をW2としたとき、W1>W2を満足するように、第2プライ3bの折り返し端が配置されている。ここでは、W2=0とし、第4溝部19又は第5溝部20のタイヤ幅方向外側の端部の位置と、第2プライ3bの折り返し端の位置とを一致させている。
また、第2プライ3bの折り返し端の位置は、アウターリブ8とインナーリブ10、11とでは相違させている。すなわち、第2プライ3bのタイヤ幅方向外側の折り返し端からタイヤ幅方向中心までのタイヤ幅方向Wの距離をWoutとし、第2プライ3bのタイヤ幅方向内側の折り返し端からタイヤ幅方向中心までのタイヤ幅方向Wの距離をWinとしたとき、Wout<Winを満足するように、第2プライ3bの折り返し端の位置が設定されている。
さらに、第2プライ3bのタイヤ幅方向内側の折り返し端は、タイヤ幅方向Wの領域で見た場合、第2溝部15又は第3溝部16が位置する領域(占有領域)とされている。これにより、第2インナーリブ11のタイヤ幅方向内側の剛性を確保しつつ、接地面での変形を許容し、制動性を確保できるようにしている。特に、第2プライ3bのタイヤ幅方向内側の折り返し端は、第2溝部15の淺溝部16b又は第3溝部16の淺溝部17bが位置する領域とされている。このため、第2プライ3bから第2溝部15及び第3溝部16の溝底までの距離が短くなり過ぎて損傷しやすくなることはない。
前記構成からなるタイヤ1は、車両への装着方向が決められている。すなわち、アウターリブ8が車両の外側部分に配置され、第1インナーリブ10及び第2インナーリブ11が車両の内側部分に配置されるように装着されている。そして、この装着状態では、タイヤ径方向は路面とは垂直ではなく、接地面側が外側に傾くように傾斜している(ネガティブキャンバー)。このため、車両の直進時には、インナーリブ10、11側の接地圧が大きくなる。
タイヤ1は、車両への装着状態で、各リブに形成された溝部の傾斜方向が、タイヤ幅方向Wの中心から両側に向かうに従ってタイヤ1の(車両が前進する際の)回転方向に向かっている。これにより、排水性が向上する。
アウターリブ8の第4溝部19及び第5溝部20では、タイヤ幅方向外側部分である第3傾斜部が、他の部分よりも幅が狭くて深さを抑えられている。そして、第4溝部19及び第5溝部20を超えるタイヤ幅方向外側は無地領域21となっている。このため、排水性を維持しつつ、タイヤ幅方向外側領域の剛性の低下を抑え、コーナリング時の操縦安定性能を向上させることができる。
インナーリブで、カーカスプライ3の第2プライ3bの折り返し端の位置が適正化されている。第2プライ3bの折り返し端は、ベルト4の巻付領域に位置しているが、第2主溝9よりもタイヤ幅方向内側である。また、第2プライ3bの折り返し端は、インナーリブ側はアウターリブ側に比べてタイヤ幅方向中心位置から離れている。このような構成により、アウターリブ側での剛性がインナーリブ側に比べて抑えられ、接地しやすくなっている。このため、制動性能が向上している。
アウターリブ8で、カーカスプライ3の第2プライ3bの折り返し端の位置が適正化されている。第2プライ3bの折り返し端は、ベルト4の側方端からタイヤ幅方向中心側へと延びており、アウターリブ8の接地端側での剛性を十分に高めている。但し、第2プライ3bの折り返し端は、第4溝部19のタイヤ幅方向外側の端部の位置を超えることがないように設定されており、第4溝部19又は第5溝部20の溝底部分が損傷しやすくなるのを防止している。
なお、本発明は、前記実施形態に記載された構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
前記実施形態では、ベルト4を2枚、カーカスプライ3を2枚で構成するようにしたが、これらの数はタイヤ1の種類等に応じて自由に変更できる。
1…タイヤ
2…ビードコア
3…カーカスプライ
3a…第1プライ
3b…第2プライ
4…ベルト
4a…第1ベルト
4b…第2ベルト
5…補強用ベルト
6…トレッド部
7…第1主溝
8…アウターリブ
9…第2主溝
9a、9b…傾斜面
10…第1インナーリブ
11…第2インナーリブ
12…第1円弧面
13…第2円弧面
14…第1溝部
14a…深溝部
14b…淺溝部
15…第2溝部
15a…深溝部
15b…淺溝部
16…第3溝部
16a…深溝部
16b…淺溝部
17…第3円弧面
18…第4円弧面
19…第4溝部
19a…第1傾斜部
19b…第2傾斜部
19c…第3傾斜部
20…第5溝部
20a…第4傾斜部
20b…第5傾斜部
21…無地領域
22…ビードフィラー
23…補強層
24…ベルト巻付領域
25…チェーファー

Claims (4)

  1. タイヤ幅方向の両側のビードコアに掛け渡されたカーカスプライと、前記カーカスプライのタイヤ径方向外面側に巻き付けられたベルトと、前記ベルトのタイヤ径方向外面側に設けられたトレッド部とを備えた空気入りタイヤであって、
    前記トレッド部は、タイヤ周方向につながり、タイヤ幅方向中心を含む領域に位置する第1主溝と、タイヤ幅方向内側に位置する第2主溝とを有し、
    前記トレッド部は、タイヤ幅方向内側の外面が、タイヤ径方向外側に膨らんだタイヤ幅方向の中心側の第1円弧面と、前記第1円弧面に比べてタイヤ子午線断面での曲率半径が小さい、タイヤ幅方向内側の第2円弧面とを有し、前記第1円弧面と前記第2円弧面の交差位置が前記第2主溝に位置している、空気入りタイヤ。
  2. 前記カーカスプライの折り返し端は、前記第2主溝よりもタイヤ幅方向内側に位置している、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記トレッド部は、前記第2主溝によりタイヤ幅方向内側にインナーリブを形成され、前記インナーリブは、タイヤ周方向に交差して前記トレッド部の接地面から接地端を超えて延びる溝部を有する、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記トレッド部は、前記第1主溝よりもタイヤ幅方向外側の外面が、タイヤ周方向に交差する溝部を有すると共に、タイヤ幅方向中心側の第3円弧面と、前記第3円弧面よりもタイヤ子午線断面での曲率半径が小さい第4円弧面とを備え、前第3円弧面と前記第4円弧面の交差位置が、タイヤ周方向の前記溝部が位置する領域である、請求項1から3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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