JP2020069007A - 天板昇降式什器 - Google Patents

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さやか 森田
Sayaka Morita
さやか 森田
駿輔 富樫
Shunsuke Togashi
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Abstract

【課題】支持脚体や配線ケーブル等の外部への露出を少なくし、什器としての体裁を軽快にすることで意匠性の向上を図ることができ、しかも天板の下降時における挟み込みを防ぐことができ、使用時の安全性を向上することができる。【解決手段】床面F上に立設された下部支持体10と、下部支持体10に支持されて前記下部支持体10から上方へと延び、上下方向Dvに伸縮可能とされた支持脚体20と、支持脚体20に支持された天板31と、を有し、下部支持体10は、下部支持体10の外側方と天板31の下部空間とを区画する平板状の下部後幕板11及び一対の下部横幕板12と、下部後幕板11及び一対の下部横幕板12により区画された下部空間側に、下部後幕板11の上端部11a及び一対の下部横幕板12の上端部12aより下方に設けられ、支持脚体20の下部脚体21を収容する収容部16と、を備えた構成の天板昇降式什器を提供する。【選択図】図2

Description

本発明は、天板昇降式什器に関する。
従来、オフィスや公共施設等の執務空間においては、執務者に作業エリアを提供するためにデスク装置が配設されているのが一般的である。このようなデスク装置では、執務者の体格や性別、嗜好によって作業のし易い天板の高さが異なることから、天板の高さを変更可能とした昇降機能を備えた天板昇降式什器が使用されている。これにより、執務者の要望に対応した天板高さの作業エリアを提供することができ、執務者への負荷を低減することを可能としている。
上述した天板昇降式什器において天板高さを上下に変更するための手段としては、例えば特許文献1、2に示すような、ガススプリングを用いる方法やギアを用いる方法等により、簡易的な構造でコストを低減できるものが提案されている。ところが、これらの方法では、操作するために執務者に十分な力が必要となるうえ、天板の高さにおける操作姿勢の悪さの影響を受けやすいという問題を有していた。
そこで、執務者が天井高さを変更する際の操作性を良好にすることを目的とした電動式駆動ユニットを用いる方法が多く採用されている(例えば、特許文献3、4、5参照)。このような天板昇降式什器の電動式駆動ユニットは、天板を上下移動可能に支持する支持脚体と、昇降操作するための操作スイッチと、操作スイッチの入力に応じて支持脚体の動作を制御するコントローラ、及びこれらを接続する配線ケーブルと、を備えて構成されている。このため、コントローラや配線ケーブルが外部に露呈してしまうと、什器としての体裁が悪くなってしまうという問題を有していた。
これに対応するため、什器内にコントローラや配線ケーブルを載置・収容するための収容部を天板下方に設けた下部構造体内部に収める方法が採用されている。また、什器としての体裁をより良好なものとするものとして、例えば特許文献6、7に示すような、支持脚体を下部構造体の内部に収容する構成のものが知られている。
特許第3371959号公報 特許第3391285号公報 実用新案登録第3164739号公報 特開2014−113505号公報 特許第5718503号公報 特開2017−176453号公報 特開2017−086436号公報
上述した特許文献6、7に示すような従来の天板昇降式什器では、支持脚体やコントローラ、配線ケーブル等を内部に収容する部材を下部構造体の内部に収容する必要があるため、下部構造体自体が大きくなってしまい、重厚な体裁になってしまう。そのため、什器自体を軽快な体裁に収めることができる意匠性に優れたものが求められており、その点で改善の余地があった。
また、上述したように下部構造体が大型化すると、その下部構造体の上面に物品が載置可能なスペースが形成されることになる。そうすると、下部構造体の上面に載置された物品が下降動作した天板と下部構造体の上面との間に挟まれてしまうという問題があった。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、支持脚体や配線ケーブル等の外部への露出を少なくし、什器としての体裁を軽快にすることで意匠性の向上を図ることができる天板昇降式什器を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、天板の下降時における挟み込みを防ぐことができ、使用時の安全性を向上することができる天板昇降式什器を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る天板昇降式什器は、床面上に立設された下部支持体と、該下部支持体に支持されて前記下部支持体から上方へと延び、上下方向に伸縮可能とされた支持脚体と、前記支持脚体に支持された天板と、を有し、前記下部支持体は、前記下部支持体の外側方と前記天板の下部空間とを区画する平板状の区画板と、該区画板により区画された前記下部空間側に、前記区画板の上端部より下方に設けられ、前記支持脚体の下部を収容する収容部と、を備えていることを特徴としている。
