JP2019093760A5 - - Google Patents
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- 239000011324 bead Substances 0.000 claims description 9
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Description
本発明は、前記課題を解決するための手段として、
タイヤ幅方向の両側のビードコアに掛け渡されたカーカスプライと、前記カーカスプライのタイヤ径方向外面側に巻き付けられたベルトと、前記ベルトのタイヤ径方向外面側に設けられたトレッド部とを備えた空気入りタイヤであって、
車両に装着されるときの向きが定められており、前記車両に装着されたときに、前記空気入りタイヤから前記車両の内側に向かう方向をタイヤ幅方向内側とし、前記空気入りタイヤから前記車両の外側に向かう方向をタイヤ幅方向外側としたとき、
前記トレッド部は、タイヤ周方向につながり、タイヤ幅方向中心を含む領域に位置する第1主溝と、タイヤ幅方向内側に位置する第2主溝とを有し、
前記トレッド部は、タイヤ幅方向内側の外表面が、
タイヤ径方向外側に膨らんでおり、前記第1主溝側に位置する第1円弧面と、
前記第1円弧面に比べてタイヤ子午線断面での曲率半径が小さく、前記第1円弧面よりもタイヤ幅方向内側に位置する、第2円弧面と
を有し、
前記第1円弧面と前記第2円弧面の交差位置が前記第2主溝に位置している、空気入りタイヤを提供する。
タイヤ幅方向の両側のビードコアに掛け渡されたカーカスプライと、前記カーカスプライのタイヤ径方向外面側に巻き付けられたベルトと、前記ベルトのタイヤ径方向外面側に設けられたトレッド部とを備えた空気入りタイヤであって、
車両に装着されるときの向きが定められており、前記車両に装着されたときに、前記空気入りタイヤから前記車両の内側に向かう方向をタイヤ幅方向内側とし、前記空気入りタイヤから前記車両の外側に向かう方向をタイヤ幅方向外側としたとき、
前記トレッド部は、タイヤ周方向につながり、タイヤ幅方向中心を含む領域に位置する第1主溝と、タイヤ幅方向内側に位置する第2主溝とを有し、
前記トレッド部は、タイヤ幅方向内側の外表面が、
タイヤ径方向外側に膨らんでおり、前記第1主溝側に位置する第1円弧面と、
前記第1円弧面に比べてタイヤ子午線断面での曲率半径が小さく、前記第1円弧面よりもタイヤ幅方向内側に位置する、第2円弧面と
を有し、
前記第1円弧面と前記第2円弧面の交差位置が前記第2主溝に位置している、空気入りタイヤを提供する。
前記トレッド部は、前記第2主溝によってタイヤ幅方向内側にインナーリブが区画されており、
前記インナーリブには、タイヤ周方向に交差して前記トレッド部の接地面から接地端を超えて延びる溝部が形成されているのが好ましい。
前記インナーリブには、タイヤ周方向に交差して前記トレッド部の接地面から接地端を超えて延びる溝部が形成されているのが好ましい。
前記トレッド部は、前記第1主溝よりもタイヤ幅方向外側の外表面が、
前記第1主溝側に位置する第3円弧面と、
前記第3円弧面のタイヤ幅方向外側に連続して位置しており、前記第3円弧面よりもタイヤ子午線断面での曲率半径が小さい第4円弧面と
を備えると共に、
前第3円弧面と前記第4円弧面の交差位置をタイヤ幅方向に横断して、タイヤ周方向に交差する溝部が形成されているのが好ましい。
前記第1主溝側に位置する第3円弧面と、
前記第3円弧面のタイヤ幅方向外側に連続して位置しており、前記第3円弧面よりもタイヤ子午線断面での曲率半径が小さい第4円弧面と
を備えると共に、
前第3円弧面と前記第4円弧面の交差位置をタイヤ幅方向に横断して、タイヤ周方向に交差する溝部が形成されているのが好ましい。
第4溝部19は、第1主溝7の近傍からタイヤ幅方向外側に向かってタイヤ周方向Rへと傾斜して延びる第1傾斜部19aと、この第1傾斜部19aよりもタイヤ周方向Rへの傾斜角度が大きくなってタイヤ幅方向外側に延びる第2傾斜部19bと、さらにその先端の第3傾斜部19cとを有する。第1傾斜部19aと第2傾斜部19bの傾斜角度を相違させ、屈曲した形状とすることにより、この部分での剛性が高められている。第3傾斜部19cは、第2傾斜部19bと傾斜方向は同じであるが、深さ及び幅寸法が小さくなっている。第1傾斜部19aと第2傾斜部19bとで排水性を確保しつつ、第3傾斜部19cの占有体積を小さくすることで、タイヤ幅方向外側での剛性の低下を抑えるようにしている。
カーカスプライ3は、ビードコア2と、これに連接されたビードフィラー22とを囲むように、内側から外側へと巻き上げる第1プライ3aと第2プライ3bで構成されている。第1プライ3aは、ビードコア2に直接巻き付けられて、ビードフィラー22に設けた補強層23に沿ってその上方側まで延びている。第2プライ3bは第1プライ3aに巻き付けられて、その折り返し端Eはベルト巻付領域24まで延びている。なお、カーカスプライ3はビードコア2及びビードフィラー22の外面側がさらに、チェーファー25で覆われている。
第2プライ3bの折り返し端Eは、インナーリブ10、11では、第2主溝9よりもタイヤ幅方向内側に位置し、アウターリブ8では、第1ベルト4aの外縁と、第4溝部19又は第5溝部20のタイヤ幅方向外側の端部との間に位置している。詳しくは、第1ベルト4aの側方端から第2プライ3bの折り返し端Eまでのタイヤ幅方向Wの距離をW1、第4溝部19又は第5溝部20のタイヤ幅方向外側の端部から第2プライ3bの折り返し端Eまでのタイヤ幅方向Wの距離をW2としたとき、W1>W2を満足するように、第2プライ3bの折り返し端が配置されている。ここでは、W2=0とし、第4溝部19又は第5溝部20のタイヤ幅方向外側の端部の位置と、第2プライ3bの折り返し端Eの位置とを一致させている。
