JP2019029670A - 搬送装置 - Google Patents

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Junichi Furukawa
潤一 古川
拓紀 渡辺
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拓紀 渡辺
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    • B25J9/10Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements
    • B25J9/104Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements with cables, chains or ribbons

Abstract

【課題】大型化及び制御の複雑化を抑制することができる搬送装置を提供する。【解決手段】搬送装置1は、第一アーム23と、該第一アーム23に回転可能に連結された第二アーム30と、該第二アーム30に回転可能に連結され、物体を保持する複数のハンド63、64と、前記複数のハンドの位置及び向きを定めるための伝動機構であるハンド位置伝動機構と、前記複数のハンドを各ハンドの回転軸回りに異なる向きに回転させるための伝動機構であるハンド回転伝動機構と、前記ハンド位置伝動機構に動力を与えるモータである単一のハンド位置モータ12と、前記ハンド回転伝動機構に動力を与えるモータである単一のハンド回転モータ13とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、物体、例えば基板を搬送する搬送装置に関する。
従来、スカラ型の搬送装置が提案されている。搬送装置は、例えば、第1アームと、該第1アームの先端部に連結された第2アームと、該第2アームの先端部に連結された二つのハンドとを備える。第1アーム、第2アーム及び二つのハンドにはそれぞれモータが取り付けられており、第1アーム、第2アーム及び二つのハンドはそれぞれ個別に駆動することができる(例えば特許文献1参照)。
特開2008−135630号公報
スカラ型の搬送装置は、二つのハンドそれぞれにモータを設ける必要があり、またモータの回転を伝達する軸も設ける必要があるので、大型化する。また多数のモータを同期させて制御する必要があり、搬送装置の制御が複雑になる。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、大型化及び制御の複雑化を抑制することができる搬送装置を提供することである。
本発明に係る搬送装置は、第一アームと、該第一アームに回転可能に連結された第二アームと、該第二アームに回転可能に連結され、物体を保持する複数のハンドと、前記複数のハンドの回転中心の位置を定めるための伝動機構であるハンド位置伝動機構と、前記複数のハンドを各ハンドの回転軸回りに異なる向きに回転させるための伝動機構であるハンド回転伝動機構と、前記ハンド位置伝動機構に動力を与えるモータである単一のハンド位置モータと、前記ハンド回転伝動機構に動力を与えるモータである単一のハンド回転モータとを備える。
本発明においては、複数のハンドを単一のハンドモータによって駆動させる。そのため、複数のハンドを複数のモータで駆動させる場合に比べて、モータの数が削減される。更に単一のハンド回転モータによって複数のハンドを制御するので、複数のハンドを複数のモータで駆動させる場合に比べて制御が容易となる。
本発明に係る搬送装置は、前記複数のハンドは、所定の軸の軸方向に並んだ前記軸の軸回りに回転可能な第一ハンド及び第二ハンドを有し、前記ハンド回転伝動機構は、前記ハンド回転モータの回転によって回転する第一プーリと、前記第一プーリの回転を中継する中間プーリと、前記第一ハンドと同じ向きに回転する前記中間プーリの回転と逆向きの回転を前記第二ハンドに伝える第二プーリとを有する。
本発明においては、第一プーリ、中間プーリ及び第二プーリを用いることによって、第一ハンドと第二ハンドとを互いに逆向きに回転させることができる。そのため、第一ハンドと第二ハンドとを互いに逆向きに回転させるだけなので、制御は容易である。
本発明に係る搬送装置は、前記ハンド位置伝動機構は、前記第一アームに配置され、前記ハンド回転モータの回転によって回転する第三プーリ、及びベルトを介して前記第三プーリに連結されて前記第三プーリと同じ向きに回転する第四プーリと、前記第二アームに配置され、前記第四プーリに回転軸を介して同軸的に連結された第五プーリ、及びベルトを介して前記第五プーリに連結されて前記第五プーリと逆向きに回転する第六プーリとを備え、前記第六プーリは前記第一プーリに連結し、前記第三プーリ及び第四プーリにおける径又は歯数の比は4:1であり、前記第五プーリ及び第六プーリにおける径又は歯数の比は1:2である。
