JP2019090538A - 同軸状2軸の減速機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】上下高さの増大を抑制した同軸状2軸の減速機構を提供する。【解決手段】支持部材に支持された中空状の第1入力軸612と、第1入力軸と相対回転する第2入力軸622と、支持部材に支持され回転する中空状の第1出力軸614と、第1出力軸内で回転する第2出力軸624と、第1入力軸と第1出力軸の間に配置された第1減速機610と、第2入力軸と第2出力軸の間に配置された第2減速機620とを備え、第1減速機は、第1固定部611に対し回転する第1入力部613と、第1入力部に対し減速回転する第1出力部615とを含み、第2減速機は、第2固定部625と相対回転する第2入力部623と、第2入力部623に対し減速回転する第2出力部621とを含み、第1固定部は支持部材に、第1入力部は第1入力軸に、第1出力部は第1出力軸に、第2固定部は第1出力軸に、第2入力部は第2入力軸に、第2出力部は第2出力軸に連結されている。【選択図】図4

Description

本発明は、同軸状2軸の減速機構に関する。
たとえば特許文献1には、薄板状ワークを搬送するのに適したワーク搬送装置が示されている。同文献に示されたワーク搬送装置は、昇降ベースに対して垂直第1軸周りに回動可能な第1アームと、この第1アームの先端部に対して垂直第2軸を中心として回動可能な第2アームと、この第2アームの先端部に対して垂直第3軸を中心として回動可能な2つのハンドとを備える。2つのハンドは、独立して回動制御可能であり、この2つのハンドを独立して回動させるための2つのモータは、第1アーム内に設けられている。各モータの回転出力は、各モータに直結して設けられる減速機によって減速された後、ベルト・プーリ伝動機構を介して各ハンド回動軸に伝達される。
上記のように、特許文献1に示されたワーク搬送装置では、ハンドを回動させるための動力をモータの回転出力を減速した後にベルト・プーリ伝動機構により伝動しているため、ベルトにはより大きな張力が作用する可能性があり、ハンドの回動を精密に制御するためには、ベルトは材質および形態においてより張力に対して強いものを採用する必要があり、また、このベルトが掛け回されるプーリないしこのプーリが取付けられて回転する軸および軸受構造にも、所定以上の強度を要する。このようなことは、ワーク搬送装置のとくに第1アームないし第2アームの大型化と重量増加の原因となる。
一方、ハンドを回動させるためのモータの回転をそのままベルト・プーリ伝動機構を介して第2アームの先端部まで伝え、ハンド回動軸において減速機を配置するようにすると、ベルトは高速でプーリ間を掛け回るため、当該ベルトにはそれほど大きな張力が作用せず、ベルトに伸びが生じるといったこともなくなり、その結果ハンドの回動制御をより精密に行うことができるようになる。
しかしながら、そのように構成する場合、第2アームの先端部に減速機が配置されることになることから、その重量に耐えうるように、特に第1アームと第2アームとの連結部の強度を高める必要が生じ、その分、ワーク搬送装置全体の重量増加を招く。
また、第2アームの先端部において、2つのハンドのための同軸状の2つのハンド回動軸に各別に減速機を連携させる必要があることから、2つの減速機が上下方向に積層した構成とならざるをえない。その結果、第2アームの先端部の上下厚みが増大し、ワーク搬送装置の低床化を阻害することとなる。特許文献1に示されたワーク搬送装置は、真空環境での作動に対応していないが、真空環境での作動に対応するように構成する場合、第2アームの内部を大気圧に保持するために上記2つのハンド回動軸と第2アームとの間にシール機構を組み込む必要があり、第2アームの先端部の上下厚みがさらに増大することになる。
特開2012−161858号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、上下高さの増大を抑制した同軸状2軸の減速機構を提供することをその課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を採用した。
