JP2019092237A - 碍子連取付装置および碍子連取付方法 - Google Patents

碍子連取付装置および碍子連取付方法 Download PDF

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小川 哲史
Tetsushi Ogawa
哲史 小川
秀二 難波
Hideji Nanba
秀二 難波
由次 宇田賀
Yoshitsugu Utaga
由次 宇田賀
雅規 武用
Masaki Buyo
雅規 武用
祐也 上田
Yuya Ueda
祐也 上田
慧士 鑪前
Satoshi Tataramae
慧士 鑪前
浩史 國塩
Hiroshi Kunishio
浩史 國塩
康行 森岡
Yasuyuki Morioka
康行 森岡
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Abstract

【課題】碍子連を被取付体の所定の取付位置に簡単な作業で取付けられる碍子連取付装置および碍子連取付方法の提供。【解決手段】巻取器22のガイド体23から碍子連107の長手方向に沿って導出された索条体21を、被取付体Bの所定の取付位置Xに係止させ、巻取器22により索条体21を巻取ることにより、電線Kを接続した状態の碍子連107を、被取付体Bの所定の取付位置Xまで索条体21に沿って移動させ、碍子連107を被取付体Bの所定の取付位置Xに位置させ、碍子連107を被取付体Bの所定の取付位置Xに取付ける。【選択図】 図4

Description

本発明は、被取付体(例えば、鉄塔のアーム)に碍子を取付ける碍子連取付装置および碍子連取付方法に関する。
鉄塔間に架設される送電線は、耐張碍子装置や懸垂碍子装置(以下、単に碍子装置という)により、前記鉄塔に対し絶縁距離を確保された状態で支持される。図7に示すように、碍子装置Aは、複数の碍子100を直列に連結してなる碍子連107を有している。
ところで、碍子100は、風雨等によって経年劣化するため、定期的あるいは不定期的に新しい碍子連として、鉄塔のアームの所定の取付位置に取付けられる。例えば特許文献1に、碍子連取付装置が提案されている。図7に示すように、碍子連取付装置200は、細長い板状の吊上げ金具201と、該吊上げ金具201に対し移動可能で、且つ吊上げられるよう構成された連結体202とを備える。吊上げ金具201の一端部は、鉄塔のアームBの所定の取付位置Xに連結可能とされ、吊上げ金具201の他端部は、前記碍子連107を連結可能とされる。吊上げ金具201の中央部には、前記碍子連107の重量に応じた吊上げ金具201の吊位置(連結体202によって吊上げられる位置)201aが、吊上げ金具201の幅方向中央を通る中心線O上に所定の間隔をおいて複数設けられている。吊上げ金具201の中心線O上には、鉄塔のアームBの取付位置Xに対する吊上げ金具201の取付位置(吊上げ金具201の一端部)201bと、碍子連107の連結位置(吊上げ金具201の他端部)201cとが設けられている。連結体202は、コ字形状で、吊上げ金具201の長手方向側縁部に跨って該側縁部に沿って移動する。連結体202には、前記中心線Oに平行に位置する長軸を有する長楕円状の吊り輪203が取付けられている。吊り輪203の吊位置203aは、吊上げ金具201に対する連結体202の連結位置(吊上げ金具201の吊位置201a)よりも、吊上げ金具201の一端部寄りの位置にある。
前記碍子連取付装置200を用いて鉄塔のアームBの所定の取付位置Xに碍子連107を取付ける場合、作業者は、はじめに、碍子連107の重量に適応した吊上げ金具(連結体202)201の吊位置201aを選択し、選択した吊位置201aに連結体202を取付ける。つぎに、作業者は、吊上げ金具201の他端部に前記碍子連107を連結し、吊上げ金具201の一端部を自由端とした状態で、連結体202の吊り輪203を介して吊上げ金具201および碍子連107を吊上げる。この際、碍子連107は鉛直方向に吊上げられ、吊上げ金具201は、吊り輪203の吊位置203aを支点に回動し、鉛直方向に対して所定角度傾斜した状態で吊上げられ、所定角度傾斜した吊上げ金具201の中心線Oの延長線上に、前記取付位置Xが位置する。この吊上げ金具201の傾斜は、碍子連107の重量に適応した吊上げ金具201の吊位置201aによって決定される。吊上げ金具201は、さらに連結体202を上昇させることにより、鉄塔のアームBの所定の取付位置Xに上昇させられる。
