JP2019089512A - 運転支援装置及び運転支援方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドライバに提示するオプティカルフローを最適に制御することが可能な運転支援装置及び運転支援方法を提供する。【解決手段】車両のドライバの疲労度を推定する疲労度推定部406と、疲労度に基づいて、ドライバに提示するオプティカルフロー610の表示範囲を変更する表示制御部410と、を備える運転支援装置が提供される。この構成により、疲労度に基づいてドライバに提示するオプティカルフロー610の表示範囲が変更されるため、ドライバに提示するオプティカルフローを最適に制御することが可能となる。【選択図】図1

Description

本発明は、運転支援装置及び運転支援方法に関する。
従来、下記の特許文献1には、推定運転意思が増速アシスト領域に存在する場合、フロントウインドガラスに投影された光点を走行車線に沿って手前から前方に向けて進行方向に移動するようにその投影個数を増加し、推定運転意思が減速アシスト領域に存在する場合、光点を走行車線に沿って前方から手前に向けて進行方向と逆方向に移動するようにその投影個数を増加することが記載されている。
特開2016−572号公報
特許文献1に記載された技術は、増速アシストを行う場合、減速アシストを行う場合のそれぞれについて、フロントガラスに投影された光点の表示状態を変化させている。しかしながら、特許文献1に記載された手法では、光点を走行車線に沿って表示させるため、光点の表示がドライバにとって煩わしくなり、ドライバの運転に支障が生じる問題がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、ドライバに提示するオプティカルフローを最適に制御することが可能な、新規かつ改良された運転支援装置及び運転支援方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、車両のドライバの疲労度を推定する疲労度推定部と、前記疲労度に基づいて、ドライバに提示するオプティカルフローの表示範囲を変更する表示制御部と、を備える運転支援装置が提供される。
前記表示制御部は、前記ドライバが疲労状態にある場合は、前記オプティカルフローの非表示範囲を拡大するものであっても良い。
また、前記疲労度推定部は、前記ドライバの心拍、前記ドライバを撮像して得られる画像情報、前記ドライバがステアリングホイールを操作する際の操舵角加速度、前記車両の周辺の他車両の情報、前記車両の走行する道路の道路情報、又は前記ドライバの運転継続時間に基づいて、前記疲労度を推定するものであっても良い。
また、車両の周辺の環境情報を取得する環境情報取得部を備え、前記表示制御部は、前記環境情報又は前記疲労度に基づいて、ドライバに提示するオプティカルフローの表示範囲を変更するものであっても良い。
また、前記表示制御部は、前記環境情報に応じて、前記オプティカルフローの非表示範囲を拡大するものであっても良い。
また、前記表示制御部は、前記環境情報に応じて前記ドライバの視界を確保する必要がなく、且つ前記ドライバが疲労状態にない場合は、前記オプティカルフローの前記表示範囲を変更することなく、前記オプティカルフローの移動速度を速くするものであっても良い。
また、前記環境情報は、前記車両の周辺の他車両の数に関する情報、前記車両が旋回する道路の曲率に関する情報、又は前記車両が走行する道路の幅に関する情報であっても良い。
また、前記オプティカルフローは、前記ドライバの前面のフロントガラスに表示されるものであっても良い。
また、前記オプティカルフローは少なくとも線または点を含み、投影されるものであっても良い。
また、車両速度を取得する車両速度取得部を備え、前記表示制御部は、前記車両速度が所定範囲を外れる場合に、前記表示範囲を変更するものであっても良い。
また、前記表示制御部は、前記車両速度が予め定められた前記所定範囲から乖離している場合は、前記疲労度によらず、前記オプティカルフローの前記表示範囲を変更するとともに前記オプティカルフローの移動速度を変更するものであっても良い。
また、前記表示制御部は、前記車両速度が前記所定範囲を超えて前記所定範囲から乖離している場合は、前記オプティカルフローの非表示範囲を拡大するとともに、前記移動速度を速くするものであっても良い。
また、前記表示制御部は、前記車両速度が前記所定範囲を下回って前記所定範囲から乖離している場合は、前記オプティカルフローの非表示範囲を縮小するとともに、前記移動速度を遅くするものであっても良い。
また、前記表示制御部は、前記オプティカルフローの表示状態を変更した後、一定時間の経過後に前記車両速度が予め定められた前記所定範囲内となった場合は、前記オプティカルフローの表示状態を変更前の状態に戻すものであっても良い。
また、前記オプティカルフローの表示状態を変更した後、一定時間が経過しても前記車両速度が予め定められた前記所定範囲内とならない場合は、警告を発するものであっても良い。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、車両速度を取得する車両速度取得部と、前記車両速度が所定範囲を外れる場合に、ドライバに提示するオプティカルフローの移動速度又は表示範囲を変更する表示制御部と、を備える、運転支援装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、車両のドライバの疲労度を推定するステップと、前記疲労度に基づいて、ドライバに提示するオプティカルフローの表示範囲を変更するステップと、を備える、運転支援方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、車両速度を取得するステップと、前記車両速度が所定範囲を外れる場合に、ドライバに提示するオプティカルフローの移動速度又は表示範囲を変更するステップと、を備える、運転支援方法が提供される。