本発明によって提供される同軸状2軸の減速機構は、支持部材に対して回転可能に支持された中空状の第1入力軸と、上記第1入力軸と同一軸線をもち、上記第1入力軸の内部で上記第1入力軸に対して相対回転可能な第2入力軸と、上記支持部材に対して上記第1入力軸と同一軸線をもって回転可能に支持された中空状の第1出力軸と、上記第1入力軸と同一軸線をもち、上記第1出力軸の内部で上記第1出力軸に対して相対回転可能な第2出力軸と、上記第1入力軸と上記第1出力軸との間に介在させられる第1減速機と、上記第2入力軸と上記第2出力軸との間に介在させられる第2減速機と、を備え、上記第1減速機は、第1固定部と、当該第1固定部に対して相対回転可能な第1入力部と、当該第1入力部の回転に対して所定の減速比で回転する第1出力部と、を含み、上記第2減速機は、第2固定部と、当該第2固定部に対して相対回転可能な第2入力部と、当該第2入力部の回転に対して所定の減速比で回転する第2出力部と、を含み、上記第1減速機において、上記第1固定部は上記支持部材に固定され、上記第1入力部は上記第1入力軸に連結され、上記第1出力部は上記第1出力軸に連結されており、上記第2減速機において、上記第2固定部は上記第1出力軸に固定され、上記第2入力部は上記第2入力軸に連結され、上記第2出力部は上記第2出力軸に連結されており、上記第1入力軸の回転入力に応じて上記第1出力軸のみを回転させる場合には、上記第2出力軸が回転しないように、上記第2入力軸を回転制御するように構成したことを特徴とする。
好ましい実施の形態では、上記第1減速機および上記第2減速機は、それぞれ、ウェーブ・ジェネレータ、フレクスプライン、およびサーキュラ・スプラインを含むハーモニックドライブ(登録商標)であり、上記第1減速機において、上記第1固定部は上記フレクスプラインであり、上記第1入力部は上記ウェーブ・ジェネレータであり、上記第1出力部は上記サーキュラ・スプラインであり、上記第2減速機において、上記第2固定部は上記フレクスプラインであり、上記第2入力部は上記ウェーブ・ジェネレータであり、上記第2出力部は上記サーキュラ・スプラインである。
好ましい実施の形態ではまた、上記第1減速機における上記第1固定部は上記フレクスプラインであり、上記第1入力部は上記ウェーブ・ジェネレータであり、上記第1出力部は上記サーキュラ・スプラインであり、上記第2減速機における上記第2固定部は上記サーキュラ・スプラインであり、第2入力部は上記ウェーブ・ジェネレータであり、上記第2出力部は上記フレクスプラインである。
好ましい実施の形態ではさらに、上記第1減速機における上記第1固定部は上記サーキュラ・スプラインであり、上記第1入力部は上記ウェーブ・ジェネレータであり、上記第1出力部は上記フレクスプラインであり、上記第2減速機における上記第2固定部は上記フレクスプラインであり、上記第2入力部は上記ウェーブ・ジェネレータであり、上記第2出力部は上記サーキュラ・スプラインである。
好ましい実施の形態ではまた、上記第1減速機における上記第1固定部はサーキュラ・スプラインであり、上記第1入力部は上記ウェーブ・ジェネレータであり、上記第1出力部は上記フレクスプラインであり、上記第2減速機における上記第2固定部は上記サーキュラ・スプラインであり、上記第2入力部は上記ウェーブ・ジェネレータであり、上記第2出力部は上記フレクスプラインである。
好ましい実施の形態では、上記支持部材と上記第1出力軸との間には第1シール構造が介在させられ、上記第1出力軸と上記第2出力軸との間には第2シール構造が介在させられている。
好ましい実施の形態ではまた、上記第1シール構造および上記第2シール構造は、磁性流体シールである。
上記構成の同軸状2軸の減速機構によれば、第2減速機の第2固定部は、第1減速機によって減速される第1出力軸に固定されている。第2出力軸は、第1出力軸の内部に位置するので、第2減速機は、第1出力軸の内部に配置することが可能となる。その結果、第1減速機と第2減速機との各出力軸の軸線方向における占有領域の多くの部分を第1出力軸の内部に配することができる。したがって、上記構成の同軸状2軸の減速機構は、その上下高さの増大を抑制することができる。
本発明のその他の特徴および利点は、図面を参照して以下に行う詳細な説明から、より明らかとなろう。
本発明に係る同軸状2軸の減速機構が適用されるワーク搬送装置の一例の略示側面図である。 図1に示すワーク搬送装置の略示縦断面図である。 図2のIII-III線に沿う略示断面図である。 図2の符号Aで示す部分の略示拡大縦断面図であり、第1実施形態に係る同軸状2軸の減速機構を示す。 第2実施形態に係る同軸状2軸の減速機構の略示縦断面図である。 第3実施形態に係る同軸状2軸の減速機構の略示縦断面図である。 第4実施形態に係る同軸状2軸の減速機構の略示縦断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1ないし図4は、ワーク搬送装置10の一例を示す。このワーク搬送装置10は、固定ベース100と、支持ベース200と、支持アーム300と、ハンド保持アーム400と、2つのハンド510,520とを有する。このワーク搬送装置は、たとえば、真空環境で行う処理システムにおけるトランスファ・チャンバTC内に設置される。