本発明においては、上記のようなプーリの径又は歯数の比を有しているので、複数のハンドを各ハンドの回転軸回りに異なる向きに回転させるときにのみ、ハンド回転モータを駆動すればよい。そのため、より制御が容易になる。
単一のモータによって複数のハンドを駆動させることができ、モータの数を削減することができ、大型化及び制御の複雑化を抑制することができる。
実施の形態1に係る搬送装置を略示する斜視図である。 搬送装置の下アーム、上アーム、下ハンド及び上ハンドを示す模式的平面図である。 搬送装置を略示する縦断面図である。 上アーム内のハンド駆動機構を略示する部分拡大断面図である。 上ハンド及び下ハンドの回転機構を略示する部分拡大斜視図である。 直進した搬送装置を示す略示平面図である。 直進後に開いた上ハンド及び下ハンドを略示する平面図である。 搬送装置及び真空チャンバを略示する図面である。 二つの搬送装置を合体させた装置を略示する断面図である。 実施の形態2に係る搬送装置を示す模式的縦断面図である。
(実施の形態1)
以下本発明を実施の形態1に係る搬送装置1を示す図面に基づいて説明する。図1は、搬送装置を略示する斜視図、図2は、搬送装置1の下アーム23、上アーム30、下ハンド64及び上ハンド63を示す模式的平面図、図3は、搬送装置1を略示する縦断面図である。
図3に示すように、搬送装置1は筐体2と、該筐体2に取り付けられたレール2aを備える。レール2aは筐体2の両側面に設けられており、上下に延びる。筐体2の上面には貫通孔2bが設けられている。
筐体2内にはケース3が設けられている。ケース3の両側面にスライダ3aが設けられている。各スライダ3aは各レール2aを上下に摺動することができる。ケース3の上面部には、上方に突出した筒状の突出部3bが設けられている。突出部3bは貫通孔2bに上下動可能に挿入されている。
ケース3の下側には、ねじ軸5が設けられており、ねじ軸5にはナット7が螺合している。ナット7には筒体6が設けられている。ねじ軸5及び筒体6は同軸的に配置されており、上下方向を軸方向としている。筒体6の上端部はケース3の下面に連結している。
ケース3の下側に昇降モータ4が設けられている。昇降モータ4は減速機(図示略)を有し、該減速機を介して出力軸を回転させる。昇降モータ4の出力軸とねじ軸5の下端部とには、それぞれプーリ8が設けられており、各プーリ8、8はベルト9によって連結されている。そのため、昇降モータ4を駆動させると、昇降モータ4の出力軸が回転するので、ねじ軸5が回転し、ナット7及び筒体6が昇降し、ケース3及び突出部3bが昇降する。
ケース3には、第1モータ11〜第3モータ13、旋回軸14、ハンド軸15、及び下アーム軸16が収容されている。第1モータ11〜第3モータ13はそれぞれ減速機(図示略)を有し、該減速機を介して出力軸を回転させる。下アーム軸16は筒状をなし、突出部3bの内側に軸回りに回転可能に挿入されている。ハンド軸15は筒状をなし、下アーム軸16の内側にベアリング15aを介して軸回りに回転可能に挿入されている。旋回軸14はハンド軸15の内側に、ベアリング15bを介して軸回りに回転可能に挿入されている。下アーム軸16は、突出部3bの内側にベアリング16aを介して軸回りに回転可能に挿入されている。
第1モータ11の出力軸及び旋回軸14はプーリ17、17及びベルト18を介して連結されている。第2モータ12(ハンド位置モータ)の出力軸及び下アーム軸16はプーリ19、19及びベルト20を介して連結されている。第3モータ13(ハンド回転モータ)の出力軸及びハンド軸15はプーリ21、21及びベルト22を介して連結されている。
そのため、第1モータ11を駆動させると、第1モータ11の出力軸が回転するので、旋回軸14が回転する。また、第2モータ12を駆動させると、第2モータ12の出力軸が回転するので、下アーム軸16が回転する。また、第3モータ13を駆動させると第3モータ13の出力軸が回転するので、ハンド軸15が回転する。また、上述したように、昇降モータ4を駆動させると、ケース3が昇降するので、ケース3に収容された、第1モータ11〜第3モータ13、旋回軸14、ハンド軸15及び下アーム軸16も昇降する。搬送装置1は制御部70を備え、該制御部70によって、第1モータ11〜第3モータ13及び昇降モータ4の駆動が制御される。
