JP2019089557A - ステアリング装置 - Google Patents
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Abstract
Description
軸方向に伸縮可能なステアリングシャフトと、
軸方向の相対移動を可能に嵌合したアウタコラムとインナコラムとを含み、前記ステアリングシャフトを回転可能に支持するステアリングコラムと、
前記インナコラムに固定された係合部材と、を備え、
前記アウタコラムは、前記係合部材を収容して前記係合部材を介して前記インナコラムの回転を防止するとともに、軸方向に延び、前記インナコラムの軸方向移動を案内するガイド溝と、前記ガイド溝の端部に配置され前記係合部材と当接することにより前記インナコラムの車両後方へのテレスコピック調整範囲を規定する車両後方側部分を含み、
前記ガイド溝が、前記係合部材と対向する底部を有するステアリング装置を提供する。
これにより、ステアリングホイールから車体への新たな通電経路の確保が可能となる。
テレスコ調整において前記インナコラムを最も車両前方側に移動させた際、前記係合部材の車両前方側に前記ガイド溝が位置する。
前記アウタコラムは車体へ通じる通電経路の一部を構成し、
前記インナコラムと前記アウタコラムとは、前記係合部材及び前記通電プレートを介して通電可能に構成されている。
図1は本願の実施形態に係るステアリング装置2を用いたステアリング機構1を斜め前方から見た斜視図である。図1に示すように、本実施形態のステアリング装置2は、ステアリングホイール101の操作に要する力を軽減するために、ステアリングコラムに軸支されたステアリングシャフト3および中間シャフト102を介してステアリングギヤ103に伝達された操舵力を電動アシスト機構104でアシストし、図示しないラックを左右に往復運動させることでラックに連結した左右のタイロッド105を介して前輪を転舵する。
図5は、本願の実施形態に係るステアリング装置2の縦断面図である。図5に示すように、ステアリングシャフト3は、車両前方側に配置された円柱状のロアステアリングシャフト61と、車両後方側に配置されロアステアリングシャフト61に外嵌した円筒状のアッパーステアリングシャフト62と、からなる。
ステアリング装置2は、運転者の体格等に合わせるため、車体への取付時にピボットボス22に挿入されるピボットボルトを中心とする回転方向の位置の調整(以下、「チルト調整」と呼ぶ)、及び、インナコラム11の軸方向の位置の調整(以下、「テレスコピック調整」と呼ぶ)を可能に構成されている。
インナコラム11のうちアウタコラム10に挿入される部位の外周面には、摩擦係数の低い樹脂コーティングが施されている。これにより、締付機構80によるアウタコラム10の締付力を大きく設定しても、アウタコラム10によるインナコラム11の締め付けによって生じる締付摩擦力は比較的低く保たれる。
図7は、図5に示すアッパストッパ30周辺の拡大断面図であり、図8は、図5に記載のB−B切断面を示す断面図である。
本実施形態においては、ステアリングホイール101から、アッパーステアリングシャフト62、ボールベアリング29、インナコラム11、ナットプレート36、段付低頭ボルト35、通電プレート40、通電カバー15、アウタコラム10、及び、チルトブラケット12を通して、車体100へ通じる通電経路を確保している。
2 ステアリング装置
3 ステアリングシャフト
10 アウタコラム
11 インナコラム
11a 貫通孔
12 チルトブラケット
13 内周面
21 カラー
22 ピボットボス
22a ボス孔
23、24 ガイド壁
25 ガイド溝
25a、25b 内面
26 スリット
27 ボールベアリング
28 貫通孔
29 ボールベアリング
30 アッパストッパ
31 ガイド部材
32 ストッパベース
32a 貫通孔
35 段付低頭ボルト
35a ねじ軸
35b 上方段部
36 ナットプレート
36a ボス部
36b 上面
36c ねじ孔
40 通電プレート
40a 接触部
50 ロアストッパ
51 樹脂ピン
52 バッファ保持部
53 バッファブロック
54 係止腕
61 ロアステアリングシャフト
61a 雄スプライン
61b セレーション
62 アッパーステアリングシャフト
62a 雌スプライン
62b セレーション
71 上板
71a ボルト穴
71b、71c 係止穴
72 左側板
72a チルト調整用長孔
73 右側板
73a チルト調整用長孔
80 締付機構
81 締付ボルト
81a 雄ねじ
82 操作レバー
83 可動カム
84 固定カム
85 摩擦板
85a 長孔部
86 中間摩擦板
86a、86b 端板部
86c 連結板部
87 押圧板
88 スラスト軸受
89 ナット
91、92 フック部
93 コイルスプリング
95 コイルスプリング
100 車体
101 ステアリングホイール
102 中間シャフト
103 ステアリングギヤ
104 電動アシスト機構
105 タイロッド
軸方向に伸縮可能なステアリングシャフトと、
軸方向の相対移動を可能に嵌合したアウタコラムとインナコラムとを含み、前記ステアリングシャフトを回転可能に支持するステアリングコラムと、
前記インナコラムに固定された係合部材と、を備え、
前記アウタコラムは、前記係合部材を収容して前記係合部材を介して前記インナコラムの回転を防止するとともに、軸方向に延び、前記インナコラムの軸方向移動を案内するガイド溝と、前記ガイド溝の端部に配置され前記係合部材と当接することにより前記インナコラムの車両後方へのテレスコピック調整範囲を規定する車両後方側部分を含み、
前記ガイド溝が、少なくとも前記テレスコピック調整範囲において前記係合部材と対向する底部を有するステアリング装置を提供する。
これにより、ステアリングホイールから車体への新たな通電経路の確保が可能となる。
Claims (4)
- 軸方向に伸縮可能なステアリングシャフトと、
軸方向の相対移動を可能に嵌合したアウタコラムとインナコラムとを含み、前記ステアリングシャフトを回転可能に支持するステアリングコラムと、
前記インナコラムに固定された係合部材と、を備え、
前記アウタコラムは、前記係合部材を収容して前記係合部材を介して前記インナコラムの回転を防止するとともに、軸方向に延び、前記インナコラムの軸方向移動を案内するガイド溝と、前記ガイド溝の端部に配置され前記係合部材と当接することにより前記インナコラムの車両後方へのテレスコピック調整範囲を規定する車両後方側部分を含み、
前記ガイド溝が、前記係合部材と対向する底部を有するステアリング装置。 - 前記ガイド溝は、前記係合部材を挿通可能であり、
テレスコ調整において前記インナコラムを最も車両前方側に移動させた際、前記係合部材の車両前方側に前記ガイド溝が位置する請求項1に記載のステアリング装置。 - 二次衝突により前記インナコラムが最も車両前方側に移動した際、前記係合部材の車両後方側に前記ガイド溝が位置する請求項2に記載のステアリング装置。
- 前記係合部材は、導電性を有し、前記底部に通電接触する弾性部を一体に備えた通電プレートを有し、
前記アウタコラムは車体へ通じる通電経路の一部を構成し、
前記インナコラムと前記アウタコラムとは、前記係合部材及び前記通電プレートを介して通電可能に構成されている請求項1から3のいずれか一項に記載のステアリング装置。
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CN111288968A (zh) * | 2020-03-26 | 2020-06-16 | 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 | 一种基于主动搜索策略的空间目标自动化测量系统 |
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