JP2019091347A - ドライバレス輸送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ドライバレス輸送サービスにおいて、スタンバイ期間中に自動運転車両に発生する異常事象を検知すること。【解決手段】スタンバイモードに入るための動作停止処理において、自動運転車両は、最新のチェックコードを第1チェックコードとして記憶装置に格納し、更に、第1チェックコードを管理サーバに送信する。管理サーバは、第1チェックコードを保存チェックコードとして保存する。自動運転車両を起動する際、管理サーバは、起動指示及び保存チェックコードを自動運転車両に送信する。起動指示に応答して、自動運転車両は、記憶装置に格納されているチェックコードを第2チェックコードとして読み出し、第2チェックコードと保存チェックコードが一致するか否かを判定することによって、異常事象を検知する。【選択図】図4

Description

本発明は、ドライバレス輸送サービスを提供する自動運転車両及びドライバレス輸送システムに関する。
特許文献1は、無人運転可能な自動運転車両を利用したドライバレス輸送サービスを開示している。自動運転車両は、利用者をピックアップするピックアップ位置へ向かう。ピックアップ位置に到着すると、自動運転車両は停車し、ドアを開く。利用者は、自動運転車両に乗り込み、認証操作を行う。利用者の認証が完了すると、自動運転車両は、ドアを閉め、ドアをロックする。その後、自動運転車両は、発進し、利用者が希望する目的地に向かって自動的に走行する。
特開2015−191264号公報
ドライバレス輸送サービスを提供する自動運転車両は、待機場所において、スタンバイモードに入るために動作停止処理を行う。自動運転車両を起動する際には、自動運転車両を管理する管理サーバが、自動運転車両に起動指示を送る。
ここで、本願発明者は、次のような問題点を認識した。それは、自動運転車両の動作停止から起動までのスタンバイ期間において、自動運転車両に異常事象が発生する可能性があることである。異常事象としては、ハッキング、無断運転、車上荒らし、改造、破壊、等が例示される。しかしながら、ドライバレス輸送サービスの場合、自動運転車両にドライバは搭乗しないため、自動運転車両の起動時にドライバによって異常事象は検知されない。従って、異常事象が発生したままの自動運転車両が、利用者のピックアップ等のために自動走行を開始してしまうおそれがある。このことは、ドライバレス輸送サービスに対する信頼の低下を招き、また、ドライバレス輸送サービスの有用性を損なう。
本発明の1つの目的は、ドライバレス輸送サービスにおいて、スタンバイ期間中に自動運転車両に発生する異常事象を検知することができる技術を提供することになる。
第1の発明は、ドライバレス輸送サービスを提供するドライバレス輸送システムを提供する。
前記ドライバレス輸送システムは、
記憶装置を備える自動運転車両と、
前記自動運転車両を管理する管理サーバと
を備える。
チェックコードは、
前記自動運転車両に固有の車両コードと、
生成される度に値が変わるパスコードと
を含む。
前記自動運転車両は、スタンバイモードに入るための動作停止処理において、前記パスコードを新たに生成し、新たに生成された前記パスコードを含む前記チェックコードを第1チェックコードとして前記記憶装置に格納し、更に、前記第1チェックコードを前記管理サーバに送信する。
前記管理サーバは、前記第1チェックコードを保存チェックコードとして保存する。
前記自動運転車両を起動する際、前記管理サーバは、起動指示及び前記保存チェックコードを前記自動運転車両に送信する。
前記起動指示に応答して、前記自動運転車両は、前記記憶装置に格納されている前記チェックコードを第2チェックコードとして読み出し、前記第2チェックコードと前記保存チェックコードが一致するか否かを判定する。
前記第2チェックコードと前記保存チェックコードが一致しない場合、前記自動運転車両は、第1異常対応処理を実施する。
第2の発明は、第1の発明において、更に次の特徴を有する。
チェック情報は、前記自動運転車両の位置及び方位を示す位置方位情報、前記自動運転車両の運転履歴を示す運転履歴情報、及び前記自動運転車両の周辺の画像を示す周辺撮像情報のうち少なくとも1つを含む。
前記自動運転車両は、前記動作停止処理において、前記チェック情報を第1チェック情報として新たに取得し、前記第1チェック情報を前記管理サーバに送信する。
前記管理サーバは、前記第1チェック情報を保存チェック情報として保存する。
前記起動指示に応答して、前記自動運転車両は、前記チェック情報を第2チェック情報として新たに取得し、前記第2チェック情報を前記管理サーバに送信する。
前記管理サーバは、前記第2チェック情報と前記保存チェック情報とを比較することによって、前記自動運転車両が無断で運転されたか否かを判定する。
前記自動運転車両が無断で運転されたと判定した場合、前記管理サーバは、第2異常対応処理を実施する。
第3の発明は、第2の発明において、更に次の特徴を有する。
前記チェック情報は、更に、前記自動運転車両の室内画像及び外観画像のうち少なくとも一方を示す車両撮像情報を含む。
前記管理サーバは、前記第2チェック情報に含まれる前記車両撮像情報と前記保存チェック情報に含まれる前記車両撮像情報とを比較することによって、前記自動運転車両の室内あるいは外観に変化が発生した否かを判定する。
前記変化が発生したと判定した場合、前記管理サーバは、第3異常対応処理を実施する。
第4の発明は、第1の発明において、更に次の特徴を有する。