図2に良く表れているように、固定ベース100は、支持ベース200を昇降可能に収容保持している。支持ベース200は、その上部が固定ベース100の天井板101に設けた開口102から突出するようにして、上下方向ガイド(図示略)によって昇降可能に支持される。また、この支持ベース200は、昇降用モータ103の回転がベルト・プーリ伝動機構104を介して伝達されるボールねじ機構105によって昇降させられる。
支持ベース200はまた、筒状の外郭壁201と、後記する真空シールユニット250で囲まれた空間S2を有する。固定ベース100は、筒状外郭壁106と、底板107と、天井板101と、上記支持ベース200の外郭壁201の外側において当該外郭壁201の下部と上記天井壁101との間に介装したジャバラ部材108とで囲まれた空間S1を有し、当該空間S1と上記空間S2とは連通させられているとともに、筒状外郭壁106に通気路109を設けることによりこれらの空間S1,S2は大気に開放させられている。換言すると、上記空間S1,S2は、上記外郭壁201、上記ジャバラ部材108および真空シールユニット250により、トランスファ・チャンバTC内の真空圧から遮断される。なお、上記空間S1,S2の大気圧は、トランスファ・チャンバTC内の真空圧から遮断されつつ上記支持アーム300ないしハンド保持アーム400の内部に導入されるが、これについては後に詳述する。
支持ベース200の内部には、支持アーム300を鉛直方向に延びる主旋回軸X1周りに旋回させるため支持アーム用モータ220と、この支持アーム用モータ220の回転出力を伝動する伝動機構221と、この伝動機構221の回転出力を減速する支持アーム用減速機230とが収容されている。この支持アーム用減速機230は、遊星歯車機構を内蔵したものや、ハーモニックドライブ(登録商標)等、公知のものを使用することができる。
上記したように、支持アーム300は、真空シールユニット250を介して支持ベース200に対して主旋回軸X1周りに旋回可能に支持されている。この真空シールユニット250は、たとえば、支持ベース200側の筒状軸(図示略)に対して支持アーム300側の筒状軸(図示略)を回転可能に支持するとともに、これらの筒状軸間に、たとえば、磁性流体シールからなるシール構造(図示略)を施したものとして構成される。支持アーム300の内部は、この真空シールユニット250と、当該支持アーム300とハンド保持アーム400との間に配置される後記する真空シールユニット360とによって、トランスファ・チャンバTC内の真空圧から遮断される。支持アーム300側の筒状軸(図示略)を介して、上記空間S1,S2の大気圧が支持アーム300の内部空間S3に導入され、また、この筒状軸(図示略)を介して、支持アーム300内に配置される後記するハンド保持アーム用モータ313、ハンド用モータ311,312を制御駆動するためのハーネス部材(図示略)や、ハンド510,520に備えることがある吸着部に負圧を供給するためのチューブ(図示略)が当該支持アーム300内に引き込まれる。
支持アーム300は、水平方向に延び、気密構造を有するケース301を備える。この支持アーム300内には、当該支持アーム300に対してハンド保持アーム400を肘関節軸X2周りに回動させるためのハンド保持アーム用モータ313と、2つのハンド510,520を後記する手首関節軸X3周りに回動させるための2つのハンド用モータ311,312とが収容されている。
支持アーム300の先端部300aとハンド保持アーム400の基端部400aとの間には、支持アーム300に対してハンド保持アーム400を肘関節軸X2周りに回動可能に連結するとともに、2つのハンド510,520を回動させるための動力を伝達する、肘関節軸X2と同軸状の第1および第2伝動軸321,322を含む真空シールユニット360が設けられている。
上記真空シールユニット360は、たとえば、支持アーム300側の筒軸部(図示略)の内側にハンド保持アーム400側の筒軸部(図示略)を回動可能に支持するとともに、これら筒軸部(図示略)間に磁性流体シール等のシール構造を介装し、ハンド保持アーム400側の筒軸部(図示略)の内側に中空状の第2伝動軸322を回転可能に支持するとともにこれらハンド保持アーム400側の筒軸部(図示略)と第2伝動軸322との間に磁性流体シール等のシール構造(図示略)を介装し、第2伝動軸322の中空部にたとえば中空状とした第1伝動軸321を回転可能に支持するとともに、これら第2伝動軸322と第1伝動軸321との間に磁性流体シール等のシール構造(図示略)を介装して構成される。かかる構成により、支持アーム300の内部空間S3は、気密シールされるとともに、ハンド保持アーム400の内部空間S4に連通させられ、当該内部空間S4にも大気圧が導入される。
