JP3242320U - 架線敷設装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】支持線を強固に固定し、支持線の固定が外れたとしても、下方への落下を確実に防止する架線敷設装置を提供する。【解決手段】架線敷設装置1は、ローラー部と、吊り下げフック3と、押圧部4と、弾性部と、安全弁6と、カム7と、を備える。安全弁6は、基端部6aが、吊り下げフック3の基端部3bの一方の側面で、吊り下げフック3の屈曲方向の外側位置3b2に、第二の回転軸9で軸支され、安全弁6の先端部6bが、外部から吊り下げフック3の先端部3cまで回動可能に設けられている。カム7は、基端部7aが、吊り下げフック3の基端部3bの他方の側面で、吊り下げフック3の屈曲方向の外側位置3b2に、第二の回転軸9で軸支され、第二の回転軸9を介して、安全弁6の先端部6bが吊り下げフック3の先端部3cまで回動した場合に、先端部7bが、押圧部4の先端部4aを吊り下げフック3の屈曲部3aに押し付ける。【選択図】図5
Description
本考案は、架線敷設装置に関する。
従来、所定間隔に設置された電柱を経由して、配電線、電話ケーブル、光ケーブル、太陽光発電用送電線等の架線を敷設する場合、メッセンジャーワイヤー等の支持線を電柱に予め張設し、支持線に架線敷設装置を固定し、架線敷設装置を介して電柱に架線を敷設している。
このような架線敷設装置に関して、従来、多種の技術が存在する。例えば、特開平11-262124号公報(特許文献1)には、吊り下げフックと、固定杆と、締め付け杆とを備える架線用ローラーの固定方法及び固定装置が開示されている。この固定装置では、吊り下げフックは、嵌入内面を有し、架線用ローラーの組付けフレームに取り付けられている。固定杆は、吊り下げフックの左右の位置に設けられ、前半部に嵌入内面と対向する押止フックを有し、中央部に前後半部を連結する伸縮バネを有している。締め付け杆は、嵌入内面の最高位置とほぼ横一直線上の高さ位置に設けられた回転中心軸を中心に後端側が上下動する。メッセンジャーワイヤーを押止フックで嵌入内面に押止した位置での押止フックの先端と、固定杆枢着軸とを結ぶ一直線上内に回転中心軸が位置する地点で死点を形成し、さらに死点を通過して締め付け杆を系統締め付けする。これにより、架線用ローラーをメッセンジャーワイヤーの所望位置にてワンタッチで固定し、或いは、解離して迅速に作業が遂行出来るとしている。
特開2020-36484号公報(特許文献2)には、レバー固定部と、一対のレバー部と、レバー固定解除部と、一対の弾性体と、一対のアーム部と、ローラー群とフック部とを備える架線敷設装置が開示されている。この架線敷設装置では、レバー固定部は、一対のレバー部の閉状態を固定する。レバー固定解除部は、レバー固定部の固定を解除する。一対の弾性体は、一対のアーム部の先端のそれぞれに設けられ、凹部を有する。ローラー群は、各ローラーの軸方向を、一対のアーム部の開閉方向と平行方向に配置し、且つ、各ローラーの内周壁が、閉状態の一対のアーム部で形成される第一の空間よりも小さい第二の空間を形成するように、各ローラーを配置することで構成される。フック部は、内周壁で形成される第三の空間に、凹部で形成される第四の空間が含まれるように、所定のローラーの他端に設けられる。これにより、作業性と安全性の両方に優れる架線敷設装置を提供出来るとしている。
特開2022-156106号公報(特許文献3)には、ローラー環状体と、開閉ローラーと、開閉ピンと、ピンカバーとを備える架線工事用吊り金車が開示されている。この架線工事用吊り金車では、ローラー環状体は、複数のローラーを環状に結合して構成される。開閉ローラーは、基端部を隣のローラーとの相対角度を変更可能な揺動自在の軸受により支持される。開閉ピンは、開閉ローラーの先端側の軸受を結合する差し込み位置と、分離する抜き出し位置との間を軸線方向に移動可能に軸受に係合する。ピンカバーは、開閉ピンの延長上に突出し、抜き出し位置への移動を妨げる閉鎖位置と、開閉ピンの延長上から離脱して開閉ピンの抜き出し位置への移動を許容する露出位置との間を移動可能で、且つ、抜き出し位置の開閉ピンにより閉鎖位置への移動を妨げる。これにより、吊り金車を閉鎖する開閉ピンの状態の確認を容易にすると共に、開閉ピンを保護し、吊り金車の不用意な開放を防止出来るとしている。