特開2012−120357号公報
前記碍子連取付装置200では、碍子連107の重量に応じて吊上げ金具201の傾斜角度が異なるので、碍子連107の重量に応じた吊上げ金具201の傾斜角度に設定する必要があり、碍子連107の重量に応じて、その都度、吊上げ金具(連結体202)201の吊位置201aを変更している。その際の連結体202の吊上げ金具201への着脱作業に手間がかかる。
そこで本発明は、被取付体の所定の取付位置に簡単な作業で碍子連を取付けられる碍子連取付装置および碍子連取付方法の提供を目的とする。
本発明の碍子連取付装置は、笠部および該笠部の中央部に突設された接続部を有する本体部を備えた碍子の、前記接続部どうしを連結手段によって連結してなる碍子連を、被取付体の所定の取付位置に取付ける碍子連取付装置であって、前記複数の碍子のうちの一方の碍子側に取付けられる碍子固定具と、前記碍子固定具に配置され、前記所定の取付位置と前記碍子固定具とを連結する連結手段とを備え、前記連結手段は、前記所定の取付位置に係止可能な索条体と、前記碍子連の長手方向に対し交差する回動軸を有し前記索条体を巻取り可能な巻取器と、前記索条体を挿通可能で前記碍子連の長手方向に沿って延びるガイド部を有するガイド体とを備えた特徴とする。
上記構成を備えた本発明の碍子連取付装置によれば、被取付体の所定の取付位置に係止させた索条体を、ガイド部により、巻取器の回動軸に対し交差する直線上に前記索条体を沿わせているため、巻取器により前記索条体を巻取るだけで、電線を接続した状態の碍子を被取付体の所定の取付位置まで簡単に移動させることができ、前記碍子を被取付体の所定の取付位置に簡単に取付けできる。
本発明の碍子連取付装置では、前記ガイド体は、前記碍子固定具から突出するよう、前記ガイド部の長さを調整可能とする構成を採用することができる。
上記構成の碍子連取付装置によれば、碍子固定具から碍子が突出したとしても、ガイド部の長さを調整することで、碍子連を長手方向に沿わせて被取付体の所定の取付位置に移動させることができる。
本発明の碍子連取付方法は、前記いずれかの碍子連取付装置を用いて、前記碍子連に予め電線を接続し、電線が接続された状態の前記碍子連の複数の碍子のうちの一方の碍子側に碍子固定具を取付け、前記被取付体の所定の取付位置に前記索条体を係止させ、前記索条体を前記ガイド体のガイド部を通して前記巻取器により巻取るようにしたことを特徴とする。
上記構成を備えた本発明の碍子連取付方法は、碍子連に電線を後付けすることがないので、作業効率がよくなる。
本発明の碍子連取付装置および碍子連取付方法によれば、被取付体の所定の取付位置に碍子連を簡単な作業で取付けることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る碍子連取付装置を示した正面図。 図2は、図1の側面図。 図3は、図1の平面図。 図4(a)〜(c)は、図1の碍子連取付装置の使用方法(碍子連取付方法)を示した斜視図。 図5は、碍子連の向きを逆向きにして鉄塔のアームの所定の取付位置に取付ける状態を示した図。 図6は、碍子の構成を示した一部破断図。 図7は、従来の碍子連取付装置を示す図。
以下、本発明の一実施形態に係る碍子連取付装置を、図面を参照しつつ説明する。はじめに、碍子連取付装置に関係する碍子および張線器について説明する。