本発明では、収容部に支持脚体の下部や配線ケーブル等の収容部品を収容することができるので、これら天板を昇降させる部品が外部に露出することを防止できる。そして、収容部が区画板の上端部より下方に設けられているので、天板を上昇させた位置のときであっても、収容部が区画板に隠れて外方から視認しにくい状態となることから、什器としての体裁を良好かつ軽快なものとなる。
また、本発明では、収容部が区画板の上端部より下方に設けられているので、仮に収容部の上に物品を載置してしまっても、天板を下降させたときに天板と収容部との間での物品の挟み込みを防止することができる。
また、本発明に係る天板昇降式什器は、前記収容部の上面には、物品を載置可能な物品載置面が形成されていることが好ましい。
この場合には、物品載置面が区画板の上端部から下方に位置しているので、外方から物品載置面が見えにくく意匠性の向上を図ることができる。また、天板が上昇位置の場合に収容部の上面の物品載置面に物品を載置しても、その物品が見えにくいうえ、物品が物品載置面上に載置された状態で天板を下降させてしまっても、天板との間で物品が挟まれることを抑制することができる。
また、本発明に係る天板昇降式什器は、前記区画板として、前記支持脚体の後側に設けられた後幕板と、該後幕板の左右両端部から前方に延びる一対の横幕板とを備え、前記後幕板と一対の横幕板とが平面視コ字状に形成されていることが好ましい。
この場合には、区画板が平面視コ字状に形成されているので、什器の後面側、及び左右側方からコ字状の区画板の内側に配置される収容部が外方から見えにくくなるため、体裁を良好なものとすることができる。
また、本発明に係る天板昇降式什器は、前記収容部の下端は、前記区画板の下端よりも上方に位置することを特徴としてもよい。
この場合には、収容部の下方に空間を確保することができ、この空間に天板昇降式什器を使用する執務者の足先を収容することが可能となり、執務者の下肢収容空間を広げることができる。
また、本発明に係る天板昇降式什器は、前記天板における少なくとも左右方向の一方の側端部は、左右方向の前記一方の側端部側に位置する前記区画板の外側面より左右方向内側に離間していることを特徴としてもよい。
この場合には、天板昇降式什器を他の什器と左右方向で天板の前記一方の側端部側に隣接させて配置した状態で、上下方向に昇降する天板と隣接する他の什器との間に隙間が形成される。そのため、天板を下降させたときに天板と前記他の什器との間で物品などを挟んでしまうことを防止できる。
また、本発明に係る天板昇降式什器は、前記天板は、前記支持脚体が最も縮減した状態において、前記区画板の上端部との間に上下方向の隙間を形成して配置されていることが好ましい。
この場合には、上下方向に昇降する天板と区画板の上端部との間に隙間が形成されるため、天板を下降させたときに天板と区画板の上端部との間で物品などを挟んでしまうことを防止できる。
本発明の天板昇降式什器によれば、支持脚体や配線ケーブル等の外部への露出を少なくし、什器としての体裁を軽快にすることで意匠性の向上を図ることができる。
また、本発明の天板昇降式什器によれば、天板の下降時における挟み込みを防ぐことができ、使用時の安全性を向上することができる。
本発明の実施形態による天板昇降式什器を使用した什器システムを斜め後方から見た斜視図である。 図1に示す天板昇降式什器を斜め前方から見た斜視図であって、天板が上昇位置にある状態を示す図である。 図1に示す天板昇降式什器を斜め前方から見た斜視図であって、天板が架構位置にある状態を示す図である。 図2に示す天板昇降式什器を前方から見た正面図である。 図4に示すA−A線矢視図であって、天板昇降式什器の側面図である。 図3に示す天板昇降式什器を前方から見た正面図である。 図4に示すB−B線矢視図であって、天板昇降式什器における天板より下方の平面図である。
以下、本発明の実施形態による天板昇降式什器について、図面に基づいて説明する。
図1に示す本実施形態による天板昇降式デスク1(天板昇降式什器)は、執務用のデスクDのサイドテーブルとして採用されている。ここで、図1は、L字型のデスクDと天板昇降式デスク1を組み合わせて配置した什器システム1Aを示している。
天板昇降式デスク1は、図2〜図6に示すように、床面F上に設置される下部支持体10と、下部支持体10に支持されて下部支持体10から上方へと延び、上下方向に伸縮可能とされた支持脚体20と、支持脚体20に支持され天板31を備える上部構造体30と、を備えている。
ここで、天板31は、平面視長方形状をなしている。以下の説明において、平面視長方形状の天板31の長手方向を「左右方向Dh」、天板31の短手方向を「前後方向Df」と称することがある。上下方向は、符号Dvとする。さらに、天板31の前後方向Dfにおいて、天板31に対してメインの使用者が位置する側を「前側」、天板31の前側とは反対側を「後側」とする。