筐体2の上側に下アーム23(第一アーム)が配置されている。下アーム23は水平方向に延びた直方体状をなす。下アーム23の一端部における下面部には下貫通孔23aが設けられており、該下貫通孔23aの周縁部と下アーム軸16の周縁部とが同軸的に連結している。下アーム軸16の回転によって、下アーム23は回転する。
下アーム23内において、下貫通孔23aの上側に上下方向を軸方向としたベアリング26が支持されている。ベアリング26の外輪は連結部を介して下アーム23の上面部に連結している。旋回軸14の上端部は下貫通孔23aに挿入され、ベアリング26の内輪に嵌合する。ベアリング26の内輪の下側にプーリ14aが同軸的に連結している。旋回軸14の回転によって、ベアリング26の内輪及びプーリ14aが回転する。
下アーム23内において、旋回軸14の中途部の外側にベアリング24aを介してプーリ24c(第三プーリ)が嵌合している。
下アーム23の他端部における上面部には上貫通孔23cが設けられている。下アーム23の他端部における下面部から上方に支持軸23bが突出し、上貫通孔23cに挿入されている。支持軸23bの下端部の外側には、ベアリング24aを介してプーリ24d(第四プーリ)が嵌合している。プーリ24cの径とプーリ24dの径との比は、4:1である。プーリ24dの上側に軸回りに回転可能な筒状をなす第2ハンド軸51が同軸的に連結している。第2ハンド軸51には支持軸23bが挿入されている。下アーム23内において、第2ハンド軸51の中途部の外側にはベアリング27aを介してプーリ27が嵌合している。プーリ14aの径とプーリ27の径との比は、2:1である。
換言すると、プーリ24cの回転角度とプーリ24dの回転角度との比は、1:4であるので、ハンド軸15の回転角度と第2ハンド軸51との回転角度との比は、1:4である。また、プーリ14aの回転角度とプーリ27の回転角度との比は、1:2であるので、後述する筒体29を回転軸と見なせば、旋回軸14の回転角度と筒体29の回転角度との比は、1:2である。
下アーム23の内側において、ハンド軸15の上端部と支持軸23bの下端部とは、プーリ24c、24d及びベルト25(第三ベルト)を介して連結している。
下アーム23の上方に上アーム30(第二アーム)が配置されている。上アーム30は水平方向に延びた直方体状をなす。上アーム30の一端部における下面部には下貫通孔30aが設けられ、上アーム30の他端部における端面部にはハンド孔30bが設けられている。下貫通孔30aの周縁部と、プーリ27とが筒体29を介して連結している。筒体29と旋回軸14とは、プーリ14a、27及びベルト28を介して連結している。支持軸23b及び第2ハンド軸51は筒体29に挿入され、上アーム30の内側まで延びる。上アーム30内において、支持軸23bの上端部は第2ハンド軸51よりも上方に突出している。
図4は、上アーム30内のハンド駆動機構50を略示する部分拡大断面図、図5は、上ハンド63及び下ハンド64の回転機構を略示する部分拡大斜視図である。なお図5において、8の字ベルト54の記載を省略している。ハンド駆動機構50は、支持軸23bの上端部の外側に嵌合したプーリ23fを備える。プーリ23fは支持軸23bに固定されている。プーリ23fの下側において、支持軸23bの中途部の外側にベアリング52aを介してプーリ52(第五プーリ)が嵌合している。プーリ52とプーリ24dとは第2ハンド軸51によって連結されている。
ハンド駆動機構50は、上アーム30の他端部において、上アーム30の内側に設けられた第2支持軸55を備える。第2支持軸55は上下方向を軸方向としている。第2支持軸55の上端部は連結板67を介して上アーム30の上面部に連結している。第2支持軸55の上端部の外側にプーリ66が嵌合している。プーリ66は内輪及び外輪を有する。プーリ66の内輪に第2支持軸55は嵌合している。プーリ23fとプーリ66の外輪とはベルト65を介して連結している。プーリ23fの径と、プーリ66の外輪の径との比は、1:2である。
換言すると、プーリ23fの回転角度とプーリ66の外輪の回転角度との比は、2:1であるので、後述する連結体68を回転軸と見なせば、支持軸23bの回転角度と連結体68の回転角度(後述するプーリ53の内輪の回転角度)との比は、2:1である。
上アーム30内のプーリ66の下側において、第2支持軸55の中途部にプーリ53(第六プーリ)が嵌合している。プーリ53は内輪及び外輪を有する。プーリ52の径と、プーリ53の外輪の径との比は、1:2である。プーリ53の内輪は第2支持軸55に嵌合固定されている。プーリ52及びプーリ53の外輪には8の字ベルト54(第四ベルト)が掛けられている。プーリ52の回転は、8の字ベルト54を介して、プーリ53の外輪に伝達される。プーリ53の外輪は、プーリ52の回転方向とは逆向きに回転する。プーリ66の外輪とプーリ53の内輪とは連結体68を介して連結されている。