チェック情報は、前記自動運転車両の室内画像及び外観画像のうち少なくとも一方を示す車両撮像情報を含む。
前記自動運転車両は、前記動作停止処理において、前記チェック情報を第1チェック情報として新たに取得し、前記第1チェック情報を前記管理サーバに送信する。
前記管理サーバは、前記第1チェック情報を保存チェック情報として保存する。
前記起動指示に応答して、前記自動運転車両は、前記チェック情報を第2チェック情報として新たに取得し、前記第2チェック情報を前記管理サーバに送信する。
前記管理サーバは、前記第2チェック情報と前記保存チェック情報とを比較することによって、前記自動運転車両の室内あるいは外観に変化が発生した否かを判定する。
前記変化が発生したと判定した場合、前記管理サーバは、第3異常対応処理を実施する。
本発明によれば、動作停止処理において、最新のチェックコード(第1チェックコード)が生成され、自動運転車両と管理サーバの両方に保存される。自動運転車両を起動する際、自動運転車両に保存されていたチェックコード(第2チェックコード)と管理サーバに保存されていたチェックコード(保存チェックコード)との比較が行われる。
もし第2チェックコードが保存チェックコードと一致しなければ、それは、スタンバイ期間中に何らかの異常事象が発生したことを意味する。第2チェックコードと保存チェックコードとの比較を行うことにより、そのような異常事象の発生を検知することが可能となる。
また、各チェックコードは、自動運転車両に固有の車両コードと、生成される度に値が変わるパスコードという、性質の異なる2種類のコードを含んでいる。仮に車両コードが外部に漏れたとしても、動作停止の直前に生成された最新のパスコードを知ることは極めて困難である。性質の異なる車両コードとパスコードの両方を用いることによって、異常事象の発生の検知精度が向上する。
このように、本発明によれば、スタンバイ期間中に自動運転車両に発生する異常事象を検知することが可能となる。このことは、ドライバレス輸送サービスに対する信頼の向上に寄与する。また、ドライバレス輸送サービスの有用性の低下が防止される。
本発明の実施の形態に係るドライバレス輸送システムの構成を概略的に示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る自動運転車両のスタンバイモードを説明するための概念図である。 本発明の第1の実施の形態におけるチェックコードを説明するための概念図である。 本発明の第1の実施の形態の概要を説明するための概念図である。 本発明の第1の実施の形態に係る自動運転車両の構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る動作停止処理に関連する処理フローを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る異常事象チェック処理に関連する処理フローを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態の概要を説明するための概念図である。 本発明の第2の実施の形態に係る自動運転車両の構成例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態におけるチェック情報の例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係る動作停止処理に関連する処理フローを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る異常事象チェック処理に関連する処理フローを示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係る自動運転車両の構成例を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態におけるチェック情報の例を示すブロック図である。 本発明の第4の実施の形態に係る自動運転車両の構成例を示すブロック図である。 本発明の第4の実施の形態におけるチェック情報の例を示すブロック図である。 本発明の第4の実施の形態に係る動作停止処理に関連する処理フローを示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態に係る異常事象チェック処理に関連する処理フローを示すフローチャートである。
添付図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
1.ドライバレス輸送システム
図1は、本実施の形態に係るドライバレス輸送システム1の構成を概略的に示すブロック図である。ドライバレス輸送システム1は、利用者に対してドライバレス輸送サービスを提供する。ドライバレス輸送システム1は、自動運転車両10、管理サーバ20、及び利用者端末30を備えている。
自動運転車両10は、無人自動運転を行うことができる。利用者は自動運転車両10に乗り込み、自動運転車両10は利用者に対してドライバレス輸送サービスを提供する。自動運転車両10は、通信ネットワークを介して、管理サーバ20及び利用者端末30と通信可能である。
管理サーバ20は、ドライバレス輸送サービス及び自動運転車両10を管理するサーバである。管理サーバ20は、プロセッサ、記憶装置、及び通信装置を少なくとも備えており、各種情報処理及び通信処理を行うことが可能である。例えば、管理サーバ20は、利用者の登録情報や自動運転車両10の運行状態を管理する。また、管理サーバ20は、通信ネットワークを介して、自動運転車両10及び利用者端末30と通信可能である。
