JP2019089586A - 容器包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器の破損を抑制することが可能な容器包装体を提供すること。【解決手段】内容物3を収容する容器1と、容器の一部を収容する外装体2とを備えた容器包装体A1であって、容器は底部112を有し内容物を収容する第1収容部11と、天部181を有し第1収容部よりも破損し難い開封予定部15とを備え、軸方向zにおいて底部と天部の間に位置し軸方向zと直角である径方向r外寸が部分的に小であるくびれ部113と、くびれ部に対して軸方向zの底側に位置し径方向r外寸がくびれ部よりも大きな第1張出部と、くびれ部に対して軸方向zの天側に位置し径方向r外寸がくびれ部よりも大きな第2張出部とが設けられており、外装体は、隙間を隔てて第1収容部を収容する第2収容部23と、軸方向zにおいてくびれ部と重なる位置にあり径方向r内寸が第1張出部の外寸及び第2張出部の外寸よりも小さな保持部24とを有し、開封予定部の一部を露出している。【選択図】図6

Description

本発明は、容器包装体に関する。
液体等の内容物を収容する容器として、ガラスからなる収容部を有する瓶容器が広く用いられている。瓶容器は、内容物を化学的に安定した状態で保管可能である等の利点がある一方、運搬時等における破損が懸念される。特許文献1には、瓶容器と瓶容器を保護するための外容器とを備える容器包装体が開示されている。
特開2016−137946号公報
しかしながら、上記容器包装体においては、瓶容器の収容部と外容器とが互いに密着している。このため、外容器に衝撃が加えられると、瓶容器が破損するおそれがある。
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、容器の破損を抑制することが可能な容器包装体を提供することをその課題とする。
本発明によって提供される包装体は、内容物を収容する容器と、前記容器の少なくとも一部を収容する外装体と、を備えた容器包装体であって、前記容器は、底部を有し且つ前記内容物を収容する第1収容部と、天部を有し且つ前記第1収容部よりも破損し難い開封予定部と、を備え、前記底部および前記天部が離間する方向である軸方向において前記底部および前記天部の間に位置し且つ軸方向と直角である径方向外寸が部分的に小であるくびれ部と、前記くびれ部に対して軸方向底側に位置し且つ径方向外寸が前記くびれ部よりも大である第1張出部と、前記くびれ部に対して軸方向天側に位置し且つ径方向外寸が前記くびれ部よりも大である第2張出部とが設けられており、前記外装体は、隙間を隔てて前記第1収容部を収容する第2収容部と、軸方向において前記くびれ部と重なる位置にあり且つ径方向内寸が前記第1張出部の外寸及び前記第2張出部の外寸よりも小である保持部と、を有し、前記開封予定部の少なくとも一部を露出させていることを特徴としている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記外装体は、軸方向において前記くびれ部から離間した位置であって前記第1収容部と重なる位置にあり且つ径方向内方に凹む凹部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記外装体は、径方向に部分的に突出する転動抑制部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記外装体は、前記底部から前記軸方向に突出する凸部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記容器は、前記第1収容部が前記くびれ部を有し且つ破損しやすい材料からなる、バイアル容器である。
本発明によれば、前記外装体の前記保持部は、軸方向において前記容器の前記くびれ部と重なる位置にあり、前記第1張出部と第2張出部との間に位置している。前記保持部の径方向内寸は、第1張出部の径方向外寸及び第2張出部の径方向外寸よりも小である。このため、前記保持部によって前記容器の軸方向における移動が阻止される。これにより、前記第1収容部が隙間を隔てて前記第2収容部に収容される状態が維持されやすく、衝撃等が加えられた際に、前記第1収容部が破損することを抑制することができる。一方、前記外装体から露出する前記開封予定部は、前記第1収容部よりも破損し難い。