JP2008175169A - フランシス型水車 - Google Patents

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Abstract

【課題】非設計点で発生する2次流れによる水力損失発生を効率よく抑制することができる。
【解決手段】本発明のフランシス型水車は、クラウン9と、バンド10と、クラウン9とバンド10との間に配置されるとともに、水が流入する側に設けられたランナ羽根入口端部18pと、水が流出する側に設けられたランナ羽根出口端部18qとを有する複数のランナ羽根18とを備えている。ランナ羽根18の側面には、ランナ羽根入口端部18pからランナ羽根出口端部18q側に向かって延在する整流羽根14が設けられている。ランナ羽根入口端部18pにおけるランナ羽根18の高さ方向の寸法Hと、ランナ羽根入口端部18pにおける整流羽根14のクラウン9からの高さ方向の距離hとの関係は、0.1≦h/H≦0.3となっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、非設計点で発生する2次流れによる水力損失発生を効率よく抑制することができるフランシス型水車に関する。
図8に示すように、フランシス型水車は、上池(図示せず)から水が流入するケーシング1と、一端が発電機7に連結され、回転自在に配置された主軸6と、ケーシング1内に配置され、ケーシング1内に流入する水を案内するガイドベーン3と、ケーシング1内であって、ガイドベーン3の上流側に配置されたステーベーン2と、主軸6の先端に連結され、ガイドベーン3からの水を受けて回転するランナ4とを備えている。また、図8に示すように、ケーシング1には、ランナ4を回転させた水を受けて下池(図示せず)へ排出する吸出し管5が連結されている。なお、ランナ4は、図8に示すように、クラウン9と、バンド10と、クラウン9とバンド10との間に配置されるとともに、水が流入する側に設けられたランナ羽根入口端部18pと、水が流出する側に設けられたランナ羽根出口端部18qとを有する複数のランナ羽根18とを備えている。
上述のような構成において、まず、上池(図示せず)からケーシング1内に、水が流入される。次に、ケーシング1内に流入された水が、ステーベーン2を経て、ガイドベーン3に達し、このガイドベーン3によってランナ4へと案内される。そして、ランナ4へ案内された水は、ランナ羽根18を主軸6の周りで回転させて、発電機7を駆動し、電気を生成する。最後に、ランナ4を回転させた水は、吸出し管5を介して下池へ排出される。
上述のような水の流れにおいて、ガイドベーン3の開度を調整して、ランナ4内に流入する水の量を調整することによって発電量を調整する。このため、ランナ4内の水の流れは、運転状態(ガイドベーン3の開度)により大きく変化する。
図9(a)は、ランナ4内に流入される水量が、設計点(発電効率を最高にしたい点)にある場合におけるランナ4内の子午面流れを模式的に示したものであり、図9(b)は、ランナ4内に流入される水量が、設計点における水量より少ない場合におけるランナ4内の子午面流れを模式的に示したものであり、図9(c)は、ランナ4内に流入される水量が、設計点における水量より多い場合におけるランナ4内の子午面流れを模式的に示したものである。
ランナ4内における子午面流れは、ランナ4内に流入する水によって発生し、水を内周側に押し込もうとする動圧力Kと、ランナ4が回転することによって発生し、水を外周側に押し出そうとする遠心力Cのバランスにより決まる(図9(a)参照)。このため、図9(b)に示すように、ランナ4内に流入される水量が設計点における水量より少ない場合では、遠心力Cが動圧力Kと比べて大きくなり、水の流れが外周側に偏る。このため、図9(b)に示すように、水の流れない死水領域33が、ランナ4の内周側に形成される。これに対して、図9(c)に示すように、ランナ4内に流入される水量が設計点における水量より多い場合では、遠心力Cが動圧力Kと比べて小さくなり、水の流れが内周側に偏る。このため、図9(c)に示すように、水の流れない死水領域33が、ランナ4の外周側に形成される。このような偏った水の流れは、2次流れと呼ばれ、非設計点において、ランナ4内で発生する水力損失の主な原因となっている。