利用者端末30は、利用者が所持する端末である。利用者端末30は、通信ネットワークを介して、自動運転車両10及び管理サーバ20と通信可能である。このような利用者端末30としては、スマートフォンが例示される。
ドライバレス輸送サービスの基本的な流れは、次の通りである。
まず、利用者は、利用者端末30を用い、配車リクエストを送信する。配車リクエストには、利用者の希望するピックアップ位置、等が含まれる。配車リクエストは、通信ネットワークを介して、管理サーバ20に送られる。管理サーバ20は、当該利用者にサービスを提供する自動運転車両10を選択し、選択した自動運転車両10に配車リクエストの情報を送る。当該情報を受け取った自動運転車両10は、自動的にピックアップ位置に向かう。
自動運転車両10は、ピックアップ位置に到着し、停車する。利用者は、自動運転車両10に乗車する。利用者は、希望する目的地(降車位置)を自動運転車両10に伝える。あるいは、目的地の情報は、配車リクエストに含まれていてもよい。自動運転車両10は、ドアをロックした後、目的地に向かって自動的に走行する。自動運転車両10は、目的地に到着し、停車する。自動運転車両10は、ドアをアンロックし、利用者は、自動運転車両10から降車する。
2.スタンバイモードにおける異常事象
図2は、本実施の形態に係る自動運転車両10のスタンバイモードを説明するための概念図である。自動運転車両10は、待機場所に到着すると、動作を停止し(deactivate)、スタンバイモードに入る。待機場所としては、所定の駐車場や、利用者をピックアップするためのピックアップ位置が例示される。自動運転車両10がスタンバイモードに入るために行う処理は、以下「動作停止処理」と呼ばれる。動作停止処理は、例えば、イグニッションOFFを含む。
スタンバイモードの自動運転車両10を起動する(activate)際には、管理サーバ20が、起動指示ACTを自動運転車両10に送信する。自動運転車両10は、起動指示ACTに応答して、「起動処理」を行う。起動処理は、例えば、イグニッションONを含む。自動運転車両10の動作停止(deactivation)から起動(activation)までの期間は、以下「スタンバイ期間」と呼ばれる。
スタンバイ期間中、自動運転車両10には「異常事象」が発生する可能性がある。異常事象としては、ハッキング、無断運転、車上荒らし、改造、破壊、等が例示される。しかしながら、ドライバレス輸送サービスの場合、自動運転車両10にドライバは搭乗しないため、自動運転車両10の起動時にドライバによって異常事象は検知されない。従って、異常事象が発生したままの自動運転車両10が、利用者のピックアップ等のために自動走行を開始してしまうおそれがある。このことは、ドライバレス輸送サービスに対する信頼の低下を招き、また、ドライバレス輸送サービスの有用性を損なう。
従って、スタンバイ期間中に自動運転車両10に発生する異常事象を検知することが望まれる。以下、スタンバイ期間中に自動運転車両10に発生する異常事象を検知するための様々な実施の形態を説明する。
3.第1の実施の形態
3−1.概要
第1の実施の形態では、異常事象を検知するために「チェックコードCKC」が用いられる。図3は、チェックコードCKCを説明するための概念図である。チェックコードCKCは、車両コードVIDとパスコードPSCを含んでいる。車両コードVIDは、自動運転車両10に固有の識別番号である。一方、パスコードPSCは、生成される度に値が変わる暗号キーである。チェックコードCKCは、自動運転車両10の記憶装置に格納(保持)される。
図4は、第1の実施の形態の概要を説明するための概念図である。動作停止処理において、自動運転車両10は、パスコードPSCを新たに生成する。新たに生成されたパスコードPSCを含む最新のチェックコードCKCは、以下「第1チェックコードCKC_1」と呼ばれる。自動運転車両10は、第1チェックコードCKC_1を、記憶装置に格納すると共に管理サーバ20にも送信する。管理サーバ20は、自動運転車両10から受け取った第1チェックコードCKC_1を「保存チェックコードCKC_S」として保存する。
自動運転車両10を起動する際、管理サーバ20は、起動指示ACTだけでなく保存チェックコードCKC_Sも自動運転車両10に送信する。起動指示ACTに応答して、自動運転車両10は、起動処理を行う。この起動処理において、自動運転車両10は、スタンバイ期間中に異常事象が発生したか否かをチェックする「異常事象チェック処理」を行う。具体的には、自動運転車両10は、記憶装置に格納されているチェックコードCKCを読み出す。このとき記憶装置から読み出されるチェックコードCKCは、以下「第2チェックコードCKC_2」と呼ばれる。
自動運転車両10は、第2チェックコードCKC_2と管理サーバ20から受信した保存チェックコードCKC_Sとが一致するか否かを判定する。基本的に、第2チェックコードCKC_2は、第1チェックコードCKC_1のままであり、保存チェックコードCKC_Sと一致するはずである。もし第2チェックコードCKC_2が保存チェックコードCKC_Sと一致しなければ、それは、スタンバイ期間中に何らかの異常事象が発生したことを意味する。
従って、第2チェックコードCKC_2と保存チェックコードCKC_Sが一致しない場合、自動運転車両10は、スタンバイ期間中に異常事象が発生したと判定する。この場合、自動運転車両10は、所定の異常対応処理(第1異常対応処理)を実施する。例えば、自動運転車両10は、起動を禁止し、管理サーバ20に異常事象の発生を通知する。管理サーバ20は、オペレータ、警備員等に異常事象の発生を通報し、対処を促す。