このため、衝撃等を受けた場合であっても前記内容物を漏洩させることを抑制しつつ、外部からの開封動作を行いやすい。したがって、前記容器包装体によれば、前記容器の破損を抑制することができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明の第1実施形態に係る容器包装体を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る容器包装体を示す正面図である。 本発明の第1実施形態に係る容器包装体を示す側面図である。 本発明の第1実施形態に係る容器包装体を示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係る容器包装体を示す底面図である。 図2のVI−VI線に沿う断面図である。 図2のVII−VII線に沿う断面図である。 図2のVIII−VIII線に沿う断面図である。 図2のIX−IX線に沿う断面図である。 本発明の第1実施形態に係る容器包装体の組み立てを示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る容器包装体の第1変形例を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る容器包装体の第2変形例を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る容器包装体を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る容器包装体を示す正面図である。 本発明の第3実施形態に係る容器包装体を示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係る容器包装体を示す要部斜視図である。 図16のXVII−XVII線に沿う要部拡大断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
<第1実施形態>
図1〜図10は、本発明の第1実施形態に係る容器包装体を示している。本実施形態の容器包装体A1は、容器1、外装体2および内容物3を備えている。
図1は、容器包装体A1を示す斜視図である。図2は、容器包装体A1を示す正面図である。図3は、容器包装体A1を示す側面図である。図4は、容器包装体A1を示す平面図である。図5は、容器包装体A1を示す底面図である。図6は、図2のVI−VI線に沿う断面図である。図7は、図2のVII−VII線に沿う断面図である。図8は、図2のVIII−VIII線に沿う断面図である。図9は、図2のIX−IX線に沿う断面図である。図10は、容器包装体A1の組み立てを示す斜視図である。
容器1は、内容物3を収容するためのものであり、第1収容部11及び開封予定部15を備えており、後述の底部112、天部181及びくびれ部113が設けられている。容器1の種類や用途は特に限定されず、以降に例示されるように、第1収容部11に比べて開封予定部15が破損し難い構成である。容器1としては、例えば、主に医農薬を収容するバイアル容器、飲食料を収容するコルク栓容器、等が挙げられる。以降においては、容器1がバイアル容器である場合を例に説明する。
第1収容部11は、内容物3を収容するものである。第1収容部11の材質は特に限定されず、硼硅酸ガラス、ソーダガラス及び鉛ガラス等のガラスや、プラスチック等の樹脂、陶器等が適宜選択される。また、第1収容部11は、透明、不透明、半透明等のいずれであってもよい。このような容器1として、例えばバイアル容器が例示される。図示された例においては、第1収容部11は、例えば硼硅酸ガラスによって形成されたガラス瓶である。硼硅酸ガラスは、耐高温性や耐腐蝕性に優れるという利点がある。
本実施形態においては、第1収容部11は、胴部111、底部112、くびれ部113及び開口部114を有する。胴部111は、内容物3を径方向r外方から囲む部分である。胴部111の形状は特に限定されず、図示された例においては、軸方向zに沿う筒状である。このような胴部111の形状は、たとえば、円筒形状、楕円筒形状、多角筒形状等であり、図示された例においては、円筒形状である。
底部112は、胴部111に対して軸方向z下方に繋がっており、胴部111の軸方向z片側を塞いでいる。本実施形態においては、底部112は、容器1のうち軸方向zにおいて最も下方に位置する部分である。図示された例においては、底部112は、軸方向z視において円形状、楕円形状、多角形状等であり、図示された例においては、円形状である。
