JP6556486B2 - ランナ及び水力機械 - Google Patents

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Description

本発明の実施の形態は、ランナ及び水力機械に関する。
図6は一般的なフランシス型水車の子午面断面図を示している。図6に示すようなフランシス型水車では、発電運転時に、水がケーシング1からステーベーン2及びガイドベーン3を通ってランナ4に流れ込む。ガイドベーン3からの水流によってランナ4が回転駆動され、主軸6を介して発電機7が駆動される。一方、ランナ4を駆動した水は、吸出し管5を経て放水路へと流出する。また、この発電運転時には、ガイドベーン3の開度を変化させることにより、ランナ4に流入する水の水量を調整して発電量を変化させることができる。また、ランナ4は、主軸6の回転中心C1を中心軸とした軸対称形状を有するクラウン8及びバンド9と、ランナ羽根10と、を有している。ランナ羽根10は、クラウン8とバンド9との間において周方向に間隔を空けて複数設けられている。
このような水力機械は、再生可能エネルギの有効活用の観点から、高性能化が求められている。そのため、様々な手法により流路形状の最適化が進められている。
図6に示すようなフランシス型水車では、特に、流路構成部位のうちのランナ4が、流速が最も高くなる部位であると共に、入口の旋回流れを出口でほぼ無旋回にして回転エネルギを発生させる重要な部材である。このようなランナ4において、流路損失の大半が発生する。したがって、ランナ4の性能を向上させることは、重要な研究課題となっている。
図6において、破線で示すラインL1は、理想的な流線を示している。流線L1に沿って水が流れる場合、理想的な運転がなされる。しかし、実際の運転時には、矢印Xに示すように、二次流れ(偏流)が生じ、流線L1から外れて水が流れる場合がよくある。このような二次流れの抑制は、フランシス型水車におけるランナ4の高性能化において有効である。
また、図6において、ラインL1は2つ示されるが、これら2つのラインL1は、図6に示す子午面流路におけるクラウン8からバンド9にかけての流路を等断面積に複数に分割(この例では3等分)する仮想分割線でもある。図7は、仮想分割線L1のうちの一方に沿う流路断面を全周に連続させた断面の一部を示した図である。また、図8は、図6において二点鎖線で示すラインL2に沿う流路断面を全周に連続させた断面の一部を平面的に展開させたランナ4の翼間流路図を示している。
図7及び図8には、ランナ羽根10の圧力面10p付近の領域が符号11で示され、ランナ羽根10の負圧面10n付近の領域が符号12で示されている。図7の矢印Y,Zに示すように、フランシス型水車では、圧力面10p付近の領域11における水の流速に比較して、負圧面10n付近の領域12における水の流速が早くなる傾向がある。このような流れの偏りを抑制することも、フランシス型水車におけるランナ4の高性能化において有効である。
このようなフランシス型水車の分野では、羽根形状の最適化、補助翼の追加配置、及び羽根配置位置の工夫等によりランナの高性能化を図る技術が従来から種々提案されている。
特許第4094495号公報 特許第3524955号公報 特許第3782753号公報
しかしながら、軸対称形状を有するクラウン及びバンドと、ランナ羽根とから構成される従来のフランシス型水車のランナでは、現状、性能が限界性能に近づきつつある。そのため、更なる高性能化を容易に達成できないという課題があった。
本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、ランナ羽根の圧力面付近の水の流速に比較してランナ羽根の負圧面付近の水の流速が早くなることにより生じ得る流れの偏りを抑制することにより、水力損失を低減できるランナ及び水力機械を提供することを目的とする。
実施の形態によるランナは、クラウンと、バンドと、前記クラウン及び前記バンドの間に設けられる複数のランナ羽根と、を備える。前記バンドの流水面における前記ランナ羽根の負圧面側の領域の一部又は全部には、当該一部又は全部と周方向で隣り合う、前記バンドの流水面における前記ランナ羽根の圧力面との付け根部分よりも反流路側にへこむ凹部が設けられている。
他の実施の形態によるランナは、クラウンと、バンドと、前記クラウン及び前記バンドの間に設けられる複数のランナ羽根と、を備える。前記バンドの流水面における前記ランナ羽根の圧力面側の領域の一部又は全部には、当該一部又は全部と周方向で隣り合う、前記バンドの流水面における前記ランナ羽根の負圧面との付け根部分よりも流路側に突出する凸部が設けられている。
さらに他の実施の形態によるランナは、クラウンと、バンドと、前記クラウン及び前記バンドの間に設けられる複数のランナ羽根と、を備える。前記クラウンの流水面における前記ランナ羽根の負圧面側の領域の一部又は全部には、当該一部又は全部と周方向で隣り合う、前記クラウンの流水面における前記ランナ羽根の圧力面との付け根部分よりも反流路側にへこむ凹部が設けられている。