このように、第1の実施の形態によれば、チェックコードCKCを利用することによって、スタンバイ期間中に発生した異常事象を検知することが可能となる。以下、第1の実施の形態に係る自動運転車両10の構成例及び処理例について詳しく説明する。
3−2.自動運転車両の構成例
図5は、第1の実施の形態に係る自動運転車両10の構成例を示すブロック図である。自動運転車両10は、制御装置100、通信装置300、及び走行装置400を備えている。
制御装置100は、自動運転車両10の自動運転を制御する。典型的には、制御装置100は、プロセッサ及び記憶装置200を備えるマイクロコンピュータである。制御装置100は、ECU(Electronic Control Unit)とも呼ばれる。記憶装置200には、制御プログラムが格納される。プロセッサが記憶装置200に格納された制御プログラムを実行することにより、制御装置100による自動運転制御が実現される。また、記憶装置200には、上述のチェックコードCKCが格納される。
通信装置300は、自動運転車両10の外部と通信を行う。具体的には、通信装置300は、通信ネットワークを介して、管理サーバ20及び利用者端末30と通信を行う。制御装置100は、通信装置300を通して、管理サーバ20及び利用者端末30と情報をやりとりすることができる。
走行装置400は、操舵装置、駆動装置、制動装置を含んでいる。操舵装置は、車輪を転舵する。駆動装置は、駆動力を発生させる動力源である。駆動装置としては、電動機やエンジンが例示される。制動装置は、制動力を発生させる。制御装置100は、走行装置400を制御することによって、自動運転車両10の走行(操舵、加減速)を制御する。
3−3.動作停止処理
図6は、第1の実施の形態に係る動作停止処理に関連する処理フローを示すフローチャートである。自動運転車両10が待機場所に到着すると、制御装置100は、スタンバイモードに入るための動作停止処理を行う(ステップS100)。
具体的には、制御装置100は、パスコードPSCを新たに生成する(ステップS110)。新たに生成されたパスコードPSCを含む最新のチェックコードCKCは、第1チェックコードCKC_1である。制御装置100は、第1チェックコードCKC_1を記憶装置200に格納する(ステップS120)。更に、制御装置100は、通信装置300を用いて、保存対象情報を管理サーバ20に送信する(ステップS140)。第1の実施の形態では、保存対象情報は、第1チェックコードCKC_1を含む。その後、制御装置100は、自動運転車両10をスタンバイモードに移行させる(ステップS150)。例えば、制御装置100は、走行装置400をOFFする。
管理サーバ20は、自動運転車両10から保存対象情報を受信する。そして、管理サーバ20は、受信した保存対象情報を自身の記憶装置に保存する(ステップS200)。このとき、保存対象情報は、送信元の自動運転車両10と関連付けられて保存される。つまり、保存対象情報は、自動運転車両10毎に区別して保存される。第1の実施の形態では、第1チェックコードCKC_1が保存チェックコードCKC_Sとして保存される。
3−4.異常事象チェック処理
図7は、第1の実施の形態に係る異常事象チェック処理に関連する処理フローを示すフローチャートである。自動運転車両10を起動する際、管理サーバ20は、起動指示ACTを自動運転車両10に送信する(ステップS300)。
更に、管理サーバ20は、起動対象の自動運転車両10に関連付けられた保存チェックコードCKC_Sを、自身の記憶装置から読み出す。そして、管理サーバ20は、読み出した保存チェックコードCKC_Sを自動運転車両10に送信する(ステップS400)。保存チェックコードCKC_Sは、起動指示ACTと共に送信されてもよいし、起動指示ACTの送信後一定時間経過してから送信されてもよい。
起動指示ACTに応答して、自動運転車両10の制御装置100は、異常事象チェック処理を行う(ステップS500)。具体的には、制御装置100は、管理サーバ20から送信された保存チェックコードCKC_Sを、通信装置300を通して受信する(ステップS510)。また、制御装置100は、記憶装置200に格納されているチェックコードCKCを第2チェックコードCKC_2として読み出す(ステップS520)。
続いて、制御装置100は、異常事象が発生したか否かを判定する(ステップS530)。具体的には、制御装置100は、第2チェックコードCKC_2と保存チェックコードCKC_Sが一致するか否かを判定する。各チェックコードCKCは、車両コードVIDとパスコードPSCを含んでいる。車両コードVIDとパスコードPSCのうち少なくとも一方が一致しない場合、第2チェックコードCKC_2は保存チェックコードCKC_Sと一致していないと判定される。
第2チェックコードCKC_2と保存チェックコードCKC_Sが一致しない場合、制御装置100は、異常事象が発生したと判定する(ステップS540;Yes)。この場合、制御装置100は、所定の異常対応処理を実施する(ステップS550)。例えば、制御装置100は、自動運転車両10の起動を禁止する。また、制御装置100は、通信装置300を用いて、管理サーバ20に異常事象の発生を通知する。管理サーバ20は、オペレータ、警備員等に異常事象の発生を通報し、対処を促す。
