JP2019092240A - 碍子取替装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】碍子の個数に制限されることなく取付けることができ、しかも、連結された複数の碍子のうち取替えを必要とする碍子のみを取替えることができる碍子取替装置の提供。【解決手段】取替対象となる碍子100を間に挟む二つの碍子100にそれぞれ碍子固定具11を取付け、一方の碍子固定具11の一方の側方端部を、一方の碍子固定具11の他方の側方端部を支点にして他方の碍子固定具11の一方の側方端部側に相対的に引寄せ、取替対象となる碍子100に対する送電線からの張力を解除し、取替対象となる碍子100を新しい碍子に取替える。【選択図】図4
Description
本発明は、例えば、鉄塔のアームに取付けられた碍子を取替える碍子取替装置に関する。
鉄塔間に架設される送電線は、耐張碍子装置や懸垂碍子装置(以下、単に碍子装置という)により、前記鉄塔に対し絶縁距離を確保された状態で支持される。図6に示すように、碍子装置Aは、複数の碍子100を直列に連結してなる碍子連107を有している。
各碍子100は、図6に示すように、笠部101aおよび笠部101aの中央部に、笠部101aの中心を通る直線に沿って突設された有底筒状の接続部101bを有する本体部101を備える。各碍子100は、連結手段102により互いの接続部101bどうしを連結されて、複数の碍子100を連結してなる碍子連とされる。連結手段102は、接続部101b内に前記直線に沿って内挿された連結軸103と、接続部101bの外面に被嵌されて固着された金属製のキャップ104と、一方の碍子の連結軸103と他方の碍子100のキャップ104とを連結するコッターピン105とを備える。キャップ104には、前記直線に沿って二つの接続片104a,104aが突設される。二つの接続片104a,104a間には、連結軸103の端部が挿入される。各接続片104a,104aおよび連結軸103の端部には、前記直線に対し直交方向に貫通孔106が形成され、各貫通孔106をコッターピン105が貫通することで、碍子100どうしが連結される。碍子連107に送電線が接続された状態において、碍子連107には、送電線から張力がかかり、貫通孔106の内周面にコッターピン105の外周面が圧接することで、碍子連107は、送電線の張力に対抗している。
ところで、碍子100は、風雨等によって経年劣化するため、定期的あるいは不定期的に取替えられる。例えば特許文献1に、碍子取替装置が提案されている。図6に示すように、碍子取替装置200は、碍子連107の取替えに用いられ、一対の碍子固定具201,201と、該一対の碍子固定具201,201の距離を前記直線に沿って碍子100間どうしの距離を縮めるよう調整するターンバックル202と、該ターンバックル202の伸縮に伴って伸縮するダンパ203とを備える。該ダンパ203は、外筒203aと、該外筒203aに進退可能に設けられた内筒203bとを備える。外筒203aには、内筒203bを進出方向に常時付勢する弾性部材(図示せず)が内設されている。
前記碍子取替装置200を用いて碍子連107を取替える場合、作業者は、まず碍子連107の両端に配置された碍子100,100のそれぞれのキャップ104に碍子固定具201,201を取付ける。つぎに、作業者は、ターンバックル202を操作して、二つの碍子固定具201,201間の距離を縮める。このようにすることで、碍子100に対する張力が解除されて、各貫通孔の内周面に対するコッターピンの外周面の圧接が解除され、各貫通孔からコッターピンを引抜ける状態になる。この状態において、作業者は、各貫通孔からコッターピンを引抜き、二つの碍子固定具201,201から碍子連107を取外し、新しい碍子連に取替える。
ところで、前記特許文献1の碍子取替装置200は、碍子100間の距離を調整するために、ターンバックル202およびダンパ203を使用している。該ターンバックル202およびダンパ203は、長さの制限を受けやすい。そして、碍子連107を構成する碍子100の個数は様々であるから、碍子100の取替のために特許文献1の装置200を用いようとすると、碍子100の数に応じた装置200を準備しなければならない。