くびれ部113は、第1収容部11の径方向r寸法が、軸方向zにおいて部分的に小である部位である。くびれ部113は、軸方向z方向において底部112と後述の天部181との間に位置している。くびれ部113の具体的形状は特に限定されず、第1収容部11の軸方向zにおける一部が、周方向θの全方位にわたって径方向r寸法が相対的に小さい形状であってもよいし、周方向θの一部の方位において径方向r寸法が相対的に小さい形状であってもよい。図示された例においては、くびれ部113は、周方向θの全方位にわたって径方向r寸法が相対的に小さい形状であり、例えば軸方向z視円形状である。なお、本発明におけるくびれ部は、容器1に設けられていればよく、本実施形態とは異なり、例えばくびれ部が、開封予定部15に設けられていてもよい。
開口部114は、軸方向zにおいてくびれ部113を挟んで底部112とは反対側に位置しており、第1収容部11の内部空間を外部に通じさせる部分である。開口部114の形状は特に限定されず、本実施形態においては、軸方向z視円環形状の部分である。また、図示された例においては、開口部114は、胴部111及びくびれ部113よりも肉厚である。
図6に示すように、本実施形態においては、くびれ部113の軸方向z外寸である外径D3は、胴部111の軸方向z外寸である外径D1及び開口部114の軸方向z外寸である外径D2よりも小である。このような構成において、胴部111は、本発明における第1張出部に相当し、開口部114は、本発明における第2張出部に相当する。第1張出部は、くびれ部113に対して軸方向z底側に位置し、径方向r外寸がくびれ部113よりも大である部分である。第2張り出し部は、くびれ部113に対して軸方向z天側に位置し、径方向r外寸がくびれ部113よりも大である部分である。なお、第1張出部及び第2張出部は、容器1に設けられていればよく、本実施形態とは異なり、例えば第2張出部が、開封予定部15に設けられていてもよい。
開封予定部15は、第1収容部11を密閉するものであり、第1収容部11から内容物3を取り出す際に開封される部分である。開封予定部15は、第1収容部11よりも破損し難い構成であり、図示された例においては、硼硅酸ガラスからなる第1収容部11よりも衝撃等を受けた場合に破損し難い構成が採用される。また、開封予定部15の開封手法は特に限定されず、穿刺、引き抜き、捻り等、様々な手法を採用できる。本実施形態においては、後述の外装体2による保持態様を考慮すると、開封予定部15は、捻りを必要としない開封手法が好ましく、容器1がバイアル容器である場合、針等の穿刺により内容物3が取り出される。
本実施形態の開封予定部15は、ゴム栓16、アルミシール17及びキャップ18を有する。ゴム栓16は、第1収容部11の開口部114に圧入されることにより、開口部114を塞ぎ、第1収容部11を密閉するためのものである。ゴム栓16は、例えばブチルゴム等の材質からなり、溶出物や揮発物等が少ない材質が好ましい。図示された例においては、ゴム栓16は、薄肉部161を有する。薄肉部161は、ゴム栓16の軸方向z視中央に設けられており、周辺部位よりも厚さが薄い部分である。薄肉部161は、針等を穿刺可能とする部分である。
アルミシール17は、ゴム栓16を第1収容部11に対してより確実且つ強固に取り付けるためのものであり、ゴム栓16と第1収容部11の開口部114付近の部分とを覆っている。アルミシール17は、例えばアルミシートをゴム栓16および開口部114に対して圧着成形することにより形成される。
キャップ18は、例えばポリエチレンやシリコーン等の樹脂からなり、キャップ18上に、軸方向z上方から装填されている。キャップ18は、アルミシール17の開口部(図示略)を保護するためのものである。図示された例においては、キャップ18は、ゴム栓16を覆うアルミシール17の開口部(図示略)に嵌め込まれている。キャップ18を捲り上げる動作によって、キャップ18とアルミシール17の一部とが取り外される。針等の穿刺により開封予定部15が開封される際には、キャップ18とアルミシール17の一部とが取り除かれた後に、ゴム栓16に針等が穿刺される。
なお、バイアル容器である容器1の開封予定部15としては、第1収容部11を密閉しつつ、針等の穿刺によって適切に開封可能なものであればよい。たとえば、キャップ18を備えないものであってもよいし、ゴム以外の材質であってもよい。
