JP2019091869A - プリント基板及びヘッドホン - Google Patents

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豊和 江口
Toyokazu Eguchi
豊和 江口
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Abstract

【課題】アンテナが形成されたプリント基板におけるアンテナ効率を向上させる。【解決手段】プリント基板10は、回路が搭載された回路領域101と、アンテナ11が形成されたアンテナ領域102とを有する。回路領域101には、プリント基板10を上面視した場合の単位面積内に、積層構造の複数の誘電体112a〜112cからなる第1容積の第1誘電体が設けられており、アンテナ領域102には、プリント基板10を上面視した場合の単位面積内に第1容積よりも小さな第2容積の第2誘電体113が設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、アンテナが形成されたプリント基板、及び当該プリント基板が内蔵されたヘッドホンに関する。
音源から無線経由で音信号を受信し、受信した音信号に基づく音を出力するヘッドホンが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2013−132004号公報
ヘッドホンを小型化するために、無線信号を受信する回路及び音信号を処理する回路を搭載するプリント基板の小型化が求められている。プリント基板の小型化を実現するために、回路の配線を構成するための導電層が複数設けられた多層基板が用いられている。
多層基板においては、各導電層の間に誘電体が設けられている。回路の実装密度を高めるために導電層の数を増やすと、誘電体の数が増えることにより、プリント基板の単位面積あたりの誘電体の容積が大きくなる。ところが、誘電体の容積が大きくなると、誘電体損が大きくなり、アンテナ効率が低下してしまうという問題が生じていた。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、アンテナが形成されたプリント基板におけるアンテナ効率を向上させることを目的とする。
本発明の第1の態様のプリント基板は、回路が搭載された回路領域と、アンテナが形成されたアンテナ領域とを有するプリント基板であって、前記回路領域には、前記プリント基板を上面視した場合の単位面積内に第1容積の第1誘電体が設けられており、前記アンテナ領域には、前記プリント基板を上面視した場合の単位面積内に前記第1容積よりも小さな第2容積の第2誘電体が設けられていることを特徴とする。
前記回路領域には、前記第1誘電体に接する複数の導電層がさらに設けられており、前記アンテナ領域には、前記第2誘電体に接し、かつ前記回路領域よりも少ない数の導電層がさらに設けられていてもよい。前記第1誘電体は、例えば、前記複数の導電層のいずれか2つに挟まれた積層構造の複数の誘電体である。
前記アンテナ領域の前記第2誘電体の厚みが、前記回路領域の前記第1誘電体の厚みよりも小さくてもよい。また、前記アンテナ領域の可撓性が、前記回路領域の可撓性よりも大きくてもよい。前記アンテナ領域における前記アンテナが形成された領域以外の領域に孔が形成されていてもよい。
本発明の第2の態様のヘッドホンは、上記のプリント基板と、前記プリント基板に設けられた、前記アンテナから受信した電波に含まれる音信号を取得する信号取得部と、前記音信号に基づく音を発生する音発生部と、を有する。
本発明によれば、アンテナが形成されたプリント基板におけるアンテナ効率を向上させることができるという効果を奏する。
ヘッドホン1の構成を示す図である。 プリント基板10の構造を示す図である。 プリント基板10による効果について説明するための図である。 プリント基板20の構造を示す図である。 プリント基板20による効果について説明するための図である。 プリント基板30の構造を示す図である。 プリント基板40の構造を示す図である。 プリント基板50の構造を示す図である。
[ヘッドホン1の基本構成]
図1は、本実施形態に係るヘッドホン1の構成を示す図である。ヘッドホン1は、電波を介して、音源2から音信号を受信し、受信した音信号に基づく音を出力する。
ヘッドホン1は、プリント基板10及びスピーカ14を有する。プリント基板10には、アンテナ11と、信号取得部12と、音発生部13とが設けられている。アンテナ11は、音源2から送信される電波を受信し、受信した電波を信号取得部12に出力する。
信号取得部12は、アンテナ11から受信した電波を復調することにより、電波に含まれる音信号を取得するための回路を含むIC(Integrated Circuit)である。信号取得部12は、取得した音信号を音発生部13に出力する。
音発生部13は、信号取得部12から入力された音信号を増幅し、増幅後の信号をスピーカ14に出力することにより、音信号に基づく音をスピーカ14に発生させるための回路を含むICである。スピーカ14は、音発生部13から入力された音を発生する。
[プリント基板10の構造]
図2は、プリント基板10の構造を示す図である。図2(a)は、プリント基板10の平面図である。図2(b)は、プリント基板10のA−A線断面図である。
図2に示すように、プリント基板10は、複数の導電層111(111a〜111d)と、複数の導電層111のいずれか2つに挟まれた第1誘電体112(112a〜112c)とを有する。第1誘電体112は、積層構造の複数の誘電体112a〜112cにより構成される。導電層111は、例えば銅箔であり、第1誘電体112は、例えばプリプレグである。
プリント基板10は、回路が搭載された回路領域101と、アンテナ11が形成されたアンテナ領域102とを有している。回路領域101の厚みは、アンテナ領域102の厚みよりも大きい。
回路領域101には、プリント基板10を上面視した場合の単位面積内に第1容積の第1誘電体112が設けられている。回路領域101において、複数の導電層111のそれぞれは、いずれかの第1誘電体112に接している。導電層111dには、信号取得部12として機能するIC及び音発生部13として機能するICの他、図示しない多数の電子素子が実装されている。
アンテナ領域102には、プリント基板10を上面視した場合の単位面積内に、第1容積よりも小さな第2容積の第2誘電体113が設けられている。第2誘電体113は、第1誘電体112cと一体に形成されているが、第2誘電体113の厚みは第1誘電体112cの厚みよりも小さい。具体的には、下層の導電層111a〜111cと、下層の第1誘電体112a、112bが削除され、上層の第1誘電体112cの一部が削られて第2誘電体113が形成される。
また、アンテナ領域102には、第2誘電体113に接し、かつ回路領域101よりも少ない数の導電層として導電層111dが形成されている。図2(b)に示す例においては、アンテナ領域102における導電層111dによりアンテナ11が形成されている。
プリント基板10が上記の構成を有することにより、回路領域101には高密度に多数の電子素子を実装することができ、かつアンテナ領域102の誘電体の量を小さくすることができる。その結果、アンテナ11の誘電体損を低減することができるので、アンテナ効率を向上させることができる。
