JP2019083133A - スイッチ部材、スイッチ構造およびスイッチ構造を備える電子機器 - Google Patents

スイッチ部材、スイッチ構造およびスイッチ構造を備える電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】省スペースなスイッチ構造を提供する。【解決手段】スイッチ部材30は、スイッチ部材30がケース20に取り付けられた状態において、ケース20の側壁2の略法線方向に移動可能なボタン部33と、ケース20の側壁2に略直交方向に設けられたケース20の底壁28とケース20の側壁2とのそれぞれに略平行方向における中心の位置が、当該略平行方向におけるボタン部33の中心の位置からずれて、底壁28に取り付けられる取付部31と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、スイッチ部材、スイッチ構造およびスイッチ構造を備える電子機器に関する。
電子機器のスイッチ構造として、様々な機能と構造を有するものが知られている。例えば、特許文献1には、ラバースイッチにより構成されたリセットスイッチ構造が開示されている。特許文献1に開示されたスイッチ構造は、回路基板の主面に配置され、主面の法線方向から操作される。このため、筐体の基板主面と平行な面にスイッチ孔が形成され、このスイッチ孔にピンなどを挿入して、スイッチをオンする必要がある。
実開平5−61935号公報
特許文献1に開示されたスイッチ構造では、筐体の、回路基板に対向する面に、スイッチ孔を配置する必要がある。操作性を考慮すると、スイッチ孔の周囲には、操作の障害となる部材・デザインを採用できない。筐体の基板に対向する面は、通常、電子装置の表面又は裏面であり、このような構成では、筐体表面又は裏面のスイッチ孔近傍には、キースイッチ、表示装置、バッテリを配置することが困難となる。このように、特許文献1に記載のスイッチ構造では、装置全体の設計及びデザインが大きく制約されてしまう。
本発明に係るスイッチ部材は、
ケースに取り付けられるスイッチ部材であって、
前記スイッチ部材が前記ケースに取り付けられた状態において、前記ケースの側壁の略法線方向に移動可能なボタン部と、
前記ケースの前記側壁に略直交方向に設けられた前記ケースの底壁と前記ケースの前記側壁とのそれぞれに略平行方向における中心の位置が、当該略平行方向における前記ボタン部の中心の位置からずれて、前記底壁に取り付けられる取付部と、
を備える。
本発明の実施の形態に係るスイッチ構造を備える携帯用電子辞書の斜視図である。 (a)は、前ケースを省略した本発明の実施の形態に係るスイッチ構造の斜視図、(b)は、前ケースおよび基板を省略した本発明の実施の形態に係るスイッチ構造の正面図である。 図2(a)に示すスイッチ構造の拡大斜視図である。 (a)は、図2(b)のIVa−IVa断面線で示したスイッチ構造の側面断面図、(b)は、図2(b)のIVb−IVb断面線で示したスイッチ構造の側面断面図、(c)は、図2(b)のIVc−IVc断面線で示したスイッチ構造の側面断面図である。 本発明の実施の形態に係るスイッチ部材の斜視図である。 比較例に係るスイッチ構造を備える携帯用電子機器の後ケースの斜視図である。
以下、本発明の実施形態に係るスイッチ構造を、該スイッチ構造を搭載した携帯用電子辞書を例に説明する。理解を容易にするため、図1に示すように、携帯用電子辞書1の長手方向をz軸方向、短手方向をy軸方向、厚さ方向をx軸方向とするxyz座標系を設定し、適宜参照する。
図1に示す携帯用電子辞書1は、携帯用電子辞書1の記憶部に記憶されたコンテンツや携帯用電子辞書1に挿入されたメモリカードに記憶されたコンテンツをユーザが視聴するための電子機器である。
本実施形態に係るスイッチ構造は、例えば、携帯用電子辞書1の側壁2に設けられたリセットスイッチ(スイッチ構造)3に適用される。ユーザは、必要に応じて、例えば、リセットスイッチ3をシャープペンシルの先端などで押して携帯用電子辞書1を工場出荷時の状態へ初期化させることができる。
携帯用電子辞書1は、ケース20と、スイッチ部材30と、を備える。リセットスイッチ3は、ケース20の一部と、スイッチ部材30と、を備える。
ケース20は、例えば合成樹脂により形成され、前方に開口した箱状の後ケース21と、後ケース21を前方から閉じるように装着された平面状の前ケース22と、を備える。
