JP2019083913A - 天板昇降式什器 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者の下肢が周囲に露呈するのを、より一層抑えることのできる天板昇降式什器を提供する。【解決手段】上下方向に伸縮可能とされ、床面F上に左右方向で互いに離間して配置された一対の脚体と、一対の脚体に支持された天板21と、天板21の後端部21rから下方に向かって延設されるとともに、一対の脚体同士の間で、天板21の下方空間を前後方向で仕切る上部後幕板22と、天板21の左右方向の両端部から下方に向かって延設されるとともに、上後部幕板22に連結され、少なくとも脚体と上部後幕板22との間で天板21の下方空間を左右方向で仕切る上部横幕板23と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、天板昇降式什器に関する。
各種施設(例えば、オフィスや公共施設、医療施設、介護施設等)には、天板を備えた天板付什器(例えば、デスク装置、テーブル装置、カウンター装置等)が設置されている。この種の天板付什器には、使用者の身長や好み、使用用途等に応じ、天板の高さを上下に変更可能とする昇降機能を備えたもの(以下、天板昇降式什器という。)がある。
ところで、天板昇降式什器においては、天板を支持する脚体間に幕板を設けることによって、使用者の下肢が、使用者側とは反対側に露呈しないようにしたものが多く見られている。例えば、特許文献1には、天板の後端部の下側に幕板を備えた構成が開示されている。
特開2017−86443号公報
ところで、特許文献1に開示された構成においては、天板の後端部の下側で鉛直面内に位置する幕板を強固に保持するため、天板の下面に設けられたL字状のブラケットを介して幕板が固定されている。しかし、幕板は、上端部がブラケットによって固定されているため、例えば幕板の下端部に大きな力が加わった場合、ブラケットが変形等してしまう場合がある。したがって、幕板を、より強固に設ける構成が望まれる場合がある。
また、天板の後端部に幕板を備えても、天板昇降式什器の側方から見ると、使用者の下肢が露呈してしまうという課題がある。
本発明は、幕板をより強固に設けるとともに、使用者の下肢が周囲に露呈するのを、より一層抑えることのできる天板昇降式什器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る天板昇降式什器は、上下方向に伸縮可能とされ、床面上に左右方向で互いに離間して配置された一対の脚体と、一対の前記脚体に支持された天板と、前記天板の後端部から下方に向かって延設されるとともに、一対の前記脚体同士の間で、前記天板の下方空間を前後方向で仕切る第一上部幕板と、前記天板における左右方向の少なくとも一方の端部から下方に向かって延設されるとともに、前記第一上部幕板に連結され、少なくとも前記脚体と前記第一上部幕板との間で前記下方空間を左右方向で仕切る第二上部幕板と、を備える。
この構成によれば、天板の下方空間が、一対の脚体同士の間で第一上部幕板により前後方向に仕切られるのに加えて、少なくとも第一上部幕板と脚体との間で第二上部幕板により左右方向で仕切られる。これにより、天板昇降式什器を外部から見たときに、使用者の下肢が露呈しにくくなる。
また、天第一上部幕板と第二上部幕板とが互いに連結されているので、第一上部幕板及び第二上部幕板を天板に強固に設けることができる。
本発明の一態様に係る天板昇降式什器において、前記第二上部幕板は、前記天板における左右方向の両端部にそれぞれ設けられていてもよい。
この構成によれば、第一上部幕板における左右方向の両端部に第二上部幕板がそれぞれ設けられることで、第一上部幕板及び第二上部幕板が平面視コ字状をなす。これにより、第一上部幕板及び第二上部幕板を、より強固に設けることができる。また、使用者の下肢は、より一層露呈しにくくなる。
本発明の一態様に係る天板昇降式什器において、前記脚体は、前記天板の下面に固定された筒状の第一脚体と、前記第一脚体の下端開口部を通じて前記第一脚体の内側に少なくとも上端部が収容され、前記第一脚体に対して上下方向に移動可能な第二脚体と、を備えていてもよい。