換言すると、プーリ52の回転角度とプーリ53の外輪の回転角度との比は、2:1であり、且つ逆向きに回転するので、後述する連結部材69を回転軸と見なせば、第2ハンド軸51の回転角度と連結部材69の回転角度との比は2:1であり、且つ逆向きに回転する。
プーリ53の下方にて、ベアリング56aを介して上ハンドプーリ56(第一プーリ)が第2支持軸55に嵌合し、上ハンドプーリ56の下側にて、ベアリング57aを介して下ハンドプーリ57(第二プーリ)が第2支持軸55に嵌合している。上ハンドプーリ56とプーリ53の外輪とは、平面視扇形の連結部材69を介して連結されている。連結部材69は上ハンドプーリ56及びプーリ53の周方向に沿って設けられている。
8の字ベルト54の下側には上下方向を軸方向とした中間プーリ60が配置されている。中間プーリ60の上下幅は、上ハンドプーリ56及び下ハンドプーリ57それぞれの上下幅の合計よりも長い。
中間プーリ60は軸60aを有し、軸60aの上端部及び下端部は中間プーリ60から軸方向外向きに突出している。プーリ53の内輪の下面には連結環61bが同軸的に固定されている。軸60aの上端面に上プレート61が連結している。上プレート61は第2支持軸55に向けて延びる。上プレート61の延出端部には、連結環61bの孔と同軸的な貫通孔61aが形成されている。上プレート61の延出端部は連結環61bの下面に連結している。貫通孔61a及び連結環61bには、第2支持軸55が回転可能に挿入されている。軸60aの下端面に下プレート62が連結している。下プレート62は、第2支持軸55に向けて延びる。下プレート62の延出端部には貫通孔62aが形成されており、該貫通孔62aに第2支持軸55が回転可能に挿入されている。なお、上ハンドプーリ56の径と中間プーリ60の径との比は、1:1である。また、下ハンドプーリ57の径と中間プーリ60の径との比は、1:1である。
図4及び図5に示すように、上ハンドプーリ56及び中間プーリ60の上部にベルト59(第一ベルト)が掛けられている。下ハンドプーリ57及び中間プーリ60の下部に8の字ベルト58(第二ベルト)が掛けられている。上ハンドプーリ56には上ハンド63(第一ハンド)が設けられており、ハンド孔30bから突出している。下ハンドプーリ57には下ハンド64(第二ハンド)が設けられており、ハンド孔30bから突出している。
第3モータ13の回転によって、ハンド軸15は回転し、ハンド軸15の回転は第2ハンド軸51に伝達されて、第2ハンド軸51は軸回りに回転し、プーリ53の外輪が回転する。プーリ53と上ハンドプーリ56は連結部材69によって連結されているので、上ハンドプーリ56は回転し、上ハンド63は回転する。上ハンドプーリ56の回転によって、中間プーリ60は回転し、中間プーリ60の回転によって下ハンドプーリ57は回転し、下ハンド64は回転する。
中間プーリ60及び下ハンドプーリ57には8の字ベルト58が掛けられているので、上ハンドプーリ56とは逆向きに回転する。そのため、上ハンド63及び下ハンド64は逆向きに回転し、互いに接近する方向又は離れる方向に回転する。なお制御部70は、連結部材69が上プレート61に干渉しない範囲で上ハンド63及び下ハンド64を回転させる。
図6は、直進した搬送装置を示す略示平面図、図7は、直進後に開いた上ハンド及び下ハンドを略示する平面図である。上述したように、プーリ24cの径とプーリ24dの径との比は、4:1に設定されており、プーリ14aの径とプーリ27の径との比は、2:1に設定されている。またプーリ52の径と、プーリ53の径との比は、1:2に設定され、プーリ23fの径と、プーリ66の径との比は、1:2に設定されている。またプーリ52及びプーリ53の外輪には8の字ベルト54が掛けられている。
そのため、上アーム30は下アーム23の2倍の角度で回転し、上ハンド63及び下ハンド64は直線的に移動する。図6に示すように、下アーム23が回転した場合、上ハンド63及び下ハンド64は、相対角度を変化させずに、直線的に移動する。例えば、下アーム23が反時計回りに回転した場合、上アーム30は時計回りに回転し、上ハンド63及び下ハンド64は反時計回りに回転しようとし、上ハンド63及び下ハンド64は、直線的に移動する。なお、上記ではプーリの径によってプーリの回転速度を設定した例を示したが、プーリの歯数によってプーリの回転速度を設定するようにしてもよい。