後ケース21は、図2に示すように、底板(底壁)28と、底板28の縁部から起立する側壁2と、を有する。後ケース21は、基板23、スイッチ部材30、図示しないバッテリ、カードスロット、音量キー、ヘッドホン端子やUSB(Universal Serial Bus)端子などを収容する。後ケース21には、スイッチ部材30を保持するために、ピン24、フック25、リブ(回転抑止部)26などが一体成型されている。基板23は、プリント配線基板等から構成され、主に主面Mに電子部品Pが配置されている。また、基板23は、スイッチ部材30と接触してリセット用の回路を形成する接触部Sを備える。スイッチ部材30を基板23の配置後に取り付けられるように、基板23は、基板23の主面Mの法線方向であるx軸方向視で、スイッチ部材30の後述する取付部31と重複しない位置に配置されている。
ピン24は、略円柱状に形成され、スイッチ部材30の後述する取付部31のy軸方向及びz軸方向の位置を固定するために、取付部31の後述する挿通孔36に挿通される。ピン24は、図3に示すように、後述するボタン孔27近傍の底板28に立設されている。
フック25は、スイッチ部材30の後述する接続部35の位置を固定するために設けられた鈎状の部材である。フック25は、側壁2に近傍接の底板28に立設されている。フック25は、底板28から起立する略四角柱状の基部25aと、基部25aから底板28に平行にy軸方向(後述するリブ26が設けられている方向)に延設されたyz平面視略台形状の鈎部25bと、を有する。フック25は、後述するリブ26と対向して配置されている。フック25の基部25aとリブ26とでスイッチ部材30の後述する接続部35を挟持する。さらに、挟持された接続部35を鈎部25bで上方から押さえることにより、スイッチ部材30の接続部35がx軸方向に動かないように固定している。
リブ26は、スイッチ部材30の接続部35が、yz平面上で回転することを防止するために設けられた略四角柱状の回転止めのための部材である。リブ26は、フック25に対向するように、また、スイッチ部材30の接続部35の接触部Sが配置されている側に接するように、後ケース21の底板28に設けられている。リブ26がスイッチ部材30の接続部35の側面に当接するように設けられているので、スイッチ部材30に+y軸方向の力が加えられたときに接続部35がyz平面上で回転することを防止することができる。フック25とリブ26とで接続部35を挟持するので、フック25とリブ26とをまとめて挟持部材と呼ぶ。
後ケース21は、図4(c)に示すように、スイッチ部材30の後述するボタン部33を挿入するためのボタン孔27を備える。ボタン孔27は、フック25の近くの側壁2に、基板23の接触部Sに対向するように設けられている。後ケース21は、前ケース22を係止するための固定部材29,29,…を備える。固定部材29は、後ケース21の側壁2内側の前端部付近に配置されている。
前ケース22は、図1に示すように、表示部41と、キー42,43,44とを備える。表示部41は、マトリックス状に複数の画素が形成されている液晶表示パネル(LCD:Liquid Crystal Display)から構成された表示画面と、LED(Light Emitting Diode)から構成されたバックライトとから構成される。表示部41は、携帯用電子辞書1の記憶部に内蔵されているコンテンツ、携帯用電子辞書1に挿入された着脱可能なメモリカードに保存されているコンテンツやUSBケーブルを介して外部機器から取得したコンテンツ等を表示する。キー42,43,44は、表示部41に表示するコンテンツを選択したり、再生する視聴データを選択するために設けられている。
スイッチ部材30は、例えば合成樹脂により形成され、図5に拡大して示すように、取付部31と、可動部32と、ボタン部33と、接点部34と、接続部35とを備える。
取付部31は、略矩形の板状体である。取付部31は、図3、図4(a)および図5に示すように、ピン24を挿通させる挿通孔36を有する。挿通孔36にピン24を挿通させることで、取付部31が移動しないように固定する。