架線敷設は、通常、架線敷設装置を支持線に吊り下げた後に、敷設対象の架線を架線敷設装置のローラーに通して架線を敷設していく。この架線敷設作業は、高所作業であるため、支持線への架線敷設装置の吊り下げは、何らかの振動や揺動により外れる場合がある。架線敷設装置の吊り下げが外れると、下方にいる人に対して事故の原因になるという課題がある。特に、近年の安心安全志向は強く、落下しない架線敷設装置が求められている。
一方で、作業性の面では、支持線にワンタッチで固定又は解除出来、且つ、架線の巻き付きが生じない架線敷設装置が求められている。
ここで、特許文献1に記載の技術では、吊り下げフックにより架線用ローラーを吊り下げ、且つ、押止フックで押止するのみであり、落下の可能性がある。又、特許文献2に記載の技術では、ハンドバイスが閉じた状態での一対の弾性体の凹部が形成する空間の寸法以上の軸径の支持線には適用することができないという課題がある。特許文献3に記載の技術では、吊り金車の不用意な開放による電線の落下を防止出来るが、支持線に対応するパイロットロープを把持する固定受け金具の内面が形成する空間の寸法以上の軸径の支持線には適用することができないという課題がある。
そこで、本考案は、前記課題を解決するためになされたものであり、支持線を強固に固定するとともに、何らかの理由で支持線の固定が外れたとしても、下方への落下を確実に防止することが可能な架線敷設装置を提供することを目的とする。
本考案に係る架線敷設装置は、ローラー部と、吊り下げフックと、押圧部と、弾性体と、安全弁と、カムと、を備える。ローラー部は、複数のローラーを環状に開閉可能に配置して構成されている。吊り下げフックは、前記ローラー部の上端部から上方に立ち上がって、所定の屈曲部で下方に向かって屈曲している。押圧部は、基端部が、前記吊り下げフックの基端部で、且つ、前記吊り下げフックの屈曲方向の内側位置に、第一の回転軸で軸支され、先端部が、前記吊り下げフックの屈曲部の近傍で回動可能に設けられている。弾性体は、前記吊り下げフックの基端部の近傍と、前記押圧部の基端部の近傍との間に設けられ、前記押圧部の先端部を前記吊り下げフックの屈曲部の付近に押し付ける力を加える。安全弁は、基端部が、前記吊り下げフックの基端部の一方の側面で、且つ、前記吊り下げフックの屈曲方向の外側位置に、前記第一の回転軸と平行に配置された第二の回転軸で軸支され、先端部が、外部から前記吊り下げフックの先端部まで回動可能に設けられている。カムは、基端部が、前記吊り下げフックの基端部の他方の側面で、且つ、前記吊り下げフックの屈曲方向の外側位置に、前記第二の回転軸で軸支され、前記安全弁の先端部が前記吊り下げフックの先端部まで回動した場合に、先端部が、前記第二の回転軸を介して、前記押圧部の基端部の付近を押し付けて、前記押圧部の先端部を前記吊り下げフックの屈曲部に押し付ける。
本考案によれば、支持線を強固に固定するとともに、何らかの理由で支持線の固定が外れたとしても、下方への落下を確実に防止することが可能となる。
以下に、添付図面を参照して、本考案に係る実施形態について説明し、本考案の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本考案を具体化した一例であって、本考案の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここで、本考案に係る架線敷設装置1は、図1に示すように、ローラー部2と、吊り下げフック3と、押圧部4と、弾性体5と、安全弁6(閉め部)と、カム7(押付部)と、を備える。
又、ローラー部2は、複数のローラー2aを環状に開閉可能に配置して構成されている。又、吊り下げフック3は、ローラー部2の上端部2bから上方に立ち上がって、所定の屈曲部3aで下方に向かって屈曲している。