一般に、碍子100は、図6に示すように、笠部101aおよび笠部101aの中央部に、笠部101aの中心を通る直線に沿って突設された有底筒状の接続部101bを有する本体部101を備える。各碍子100は、連結手段102により互いの接続部101bどうしを連結されて、複数の碍子100を連結してなる碍子連107とされる(図4参照)。連結手段102は、接続部101b内に前記直線に沿って内挿された連結軸103と、接続部101bの外面に被嵌されて固着された金属製のキャップ104と、一方の碍子100の連結軸103と他方の碍子100のキャップ104とを連結するコッターピン105とを備える。キャップ104には、前記直線に沿って二つの接続片104a,104aが突設される。二つの接続片104a,104a間には、連結軸103の端部が挿入される。各接続片104a,104aおよび連結軸103の端部には、前記直線に対し直交方向に貫通孔106が形成され、各貫通孔106をコッターピン105が貫通することで、碍子100どうしが連結される。図4に示す碍子連107に電線Kが接続された状態において、碍子連107には、クランプ(電線把持具)Cを介して電線Kが接続支持されることで、電線Kから張力がかかり、貫通孔106の内周面にコッターピン105の外周面が圧接することで、碍子連107は、電線Kの張力に対抗している。
張線器5は、被取付体である鉄塔のアームBに引掛けるフック50と、電線に取付けられたカムアロング(電線把持具)Dに接続されるチェーン51と、該チェーン51の巻取り、引出しをするドラム(図示せず)とを備える。なお、クランプCおよびカムアロングDについては、既製品を使用するため、その構成についての説明は省略する。
図1〜図3に示すように、碍子連取付装置1は、二つの碍子固定具11,11と、連結手段20とを備える。各碍子固定具11は、半割れ状の二つの挟持体11a,11bを備える。二つの挟持体11a,11bは、開閉可能に構成され、且つ碍子100のキャップ104に対しキャップ104の側方から挟持するよう構成される。二つの挟持体11a,11bのうちの一方を固定側挟持体11aとし、他方を可動側挟持体11bとする。
固定側挟持体11aの一側部には、固定側挟持体11aの径方向外方に向かって突片12が延出され、該突片12の中央部には、軸受部12aが一つ突設されている。可動側挟持体11bの一側部には、軸受部12b,12bが二つ突設される。可動側挟持体11bの二つの軸受部12b,12bが、固定側挟持体11aの一つの軸受部12aの両側に一列に並ぶよう、互いの一側部どうしを接合させている。接合することにより一列に並んだ軸受部12b,12a,12bには、支軸13が貫設され、固定側挟持体11aの一側部と可動側挟持体11bの一側部とが支軸13により連結される。よって、可動側挟持体11bは、固定側挟持体11aに対し支軸13を介して開閉可能に構成される。
固定側挟持体11aは、挟持部14aと、係止部15aとを備える。挟持部14aは、碍子100のキャップ104の一方の半周面に周方向に沿って当接する円弧面140aを有する。係止部15aは、固定側挟持体11aの他側部に径方向外方に向かって延出された突片150aと、該突片150aに並設された二つの嵌合凸部151a,151aと、該二つの嵌合凸部151a,151aに対し両側部を回動自在に貫設された回動軸152aと、回動軸152aの中央に該回動軸152aの軸線に対し直交方向に固着され、回動軸152aを中心に回動する雄ねじ153aと、該雄ねじ153aに螺合した蝶ナット154aとを備える。
可動側挟持体11bは、挟持部14bと、被係止部15bとを備える。挟持部14bは、碍子100のキャップ104の他方の半周面に周方向に沿って当接する円弧面140bを有する。被係止部15bは、可動側挟持体11bの他側部に径方向外方に向かって延出された突片150bと、該突片150bに形成された嵌合凹部151bと、切欠き部152bとを備える。嵌合凹部151bは、二つの嵌合凸部151a,151aに当接する。切欠き部152bは、突片150bの端縁部から途中位置にかけて形成されている。切欠き部152bには、雄ねじ153aが係止し、雄ねじ153aに螺合した蝶ナット154aを締付けることで、可動側挟持体11bの突片150bと固定側挟持体11aの突片150aとが連結固定される。