支持アーム300内に設けられたハンド保持アーム用モータ313の出力は、ベルト・プーリ伝動機構330およびハンド保持アーム用減速機334を介して上記ハンド保持アーム400に伝達され、これを肘関節軸X2周りに回動させる。ベルト・プーリ伝動機構330は、ハンド保持アーム用モータ313の出力部に取付けたプーリ331と、ハンド保持アーム用減速機334の入力部に取り付けたプーリ332と、これらプーリ331,332間に掛け回された無端ベルト333とによって構成される。これにより、ハンド保持アーム用モータ313の回転出力は、そのままベルト・プーリ伝動機構330によってハンド保持アーム用減速機334に伝達され、ハンド保持アーム400は、ハンド保持アーム用減速334機によって減速された角速度で肘関節軸X2周りに回動させられる。
支持アーム300内に設けられた2つのハンド用モータ311,312の回転出力は、それぞれ、ベルト・プーリ伝動機構340,350を介して上記第1伝動軸321,および第2伝動軸322に伝達される。ベルト・プーリ伝動機構340は、ハンド用モータ311の出力部に取付けたプーリ341と、第1伝動軸321の下端に取付けたプーリ342と、これらプーリ341,342間に掛け回された無端ベルト343とによって構成され、ベルト・プーリ伝動機構350は、ハンド用モータ312の出力部に取付けたプーリ351と、第2伝動軸322の下端に取付けたプーリ352と、これらプーリ351,352間に掛け回された無端ベルト353とによって構成される。これにより、2つのハンド用モータ311,312の回転出力は、それぞれ、減速機による減速が行われることなく第1伝動軸321および第2伝動軸322の回転として伝達される。
ハンド保持アーム400は、水平方向に延び、気密構造を有するケース401を備える。ハンド保持アーム400の先端部には、手首関節軸X3を中心として、2つのハンド(第1ハンド510および第2ハンド520(図1))が同軸状に回動可能に支持されている。2つのハンド510,520を回動させるための動力は、上記肘関節軸X2における第1伝動軸321および第2伝動軸322の回転をベルト・プーリ伝動機構410,420によって伝達しているが、本実施形態では、図4に略示するように、磁性流体シールユニット600によってハンド保持アーム400のケース401の内部空間S4の気密性を保持しつつ、当該磁性流体シールユニット600に組み込まれた独特の同軸状2軸の減速機構600Aを介して上記2つのハンド510,520を回動させるように構成している。以下、これを詳説する。
図4は、上記第1減速機610および第2減速機620を含む同軸状2軸の減速機構600Aが組み込まれた磁性流体シールユニット600の構成を略示的に示す。上記同軸状2軸の減速機構600Aは、第1減速機610と、第2減速機620とが上下方向に延びる手首関節軸X3に沿って上下方向に積み重なって構成されている。本実施形態においては、第1減速機610と第2減速機620は、いずれも、ハーモニックドライブ(登録商標)が採用されている。
第1減速機610は、ハンド保持アーム400のケース401の先端部上壁401aと一体的な固定部材402に固定されたフレクスプライン611(第1固定部)と、上記固定部材402およびフレクスプライン611の中心孔402a,611aを貫通して上記手首関節軸X3に沿って延び、かつ回転可能に支持された中空状の第1入力軸612と、当該第1入力軸612に取付けられたウェーブ・ジェネレータ613(第1入力部)と、第1出力軸614と一体的なサーキュラ・スプライン615(第1出力部)と、を備える。第2減速機620は、上記中空状の第1入力軸612の内部を上記肘関節軸X3に沿って延び、第1入力軸612と相対回転可能な第2入力軸622と、当該第2入力軸622に取付けられたウェーブ・ジェネレータ623(第2入力部)と、上記第1出力軸614に一体的に連結されたサーキュラ・スプライン625(第2固定部)と、第2出力軸624と一体的なフレクスプライン621(第2出力部)と、を備える。第1出力軸614は、上記ケース401に一体的に取付けられた筒状ハウジング403に対し、ベアリング616を介して回転可能に支持されている。第2出力軸624は、上記中空状の第1出力軸614の内部において、ベアリング626を介して回転可能に支持されている。なお、図においては、煩雑化を避けるため、第1入力軸612および第2入力軸622を回転可能に支持するためのベアリング等の構成は省略して示してある。