そこで本発明は、碍子の個数に制限されることなく取付けることができ、しかも、連結された複数の碍子のうち取替えを必要とする碍子のみを取替えることが可能な碍子取替装置の提供を目的とする。
本発明の碍子取替装置は、笠部および該笠部の中央部に突設された接続部を有する本体部を備えた碍子の、前記接続部どうしを連結手段によって連結してなる碍子連において、取替対象となる前記碍子を取替えるための碍子取替装置であって、前記取替対象となる前記碍子を挟む二つの碍子側にそれぞれ取付けられる碍子固定具と、前記碍子固定具のうち一方の碍子固定具においてその一方の側方端部と、前記碍子固定具のうち他方の碍子固定具においてその一方の側方端部とを連結する第一連結手段と、前記碍子固定具のうち一方の碍子固定具においてその他方の側方端部と、前記碍子固定具のうち他方の碍子固定具においてその他方の側方端部とを連結する第二連結手段とを備え、前記第一連結手段は、前記他方の碍子固定具の一方の側方端部に係止可能な索条体と、前記一方の碍子固定具の一方の側方端部に取付けられて前記索条体を巻取り可能な巻取器とを備え、前記第二連結手段は、前記一方の碍子固定具および前記他方の碍子固定具の他方の側方端部に渡される杆状体を備え、前記一方の碍子固定具の他方の側方端部および前記他方の碍子固定具の他方の側方端部に、前記杆状体を支持する支持部が取付けられ、該両支持部のうちの少なくとも片側の支持部は前記杆状体を挿通可能とされたことを特徴とする。
一般に、碍子は、笠部および笠部の中央部に、笠部の中心を通る直線に沿って突設された有底筒状の接続部を有する本体部を備える。碍子は、連結手段により互いの接続部どうしを連結されて、複数の碍子を連結してなる碍子連とされる。連結手段は、接続部内に前記直線に沿って内挿された連結軸と、接続部の外面に被嵌されて固着された金属製のキャップと、一方の碍子の連結軸と他方の碍子のキャップとを連結するコッターピンとを備える。キャップには、前記直線に沿って二つの接続片が突設される。二つの接続片間には、連結軸の端部が挿入される。各接続片および連結軸の端部には、前記直線に対し直交方向に貫通孔が形成され、各貫通孔をコッターピンが貫通することで、碍子どうしが連結される。碍子連に送電線が接続された状態において、碍子連には、送電線から張力がかかり、貫通孔の内周面にコッターピンの外周面が圧接することで、碍子連は、送電線の張力に対抗している。
上記構成を備えた本発明の碍子取替装置によれば、貫通孔の内周面にコッターピンの外周面が圧接した状態の碍子連において、取替対象となる碍子を間に挟む二つの碍子側であるキャップに碍子固定具を取付け、一方の碍子固定具に取付けられた巻取器により、他方の碍子固定具の一方の側方端部に係止された索条体を巻取ると、一方の碍子固定具と他方の碍子固定具とが相対的に引寄せられ、二つの碍子固定具間の碍子に対する送電線からの張力が解除されて各貫通孔に対するコッターピンの圧接が解除されるから、各貫通孔からコッターピンを引抜くことができ、取替対象となる碍子を新しい碍子に取替えることができる。
本発明の碍子取替装置では、前記支持部のうち、前記杆状体を挿通可能とする支持部側に、前記杆状体に側方から圧接して前記杆状体を前記支持部間で固定させるストッパが設けられている構成を採用することができる。
上記構成の碍子取替装置では、取替対象となる碍子を間に挟む二つの碍子側であるキャップに碍子固定具を取付ける際には、ストッパを緩めた状態としたうえで、碍子固定具どうしを前記杆状体に沿って相対的に接近あるいは離間させるようにして、核碍子固定具をそれぞれの碍子側に位置させて固定し、ストッパを杆状体に圧接させる。
本発明の碍子取替装置によれば、碍子の個数に制限されることなく取付けることができ、しかも、連結された複数の碍子のうち取替えを必要とする碍子のみを取替えることができる。
以下、本発明の一実施形態に係る碍子取替装置につき図面を参照しつつ説明する。はじめに、碍子取替装置に関係する碍子連について説明する。なお、碍子については、図5に示す構成と同一であるため、その説明は省略する。碍子100どうしを連結する場合、隣合う一方の碍子100の連結軸103の端部を、他方の碍子100のキャップ104の二つの接続間に挿入し、二つの接続片104a,104aと連結軸103とをコッターピン105により連結し、該コッターピン105の端部に、接続片104a,104aからの抜けを防止するための割りピン(図示せず)を貫通させる。このようにして碍子100どうしが連結されて、碍子連107が構成される。