以上説明したように本発明によれば、ドライバに提示するオプティカルフローを最適に制御することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る運転支援システムの構成を示す模式図である。 フロントガラスにオプティカルフローを表示した状態を示す模式図である。 フロントガラスにオプティカルフローを表示した状態を示す模式図である。 オプティカルフローの速度知覚を調査するための実験を行った結果を示す特性図である。 ドライバセンサがカメラから構成される場合に、ドライバセンサがドライバを撮影している状態を示す模式図である。 ドライバの口が開いているか否かを判定する開口検知を示す模式図である。 ドライバ目が閉じているか否かを判定する様子を示す模式図である。 ドライバ状態判定部によりドライバの顔の表情を判定する手法を示す模式図である。 本実施形態の運転支援システムで行われる処理を示すフローチャートである。 ドライバへのお知らせ表示の例を示す模式図である。 ドライバへのお知らせ表示の例を示す模式図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る運転支援システム1000の構成を示す模式図である。運転支援システム1000は、基本的には自動車などの車両に構成されるシステムである。図1に示すように、運転支援システム1000は、心拍センサ100、車両センサ150、操舵角センサ200、車外センサ300、ドライバセンサ350、制御装置400、HUD装置600、通信装置800、ナビゲーション装置900、スピーカ910、シート振動部920、メモリ950を有して構成されている。
心拍センサ100は、例えばドライバが操作するステアリングホイール、ドライバが着座するシート等に設けられ、ドライバの心拍を検出する。心拍センサ100が検出したドライバの心拍は、制御装置400に送られる。心拍センサ100は、時計型デバイスなどのウェアラブルデバイスであっても良い。この場合、心拍センサ100は、検出した心拍を制御装置400へ無線で送信する。
車両センサ150は、車両速度V、車両の加速度、車軸(ドライブシャフトなど)の角速度などの車両情報を検出する各種センサを含む。なお、これらの車両情報は一般的に車両内のCAN(Controller Area Network)で通信されるため、車両センサ100は、CANからこれらの車両情報を取得するものであっても良い。操舵角センサ200は、ドライバ(運転者)によるステアリングホイールの操作を検出する。
車外センサ300は、ステレオカメラ、単眼カメラ、ミリ波レーダ、赤外線センサ等から構成され、自車両周辺の人や車両などの位置、速度を測定する。車外センサ300がステレオカメラから構成される場合、ステレオカメラは、CCDセンサ、CMOSセンサ等の撮像素子を有する左右1対のカメラを有して構成され、車両外の外部環境を撮像し、撮像した画像情報を制御装置400へ送る。一例として、ステレオカメラは、色情報を取得可能なカラーカメラから構成され、車両のフロントガラスの上部に設置される。
ドライバセンサ350は、カメラ、視線センサ、モーションセンサ等から構成され、ドライバ(運転者)の顔を検出する。また、ドライバセンサ350は、ドライバの頭や腕の動き、視線方向などを測定する。ドライバセンサ350がカメラから構成される場合、カメラが撮像した画像を画像処理することで、ドライバの顔、ドライバの頭や腕の動き、視線方向などが取得される。また、ドライバセンサ350が視線センサから構成される場合、角膜反射法などの方法により視線検出を行う。
制御装置400は、運転支援システム1000の全体を制御する構成要素であって、本実施形態に係る運転支援装置として機能する。
HUD(Head−up Display)装置600は、人間の視野に直接情報を映し出す表示装置であって、自動車のフロントガラスやリアガラスなどのガラス上に実像、虚像を表示する。HUD装置600として、より具体的には、例えば自発光中間膜を用いる装置を用いることができる。この場合、車両のフロントガラスにおいて、表裏の2枚のガラスで挟むように自発光中間膜を配置する。自発光中間膜には発光材料が含まれており、車内に設置するプロジェクターからレーザ光を照射すると、照射された部分が発光し、文字や画像が表示される。表示物は全角度からの視認性を有し、運転席以外の席や、車両外部からも視認することができる。なお、HUD装置600は、自発光タイプのデバイスを車両のガラスに配置することで構成することもできる。この場合、例えば有機EL素子を用いた透明スクリーン、または透過型液晶装置等を用いることもできる。また、HUD装置600以外のデバイスを用いても良く、例えばインパネに設置した大型液晶装置やLED表示装置などをHUD装置600の代わりに用いても良い。また、HUD装置600の代わりに、HMD(Head Mounted Display)などのウェアラブル装置を用いても良い。