このような非設計点における2次流れを低減するために、図10のように、ランナ羽根18の側面に、ランナ羽根入口端部18pからランナ羽根出口端部18q側に向かって延在するとともに、ランナ羽根18の翼弦長より短い翼弦長の整流羽根14を設ける構成が提案されている(例えば、特許文献1―3参照)。
特開昭57−126566号公報 特開平8−296544号公報 特開2005−133698号公報
しかしながら、整流羽根14をランナ4のバンド10近傍に取り付けたり、整流羽根14の長さが不十分な場合には、水力効率が殆ど改善されず、整流羽根14の取り付けによる製造コストだけが大きくなる事例が報告されている。これは、整流羽根14の長さや整流羽根14の配置位置が適正化されないと、2次流れを効果的に抑え水力損失を低減することは困難であることを示唆するものである。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、非設計点で発生する2次流れによる水力損失発生を効率よく抑制することができるフランシス型水車を提供することを目的とする。
本発明は、クラウンと、バンドと、クラウンとバンドとの間に配置されるとともに、水が流入する側に設けられたランナ羽根入口端部と、水が流出する側に設けられたランナ羽根出口端部とを有する複数のランナ羽根と、ランナ羽根の側面に設けられ、ランナ羽根入口端部からランナ羽根出口端部側に向かって延在する整流羽根とを備えたフランシス型水車において、ランナ羽根入口端部におけるランナ羽根の高さ方向の寸法Hと、ランナ羽根入口端部における整流羽根のクラウンからの高さ方向の距離hとの関係が、0.1≦h/H≦0.3となることを特徴とするフランシス型水車である。
本発明は、クラウンと、バンドと、クラウンとバンドとの間に配置されるとともに、水が流入する側に設けられたランナ羽根入口端部と、水が流出する側に設けられたランナ羽根出口端部とを有する複数のランナ羽根と、ランナ羽根の側面に設けられ、ランナ羽根入口端部からランナ羽根出口端部側に向かって延在する整流羽根とを備えたフランシス型水車において、整流羽根の取付位置におけるランナ羽根の翼弦長Cと、整流羽根の翼弦長cとの関係が、0.7≦c/Cとなることを特徴とするフランシス型水車である。
本発明によれば、ランナ羽根入口端部におけるランナ羽根の高さ方向の寸法Hと、ランナ羽根入口端部における整流羽根のクラウンからの高さ方向の距離hの関係を調整したり、整流羽根の取付位置におけるランナ羽根の翼弦長Cと、整流羽根の翼弦長cとの関係を調整したりすることによって、非設計点で発生する2次流れによる水力損失発生を効率よく抑制することができる。
第1の実施の形態
以下、本発明に係るフランシス型水車の第1の実施の形態について、図面を参照して説明する。ここで、図1乃至図5(a)(b)は本発明の第1の実施の形態を示す図である。
図1に示すように、本実施の形態によるフランシス型水車は、上池(図示せず)から水が流入するケーシング1と、一端が発電機7に連結され、回転自在に配置された主軸6と、ケーシング1内に配置され、ケーシング1内に流入する水を案内するガイドベーン3と、ケーシング1内であって、ガイドベーン3の上流側に配置されたステーベーン2と、主軸6の先端に連結され、ガイドベーン3からの水を受けて回転するランナ4とを備えている。
また、図1に示すように、ケーシング1には、ランナ4を回転させた水を受けて下池(図示せず)へ排出する吸出し管5が連結されている。