よく知られているように、ハーモニックドライブ(登録商標)は、ウェーブ・ジェネレータ613,623と、フレクスプライン611,621と、サーキュラ・スプライン615,625とを主構成要素として有しており、回転入力部材がウェーブ・ジェネレータ613,623に連結され、フレクスプライン611,621とサーキュラ・スプライン615,625のうちの一方がベース部材(固定部材)に固定され、他方が減速された回転出力部材となる。本実施形態においては、第1減速機610および第2減速機620は、いずれも、ウェーブ・ジェネレータ613,623が回転入力部材(第1入力軸612および第2入力軸622)に連結されている点は共通するが、第1減速機610においてはフレクスプライン611が固定部材402に固定され、サーキュラ・スプライン615が回転出力部材となって上記第1出力軸614に連結されている一方、第2減速機620においてはサーキュラ・スプライン625がベース部材としての第1出力軸614に一体的に連結され、フレクスプライン621が回転出力部材となって第2出力軸624に連結されている。しかも、本実施形態では、第2減速機620は、ベース部材として、たとえばハンド保持アーム400のケース401といった固定部材ではなく、駆動状態によっては回転することもある第1出力軸614を選択している点が特徴的である。
上記磁性流体シールユニット600はまた、上記筒状ハウジング403と第1出力軸614との間に介装された磁性流体シール631、および第1出力軸614と第2出力軸624との間に介装された磁性流体シール632を含む。これにより、ハンド保持アーム400の先端部の上壁401aから同軸状の第1出力軸614および第2出力軸624を突出させながら、ハンド保持アーム400の内部空間S4に導入された大気圧は、トランスファ・チャンバTCの真空圧から遮断される。
図1および図2に戻って、上記第1出力軸614には、上記2つのハンド510,520のうちの下位に位置する第1ハンド510が取付けられ、上記第2出力軸624には、上記2つのハンド510,520のうちの上位に位置する第2ハンド520が取付けられる。
上記肘関節軸X2に沿って配置され、上端がハンド保持アーム400内に至る上記第1伝動軸321および第2伝動軸322の回転は、それぞれ、ベルト・プーリ伝動機構410,420を介して上記磁性流体シールユニット600における第1入力軸612および第2入力軸622に伝達される(図4)。ベルト・プーリ伝動機構410は、第1伝動軸321の上端部に取付けたプーリ411と、第1入力軸612に取付けたプーリ412と、これらプーリ411,412間に掛け回された無端ベルト413とによって構成され、ベルト・プーリ伝動機構420は、第2伝動軸322の上端部に取付けたプーリ421と、第2入力軸622に取付けたプーリ422と、これらプーリ421,422間に掛け回された無端ベルト423とによって構成される。これにより、支持アーム300内の2つのハンド用モータ311,312の回転出力は、それぞれ、第1伝動軸321および第2伝動軸322の回転を介して、第1入力軸612および第2入力軸622の回転として上記磁性流体シールユニット600に伝達され、第1入力軸612および第2入力軸622の回転は、上記第1減速機610および第2減速機620によって所定の回転角速度に減速された上で、上記第1ハンド510および第2ハンド520を上記手首軸X3周りに個別に回動させる(図4)。
次に上記した第1実施形態に係るワーク搬送装置10の作動状態について説明する。
昇降用モータの作動により、支持ベース200が昇降させられ、これにより、第1ハンド510および第2ハンド520の上下位置を変更することができる。支持アーム用モータ220の作動により、支持アーム300を主旋回軸X1周りに旋回させることができる。ハンド保持アーム用モータ313の作動により、支持アーム300に対してハンド保持アーム400を肘関節軸X2周りに回動させることができる。2つのハンド用モータ311,312の作動により、2つのハンド510,520を手首関節軸X3周りに個別に回動させることができる。