この構成によれば、脚体の伸縮時には、第一脚体の内側に収容された第二脚体が、第二脚体に対して移動する。すなわち、脚体を伸縮させても、第一脚体と天板との位置関係は変化しない。したがって、天板を昇降させる場合に、第一脚体と天板との間に、物品等を挟み込むのを抑えることができる。
本発明の一態様に係る天板昇降式什器において、前記第二上部幕板は、前記第一脚体を収容する筒状の脚体収容部を有していてもよい。
この構成によれば、第一脚体が脚体収容部に収容されることで、第一脚体が外部に露呈するのを抑え、天板昇降式什器の外観を向上させることができる。
本発明の一態様に係る天板昇降式什器において、前記第一脚体は、前記脚体収容部内に嵌合されていてもよい。
この構成によれば、第一脚体によって天板や上部幕板をより安定して支持することができる。
本発明の一態様に係る天板昇降式什器において、前記第一上部幕板に対して前後方向に間隔を空けて配置された第一下部幕板と、前記第一下部幕板に連結されるとともに、前記第二上部幕板に対して左右方向に間隔を空けて配置された第二下部幕板と、を備え、前記第一上部幕板及び前記第二上部幕板は、前記脚体の伸縮に伴い、前記第一下部幕板及び前記第二下部幕板に対して上下方向に移動可能に構成されていてもよい。
この構成によれば、天板の後端部の下側には第一上部幕板と第一下部幕板とが設けられ、天板の左右方向の端部の下側には第二上部幕板と第二下部幕板とが設けられる。これにより、天板の下方空間において、幕板の内外を上下方向の広範囲に亘って遮ることができ、使用者の下肢が露呈するのを、より一層抑えることができる。
また、第一上部幕板及び第二上部幕板は、天板の昇降にともなって、第一下部幕板及び第二下部幕板に対して上下方向に相対的に移動する。これにより、天板の高さに関わらず、使用者の下肢が露呈するのを抑えることができる。
本発明の一態様に係る天板昇降式什器において、前記天板が前記脚体の上昇端位置に位置した状態で、前記第一上部幕板及び前記第二上部幕板の下端が、前記第一下部幕板及び前記第二下部幕板の上端よりも下方に位置していてもよい。
この構成によれば、天板が上昇端位置に位置した場合においても、第一上部幕板及び第二上部幕板と、第一下部幕板及び第二下部幕板とが重なり合う。これにより、使用者の下肢が露呈するのを、より確実に抑えることができる。
本発明の一態様に係る天板昇降式什器において、前記第一上部幕板が、前記第一下部幕板に対して前側に配置され、前記第一下部幕板及び前記第一上部幕板に対して前側には、前記床面側から立ち上がる立ち上がり壁が設けられていてもよい。
この構成によれば、天板が下降したときに、天板とともに下降する第一上部幕板の下端と床面との間に物品等が挟まるのを抑えることができる。
また、立ち上がり壁と第一上部幕板及び第一上部幕板との間に、配線等を収容することもできる。
本発明の一態様によれば、幕板をより強固に設けるとともに、使用者の下肢が周囲に露呈するのを、より一層抑えることができる。
本発明の実施形態に係る天板昇降式什器の全体構成を示す斜視図である。 上記天板昇降式什器を、図1とは異なる方向から見た斜視図である。 天板を取り外した状態における上記天板昇降式什器の平面図である。 上記天板昇降式什器の側断面図である。 天板や下部横幕板等を取り外した状態を示す天板昇降式什器の斜視断面図である。 天板を上昇端位置まで上昇させたときの上記天板昇降式什器の側断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明による天板昇降式什器を実施するための形態を説明する。しかし、本発明はこの実施形態のみに限定されるものではない。
図1は、本実施形態にかかる天板昇降式什器1の全体構成を示す斜視図である。図2は、天板昇降式什器1を、図1とは異なる方向から見た斜視図である。図3は、天板21を取り外した状態における天板昇降式什器1の平面図である。