通信装置800は、車両外部と通信を行い、渋滞情報、道路情報などの各種情報を受信する。ナビゲーション装置900は、地図情報に基づいて、現在地から目的地までの経路を検索する。このため、ナビゲーション装置900は、グローバル・ポジショニング・システム(GPS:Global Positioning System)等により車両の現在位置を取得することができる。また、ナビゲーション装置900は現在地まで車両が走行してきた経路を記憶している。スピーカ910は、HUD装置600によってドライバに警告を表示する際に、警告音を発生させる。シート振動部920は、車両の座席に設けられ、HUD装置600によって車両内へ警告を表示する際に、座席を振動することでドライバ、同乗者へ警告を行う。メモリ950は、制御装置400が制御を行う際に使用する各種情報を記憶する。メモリ950は、車両速度Vが適正な場合のオプティカルフロー610(点群・線群)の速度(オプティカルフロー610が発生する点から放射方向の速度)、非表示範囲620の大きさの情報(デフォルト値)を予め記憶している。
本実施形態では、HUD装置600により、車両のフロントガラスにオプティカルフロー610を表示(投影)する。オプティカルフロー610は、ドライバが正面を見た場合に、奥から手前に移動するように視認される。このため、ドライバは、オプティカルフローを視認することで、オプティカルフローの動きに応じた速度で車両が進行していることを体感できる。図2及び図3は、フロントガラス602にオプティカルフロー610を表示した状態を示す模式図である。オプティカルフロー610は、フロントガラス602上では、図2中に矢印で示す方向に移動するように表示される。つまり、オプティカルフロー610は、フロントガラス602上のドライバの正面に位置する任意の点から外側に向けて放射状に移動するように表示される。本実施形態では、車両速度、車両周辺の状況、ドライバの疲労度等に応じてオプティカルフロー610の動く速さを変更する。上述のように、ドライバは、オプティカルフロー610に動きに応じた速度で車両が進行していることを体感するため、オプティカルフロー610の動く速さを変更することで、車両速度が適切となるようにドライバを誘導することができる。
オプティカルフロー610は、車外センサ300が撮像した外部環境の画像情報に基づいて、ブロックマッチング等の方法により複数の特徴点の動きをフレーム毎に検出し、この特徴点の動きによって表示することができる。従って、車両速度Vが大きいほど、フロントガラス602上でのオプティカルフロー610の動きは速くなる。
また、オプティカルフロー610の動きは、予め所定のパターンとして記憶させておいても良い。この場合、車両速度Vと紐付けて、オプティカルフロー610が動く各パターンをメモリ等に記憶させておく。オプティカルフロー610を表示する際は、現在の車両速度Vに応じたオプティカルフロー610の動きのパターンをメモリ950から抽出し、抽出したパターンに従ってフロントガラス602上にオプティカルフロー610を表示させる。
フロントガラス602上では、オプティカルフロー610のそれぞれの点の速度は、基本的には等速であるが、フロントガラス602の中央付近を通過するオプティカルフロー610は、端付近を通過するオプティカルフロー610より速い見え方となる。つまり、フロントガラス602上の表示位置に応じてオプティカルフロー610の速度を変化させることができる。また、オプティカルフロー610の速度を時間的に変化させてもよい。
本実施形態では、車両速度Vに応じてオプティカルフロー610の動く速さを変化させる。車両速度Vが過度に大きい場合は、実際の車両速度Vに対応するオプティカルフロー610の動きよりも速くなるようにオプティカルフロー610を移動させる。これにより、ドライバは、車両速度Vが速いことを認識し、アクセル開度を緩めるなどの操作を行う。また、車両速度Vが過度に遅い場合は、実際の車両速度Vに対応するオプティカルフロー610の動きよりも遅くなるようにオプティカルフロー610を移動させる。これにより、ドライバは、車両速度Vが遅いことを認識し、アクセルをより開くなどの操作を行う。従って、オプティカルフロー610の動く速さを変化させることで、車両速度Vを適切な速度に誘導することができる。
具体的には、オプティカルフロー610の速度は、車両速度Vより速く感じる速度をVu、車両速度Vより遅く感じる速度をVd、初期速度を車両速度Vと等速に感じる速度Vcとする。そして、オプティカルフロー610の速度をVcからVuへ変化させ、またVcからVdへ変化させることで、車両速度Vを適切な速度に誘導することができる。Vuは、例えば以下の(1)式から決定することができる。
Vu=Vc+u ・・・(1)
(1)式におけるuは、周囲状況に応じて決定する。例えば、先行車との車間距離が近づいている場合は、以下の(2)式からuの値を決定する。
u=|V−Vmax|×Au ・・・(2)
(2)式のAuは先行車との相対速度から決定する。例えば、Auは以下のように決定される。
相対速度>10km/hの場合、Au=2
相対速度≦10km/hの場合、Au=1
また、Vdは、例えば以下の(3)式から決定することができる。
Vd=Vc−d ・・・(3)
(3)式におけるdは、周囲状況に応じて決定する。例えば、上り坂で車両速度Vが減速している場合、以下の(4)式からuの値を決定する。
d=|V−Vmin|×Ad ・・・(4)
(4)式のAdは|V−Vmin|の値から決定する。例えば、Adは以下のように決定される。
|V−Vmin|>10km/hの場合、Ad=2
|V−Vmin|≦10km/hの場合、Ad=1
また、図2及び図3では、車両のフロントガラス602にオプティカルフロー610を表示した場合に、オプティカルフロー610を表示しない非表示範囲620を設定している。オプティカルフロー610は、非表示範囲620の周囲にのみ表示される。これにより、ドライバが正面の走行路を視認する際に、オプティカルフロー610が視界に入ることによる煩わしさを低減できる。