接続部35は、図5に示すように、矩形の板状体をyz平面視で略逆T字状に組み合わせた形状である。接続部35が略逆T字状に形成されていることにより、取付部31のx軸方向の厚さを薄くしピン24のx軸方向の長さを短くしつつ、可動部32のx軸方向の厚さを確保して可動部32の曲げ強度を確保できる。接続部35は、一方の面の端部が取付部31に接続され、他方の面に可動部32が接続されている。接続部35の、可動部32が接続されている部分には、凹部(溝部)37が形成されている。接続部35は、可動部32に接続されている部分をフック25、リブ26に挟持されている。
可動部32は、xz平面視で略L字状の部材である。可動部32は、接続部35に接続されているアーム部32aと、ボタン部33及び接点部34が配置されている基部32bとを有する。可動部32は、ボタン孔27側の面の上端部付近にボタン部33を有する。ボタン部33は、図4(c)に示すように、ボタン孔27に挿入されている。ボタン部33の重心位置は、y軸方向視で、ボタン孔27内に位置している。これにより、ユーザは、ボタン部33を押しやすい。可動部32は、ボタン部33の背面側に接点部34を有する。可動部32は、取付部31と取付部31の+x軸方向かつ+z軸方向にある接点部34とを結ぶように形成されている。ボタン部33をピンなどでユーザに押されると、凹部37が弾性変形し、可動部32は、凹部37を支点にして、yz平面上で基板23の主面に略平行方向に時計回りに回動する。これにより、可動部32の接点部34は、図3に示す距離Lを移動して基板23の接触部Sに接する。その後、ユーザがボタン部33を押すのを止めると、可動部32は、凹部37の自身の弾性による付勢力により、距離Lを逆方向に移動してもとの位置(初期位置)に戻り、ボタン部33はボタン孔27に挿入された状態に戻る。この初期位置において、可動部32は、スイッチ部材30がケース20に取り付けられた状態において、当該可動部32の取付部31側の一端部から当該可動部32のボタン部33側の他端部へかけて側壁2へ近づくように配置される。
可動部32は、ボタン部33側の端部である基部32bが、ボタン部33及び接点部34の主面の法線方向から見た大きさが、ボタン部33及び接点部34の当該法線方向から見た大きさよりも大きく形成されているので、ボタン部33と接点部34とのそれぞれの重心位置がx軸方向にずれた配置にすることができる。これによって、ボタン部33が挿入されるボタン孔27はケース20のx軸方向の中央部分に配置させることで、ユーザがボタン部33を押しやすくしながら、ケース20内においては、基板23に設けられた接触部Sのx軸方向の位置と、接点部34のx軸方向の位置とが合うように、接点部34を形成することができ、設計の自由度が高められる。
ボタン部33と接点部34とは、それぞれ略円柱状の部材であり、x軸方向に互いの円の重心位置がずれている。接点部34のx軸方向の位置は、基板23の接触部Sに接点部34が接するように決定される。ボタン部33のx軸方向の位置は、後ケース21の側壁2のx軸方向の中央に設定されている。
ユーザがボタン部33を押すことにより、接点部34が基板23の接触部Sに接触して携帯用電子辞書1のリセット回路が形成され、携帯用電子辞書1のCPU(Central Processing Unit)がリセットされる。
図6は、比較例に係るスイッチ構造3Aを備える携帯用電子機器1Aの後ケース21Aの斜視図である。このスイッチ構造3Aのスイッチ部材30Aは、スイッチ部材30Aが後ケース21Aに取り付けられた状態において、後ケース21Aの側壁2Aの略法線方向に移動可能なボタン部33Aと、後ケース21Aの側壁2Aに略直交方向に設けられた後ケース21Aの底壁28Aと後ケース21Aの側壁2Aとのそれぞれに略平行方向における中心の位置が、当該略平行方向におけるボタン部33Aの中心の位置と一致するように、底壁28Aに取り付けられる取付部31Aと、を備える。つまり、上記の略平行方向に直交方向から見たときに、ボタン部33A及び取付部31Aはそれぞれが所定の幅を有し、略左右対称に設けられており、各中心位置が当該略平行方向において同じ位置にある(図6参照)。また、比較例に係るスイッチ構造3Aのスイッチ部材30Aは、ボタン部33A及び取付部31Aが設けられる各領域を、上記の略平行方向に直交方向から当該略平行方向の軸上へ投影したときに、各領域が互いに重なっているとも言える。