図1〜図3に示すように、連結手段20は、一端部にフック210が取付けられた索条体21と、一方の碍子固定具11の一方の側方端部に取付けられ索条体21を巻取る巻取器22と、索条体21を挿通可能なガイド体23とを備える。索条体21は、所定の長さ(碍子連を鉄塔のアームに移動させることができる長さ)を有するチェーンであり、本実施形態では、鉄塔のアームBの被取付位置Xに巻付けられて係止可能に構成されている。
巻取器22は、既製のレバーホイストと略同一の構成であり、固定側挟持体11aの突片12に固着された枠体220と、該枠体220の平行に配置された二つの側壁220a,220aに回動支持された軸221と、軸221に固着され、索条体21を巻付けられたドラム222と、軸221に固着されたラチェット歯車223と、軸221に固着された操作ハンドル224と、軸221に回転自在に設けられた操作レバー225とを備える。巻取器22は、碍子連の長手方向に対し軸221を交差(直交)するよう、固定側挟持体11aの突片12に固着されている。
操作レバー225は、係止爪226と、切替レバー227とを備える。係止爪226は、ラチェット歯車223の歯に対し係止するよう常時付勢されている。切替レバー227は、ラチェット歯車223に対する係止爪226の係止位置を、索条体21を巻上げる方向に回転するラチェット歯車223への巻上げ係止位置と、索条体21を引出す方向に回転するラチェット歯車223への引出し係止位置とに切替える。操作レバー225は、ラチェット歯車223に対する係止爪226の係止位置に応じて軸221を回動操作でき、係止爪226の係止位置に応じた軸221の回動によりドラム222を回動させ、索条体21の巻取り、引出しを行えるよう構成されている。操作ハンドル224は、操作レバー225と同様に、係止爪226の係止位置に応じて軸221を回動操作でき、係止爪226の係止位置に応じた軸221の回動によりドラム222を回動させ、索条体21の巻取り、引出しを行えるよう構成されている。
ガイド体23は、枠体220から索条体21を導出する開口周縁部に取付けられた取付部23aと、該取付部23aから、鉄塔のアームBの所定の取付位置Xを通る平面に向かって延出される第一延出部230と、該第一延出部230から、前記取付位置Xを通り且つ鉄塔のアームBに対し直交方向に延びる直線Oに向かって延出される第二延出部231と、前記直線Oに沿うように第二延出部231から前記所定の取付位置Xに向かって延出されるガイド部232とを備える。第一延出部230、第二延出部231、およびガイド部232は、それぞれ筒状で、ガイド部232の先端は、碍子固定具11よりも突出した位置(鉄塔のアームBの所定の取付位置X寄りの位置)にある。
上記構成を備えた碍子連取付装置1の使用方法(碍子連取付方法)について説明する。はじめに、作業者は、図4(a)に示すように、鉄塔のアームBに張線器5のフック50を係止させ、取替対象となる碍子連107を有する電線KにカムアロングDを取付け、張線器5のチェーン51とカムアロングDとを接続し、張線器5のチェーン51を巻取ることにより電線Kを緊線し、取替対象となる碍子連107に対する張力を張線器5で受けさせる。
この状態において、鉄塔のアームBから取替対象となる碍子連107を取外し、新しく碍子連107を用意し、張線器5に接続された電線Kに新しい碍子連107のうちの電線K側に位置する碍子100の連結軸103に、クランプCを介して電線Kを接続する。図4(a)〜図4(c)では、5つの碍子100を連結した碍子連107を図示しているが、これに限定されるものではなく、単数、2つ以上であってもよい。