ハンド保持アーム用モータ313の回転出力は、減速されることなくベルト・プーリ伝動機構330によってハンド保持アーム用減速機334に伝達され、このハンド保持アーム用減速機334の出力部の回転によってハンド保持アーム400を肘関節軸X2周りに回動させる。したがって、ベルト・プーリ伝動機構330における無端ベルト333は高速でプーリ331,332間を掛け回るため、当該無端ベルト331,332にはそれほど大きな張力が作用せず、無端ベルト331,332に伸びや弛みが生じるといったこともなくなり、その結果、ハンド保持アーム400の回動制御をより精密に行うことができるようになる。
第1ハンド510のためのハンド用モータ311の回転出力は、ベルト・プーリ伝動機構340およびベルト・プーリ伝動機構410によって磁性流体シールユニット600における第1減速機610の第1入力軸612に伝達され、この第1減速機610の第1出力軸614の回転によって第1ハンド510を手首軸X3周りに回動させる。したがって、ベルト・プーリ伝動機構340およびベルト・プーリ伝動機構410において各無端ベルト343,413は高速でプーリ341,342,411,412間を掛け回るため、当該無端ベルト343,413にはそれほど大きな張力が作用せず、無端ベルト343,413に伸びが生じるといったこともなくなり、その結果、第1ハンド510の回動制御をより精密に行うことができる。同様に、第2ハンド520のためのハンド用モータ312の回転出力は、ベルト・プーリ伝動機構350およびベルト・プーリ伝動機構420によって磁性流体シールユニット600における第2減速機620の第2入力軸622に伝達され、この第2減速機620の第2出力軸624の回転によって第2ハンド520を手首軸X3周りに回動させる。したがって、ベルト・プーリ伝動機構350およびベルト・プーリ伝動機構420において各無端ベルト353,423は高速でプーリ351,352,421,422間を掛け回るため、当該無端ベルト353,423にはそれほど大きな張力が作用せず、無端ベルト353,423に伸びが生じるといったこともなくなり、その結果、第2ハンド520の回動制御をより精密に行うことができる。
上記したように、磁性流体シールユニット600において、第1減速機610においてはフレクスプライン611が固定部材402に固定され、サーキュラ・スプライン615が回転出力部材となって上記第1出力軸614に連結されている一方、第2減速機620においてはサーキュラ・スプライン625がベース部材としての第1出力軸614に一体的に連結され、フレクスプライン621が回転出力部材となって第2出力軸624に連結されている。すなわち、本実施形態では、第2減速機620は、ベース部材として、たとえばハンド保持アーム400のケース401といった固定部材ではなく、駆動状態によっては回転することもある第1出力軸614を選択している。
この構成において、第1ハンド510と第2ハンド520のうち、第2ハンド520のみを選択的に回動させる場合には、図4から理解できるように、第2ハンド520のための第2減速機620のサーキュラ・スプライン625が固定される第1出力軸614は回転しないので、第2入力軸622のみを回転させることによって、第2減速機620によって規定される所定の減速比によって、第2出力軸624ないし第2ハンド520を所望の角速度で回動させることができる。
一方、第1ハンド510と第2ハンド520のうち、第1ハンド510のみを選択的に回転させる場合には、図4から理解できるように、第1入力軸612が回転すれば、第2ハンド520のための第2減速機620のサーキュラ・スプライン625が固定される第1出力軸614も回転するので、これにより第2入力軸622もサーキュラ・スプライン625に対して相対的に回転することとなり、その結果、第2出力軸624も回転してしまう。したがって、かかる状態を解消するために、第1入力軸612を回転させることによって生じる第2減速機620におけるサーキュラ・スプライン625と第2入力軸622の相対回転が生じないように、第2入力軸622を所定方向に回転させる制御を行えばよい。
上記のように、本実施形態における磁性流体シールユニット600に組み込まれた第1減速機610および第2減速機620は、第2減速機620のサーキュラ・スプライン625を、ハンド保持アーム400ないしこれと一体的な固定部材ではなく、第1減速機610の第1出力軸614に固定しているので、それだけ、上下に積み重なる第1減速機610と第2減速機620の上下方向合計高さ寸法を節約することができ、また、第2減速機620を第1減速機610で減速される第1出力軸614の内部に配置することができる。したがって、ワーク搬送装置10のハンド保持アーム400の先端部に2つの減速機610,620が配置されるにもかかわらず、これらの減速機610,620ないしこれを含む磁性流体シールユニット600の特に上下方向寸法のコンパクト化および軽量化を図ることができる。
