JP2019085960A - 水力機械、そのランナ、カバー及び改修方法 - Google Patents
水力機械、そのランナ、カバー及び改修方法 Download PDFInfo
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Abstract
Description
図1(A)は、第1の実施の形態に係る水力機械100の子午断面図であり、図1(B)は、図1(A)におけるIB−IB線に沿う水力機械100の断面図である。本実施の形態に係る水力機械100は、フランシス形水車又はフランシス形ポンプ水車として機能し得る。この水力機械100では、水車運転時に、渦巻き形状のケーシング1からの流水がその内周側のステーベーン2及びガイドベーン3により構成される静止翼列流路を通って、上カバー6及び下カバー7内に回転自在に設けられるランナ4へと流入する。流水によりランナ4が回転軸線C1を中心に回転すると、ランナ4の回転が水車主軸12を介して発電電動機に伝わり、発電電動機が駆動される。そしてランナ4を通過した流水は、吸出し管5を介して放水路へと導かれる。
次に第2の実施の形態について説明する。図7は、第2の実施の形態に係る水力機械に設けられるランナ4の斜視図である。また、図8(A)は、第2の実施の形態におけるランナ4に形成された背圧室8側の第1ランナ側整流部31の拡大図、図8(B)は、第2の実施の形態におけるランナ4に形成された側圧室9側の第2ランナ側整流部32の拡大図を示している。また、図8(C)は、第2の実施の形態における背圧室入口部10に流入する流水の周方向速度分布を示し、図8(D)は、第2の実施の形態における側圧室入口部11に流入する流水の周方向速度分布を示している。本実施の形態における上述の第1の実施の形態の構成部分と同様の構成部分については、同一の符号を示し、説明を省略する。
次に第3の実施の形態について説明する。図9(A)は、第3の実施の形態に係る水力機械の背圧室入口部10の拡大図であり、図9(B)は、第3の実施の形態に係る水力機械の側圧室入口部11の拡大図である。本実施の形態における上述の各実施の形態の構成部分と同様の構成部分については、同一の符号を示し、説明を省略する。
次に第4の実施の形態について説明する。図10(A)は、第4の実施の形態に係る水力機械の背圧室入口部10の拡大図であり、図10(B)は、第4の実施の形態に係る水力機械の側圧室入口部11の拡大図である。本実施の形態における上述の各実施の形態の構成部分と同様の構成部分については、同一の符号を示し、説明を省略する。
次に第5の実施の形態について説明する。図11(A)は、第5の実施の形態に係る水力機械の背圧室入口部10の拡大図であり、図11(B)は、第5の実施の形態に係る水力機械の側圧室入口部11の拡大図である。本実施の形態における上述の各実施の形態の構成部分と同様の構成部分については、同一の符号を示し、説明を省略する。
Claims (10)
- カバーと、前記カバー内に回転自在に設けられるランナと、を備え、
前記ランナと前記カバーとの間に、背圧室及び側圧室が形成され、
径方向で互いに対向する前記ランナの壁面及び前記カバーの壁面により、前記背圧室及び前記側圧室に各別に通じる二つの入口部が形成されており、
前記背圧室側の前記入口部を形成する前記ランナの壁面及び前記カバーの壁面のうちの少なくともいずれか一方の壁面、及び/又は、前記側圧室側の前記入口部を形成する前記ランナの壁面及び前記カバーの壁面のうちの少なくともいずれか一方の壁面に、前記入口部に流入した流水の周方向速度を前記ランナの回転方向に向けて増加させる整流部が設けられている、水力機械。 - 前記整流部は、前記ランナの壁面又は前記カバーの壁面に対して凸なる突部又は凹となる溝であり、前記ランナの回転方向に対して傾斜して延びて且つ周方向に複数形成されている、請求項1に記載の水力機械。
- 前記整流部は、前記ランナの壁面及び前記カバーの壁面のそれぞれに形成されている、請求項1又は2に記載の水力機械。
- 前記ランナの壁面に形成された前記整流部と、前記カバーの壁面に形成された前記整流部とが、軸方向に沿って交互に形成されている、請求項3に記載の水力機械。
- 前記整流部が前記カバーの壁面に形成され、
前記整流部は、前記ランナを回転させるべく前記ランナに向けて径方向に沿って流れる流水の側を向く入口側端縁と、前記入口側端縁の反対側に位置し、前記背圧室又は前記側圧室の側を向く出口側端縁とを有し、