外装体2は、容器1を保護するためのものであり、容器1の一部を収容している。外装体2は、第2収容部23、保持部24及び拡大部25を有しており、一対の凹部26及び一対の凸部27が形成されている。外装体2の形成手法は特に限定されず、シート材料を成形する手法や、射出成形等の金型を用いた樹脂成形手法等、様々な手法を採用することができる。図示された例においては、外装体2は、1枚のシート材料の一部を膨出させる成形加工を施した後に、このシート材料に折り曲げ加工及び接合加工を施すことによって形成されており、一対の殻部21およびフランジ部22を有する。
外装体2を形成するシートを構成する樹脂としては、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレ−ト(PEN)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリカーボネート(PC)等)、ポリスチレン(汎用ポリスチレン(GPPS)、耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)等)、ポリオレフィン(ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等)、ポリアミド(ナイロン−6、ナイロン−66等)、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリイミド(PI)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリエーテルスルフォン(PES)等が挙げられる。外装体2は、これらの樹脂からなる一層または二層以上の延伸または未延伸フィルムによって構成してもよい。また、外装体2を形成するための接合加工においてヒートシールを用いる場合、外装体2の片面を比較的低温で溶着する例えばオレフィン系樹脂で形成してもよい。また、外装体2に遮光機能等を付与する場合、顔料などが混合された着色層や金属蒸着層等からなるバリア層を設けてもよい。
図10に示すように、図示された例においては、外装体2は、樹脂シート20を用いて形成されている。樹脂シート20は、上述した樹脂材料からなるシートに、金型等を用いた膨出加工を施すことにより、一対の殻部21とフランジ部22とが形成されている。一対の殻部21は、樹脂シート20の厚さ方向に所定の形状で膨出させられた部分である。図示された例においては、一対の殻部21は、互いに同じ形状および同じ大きさとされているが、互いの形状や大きさが異なる構成であってもよい。フランジ部22は、一対の殻部21を取り囲む部分であり、上述の成形加工が施されていない平板状の部分である。
また、図示された例においては、樹脂シート20には、一対の切り欠き29が設けられている。一対の切り欠き29は、外装体2を形成するための折り曲げ加工において折り曲げられる線の両端に当たる部分に形成されており、例えば略三角形状である。一対の殻部21のいずれか一方に容器1を載置し、樹脂シート20を一対の切り欠き29を両端とする折り曲げ線に沿って折り曲げる。そして、フランジ部22のうち対面する部分同士を接合する。この接合加工に用いる接合手法は特に限定されず、外装体2を適切に構成しうるように、樹脂シート20を固定するものであればよい。このような接合手法としては、例えば、超音波接合、接着剤による接合、ヒートシール等が挙げられる。図示された例においては、超音波接合が用いられている。なお、フランジ部22同士を密閉状態で接合する場合、接合手法として、接着剤による接合やヒートシールを用いることが好ましい。
このような手法により形成された外装体2は、図2、図5及び図6に示すように、折り返し部28を有する。折り返し部28は、樹脂シート20を折り曲げたことによって形成された部分である。また、折り返し部28の径方向r両端には、一対の切り欠き29が残存している。なお、本実施形態とは異なり、例えば各々が殻部21及びフランジ部22を有する別体の一対の樹脂シート20を互いに接合することにより、外装体2を形成してもよい。