一方、第2チェックコードCKC_2と保存チェックコードCKC_Sが一致する場合、制御装置100は、異常事象は発生していないと判定する(ステップS540;No)。この場合、制御装置100は、起動処理を行う(ステップS800)。例えば、制御装置100は、走行装置400をONする。
3−5.効果
以上に説明されたように、第1の実施の形態によれば、動作停止処理において、最新のチェックコードCKC(第1チェックコードCKC_1)が生成され、自動運転車両10と管理サーバ20の両方に保存される。自動運転車両10を起動する際、自動運転車両10に保存されていたチェックコードCKC(第2チェックコードCKC_2)と管理サーバ20に保存されていたチェックコードCKC(保存チェックコードCKC_S)との比較が行われる。
もし第2チェックコードCKC_2が保存チェックコードCKC_Sと一致しなければ、それは、スタンバイ期間中に何らかの異常事象が発生したことを意味する。例えば、ハッキングが行われ、記憶装置200に格納されているデータが改竄された可能性がある。あるいは、制御装置100ごと取り替えられた可能性もある。第2チェックコードCKC_2と保存チェックコードCKC_Sとの比較を行うことにより、そのような異常事象の発生を検知することが可能となる。
また、各チェックコードCKCは、自動運転車両10に固有の車両コードVIDと、生成される度に値が変わるパスコードPSCという、性質の異なる2種類のコードを含んでいる。仮に車両コードVIDが外部に漏れたとしても、動作停止の直前に生成された最新のパスコードPSCを知ることは極めて困難である。性質の異なる車両コードVIDとパスコードPSCの両方を用いることによって、異常事象の発生の検知精度が向上する。
スタンバイ期間における異常事象の発生を検知した場合、自動運転車両10は、所定の異常対応処理を実施する。例えば、自動運転車両10は、起動を禁止する。これにより、異常事象が発生したままの自動運転車両10が、利用者のピックアップ等のために自動走行を開始してしまうといった事態が防止される。自動運転車両10は、管理サーバ20に異常事象の発生を通知してもよい。この場合、管理サーバ20は、オペレータ、警備員等に異常事象の発生を通報し、対処を促すことができる。
他の例として、何者かが、偽の起動指示を自動運転車両10に送信し、起動を試みる場合を考える。管理サーバ20が起動指示ACTを送信しない場合、管理サーバ20は保存チェックコードCKC_Sも送信しない。よって、自動運転車両10は、管理サーバ20から保存チェックコードCKC_Sを受信しない。保存チェックコードCKC_Sが無いため、異常事象チェック処理(ステップS500)は前に進まず、処理フローは起動(ステップS800)まで届かない。つまり、偽の起動指示によって自動運転車両10が起動されることが未然に防止される。仮に何者かが偽の保存チェックコードを送信してきた場合は、異常事象チェック処理によって検知される。
このように、第1の実施の形態によれば、スタンバイ期間中に自動運転車両10に発生する異常事象を検知することが可能となる。また、偽の起動指示によって自動運転車両10が起動されることを未然に防止することが可能となる。これらのことは、ドライバレス輸送サービスに対する信頼の向上に寄与する。また、ドライバレス輸送サービスの有用性の低下が防止される。
4.第2の実施の形態
第2の実施の形態では、異常事象として、特に「無断運転」に着目する。尚、第1の実施の形態と重複する説明は適宜省略される。
4−1.概要
第2の実施の形態では、異常事象を検知するために「チェック情報CKI」が用いられる。チェック情報CKIは、自動運転車両10がセンサ等を用いることによって取得可能な情報である。
図8は、第2の実施の形態の概要を説明するための概念図である。動作停止処理において、自動運転車両10は、チェック情報CKIを新たに取得する。このタイミングで取得される最新のチェック情報CKIは、以下「第1チェック情報CKI_1」と呼ばれる。自動運転車両10は、第1チェック情報CKI_1を管理サーバ20に送信する。管理サーバ20は、自動運転車両10から受け取った第1チェック情報CKI_1を「保存チェック情報CKI_S」として保存する。
自動運転車両10を起動する際、管理サーバ20は、起動指示ACTを自動運転車両10に送信する。起動指示ACTに応答して、自動運転車両10は、チェック情報CKIを新たに取得する。このタイミングで取得される最新のチェック情報CKIは、以下「第2チェック情報CKI_2」と呼ばれる。自動運転車両10は、第2チェック情報CKI_2を管理サーバ20に送信する。管理サーバ20は、第2チェック情報CKI_2を受信する。
管理サーバ20は、スタンバイ期間中に異常事象が発生したか否かをチェックする「異常事象チェック処理」を行う。具体的には、管理サーバ20は、第2チェック情報CKI_2と保存チェック情報CKI_Sとを比較することによって、スタンバイ期間中に自動運転車両10が無断で運転されたか否かを判定する。自動運転車両10が無断で運転されたと判定した場合、管理サーバ20は、所定の異常対応処理(第2異常対応処理)を実施する。例えば、管理サーバ20は、自動運転車両10の起動を禁止する。管理サーバ20は、オペレータ、警備員等に無断運転を通報し、対処を促してもよい。
以下、第2の実施の形態に係る自動運転車両10の構成例及び処理例について詳しく説明する。
4−2.自動運転車両の構成例