また、第2プライ3bの折り返し端の位置Eは、アウターリブ8とインナーリブ10、11とでは相違させている。すなわち、第2プライ3bのタイヤ幅方向外側の折り返し端Eからタイヤ幅方向Wの中心Oまでのタイヤ幅方向Wの距離をWoutとし、第2プライ3bのタイヤ幅方向内側の折り返し端Eからタイヤ幅方向Wの中心Oまでのタイヤ幅方向Wの距離をWinとしたとき、Wout<Winを満足するように、第2プライ3bの折り返し端Eの位置が設定されている。
さらに、第2プライ3bのタイヤ幅方向内側の折り返し端Eは、タイヤ幅方向Wの領域で見た場合、第2溝部15又は第3溝部16が位置する領域(占有領域)とされている。これにより、第2インナーリブ11のタイヤ幅方向内側の剛性を確保しつつ、接地面での変形を許容し、制動性を確保できるようにしている。特に、第2プライ3bのタイヤ幅方向内側の折り返し端Eは、タイヤ幅方向Wにおいて、第2溝部15の淺溝部15b又は第3溝部16の淺溝部16bが位置する領域とされている。このため、第2プライ3bから第2溝部15及び第3溝部16の溝底までの距離が短くなり過ぎて損傷しやすくなることはない。
タイヤ1は、車両への装着状態で、各リブに形成された溝部の傾斜方向が、タイヤ幅方向Wの外側から内側に向かうに従ってタイヤ1の(車両が前進する際の)回転方向に向かっている。これにより、排水性が向上する。
アウターリブ8の第4溝部19及び第5溝部20では、タイヤ幅方向外側部分である第3傾斜部19c及び第5傾斜部20bが、他の部分よりも幅が狭くて深さを抑えられている。そして、第4溝部19及び第5溝部20を超えるタイヤ幅方向外側は無地領域21となっている。このため、排水性を維持しつつ、タイヤ幅方向外側領域の剛性の低下を抑え、コーナリング時の操縦安定性能を向上させることができる。
インナーリブ10、11で、カーカスプライ3の第2プライ3bの折り返し端Eの位置が適正化されている。第2プライ3bの折り返し端Eは、ベルト4の巻付領域に位置しているが、第2主溝9よりもタイヤ幅方向内側である。また、第2プライ3bの折り返し端Eは、インナーリブ10、11側はアウターリブ8側に比べてタイヤ幅方向Wの中心位置Oから離れている。このような構成により、インナーリブ10、11側での剛性がアウターリブ8側に比べて抑えられ、接地しやすくなっている。このため、制動性能が向上している。
アウターリブ8で、カーカスプライ3の第2プライ3bの折り返し端Eの位置が適正化されている。第2プライ3bの折り返し端Eは、ベルト4の側方端からタイヤ幅方向中心側へと延びており、アウターリブ8の接地端側での剛性を十分に高めている。但し、第2プライ3bの折り返し端Eは、第4溝部19のタイヤ幅方向外側の端部の位置を超えることがないように設定されており、第4溝部19又は第5溝部20の溝底部分が損傷しやすくなるのを防止している。
Claims (4)
- タイヤ幅方向の両側のビードコアに掛け渡されたカーカスプライと、前記カーカスプライのタイヤ径方向外面側に巻き付けられたベルトと、前記ベルトのタイヤ径方向外面側に設けられたトレッド部とを備えた空気入りタイヤであって、
車両に装着されるときの向きが定められており、前記車両に装着されたときに、前記空気入りタイヤから前記車両の内側に向かう方向をタイヤ幅方向内側とし、前記空気入りタイヤから前記車両の外側に向かう方向をタイヤ幅方向外側としたとき、
前記トレッド部は、タイヤ周方向につながり、タイヤ幅方向中心を含む領域に位置する第1主溝と、タイヤ幅方向内側に位置する第2主溝とを有し、
前記トレッド部は、タイヤ幅方向内側の外表面が、
タイヤ径方向外側に膨らんでおり、前記第1主溝側に位置する第1円弧面と、
前記第1円弧面に比べてタイヤ子午線断面での曲率半径が小さく、前記第1円弧面よりもタイヤ幅方向内側に位置する、第2円弧面と
を有し、
前記第1円弧面と前記第2円弧面の交差位置が前記第2主溝に位置している、空気入りタイヤ。 - 前記カーカスプライの折り返し端は、前記第2主溝よりもタイヤ幅方向内側に位置している、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- 前記トレッド部は、前記第2主溝によってタイヤ幅方向内側にインナーリブが区画されており、
前記インナーリブには、タイヤ周方向に交差して前記トレッド部の接地面から接地端を超えて延びる溝部が形成されている、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。 - 前記トレッド部は、前記第1主溝よりもタイヤ幅方向外側の外表面が、
前記第1主溝側に位置する第3円弧面と、
前記第3円弧面のタイヤ幅方向外側に連続して位置しており、前記第3円弧面よりもタイヤ子午線断面での曲率半径が小さい第4円弧面と
を備えると共に、
前第3円弧面と前記第4円弧面の交差位置をタイヤ幅方向に横断して、タイヤ周方向に交差する溝部が形成されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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---|---|---|---|
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JP2017222091A Active JP6955428B2 (ja) | 2017-11-17 | 2017-11-17 | 空気入りタイヤ |
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