さらに他の実施の形態によるランナは、クラウンと、バンドと、前記クラウン及び前記バンドの間に設けられる複数のランナ羽根と、を備える。前記クラウンの流水面における前記ランナ羽根の圧力面側の領域の一部又は全部には、当該一部又は全部と周方向で隣り合う、前記クラウンの流水面における前記ランナ羽根の負圧面との付け根部分よりも流路側に突出する凸部が設けられている。
また、実施の形態のよる水力機械は、上記のいずれかのランナを備えている。
本発明によれば、ランナ羽根の圧力面付近の水の流速に比較してランナ羽根の負圧面付近の水の流速が早くなることにより生じ得る流れの偏りを抑制することにより、水力損失を低減できる。
第1の実施の形態に係るフランシス型水車の子午面断面図である。 (A)は、図1の要部の拡大図であり、(B)は、(A)のII−II線に沿う流路断面を全周に連続させた断面の一部を平面的に展開させた翼間流路図である。 (A)は、第2の実施の形態に係るフランシス型水車の子午面断面図であり、(B)は、(A)のIII−III線に沿う流路断面を全周に連続させた断面の一部を平面的に展開させた翼間流路図である。 (A)は、第3の実施の形態に係るフランシス型水車の子午面断面図であり、(B)は、(A)のIV−IV線に沿う流路断面を全周に連続させた断面の一部を平面的に展開させた翼間流路図である。 (A)は、第4の実施の形態に係るフランシス型水車の子午面断面図であり、(B)は、(A)のV−V線に沿う流路断面を全周に連続させた断面の一部を平面的に展開させた翼間流路図である。 一般的なフランシス型水車の子午面断面図である。 図6に示す子午面流路におけるクラウンからバンドにかけての流路を等断面積に複数に分割する仮想分割線に沿う流路断面を全周に連続させた断面の一部を示した図である。 図6において二点鎖線で示すラインL2に沿う流路断面を全周に連続させた断面の一部を平面的に展開させた翼間流路図である。
以下に、添付の図面を参照して、本発明の各実施の形態を詳細に説明する。以下の説明する図面において、図6で説明した一般的なフランシス型水車と同様の構成要素については、同一符号が示されている。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係る水力機械としてのフランシス型水車100を示している。このフランシス型水車100は、図示しない上池から鉄管を通って水が流入するケーシング1と、複数のステーベーン2と、複数のガイドベーン3と、ランナ4と、を備えている。ケーシング1は、上池から流入した水を等流速化させてステーベーン2に供給する。複数のステーベーン2は、ケーシング1から流出する水をガイドベーン3に導くためのものであり、ケーシング1の内周側において周方向に所定の間隔をあけて配置されている。
複数のガイドベーン3は、流入した水をランナ4に導くためのものであり、ステーベーン2の内周側において周方向に所定の間隔をあけて配置されている。ガイドベーン3の各々は、回転することによって開度を調整することができる。これにより、ランナ4に流入する水の水量を調整して発電量を変化させることができる。
ランナ4は、ケーシング1に対して回転中心C1を中心に回転可能に構成され、ガイドベーン3から流出する水によって回転する。ランナ4は、クラウン8と、バンド9と、クラウン8及びバンド9の間に設けられる複数のランナ羽根10と、を有している。複数のランナ羽根10は、周方向に所定の間隔をあけて配置されている。
ランナ4には、主軸6を介して発電機7が連結されており、発電機7は、ランナ4によって回転されることで発電を行う。また、ランナ4の下流側には、吸出し管5が設けられている。ランナ4を流出した水は、吸出し管5を経て放水路に放出される。
図2(A)は、図1の要部の拡大図であり、図2(B)は、図2(A)のII−II線に沿う流路断面を全周に連続させた断面の一部を平面的に展開させた翼間流路図である。図2(B)においては、ランナ羽根10の圧力面10pと負圧面10nとが示されている。また、図中の符号Fは、クラウン8とバンド9との間に形成される流路を示している。
図2(B)の翼間流路図において、バンド9の流水面90におけるランナ羽根10の負圧面10n側の部分には、当該部分と周方向で隣り合う、流水面90における他のランナ羽根10の圧力面10pとの付け根部分91(以下、圧力面側付け根部分91と呼ぶ。)よりも反流路側にへこむ凹部90Aが設けられている。図2(B)における破線は、圧力面側付け根部分91の表面位置を示している。
本実施の形態では、このような凹部90Aが、バンド9の流水面90におけるランナ羽根10の負圧面10n側の領域の全部に、流線方向に沿って設けられている。なお、凹部90Aは、流水面90における負圧面10n側の領域の一部に設けられてもよい。この場合、凹部90Aは、流水面90の下流側に部分的に設けられることが好ましい。