図1〜図3に示すように、天板昇降式什器1は、床面F上に設置される下部構造体10と、天板21を備える上部構造体20と、上部構造体20を下部構造体10に対して上下方向に昇降させる昇降機構30(図3参照)と、を備える。
本実施形態において、天板21は、平面視長方形状をなしている。以下の説明において、平面視長方形状の天板21の長手方向を「左右方向」、天板21の短手方向を「前後方向」と称することがある。さらに、天板21の前後方向において、天板21に対してメインの使用者が位置する側を「前側」、天板21の前側とは反対側を「後側」とする。
下部構造体10は、下部後幕板(第一下部幕板)11と、床面F上に互いに離間して配置された一対の下部横幕板(第二下部幕板)12と、を備える。
下部後幕板11は、天板21の後端部21rの下方に配置されている。なお、後端部21rとは、天板21のうち前後方向の中心に対して後側に位置する部分をいう。
下部後幕板11は、前後方向に直交する面内に沿って配置されている。下部後幕板11は、一対の下部横幕板12間を架け渡して、下部横幕板12同士の間で天板21の下方空間を前後方向で仕切っている。本実施形態において、下部後幕板11は、天板21の後端面21eに対し、前側に所定寸法オフセットした位置に配置されている。但し、下部後幕板11は、前後方向の位置が天板21の後端面21eと面一に配置されていてもよい。下部後幕板11は、床面Fに接触していてもよい。また、下部後幕板11は、木系材料や金属系材料、樹脂系材料等によって形成することができる。
下部横幕板12は、前後方向の両端部に設けられた設置脚18(図2参照)を介して床面F上に設置されている。下部横幕板12は、天板21の後端部21rにおける左右方向の両側でそれぞれ隣り合う側端部21sの下方に配置されている。各下部横幕板12は、左右方向に直交する面内に沿って配置されている。すなわち、各下部横幕板12は、天板21の側端部21sに沿って天板21の短手方向に延びている。
下部横幕板12は、前部箱状部13と、外側面部14と、内側面部15と、を一体に有している。前部箱状部13は、天板21の前端部21fの下方に位置している。なお、前端部21fとは、天板21のうち前後方向の中心に対して前側に位置する部分をいう。
前部箱状部13は、左右方向において、外側面部14と内側面部15とに跨がる厚さを有している。さらに、前部箱状部13の前端部には、後側から前側に向かって、左右方向の厚さが漸次小さくなる傾斜面13sが形成されている。
外側面部14は、前部箱状部13から連続して後側に延び、下部後幕板11の左右方向の端部に接合されている。外側面部14の後端部14rは、下部後幕板11よりも後側に突出している。外側面部14の後端部14rは、天板21の後端面21eよりも前側に位置している。但し、外側面部14の後端面は、天板21の後端面21eと面一に配置されていてもよい。
内側面部15は、外側面部14に対し、天板21の長手方向(左右方向)内側に間隔をあけて設けられている。内側面部15は、前部箱状部13から連続して後側に延びている。内側面部15の後端部15rは、下部後幕板11に対して前後方向に間隔をあけて配置されている。
このような下部横幕板12は、例えば木系材料や金属系材料、樹脂系材料等によって形成することができる。本実施形態において、下部横幕板12は、木系材料から形成されている。この場合、下部横幕板12の下面には、後述する脚体31を強固に支持するため、前後方向に延びる鋼製のフレーム16が固定される。
上部構造体20は、天板21と、上部後幕板(第一上部幕板)22と、上部横幕板(第二上部幕板)23と、を備える。
図4は、天板昇降式什器1の側断面図である。
図4に示すように、上部後幕板22は、天板21の後端部21rの下面から下方に向かって垂下して設けられている。上部後幕板22は、天板21の下方空間を後述する一対の脚体31同士の間で前後方向に仕切っている。上部後幕板22は、下部後幕板11と平行に配置されるとともに、下部後幕板11に対して前側に配置されている。下部後幕板11と上部後幕板22とは、前後方向に間隔を空けて配置されている。なお、下部後幕板11及び上部後幕板22の何れか一方の幕板には、下部構造体10に対する上部構造体20の昇降動作時に他方の幕板に摺接する可撓性部材等を設け、可撓性部材によって上述した間隔を閉塞してもよい。