図7に示すように、直進後に、第3モータ13を回転させて、ハンド軸15を回転させた場合、上ハンド63及び下ハンド64は、8の字ベルト58によって、互いに逆向きに回転し、開閉動作を行う。図6及び図7に示すように、上ハンド63及び下ハンド64の開閉動作のみが行われ、上プレート61及び下プレート62に挟まれた上ハンド63及び下ハンド64の回転機構の姿勢は、開状態及び閉状態のいずれであっても変化しない。
次に、伝動機構について詳細に説明する。
<上ハンド63及び下ハンド64の回転中心の位置及び向きを定める伝動機構について>
第2モータ12を駆動させることによって下アーム軸16を回転させると下アーム23が下アーム軸16の軸回りに回転(旋回)する。このとき、旋回軸14を回転させなければ、相対的にプーリ14aが下アーム軸16の回転方向とは逆向きに回転することになる。このとき、上述した回転角度の関係があるので、プーリ27がプーリ14aの2倍の角度だけ回転する。これにより、回転軸と見なせる筒体29が回転して、上アーム30が下アーム23の2倍の角度だけ逆向きに回転(旋回)する。(例えば、下アーム23が45度回転すると、上アーム30は下アーム23の回転方向とは逆向きに下アーム軸16の軸回りに90度回転する。)
また、支持軸23bは下アーム23に固定されているので、上アーム30が下アーム23に対して筒体29(上アーム30の回転軸)の軸回りに回転(旋回)すると、相対的にプーリ23fが筒体29の回転方向とは逆向きに回転することになる。このときのプーリ23fの回転角度は下アーム23に対する上アーム30の回転角度と同じである。(例えば、下アーム23に対して上アーム30が90度回転すると、プーリ23fの回転角度は90度であり、その回転方向は逆向きである。)
また、上述した回転角度の関係があるので、プーリ66の外輪がプーリ23fの1/2倍の角度だけ回転する。すなわち、プーリ66の外輪は、上アーム30の回転方向(旋回方向)とは逆向きに1/2倍の角度だけ回転する。(例えば、下アーム23に対して上アーム30が90度回転すると、プーリ66の外輪の回転角度は45度であり、その回転方向は逆向きである。)
また、プーリ66の外輪は、回転軸と見なせる連結体68を回転させる。連結体68は、プーリ53の内輪及び上プレート61を介して中間プーリ60に接続されている。この中間プーリ60は、上ハンド63及び下ハンド64の向きを定める機能を有している。
そのため、本実施の形態では、第2モータ12以降のモータの動力を伝える伝動機構によって、上ハンド63及び下ハンド64の回転中心の位置及び向きが定まる。(もちろん、上ハンド63及び下ハンド64は、回転もするので、第2モータ12の動力によってのみ向きが定まる分けではないが、基準となる向きは定まる。)なお、上ハンド63及び下ハンド64の回転中心の位置は、上ハンドプーリ56の軸心の位置と同じである。
したがって、旋回軸14を回転させない状態で、下アーム軸16を回転させると、下アーム23が下アーム軸16の軸回りに回転し、その2倍の角度だけ逆向きに上アーム30が筒体29の軸回りに回転する。そして、上アーム30の回転角度の1/2だけ逆向きに中間プーリ60が連結体68の軸回りに回転する。
ここで、旋回軸14、ハンド軸15及び下アーム軸16が同心状に配置され、また支持軸23b、第2ハンド軸51及び筒体29が同心状に配置され、また第2支持軸55、プーリ66、プーリ53、上ハンドプーリ56及び下ハンドプーリ57が同心状に配置されている。
また、旋回軸14から支持軸23bの間の距離と支持軸23bから第2支持軸55の間の距離とが同じなので、下アーム23が回転しても、中間プーリ60はその向きを変えることなく直線移動する。
なお、中間プーリ60の軸60aから第2支持軸55に向かう方向が、上ハンド63及び下ハンド64の基準方向となるので、中間プーリ60の向きを一定にすることは重要である。また、本実施形態では、上ハンド63及び下ハンド64の角度を基準方向に対して変化させることができる。
<ハンド開閉に関する伝動機構について>
第2モータ12によって下アーム軸16を回転させて下アーム23を回転(旋回)させるときに、旋回軸14及びハンド軸15を回転させなければ、相対的にプーリ24cが下アーム軸16の回転方向とは逆向きに回転することになる。このとき、上述した回転角度の関係があるので、プーリ24dがプーリ24cの4倍の角度だけ回転する。プーリ24cの回転角度は、プーリ14aの回転角度と同じなので、プーリ24dに連結されている第2ハンド軸51は、筒体29の2倍の回転角度で回転することになる。したがって、ハンド軸15を回転させていないにも関わらず第2ハンド軸51が回転する。