下部支持体10は、下部後幕板11(区画板)と、床面F上に互いに左右方向Dhで離間して配置された一対の下部横幕板12(区画板)と、下部後幕板11の前方に離間して配置された平板状の収容板13と、を備えている。下部後幕板11と一対の下部横幕板12は、下部支持体10の外側方と天板31の下部空間とを区画している。
下部後幕板11は、支持脚体20の後側に設けられ、天板31の後端部31aの下方に配置されている。なお、後端部31aとは、天板31のうち前後方向Dfの中心に対して後側に位置する部分をいう。
下部後幕板11は、左右方向Dhに沿って配置され、一対の下部横幕板12同士の間を架け渡して、下部横幕板12同士の間で天板31の下方空間を前後方向Dfで仕切っている。本実施形態において、下部後幕板11は、前後方向Dfの位置が天板31の後端面31aと面一に配置されている。なお、下部後幕板11は、天板31の後端面31aに対し、前側に所定寸法オフセットした位置に配置されていてもよい。
下部横幕板12は、天板31の後端部31aにおける左右方向Dhの両側でそれぞれ隣り合う側端部31bの下方に配置されている。各下部横幕板12は、下部後幕板11と同じ高さに設けられ、左右方向Dhに直交する面内に沿って配置されている。すなわち、各下部横幕板12は、天板31の側端部31bに沿って天板31の短手方向に延びている。各下部横幕板12の後端部は、それぞれ下部後幕板11の左右方向Dhの両側端部11b、11bに接続されている。
各下部横幕板12は、下端に設けられる高さ調整用のアジャスタ121を介して、床面F上に設置されている。
収容板13は、下部後幕板11の前方に所定の間隔(後述する収容領域)をあけた状態で、板面を下部後幕板11に平行にして配置され、左右方向Dhの両側端部13b、13bがそれぞれ下部横幕板12の内側面12bに接続されている。収容板13は、上下方向の長さ寸法が下部後幕板11及び下部横幕板12よりも小さく設定されている。収容板13は、上端部13aが下部後幕板11の上端部11a及び一対の下部横幕板12の上端部12aよりも低い位置に配置され、下端部13cが下部後幕板11の下端部11c及び一対の下部横幕板12の下端部12cよりも上方に位置している。このように収容板13によって天板31の下方空間が前後方向Dfに区画されている。
収容板13の上端部13aには、収容板13と下部後幕板11との間の空間の上部を覆うように平板状の上板14(物品載置面)が配置されている。上板14には、例えば天板31を上昇させて上板14の上方が開放された状態のときに、執務で使用する筆記具や書類等の物品を載置することができる。上板14は、下部後幕板11、一対の下部横幕板12、及び収容板13の上部に連結されている。上板14は、上面14aが水平に向けて配置され、上面14aが下部後幕板11の上端部11a及び一対の下部横幕板12の上端部12aよりも低い位置となっている。
上板14は、上面14aが収容板13の上端部13aと面一に配置されている。なお、上板14は、収容板13の上端部13aに対し、下側又は上側に所定寸法だけオフセットした位置に配置されていてもよい。要は、上板14が下部後幕板11の上端部11a及び一対の下部横幕板12の上端部12aよりも低い位置に配置されていればよいのである。
また、上板14には、支持脚体20を上下方向Dvに貫通させる切欠開口部14bが形成されている。
収容板13の下端部13c側には、上板14に対して上下方向Dvに対向する平板状の底板15が設けられている。底板15は、下部後幕板11、一対の下部横幕板12、及び収容板13の下部に連結されている。底板15の上面には、支持脚体20の下端が支持される。
このように下部後幕板11の前方には、収容板13、下部横幕板12、上板14、及び底板15によって囲まれる箱状の空間(収容空間R)を有する収容部16が形成される。すなわち、収容部16は、収容板13、下部後幕板11の一部、下部横幕板12の一部、上板14、及び底板15より構成されている。
収容空間Rは、支持脚体20の下部(主に後述する下部脚体21)などが収容される領域となる。
支持脚体20は、上下方向Dvに伸縮する角形断面で多段筒状(例えば、三段)をなし、左右方向Dhの中間部において脚下端20aが底板15の上面に固定されている。支持脚体20は、天板31の後側に配置されている。支持脚体20は、下部脚体21、中間脚体22、及び上部脚体23を備え、各脚体21、22、23を上下方向に出没させることで支持脚体20の上下方向Dvの長さが調整可能となっている。すなわち、支持脚体20は、天板31を上昇位置P1(図2、図4及び図5参照)と下降位置P0(図3及び図6)との間で上下方向Dvに昇降させるように支持している。
下部脚体21は、上下方向に延びる角筒状に形成され、収容空間R内に収容されて、下端(脚下端20a)が底板15の上面に固定されている。