又、押圧部4は、基端部4aが、吊り下げフック3の基端部3bで、且つ、吊り下げフック3の屈曲方向の内側位置3b1に、第一の回転軸8で軸支され、先端部4bが、吊り下げフック3の屈曲部3aの近傍で回動可能に設けられている。
又、弾性体5は、吊り下げフック3の基端部3bの近傍と、押圧部4の基端部4aの近傍との間に設けられ、押圧部4の先端部4bを吊り下げフック3の屈曲部3aの付近に押し付ける力を加える。
又、安全弁6は、基端部6aが、吊り下げフック3の基端部3bの一方の側面で、且つ、吊り下げフック3の屈曲方向の外側位置3b2に、第一の回転軸8と平行に配置された第二の回転軸9で軸支され、安全弁6の先端部6bが、図2に示すように、外部から吊り下げフック3の先端部3cまで回動可能に設けられている。
又、カム7は、基端部7aが、吊り下げフック3の基端部3bの他方の側面で、且つ、吊り下げフック3の屈曲方向の外側位置3b2に、第二の回転軸9で軸支され、図2に示すように、第二の回転軸9を介して、安全弁6の先端部6bが吊り下げフック3の先端部3cまで回動した場合に、先端部7bが、押圧部4の基端部4aの付近を押し付けて、押圧部4の先端部4aを吊り下げフック3の屈曲部3aに押し付ける。
これにより、本考案では、支持線Aを強固に固定するとともに、何らかの理由で支持線の固定が外れたとしても、下方への落下を確実に防止することが可能となる。
具体的に説明すると、図3に示すように、先ず、作業者は、架線作業において、吊り下げフック3の屈曲部3aを支持線Aに引っ掛けると、弾性体5が、押圧部4の先端部4bを吊り下げフック3の屈曲部3aの付近に押し付ける力を加えることで、押圧部4の先端部4bが、吊り下げフック3の屈曲部3aにある支持線Aを押圧して、支持線Aを一時的に仮固定する。
続いて、図4に示すように、作業者が、安全弁6の先端部6bを、吊り下げフック3の先端部3cに向かって回動させると、安全弁6が、吊り下げフック3の吊り下げ空間Sを閉鎖して、支持線Aを閉じ込める。
ここで、作業者が、安全弁6を回動させると、この回動が第二の回転軸9を介してカム7に伝わり、カム7の先端部7bが、押圧部4の基端部4aの付近を押し付けて、押圧部4の先端部4aを吊り下げフック3の屈曲部3aに強く押し付ける。
これにより、今までは、弾性体5の押し付け力で、押圧部4の先端部4bが支持線Aを一時的に固定している状態であったが、本考案では、カム7の先端部7bが、弾性体5の押し付け力に加えて、押圧部4の基端部4aの付近を機械的に押し付けることで、押圧部4の先端部4bを一層強固に支持線Aに押し付けて固定させる。その結果、支持線Aを強固に固定することが可能となるのである。
更に、図5に示すように、支持線Aが、何らかの原因で上下左右に揺れた際に、カム7による支持線Aの固定が解除されて、支持線Aが、屈曲部3aの内面から外れた場合であっても、安全弁6(上部6c)が、支持線Aを受け止めることで、吊り下げフック3が、支持線Aから外れて下方に落下することを防止することが出来る。つまり、安全弁6は、安全装置として機能する。
このように、本考案では、弾性体5の押し付け力を、カム7の先端部7bの機械的な押し付けによって強化するとともに、仮に、支持線Aの固定が解除されたとしても、安全弁6によって支持線Aを受け止めて、吊り下げフック3の落下を確実に防止する。これにより、支持線Aを強固に固定するとともに、何らかの理由で支持線Aの固定が外れたとしても、下方への落下を確実に防止することが可能となるのである。
最後に、作業者が、ローラー部2の環を開いて、架線(図示せず)を当該環内に入れて、当該環を閉じることで、架線を環に挿通させることが出来る。このような作業を繰り返すことで、架線作業が進められる。以上により、作業者は、安全かつ容易に架線敷設装置1を支持線Aに強固に固定し、架線の敷設を行うことが出来る。