このうちランナ4は、図1乃至図3に示すように、クラウン9と、バンド10と、クラウン9とバンド10との間に配置されるとともに、水が流入する側に設けられたランナ羽根入口端部18pと、水が流出する側に設けられたランナ羽根出口端部18qとを有する複数のランナ羽根18と、ランナ羽根18の側面に設けられ、ランナ羽根入口端部18pからランナ羽根出口端部18q側に向かって延在する整流羽根14とを備えている。なお、図2(a)(b)に示すように、整流羽根14は、互いに隣接するランナ羽根18の間に設けられている。
なお、図2(a)は、本実施の形態によるフランシス型水車におけるランナ4の流線展開図を示し、図2(b)は、本実施の形態によるフランシス型水車におけるランナ4の翼間流路図を示し、図3は、本実施の形態によるフランシス型水車におけるランナ4の子午面断面図を示している。
また、図3において、ランナ羽根入口端部18pにおけるランナ羽根18の高さ方向の寸法Hと、ランナ羽根入口端部18pにおける整流羽根14のクラウン9からの高さ方向の距離hとの関係は、0.1≦h/H≦0.3となっている。
次に、このような構成からなる本実施の形態のフランシス型水車の作用効果について説明する。
最初に、流入される水の流れに沿って、本実施の形態におけるフランシス型水車の作用効果について説明する。
まず、上池(図示せず)からケーシング1内に、水が流入される(流入工程81)(図1及び図4参照)。
次に、ケーシング1内に流入された水は、ステーベーン2を経て、ガイドベーン3に達し、このガイドベーン3によってランナ4へと案内される(案内工程82)(図1及び図4参照)。このとき、操作者が、ガイドベーン3の開度を変化させることにより、ランナ4内に流入する水の量を変化させて、フランシス型水車で生成される電気の量を調整することができる。
そして、ランナ4へ案内された水は、ランナ4のランナ羽根18を主軸6の周りで回転させる(ランナ回転工程83)。このとき、主軸6に連結された発電機7が駆動され、電気が生成される(発電工程84)(図1及び図4参照)。なお、このように水がランナ4内に流入し、ランナ羽根18を主軸6の周りで回転させる際に(ランナ回転工程83で)、水の2次流れが発生する。
最後に、ランナ4を回転させた水は、吸出し管5を介して下池(図示せず)へ排出される(排出工程84)(図1及び図4参照)。
次に、上述したように、ランナ羽根18を主軸6の周りで回転させる際に(ランナ回転工程83で)発生する2次流れを低減するための構成について説明する。
ランナ羽根18を主軸6の周りで回転させる際に(ランナ回転工程83で)発生する2次流れのうち、外周側の2次流れは、整流羽根14をランナ羽根18のバンド10側に配置することによって低減することができる。他方、内周側の2次流れは、整流羽根14をランナ羽根18のクラウン9側に配置することによって低減することができる。このように、整流羽根14をランナ羽根18のいずれの位置に配置するかによって、2次流を低減する効果が異なるため、ランナ羽根入口端部18pにおける整流羽根14のクラウン9からの高さ方向の距離hを、ランナ羽根入口端部18pにおけるランナ羽根18の高さ方向の寸法Hで割ったh/Hには、適正値が存在することがわかる。
図5(a)に、整流羽根14を備えたフランシス型水車と、整流羽根14を備えていないフランシス型水車に関して、ランナ4内に流入する水量と、水力損失との関係を示す。また、図5(b)に、代表的水量運転点(60%水量運転点、80%水量運転点、100%水量運転点)に関して、ランナ羽根入口端部18pにおける整流羽根14のクラウン9からの高さ方向の距離hをランナ羽根入口端部18pにおけるランナ羽根18の高さ方向の寸法Hで割ったh/Hと、水力損失低下量ΔLとの関係を示す。
なお、水力損失低下量ΔLは、整流羽根14を備えていないフランシス型水車における水力損失L0から、整流羽根14を備えたフランシス型水車における水力損失L1を引いたL0―L1で定義される。すなわち、ΔL=L0―L1となる。