第2ハンド軸51が回転するとプーリ52が回転する。プーリ52の回転角度は、下アーム23内にあるプーリ24cの回転角度の4倍である。しかし、プーリ52は上アーム30内にあるため、上アーム30の回転角度の分だけ相殺された回転角度が実質的なプーリ52の回転角度となる。
すなわち、プーリ24cの回転角度の2倍の回転角度が実質的なプーリ52の回転角度となる。上述したように、プーリ24cの回転角度は、プーリ14aの回転角度と同じなので、プーリ23fの回転角度とプーリ52の回転角度とは同じになる。
そして、プーリ52及びプーリ53の外輪には8の字ベルト54が掛けられているので、プーリ52の回転角度の1/2だけ逆向きにプーリ53の外輪及び連結部材69が回転する。この連結部材69の回転によって、上ハンド63が連結部材69と同じ向きに回転する。また、下ハンド64が連結部材69と逆向きに回転する。すなわち、上ハンド63と下ハンド64とはお互いに逆向きに開閉する。
なお、上述したように、下アーム軸16を回転させて下アーム23を回転(旋回)させるときに、旋回軸14及びハンド軸15を回転させなければ、「上アーム30の長手方向が示す直線(支持軸23bから第2支持軸55に向かう直線)」に対する「中間プーリ60の軸60aから第2支持軸55に向かう直線」の角度が下アーム軸16の角度だけ変化する。平たく言えば、上アーム30の長手の向きに対する中間プーリ60の向きが下アーム軸16の回転角度だけ変化する。
その結果、中間プーリ60の角度変化に応じて上ハンドプーリ56及び下ハンドプーリ57が回転するので、上ハンド63及び下ハンド64が開閉動作を行ってしまう。このような場合であっても、上ハンドプーリ56及び下ハンドプーリ57の回転を相殺するように第3モータ13を制御して、ハンド軸15を回転させれば、上ハンド63及び下ハンド64が開閉動作を行わないようにすることができる。このとき、制御するモータは第3モータ13だけであるので、簡単な制御で実現できる。
しかし、第3モータ13を駆動させることなく、上記のような開閉動作を防止することができれば、より制御が簡単になる。すなわち、上ハンド63と下ハンド64との開閉動作を行うときにのみ、第3モータ13を駆動ようにできれば、より制御が簡単になる。そのために、上記のような機構にしている。
なお、下アーム23、上アーム30、上ハンド63及び下ハンド64の全体を旋回させるには、旋回軸14、ハンド軸15及び下アーム軸16を同時に同じ方向に同じ角度だけ回転させればよい。また、ハンド軸15を回転させると、上ハンド63と下ハンド64との開閉動作を行うことができる。また、上ハンド63及び下ハンド64の高さを変更したい場合は、昇降モータ4を駆動しケース3を昇降させればよい。
図8は、搬送装置及び真空チャンバ80を略示する図面である。真空チャンバ80には一又は複数の基板81が設けられている。基板81としては、半導体ウエハ、液晶基板等が挙げられる。例えば、制御部70は、真空チャンバ80に入るまで、上ハンド63及び下ハンド64を直線移動させる。制御部70は、上ハンド63及び下ハンド64を真空チャンバ80に進入させた後、第3モータ13を駆動させて、上ハンド63及び下ハンド64を回転させて開き、上ハンド63及び下ハンド64に二つの基板81をそれぞれ保持させる。その後、上ハンド63及び下ハンド64を閉じて、真空チャンバ80から直線的に退出させる。
基板を処理する真空チャンバ80のゲートが狭い場合、上ハンド63及び下ハンド64を重ねた状態(閉じた状態)を維持し、上アーム30及び下アーム23をX方向に進出させることによって、上ハンド63及び下ハンド64はゲートを通過することができる。ゲートを通過した後、上ハンド63及び下ハンド64が互いに離れる(開く)ことによって、真空チャンバ80内の二つの基板81を保持することができる。その後、上ハンド63及び下ハンド64を重ねて、退出させることによって、基板81を真空チャンバ80から搬出させることができる。
制御部70は、上アーム30及び下アーム23を水平方向に移動させながら、上ハンド63及び下ハンド64を開閉するように、搬送装置を制御してもよい。
制御部70は、搬送装置を旋回させる場合、第1モータ11、第2モータ12及び第3モータを回転させる。旋回軸14、ハンド軸15及び下アーム軸16は回転し、上アーム30及び下アーム23は旋回する。搬送装置は、旋回によって、所望の真空チャンバ80に対して基板81の搬送又は搬出を行うことができる。
上述した搬送装置1は、ベルトリンク機構を用いることによって、単一のモータで二つのハンドを駆動することができ、モータの数を削減することができ、大型化及び制御の複雑化を抑制することができる。なお直進のみ行うハンドを追加してもよい。