図1〜図3に示すように、碍子取替装置1は、二つの碍子固定具11,11と、第一連結手段20と、第二連結手段30とを備える。各碍子固定具11は、半割れ状の二つの挟持体11a,11bを備える。二つの挟持体11a,11bは、開閉可能に構成され、且つ碍子100のキャップ104に対しキャップ104の側方から挟持するよう構成される。二つの挟持体11a,11bのうちの一方を固定側挟持体11aとし、他方を可動側挟持体11bとする。
固定側挟持体11aの一側部には、固定側挟持体11aの径方向外方に向かって突片12が延出され、該突片12の中央部には、軸受部12aが一つ突設されている。可動側挟持体11bの一側部には、軸受部12b,12bが二つ突設される。可動側挟持体11bの二つの軸受部12b,12bが、固定側挟持体11aの一つの軸受部12aの両側に一列に並ぶよう、互いの一側部どうしを接合させている。接合することにより一列に並んだ軸受部12b,12a,12bには、支軸13が貫設され、固定側挟持体11aの一側部と可動側挟持体11bの一側部とが支軸13により連結される。よって、可動側挟持体11bは、固定側挟持体11aに対し支軸13を介して開閉可能に構成される。
固定側挟持体11aは、挟持部14aと、係止部15aとを備える。挟持部14aは、碍子100のキャップ104の一方の半周面に周方向に沿って当接する円弧面140aを有する。係止部15aは、固定側挟持体11aの他側部に径方向外方に向かって延出された突片150aと、該突片150aに並設された二つの嵌合凸部151a,151aと、該二つの嵌合凸部151a,151aに対し両側部を回動自在に貫設された回動軸152aと、回動軸152aの中央に該回動軸152aの軸線に対し直交方向に固着され、回動軸152aを中心に回動する雄ねじ153aと、該雄ねじ153aに螺合した蝶ナット154aとを備える。
可動側挟持体11bは、挟持部14bと、被係止部15bとを備える。挟持部14bは、碍子100のキャップ104の他方の半周面に周方向に沿って当接する円弧面140bを有する。被係止部15bは、可動側挟持体11bの他側部に径方向外方に向かって延出された突片150bと、該突片150bに形成された嵌合凹部151bと、切欠き部152bとを備える。嵌合凹部151bは、二つの嵌合凸部151a,151aに当接する。切欠き部152bは、突片150bの端縁部から途中位置にかけて形成されている。切欠き部152bには、雄ねじ153aが係止し、雄ねじ153aに螺合した蝶ナット154aを締付けることで、可動側挟持体11bの突片150bと固定側挟持体11aの突片150aとが連結固定される。
図1〜図3に示すように、第一連結手段20は、他方の碍子固定具11の一方の側方端部に係止可能な索条体21と、一方の碍子固定具11の一方の側方端部に取付けられ索条体21を巻取る巻取器22とを備える。索条体21は、所定の長さ(碍子100の個数が増減したとしても対応できる長さ)を有するチェーンであり、本実施形態では、他方の碍子固定具11の一方の側方端部に係止されている。巻取器22は、既製のレバーホイストと略同一の構成であり、固定側挟持体11aの突片12に固着された枠体220と、該枠体220の平行に配置された二つの側壁220a,220aに回動支持された軸221と、軸221に固着され、索条体21を巻付けられたドラム222と、軸221に固着されたラチェット歯車223と、軸221に固着された操作ハンドル224と、軸221に回転自在に設けられた操作レバー225とを備える。
操作レバー225は、係止爪226と、切替レバー227とを備える。係止爪226は、ラチェット歯車223の歯に対し係止するよう常時付勢されている。切替レバー227は、ラチェット歯車223に対する係止爪226の係止位置を、索条体21を巻上げる方向に回転するラチェット歯車223への巻上げ係止位置と、索条体21を引出す方向に回転するラチェット歯車223への引出し係止位置とに切替える。操作レバー225は、ラチェット歯車223に対する係止爪226の係止位置に応じて軸221を回動操作でき、係止爪226の係止位置に応じた軸221の回動によりドラム222を回動させ、索条体21の巻取り、引出しを行えるよう構成されている。操作ハンドル224は、操作レバー225と同様に、係止爪226の係止位置に応じて軸221を回動操作でき、係止爪226の係止位置に応じた軸221の回動によりドラム222を回動させ、索条体21の巻取り、引出しを行えるよう構成されている。