図5は、天板21や下部横幕板12等を取り外した状態を示す天板昇降式什器1の斜視断面図である。
図1に示すように、上部横幕板23は、天板21の側端部21sの下面から下方に向かって延在している。図5に示すように、上部横幕板23は、天板21の下方空間を脚体31と上部後幕板22との間で左右方向に仕切っている。上部横幕板23は、板状部24と、脚体収容部25と、を一体に有する。
板状部24は、脚体31と上部後幕板22との間で、左右方向に直交する面内に沿って配置されている。板状部24の後端部24rは、上部後幕板22の左右方向の端部に連結されている。
脚体収容部25は、上下方向に延びる角筒状をなしている。図3に示すように、脚体収容部25は、天板21の側端部21sの前後方向の中間部に位置している。脚体収容部25は、平面視したときに、下部横幕板12の前部箱状部13の後方において、外側面部14と内側面部15との間に配置されている。
図6は、天板21を上昇端位置P1まで上昇させたときの天板昇降式什器1の側断面図である。
図6に示すように、脚体収容部25は、天板21を上昇端位置P1(図6参照)まで上昇させたときにも、その下端部25bが、下部横幕板12の上面よりも下側に位置するよう設けられている。
昇降機構30は、脚体31と、コントローラ35と、を備える。
脚体31は、天板21の左右方向の両端部にそれぞれ設けられている。脚体31は、天板21の前後方向の中間部に配置されている。脚体31は、多段筒状(例えば、三段)に形成されている。本実施形態の脚体31は、上部脚体(第一脚体)32と、中間脚体(第二脚体)33(図6参照)と、下部脚体34と、を備える。
上部脚体32は、上下方向に延びる角筒状に形成されている。上部脚体32は、上述した脚体収容部25内に収容されている。本実施形態において、上部脚体32は、脚体収容部25内に嵌合されている。すなわち、上部脚体32は、下部横幕板12に周囲が覆われ、天板昇降式什器1の外部に露呈していない。上部脚体32の上端部は、天板21の下面に、ボルト(図示無し)等を介して接合されている。
中間脚体33は、少なくとも上端部が上部脚体32の下端開口部を通じて上部脚体32の内側に収容されている。中間脚体33は、上部脚体32の下端開口部からから下方に向かって出没可能とされている。
下部脚体34は、少なくとも上端部が中間脚体33の下端開口部を通じて中間脚体33の内側に収容されている。下部脚体34の下端部は、下部横幕板12の内側で上述したフレーム16に、ブラケット17を介して支持されている。
脚体31の内部には、下部脚体34に対して中間脚体33及び上部脚体32を上下方向に昇降させるモータ等の駆動機構が内蔵されている。
コントローラ35は、例えば天板21の前端部21fの下面に設けられている。使用者がコントローラ35を操作することによって、脚体31の駆動機構が制御され、脚体31が上下方向に伸縮する。ここで、脚体31が伸縮するときには、下部脚体34及び中間脚体33が上部脚体32から下方に向かって出没する。
このようにして、脚体31は、床面F上に互いに離間して一対が配置され、天板21は、一対の脚体31によって昇降可能に支持されている。
図1、図4に示すように、上述した天板昇降式什器1は、天板21の下方において、後幕板11,22に対して前側に位置する部分に、下部後幕板11と、一対の下部横幕板12と、上部後幕板22と、一対の上部横幕板23とに囲まれた下肢収容空間S1が形成されている。下肢収容空間S1は、使用者の下肢を収容可能に構成されている。
また、図2、図4に示すように、天板昇降式什器1は、天板21の下方において、後幕板11,22に対して後側に位置する部分に、下部後幕板11と、一対の下部横幕板12(外側面部14)の後端部14rとによって囲まれた後部収容空間S2が形成されている。後部収容空間S2には、天板21の前側に位置するメインの使用者に対し、天板21の後側にサブの使用者が対面して位置した場合に、サブ使用者の下肢の一部や、サブの使用者の所持物品等を収容することができる。