図9は、二つの搬送装置1を合体させた装置を略示する断面図である。なお、図9では、図面の簡略化を図るために、ベアリング等の図示を省略している。以下、二つの搬送装置1を第一の搬送装置1a及び第二の搬送装置1bとも称する。図9に示すように、第一の搬送装置1a及び第二の搬送装置1bを合体させてもよい。第一の搬送装置1aは、旋回軸14cと、該旋回軸14cが挿入される筒状のハンド軸15cと、該ハンド軸15cが挿入される筒状の下アーム軸16cとを備える。
第二の搬送装置1bは、下アーム軸16cが挿入される筒状の旋回軸14dと、該旋回軸14dが挿入される筒状のハンド軸15dと、該ハンド軸15dが挿入される下アーム軸16dとを備える。二つの搬送装置を合体させた場合、従来のスカラー型の搬送装置は、8個のモータが必要であるが、実施の形態に係る搬送装置1を使用した場合、6個のモータで足りる。また第一の搬送装置1aの旋回軸14cと、第二の搬送装置1bの旋回軸14dとを、プーリを介して、共通のモータによって駆動させる場合には、更にモータが削減され、5個のモータで足りるので、装置の大型化を抑制することができる。
(実施の形態2)
図10は、実施の形態2に係る搬送装置1dを示す模式的縦断面図である。搬送装置1dの構成の内、実施の形態1に係る搬送装置1と同様な構成については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。図10に示すように、ケース3の上面部に、下貫通孔23a及び貫通孔2bと同軸的な貫通穴3cが形成されている。下貫通孔23a、貫通孔2b及び貫通穴3cに、軸回りに回転可能な筒状のハンド軸15eが挿入されている。ハンド軸15eと貫通穴3cの内周面との間、ハンド軸15eと下貫通孔23aとの間には、ベアリングがそれぞれ設けられている。またハンド軸15eと貫通孔2bの内周面との間には隙間が設けられている。ハンド軸15eの上端部は下アーム23内に配置され、プーリ24cに連結されている。ハンド軸15eの下端部は、ケース3内に配置されている。ハンド軸15eの下側に、ハンド軸15eと同軸的なベアリング21bが配置されている。ハンド軸15eの下端部はベアリング21bの外輪に連結している。
搬送装置1dは、筒状の旋回軸14eを備える。旋回軸14eは、筒状のハンド軸15eに挿入され、ベアリング21bの内輪に嵌合している。旋回軸14eの上端部はプーリ14aに連結している。旋回軸14eの下端部に収納室14fが設けられている。収納室14fはベアリング21bの下方に配置されている。収納室14fの内部空間と旋回軸14eの内部空間とは連なっている。収納室14fに第1モータ11が設けられている。第1モータ11の回転軸は旋回軸14eに同軸的に配置され、収納室14fに連結されている。第1モータ11の回転によって、旋回軸14eは軸回りに回転する。
収納室14fに第2モータ12が収納されている。第2モータ12は収納室14fに固定されている。第2モータ12の回転軸は、ベアリング14gを介して、旋回軸14eの下端内周面に支持されている。旋回軸14eには、下アーム軸16eが挿入されている。下アーム軸16eの下端部に第2モータ12の回転軸が同軸的に連結されている。下アーム軸16eの上端部は下アーム23の上面部に連結されている。第2モータ12の回転によって、下アーム23は回転する。下アーム軸16eの上端部はベアリング26の内輪に嵌合しており、ベアリング26は下アーム軸16eに支持されている。
収納室14fの上面から支持板13aが横向きに延出している。支持板13aの下面に第3モータ13が支持されている。第3モータ13の回転軸は支持板13aを貫通し、支持板13aの上側において、プーリ21aに同軸的に連結している。プーリ21aとベアリング21bの外輪とに、ベルト22が掛けられている。上述の他の実施の形態の場合、収納室14f及び支持板13aを介して、第1モータ11と、第2モータ12及び第3モータ13とが連結されている。そのため、第1モータ11のみを回転させることによって、旋回軸14e、ハンド軸15e及び下アーム軸16eが回転し、上アーム30及び下アーム23が旋回する。また、上ハンド63及び下ハンド64の高さを変更したい場合は、昇降モータ4を駆動しケース3を昇降させればよい。その他の動作については、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
上記の各実施の形態に係る搬送装置は真空環境及び大気環境のいずれにおいても使用することができる。真空環境で使用する場合、旋回軸14、14e、ハンド軸15、15e及び下アーム軸16、16e等に真空シール及びベローズ等を使用する。具体的には、次のような箇所に使用される。
