JP7235595B2 - 回転機械 - Google Patents
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Description
また、本発明の一態様に係る回転機械は、軸線回りに回転可能であるとともに、該軸線に交差する面内に広がるディスク背面を有するインペラと、前記ディスク背面に前記軸線方向から対向するとともに、該ディスク背面との間に流体が流通する流路を形成するケーシング背面を有するケーシングと、を備え、前記ディスク背面には、該ディスク背面から突出するとともに、前記ケーシング背面に向かうに従って、前記軸線に対する径方向外側から内側に向かって延びる傾斜面を有する第一突出部が設けられ、前記ケーシング背面には、該ケーシング背面から突出するとともに、前記傾斜面に対して径方向に隙間をあけて対向する案内面を有する第二突出部が設けられており、前記案内面に設けられ、周方向に間隔をあけて配列され、前記ディスク背面から前記ケーシング背面に向かうに従って前記インペラの回転方向前方側に向かって流体を案内する旋回案内部をさらに有する。
本発明の第一実施形態について、図1から図3を参照して説明する。本実施形態では、回転機械としての多段の遠心圧縮機を例に説明する。なお、回転機械として、単段の遠心圧縮機や、遠心ポンプ、発電機、タービンに本実施形態の構成を適用することも可能である。
次に、本発明の第二実施形態について、図5を参照して説明する。なお、上記第一実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。図5に示すように、本実施形態では、第一対向面P1としてのカバー上流面43Bに第一突出部61´が設けられ、第二対向面P2としてのケーシング上流面3Bに第二突出部62´が設けられている。第一突出部61´は、カバー上流面43Bからケーシング上流面3B側に向かって突出している。また、この第一突出部61´は、先端側に向かうに従って径方向内側から外側に向かって斜めに延びている。第一突出部61´の径方向外側を向く面は、傾斜面61A´とされ、径方向内側を向く面は、キャビティ形成面61C´とされている。傾斜面61A´とカバー上流面43Bとの間には、上記第一実施形態と同様の淀み空間V1´が形成されている。また、キャビティ形成面61C´とカバー上流面43Bとによって、上記第一実施形態の変形例と同様のキャビティC´が形成されている。
1 回転軸
2 流体流路
3 ケーシング
3A ケーシング背面
3B ケーシング上流面
3D ケーシング内周面
4 インペラ
5 ジャーナル軸受
6 スラスト軸受
7 吸気口
8 排気口
10 凹部
11 静止側凹部
21 吸込流路
22 圧縮流路
23 ディフューザ流路
24 リターンベンド部
25 案内流路
41 ディスク
41A ディスク背面
41C ディスク外周面
42 ブレード
43 カバー
43B カバー上流面
43C カバー外周面
50 リターンベーン
61,61´ 第一突出部
62,62´ 第二突出部
62A,62A´ 案内面
62B,62B´ 傾斜案内面
61C,61C´ キャビティ形成面
80,80´ 狭窄部
90 渦形成面
F1,F2,F3 流路
G 旋回案内部
O 軸線
P1 第一対向面
P2 第二対向面
R 回転体
S 静止体
V1 淀み空間
Claims (9)
- 軸線回りに回転可能であるとともに、該軸線に交差する面内に広がるディスク背面を有するインペラと、
前記ディスク背面に前記軸線方向から対向するとともに、該ディスク背面との間に流体が径方向内側から径方向外側に向かって流通する流路を形成するケーシング背面を有するケーシング
と、
を備え、
前記ディスク背面には、該ディスク背面から突出するとともに、前記ケーシング背面に向かうに従って、前記軸線に対する径方向外側から内側に向かって延びる傾斜面を有する第一突出部が設けられ、
前記ケーシング背面には、該ケーシング背面から突出するとともに、前記傾斜面に対して径方向に隙間をあけて対向する案内面を有する第二突出部が設けられている回転機械。 - 前記第一突出部は、前記傾斜面における前記ケーシング背面側の端縁から径方向外側に向かって延びる外側延長面を有する請求項1に記載の回転機械。
- 前記第一突出部は、前記傾斜面とは反対側を向き、前記ディスク背面とともにキャビティを形成するキャビティ形成面を有する請求項1に記載の回転機械。
- 前記第二突出部は、前記案内面における前記ディスク背面側の端縁から径方向内側に向かうに従って前記ケーシング背面側に延びる傾斜案内面を有する請求項1から3のいずれか一項に記載の回転機械。
- 前記案内面に設けられ、周方向に間隔をあけて配列され、前記ディスク背面から前記ケーシング背面に向かうに従って前記インペラの回転方向前方側に向かって流体を案内する旋回案内部をさらに有する請求項1から4のいずれか一項に記載の回転機械。
- 軸線回りに回転可能であるとともに、該軸線に交差する面内に広がる第一対向面を有する回転体と、