この比較例に係るスイッチ構造3Aにおいて、可動部32Aは、所望の弾性復元力を確保するため、比較的長く形成する必要があるので、後ケース21Aの隅部に、デッドスペースができてしまう。また、後ケース21A内においてボタン部33Aに対向する領域に基板23Aを配置した場合、基板23Aと可動部32Aとの間にクリアランスを設ける必要があるので、基板23Aと側壁2Aとの間隔や基板23Aと底壁28Aとの間隔を十分広く確保する必要があり、結果的に、携帯用電子機器1Aの小型化を妨げる一因となる可能性がある。
一方、上述した実施形態のリセットスイッチ(スイッチ構造)3のスイッチ部材30は、スイッチ部材30がケース20に取り付けられた状態において、ケース20の側壁2の略法線方向に移動可能なボタン部33と、ケース20の側壁2に略直交方向(z軸方向)に設けられたケース20の底壁28とケース20の側壁2とのそれぞれに略平行方向における中心の位置が、当該略平行方向におけるボタン部33の中心の位置からずれて、底壁28に取り付けられる取付部31と、を備える。つまり、上記の略平行方向に直交方向から見たときに、ボタン部33及び取付部31はそれぞれが所定の幅を有し、略左右対称には設けられておらず、各中心位置が当該略平行方向において互いに異なる、ずれた位置にある(図2(b)、図4等参照)。また、上述の実施形態のリセットスイッチ3のスイッチ部材は、ボタン部33及び取付部31が設けられる各領域を、上記の略平行方向に直交方向から当該略平行方向の軸上へ投影したときに、各領域が互いに重なっていないとも言える。
上述のリセットスイッチ(スイッチ構造)3は、上述の比較例に係るスイッチ構造3Aに比べると、可動部32を側壁2に沿うようにケース20に取り付けることができるので、ケース20内においてボタン部33に対向する領域に基板23を配置した場合でも、ケース20の側壁2と基板23の側面との間に延在する隙間に、その延在方向に沿うように、可動部32を配置させることができる。このように、基板23と底壁28との間には可動部32が配置されないので、上述の比較例と比べて、基板23と底壁28との間の距離をより短くすることができ、ひいては、携帯用電子機器1をより一層小型化することができる。
また、上述のリセットスイッチ(スイッチ構造)3は、ピン24、フック25及びリブ26により、スイッチ部材30の移動を抑制しているので、溶着が不要である。溶着を行う場合には、基板23やその電子部品への熱の影響が懸念されるため、基板23をケース20へ取り付ける前に、溶着によって、スイッチ部材30をケース20へ取り付ける必要がある。しかしながら、溶着を行わない場合は、溶着時の熱による悪影響を考慮する必要がないので、スイッチ部材30と基板23とのどちらを先にケース20へ取り付けてもよいので、製造工程上の自由度も高められる。
(変形例1)
上述の実施形態のスイッチ構造は、取付部31をリブ26とフック25によりスイッチ部材30の移動を抑制したが、取付部31を底板28に溶着してもよい。空きスペースに取付部31の溶着スペースを確保できれば、溶着によりスイッチ部材30の移動を抑制できるので、フック25を省略することができ、別途溶着スペースを増やす必要もないので、さらに省スペースなスイッチ構造が実現できる。
(変形例2)
また、上述の実施形態のスイッチ構造は、リセットスイッチ3に適用したが、携帯電話などに使用される横長の音量キー等に適用することもできる。この場合、ボタン部をボタン孔からケース外方へ突出するように形成し、かつ、可動部の基部とアーム部との間に凹部をもう一つ設け、かつ、ケースの側壁及び底壁に略平行方向に基部、ボタン部及び接点部を細長く延在させ、かつ、ボタン部及び接点部を基部にもう一つずつ設けるようにすればよい。音量キーは、通常、携帯電話などのケースの側壁に両端部を溶着されるので、音量キーの長さとその両端の溶着代の長さ分だけケース(側壁)が大型化してしまう。しかし、この変形例1のスイッチ構造であれば、少なくとも音量キーの一側方の溶着代の長さ分、ケース(側壁)を小型化することができ、また、少なくとも1ヶ所の溶着コストを削減できる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の範囲は上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
本実施形態では、可動部32に凹部37を設けていたが、可動部32に凹部を設けずに可動部32の一部等がゴム等の弾性材料であってもよい。