図3の構成の場合、真空シールは、旋回軸14とハンド軸15との間、ハンド軸15と下アーム軸16との間、及び下アーム軸16と突出部3bとの間に使用される。べローズは、突出部3b付近の筐体2の内側とケース3の外側との間に使用される。
図10の構成の場合、真空シールは、下アーム軸16eと旋回軸14eとの間、旋回軸14eとプーリ24cとの間、及びハンド軸15eとケース3との間に使用される。べローズは、ハンド軸15e付近の筐体2の内側とケース3の外側との間に使用される。
また、上記の各実施の形態に係る搬送装置では、図4、図9及び図10の構成のように、プーリ53の外輪の回転が、連結部材69→上ハンドプーリ56→上ハンド63の順番で伝わるようになっている。これにより、上ハンド63が回転中心位置を中心に回転して開閉するが、上ハンド63を連結部材69またはプーリ53に直接接続して、開閉させるようにしてもよい。すなわち、上ハンドプーリ56を上ハンド63の下側に接続することによって、プーリ53の外輪の回転が、連結部材69→上ハンド63→上ハンドプーリ56の順番で、または、上ハンド63→連結部材69→上ハンドプーリ56の順番で伝わるように構成してもよい。このように構成しても、上ハンド63及び下ハンド64は、同様に開閉する。ただし、上ハンド63と下ハンド64との間に、上ハンドプーリ56、又は連結部材69及び上ハンドプーリ56があるため、上ハンド63と下ハンド64との間隔を短くしたい場合には、図4、図9及び図10の構成のように、プーリ53の外輪の回転が、連結部材69→上ハンドプーリ56→上ハンド63の順番で伝わるようにした方が好ましい。
今回開示した実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。実施例にて記載されている技術的特徴は互いに組み合わせることができ、本発明の範囲は、特許請求の範囲内での全ての変更及び特許請求の範囲と均等の範囲が含まれることが意図される。
1 搬送装置
11 第1モータ
12 第2モータ(ハンド位置モータ)
13 第3モータ(ハンド回転モータ)
23 下アーム(第一アーム)
24c プーリ(第三プーリ)
24d プーリ(第四プーリ)
25 ベルト(第三ベルト)
30 上アーム(第二アーム)
52 プーリ(第五プーリ)
53 プーリ(第六プーリ)
54 8の字ベルト(第四ベルト)
56 上ハンドプーリ(第一プーリ)
57 下ハンドプーリ(第二プーリ)
58 8の字ベルト(第二ベルト)
59 ベルト(第一ベルト)
60 中間プーリ
63 上ハンド(第一ハンド)
64 下ハンド(第二ハンド)

Claims (3)

  1. 第一アームと、
    該第一アームに回転可能に連結された第二アームと、
    該第二アームに回転可能に連結され、物体を保持する複数のハンドと、
    前記複数のハンドの回転中心の位置を定めるための伝動機構であるハンド位置伝動機構と、
    前記複数のハンドを各ハンドの回転軸回りに異なる向きに回転させるための伝動機構であるハンド回転伝動機構と、
    前記ハンド位置伝動機構に動力を与えるモータである単一のハンド位置モータと、
    前記ハンド回転伝動機構に動力を与えるモータである単一のハンド回転モータと
    を備える搬送装置。
  2. 前記複数のハンドは、所定の軸の軸方向に並んだ前記軸の軸回りに回転可能な第一ハンド及び第二ハンドを有し、
    前記ハンド回転伝動機構は、
    前記ハンド回転モータの回転によって回転する第一プーリと、
    前記第一プーリの回転を中継する中間プーリと、
    前記第一ハンドと同じ向きに回転する前記中間プーリの回転と逆向きの回転を前記第二ハンドに伝える第二プーリと
    を有する
    請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記ハンド位置伝動機構は、
    前記第一アームに配置され、前記ハンド回転モータの回転によって回転する第三プーリ、及びベルトを介して前記第三プーリに連結されて前記第三プーリと同じ向きに回転する第四プーリと、
    前記第二アームに配置され、前記第四プーリに回転軸を介して同軸的に連結された第五プーリ、及びベルトを介して前記第五プーリに連結されて前記第五プーリと逆向きに回転する第六プーリと
    を備え、
    前記第六プーリは前記第一プーリに連結し、
    前記第三プーリ及び第四プーリにおける径又は歯数の比は4:1であり、
    前記第五プーリ及び第六プーリにおける径又は歯数の比は1:2である
    請求項2に記載の搬送装置。
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