このように、本実施形態では、上述した後幕板11,22によって、天板21の下方空間が下肢収容空間S1と後部収容空間S2とに区画されている。一方、横幕板12,23によって天板21の下方空間(下肢収容空間S1及び後部収容空間S2)が左右方向に区画されている。
天板昇降式什器1は、脚体31を上下方向に昇降させることで、天板21の高さが調整可能となっている。
ここで、上部後幕板22及び上部横幕板23は、下部後幕板11及び下部横幕板12に対し、内側(下肢収容空間S1側)に設けられている。このため、特に天板21の下後端位置P2(図4参照)において、天板昇降式什器1を外側から見た場合、上部後幕板22及び上部横幕板23は、下部後幕板11及び下部横幕板12の裏側に隠れた状態となる。
一方、上部脚体32の上昇に伴い、上部後幕板22及び上部横幕板23が上昇すると、上部後幕板22及び上部横幕板23が、下部後幕板11及び下部横幕板12の裏側から露出する。
図6に示すように、天板昇降式什器1において、天板21を上昇端位置P1に位置させた状態で、上部後幕板22及び上部横幕板23の下端22b,23bは、下部後幕板11及び下部横幕板12の上端11t,12tよりも下方に位置する。
天板昇降式什器1は、下部後幕板11に対して前側に、配線収容部40を備えている。配線収容部40は、床面Fと平行に配置された底板部41と、底板部41の前端部から上方に立ち上がる立ち上がり壁42と、を有している。
図4に示すように、立ち上がり壁42は、下部後幕板11及び上部後幕板22に対し、前側に配置されている。立ち上がり壁42は、天板21が下降端位置P2まで下降した状態で、上部後幕板22の下端よりも高い位置まで延びている。また、配線収容部40に対して前側に、配線収容部40を前側から覆う幕板を別途設けてもよい。
天板昇降式什器1は、上部後幕板22に対して前側に、配線ガイド50を備えている。配線ガイド50は、その上端部が、上部後幕板22の前面に設けられたブラケット51に吊り下げられている。配線ガイド50は、可撓性を有し、天板21上で使用する機器に接続される各種の配線や、コントローラ35に接続される配線等が挿通される。配線ガイド50の下端部は、配線収容部40内に位置し、配線ガイド50内に挿通された各種の配線は、配線収容部40内に収容される。
このように、本実施形態では、天板21の後端部21rから下方に延設され、一対の脚体31同士の間の空間を前後方向で閉塞する上部後幕板22と、天板21の側端部21sから下方に延設され、上部後幕板22に連結されるとともに、脚体31と上部後幕板22との間の空間を左右方向で閉塞する上部横幕板23と、を備える構成とした。
このような構成によれば、天板21の下方空間が、一対の脚体31同士の間で上部後幕板22により前後方向に仕切られるのに加え、上部後幕板22と脚体31との間で上部横幕板23により左右方向に仕切られる。これにより、天板昇降式什器1を後側や左右方向の外側から見たときに、下肢収容空間S1内に位置する使用者の下肢が外部に露呈しにくくなる。
また、上部後幕板22と上部横幕板23とが互いに連結されているので、上部後幕板22及び上部横幕板23を天板21に強固に設けることができる。
したがって、幕板22,23をより強固に設けるとともに、使用者の下肢が外部に露呈するのを、より一層抑えることが可能となる。
本実施形態では、天板21の両側端部21sに上部横幕板23が設けられている構成とした。
このように構成することで、上部後幕板22の両端部に、上部横幕板23がそれぞれ連結されることで、上部後幕板22及び上部横幕板23が前側に開口する平面視コ字状をなす。これにより、上部後幕板22及び上部横幕板23を、より強固に設けることができる。また、下肢収容空間S1内が上部横幕板23によって左右両側から覆われるので、使用者の下肢がより一層露呈しにくくなる。