また、本実施形態では、スイッチ構造は、電子辞書に使用されていたが、電子辞書に限られず、ノートパソコン、携帯電話、リモコン、IC(Integrated Circuit)レコーダ、マウス、腕時計等に使用されていてもよい。
本実施形態では、ボタン部33と接点部34とのそれぞれの重心位置がx軸方向にずれた配置となっていたが、x軸方向にずれていなくてもよい。
本実施形態では、リセットスイッチとしてスイッチを使用したが、ボタン孔27からボタン部が突出した通常のスイッチであってもよい。
また、本実施形態では、フック25は、底板28に配置されていたが、側壁2から延設されていてもよいし、底板28と側壁2とに渡って配置されていてもよい。取付部31も同様である。外面の設計等に合わせて決定するとよい。
本実施形態では、基板23は、基板23の主面Mの法線方向であるyz平面視で、スイッチ部材30の取付部31と重複しない位置に配置されていたが、スイッチ部材30を基板23の配置前に後ケース21に取り付ける場合、基板23は、yz平面視で、スイッチ部材30の取付部31と重複する位置に配置されていてもよい。このとき、基板23の取付部31と重複する部分には、電子部品が取り付けられていない、或いは、基板23の他の部分に取り付けられている電子部品よりもx軸方向の長さの短いものであることが好ましい。これにより、携帯用電子辞書1の厚さが増加することなく、スイッチ部材30の配置スペースをさらに小さくできる。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記の番号は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
(付記)
(付記1)
ケースに取り付けられるスイッチ部材であって、
前記スイッチ部材が前記ケースに取り付けられた状態において、前記ケースの側壁の略法線方向に移動可能なボタン部と、
前記ケースの前記側壁に略直交方向に設けられた前記ケースの底壁と前記ケースの前記側壁とのそれぞれに略平行方向における中心の位置が、当該略平行方向における前記ボタン部の中心の位置からずれて、前記底壁に取り付けられる取付部と、
を備えるスイッチ部材。
(付記2)
スイッチ部材と、前記スイッチ部材を収容するケースの一部と、を備えるスイッチ構造であって、
前記スイッチ部材は、
前記スイッチ部材が前記ケースに取り付けられた状態において、前記ケースの側壁の略法線方向に移動可能なボタン部と、
前記ケースの前記側壁に略直交方向に設けられた前記ケースの底壁と前記ケースの前記側壁とのそれぞれに略平行方向における中心の位置が、当該略平行方向における前記ボタン部の中心の位置からずれて、前記底壁に取り付けられる取付部と、を備える、
スイッチ構造。
(付記3)
前記スイッチ部材の前記取付部は、前記ケースに配置された挟持部材に挟持されて前記ケースの前記底壁に取り付けられている、
付記2に記載のスイッチ構造。
(付記4)
前記スイッチ部材の前記取付部は、前記ケースの前記底壁に溶着され、
前記ケースは、前記底壁に平行な面内の前記スイッチ部材の回転を抑制する回転抑止部が設けられている、
付記2に記載のスイッチ構造。
(付記5)
前記ケースには基板が収容され、かつ、
前記スイッチ部材の前記取付部と前記ボタン部との間に介在する可動部は、前記基板の主面の法線方向から見て、前記基板に重ならない位置に配置されている、
付記2から4のいずれか1つに記載のスイッチ構造。
(付記6)
前記ケースには基板が収容され、かつ、
前記スイッチ部材の前記取付部は、前記基板の主面の法線方向から見て、前記基板に重なる位置か、又は、重ならない位置に配置されている、
付記5に記載のスイッチ構造。
(付記7)
前記スイッチ部材は、前記取付部と前記ボタン部との間に介在する可動部が前記側壁から離れるように移動することにより、前記ケースに収容された基板に設けられた回路の端部である接触部に接触する位置まで移動する接点部をさらに含む、
付記2から6のいずれか1つに記載のスイッチ構造。
(付記8)
前記スイッチ部材は、
当該スイッチ部材の前記取付部と前記ボタン部との間に介在する可動部の一端部に、前記ボタン部及び接点部が互いに反対側に設けられていて、
前記ボタン部及び前記接点部は、前記ケースの前記側壁の略法線方向からみて、各重心位置がずれて配置されている、
付記2から7のいずれか1つに記載のスイッチ構造。
(付記9)