また、アンテナ領域102の厚みは回路領域101の厚みよりもはるかに小さいので、回路領域101よりも大きな可撓性を有する。したがって、プリント基板10を搭載可能な空間が小さなヘッドホンにおいて、ヘッドホンの形状に合わせてアンテナ領域102を曲げることができるので、設計の自由度が向上する。さらに、アンテナ領域102が大きな可撓性を有することで、アンテナ11の向きの自由度が大きくなるので、電波の指向性を調整しやすくなる。
[プリント基板10による効果]
図3は、プリント基板10による効果について説明するための図である。図3は、第2誘電体113の厚みを変化させた場合の周波数と定在波比(VSWR:Voltage Standing Wave Ratio)との関係を示している。図3における実線は第2誘電体113の厚みが0.6mmの場合、破線は第2誘電体113の厚みが0.8mmの場合、一点鎖線は第2誘電体113の厚みが1.0mmの場合、二点鎖線は第2誘電体113の厚みが1.5mmの場合を示している。
図3に示すように、第2誘電体113の厚みが変化すると、定在波比も変化することがわかる。特に、第2誘電体113の厚みを0.6mmにした場合、ヘッドホン1と音源2との間で音信号を伝送する際の電波として使用されることが多い2.4GHz帯における定在波比が最も小さくなるということがわかる。このように、ヘッドホン1にプリント基板10が用いられることにより、アンテナ効率が向上する。
[第1変形例]
図4は、プリント基板10の第1変形例としてのプリント基板20の構造を示す図である。プリント基板20は、図2の回路領域101に対応する回路領域201と、アンテナ領域102に対応するアンテナ領域202とを有する。アンテナ領域202の厚みはアンテナ領域102の厚みよりも大きく、回路領域201と同じ厚みを有しており、アンテナ領域202には複数の第2誘電体213(213a〜213c)が含まれている。
アンテナ領域202には複数の孔203が形成されている。アンテナ領域202の厚みはアンテナ領域102の厚みよりも大きいが、アンテナ領域202に複数の孔203が形成されていることにより、アンテナ領域202においても、アンテナ領域102と同様に、単位面積内の第2誘電体213の容積(第2容積)は、図2の回路領域101の単位面積内の第1誘電体112の容積(第1容積)よりも小さい。その結果、アンテナ11の誘電体損を低減することができるので、アンテナ効率を向上させることができる。
[プリント基板20による効果]
図5は、プリント基板20による効果について説明するための図である。図5(a)は、孔203が形成されていない状態のプリント基板における周波数と定在波比との関係を示す図である。図5(b)は、3個の孔203が形成された状態のプリント基板20における周波数と定在波比との関係を示す図である。
図5(a)においては、2.158GHzにおいて定在波比が最小値1.6156となっている。これに対して、図5(b)においては、2.249GHzにおいて定在波比が最小値1.3492となっており、図5(a)の場合よりも定在波比が小さくなっている。
プリント基板20に孔203が形成されている場合、第2誘電体213の容積が小さくなることによりアンテナ11の容量成分が減少し、アンテナ11の共振周波数が上昇したと考えられる。また、第2誘電体213の容積が小さくなることにより誘電体損が減少し、定在波比が小さくなったと考えられる。その結果、ヘッドホン1にプリント基板20が用いられる場合にも、孔203が形成されていないプリント基板が用いられる場合に比べてアンテナ効率が向上する。
[第2変形例]
図6は、プリント基板10の第2変形例としてのプリント基板30の構造を示す図である。プリント基板30は、図2の回路領域101に対応する回路領域301と、アンテナ領域102に対応するアンテナ領域302とを有する。アンテナ領域302における第2誘電体313の厚みは、図2に示したプリント基板10のアンテナ領域102における第2誘電体113の厚みと同じであるが、アンテナ領域302には複数の孔303が形成されている。プリント基板30は、プリント基板10による効果とプリント基板20による効果を合わせ持ち、回路領域301において電子素子を高密度実装することが可能になるとともに、可撓性があるアンテナ領域302に形成されたアンテナ11のアンテナ効率を向上させることができる。
[第3変形例]
図7は、プリント基板10の第3変形例としてのプリント基板40の構造を示す図である。プリント基板40は、図2の回路領域101に対応する回路領域401と、アンテナ領域102に対応するアンテナ領域402とを有する。プリント基板40においては、アンテナ領域402にチップアンテナ41が設けられることによりアンテナが形成されている点で、図4に示したプリント基板20と異なる。チップアンテナ41の下方には、孔403が形成されている。アンテナ領域402に孔403が形成されていることにより、チップアンテナ41の誘電体損が小さくなるので、アンテナ効率が向上する。
[第4変形例]
図8は、プリント基板10の第4変形例としてのプリント基板50の構造を示す図である。プリント基板50は、図2の回路領域101に対応する回路領域501と、アンテナ領域102に対応するアンテナ領域502とを有する。プリント基板50においては、アンテナ領域502にチップアンテナ41が設けられることによりアンテナが形成されている点で、図2に示したプリント基板10と異なる。
図8(b)及び図8(c)に示す断面図に示すように、アンテナ領域502は回路領域501よりも薄く、可撓性を有するので、プリント基板50のユーザがアンテナ領域502の方向を調整することができる。例えば、図8(b)に示すアンテナ領域502におけるチップアンテナ41が実装されている面の方向と、図8(c)に示すアンテナ領域502におけるチップアンテナ41が実装されている面の方向とは、異なる方向になっており、ユーザは、アンテナ領域502を所望の方向に調整することができる。
プリント基板50がこのような構成を有することにより、チップアンテナ41が搭載されたアンテナ領域502を配置する際の自由度が向上する。例えば、プリント基板50を使用するヘッドホン1の設計者は、ヘッドホン1の形状に合うようにアンテナ領域502の向きを調整したり、所望の指向性が得られるようにアンテナ領域502の向きを調整したりすることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、上記の説明において、回路領域が4つの導電層により構成されている場合を例示したが、回路領域における導電層の数は任意である。また、上記の説明において、アンテナ領域に1つの導電層のみが含まれている場合を例示したが、アンテナ領域に複数の導電層が含まれていてもよい。
1 ヘッドホン
2 音源
10、20、30、40、50 プリント基板
11 アンテナ
12 信号取得部
13 音発生部
14 スピーカ
101、201、301、401、501 回路領域
102、202、302、402、502 アンテナ領域
111 導電層
112 第1誘電体
113、213、313 第2誘電体
203、303、403 孔