上記したように、ハーモニックドライブ(登録商標)は、ウェーブ・ジェネレータ613と、フレクスプライン611,621と、サーキュラ・スプライン615,625とを主構成要素として有しており、回転入力部材がウェーブ・ジェネレータ613,623に連結され、フレクスプライン611,621とサーキュラ・スプライン615,625のうちの一方がベース部材(固定部材)に固定され、他方が減速された回転出力部材となる。上記した第1実施形態の同軸状2軸の減速機構600Aにおいては、第1減速機610についてはフレクスプライン611が固定部材402に固定され、サーキュラ・スプライン615が回転出力部材となって上記第1出力614軸に連結されている一方、第2減速機620においてはサーキュラ・スプライン625がベース部材としての第1出力軸614に一体的に連結され、フレクスプライン621が回転出力部材となって第2出力軸624に連結されているが、これを次のように変更することも可能である。
図5は、磁性流体シールユニット600に含まれる同軸状2軸の減速機構600Bについて、第2実施形態を示す。同図において、図4に示した第1実施形態の構成と同一または類似の部材または部分には、同一の符号を付してある。この第2実施形態では、第1減速機610において、サーキュラ・スプライン615が固定部材402に固定され、プレクスプライン611が回転出力部材となって第1出力軸614に連結されている一方、第2減速機620においてはサーキュラ・スプライン625がベース部材としての第1出力軸614に一体的に連結され、フレクスプライン621が回転出力部材となって第2出力軸624に連結されている。このような構成によっても、第1実施形態について上述したのと同様もしくは近似の作動状態を得ることができる。
図6は、磁性流体シールユニット600に含まれる同軸状2軸の減速機構600Cについて、第3実施形態を示す。同図において、図4に示した第1実施形態の構成と同一または類似の部材または部分には、同一の符号を付してある。この第3実施形態では、第1減速機610において、サーキュラ・スプライン615が固定部材402に固定され、プレクスプライン611が回転出力部材となって第1出力軸614に連結されている一方、第2減速機620においてはフレクスプライン621がベース部材としての第1出力軸614に一体的に連結され、サーキュラ・スプライン625が回転出力部材となって第2出力軸624に連結されている。このような構成によっても、第1実施形態について上述したのと同様もしくは近似の作動状態を得ることができる。
図7は、磁性流体シールユニットに含まれる同軸状2軸の減速機構600Dについて、第4実施形態を示す。同図において、図4に示した第1実施形態の構成と同一または類似の部材または部分には、同一の符号を付してある。この第4実施形態では、第1減速機610において、フレクスプライン611が固定部材402に固定され、サーキュラ・スプライン615が回転出力部材となって第1出力軸614に連結されている一方、第2減速機620においてはフレクスプライ621ンがベース部材としての第1出力軸614に一体的に連結され、サーキュラ・スプライン625が回転出力部材となって第2出力軸624に連結されている。このような構成によっても、第1実施形態について上述したのと同様もしくは近似の作動状態を得ることができる。
もちろん、この発明は、上記した各実施形態に限定されるものではなく、各請求項に記載した範囲内でのあらゆる設計変更は、すべて本発明の範囲に含まれる。
たとえば、各実施形態では、第1減速機610および第2減速機620をいずれもハーモニックドライブ(登録商標)としたが、減速機の形態はこれに限定されず、たとえば、遊星歯車機構を用いたものを採用することができる。
各実施形態では、シール機構を磁性流体シールとしているが、真空圧を遮断して内部の大気圧を維持できる軸用シール機構であれば、いずれの軸用シール機構を採用してもよい。
また、ワーク搬送装置の構成も、実施形態に限定されない。実施形態では、支持アームおよびハンド保持アームをいずれも1つとしているが、支持アームとして、複数の支持アームを内部の気密性を保持しつつ回動可能に連結したものとし、ハンド保持アームとしても、複数のハンド保持アームを内部の気密性を保持しつつ回動可能に連結したものとしてもよい。
さらに、実施形態は、2つのハンド510,520をハンド保持アーム400に保持しているが、3つまたはそれ以上のハンドを保持した構成を採用することもできる。
X1 主旋回軸