つぎに作業者は、鉄塔のアームB側に位置する碍子100の接続部101b側、すなわち碍子100のキャップ104に碍子固定具11を取付ける。碍子100に碍子固定具11を取付ける場合、作業者は、碍子固定具11の二つの挟持体11a,11bを開いた状態にしておいて、碍子100のキャップ104の一方の片面に固定側挟持体11aの挟持部(円弧面)14aをあてがいつつ、可動側挟持体11bを閉方向に回動し、可動側挟持体11bの挟持部14bをキャップ104の他方の片面にあてがい、固定側挟持体11aの嵌合凸部151aに可動側挟持体11bの嵌合凹部151bを嵌合させ、嵌合凹部151bの切欠き部152bに雄ねじ153aを挿入し係止させ、雄ねじ153aに螺合した蝶ナット154aを締め付けて二つの挟持体11a,11bを連結固定する。
この際、作業者は、索条体21を鉄塔のアームBと碍子100との間の距離よりも長めに引出し余長を確保しておく。したがって、各碍子100には電線および索条体21の両方からの張力はかかっていなく、各碍子100の貫通孔106の内周面からコッターピン105の外周面は離脱した状態になっている。この状態において、作業者は、鉄塔のアームBの所定の取付位置Xに索条体21を巻付ける。索条体21は、碍子100の接続部101bの突設された方向に沿って巻取器22から引出されるため、その延長線上に位置する鉄塔のアームBの所定の取付位置Xに容易に巻付けることができる。
つぎに作業者は、図4(b)に示すように、巻取器22のハンドルを操作して、索条体21の余長を巻取った後、操作レバー225を操作して索条体21を巻取る。この際、各碍子100が略一直線状に並ぶ。つぎに、作業者は、図4(c)に示すように、さらに碍子連107を鉄塔のアームBの所定の取付位置X側に移動させ、前記取付位置Xに碍子連107を取付ける。
このように、本実施形態では、碍子連取付装置1は、鉄塔のアームBの所定の取付位置Xに係止させた索条体21をガイド体23のガイド部232を通して巻取器22で巻取るだけで、碍子100を鉄塔のアームB(被取付体)の所定の取付位置Xに簡単な作業で取付けることができる。
本発明の碍子連取付装置1は、上記実施形態に限定されない。上記実施形態では、電線が架設される鉄塔どうしの高さは、同一とした。しかしながら、鉄塔が傾斜面に設置され、電線が斜めに架設される場合、碍子連107は前記実施形態とは逆向きに取付ける。この理由としては、碍子連107の笠部101aの表面形状に沿って雨水などが流れるようにするためである。図5に示すように、碍子連107を逆向きに取付ける場合、鉄塔のアームB側に碍子100の連結軸103を位置させ、この碍子100のキャップ104に電線を接続するとともに碍子固定具11を取付け、索条体21を鉄塔のアームBに巻付け、巻取器22を操作し索条体21を巻取り、碍子連107を鉄塔のアームBの所定の取付位置Xに引寄せる。
上記実施形態では、碍子装置Aとしては、耐張碍子装置を例示した。しかしながら、碍子装置Aとしては、懸垂碍子装置とすることが考えられる。
上記実施形態では、被取付体Bとしては、鉄塔のアームを例示した。しかしながら、被取付体Bとしては、電柱の腕金とすることが考えられる。
上記実施形態では、碍子連取付装置1は、碍子連107の長手方向に沿うガイド部232の長さを、固定された長さであるとした。しかしながら、碍子連取付装置1は、ガイド部232の長さを、碍子固定具11から突出するよう長さ調整することが考えられる。この場合、碍子連取付装置1は、碍子固定具11からキャップ104が突出する大きさの碍子100であっても、碍子連107を被取付体Bの所定の取付位置Xに移動させることができる。
上記実施形態では、碍子連取付装置1は、筒状のガイド部232を例示した。しかしながら、碍子連取付装置1は、樋形状のガイド部としたり、第一延出部230、第二延出部231を樋形状としたりすることが考えられる。この場合、碍子連取付装置1は、索条体21の引出し、巻取りが円滑に行える。
上記実施形態では、碍子連取付装置1は、碍子固定具11を碍子100のキャップ104に取付けるようにした。しかしながら、碍子連取付装置1は、碍子固定具11を笠部101aに取付けられることが考えられる。