また、フランジ部22は、第2収容部23を構成する一対の殻部21に対して径方向r外方に突出した部分となっている。このようなフランジ部22は、本発明の転動抑制部に相当する。転動抑制部は、外装体2の一部が径方向rに部分的に突出した部位であり、言い換えると、外装体2の周方向θにおける一部が周方向θにおける他の部分よりも径方向r外方に突出した部分である。このような転動抑制部としては、図示された例におけるフランジ部22に限定されず、フランジ部22以外の例えば殻部21の一部が径方向r外方に突出した構成等であってもよい。
第2収容部23は、隙間を隔てて容器1の第1収容部11を収容する部分である。本実施形態においては、一対の殻部21の一部ずつによって第2収容部23が構成されている。図6、図8及び図9に示すように、第2収容部23と第1収容部11の胴部111とは、径方向rに離間しており、隙間が存在している。また、第2収容部23と第1収容部11の底部112とは、軸方向zに離間しており、隙間が存在している。図示された例においては、第2収容部23の形状は、略円筒形状である胴部111に対応して略円筒形状とされている。
保持部24は、図6に示すように、軸方向zにおいて容器1のくびれ部113と重なる位置に設けられている。保持部24の径方向r内寸である内径D4は、容器1の第1張出部である胴部111の外径D1(径方向r外寸)及び第2張出部である開口部114の外径D2(径方向r外寸)よりも小である。また、図6及び図7に示すように、保持部24の内径D4は、容器1のくびれ部113の外径D3よりも大である。保持部24の具体的形状は特に限定されず、一対の殻部21の軸方向zにおける一部が、周方向θの全方位にわたって径方向r寸法が相対的に小さい形状であってもよいし、周方向θの一部の方位において径方向r寸法が相対的に小さい形状であってもよい。図示された例においては、保持部24は、周方向θの全方位にわたって径方向r寸法が相対的に小さい形状であり、例えば軸方向z視円形状である。
拡大部25は、図6に示すように、軸方向zにおいて保持部24を挟んで第2収容部23とは反対側に位置しており、径方向r内寸が保持部24の内径D4よりも大である部分である。図示された例においては、拡大部25は、容器1の第1収容部11の開口部114と開封予定部15の一部とを収容している。拡大部25は、軸方向z天側に開口している。これにより、外装体2は、容器1の開封予定部15の少なくとも一部を露出させている。図示された例においては、キャップ18の全てが外装体2から露出しており、天部181が容器包装体A1の軸方向z上面となっている。図示された例においては、キャップ18の径方向r外寸である直径D6が、拡大部25の径方向r外寸である外径D5よりも大きい。
一対の凹部26は、第2収容部23の一部が径方向rに凹んだ部分である。図示された例においては、一対の凹部26は、周方向θにおいて反対側に位置している。凹部26の形状や大きさは特に限定されず、図示された例においては、周方向θに沿って溝状に凹んだ形状である。また、図示された例においては、一対の凹部26は、第2収容部23の軸方向z底側に設けられており、軸方向zにおいて容器1の第1収容部11のくびれ部113から離れた位置であって底部112と重なる位置にある。
一対の凸部27は、図2、図3、図5及び図6に示すように、第2収容部23から軸方向z底側に突出した部分である。図示された例においては、第2収容部23の底部が径方向rにおいて折り返し部28から離間するほど軸方向z天側に位置するように僅かに傾いている。凸部27は、第2収容部23の底部から僅かに突出しており、その底面が軸方向zと略直角とされている。
内容物3は、容器1によって収容及び保護されるものであり、液体、粉粒体、ジェル状物体等の様々な物体が選択される。内容物3の具体例としては、例えば、医農薬や、飲食料等が挙げられる。図示された例においては、内容物3として、バイアル容器として構成された容器1に収容される医薬が想定されている。
次に、容器包装体A1の作用について説明する。
本実施形態によれば、図6に示すように、外装体2の保持部24は、軸方向zにおいて容器1のくびれ部113と重なる位置にあり、第1張出部としての胴部111と第2張出部としての開口部114との間に位置している。保持部24の径方向r内寸である内径D4は、第1張出部としての胴部111の外径D1及び第2張出部としての開口部114の外径D2よりも小である。このため、保持部24によって容器1の軸方向z方向における移動が阻止される。これにより、第1収容部11が隙間を隔てて第2収容部23に収容される状態が維持されやすく、衝撃等が加えられた際に、第1収容部11が破損することを抑制することができる。一方、外装体2から露出する開封予定部15は、第1収容部11よりも破損し難い。このため、衝撃等を受けた場合であっても内容物3を漏洩させることを抑制しつつ、外部からの開封動作を行いやすい。したがって、容器包装体A1によれば、容器1の破損を抑制することができる。