前記整流部は、前記入口側端縁から前記出口側端縁に向けて延びるに従い、水車運転時の前記ランナの回転方向に向けて延びるように傾斜しており、
径方向の内側から外側に向けて前記整流部を見た際に、前記整流部が前記入口側端縁の側で軸方向に直交する面となす入口角度が、前記整流部が前記出口側端縁の側で軸方向に直交する面となす出口角度よりも大きくなっている、請求項1乃至4のいずれかに記載の水力機械。 - 前記整流部が前記ランナの壁面に形成され、
前記整流部は、前記ランナを回転させるべく前記ランナに向けて径方向に沿って流れる流水の側を向く入口側端縁と、前記入口側端縁の反対側に位置し、前記背圧室又は前記側圧室の側を向く出口側端縁とを有し、
前記整流部は、前記入口側端縁から前記出口側端縁に向けて延びるに従い、水車運転時の前記ランナの回転方向とは逆方向に向けて延びるように傾斜しており、
径方向の外側から内側に向けて前記整流部を見た際に、前記整流部が前記入口側端縁の側で軸方向に直交する面となす入口角度が、前記整流部が前記出口側端縁の側で軸方向に直交する面となす出口角度よりも小さくなっている、請求項1乃至5のいずれかに記載の水力機械。 - 前記整流部は、前記ランナの壁面又は前記カバーの壁面を覆うようにして前記ランナ又は前記カバーに着脱自在に設けられるライナー部材の一部として形成されている、請求項1乃至6のいずれかに記載の水力機械。
- カバー内に回転自在に設けられる水力機械のランナであって、
前記カバーとの間に、背圧室及び側圧室を形成するとともに、径方向で前記カバーの壁面と対向するその壁面が、前記カバーの壁面とともに前記背圧室及び前記側圧室に各別に通じる二つの入口部を形成しており、
前記背圧室側の前記入口部を形成するその壁面、及び/又は、前記側圧室側の前記入口部を形成するその壁面に、前記入口部に流入した流水の周方向速度を前記ランナの回転方向に向けて増加させる整流部が設けられている、水力機械のランナ。 - 回転自在なランナを覆う水力機械のカバーであって、
前記ランナとの間に、背圧室又は側圧室を形成するとともに、径方向で前記ランナの壁面と対向するその壁面が、前記ランナの壁面とともに前記背圧室又は前記側圧室に通じる入口部を形成しており、
前記背圧室側の前記入口部を形成するその壁面、又は、前記側圧室側の前記入口部を形成するその壁面に、前記入口部に流入した流水の周方向速度を前記ランナの回転方向に向けて増加させる整流部が設けられている、水力機械のカバー。 - カバーと、前記カバー内に回転自在に設けられるランナと、を備える水力機械の改修方法であって、
前記ランナと前記カバーとの間に、背圧室及び側圧室が形成され、
径方向で互いに対向する前記ランナの壁面及び前記カバーの壁面により、前記背圧室及び前記側圧室に各別に通じる二つの入口部が形成されており、
前記背圧室側の前記入口部を形成する前記ランナの壁面及び前記カバーの壁面のうちの少なくともいずれか一方の壁面、及び/又は、前記側圧室側の前記入口部を形成する前記ランナの壁面及び前記カバーの壁面のうちの少なくともいずれか一方の壁面に、前記入口部に流入した流水の周方向速度を前記ランナの回転方向に向けて増加させる整流部を設ける、水力機械の改修方法。
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JP2017216476A JP6873887B2 (ja) | 2017-11-09 | 2017-11-09 | 水力機械、そのランナ、カバー及び改修方法 |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0674138A (ja) * | 1992-08-27 | 1994-03-15 | Hitachi Ltd | 水力機械のシール構造 |
JP2015209784A (ja) * | 2014-04-24 | 2015-11-24 | 株式会社東芝 | 水力機械 |
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2017
- 2017-11-09 JP JP2017216476A patent/JP6873887B2/ja active Active
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