本実施形態では、実際の車両速度Vに対応するオプティカルフロー610の速度(車両速度Vと等速に感じる速度Vc)から、オプティカルフロー610の速度を増減することで、ドライバに対して車両速度Vを適切な速度に誘導する。一方、オプティカルフロー610の速度が車両速度Vと等速に感じる速度Vcであっても、オプティカルフロー610の非表示範囲620の大きさに応じて、ドライバが体感する車両の速度は異なる。図4は、オプティカルフロー610の速度知覚を調査するための実験を行った結果を示す特性図である。この実験では、車両速度が30(km/h)と60(km/h)の風景映像に対して、非表示範囲620が15°と30°のオプティカルフロー610を重ねて表示した。そして、風景映像と同じ速度に感じられるオプティカルフロー610の速度(速度Vc)の評価を行なった。なお、評価には知覚心理実験における上下法を改良したPEST(Parameter Estimation by Sequential Testing)を用いた。
図4の縦軸は主観的等価値点(km/h)を示している。主観的等価値点は、風景映像に対して同じ速度であると感じられるオプティカルフロー610の速度(速度Vc)を表す。つまり、主観的等価値点が遅いほど、実験参加者はオプティカルフロー610を速く感じていることになる。また、棒グラフの系列はオプティカルフロー610の異なる大きさの非表示範囲620(15°、30°)による要因を示し、横軸は速度条件の要因を示している。ここでは、非表示範囲620を視野角で示しており、視野角15°の場合よりも視野角30°の方が非表示範囲620は大きくなる。図4に示すように、非表示範囲620が大きいほどオプティカルフロー610が速く感じられる結果となった。例えば、オプティカルフロー610の動きを30km/hの車両速度Vに対応させた場合、視野角15°よりも視野角30°の方が主観的等価値点は遅くなっている。これは、視野角30°の方が視野角15°よりもオプティカルフロー610が速く感じられることを示している。
従って、非表示範囲620の大きさを変化することで、ドライバが体感するオプティカルフロー610の速度を変化させることができる。図3に示す非表示範囲620の大きさは、図2に示す非表示範囲620よりも大きくなっている。オプティカルフロー610の速度を変化させない場合であっても、非表示範囲620を大きくすると、ドライバは、オプティカルフロー610がより速く移動するように感じる。なお、非表示範囲620の大きさ(面積)は、図2に示す最小範囲をA、図3に示す最大範囲をB、初期範囲を(A+B)/2とする。このため、本実施形態では、車両の運転状況、ドライバの状況に応じて非表示範囲620の大きさを変化させる。
以上のように、非表示範囲620の大きさを変更することで、ドライバが体感するオプティカルフロー610の速度を変化させることができ、また非表示範囲620の大きさを変更することで、ドライバの前方への視認性を変化させることができる。ドライバの視認性に関しては、車両周辺の環境状態が運転が困難な状態であるほど、またドライバの疲労度が高いほど、視認性を確保して運転をし易くすることが望ましい。
以上の観点から、本実施形態では、車両速度、車両周辺の状況、ドライバの疲労度に応じてオプティカルフロー610の動く速さを変更し、またオプティカルフロー610の非表示範囲620の大きさを変更することで、車両速度が適切となるように誘導を行う。このため、制御装置400は、車両センサ150から車両速度Vを取得する車両速度取得部401、車両周辺の環境情報を取得する環境情報取得部402、環境情報に基づいて車両周辺の環境状態を判定する環境状態判定部404、ドライバの状態を判定するドライバ状態判定部405、ドライバの疲労度を推定する疲労度推定部406、操舵角センサ200の検出値から操舵加角速度を算出する操舵角加速度算出部408、HUD装置600による表示を制御する表示制御部410、を有して構成されている。なお、図1に示す制御装置400の各構成要素は回路(ハードウェア)、またはCPUなどの中央演算処理装置とこれを機能させるためのプログラム(ソフトウェア)から構成することができる。
環境情報取得部402は、車外センサ300を構成するステレオカメラの左右1組のカメラによって撮像した左右1組のステレオ画像対に対し、対応する位置のずれ量から三角測量の原理によって対象物までの距離情報を生成して取得することができる。同時に、環境情報取得部402は、画像情報から被写体の位置情報を取得することができる。また、環境情報取得部402は、三角測量の原理によって生成した距離情報に対して、周知のグルーピング処理を行い、グルーピング処理した距離情報を予め設定しておいた三次元的な立体物データ等と比較することにより、立体物データや白線データ等を検出する。これにより、制御装置400は、人物、他車両、速度標識、一時停止の標識、停止線、ETCゲートなどを認識することもできる。
また、環境情報取得部402は、三角測量の原理によって生成した人物、他車両との距離情報を用いて、人物や他車両との距離の変化量、相対速度を算出することができる。距離の変化量は、単位時間ごとに検知されるフレーム画像間の距離を積算することにより求めることができる。また、相対速度は、単位時間ごとに検知される距離を当該単位時間で割ることにより求めることができる。
このように、環境情報取得部402は、車外センサ300から得られる車両外の画像情報を取得して画像分析処理を行い、画像情報の分析結果から車両外の環境情報を取得する。
環境状態判定部404は、環境情報取得部402が取得した環境情報に基づいて、車両外の環境情報を判定する。特に、環境状態判定部404は、車両周辺に人、車両、その他の物体などの障害物が存在するか否か、および、車両周辺に存在する人、車両、その他の物体などの障害物の数、車両周辺の道幅などを判定する。