中間脚体22は、下部脚体21の内側に収容され、下部脚体21の上端開口部から上方に向かって出没可能となっている。
上部脚体23は、中間脚体22の内側に収容され、中間脚体22の上端開口部から上方に向かって出没可能となっている。上部脚体23の上端部23aは、上部構造体30の天板31の下面31cに固定されている。
そして、支持脚体20は、完全に収縮された状態において天板31の下方に隠れるようになっている。
支持脚体20の内部には、下部脚体21に対して中間脚体22及び上部脚体23を上下方向Dvに昇降させるモータ等の駆動機構が内蔵されている。また、支持脚体20の前記駆動機構は、天板31の下面31cに設けられたスイッチ24に接続されている。
具体的には、スイッチ24から延びる第一配線ケーブルが収容空間R内に配設されたコントローラ(図示省略)に接続され、コントローラから延びる第二配線ケーブルが、支持脚体20の駆動機構に接続されている。使用者によりスイッチ24が入力操作されると、第一配線ケーブルを介してコントローラに入力され、これに応じてコントローラが支持脚体20の駆動機構を制御し、支持脚体20が上下方向Dvに伸縮される。
ここで、支持脚体20が伸縮するときには、中間脚体22及び上部脚体23が下部脚体21から上方に向かって出没する。
上部構造体30は、上述した天板31と、支持脚体20上に支持され天板31を保持する天板取付け板32(図4、図5、及び図6参照)と、を有している。
天板31は、上面31dが作業面とされ、平面視で左右方向Dhに長い長方形をなしている。天板31の下面31cには、天板取付け板32を介して支持脚体20の上端20bに支持されている。天板31は、支持脚体20の伸縮によって下降位置P0と上昇位置P1との間で昇降移動される。天板31は、下降位置P0において、天板31の下面31cと、下部後幕板11の上端部11a、及び一対の下部横幕板12の上端部12aとの間に上下方向Dvの隙間Sが形成される。この隙間Sの上下方向Dvの寸法としては、例えば指や手が挟まれない程度(例えば25mm)に設定される。
また、天板31の下面31cには、スイッチ24に電気信号や電気を供給するための配線ケーブル25(上述した第一配線ケーブルに相当)が接続されている。この配線ケーブル25は、蛇腹式のケーブル配線カバー26に収容されており、天板31の上下移動に応じて形状変形可能に設けられている。
次に、上述した天板昇降式什器1の作用について、図面に基づいて詳細に説明する。
本実施形態による天板昇降式什器1では、図2〜図6に示すように、収容部16に支持脚体20の下部脚体21や配線ケーブル等の収容部品を収容することができるので、これら天板31を昇降させる部品が外部に露出することを防止できる。そして、収容部16が下部後幕板11の上端部11aや下部横幕板12の上端部12aより下方に設けられているので、天板31を上昇位置P1としたときであっても、収容部16が下部後幕板11や下部横幕板12に隠れて外方から視認しにくい状態となることから、什器としての体裁を良好かつ軽快なものとなる。
また、本実施形態では、収容部16が下部後幕板11の上端部11aや下部横幕板12の上端部12aより下方に設けられているので、仮に収容部16の上板14の上面14aに物品を載置してしまっても、天板31を下降させたときに天板31と上板14との間での物品の挟み込みを防止することができる。
また、本実施形態では、上板14の上面14aが下部後幕板11の上端部11aや下部横幕板12の上端部12aから下方に位置しているので、外方から上板14が見えにくく意匠性の向上を図ることができる。
また、天板31が上昇位置P1の場合に上板14の上面14aに物品を載置しても、その物品が見えにくいうえ、物品が上面14a上に載置された状態で天板31を下降させてしまっても、天板31との間で物品が挟まれることを抑制することができる。
また、本実施形態では、下部後幕板11と一対の下部横幕板12とによって平面視コ字状に形成されているので、什器の後面側、及び左右側方からコ字状の幕板11、12の内側に配置される収容部16が外方から見えにくくなるため、体裁を良好なものとすることができる。
また、本実施形態では、収容部16(底板15)の下端は、下部後幕板11の下端部11cと一対の下部横幕板12の下端部12cよりも上方に位置しているので、収容部16の下方に空間を確保することができ、この空間に天板昇降式什器1を使用する執務者の足先を収容することが可能となり、執務者の下肢収容空間を広げることができる。
また、本実施形態では、上下方向Dvに昇降する天板31と、下部後幕板11の上端部11aと一対の下部横幕板12の上端部12aとの間に隙間Sが形成されるため、天板31を下降させたときに天板31と前記上端部11a、12aとの間で物品などを挟んでしまうことを防止することができる。
上述のように本実施形態による天板昇降式什器1では、支持脚体20や配線ケーブル等の外部への露出を少なくし、什器としての体裁を軽快にすることで意匠性の向上を図ることができる。
また、本実施形態の天板昇降式什器1によれば、天板31の下降時における挟み込みを防ぐことができる。