本実施の形態の作用について説明する。ランナ4においては、ランナ羽根10の負圧面10n付近のクラウン8とバンド9との間の距離が、圧力面10p付近と比較して、相対的に長くなる。これにより、流路Fにおける負圧面10n付近の断面積が圧力面10p付近の断面積よりも拡大することによって、負圧面10n付近の水の流速を低減させることができる。これにより、負圧面10n付近と圧力面10p付近との水の流速差を低減させることができる。
したがって、本実施の形態によれば、ランナ羽根10の圧力面付近の水の流速に比較してランナ羽根10の負圧面付近の水の流速が早くなることにより生じ得る流れの偏りを抑制することにより、水力損失を低減できることになる。
(第2の実施の形態)
以下、第2の実施の形態について説明する。図3(A)は、第2の実施の形態に係るフランシス型水車の子午面断面図であり、図3(B)は、図3(A)のIII−III線に沿う流路断面を全周に連続させた断面の一部を平面的に展開させた翼間流路図である。なお、本実施の形態における第1の実施の形態と同様の構成部分については、同一の符号を示し、説明は省略する。
図3(B)の翼間流路図において、バンド9の流水面90におけるランナ羽根10の圧力面10p側の部分には、当該部分と周方向で隣り合う、流水面90における他のランナ羽根10の負圧面10nとの付け根部分92(以下、負圧面側付け根部分92と呼ぶ。)よりも流路側に突出する凸部90Bが設けられている。図3(B)における破線は、負圧面側付け根部分92の表面位置を示している。
本実施の形態では、このような凸部90Bが、バンド9の流水面90におけるランナ羽根10の圧力面10p側の領域の全部に、流線方向に沿って設けられている。なお、凸部90Bは、流水面90における圧力面10p側の領域の一部に設けられてもよい。この場合、凸部90Bは、流水面90の下流側に部分的に設けられることが好ましい。
本実施の形態の作用について説明する。ランナ4においては、ランナ羽根10の圧力面10p付近のクラウン8とバンド9との間の距離が、負圧面10n付近と比較して、相対的に短くなる。これにより、流路Fにおける圧力面10p付近の断面積が負圧面10n付近の断面積よりも縮小することによって、圧力面10p付近の水の流速を増加させることができる。これにより、負圧面10n付近と圧力面10p付近との水の流速差を低減させることができる。
したがって、本実施の形態によっても、ランナ羽根10の圧力面付近の水の流速に比較してランナ羽根10の負圧面付近の水の流速が早くなることにより生じ得る流れの偏りを抑制することにより、水力損失を低減できる。
(第3の実施の形態)
以下、第3の実施の形態について説明する。図4(A)は、第3の実施の形態に係るフランシス型水車の子午面断面図であり、図4(B)は、図4(A)のIV−IV線に沿う流路断面を全周に連続させた断面の一部を平面的に展開させた翼間流路図である。なお、本実施の形態における第1及び第2の実施の形態と同様の構成部分については、同一の符号を示し、説明は省略する。
図4(B)の翼間流路図において、クラウン8の流水面80におけるランナ羽根10の負圧面10n側の部分には、当該部分と周方向で隣り合う、流水面80における他のランナ羽根10の圧力面10pとの付け根部分81(以下、圧力面側付け根部分81と呼ぶ。)よりも反流路側にへこむ凹部80Aが設けられている。図4(B)における破線は、圧力面側付け根部分81の表面位置を示している。
本実施の形態では、このような凹部80Aが、クラウン8の流水面80におけるランナ羽根10の負圧面10n側の領域の全部に、流線方向に沿って設けられている。なお、凹部80Aは、流水面80における負圧面10n側の領域の一部に設けられてもよい。この場合、凹部80Aは、流水面80の下流側に部分的に設けられることが好ましい。
本実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、ランナ4においては、ランナ羽根10の負圧面10n付近のクラウン8とバンド9との間の距離が、圧力面10p付近と比較して、相対的に長くなる。これにより、流路Fにおける負圧面10n付近の断面積が圧力面10p付近の断面積よりも拡大することによって、負圧面10n付近の水の流速を低減させることができる。これにより、負圧面10n付近と圧力面10p付近との水の流速差を低減させることができる。
したがって、本実施の形態によっても、ランナ羽根10の圧力面付近の水の流速に比較してランナ羽根10の負圧面付近の水の流速が早くなることにより生じ得る流れの偏りを抑制することにより、水力損失を低減できる。
(第4の実施の形態)
以下、第4の実施の形態について説明する。図5(A)は、第4の実施の形態に係るフランシス型水車の子午面断面図であり、図5(B)は、図5(A)のV−V線に沿う流路断面を全周に連続させた断面の一部を平面的に展開させた翼間流路図である。なお、本実施の形態における第1乃至第3の実施の形態と同様の構成部分については、同一の符号を示し、説明は省略する。