疲労度推定部406は、心拍センサ100、車外センサ300、ドライバセンサ350が検知した情報に基づいてドライバの疲労度を推定する。また、疲労度推定部406は、通信装置800が外部から受信した情報等に基づいて、ドライバの疲労度を推定する。また、疲労度推定部406は、ドライバの運転継続時間に基づいて、運転継続時間が長いほど疲労度が高いものと推定する。以下では、疲労度推定部406がドライバの疲労度を推定する方法について説明する。
心拍センサ100が検知した情報に基づいてドライバの疲労度を推定する場合、心拍変動の時系列データの高周波成分(LH)と低周波成分(LF)の割合(LF/LH)から疲労度を推定する。具体的に、交感神経と副交感神経の緊張状態のバランスによって、心拍変動への高周波成分(LH)の変動波と低周波成分(LF)の変動波の現れる大きさが変わってくることが知られている。従って、これを利用して心拍変動から自律神経のバランスを推定することができる。なお、高周波成分(LH)は交換神経系成分に対応し、低周波成分(LF)は副交感神経系成分に対応する。疲労度は、交感神経と副交感神経の緊張の程度、バランスから求めることができ、交感神経が緊張状態にあれば「ストレス状態」で疲労していると推定でき、反対に、副交感神経が緊張状態にあれば「リラックス状態」と推定することができる。つまり、高周波成分(LH)と低周波成分(LF)の割合(LF/LH)は、疲労度が増すほど低下する。
従って、疲労度推定部406は、心拍変動の時系列データの高周波成分(LH)と低周波成分(LF)の割合(LH/FH)に基づいて、ドライバの疲労度を推定することができる。
車外センサ300が検知した情報に基づいてドライバの疲労度を推定する場合、疲労度推定部406は、環境状態判定部404が判定した車両周辺の人、車両、その他の物体などの障害物の数を取得する。車両周辺に存在する障害物の数が多いほど、ドライバは障害物に気を使いながら運転を行うことになる。従って、疲労度推定部406は、障害物の数が多いほど、ドライバの疲労度が高いものと推定する。
図5は、ドライバセンサ350が検知した情報に基づいてドライバの疲労度を推定する場合であって、ドライバセンサ350がカメラから構成される場合に、ドライバセンサ350がドライバ20を撮影している状態を示す模式図である。図5に示すように、ドライバセンサ350は、一例としてステアリングコラム352の上部に設置される。
ドライバセンサ350がカメラから構成される場合、ドライバセンサ350によって撮影された画像は、制御装置400に入力される。ドライバ状態判定部405は、入力画像から目、鼻、口など顔の各部位の特徴点の位置情報を検知し、位置情報に基づいて眠気、居眠りなど前方不注意の可能性などドライバの状態を判定する。
図6は、ドライバの口が開いているか否かを判定する開口検知を示す模式図である。図3に示すように、口の上下の特徴点間の距離D1から口の開閉状態を判定し、特徴点間の距離D1が所定値を超える場合(図6に示す開口状態)では、ドライバの口が開いている可能性があり、あくびの可能性があると判定することができる。また、例えば開口状態のまま一定時間が経過する状況が複数回検知される場合は、居眠りの危険性が増大していると判断できる。
図7は、ドライバ目が閉じているか否かを判定する様子を示す模式図である。図7に示すように、目の上下の特徴点間の距離D2から目が閉じていることを検知し、特徴点間の距離D2が所定値以下の場合(図7に示す目閉じ状態)では、居眠りの可能性があると判定することができる。居眠りをしているか否かの判定は、例えば基準時間に対して目が閉じている時間の比率(閉眼率)が所定のしきい値を超えたか否かによって判定することができる。また、目閉じ検知が複数回検知されると居眠りの危険性が増大していると判断できる。また、画像処理により瞬きを検出し、瞬きの回数に基づいて居眠りをしているか否かの判定を行っても良い。図6、図7に関連するこれらの判定は、ドライバ状態判定部405によって行われる。疲労度推定部406は、ドライバ状態判定部405による判定結果に基づいてドライバの疲労度を推定する。
ドライバセンサ350が検知した情報に基づいてドライバの疲労度を推定する場合に、顔の表情に基づいて疲労度を判定することもできる。この場合、ドライバ状態判定部405によりドライバの顔の表情を判定する。予め疲労状態を定義した顔画像と、現状の顔画像とを比較し、比較の結果に応じて疲労度を推定する。主観評価によって数段階の疲労度を定義した人物の複数の顔画像を教師データとして学習させ、ドライバの現在の顔画像を入力して対比し、疲労度を判定する。
図8は、予め疲労状態を定義した顔画像に基づいて疲労度推定部406が疲労度を推定する手法を示す模式図である。図8に示すように、顔の表情の画像情報と、各画像情報に対応する疲労度(疲労度1〜4)とが対応付けられてメモリ950に予め保持されている。ドライバ状態判定部405は、ドライバセンサ350から取得したドライバの顔の画像情報と、予め保持している図8に示す画像情報とをブロックマッチング等の方法により対比し、図8に示す画像情報の中からドライバの画像情報との類似度が高いものを抽出し、抽出した画像情報に対応する疲労度に基づいてドライバの疲労度を判定する。
また、通信装置800が外部から受信した情報に基づいて、ドライバの疲労度を推定する場合、疲労度推定部406は、通信装置800が受信した車両周辺の交通量、渋滞情報に基づいてドライバの疲労度を推定する。例えば、車両周辺の交通量が多いほど、ドライバの疲労度が高いことが推定できる。また、車両周辺の道路に渋滞が発生している場合は、渋滞の度合いに応じてドライバの疲労度を推定することができる。この場合、渋滞している距離が長いほど、ドライバの疲労度が高いことが推定できる。