図9は、第2の実施の形態に係る自動運転車両10の構成例を示すブロック図である。図10は、チェック情報CKIの例を示すブロック図である。自動運転車両10は、上述の制御装置100、通信装置300、走行装置400に加えて、チェック情報取得装置500を備えている。
チェック情報取得装置500は、チェック情報CKIを取得するための装置である。より詳細には、チェック情報取得装置500は、位置検出装置510、運転履歴取得装置520、及び周辺撮像装置530のうち少なくとも1つを含んでいる。
位置検出装置510は、自動運転車両10の位置及び方位を検出する。例えば、位置検出装置510は、GPS(Global Positioning System)受信器を含んでいる。位置方位情報POSは、位置検出装置510によって検出される位置及び方位を示す。
運転履歴取得装置520は、自動運転車両10の運転履歴を取得する。運転履歴としては、走行距離、イグニッションON回数、操舵角、等が例示される。例えば、運転履歴取得装置520は、車輪回転センサ、操舵角センサ、等を含んでいる。運転履歴情報HISは、運転履歴取得装置520によって取得される運転履歴を示す。
周辺撮像装置530は、自動運転車両10の周辺の状況を撮像する。例えば、周辺撮像装置530は、ステレオカメラを含んでいる。周辺撮像情報SIMGは、周辺撮像装置530によって得られる自動運転車両10の周辺の画像を示す。
第2の実施の形態におけるチェック情報CKIは、位置方位情報POS、運転履歴情報HIS、及び周辺撮像情報SIMGのうち少なくとも1つを含む。制御装置100は、チェック情報取得装置500を用いて、チェック情報CKIを取得する。チェック情報CKIは、記憶装置200に一旦格納される。そして、制御装置100は、通信装置300を用いて、チェック情報CKIを管理サーバ20に送信する。
4−3.動作停止処理
図11は、第2の実施の形態に係る動作停止処理に関連する処理フローを示すフローチャートである。自動運転車両10が待機場所に到着すると、制御装置100は、スタンバイモードに入るための動作停止処理を行う(ステップS100)。
具体的には、制御装置100は、チェック情報取得装置500を用いて、チェック情報CKIを第1チェック情報CKI_1として新たに取得する(ステップS130)。そして、制御装置100は、通信装置300を用いて、保存対象情報を管理サーバ20に送信する(ステップS140)。第2の実施の形態では、保存対象情報は、第1チェック情報CKI_1を含む。
第1の実施の形態の場合と同様に、管理サーバ20は、保存対象情報を自身の記憶装置に保存する(ステップS200)。第2の実施の形態では、第1チェック情報CKI_1が保存チェック情報CKI_Sとして保存される。
4−4.異常事象チェック処理
図12は、第2の実施の形態に係る異常事象チェック処理に関連する処理フローを示すフローチャートである。自動運転車両10を起動する際、管理サーバ20は、起動指示ACTを自動運転車両10に送信する(ステップS300)。
起動指示ACTに応答して、自動運転車両10の制御装置100は、チェック情報取得処理を行う(ステップS600)。具体的には、制御装置100は、チェック情報取得装置500を用いて、チェック情報CKIを第2チェック情報CKI_2として新たに取得する(ステップS610)。そして、制御装置100は、通信装置300を用いて、第2チェック情報CKI_2を管理サーバ20に送信する(ステップS620)。
管理サーバ20は、異常事象チェック処理を行う(ステップS700)。具体的には、管理サーバ20は、自動運転車両10から送信された第2チェック情報CKI_2を受信する(ステップS710)。また、管理サーバ20は、起動対象の自動運転車両10に関連付けられた保存チェック情報CKI_Sを、自身の記憶装置から読み出す(ステップS720)。
続いて、管理サーバ20は、異常事象が発生したか否かを判定する(ステップS730)。具体的には、管理サーバ20は、第2チェック情報CKI_2と保存チェック情報CKI_Sとを比較することによって、スタンバイ期間中に自動運転車両10が無断で運転されたか否かを判定する。
チェック情報CKIが位置方位情報POSを含む場合の判定方法は、次の通りである。管理サーバ20は、スタンバイ期間における自動運転車両10の位置及び方位の変化量(ずれ量)を算出する。その変化量がGPS誤差範囲よりも大きい場合、管理サーバ20は、無断運転が行われたと判定する。
チェック情報CKIが運転履歴情報HISを含む場合の判定方法は、次の通りである。管理サーバ20は、スタンバイ期間における走行距離、イグニッションON回数、あるいは操舵角の変化を算出する。走行距離が増加している場合、イグニッションON回数が増加している場合、あるいは操舵角が変わっている場合、管理サーバ20は、無断運転が行われたと判定する。
チェック情報CKIが周辺撮像情報SIMGを含む場合の判定方法は、次の通りである。自動運転車両10の周囲の物標は、移動物標(例:歩行者、周辺車両)と静止物標(例:看板、建物)を含む。スタンバイ期間中に移動物標の位置は変化してしまうため、管理サーバ20は、静止物標に着目する。例えば、管理サーバ20は、第2チェック情報CKI_2と保存チェック情報CKI_Sのそれぞれに含まれる周辺撮像情報SIMGを比較して、共通の静止物標を抽出する。共通の静止物標が全く見つからない場合、管理サーバ20は、無断運転が行われたと判定する。共通の静止物標が見つかった場合、管理サーバ20は、共通の静止物標の特徴点の位置の変化量(ずれ量)を算出する。その変化量が閾値よりも大きい場合、管理サーバ20は、無断運転が行われたと判定する。