Claims (7)

  1. 回路が搭載された回路領域と、アンテナが形成されたアンテナ領域とを有するプリント基板であって、
    前記回路領域には、前記プリント基板を上面視した場合の単位面積内に第1容積の第1誘電体が設けられており、
    前記アンテナ領域には、前記プリント基板を上面視した場合の単位面積内に前記第1容積よりも小さな第2容積の第2誘電体が設けられていることを特徴とするプリント基板。
  2. 前記回路領域には、前記第1誘電体に接する複数の導電層がさらに設けられており、
    前記アンテナ領域には、前記第2誘電体に接し、かつ前記回路領域よりも少ない数の導電層がさらに設けられていることを特徴とする、
    請求項1に記載のプリント基板。
  3. 前記第1誘電体は、前記複数の導電層のいずれか2つに挟まれた積層構造の複数の誘電体であることを特徴とする、
    請求項2に記載のプリント基板。
  4. 前記アンテナ領域の前記第2誘電体の厚みが、前記回路領域の前記第1誘電体の厚みよりも小さいことを特徴とする、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のプリント基板。
  5. 前記アンテナ領域における前記アンテナが形成された領域以外の領域に孔が形成されていることを特徴とする、
    請求項1から4のいずれか一項に記載のプリント基板。
  6. 前記アンテナ領域の可撓性が、前記回路領域の可撓性よりも大きいことを特徴とする、
    請求項1から5のいずれか一項に記載のプリント基板。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載されたプリント基板と、
    前記プリント基板に設けられた、前記アンテナから受信した電波に含まれる音信号を取得する信号取得部と、
    前記音信号に基づく音を発生する音発生部と、
    を有するヘッドホン。

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