また、疲労度推定部406は、通信装置800が受信した車両周辺の道路情報等に基づいてドライバの疲労度を推定する。例えば、車両周辺の道路情報に基づいて、道路が狭かったり、カーブが連続している場合は、ドライバの疲労度が高いことが推定できる。
また、疲労度推定部406は、ナビゲーション装置900から得られる情報に基づいて、現在位置まで走行した経路の道路情報、または、これから目的地に向けて走行する経路の道路情報に基づいて、ドライバの疲労度を推定することもできる。例えば、現在位置まで走行した経路または目的地に向けて走行する経路において、所定区間内におけるカーブ区間の割合が高いほど、ドライバの疲労度が高いことが推定できる。
また、疲労度推定部406は、操舵角加速度算出部408が算出した操舵角加速度を取得し、一定時間内に操舵角加速度が所定のしきい値を超えた回数に基づいてドライバの疲労度を推定することもできる。操舵角加速度が所定のしきい値を超えた回数が多いほど、急激なステアリング操作が行われている度合いが高くなる。つまり、一定時間内に操舵角加速度が所定のしきい値を超えた回数に基づいて操舵の滑らかさを判定することができ、これに基づいてドライバの疲労度を推定することが可能である。
表示制御部410は、HUD装置600による表示を制御し、特にオプティカルフロー610の表示状態を制御する。表示制御部410は、オプティカルフロー610の速度、非表示範囲620を変更するための制御を行う。より具体的には、表示制御部410は、オプティカルフロー610の速度が、車両速度Vと等速に感じる速度Vc、車両速度Vより速く感じる速度Vu、車両速度Vより遅く感じる速度をVdとなるように制御を行う。なお、オプティカルフロー610の速度の変更は、フロントガラス602上でのオプティカルフロー610の移動速度を変更することによって行われる。また、表示制御部410は、ドライバセンサ350が検出した視線位置、またはドライバの目の位置と、オプティカルフロー610が発生する点(非表示範囲620の中心点)を適合する制御を行う。
次に、本実施形態の運転支援システム1000で行われる処理について説明する。図9は、本実施形態の運転支援システム1000で行われる処理を示すフローチャートである。図9の処理は、主に制御装置400において所定の周期毎に行われる。
先ず、ステップS10では、車外センサ300、ナビゲーション装置900等から得られる情報に基づいて、車両の適切な速度域[Vmin,Vmax]を推定する。上述したように、環境情報取得部402は、車外センサ300から得られる画像情報に基づいて速度標識を認識できるため、速度標識に基づいて車両の適切な速度域を推定できる。また、ナビゲーション装置900が有する地図情報には、地図上の位置と制限速度が紐付けて記憶されている。従って、車両の現在位置に対応する制限速度に基づいて、車両の適切な速度域を推定することができる。
次のステップS12では、現在の車両速度Vが適切な速度域内か否かを判定する。具体的に、ステップS12では、車両速度Vが所定のしきい値Vmin以上であり、且つ所定のしきい値Vmax以下であるか否かを判定する。つまり、ステップS12では、Vmin≦V≦Vmaxであるか否かを判定する。
ステップS12でVmin≦V≦Vmaxでない場合は、ステップS14へ進む。ステップS14では、車両速度Vと適切な速度域内との乖離が大きいか否かを判定する。具体的に、ステップS14では、V>Vmaxかつ|V−Vmax|>dmaxであるか否か、又はV<Vminかつ|V−Vmin|>dmaxであるか否かを判定する。ステップS14でV>Vmaxかつ|V−Vmax|>dmaxの条件が成立するか、又は、V<Vminかつ|V−Vmin|>dmaxの条件が成立する場合は、ステップS16へ進む。
ステップS16では、オプティカルフロー610の速度と非表示範囲620を変更する。具体的に、V>Vmaxかつ|V−Vmax|>dmaxの条件が成立する場合は、適切な速度域よりも過度に車両速度Vが大きいため、オプティカルフロー610の速度をより速くし、非表示範囲620をより大きくする。例えば、オプティカルフロー610の速度は、上述したVuに設定され、非表示範囲620は図3に示す最大範囲Bに設定される。これにより、ドライバが体感する速度がより大きくなり、車両速度Vが低下するようにドライバを誘導できる。また、V<Vminかつ|V−Vmin|>dmaxの条件が成立する場合は、適切な速度域よりも過度に車両速度Vが小さいため、オプティカルフロー610の速度をより遅くし、非表示範囲620をより小さくする。例えば、オプティカルフロー610の速度は、上述したVdに設定され、非表示範囲620は図2に示す最小範囲Aに設定される。これにより、ドライバが体感する速度がより小さくなり、車両速度Vが上昇するようにドライバを誘導できる。なお、通常時はオプティカルフロー610を表示せずに、ステップS14で車両速度Vと適切な速度域内との乖離が大きいと判定された場合にのみオプティカルフロー610を表示するようにしても良い。
また、ステップS14で適切な速度域内との乖離が大きくない場合は、ステップS28へ進む。具体的に、ステップS14でV>Vmaxかつ|V−Vmax|>dmaxの条件とV<Vminかつ|V−Vmin|>dmaxの条件が共に成立しない場合は、ステップS28へ進む。