また、本実施形態とは異なり、第1収容部11が熱収縮フィルムによって直接覆われた構成例の場合、この熱収縮フィルムを収縮させる際の熱が、第1収容部11に即座に伝わる。第1収容部11に収容された内容物3が、熱によって変質し易い、例えば医農薬品等である場合に、内容物3が変質してしまうおそれがある。本実施形態によれば、第1収容部11が隙間を隔てて第2収容部23に収容されている。このため、外装体2を形成する際に、仮に熱が生じる手法が用いられたとしても、この熱が第1収容部11に伝わることを抑制することが可能である。これにより、内容物3の変質を防止することができる。上述したように、フランジ部22同士を超音波接合によって接合する構成例は、内容物3の変質を防止するのに好ましい。
一対の凹部26が設けられていることにより、図10に示す組み立てにおいて、殻部21に挿入された容器1の一部を凹部26によって支持することが可能である。これにより、殻部21内において容器1が不当に偏ってしまうことを防止することができる。また、容器包装体A1においては、一対の凹部26の間に第1収容部11が位置している。これにより、搬送時等に外装体2内において容器1が径方向rに揺すられる等の挙動が生じても、容器1が過度に傾いてしまうこと等を凹部26によって回避することが可能である。これは、第1収容部11と第2収容部23との間に隙間が存在する状態を維持するのに適しており、容器1の破損防止に好ましい。
特に、第1収容部11は、第2収容部23に対して径方向r及び軸方向zの双方において隙間を隔てている。これらの隙間の存在により、容器包装体A1に様々な方向から衝撃が加えられた場合に、より確実に第1収容部11の破損を抑制することができる。
外装体2には、径方向r外方に突出する転動抑制部としてのフランジ部22が設けられている。これにより、略円筒形状である第2収容部23が載置面に触れた状態で容器包装体A1が転動しても、フランジ部22が載置面に当接することにより、容器包装体A1のさらなる転動を防止することができる。
外装体2には、1対の凸部27が形成されている。これにより、第2収容部23の底部が軸方向zに対して僅かに傾いていても、一対の凸部27を載置面に接触させることにより、容器包装体A1を自立させることができる。また、図示された例においては、一対の凸部27と折り返し部28とが載置面に接触することにより、容器包装体A1をより安定して自立させることが期待できる。
切り欠き29が設けられていることにより、折り返し部28の径方向r両端が鋭利な角部となることを回避することが可能である。これにより、容器包装体A1の使用者が痛みを感じることを抑制することができる。
キャップ18の外径D6は、外装体2の拡大部25の外径D5よりも大である。これにより、キャップ18の端縁が、外装体2の拡大部25から径方向rに突出する。したがって、容器包装体A1を開封する際に、キャップ18の端縁に爪等を引っ掛けることにより、キャップ18をより容易に取り外すことができる。
なお、フランジ部22同士を接合する手法として、接着剤による手法やヒートシールを用いれば、第2収容部23を密閉構造とすることが可能である。これにより、仮に第1収容部11に破損が生じたとしても、内容物3が容器包装体A1の外部に漏れ出すことを回避することができるという利点がある。
図11〜図17は、本発明の変形例および他の実施形態を示している。なお、これらの図において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。
<第1実施形態 第1変形例>
図11は、容器包装体A1の第1変形例を示している。本変形例の容器包装体A11は、保持部24の構成が、上述した例と異なっている。本変形例においては、保持部24は、一対の凹部241によって構成されている。一対の凹部241は、一対の殻部21にそれぞれ形成されている。凹部241は、殻部21の周方向θにおける一部が径方向rに凹んだ部分である。この場合、保持部24の径方向r内寸は、一対の凹部241の径方向r内寸である距離D4'である。距離D4'は、くびれ部113の外径D3よりも大であり、上述した容器1の外径D1及び外径D2よりも小である。