前記スイッチ部材の前記取付部と前記ボタン部との間に介在する可動部は、初期位置に戻るように付勢されていて、
前記ボタン部は、前記可動部の前記初期位置において、前記ケースの前記側壁に設けられた孔内に挿入されている、
付記2から8のいずれか1つに記載のスイッチ構造。
(付記10)
付記2から9のいずれか1つに記載のスイッチ構造を備える電子機器。
1,1A…携帯用電子辞書、2,2A…側壁、3…リセットスイッチ、3A…スイッチ構造、10…スイッチ構造、20…ケース、21、21A…後ケース、22…前ケース、23,23A…基板、24…ピン、25…フック、25a…基部、25b…鈎部、26…リブ、27…ボタン孔、28,28A…底板(底壁)、29…固定部材、30,30A…スイッチ部材、31,31A…取付部、32,32A…可動部、32a…アーム部、32b…基部、33,33A…ボタン部、34…接点部、35…接続部、36…挿通孔、37…凹部、41…表示部、42,43,44…キー

Claims (10)

  1. ケースに取り付けられるスイッチ部材であって、
    前記スイッチ部材が前記ケースに取り付けられた状態において、前記ケースの側壁の略法線方向に移動可能なボタン部と、
    前記ケースの前記側壁に略直交方向に設けられた前記ケースの底壁と前記ケースの前記側壁とのそれぞれに略平行方向における中心の位置が、当該略平行方向における前記ボタン部の中心の位置からずれて、前記底壁に取り付けられる取付部と、
    を備えるスイッチ部材。
  2. スイッチ部材と、前記スイッチ部材を収容するケースの一部と、を備えるスイッチ構造であって、
    前記スイッチ部材は、
    前記スイッチ部材が前記ケースに取り付けられた状態において、前記ケースの側壁の略法線方向に移動可能なボタン部と、
    前記ケースの前記側壁に略直交方向に設けられた前記ケースの底壁と前記ケースの前記側壁とのそれぞれに略平行方向における中心の位置が、当該略平行方向における前記ボタン部の中心の位置からずれて、前記底壁に取り付けられる取付部と、を備える、
    スイッチ構造。
  3. 前記スイッチ部材の前記取付部は、前記ケースに配置された挟持部材に挟持されて前記ケースの前記底壁に取り付けられている、
    請求項2に記載のスイッチ構造。
  4. 前記スイッチ部材の前記取付部は、前記ケースの前記底壁に溶着され、
    前記ケースは、前記底壁に平行な面内の前記スイッチ部材の回転を抑制する回転抑止部が設けられている、
    請求項2に記載のスイッチ構造。
  5. 前記ケースには基板が収容され、かつ、
    前記スイッチ部材の前記取付部と前記ボタン部との間に介在する可動部は、前記基板の主面の法線方向から見て、前記基板に重ならない位置に配置されている、
    請求項2から4のいずれか1項に記載のスイッチ構造。
  6. 前記ケースには基板が収容され、かつ、
    前記スイッチ部材の前記取付部は、前記基板の主面の法線方向から見て、前記基板に重なる位置か、又は、重ならない位置に配置されている、
    請求項5に記載のスイッチ構造。
  7. 前記スイッチ部材は、前記取付部と前記ボタン部との間に介在する可動部が前記側壁から離れるように移動することにより、前記ケースに収容された基板に設けられた回路の端部である接触部に接触する位置まで移動する接点部をさらに含む、
    請求項2から6のいずれか1項に記載のスイッチ構造。
  8. 前記スイッチ部材は、
    当該スイッチ部材の前記取付部と前記ボタン部との間に介在する可動部の一端部に、前記ボタン部及び接点部が互いに反対側に設けられていて、
    前記ボタン部及び前記接点部は、前記ケースの前記側壁の略法線方向からみて、各重心位置がずれて配置されている、
    請求項2から7のいずれか1項に記載のスイッチ構造。
  9. 前記スイッチ部材の前記取付部と前記ボタン部との間に介在する可動部は、初期位置に戻るように付勢されていて、
    前記ボタン部は、前記可動部の前記初期位置において、前記ケースの前記側壁に設けられた孔内に挿入されている、
    請求項2から8のいずれか1項に記載のスイッチ構造。
  10. 請求項2から9のいずれか1項に記載のスイッチ構造を備える電子機器。
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