ここで、本考案に係る架線敷設装置1の構成に、更に、図1に示すように、引っ掛け部10を設けることが出来る。引っ掛け部10は、安全弁6のうち、第一の回転軸8から離れた遠方位置に設けられる。これにより、作業者が架線敷設装置1から離れた場所でも、所定の棒で引っ掛け部10を引っ掛けて、例えば、作業者が、安全弁6の先端部6bを吊り下げフック3の先端部3cに向かって回動させて、安全弁6で支持線Aを吊り下げ空間Sに閉じ込めることが出来る。又、作業者が、安全弁6の先端部6bを吊り下げフック3の先端部3cから外部に向かって回動させて、安全弁6で吊り下げフック3の吊り下げ空間Sを開放させることで、吊り下げフック3から支持線Aの引っ掛けを解除することが出来る。
ここで、ローラー部2の構成に特に限定は無いが、例えば、図1に示すように、コの字状の外枠フレームに複数のローラー2aを配置して取り付けることで、環状を形成しても良いし、複数のローラー2aを環状に配置して、各ローラー2aの一端部を、隣接するローラー2aの一端部に直接接続して環状を形成しても良い。
又、ローラー2aの数に特に限定は無いが、例えば、3個~6個とすることが出来る。又、ローラー部2の環状の形状に特に限定は無いが、例えば、三角形、四角形、五角形、六角形、多角形等を挙げても良い。
又、ローラー部2の開閉方法として、図1-図2に示すように、外枠フレームに一対の対向する切欠部を設け、第一のローラー2aの両端部から突出された軸のそれぞれを、当該切欠部に嵌め込み、固定部によって第一のローラー2aの軸を切欠部に固定することで、当該第一のローラー2aが取り外し可能となり、ローラー部2を開閉可能な構成とすることも出来る。又、第一のローラー2aの一端部が、複数のローラー2aが形成する環に対して垂直な回転軸で軸支され回動し、第一のローラー2aの他端部が、隣接する第二のローラー2aに固定部によって取り付けられたり、取り外されたりすることで、ローラー部2を開閉可能とする構成でも良い。ここで、固定部としてボルト等を挙げることが出来る。
又、吊り下げフック3の屈曲の形状に特に限定は無いが、V字状、U字状、C字状等を挙げることが出来る。又、吊り下げフック3の材質に特に限定は無いが、例えば、鉄やステンレス、アルミニウム、合成樹脂等を挙げることが出来る。
又、押圧部4の構成に特に限定は無いが、図1に示すように、一対の押圧部4のそれぞれが、吊り下げフック3の基端部3bの両側面のそれぞれに設けられ、一対の押圧部4が連結部を介して連結され、一対の押圧部4が第一の回転軸8周りに連動して回動する構成としても良いし、単一の押圧部4が、吊り下げフック3の基端部3bの両側面のいずれかに設けられ、第一の回転軸8周りに回動する構成としても良い。
又、弾性体5の構成に特に限定は無いが、図1に示すように、鉄やステンレス製の伸縮バネやスプリングバネを、一対の押圧部4の連結部の中央と吊り下げフック3の基端部3bの近傍との間に設ける構成としても良いし、単一の押圧部4の長手方向の中央近傍と吊り下げフック3の基端部3bの近傍との間に設ける構成としても良い。
又、安全弁6の形状に特に限定は無いが、図1に示すように、三角形としても良いし、四角形や台形、多角形等としても良い。安全弁6の材質に特に限定は無いが、例えば、鉄やステンレス、アルミニウム、合成樹脂等を挙げることが出来る。
又、カム7の構成に特に限定は無いが、図1に示すように、楕円や卵形の構成としても良いし、円であって、その円の中心が第二の回転軸9から偏心した構成としても構わない。カム7の材質に特に限定は無いが、例えば、鉄やステンレス、アルミニウム、合成樹脂等を挙げることが出来る。
又、第一の回転軸8と第二の回転軸9との構成に特に限定は無いが、例えば、ボルトや棒等の軸を採用することが出来る。第一の回転軸8と第二の回転軸9との設置方法に特に限定は無い。例えば、第一の回転軸8を挿通可能な円筒部を吊り下げフック3の内側位置3b1に設け、第一の回転軸8の両端部又は一端部に、押圧部4の基端部4aをネジや溶着によって固定する設置方法や、第二の回転軸9を挿通可能な円筒部を吊り下げフック3の外側位置3b2に設け、第二の回転軸9の両端部のそれぞれに、安全弁6の基端部6aとカム7の基端部7aとのそれぞれをネジや溶着によって固定する設置方法を挙げることが出来る。