このような変形例によっても、容器1の破損を抑制することができる。また、本変形例から理解されるように、保持部24は、容器1の軸方向zにおける移動を適切に阻止可能な構成であればよく、外装体2の周方向θの一部に設けられていてもよい。
<第1実施形態 第2変形例>
図12は、容器包装体A1の第2変形例を示している。本変形例の容器包装体A12は、第2収容部23の構成が上述した例と異なっている。本変形例においては、第2収容部23は、多角筒形状であり、例えば六角筒形状である。第2収容部23は、複数の角部231と複数の平面部232とを有する。複数の角部231は、周方向θにおける他の部位(平面部232)よりも径方向r外方に突出している。複数の平面部232は、隣り合う角部231の間に設けられており、軸方向zに対して平行である平坦形状である。このような構成により、本変形例においては、複数の角部231が転動抑制部に相当する。また、第2収容部23が平坦形状である平面部232を有するので、容器包装体A12が載置された面に、この平面部232が当接することにより、容器包装体A12をより安定して静止させることができる。なお、図示された例においては、フランジ部22は、角部231に対して径方向r外方には突出しない大きさとされている。
このような変形例によっても、容器1の破損を抑制することができる。また、転動抑制部としての複数の角部231が設けられていることにより、容器包装体A12の転動を抑制することができる。本変形例から理解されるように、本発明の転動抑制部は、外装体2の一部が部分的に径方向r外方に突出するものであれば、例えば楕円形状や、半月形状等であってもよく、具体的な構成は特に限定されない。
<第2実施形態>
図13および図14は、本発明の第2実施形態に係る容器包装体を示している。本実施形態の容器包装体A2は、容器1、外装体2、内容物3に加えて、ラベル4を備えている。ラベル4は、たとえば筒状に形成された樹脂フィルムからなり、例えば内容物3の名称や取扱説明事項が記載されていてもよい。
本実施形態においては、外装体2のフランジ部22に一対の凹部221が形成されている。一対の凹部221は、フランジ部22の径方向r両外側に設けられており、各々が径方向r内方に凹んでいる。
ラベル4は、第2収容部23の一部および一対の凹部221を覆うようにして取付けられている。図14に示すように、ラベル4は、軸方向zにおいて、凹部221内に位置している。ラベル4を外装体2に装着する手法は特に限定されず、接着、熱収縮等の手法を適宜選択可能である。
本実施形態によっても、容器1の破損を抑制することができる。また、ラベル4を例えば熱収縮によって外装体2に装着する構成であっても、第1収容部11と第2収容部23との間に隙間が設けられていることにより、ラベル4を収縮させる熱が、第1収容部11に伝わることを抑制することが可能である。したがって、内容物3の変質を防止することができる。また、外装体2の全体が外部に露出した構成に限定されず、本実施形態のように、外装体2がラベル4等の部材によって覆われた構成であってもよい。
<第3実施形態>
図15は、本発明の第3実施形態に係る容器包装体を示している。本実施形態の容器包装体A3は、容器1において、第1収容部11にくびれ部113が形成されていない点が、上述した実施形態と異なっている。また、本実施形態の開封予定部15は、上述したアルミシール17を備えない構成例であり、キャップ18がゴム栓16を直接覆っている。
本実施形態においては、開封予定部15のゴム栓16にくびれ部162が設けられている。第1収容部11は、胴部111、底部112及び開口部114を有し、上述したくびれ部113を有していない。したがって、本実施形態においては、くびれ部162の外径D3よりも大きな外径D1を有する開口部114が、第1張出部に相当する。また、ゴム栓16のうち第1収容部116に対して軸方向z天側に位置する、外径D3よりも大きな外径D2を有する部分が、第2張出部に相当する。保持部24は、軸方向zにおいてくびれ部162と重なる位置にあり、その内径D4は、外径D1及び外径D2よりも小さく、外径D3よりも大きい。
本実施形態によっても、容器1の破損を抑制することができる。また、本実施形態から理解されるように、容器1は、本発明のくびれ部を有する構成であればよく、くびれ部が具体的に形成される箇所は特に限定されない。くびれ部は、第1収容部11の一部であってもよいし、開封予定部15の一部であってもよいし、第1収容部11及び開封予定部15の双方に跨るものであってもよい。