本実施形態では、中間脚体33及び下部脚体34が上部脚体32の下端開口部を通じて、上部脚体32に対して上下方向に移動可能な構成とした。
このように構成することで、脚体31の伸縮時には、上部脚体32内に収容された中間脚体33及び下部脚体34が、上部脚体32の下端開口を通じて上部脚体32に対して上下方向に移動する。すなわち、脚体31を伸縮させても、上部脚体32に対する天板21の位置関係は変化しない。したがって、天板21を昇降させる場合に、脚体31の上部脚体32と天板21との間に、物品等を挟み込むのを抑えることができる。
本実施形態では、上部脚体32が上部横幕板23の脚体収容部25内に収容された構成とした。
この構成によれば、脚体31の上部脚体32が外部に露呈するのを抑え、天板昇降式什器1の外観を向上させることができる。
本実施形態では、上部脚体32が脚体収容部25内に嵌合されている構成とした。
このように構成することで、上部脚体32によって天板21や上部横幕板23をより安定して支持することができる。
本実施形態では、上部後幕板22に対して前後方向に間隔を空けて配置された下部後幕板11と、下部後幕板11に連結されるとともに、上部横幕板23に対して左右方向に間隔を空けて配置された下部横幕板12と、を備える。
このように構成することで、天板21の後端部21rの下側には、上部後幕板22と下部後幕板11とが設けられ、天板21の側端部21sの下側には、上部横幕板23と下部横幕板12とが設けられる。これにより、下肢収容空間S1の内外を天板昇降式什器1の上下方向の広範囲に亘って遮ることができる。これにより、下肢収容空間S1内に位置する使用者の下肢が露呈するのを、より一層抑えることができる。
しかも、上部後幕板22及び上部横幕板23が、天板21の昇降にともなって、下部後幕板11及び下部横幕板12に対して上下方向に相対的に移動する。これにより、天板21の高さに関わらず、下肢収容空間S1内に位置する使用者の下肢が露呈するのを抑えることができる。
本実施形態では、天板21が脚体31の上昇端位置P1に位置した状態で、上部後幕板22及び上部横幕板23の下端22b,23bが、下部後幕板11及び下部横幕板12の上端11t,12tよりも下方に位置している。
このように構成することで、天板21が上昇端位置P1に位置した場合においても、上部後幕板22及び上部横幕板23と、下部後幕板11及び下部横幕板12とがそれぞれの板厚方向で重なり合う。これにより、天板21の高さに関わらず、下肢収容空間S1内に位置する使用者の下肢が露呈するのを、より確実に抑えることができる。
本実施形態では、下部後幕板11及び上部後幕板22に対して前側に、立ち上がり壁42が設けられている構成とした。
このように構成することで、天板21が下降したときに、天板21とともに下降する上部後幕板22の下端22bと床面Fとの間に物品等が挟まるのを抑えることができる。
また、立ち上がり壁42と上部後幕板22及び上部後幕板22との間に、配線等を収容することもできる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明はこれら実施例に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。本発明は上述した説明によって限定されることはなく、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
例えば、上述した実施形態では、下部横幕板12が前部箱状部13、外側面部14及び内側面部15を備える構成としたが、これに限らず、いかなる構成としてもよい。
上述した実施形態では、上部横幕板23を、脚体31と上部後幕板22との間の空間を閉塞するようにしたが、これに加え、上部横幕板23の前端部を、下部横幕板12の前端部と同様の位置まで前方に伸ばしてもよい。また、上部横幕板23の後端部についても、下部横幕板12の後端部14rと同様の位置まで前方に伸ばしてもよい。
上述した実施形態では、上部後幕板22の両端部に、上部横幕板23がそれぞれ設けられ、上部後幕板22及び上部横幕板23によって平面視コ字状をなすようにしたが、これに限らない。上部横幕板23を、上部後幕板22の左右方向の一方の側のみに設けるようにしてもよい。