図5(b)より、ランナ羽根入口端部18pにおける整流羽根14のクラウン9からの高さ方向の距離hを、ランナ羽根入口端部18pにおけるランナ羽根18の高さ方向の寸法Hで割ったh/Hが、0.1≦h/H≦0.3の関係を満たすときに、水力損失低下量ΔLが大きくなっていることがわかる。このため、本実施の形態のように、ランナ羽根入口端部18pにおける整流羽根14のクラウン9からの高さ方向の距離hを、ランナ羽根入口端部18pにおけるランナ羽根18の高さ方向の寸法Hで割ったh/Hが、0.1≦h/H≦0.3となるような整流羽根14を、ランナ羽根18の側面に設けることによって、非設計点で発生する2次流れによる水力損失発生を効率よく抑制することができる。
なお、図5(b)から、数値限定の内(0.1≦h/H≦0.3)と、数値限定の外(h/H<0.1及びh/H>0.3)で量的に顕著な差異があることは明らかである。
第2の実施の形態
次に図6及び図7(a)(b)により本発明の第2の実施の形態について説明する。図6及び図7(a)(b)に示す第2の実施の形態は、ランナ羽根入口端部18pにおけるランナ羽根18の高さ方向の寸法Hと、ランナ羽根入口端部18pにおける整流羽根14のクラウン9からの高さ方向の距離hとの関係が、0.1≦h/H≦0.3となるような整流羽根14を、ランナ羽根18の側面に設ける代わりに、整流羽根14の取付位置におけるランナ羽根18の翼弦長Cと、整流羽根14の翼弦長cとの関係が、0.7≦c/Cとなるような整流羽根14を、ランナ羽根18の側面に設けたものであり、他は図1乃至図5(a)(b)に示す第1の実施の形態と略同一である。
図6及び図7(a)(b)に示す第2の実施の形態において、図1乃至図5(a)(b)に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。なお、図6は、本実施の形態によるフランシス型水車の子午面断面図を示している。
一般的に、ランナ羽根18の翼弦長Cに対して整流羽根14の翼弦長cが小さいと、整流羽根14がランナ羽根18に対してアンバランスになり、このようなアンバランスによって発生する水力損失が、整流羽根14による整流作用によって低減される水力損失と比べて大きくなってしまう。このため、ランナ4内における子午面流れの偏りを十分に低減することできず、水の2次流れが発生してしまう。従って、整流羽根14の翼弦長cは、ランナ羽根18の翼弦長Cに対して、ある程度大きくなっている必要がある。
図7(a)に、整流羽根14を備えたフランシス型水車と、整流羽根14を備えていないフランシス型水車に関して、ランナ4内に流入する水量と、水力損失との関係を示す。また、図7(b)に、代表的水量運転点(60%水量運転点、80%水量運転点、100%水量運転点)に関して、整流羽根14の翼弦長cを、整流羽根14の取付位置におけるランナ羽根18の翼弦長Cで割ったc/Cと、水力損失低下量ΔLとの関係を示す。
図7(b)より、整流羽根14の翼弦長cを、整流羽根14の取付位置におけるランナ羽根18の翼弦長Cで割ったc/Cが、0.7≦c/Cの関係を満たすときに、水力損失低下量ΔLが大きくなっていることがわかる。このため、本実施の形態のように、整流羽根14の翼弦長cを、整流羽根14の取付位置におけるランナ羽根18の翼弦長Cで割ったc/Cが、0.7≦c/Cとなるような翼弦長の整流羽根14を、ランナ羽根18に側面に設けることによって、非設計点で発生する2次流れによる水力損失発生を効率よく抑制することができる。
なお、図7(b)から、数値限定の内(0.7≦c/C)と、数値限定の外(c/C<0.7)で量的に顕著な差異があることは明らかである。
なお、上記では、第1の実施の形態と、第2の実施の形態を別個に説明したが、上述した第1の実施の形態で示した態様と、第2の実施の形態で示した態様とを組み合わせたフランシス型水車を用いることもできる。