図5(B)の翼間流路図において、クラウン8の流水面80におけるランナ羽根10の圧力面10p側の部分には、当該部分と周方向で隣り合う、流水面80における他のランナ羽根10の負圧面10nとの付け根部分82(以下、負圧面側付け根部分82と呼ぶ。)よりも流路側に突出する凸部80Bが設けられている。図5(B)における破線は、負圧面側付け根部分82の表面位置を示している。
本実施の形態では、このような凸部80Bが、クラウン8の流水面80におけるランナ羽根10の圧力面10p側の領域の全部に、流線方向に沿って設けられている。なお、凸部80Bは、流水面80における圧力面10p側の領域の一部に設けられてもよい。この場合、凸部80Bは、流水面80の下流側に部分的に設けられることが好ましい。
本実施の形態では、第2の実施の形態と同様に、ランナ4においては、ランナ羽根10の圧力面10p付近のクラウン8とバンド9との間の距離が、負圧面10n付近と比較して、相対的に短くなる。これにより、流路Fにおける圧力面10p付近の断面積が負圧面10n付近の断面積よりも縮小することによって、圧力面10p付近の水の流速を増加させることができる。これにより、負圧面10n付近と圧力面10p付近との水の流速差を低減させることができる。
したがって、本実施の形態によっても、ランナ羽根10の圧力面付近の水の流速に比較してランナ羽根の負圧面付近の水の流速が早くなることにより生じ得る流れの偏りを抑制することにより、水力損失を低減できる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記の実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施の形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、第1の実施の形態の変形例として、バンド9の流水面90におけるランナ羽根10の圧力面10p側の領域の一部又は全部に、当該一部又は全部と周方向で隣り合う、バンド9の流水面90における負圧面側付け根部分92よりも流路側に突出する凸部90Bが設けられてもよい。
また、上記の変形例において、クラウン8の流水面80におけるランナ羽根10の負圧面10n側の領域の一部又は全部に、当該一部又は全部と周方向で隣り合う、クラウン8の流水面80における圧力面側付け根部分81よりも流路側にへこむ凹部80Aが設けられてもよい。さらに、この変形例において、上記の凹部80Aに加えて、第4の実施の形態で説明した凸部80Bが設けられてもよい。
また、第3の実施の形態の変形例として、クラウン8の流水面80におけるランナ羽根10の圧力面10p側の領域の一部又は全部に、当該一部又は全部と周方向で隣り合う、クラウン8の流水面80における負圧面側付け根部分82よりも流路側に突出する凸部80Bが設けられてもよい。
4 ランナ、8 クラウン、80 流水面、80A 凹部、80B 凸部、81,82 付け根部分、9 バンド、90 流水面、90A 凹部、90B 凸部、 91,92 付け根部分、10 ランナ羽根、10p 圧力面、10n 負圧面、100 フランシス型水車、F 流路。

Claims (3)

  1. クラウンと、
    バンドと、
    前記クラウン及び前記バンドの間に設けられる複数のランナ羽根と、
    を備え、
    前記バンドの流水面における前記ランナ羽根の負圧面側の領域の一部又は全部には、当該負圧面側の領域の一部又は全部と周方向で隣り合う、前記バンドの流水面における前記ランナ羽根の圧力面との付け根部分よりも反流路側にへこむ凹部が設けられ
    前記バンドの流水面における前記ランナ羽根の圧力面側の領域の一部又は全部には、当該圧力面側の領域の一部又は全部と周方向で隣り合う、前記バンドの流水面における前記ランナ羽根の負圧面との付け根部分よりも流路側に突出する凸部が設けられている、ことを特徴とするランナ。
  2. クラウンと、
    バンドと、
    前記クラウン及び前記バンドの間に設けられる複数のランナ羽根と、
    を備え、
    前記クラウンの流水面における前記ランナ羽根の負圧面側の領域の一部又は全部には、当該負圧面側の領域の一部又は全部と周方向で隣り合う、前記クラウンの流水面における前記ランナ羽根の圧力面との付け根部分よりも反流路側にへこむ凹部が設けられ、
    前記クラウンの流水面における前記ランナ羽根の圧力面側の領域の一部又は全部には、当該圧力面側の領域の一部又は全部と周方向で隣り合う、前記クラウンの流水面における前記ランナ羽根の負圧面との付け根部分よりも流路側に突出する凸部が設けられている、ことを特徴とするランナ。
  3. 請求項1又は2に記載のランナを備える、水力機械。
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