以上、本発明による天板昇降式什器の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、収容部16における上板14の上面14aが物品を載置可能な物品載置面として形成されているが、物品を載置する面であることに限定されることはない。
また、収容部16としては、区画板を含まない構成であってもかまわない。例えば、区画板よりも内側に収容空間を囲む板状の部材が配され、この板状の部材が収容部を構成する部材であっても良い。
また、本実施形態では、下部支持体10の区画板として、下部後幕板11と、下部後幕板11の左右両端部から前方に延びる一対の下部横幕板12とによって平面視コ字状に形成された構成としているが、他の形態であってもかまわない。例えば下部後幕板11を残し、一対の下部横幕板12を省略して柱状の脚部を設けた構成であってもよい。
また、本実施形態では、収容部16の下端は、下部後幕板11の下端部11cと一対の下部横幕板12の下端部12cよりも上方に位置するように構成し、収容部16の下方に空間を形成しているが、このような空間を設けることに制限されることはない。つまり、収容部16(仕切板13)の下端が床面Fに接地、或いは近接する位置にあってもかまわない。
さらに、本実施形態では、天板31は、支持脚体20が縮減した状態において、区画板の上端部との間に上下方向の隙間Sを形成して配置されているが、このような隙間Sを省略することも可能である。
なお、上述した実施形態では、平面視で天板31の後端部31aが下部後幕板11の後面と前後方向で同位置に設けられ、両側端部31b、31bが下部横幕板12の外側面と左右方向と同位置に設けられているがこの位置であることに制限されることはない。
例えば、天板31における少なくとも左右方向Dhの一方の側端部31bは、前記区画板の左右方向Dhで前記一方の側端部31b側に位置する側面より内側に離間している構成としてもよい。この場合には、天板昇降式什器1を他の什器と左右方向Dhで天板31の前記一方の側端部31b側に隣接させて配置した状態で、上下方向Dvに昇降する天板31と隣接する他の什器との間に隙間が形成される。そのため、天板31を下降させたときに天板31と前記他の什器との間で物品などを挟んでしまうことを防止することができる。
さらに、天板31の後端部31aが下部後幕板11の後面よりも内側に離間する構成としてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1 天板昇降式什器
10 下部支持体
11 下部後幕板(区画板)
11a 上端部
12 下部横幕板(区画板)
12a 上端部
13 収容板
13a 上端部
14 上板(物品載置面)
14a 上面
15 底板
16 収容部
20 支持脚体
21 下部脚体(下部)
30 上部構造体
31 天板
31b 側端部
31c 下面
Dh 左右方向
sDf 前後方向
F 床面
S 隙間
R 収容空間

Claims (6)

  1. 床面上に立設された下部支持体と、
    該下部支持体に支持されて前記下部支持体から上方へと延び、上下方向に伸縮可能とされた支持脚体と、
    前記支持脚体に支持された天板と、を有し、
    前記下部支持体は、
    前記下部支持体の外側方と前記天板の下部空間とを区画する平板状の区画板と、
    該区画板により区画された前記下部空間側に、前記区画板の上端部より下方に設けられ、前記支持脚体の下部を収容する収容部と、
    を備えていることを特徴とする天板昇降式什器。
  2. 前記収容部の上面には、物品を載置可能な物品載置面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の天板昇降式什器。
  3. 前記区画板として、前記支持脚体の後側に設けられた後幕板と、該後幕板の左右両端部から前方に延びる一対の横幕板とを備え、前記後幕板と一対の横幕板とが平面視コ字状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の天板昇降式什器。
  4. 前記収容部の下端は、前記区画板の下端よりも上方に位置することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の天板昇降式什器。
  5. 前記天板における少なくとも左右方向の一方の側端部は、左右方向の前記一方の側端部側に位置する前記区画板の外側面より左右方向内側に離間していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の天板昇降式什器。
  6. 前記天板は、前記支持脚体が最も縮減した状態において、前記区画板の上端部との間に上下方向の隙間を形成して配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の天板昇降式什器。
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