すなわち、ランナ羽根入口端部18pにおけるランナ羽根18の高さ方向の寸法Hと、ランナ羽根入口端部18pにおける整流羽根14のクラウン9からの高さ方向の距離hとの関係が、0.1≦h/H≦0.3となり、かつ整流羽根14の取付位置におけるランナ羽根18の翼弦長Cと、整流羽根14の翼弦長cとの関係が、0.7≦c/Cとなるような整流羽根14を、ランナ羽根18の側面に設けることもできる。
このようなフランシス型水車によれば、非設計点で発生する2次流れによる水力損失発生を、さらに効率よく抑制することができる。
本発明によるフランシス型水車の第1の実施の形態を示す縦断面図。 本発明の第1の実施の形態によるフランシス型水車におけるランナを示す流線展開図及び翼間流路図。 本発明の第1の実施の形態によるフランシス型水車におけるランナの子午面断面図。 本発明によるフランシス型水車の作用効果を説明するフロー図。 本発明によるフランシス型水車の第1の実施の形態における水量と水力損失、及びh/Hと水力損失低下量ΔLとの関係を示すグラフ図。 本発明の第2の実施の形態によるフランシス型水車におけるランナの子午面断面図。 本発明によるフランシス型水車の第2の実施の形態における水量と水力損失、及びh/Hと水力損失低下量ΔLとの関係を示すグラフ図。 従来のフランシス型水車を示す縦断面図。 従来のフランシス型水車において、ランナ内に流入する水量の違いによる子午面流れの違いを示した模式図。 整流羽根を備えた従来のフランシス型水車を示す縦断面図。
符号の説明
1 ケーシング
2 ステーベーン
3 ガイドベーン
4 ランナ
6 主軸
7 発電機
9 クラウン
10 バンド
14 整流羽根
18 ランナ羽根
18p ランナ羽根入口端部
18q ランナ羽根出口端部
H ランナ羽根入口端部におけるランナ羽根の高さ方向の寸法
h ランナ羽根入口端部における整流羽根のクラウンからの高さ方向の距離
C 整流羽根の取付位置におけるランナ羽根の翼弦長
c 整流羽根の翼弦長
K ランナ内に流入する水による動圧力
C ランナが回転することによる遠心力

Claims (3)

  1. クラウンと、
    バンドと、
    クラウンとバンドとの間に配置されるとともに、水が流入する側に設けられたランナ羽根入口端部と、水が流出する側に設けられたランナ羽根出口端部とを有する複数のランナ羽根と、
    ランナ羽根の側面に設けられ、ランナ羽根入口端部からランナ羽根出口端部側に向かって延在する整流羽根とを備えたフランシス型水車において、
    ランナ羽根入口端部におけるランナ羽根の高さ方向の寸法Hと、ランナ羽根入口端部における整流羽根のクラウンからの高さ方向の距離hとの関係は、
    0.1≦h/H≦0.3
    となることを特徴とするフランシス型水車。
  2. クラウンと、
    バンドと、
    クラウンとバンドとの間に配置されるとともに、水が流入する側に設けられたランナ羽根入口端部と、水が流出する側に設けられたランナ羽根出口端部とを有する複数のランナ羽根と、
    ランナ羽根の側面に設けられ、ランナ羽根入口端部からランナ羽根出口端部側に向かって延在する整流羽根とを備えたフランシス型水車において、
    整流羽根の取付位置におけるランナ羽根の翼弦長Cと、整流羽根の翼弦長cとの関係は、
    0.7≦c/C
    となることを特徴とするフランシス型水車。
  3. ランナ羽根入口端部におけるランナ羽根の高さ方向の寸法Hと、ランナ羽根入口端部における整流羽根のクラウンからの高さ方向の距離hとの関係は、
    0.1≦h/H≦0.3
    となることを特徴とする請求項2記載のフランシス型水車。
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