尚、チェック情報CKIは、位置方位情報POS、運転履歴情報HIS、及び周辺撮像情報SIMGのうち少なくとも1つを含む。用いるチェック情報CKIの種類が増加するほど、ステップS730の判定精度は向上する。
自動運転車両10が無断で運転されたと判定した場合(ステップS740;Yes)、管理サーバ20は、所定の異常対応処理を実施する(ステップS750)。例えば、管理サーバ20は、自動運転車両10の起動を禁止する。管理サーバ20は、オペレータ、警備員等に無断運転を通報し、対処を促してもよい。
異常事象が検知されなかった場合(ステップS740;No)、管理サーバ20は、自動運転車両10に起動許可を送信する(ステップS760)。起動許可に応答して、自動運転車両10の制御装置100は、起動処理を行う(ステップS800)。例えば、制御装置100は、走行装置400をONする。
4−5.効果
以上に説明されたように、第2の実施の形態によれば、動作停止処理において、最新のチェック情報CKI(第1チェック情報CKI_1)が取得され、保存チェック情報CKI_Sとして保存される。更に、起動指示ACTに応答するタイミングでも、最新のチェック情報CKI(第2チェック情報CKI_2)が取得される。第2チェック情報CKI_2と保存チェック情報CKI_Sとの比較を行うことによって、スタンバイ期間中の自動運転車両の無断運転を検知することが可能となる。
無断運転を検知した場合、管理サーバ20は、所定の異常対応処理を実施する。例えば、管理サーバ20は、自動運転車両10の起動を禁止する。これにより、異常事象が発生したままの自動運転車両10が、利用者のピックアップ等のために自動走行を開始してしまうといった事態が防止される。管理サーバ20は、オペレータ、警備員等に無断運転を通報し、対処を促してもよい。
第1の実施の形態と同様に、第2の実施の形態も、ドライバレス輸送サービスに対する信頼の向上に寄与する。また、ドライバレス輸送サービスの有用性の低下が防止される。
5.第3の実施の形態
上述の第2の実施の形態の場合と同様に、第3の実施の形態では、異常事象を検知するためにチェック情報CKIが用いられる。特に、第3の実施の形態では、「車上荒らし」、「改造」、「破壊」の検知について着目する。尚、既出の実施の形態と重複する説明は適宜省略される。
図13は、第3の実施の形態に係る自動運転車両10の構成例を示すブロック図である。図14は、チェック情報CKIの例を示すブロック図である。チェック情報取得装置500は、車両撮像装置540を含んでいる。車両撮像装置540は、自動運転車両10の室内及び外観のうち少なくとも一方を撮像する。車両撮像情報VIMGは、車両撮像装置540によって得られる室内画像及び外観画像のうち少なくとも一方を示す。チェック情報CKIは、その車両撮像情報VIMGを含んでいる。
動作停止処理に関連する処理フローは、既出の図11で示されたものと同じである。
異常事象チェック処理に関連する処理フローは、既出の図12で示されたものと同じである。ステップS730において、管理サーバ20は、自動運転車両10の室内あるいは外観に変化が発生した否かを判定する。具体的には、管理サーバ20は、第2チェック情報CKI_2に含まれる車両撮像情報VIMGと保存チェック情報CKI_Sに含まれる車両撮像情報VIMGとの比較を行い、両者間の差分を抽出する。有意な差分が存在する場合、管理サーバ20は、自動運転車両10の室内あるいは外観に変化が発生したと判定する。
自動運転車両10の室内に変化が発生している場合、管理サーバ20は、スタンバイ期間中に「車上荒らし」が行われたと判定する。自動運転車両10の外観に変化が発生している場合、管理サーバ20は、スタンバイ期間中に「改造」あるいは「破壊」が行われたと判定する。これらの場合(ステップS740;Yes)、管理サーバ20は、所定の異常対応処理(第3異常対応処理)を実施する(ステップS750)。例えば、管理サーバ20は、自動運転車両10の起動を禁止する。管理サーバ20は、オペレータ、警備員等に無断運転を通報し、対処を促してもよい。
以上に説明されたように、第3の実施の形態によれば、スタンバイ期間中の車上荒らし、改造、あるいは破壊を検知することが可能となる。第3の実施の形態も、ドライバレス輸送サービスに対する信頼の向上に寄与する。また、ドライバレス輸送サービスの有用性の低下が防止される。
6.第4の実施の形態
第4の実施の形態は、上述の第1〜第3の実施の形態のうち2以上の組み合わせである。第1、第2の実施の形態が組み合わされてもよい。第1、第3の実施の形態が組み合わされてもよい。第2、第3の実施の形態が組み合わされてもよい。第1〜第3の実施の形態が組み合わされてもよい。以下、一例として、第1〜第3の実施の形態の組み合わせを説明する。尚、既出の実施の形態と重複する説明は適宜省略される。
図15は、自動運転車両10の構成例を示すブロック図である。図16は、チェック情報CKIの例を示すブロック図である。自動運転車両10の記憶装置200には、チェックコードCKC及びチェック情報CKIが格納される。チェック情報取得装置500は、位置検出装置510、運転履歴取得装置520、周辺撮像装置530、及び車両撮像装置540を含んでいる。チェック情報CKIは、位置方位情報POS、運転履歴情報HIS、周辺撮像情報SIMG、及び車両撮像情報VIMGを含んでいる。