上記実施形態では、碍子連取付装置1は、碍子100の一方の側方端部に巻取器22を取付けた例示をした。しかしながら、碍子連取付装置1は、碍子100の他方の側方端部、あるいは挟持部14a,14bに巻取器22を着脱可能に取付けることが考えられる。
上記実施形態では、碍子連取付装置1は、巻取器22の回動軸を、碍子連107の長手方向に対し直交するとした。しかしながら、碍子連取付装置1は、巻取器22の回動軸を、碍子連107の長手方向に対し交差することが考えられる。要は、碍子連取付装置1として、作業者が巻取器22を操作しやすく、索条体21を円滑に巻取れる構成であればよい。
1…碍子連取付装置、11…碍子固定具、11a…固定側挟持体、11b…可動側挟持体、12…突片、12a,12b…軸受部、13…支軸、14a,14b…挟持部、140a,140b…円弧面、15a…係止部、15b…被係止部、150a,150b…突片、151a…嵌合凸部、151b…嵌合凹部、152a…回動軸、152b…切欠き部、153a…雄ねじ、154a…蝶ナット、20…連結手段、21…索条体、22…巻取器、220…枠体、220a…側壁、221…軸、222…ドラム、223…ラチェット歯車、224…操作ハンドル、225…操作レバー、23…ガイド体、23a…取付部、230…第一延出部、231…第二延出部、232…ガイド部、100…碍子、101…本体部、101a…笠部、101b…接続部、102…連結手段、103…連結軸、104…キャップ、104a…接続片、105…コッターピン、106…貫通孔、107…碍子連、A…碍子装置、B…被取付体(鉄塔のアーム)、C…クランプ、D…カムアロング、K…電線、X…取付位置

Claims (3)

  1. 笠部および該笠部の中央部に突設された接続部を有する本体部を備えた碍子の、前記接続部どうしを連結手段によって連結してなる碍子連を、被取付体の所定の取付位置に取付ける碍子連取付装置であって、
    前記複数の碍子のうちの一方の碍子側に取付けられる碍子固定具と、
    前記碍子固定具に配置され、前記所定の取付位置と前記碍子固定具とを連結する連結手段とを備え、
    前記連結手段は、前記所定の取付位置に係止可能な索条体と、前記碍子連の長手方向に対し交差する回動軸を有し前記索条体を巻取り可能な巻取器と、前記索条体を挿通可能で前記碍子連の長手方向に沿って延びるガイド部を有するガイド体とを備えた特徴とする碍子連取付装置。
  2. 前記ガイド体は、前記碍子固定具から突出するよう、前記ガイド部の長さを調整可能に構成されることを特徴とする請求項1に記載の碍子連取付装置。
  3. 前記請求項1または2に記載の碍子連取付装置を用いて、前記碍子連に予め電線を接続し、電線が接続された状態の前記碍子連の複数の碍子のうちの一方の碍子側に碍子固定具を取付け、前記被取付体の所定の取付位置に前記索条体を係止させ、前記索条体を前記ガイド体のガイド部を通して前記巻取器により巻取るようにしたことを特徴とする碍子連取付方法。
JP2017217491A 2017-11-10 2017-11-10 碍子連取付装置および碍子連取付方法 Pending JP2019092237A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020230811A1 (ja) 2019-05-15 2020-11-19 三菱ケミカル株式会社 イリジウム錯体化合物、該化合物および溶剤を含有する組成物、該化合物を含有する有機電界発光素子、表示装置および照明装置

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WO2020230811A1 (ja) 2019-05-15 2020-11-19 三菱ケミカル株式会社 イリジウム錯体化合物、該化合物および溶剤を含有する組成物、該化合物を含有する有機電界発光素子、表示装置および照明装置

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