第二連結手段30は、前記二つの碍子固定具11,11の他方の側方端部間に渡された杆状体31と、前記二つの碍子固定具11,11の他方の側方端部にそれぞれ配置された支持部32とを備える。杆状体31は、鋼材で作製された角棒である。本実施形態では、角棒の長さは、取替対象となる碍子連107の長さよりも長く設定されている。支持部32は、前記二つの碍子固定具11,11の他方端部にそれぞれ固着された角環状体であり、支持部32は、杆状体31の両端部側を挿通可能に構成されている。この挿通により、前記二つの碍子固定具11,11は、杆状体31に沿って所望の位置(取替対象となる碍子100を挟む二つの碍子100,100に取付可能な位置)に移動可能になる。杆状体31は、取替対象となる碍子100を挟む二つの碍子100,100に前記二つの碍子固定具11,11を移動させて取付ける際のガイドとなっている。支持部32には、杆状体31に対し直交方向に螺合しつつ貫通するストッパ(ねじ)33が設けられている。ストッパ33は、杆状体31に対し接離可能で、杆状体31の端部側に圧接することで、支持部32に対し杆状体31を固定する。
つぎに上記構成を備えた碍子取替装置1の使用方法について説明する。本実施形態では、碍子100が取付けられる被取付体を、鉄塔のアームとし、鉄塔のアームに取付けられている碍子装置Aを、耐張碍子装置とする。この耐張碍子装置Aの碍子連107には、送電線からの張力がかかり、各碍子100の貫通孔106の内周面にコッターピン105の外周面が圧接した状態になっている。取替対象となる碍子100の個数は、二つとする。
この状態において、作業者は、碍子連107のうち、取替対象となる碍子100を間に挟む二つの碍子100,100側、具体的には、二つの碍子100,100のキャップ104,104に碍子固定具11,11を取付けるが、この際、作業者は、索条体21を前記二つの碍子100,100間の距離よりも長めに引出し余長を確保するとともに、杆状体31に対するストッパ33の圧接を緩めて、二つのうちの一方の碍子固定具11を杆状体31に沿って移動させ、杆状体31における二つの碍子固定具11,11間の距離を、前記二つの碍子100,100の間の距離と略同一になるよう予め設定しておく。
つぎに、作業者は、前記二つの碍子100,100のそれぞれに碍子固定具11を取付ける。はじめに、作業者は、一方の碍子固定具11の二つの挟持体11a,11bを開いた状態にしておいて、前記二つの碍子100,100のうちの一方の碍子100のキャップ104の一方の片面に固定側挟持体11aの挟持部(円弧面)をあてがいつつ、可動側挟持体11bを閉方向に回動し、可動側挟持体11bの挟持部14bをキャップ104の他方の片面にあてがい、固定側挟持体11aの二つの嵌合凸部151a,151aの間に可動側挟持体11bの嵌合凹部151bを嵌合させ、嵌合凹部151bの切欠き部152bに雄ねじ153aを挿入し係止させ、雄ねじ153aに螺合した蝶ナット154aを締め付けて二つの挟持体11a,11bを連結固定する。
つぎに、作業者は、前記と同様に、他方の碍子100のキャップ104に他方の碍子固定具11を取付けた後、各支持部32に挿通された杆状体31に対しその側方からストッパ33を圧接させ、各支持部32に杆状体31を固定する。この際、索条体21は、二つの碍子固定具11,11間において少し垂れ下がった状態になっている。
つぎに、作業者は、図1〜図3に示すように、巻取器22の操作ハンドル224を操作して、垂れ下がっている索条体21の余長を巻取った後、操作レバー225を操作して索条体21を巻取る。この際、図4に示すように、二つの碍子固定具11,11の他方の側方端部が相対的に引寄せられ、二つの碍子固定具11,11間の碍子100に対する送電線からの張力が解除されて、各貫通孔106に対するコッターピン105の係止が解除され、各貫通孔106からコッターピン105を引抜くことができ、取替えの対象となる碍子100を新しい碍子に取替えることができる。
このように、本実施形態では、取替対象となる碍子100の個数が増減しても、一本の杆状体31を兼用できるので、碍子100の個数に制限されることなく取付けることができ、しかも、連結された複数の碍子100のうち取替えを必要とする碍子100のみを取替えることができる。