<第4実施形態>
図16および図17は、本発明の第4実施形態に係る容器包装体を示している。本実施形態の容器包装体A4は、上述した樹脂シート20を折り曲げた後に、フランジ部22同士を接合する手法が上述した実施形態と異なっている。
本実施形態においては、フランジ部22は、係止凸部224及び貫通孔225を有する。係止凸部224は、フランジ部22の一部が厚み方向に突出した部分であり、先端寄りに根本よりも大径である部分を有する。貫通孔225は、フランジ部22を厚み方向に貫通しており、断面積が係止凸部224の根元部分よりも大きく、係止凸部224の大径部分よりも小さい。本実施形態においては、係止凸部224が貫通孔225に嵌め込まれることにより、フランジ部22の一部同士が固定されている。なお、図16に示す係止凸部224の径方向r反対側にも、図示しない係止凸部224及び貫通孔225が設けられている。
係止凸部224及び貫通孔225を有する外装体2を形成する手法としては、例えば射出成形を用いることが好ましい。射出成形によれば、係止凸部224の形状を、貫通孔225との係合に適した形状とすることができる。
本実施形態によっても、容器1の破損を抑制することができる。また、本実施形態から理解されるように、外装体2を形成する手法は特に限定されない。
本発明に係る容器包装体は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る容器包装体の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
A1,A11,A12,A2,A3,A4:容器包装体
1 :容器
2 :外装体
3 :内容物
4 :ラベル
11 :第1収容部
15 :開封予定部
16 :ゴム栓
17 :アルミシール
18 :キャップ
20 :樹脂シート
21 :殻部
22 :フランジ部(転動抑制部)
23 :第2収容部
24 :保持部
25 :拡大部
26 :凹部
27 :凸部
28 :折り返し部
29 :切り欠き
111 :胴部(第1張出部)
112 :底部
113 :くびれ部
114 :開口部(第2張出部)
116 :第1収容部
161 :薄肉部
162 :くびれ部
181 :天部
221 :凹部
224 :係止凸部
225 :貫通孔
231 :角部(転動抑制部)
232 :平面部
241 :凹部
D1,D2,D3,D5,D6:外径
D4 :内径
D4’ :距離
r :径方向
z :軸方向
θ :周方向

Claims (5)

  1. 内容物を収容する容器と、
    前記容器の少なくとも一部を収容する外装体と、を備えた容器包装体であって、
    前記容器は、底部を有し且つ前記内容物を収容する第1収容部と、天部を有し且つ前記第1収容部よりも破損し難い開封予定部と、を備え、前記底部および前記天部が離間する方向である軸方向において前記底部および前記天部の間に位置し且つ軸方向と直角である径方向外寸が部分的に小であるくびれ部と、前記くびれ部に対して軸方向底側に位置し且つ径方向外寸が前記くびれ部よりも大である第1張出部と、前記くびれ部に対して軸方向天側に位置し且つ径方向外寸が前記くびれ部よりも大である第2張出部とが設けられており、
    前記外装体は、隙間を隔てて前記第1収容部を収容する第2収容部と、軸方向において前記くびれ部と重なる位置にあり且つ径方向内寸が前記第1張出部の外寸及び前記第2張出部の外寸よりも小である保持部と、を有し、前記開封予定部の少なくとも前記天部を露出させていることを特徴とする、容器包装体。
  2. 前記外装体は、軸方向において前記くびれ部から離間した位置であって前記第1収容部と重なる位置にあり且つ径方向内方に凹む凹部を有する、請求項1に記載の容器包装体。
  3. 前記外装体は、径方向に部分的に突出する転動抑制部を有する、請求項1または2に記載の容器包装体。
  4. 前記外装体は、前記底部から前記軸方向に突出する凸部を有する、請求項1ないし3のいずれかに記載の容器包装体。
  5. 前記容器は、前記第1収容部が前記くびれ部を有し且つ破損しやすい材料からなる、バイアル容器である、請求項1ないし4のいずれかに記載の容器包装体。
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