前記第一対向面に前記軸線方向から対向するとともに、該第一対向面との間に流体が流通する流路を形成する第二対向面を有する静止体と、
を備え、
前記第一対向面には、該第一対向面から突出するとともに、前記第二対向面に向かうに従って、前記軸線に対する径方向外側から内側に向かって延びる傾斜面を有する第一突出部が設けられ、
前記第二対向面には、該第二対向面から突出するとともに、前記傾斜面に対して径方向に隙間をあけて対向する案内面を有する第二突出部が設けられており、
前記案内面に設けられ、周方向に間隔をあけて配列され、前記第一対向面から前記第二対向面に向かうに従って前記回転体の回転方向前方側に向かって流体を案内する旋回案内部をさらに有する回転機械。 - 軸線回りに回転可能であるとともに、該軸線に交差する面内に広がるカバー上流面、及び該カバー上流面の径方向外側の端縁に沿って広がるとともに径方向外側を向くカバー外周面を有するインペラと、
前記カバー上流面に前記軸線方向から対向するとともに、該カバー上流面との間に径方向外側から径方向内側に向かって流体が流通する流路を形成するケーシング上流面、及び該ケーシング上流面の径方向外側の端縁に広がるとともに前記カバー外周面との間に前記流路に連通する軸方向流路を形成するケーシング内周面を有するケーシングと、
を備え、
前記カバー外周面、及び前記ケーシング内周面の少なくとも一方には、前記軸方向流路の断面積を減少させる狭窄部が設けられ、
前記ケーシング内周面と前記ケーシング上流面との間には、径方向外側から内側に向かうに従って前記ケーシング内周面から前記ケーシング上流面に向かって延びる渦形成面が設けられている回転機械。 - 前記狭窄部は、前記カバー外周面から径方向外側に向かって突出するとともに、前記軸線を中心とする環状の突起である請求項7に記載の回転機械。
- 前記狭窄部は、前記ケーシング内周面から径方向内側に向かって突出するとともに、前記軸線を中心とする環状の突起である請求項7又は8に記載の回転機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019101993A JP7235595B2 (ja) | 2019-05-31 | 2019-05-31 | 回転機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019101993A JP7235595B2 (ja) | 2019-05-31 | 2019-05-31 | 回転機械 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020197134A JP2020197134A (ja) | 2020-12-10 |
JP7235595B2 true JP7235595B2 (ja) | 2023-03-08 |
Family
ID=73648881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019101993A Active JP7235595B2 (ja) | 2019-05-31 | 2019-05-31 | 回転機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7235595B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20100196139A1 (en) | 2009-02-02 | 2010-08-05 | Beeck Alexander R | Leakage flow minimization system for a turbine engine |
JP2014084803A (ja) | 2012-10-24 | 2014-05-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 遠心式流体機械 |
JP2017145859A (ja) | 2016-02-16 | 2017-08-24 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | シール装置及び回転機械 |
JP2018135846A (ja) | 2017-02-23 | 2018-08-30 | 三菱重工業株式会社 | 軸流回転機械 |
-
2019
- 2019-05-31 JP JP2019101993A patent/JP7235595B2/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017145859A (ja) | 2016-02-16 | 2017-08-24 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | シール装置及び回転機械 |
JP2018135846A (ja) | 2017-02-23 | 2018-08-30 | 三菱重工業株式会社 | 軸流回転機械 |
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