又、引っ掛け部10の構成に特に限定は無いが、図1に示すように、リング状に構成しても良いし、突起状に構成しても構わない。又、引っ掛け部10は、図6-図7に示すように、長尺の棒で構成され、棒が複数回折り曲げられて、環を形成する形状で構成しても良い。ここで、引っ掛け部10は、安全弁6とカム7が回動した際に、ローラー部2に物理的に接触しないように折り曲げられた形状であると好ましい。
尚、本考案の実施形態では、架線敷設装置1の構成に、更に、他の機能を追加しても構わない。
以上のように、本考案に係る架線敷設装置は、支持線に沿って架線を敷設する建設分野、土木分野、建築分野、電気工事分野、電力分野等のあらゆる分野に有用であり、支持線を強固に固定するとともに、何らかの理由で支持線の固定が外れたとしても、下方への落下を確実に防止することが可能架線敷設装置として有効である。
1 架線敷設装置
2 ローラー部
2a ローラー
3 吊り下げフック
3a 屈曲部
4 押圧部
5 弾性体
6 安全弁
7 カム
8 第一の回転軸
9 第二の回転軸
10 引っ掛け部
A 支持線
2 ローラー部
2a ローラー
3 吊り下げフック
3a 屈曲部
4 押圧部
5 弾性体
6 安全弁
7 カム
8 第一の回転軸
9 第二の回転軸
10 引っ掛け部
A 支持線
Claims (1)
- 複数のローラーを環状に開閉可能に配置して構成されたローラー部と、
前記ローラー部の上端部から上方に立ち上がって、所定の屈曲部で下方に向かって屈曲している吊り下げフックと、
基端部が、前記吊り下げフックの基端部で、且つ、前記吊り下げフックの屈曲方向の内側位置に、第一の回転軸で軸支され、先端部が、前記吊り下げフックの屈曲部の近傍で回動可能に設けられた押圧部と、
前記吊り下げフックの基端部の近傍と、前記押圧部の基端部の近傍との間に設けられ、前記押圧部の先端部を前記吊り下げフックの屈曲部の付近に押し付ける力を加える弾性体と、
基端部が、前記吊り下げフックの基端部の一方の側面で、且つ、前記吊り下げフックの屈曲方向の外側位置に、前記第一の回転軸と平行に配置された第二の回転軸で軸支され、先端部が、外部から前記吊り下げフックの先端部まで回動可能に設けられた安全弁と、
基端部が、前記吊り下げフックの基端部の他方の側面で、且つ、前記吊り下げフックの屈曲方向の外側位置に、前記第二の回転軸で軸支され、前記安全弁の先端部が前記吊り下げフックの先端部まで回動した場合に、先端部が、前記第二の回転軸を介して、前記押圧部の基端部の付近を押し付けて、前記押圧部の先端部を前記吊り下げフックの屈曲部に押し付けるカムと、
を備える架線敷設装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023001189U JP3242320U (ja) | 2023-04-10 | 2023-04-10 | 架線敷設装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023001189U JP3242320U (ja) | 2023-04-10 | 2023-04-10 | 架線敷設装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3242320U true JP3242320U (ja) | 2023-06-07 |
Family
ID=86609964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023001189U Active JP3242320U (ja) | 2023-04-10 | 2023-04-10 | 架線敷設装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3242320U (ja) |
-
2023
- 2023-04-10 JP JP2023001189U patent/JP3242320U/ja active Active
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3242320 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |