JP2019082623A - 光学ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】 機器設計がし易くなり、また、設計時間も短縮することができると共に、製品としての取り扱い性が向上した光学ユニットを提供する。【解決手段】 光学ユニット10は、筒状ケース12と被写体側ケース13と反被写体側ケース14とから構成される固定体15を備える。固定体15には、開口部13bの周囲の被写体側端面13aに当接して開口部13bの周りを塞ぐ透明なカバー部材20が備えられる。カバー部材20は、被写体側端面13aに当接する固定面20aと被写体側端面13aとが接着剤等によって固着されることで、固定体15に固定される。カバー部材20は、ガラスや、アクリル樹脂等のプラスチック材、またはガラスとプラスチックとが合わさったユニット品等からなり、被写体側と反対側の側面に被写体側に窪む凹部20bが形成されている。【選択図】 図5
Description
本発明は、光学モジュールを備える可動体を可動自在に収容する固定体を備えた光学ユニットに関する。
従来、この種の光学ユニットとしては、例えば、特許文献1に開示された図1に示す振れ補正機能付き光学ユニット100がある。この光学ユニット100は、カメラ付き携帯電話機等の光学機器1000に用いられ、光学機器1000の機器本体(シャーシ)1100に支持された状態で光学機器1000に搭載される。かかる光学ユニット100では、撮影時に光学機器1000に手振れ等の振れが発生すると、撮影画像に乱れが発生する。このため、光学ユニット100には、光学素子を介して被写体光を取り込む光学モジュールを備える可動体120が、固定体110内に揺動可能に支持される。光学機器1000に発生する手振れ等の振れは、光学ユニット100に搭載された振れ検出センサによって検出され、振れ補正用駆動機構により、その振れを打ち消す方向に可動体が揺動させられて、撮影画像に乱れが生じないようにされる。
固定体110の前面には被写体光を取り入れる開口部110aが開口しており、この開口部110aに対向する機器本体1100の対向面1100aには、開口部110aへ被写体光を透過させる図示しないカバーガラスが設けられる。光学ユニット100は、このカバーガラスを介して被写体光を取り込むと共に、このカバーガラスにより塵や異物の侵入が防がれて保護される。
しかしながら、上記従来の光学ユニット100は、防塵対策となるカバーガラスが光学機器1000の機器本体1100に設けられるので、固定体110の開口部110aとカバーガラスとの相対位置関係が設計通りに定まらずに干渉したり、また、設計に時間がかかってしまう。また、光学ユニット100単体では、防塵対策が施されていないので、製品として取り扱い難いこともあった。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、光学素子を介して被写体光を取り込む光学モジュールを備える可動体と、この可動体を可動自在に収容する固定体とを備えた光学ユニットにおいて、固定体が、光学素子へ被写体光を入射させる開口部が開口部の周囲の被写体側端面に形成され、被写体側端面に当接して開口部の周りを塞ぐ透明なカバー部材を備えることを特徴とする。
本構成によれば、光学ユニット自身に固定体の開口部の周りを塞ぐカバー部材が設けられ、光学ユニット単体で開口部から光学ユニット内部への塵や異物の侵入を防ぐことができる。このため、光学ユニットが取り付けられる機器の設計時、光学ユニットと機器との相対位置関係を従来のように考慮する必要がなくなり、機器設計がし易くなり、また、設計時間も短縮することができる。また、光学ユニット単体で防塵対策が施されるので、光学ユニットは製品としての取り扱い性が向上する。
また、本発明は、固定体の被写体側端面または被写体側端面に当接するカバー部材の固定面の少なくともいずれか一方に、被写体側端面に固定面が当接したときに開口部の周囲を囲む環状の第1溝部が形成され、第1溝部に備えられる接着部材により固定体にカバー部材が固定されることを特徴とする。
本構成によれば、第1溝部に備えられる接着部材によりカバー部材が固定体に確実に固定され、しかも、開口部の周囲を囲む環状に固定されるので、カバー部材と固定体の間にわずかに隙間があった場合でも、開口部への塵や異物の侵入を確実に防ぐことができる。
また、本発明は、第1溝部が、開口部の外周囲に内側第1溝部と外側第1溝部が径方向に並んで形成され、開口部の外周囲に近い内側の内側第1溝部に接着部材、開口部の外周囲から遠い外側の外側第1溝部にシール部材を備えることを特徴とする。
本構成によれば、内側第1溝部に接着部材を備えることで、カバー部材の固定体への固定が行われ、外側第1溝部にシール部材を備えることで、開口部への防塵および防滴対策が施されると共に、接着部材への異物付着を防止できる。したがって、光学ユニットの防塵性および防滴性が向上する。
また、本発明は、シール部材が、断面形状が円形状をした弾性部材により形成され、外側第1溝部の断面形状が、弾性部材の断面の曲率半径より大きな曲率半径を有する曲面形状をしていることを特徴とする。
本構成によれば、シール部材が弾性部材により形成されることで、カバー部材および固定体間はより密封性高く封止される。また、外側第1溝部の断面形状が、弾性部材の円形断面の曲率半径より大きな曲率半径を有する曲面形状をしていることで、シール部材が固定体の被写体側端面とカバー部材の固定面との間に挟まれて潰れる際に、潰れて側方に膨出するシール部材が、外側第1溝部の大きな曲率半径をした曲面部の曲面に沿って側方へ逃げる。このため、シール部材と外側第1溝部との密着性が保たれ、カバー部材および固定体間は確実に密着して固定される。
また、本発明は、固定体またはカバー部材の少なくとも一方における被写体を向く被写体側端面に、光学素子の光軸を中心とする周方向に環状の第2溝部が形成され、光学ユニットが取り付けられる機器の構成部材に形成された被写体光取り入れ口の周囲を囲む構成部材の反被写体側端面に第2溝部に備えられるシール部材が当接することを特徴とする。
本構成によれば、固定体またはカバー部材の少なくとも一方の被写体側端面に形成される第2溝部に備えられるシール部材が、被写体光取り入れ口の周囲を囲む機器構成部材の反被写体側端面に当接することで、その当接部から光学ユニット側に塵や異物、水滴などが浸入するのが防止される。したがって、光学ユニットの防塵性および防滴性が向上する。
また、本発明は、シール部材が、断面形状が円形状をした弾性部材により形成され、第2溝部の断面形状が、弾性部材の断面の曲率半径より大きな曲率半径を有する曲面形状をしていることを特徴とする。
本構成によれば、シール部材が弾性部材により形成されることで、機器の構成部材と固定体またはカバー部材との間はより密封性高く封止される。また、第2溝部の断面形状が、弾性部材の円形断面の曲率半径より大きな曲率半径を有する曲面形状をしていることで、シール部材が機器構成部材の端面と固定体またはカバー部材の被写体側端面との間に挟まれて潰れる際に、潰れて側方に膨出するシール部材が、第2溝部の大きな曲率半径をした曲面部の曲面に沿って側方へ逃げる。このため、シール部材と第2溝部との密着性が保たれ、機器の構成部材と固定体またはカバー部材との間は確実に密着して固定される。
また、本発明は、第2溝部が、光学素子の光軸方向から見て開口部の外側に形成されることを特徴とする。
本構成によれば、機器の構成部材からカバー部材の側に向けてかかる荷重は、第2溝部に備えられるシール部材および第2溝部が形成される開口部周囲のカバー部材を介して加わり、第1溝部に備えられるシール部材および開口部の周囲を囲む固定体の被写体側端面に受けられる。すなわち、機器の構成部材からカバー部材の側に向けてかかる荷重は、開口部周囲のカバー部材を介して、開口部周囲の固定体の被写体側端面に受けられ、開口部を囲んで設けられる第1溝部および第2溝部にそれぞれ備えられるシール部材が潰れることで、緩衝される。したがって、光学素子の画角範囲を含む、光学素子の光軸が通るカバー部材の中心周辺領域に、機器の構成部材からカバー部材にかかる荷重によって応力がかかるのが抑制され、光学素子の画角範囲を含む領域のカバー部材が歪むのが防止される。このため、カバー部材を透過する被写体光がカバー部材の歪みによって屈折したり、カバー部材の破損による機器の故障を防止することができる。
また、本発明は、カバー部材が、反被写体側の面で被写体側に窪む凹部が形成されていることを特徴とする。
可動体の固定体における移動範囲は可動体がカバー部材に接触しない範囲に設定されるが、光学ユニットにかかる衝撃等によって可動体がカバー部材側に移動しても、本構成によれば、カバー部材に被写体側に窪んで形成される凹部が緩衝スペースとなって、可動体とカバー部材との干渉が避けられる。
また、本発明は、固定体に対して可動体を揺動自在に支持する支持機構と、この支持機構を介して固定体に支持される可動体を揺動させる駆動機構とを備えることを特徴とする。
本構成によれば、光学ユニットに振れが加わっても、支持機構を介して固定体に支持される可動体が駆動機構によって振れを相殺する向きに駆動されることで、撮影画像に乱れが生じるのが防止される。このため、振れ補正機能を備えながら、防塵または防滴性能を具備した光学ユニットを提供することができる。
本発明によれば、機器設計がし易くなり、また、設計時間も短縮することができると共に、製品としての取り扱い性が向上した光学ユニットを提供することができる。
次に、本発明による光学ユニットを振れ補正機能付き光学ユニットに適用した一実施の形態について説明する。
(全体構成)
図2は、本発明の一実施形態による振れ補正機能付き光学ユニット10の外観斜視図、図3は反被写体側から見た光学ユニット10の分解斜視図、図4は被写体側から見た光学ユニット10の分解斜視図である。また、図5(a)は光学ユニット10の平面図、図5(b)は同図(a)のA−A線破断矢視図である。
図2は、本発明の一実施形態による振れ補正機能付き光学ユニット10の外観斜視図、図3は反被写体側から見た光学ユニット10の分解斜視図、図4は被写体側から見た光学ユニット10の分解斜視図である。また、図5(a)は光学ユニット10の平面図、図5(b)は同図(a)のA−A線破断矢視図である。
本明細書において、XYZの3軸は互いに直交する方向であり、X軸方向の一方側を+X、他方側を−Xで示し、Y軸方向の一方側を+Y、他方側を−Yで示し、Z軸方向の一方側を+Z、他方側を−Zで示す。Z軸方向は、光学ユニット10の後述する可動体16が揺動していない状態で、可動体16に搭載される光学素子の光軸に沿う方向である。また、+Z方向が光軸方向の物体側(被写体側)、−Z方向が光軸方向の像側(反被写体側)である。
光学ユニット10は、筒状ケース12と被写体側ケース13と反被写体側ケース14とから構成される固定体15を備える。筒状ケース12は略8角形の外形をしており、磁性材料から形成されている。被写体側ケース13は、この筒状ケース12に対して+Z方向の側(被写体側)から組み付けられ、反被写体側ケース14は、筒状ケース12に対して−Z方向の側(反被写体側)から組み付けられる。被写体側ケース13および反被写体側ケース14は樹脂材料から形成されている。反被写体側ケース14には、反被写体側からさらに底板11が組み付けられる。
固定体15の内部には、可動体16が支持体17に支持されて、可動自在に収容されている。被写体側ケース13の被写体側端面13aには、光学素子であるレンズ18へ被写体光を入射させる開口部13bがレンズ18の光軸周りに開口して形成されている。この開口部13aには鏡筒部材19に保持されるレンズ18が現れる。レンズ18および鏡筒部材19はレンズ18を介して被写体光を取り込む光学モジュールを構成し、光学モジュールは可動体16に備えられる。なお、レンズ18から+Z方向の被写体側に四角錐状に広がる線は、レンズ18の画角18aを表す。
また、固定体15には、開口部13bの周囲の被写体側端面13aに当接して開口部13bの周りを隙間無く塞ぐ透明なカバー部材20が備えられる。カバー部材20は、被写体側端面13aに当接する固定面20aと被写体側端面13aとが接着剤等によって、若しくは挿入や圧入等によって固着されることで、固定体15に固定される。カバー部材20は、ガラスや、アクリル樹脂等のプラスチック材、またはガラスとプラスチックとが合わさったユニット品等からなり、反被写体側の面で被写体側に窪む凹部20bが形成されている。本実施形態では、凹部20bは、図5(b)に示すように、固定面20aから一段落ち込んだ階段状に形成されているが、凹部20bの周囲からカバー部材20の中心に行くのにしたがって被写体方向に徐々に窪む球面状等に形成してもよい。
(回転支持機構・ローリング駆動機構)
図6は、支持体17および反被写体側ケース14に支持される各部品を分解して反被写体側から見た分解斜視図、図7は被写体側から見た分解斜視図である。
図6は、支持体17および反被写体側ケース14に支持される各部品を分解して反被写体側から見た分解斜視図、図7は被写体側から見た分解斜視図である。
支持体17は、反被写体側に底板部材17bが設けられ、底板部材17bの−Z側に軸25の頭部が図5(b)に示すように固定される。軸25はボールベアリング22を介して反被写体側ケース14に取り付けられる。ボールベアリング22はアウターリングとインナーリングとの間に複数のボールが介在して構成され、アウターリングが反被写体側ケース14に固定され、インナーリングが軸25に固定される。この軸25が固定される底板部材17bに支えられる支持体17は、ボールベアリング22によって反被写体側ケース14に回転自在に支持される。
反被写体側ケース14の底面に取り付けられるヨーク21と底板11との間には、ワッシャー37に重ねてウエーブワッシャー38が軸25の周りに設けられる。インナーリングは、このウエーブワッシャー38によって+Z方向に付勢される。したがって、軸25に固定される支持体17も+Z方向つまり被写体側に向けて付勢される。支持体17の被写体側の端面17aは、被写体側ケース13との間に所定の隙間があけられる。このため、支持体17は、被写体側に向けて付勢されてその姿勢を維持しながら、反被写体側ケース14に対して回転する。ボールベアリング22、ワッシャー37およびウエーブワッシャー38は、支持体17をZ軸周りに回転可能に支持する回転支持機構を構成する。
反被写体側ケース14の+Z側における軸25の周囲には、ローリング駆動用コイル23が一対設けられる。また、ローリング駆動用コイル23の−Z側におけるヨーク21には、一対のローリング駆動用マグネット24がローリング駆動用コイル23に対向して備えられる。ローリング駆動用コイル23およびローリング駆動用マグネット24は、ローリング駆動機構を構成する。
(揺動支持機構・揺動駆動機構)
また、可動体16と支持体17との間には、Z軸方向と直交し、かつ、X軸方向およびY軸方向に対して45度傾いた第1軸線R1周りおよび第2軸線R2周りに、可動体16を揺動自在に支持体17に支持するジンバル機構が、揺動支持機構として構成されている。この揺動支持機構は、可動体16の外周囲における第1軸線R1上の対角位置に設けられた2箇所の第1揺動支持部26と、支持体17の内周囲における第2軸線R2上の対角位置に設けられた2箇所の第2揺動支持部27と、第1揺動支持部26および第2揺動支持部27によって支持される、可動体16の外周囲を囲む可動枠28とを備える。この可動枠28の周囲の4箇所には球体29が固定されており、これら球体29は、第1揺動支持部26および第2揺動支持部27にそれぞれ保持される接点バネ30と点接触する。接点バネ30は板状バネであり、第1揺動支持部26に支持される接点バネ30は第1軸線R1方向に、第2揺動支持部27に支持される接点バネ30は第2軸線R2方向に弾性変形可能である。したがって、可動枠28は、第1軸線R1周りおよび第2軸線R2周りに揺動可能な状態で支持される。
また、可動体16と支持体17との間には、Z軸方向と直交し、かつ、X軸方向およびY軸方向に対して45度傾いた第1軸線R1周りおよび第2軸線R2周りに、可動体16を揺動自在に支持体17に支持するジンバル機構が、揺動支持機構として構成されている。この揺動支持機構は、可動体16の外周囲における第1軸線R1上の対角位置に設けられた2箇所の第1揺動支持部26と、支持体17の内周囲における第2軸線R2上の対角位置に設けられた2箇所の第2揺動支持部27と、第1揺動支持部26および第2揺動支持部27によって支持される、可動体16の外周囲を囲む可動枠28とを備える。この可動枠28の周囲の4箇所には球体29が固定されており、これら球体29は、第1揺動支持部26および第2揺動支持部27にそれぞれ保持される接点バネ30と点接触する。接点バネ30は板状バネであり、第1揺動支持部26に支持される接点バネ30は第1軸線R1方向に、第2揺動支持部27に支持される接点バネ30は第2軸線R2方向に弾性変形可能である。したがって、可動枠28は、第1軸線R1周りおよび第2軸線R2周りに揺動可能な状態で支持される。
可動体16のX軸方向の両側部およびY軸方向の両側部にはそれぞれ揺動駆動用コイル31が取り付けられている。また、筒状ケース12のX軸方向に対向する両内壁およびY軸方向に対向する両内壁には、図3および図4に示すように、各揺動駆動用コイル31に対向して揺動駆動用マグネット32がそれぞれ取り付けられている。揺動駆動用コイル31および揺動駆動用マグネット32は揺動駆動機構を構成する。なお、揺動駆動用マグネット32は、筒状ケース12ではなく、可動体16に対して固定体となる支持体17に取り付けるように構成してもよい。
(振れ補正)
光学ユニット10は、フレキシブルプリント回路基板33a、33b、34を備える。フレキシブルプリント回路基板33aは各ローリング駆動用コイル23、フレキシブルリント回路基板33bは各揺動駆動用コイル31に電気的に接続されている。フレキシブルプリント回路基板34は可動体16が保持する回路基板35に電気的に接続されている。回路基板35には、光学モジュールによって取り込まれた被写体像を電気信号に変換する撮像素子36(図5(b)参照)が実装されており、光学モジュールおよび回路基板35はカメラモジュールを構成する。
光学ユニット10は、フレキシブルプリント回路基板33a、33b、34を備える。フレキシブルプリント回路基板33aは各ローリング駆動用コイル23、フレキシブルリント回路基板33bは各揺動駆動用コイル31に電気的に接続されている。フレキシブルプリント回路基板34は可動体16が保持する回路基板35に電気的に接続されている。回路基板35には、光学モジュールによって取り込まれた被写体像を電気信号に変換する撮像素子36(図5(b)参照)が実装されており、光学モジュールおよび回路基板35はカメラモジュールを構成する。
フレキシブルプリント回路基板33aを介して各ローリング駆動用コイル23に電流が通電されると、各ローリング駆動用コイル23と各ローリング駆動用マグネット24との間にローリング方向の磁気駆動力が発生する。カメラモジュールによって撮影される被写体像は、このローリング方向の磁気駆動力により、支持体17が固定体15に対してZ軸周りに回転することで、可動体16に備えられるジャイロスコープによって検出されるZ軸周りのローリング方向の像振れが補正される。また、フレキシブルプリント回路基板33bを介して各揺動駆動用コイル31に電流が通電されると、各揺動駆動用コイル31と各揺動駆動用マグネット32との間に磁気駆動力が発生する。カメラモジュールによって撮影される被写体像は、これらの磁気駆動力により、可動体16が第1軸線R1周りおよび第2軸線R2周りに支持体17に対して揺動することで、可動体16に備えられるジャイロスコープによって検出されるX軸周りのピッチング方向およびY軸周りのヨーイング方向の像振れが補正される。
(作用・効果)
このような本実施形態による光学ユニット10によれば、光学ユニット10自身に固定体15の開口部13bの周りを塞ぐカバー部材20が設けられ、光学ユニット10単体で開口部13bから光学ユニット10内部への塵や異物の侵入を防ぐことができる。このため、光学ユニット10が取り付けられる携帯電話機等の光学機器の設計時、光学ユニット10と機器との相対位置関係等を従来のように考慮する必要がなくなり、機器設計がし易くなり、また、設計時間も短縮することができる。また、光学ユニット10単体で防塵対策が施されるので、光学ユニット10は製品としての取り扱い性が向上する。また、光学機器等にカバーガラスを取り付ける場合と比べて、カバー部材20の大きさを小さくすることができる。すなわち、本実施形態によれば、機器設計がし易くなり、また、設計時間も短縮することができると共に、製品としての取り扱い性が向上した光学ユニット10を提供することができる。
このような本実施形態による光学ユニット10によれば、光学ユニット10自身に固定体15の開口部13bの周りを塞ぐカバー部材20が設けられ、光学ユニット10単体で開口部13bから光学ユニット10内部への塵や異物の侵入を防ぐことができる。このため、光学ユニット10が取り付けられる携帯電話機等の光学機器の設計時、光学ユニット10と機器との相対位置関係等を従来のように考慮する必要がなくなり、機器設計がし易くなり、また、設計時間も短縮することができる。また、光学ユニット10単体で防塵対策が施されるので、光学ユニット10は製品としての取り扱い性が向上する。また、光学機器等にカバーガラスを取り付ける場合と比べて、カバー部材20の大きさを小さくすることができる。すなわち、本実施形態によれば、機器設計がし易くなり、また、設計時間も短縮することができると共に、製品としての取り扱い性が向上した光学ユニット10を提供することができる。
また、可動体16の固定体15における移動範囲は可動体16がカバー部材20に接触しない範囲に設定されるが、光学ユニット10にかかる衝撃等によって可動体16がカバー部材20側に移動しても、本実施形態による光学ユニット10によれば、カバー部材20に被写体側に窪んで形成される凹部20bが緩衝スペースとなって、可動体16のレンズ18等とカバー部材20との干渉が避けられる。なお、カバー部材20は、光学ユニット10にかかる衝撃等によって可動体16がカバー部材20側に移動しても、可動体16のレンズ18等とカバー部材20とが干渉しない位置に設けるようにしてもよい。
また、本実施形態による光学ユニット10によれば、上記のように、固定体15に対して可動体16を揺動自在に支持する揺動支持機構と、この揺動支持機構を介して固定体15に支持される可動体16を揺動させる揺動駆動機構とを備えるため、光学ユニット10に振れが加わっても、揺動支持機構を介して固定体15に支持される可動体16が揺動駆動機構によって振れを相殺する向きに駆動されることで、撮影画像に乱れが生じるのが防止される。このため、振れ補正機能を備えながら、防塵または防滴性能を具備した光学ユニット10を提供することができる。
(変形例)
なお、上記実施形態では、カバー部材20と被写体側ケース13とを別体にした構成について説明したが、両者を一体に形成するように構成してもよい。
なお、上記実施形態では、カバー部材20と被写体側ケース13とを別体にした構成について説明したが、両者を一体に形成するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、カバー部材20の固定面20aと被写体側ケース13の被写体側端面13aとを単に当接させて、接着剤等によって両者を固定する場合について、説明した。しかし、例えば、図8(a)の光学ユニット10の一部拡大断面図に示すように、被写体側端面13aに当接するカバー部材20の固定面20aに、被写体側端面13aに固定面20aが当接したときに被写体側ケース13の開口部13bの周囲を囲む環状の第1溝部41を形成し、第1溝部41に備えられる接着剤や両面テープ等の接着部材により、固定体15にカバー部材20を固定するように構成してもよい。なお、図8において図5(b)と同一部分に同一符号を付してその説明省略する。
第1溝部41は、固定面20aに限らず、被写体側端面13aまたは固定面20aの少なくともいずれか一方に、被写体側端面13aに固定面20aが当接したときに被写体側ケース13の開口部13bの周囲を囲むように形成されればよい。
このような構成によれば、第1溝部41に備えられる接着部材によりカバー部材20が固定体15に確実に固定され、しかも、開口部13bの周囲を囲む環状に固定されるので、カバー部材20と固定体15の間にわずかに隙間があった場合でも、開口部13bへの塵や異物の侵入を確実に防ぐことができる。
また、第1溝部41は、図8(b)に示すように、開口部13bの外周囲に内側第1溝部41aと外側第1溝部41bを径方向に並んで形成し、開口部13bの外周囲に近い内側の内側第1溝部41aに接着部材、開口部13bの外周囲から遠い外側の外側第1溝部41bにシール部材42を備えるように構成してもよい。このような構成によれば、内側第1溝部41aに接着部材を備えることで、カバー部材20の固定体15への固定が行われ、外側第1溝部41bにシール部材42を備えることで、開口部13bへの防塵および防滴対策が施されると共に、接着部材への異物付着を防止できる。したがって、光学ユニット10の防塵性および防滴性が向上する。
この際、図9(a)の一部拡大断面図に示すように、シール部材42が、断面形状が円形状をしたゴム等の弾性部材により形成され、外側第1溝部41bの断面形状が、弾性部材の円形断面の曲率半径より大きな曲率半径を有する曲面形状をしているように構成することが好ましい。このような構成によれば、シール部材42が弾性部材により形成されることで、カバー部材20および固定体15間はより密封性高く封止される。また、外側第1溝部41bの断面形状が、弾性部材の円形断面の曲率半径より大きな曲率半径を有する曲面形状をしていることで、図9(b)の一部拡大断面図に示すように、シール部材42が固定体15の被写体側端面13aとカバー部材20の固定面20aとの間に挟まれて潰れる際に、潰れて側方に膨出するシール部材42が、外側第1溝部41bの大きな曲率半径をした曲面部の曲面に沿って側方へ逃げる。このため、シール部材42と外側第1溝部41bとの密着性が保たれ、カバー部材20および固定体15間は確実に密着して固定される。
また、図10(a)の一部拡大断面図に示すように、カバー部材20の被写体を向く被写体側端面20cに、レンズ18の光軸を中心とする周方向に環状の第2溝部51aを形成し、光学ユニット10が取り付けられる光学機器等の構成部材52に形成された被写体光取り入れ口52aの周囲を囲む構成部材52の反被写体側端面52bに、第2溝部51aに備えられるシール部材53が当接するように構成してもよい。
また、図10(b)の一部拡大断面図に示すように、固定体15を構成する被写体側カバー13における被写体を向く被写体側端面13aに、レンズ18の光軸を中心とする周方向に環状の第2溝部51bを形成し、光学ユニット10が取り付けられる光学機器等の構成部材52に形成された被写体光取り入れ口52aの周囲を囲む構成部材52の反被写体側端面52bに、第2溝部51bに備えられるシール部材53が当接するように構成してもよい。
すなわち、第2溝部51a,51bは、固定体15またはカバー部材20の少なくとも一方における被写体を向く被写体側端面13aまたは20cに形成されればよい。このような構成によれば、固定体15またはカバー部材20の少なくとも一方の被写体側端面13aまたは20cに形成される第2溝部51a,51bに備えられるシール部材53が、被写体光取り入れ口52aの周囲を囲む機器構成部材52の反被写体側端面52bに当接することで、その当接部から光学ユニット10側に塵や異物、水滴などが浸入するのが防止される。したがって、光学ユニット10の防塵性および防滴性が向上する。なお、これらの第2溝部51a,51bは、構成部材52の反被写体側端面52bの側に形成するように構成してもよい。