上記実施形態では、碍子取替装置1は、取替対象となる碍子100の個数を二つとした。しかしながら、碍子取替装置1は、二つの碍子固定具11,11間の距離を索条体21によって調整できるため、換言すれば、索条体21は、取替対象となる碍子100の個数の増減に対応できる長さを有しているため、取替対象となる碍子100の個数が一つであってもよく、二つよりも多くあってもよいことが考えられる。
上記実施形態では、碍子取替装置1は、支持部32を二つの碍子固定具11,11の他方の側方端部にそれぞれ配置した。しかしながら、碍子取替装置1は、二つの碍子固定具11,11の他方の側方端部のうち、いずれか一つの他方の側方端部のみ(片側)に支持部32を配置することが考えられる。
上記実施形態では、碍子取替装置1は、他方の碍子固定具11の一方の側方端部に索条体21の端部を係止させた。しかしながら、碍子取替装置1は、索条体21の端部にフックを取付け、フックにより、他方の碍子固定具11の一方の側方端部に着脱可能にすることも考えられる。
上記実施形態では、碍子取替装置1は、碍子固定具11に巻取器22を固定するとした。しかしながら、碍子取替装置1は、ボルト・ナットを使用し着脱可能な構成とすることも考えられる。
上記実施形態では、碍子取替装置1は、碍子固定具11を碍子100のキャップ104に取付けるようにした。しかしながら、上記実施形態では、碍子取替装置1は、碍子固定具11を笠部101aに取付けられることが考えられる。
上記実施形態では、碍子取替装置1は、鉄塔のアームに取付けられる碍子100として、耐張碍子装置Aの碍子連107を例示した。しかしながら、碍子100としては、懸垂碍子装置の碍子連や、電柱の腕金に取付けられる碍子連が考えられる。
1…碍子取替装置、11…碍子固定具、11a…固定側挟持体、11b…可動側挟持体、12…突片、12a,12b…軸受部、13…支軸、14a,14b…挟持部、140a,140b…円弧面、15a…係止部、15b…被係止部、150a,150b…突片、151a…嵌合凸部、151b…嵌合凹部、152a…回動軸、152b…切欠き部、153a…雄ねじ、154a…蝶ナット、20…第一連結手段、21…索条体、22…巻取器、220…枠体、220a…側壁、221…軸、222…ドラム、223…ラチェット歯車、224…操作ハンドル、225…操作レバー、30…第二連結手段、31…杆状体、32…支持部、33…ストッパ、100…碍子、101…本体部、101a…笠部、101b…接続部、102…連結手段、103…連結軸、104…キャップ、104a…接続片、105…コッターピン、106…貫通孔、107…碍子連、A…碍子装置
Claims (2)
- 笠部および該笠部の中央部に突設された接続部を有する本体部を備えた碍子の、前記接続部どうしを連結手段によって連結してなる碍子連において、取替対象となる前記碍子を取替えるための碍子取替装置であって、
前記取替対象となる前記碍子を挟む二つの碍子側にそれぞれ取付けられる碍子固定具と、
前記碍子固定具のうち一方の碍子固定具においてその一方の側方端部と、前記碍子固定具のうち他方の碍子固定具においてその一方の側方端部とを連結する第一連結手段と、
前記碍子固定具のうち一方の碍子固定具においてその他方の側方端部と、前記碍子固定具のうち他方の碍子固定具においてその他方の側方端部とを連結する第二連結手段とを備え、
前記第一連結手段は、前記他方の碍子固定具の一方の側方端部に係止可能な索条体と、前記一方の碍子固定具の一方の側方端部に取付けられて前記索条体を巻取り可能な巻取器とを備え、
前記第二連結手段は、前記一方の碍子固定具および前記他方の碍子固定具の他方の側方端部に渡される杆状体を備え、
前記一方の碍子固定具の他方の側方端部および前記他方の碍子固定具の他方の側方端部に、前記杆状体を支持する支持部が取付けられ、該両支持部のうちの少なくとも片側の支持部は前記杆状体を挿通可能とされたことを特徴とする碍子取替装置。 - 前記支持部のうち、前記杆状体を挿通可能とする支持部側に、前記杆状体に側方から圧接して前記杆状体を固定させるストッパが設けられている請求項1に記載の碍子取替装置。
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