上述した実施形態では、上部後幕板22及び上部横幕板23が下部後幕板11及び下部横幕板12の内側に配置された構成について説明したが、これとは逆に下部後幕板11及び下部横幕板12の外側に上部後幕板22及び上部横幕板23が配置されていてもよい。
上述した実施形態では、天板21に設けられた上部脚体32内に、下部脚体34が収容された構成について説明したが、これに限らない。下部脚体の内側に上部脚体が収容された構成であってもよい。このような構成とする場合であっても、脚体を脚体収容部25に収容すれば、脚体が外部に露呈するのを抑えることができる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した各変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 天板昇降式什器
11 下部後幕板(第一下部幕板)
11b、12b 下端
12 下部横幕板(第二下部幕板)
20 上部構造体
21 天板
21e 後端面
21f 前端部
21r 後端部
21s 側端部
22 上部後幕板(第一上部幕板)
22t、23t 上端
23 上部横幕板(第二上部幕板)
25 脚体収容部
30 昇降機構
31 脚体
32 上部脚体(第一脚体)
32h 収容凹部
33 中間脚体(第二脚体)
42 立ち上がり壁
F 床面
P1 上昇端位置
P2 最下降端位置
S1 下肢収容空間
S2 後部収容空間

Claims (8)

  1. 上下方向に伸縮可能とされ、床面上に左右方向で互いに離間して配置された一対の脚体と、
    一対の前記脚体に支持された天板と、
    前記天板の後端部から下方に向かって延設されるとともに、一対の前記脚体同士の間で、前記天板の下方空間を前後方向で仕切る第一上部幕板と、
    前記天板における左右方向の少なくとも一方の端部から下方に向かって延設されるとともに、前記第一上部幕板に連結され、少なくとも前記脚体と前記第一上部幕板との間で前記下方空間を左右方向で仕切る第二上部幕板と、を備える天板昇降式什器。
  2. 前記第二上部幕板は、前記天板における左右方向の両端部にそれぞれ設けられている請求項1に記載の天板昇降式什器。
  3. 前記脚体は、
    前記天板の下面に固定された筒状の第一脚体と、
    前記第一脚体の下端開口部を通じて前記第一脚体の内側に少なくとも上端部が収容され、前記第一脚体に対して上下方向に移動可能な第二脚体と、を備える請求項1又は請求項2に記載の天板昇降式什器。
  4. 前記第二上部幕板は、前記第一脚体を収容する筒状の脚体収容部を有する請求項3に記載の天板昇降式什器。
  5. 前記第一脚体は、前記脚体収容部内に嵌合されている請求項4に記載の天板昇降式什器。
  6. 前記第一上部幕板に対して前後方向に間隔を空けて配置された第一下部幕板と、
    前記第一下部幕板に連結されるとともに、前記第二上部幕板に対して左右方向に間隔を空けて配置された第二下部幕板と、を備え、
    前記第一上部幕板及び前記第二上部幕板は、前記脚体の伸縮に伴い、前記第一下部幕板及び前記第二下部幕板に対して上下方向に移動可能に構成されている請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の天板昇降式什器。
  7. 前記天板が前記脚体の上昇端位置に位置した状態で、前記第一上部幕板及び前記第二上部幕板の下端が、前記第一下部幕板及び前記第二下部幕板の上端よりも下方に位置している請求項6に記載の天板昇降式什器。
  8. 前記第一上部幕板が、前記第一下部幕板に対して前側に配置され、
    前記第一下部幕板及び前記第一上部幕板に対して前側には、前記床面側から立ち上がる立ち上がり壁が設けられている請求項6又は請求項7に記載の天板昇降式什器。
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