ステップS28では、V>Vmaxであるか否かを判定し、V>Vmaxの場合はステップS30へ進む。ステップS30では、車両の周辺の環境情報に基づいて、ドライバの視界の確保が必要であるか否かを判定する。具体的に、ステップS30では、車両の周辺の他車両の台数Nがしきい値NVCよりも大きいか(N>NVC)、ステアリング操舵角θがしきい値θSCよりも大きいか(θ>θSC)、車両周辺の道幅Wがしきい値WRCよりも小さいか(W<WRC)であるか否かを判定する。なお、車両の周辺の他車両の台数N、車両周辺の道幅Wは、環境情報取得部402が取得した環境情報に基づいて環境状態判定部404により判定される。ステアリング操舵角θは、操舵角センサ200の検出値から得ることができる。ステアリング操舵角θは、車両が旋回する道路の曲率に関する情報に相当する。なお、ステップS30では、障害物を検知した場合にドライバの視界の確保が必要であると判定しても良い。
ステップS30でいずれかの条件が成立する場合はステップS32へ進む。ステップS30でいずれかの条件が成立する場合は、車両周辺の環境状態が比較的悪く、ドライバの視界の確保が必要であるため、ステップS32では、オプティカルフロー610の非表示範囲620を変更する処理を行う。具体的に、ステップS32では、オプティカルフロー610の非表示範囲620を広くする処理を行う。例えば、非表示範囲620は図3に示す最大範囲Bに設定される。これにより、ドライバの視界を確保するとともに、ドライバがオプティカルフロー610により体感する車両の速度が高くなるため、車両速度Vが低下するようにドライバを誘導することができる。
また、ステップS30でいずれの条件も成立しない場合は、ステップS34へ進む。ステップS34では、疲労度推定部406による推定結果からドライバが疲労状態であるか否かを判定し、ドライバが疲労状態である場合はステップS32へ進む。ステップS32では、ドライバが疲労状態であるため、オプティカルフロー610の非表示範囲620を変更する処理を行う。具体的に、ステップS32では、オプティカルフロー610の非表示範囲620を広くする処理を行う。これにより、疲労状態にあるドライバの視界を確保して運転をし易くするとともに、ドライバがオプティカルフロー610により体感する車両の速度が高くなるため、車両速度Vが低下するようにドライバを誘導することができる。
また、ステップS34でドライバが疲労状態でないと判定された場合は、ステップS36へ進む。ステップS36では、オプティカルフロー610の速度を変更する処理を行う。具体的に、ステップS36では、オプティカルフロー610の速度をより速くする処理を行う。例えば、オプティカルフロー610の速度は、上述したVuに設定される。これにより、ドライバがオプティカルフロー610により体感する車両の速度が高くなるため、車両速度Vが低下するようにドライバを誘導することができる。
また、ステップS28でV>Vmaxでない場合はステップS36へ進み、オプティカルフロー610の速度を変更する処理を行う。
以上のように、車両速度Vと適切な速度域内との乖離が大きい場合は、オプティカルフロー610の速度と非表示範囲620が共に変更される(ステップS16)。また、車両速度Vと適切な速度域内との乖離が大きくない場合であっても、V>Vmaxであり、且つ、ドライバの視界の確保が必要な場合またはドライバが疲労状態にある場合は、オプティカルフロー610の非表示範囲620のみが変更され、速度は変更されない(ステップS32)。また、ドライバが疲労状態にない場合は、オプティカルフロー610の速度のみが変更され、非表示範囲620は変更されない(ステップS36)。
ステップS16,S32,S36の後はステップS18に進む。次のステップS18では、ステップS16,S32,S36でオプティカルフロー610の表示を変更してから一定時間t1以上の時間が経過したか否かを判定し、一定時間t1以上の時間が経過した場合はステップS20へ進む。なお、一定時間t1は、適切な速度域の範囲や、車外の環境状態に応じて変化させることができる。例えば、適切な速度域が狭いほど一定時間t1を長くしたり、車外の他車両の数が多いほど一定時間t1を長くすることができる。ステップS20では、現在の車両速度Vが適切な速度域内か否かを判定する。具体的に、ステップS20では、ステップS12と同様に、車両速度VがVmin≦V≦Vmaxであるか否かを判定する。
ステップS20でVmin≦V≦Vmaxの場合は、ステップS24へ進む。ステップS24では、ステップS16,S32,S36でオプティカルフロー610の表示を変更した結果、現在の車両速度Vが適切な速度域内となったため、オプティカルフロー610の表示を元の状態に戻す処理を行う。
一方、ステップS20でVmin≦V≦Vmaxでない場合は、ステップS26へ進む。ステップS26では、ステップS16でオプティカルフロー610の表示を変更したにも関わらず、現在の車両速度Vが適切な速度域内になっていないため、ドライバにお知らせ表示(警告表示)を行う。具体的に、ステップS26では、一定時間t2の間、HUD装置600やドライバ正面のメータの周辺にお知らせ表示(警告表示)をした後、オプティカルフロー610の表示を元の状態に戻す処理を行う。
図10及び図11は、ステップS26で行われる、ドライバへのお知らせ表示の例を示す模式図である。図10は、減速のお知らせ表示を示す模式図である。車両速度VがVmin≦V≦Vmaxの上限を超えている場合、HUD装置600により、ドライバに減速を促すための表示「速度超過」がフロントガラス602上に表示される。また、図11は、加速のお知らせ表示を示す模式図である。車両速度VがVmin≦V≦Vmaxの下限を下回っている場合、HUD装置600により、ドライバに加速を促すための表示「速度不足」がフロントガラス602上に表示される。ドライバへのお知らせ表示を行うことで、車両速度Vを確実に適切な速度域に誘導することが可能となる。