図17は、動作停止処理に関連する処理フローを示すフローチャートである。ステップS100(動作停止処理)は、図6で示されたステップS110及びステップS120と図11で示されたステップS130を含んでいる。保存対象情報は、第1チェックコードCKC_1と第1チェック情報CKI_1を含んでいる。ステップS140、ステップS150、及びステップS200は、既出の実施の形態の場合と同様である。
図18は、異常事象チェック処理に関連する処理フローを示すフローチャートである。ステップS300、ステップS600、ステップS710〜S750は、図12で示されたものと同様である。ステップS740において異常事象が検知されなかった場合(ステップS740;No)、管理サーバ20は、図7で示されたステップS400を実施する。つまり、管理サーバ20は、保存チェックコードCKC_Sを自動運転車両10に送信する。その後、自動運転車両10の制御装置100は、異常事象チェック処理を行う(ステップS500)。
第4の実施の形態によれば、既出の実施の形態と同じ効果が得られる。
1 ドライバレス輸送システム
10 自動運転車両
20 管理サーバ
30 利用者端末
100 制御装置
200 記憶装置
300 通信装置
400 走行装置
500 チェック情報取得装置
510 位置検出装置
520 運転履歴取得装置
530 周辺撮像装置
540 車両撮像装置
ACT 起動指示
CKC チェックコード
CKI チェック情報
HIS 運転履歴情報
POS 位置方位情報
PSC パスコード
VID 車両コード
SIMG 周辺撮像情報
VIMG 車両撮像情報

Claims (4)

  1. ドライバレス輸送サービスを提供するドライバレス輸送システムであって、
    記憶装置を備える自動運転車両と、
    前記自動運転車両を管理する管理サーバと
    を備え、
    チェックコードは、
    前記自動運転車両に固有の車両コードと、
    生成される度に値が変わるパスコードと
    を含み、
    前記自動運転車両は、スタンバイモードに入るための動作停止処理において、前記パスコードを新たに生成し、新たに生成された前記パスコードを含む前記チェックコードを第1チェックコードとして前記記憶装置に格納し、更に、前記第1チェックコードを前記管理サーバに送信し、
    前記管理サーバは、前記第1チェックコードを保存チェックコードとして保存し、
    前記自動運転車両を起動する際、前記管理サーバは、起動指示及び前記保存チェックコードを前記自動運転車両に送信し、
    前記起動指示に応答して、前記自動運転車両は、前記記憶装置に格納されている前記チェックコードを第2チェックコードとして読み出し、前記第2チェックコードと前記保存チェックコードが一致するか否かを判定し、
    前記第2チェックコードと前記保存チェックコードが一致しない場合、前記自動運転車両は、第1異常対応処理を実施する
    ドライバレス輸送システム。
  2. 請求項1に記載のドライバレス輸送システムであって、
    チェック情報は、前記自動運転車両の位置及び方位を示す位置方位情報、前記自動運転車両の運転履歴を示す運転履歴情報、及び前記自動運転車両の周辺の画像を示す周辺撮像情報のうち少なくとも1つを含み、
    前記自動運転車両は、前記動作停止処理において、前記チェック情報を第1チェック情報として新たに取得し、前記第1チェック情報を前記管理サーバに送信し、
    前記管理サーバは、前記第1チェック情報を保存チェック情報として保存し、
    前記起動指示に応答して、前記自動運転車両は、前記チェック情報を第2チェック情報として新たに取得し、前記第2チェック情報を前記管理サーバに送信し、
    前記管理サーバは、前記第2チェック情報と前記保存チェック情報とを比較することによって、前記自動運転車両が無断で運転されたか否かを判定し、
    前記自動運転車両が無断で運転されたと判定した場合、前記管理サーバは、第2異常対応処理を実施する
    ドライバレス輸送システム。
  3. 請求項2に記載のドライバレス輸送システムであって、
    前記チェック情報は、更に、前記自動運転車両の室内画像及び外観画像のうち少なくとも一方を示す車両撮像情報を含み、
    前記管理サーバは、前記第2チェック情報に含まれる前記車両撮像情報と前記保存チェック情報に含まれる前記車両撮像情報とを比較することによって、前記自動運転車両の室内あるいは外観に変化が発生した否かを判定し、
    前記変化が発生したと判定した場合、前記管理サーバは、第3異常対応処理を実施する
    ドライバレス輸送システム。
  4. 請求項1に記載のドライバレス輸送システムであって、
    チェック情報は、前記自動運転車両の室内画像及び外観画像のうち少なくとも一方を示す車両撮像情報を含み、
    前記自動運転車両は、前記動作停止処理において、前記チェック情報を第1チェック情報として新たに取得し、前記第1チェック情報を前記管理サーバに送信し、
    前記管理サーバは、前記第1チェック情報を保存チェック情報として保存し、
    前記起動指示に応答して、前記自動運転車両は、前記チェック情報を第2チェック情報として新たに取得し、前記第2チェック情報を前記管理サーバに送信し、
    前記管理サーバは、前記第2チェック情報と前記保存チェック情報とを比較することによって、前記自動運転車両の室内あるいは外観に変化が発生した否かを判定し、
    前記変化が発生したと判定した場合、前記管理サーバは、第3異常対応処理を実施する
    ドライバレス輸送システム。
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