X2 肘関節軸
X3 手首関節軸
10 ワーク搬送装置
100 固定ベース
200 支持ベース
220 支持アーム用モータ
300 支持アーム
400 ハンド保持アーム
401 ケース(ハンド保持アームの)
402 固定部材
410 ベルト・プーリ伝動機構(第1ベルト・プーリ伝動機構)
412 プーリ(第1最終プーリ)
413 無端ベルト
420 ベルト・プーリ伝動機構(第2ベルト・プーリ伝動機構)
422 プーリ(第2最終プーリ)
423 無端ベルト
510 ハンド(第1ハンド)
520 ハンド(第2ハンド)
600 磁性流体シールユニット
600A 同軸状2軸の減速機構
610 第1減速機
611 フレクスプライン(第1固定部)
612 第1入力軸
613 ウェーブ・ジェネレータ(第1入力部)
614 第1出力軸
615 サーキュラ・スプライン(第1出力部)
620 第2減速機
621 フレクスプライン(第2出力部)
622 第2入力軸
623 ウェーブ・ジェネレータ(第2入力部)
624 第2出力軸
625 サーキュラ・スプライン(第2固定部)
631 磁性流体シール
632 磁性流体シール

Claims (6)

  1. 支持部材に対して回転可能に支持された中空状の第1入力軸と、
    上記第1入力軸と同一軸線をもち、上記第1入力軸の内部で上記第1入力軸に対して相対回転可能な第2入力軸と、
    上記支持部材に対して上記第1入力軸と同一軸線をもって回転可能に支持された中空状の第1出力軸と、上記第1入力軸と同一軸線をもち、上記第1出力軸の内部で上記第1出力軸に対して相対回転可能な第2出力軸と、
    上記第1入力軸と上記第1出力軸との間に介在させられる第1減速機と、
    上記第2入力軸と上記第2出力軸との間に介在させられる第2減速機と、
    を備え、
    上記第1減速機は、第1固定部と、当該第1固定部に対して相対回転可能な第1入力部と、当該第1入力部の回転に対して所定の減速比で回転する第1出力部と、を含み、
    上記第2減速機は、第2固定部と、当該第2固定部に対して相対回転可能な第2入力部と、当該第2入力部の回転に対して所定の減速比で回転する第2出力部と、を含み、
    上記第1減速機において、上記第1固定部は上記支持部材に固定され、上記第1入力部は上記第1入力軸に連結され、上記第1出力部は上記第1出力軸に連結されており、
    上記第2減速機において、上記第2固定部は上記第1出力軸に固定され、上記第2入力部は上記第2入力軸に連結され、上記第2出力部は上記第2出力軸に連結されており、
    上記第1入力軸の回転入力に応じて上記第1出力軸のみを回転させる場合には、上記第2出力軸が回転しないように、上記第2入力軸を回転制御するように構成したことを特徴とする、同軸状2軸の減速機構。
  2. 上記第1減速機および上記第2減速機は、それぞれ、ウェーブ・ジェネレータ、フレクスプライン、およびサーキュラ・スプラインを含むハーモニックドライブ(登録商標)であり、
    上記第1減速機において、上記第1固定部は上記フレクスプラインであり、上記第1入力部は上記ウェーブ・ジェネレータであり、上記第1出力部は上記サーキュラ・スプラインであり、
    上記第2減速機において、上記第2固定部は上記フレクスプラインであり、上記第2入力部は上記ウェーブ・ジェネレータであり、上記第2出力部は上記サーキュラ・スプラインである、請求項1に記載の同軸状2軸の減速機構。
  3. 上記第2減速機において、上記第2固定部は上記フレクスプラインに代えて上記サーキュラ・スプラインとし、上記第2出力部は上記サーキュラ・スプラインに代えて上記フレクスプラインとした、請求項2に記載の同軸状2軸の減速機構。
  4. 上記第1減速機において、上記第1固定部は上記フレクスプラインに代えて上記サーキュラ・スプラインとし、上記第1出力部は上記サーキュラ・スプラインに代えて上記フレクスプラインとした、請求項2に記載の同軸状2軸の減速機構。
  5. 上記第2減速機において、上記第2固定部は上記フレクスプラインに代えて上記サーキュラ・スプラインとし、上記第2出力部は上記サーキュラ・スプラインに代えて上記フレクスプラインとした、請求項4に記載の同軸状2軸の減速機構。
  6. 上記支持部材と上記第1出力軸との間には第1シール構造が介在させられ、上記第1出力軸と上記第2出力軸との間には第2シール構造が介在させられている、請求項1ないし5のいずれかに記載の同軸状2軸の減速機構。
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