以上説明したように本実施形態によれば、車両速度V、車両周辺の状況、ドライバの疲労度に応じてオプティカルフロー610の動く速さを変更し、またオプティカルフロー610の非表示範囲620の大きさを変更することで、車両速度が適切となるように誘導を行うとともに、ドライバの視界を確保することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
400 制御装置
401 車両速度取得部
402 環境情報取得部
406 疲労度推定部
410 表示制御部
610 オプティカルフロー
620 非表示範囲

Claims (18)

  1. 車両のドライバの疲労度を推定する疲労度推定部と、
    前記疲労度に基づいて、ドライバに提示するオプティカルフローの表示範囲を変更する表示制御部と、
    を備えることを特徴とする、運転支援装置。
  2. 前記表示制御部は、前記ドライバが疲労状態にある場合は、前記オプティカルフローの非表示範囲を拡大することを特徴とする、請求項1に記載の運転支援装置。
  3. 前記疲労度推定部は、前記ドライバの心拍、前記ドライバを撮像して得られる画像情報、前記ドライバがステアリングホイールを操作する際の操舵角加速度、前記車両の周辺の他車両の情報、前記車両の走行する道路の道路情報、又は前記ドライバの運転継続時間に基づいて、前記疲労度を推定することを特徴とする、請求項1又は2に記載の運転支援装置。
  4. 車両の周辺の環境情報を取得する環境情報取得部を備え、
    前記表示制御部は、前記環境情報又は前記疲労度に基づいて、ドライバに提示するオプティカルフローの表示範囲を変更することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の運転支援装置。
  5. 前記表示制御部は、前記環境情報に応じて、前記オプティカルフローの非表示範囲を拡大することを特徴とする、請求項4に記載の運転支援装置。
  6. 前記表示制御部は、前記環境情報に応じて前記ドライバの視界を確保する必要がなく、且つ前記ドライバが疲労状態にない場合は、前記オプティカルフローの前記表示範囲を変更することなく、前記オプティカルフローの移動速度を速くすることを特徴とする、請求項4又は5に記載の運転支援装置。
  7. 前記環境情報は、前記車両の周辺の他車両の数に関する情報、前記車両が旋回する道路の曲率に関する情報、又は前記車両が走行する道路の幅に関する情報であることを特徴とする、請求項4〜6のいずれかに記載の運転支援装置。
  8. 前記オプティカルフローは、前記ドライバの前面のフロントガラスに表示されることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の運転支援装置。
  9. 前記オプティカルフローは少なくとも線または点を含み、投影されることを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の運転支援装置。
  10. 車両速度を取得する車両速度取得部を備え、
    前記表示制御部は、前記車両速度が所定範囲を外れる場合に、前記表示範囲を変更することを特徴とする、請求項1に記載の運転支援装置。
  11. 前記表示制御部は、前記車両速度が予め定められた前記所定範囲から乖離している場合は、前記疲労度によらず、前記オプティカルフローの前記表示範囲を変更するとともに前記オプティカルフローの移動速度を変更することを特徴とする、請求項10に記載の運転支援装置。
  12. 前記表示制御部は、前記車両速度が前記所定範囲を超えて前記所定範囲から乖離している場合は、前記オプティカルフローの非表示範囲を拡大するとともに、前記移動速度を速くすることを特徴とする、請求項11に記載の運転支援装置。
  13. 前記表示制御部は、前記車両速度が前記所定範囲を下回って前記所定範囲から乖離している場合は、前記オプティカルフローの非表示範囲を縮小するとともに、前記移動速度を遅くすることを特徴とする、請求項11又は12に記載の運転支援装置。
  14. 前記表示制御部は、前記オプティカルフローの表示状態を変更した後、一定時間の経過後に前記車両速度が予め定められた前記所定範囲内となった場合は、前記オプティカルフローの表示状態を変更前の状態に戻すことを特徴とする、請求項11〜13のいずれかに記載の運転支援装置。
  15. 前記オプティカルフローの表示状態を変更した後、一定時間が経過しても前記車両速度が予め定められた前記所定範囲内とならない場合は、警告を発することを特徴とする、請求項11〜14のいずれかに記載の運転支援装置。
  16. 車両速度を取得する車両速度取得部と、
    前記車両速度が所定範囲を外れる場合に、ドライバに提示するオプティカルフローの移動速度又は表示範囲を変更する表示制御部と、
    を備えることを特徴とする、運転支援装置。
  17. 車両のドライバの疲労度を推定するステップと、
    前記疲労度に基づいて、ドライバに提示するオプティカルフローの表示範囲を変更するステップと、
    を備えることを特徴とする、運転支援方法。
  18. 車両速度を取得するステップと、
    前記車両速度が所定範囲を外れる場合に、ドライバに提示するオプティカルフローの移動速度又は表示範囲を変更するステップと、
    を備えることを特徴とする、運転支援方法。
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