この際においても、シール部材53が、断面形状が円形状をしたゴム等の弾性部材により形成され、第2溝部51a,51bの断面形状が、弾性部材の円形断面の曲率半径より大きな曲率半径を有する曲面形状をしているように構成することが好ましい。このような構成によれば、シール部材53が弾性部材により形成されることで、機器の構成部材52と固定体15またはカバー部材20との間はより密封性高く封止される。また、第2溝部51a,51bの断面形状が、弾性部材の円形断面の曲率半径より大きな曲率半径を有する曲面形状をしていることで、シール部材53が機器構成部材52の反被写体側端面52bと固定体15またはカバー部材20の被写体側端面13aまたは20cとの間に挟まれて潰れる際に、潰れて側方に膨出するシール部材53が、第2溝部51a,51bの大きな曲率半径をした曲面部の曲面に沿って側方へ逃げる。このため、シール部材53と第2溝部51a,51bとの密着性が保たれ、機器の構成部材52と固定体15またはカバー部材20との間は確実に密着して固定される。
また、第2溝部51a,51bは、図10に示すように、レンズ18の光軸方向から見て開口部13bの外側に形成されるのが好ましい。このような構成によれば、機器の構成部材52からカバー部材20の側に向けてかかる荷重は、第2溝部51aに備えられるシール部材53および第2溝部51aが形成される開口部13bの周囲のカバー部材20を介して加わり、外側第1溝部41bに備えられるシール部材42および開口部13bの周囲を囲む固定体15の被写体側端面13aに受けられる。すなわち、機器の構成部材52からカバー部材20の側に向けてかかる荷重は、開口部13bの周囲のカバー部材20を介して、開口部13bの周囲の被写体側端面13aに受けられ、開口部13bを囲んで設けられる外側第1溝部41bおよび第2溝部51aにそれぞれ備えられるシール部材42,53が潰れることで、緩衝される。したがって、レンズ18の画角18aの範囲を含む、レンズ18の光軸が通るカバー部材20の中心周辺領域に、機器の構成部材52からカバー部材20にかかる荷重によって応力がかかるのが抑制され、レンズ18の画角18aの範囲を含む領域のカバー部材20が歪むのが防止される。このため、カバー部材20を透過する被写体光がカバー部材20の歪みによって屈折したり、カバー部材20の破損による光学機器等の機器の故障を防止することができる。
本実施形態による光学ユニット10は、例えば、カメラ付き携帯電話機、ドライブレコーダー等の光学機器や、ヘルメット、自転車、ラジコンヘリコプター等の移動体に搭載されるアクションカメラやウエアラブルカメラ等の光学機器に利用することができる。
10…光学ユニット、11…底板、12…筒状ケース、13…被写体側ケース、13a…被写体側端面、13b…開口部、14…反被写体側ケース、15…固定体、16…可動体、17…支持体、17a…端面、17b…底板部材、18…レンズ(光学素子)、18a…画角、19…鏡筒部材、20…カバー部材、20a…固定面、20b…凹部、20c…被写体側端面、21…ヨーク、22…ボールベアリング、23…ローリング駆動用コイル、24…ローリング駆動用マグネット、25…軸、26…第1揺動支持部、27…第2揺動支持部、28…可動枠、29…球体、30…接点バネ、31…揺動駆動用コイル、32…揺動駆動用マグネット、33a、33b、34…フレキシブルプリント回路基板、35…回路基板、36…撮像素子、37…ワッシャー、38…ウエーブワッシャー、41,41a,41b…第1溝部、42,53…シール部材、51a,51b…第2溝部、52…機器の構成部材、52a…被写体光取り入れ口、52b…反被写体側端面
Claims (9)
- 光学素子を介して被写体光を取り込む光学モジュールを備える可動体と、この可動体を可動自在に収容する固定体とを備えた光学ユニットにおいて、
前記固定体は、前記光学素子へ被写体光を入射させる開口部が被写体側端面に形成され、
前記開口部の周囲の前記被写体側端面に当接して前記開口部の周りを塞ぐ透明なカバー部材を備える
ことを特徴とする光学ユニット。 - 前記固定体の前記被写体側端面または前記被写体側端面に当接する前記カバー部材の固定面の少なくともいずれか一方に、前記被写体側端面に前記固定面が当接したときに前記開口部の周囲を囲む環状の第1溝部が形成され、
前記第1溝部に備えられる接着部材により前記固定体に前記カバー部材が固定されることを特徴とする請求項1に記載の光学ユニット。 - 前記第1溝部は、前記開口部の外周囲に内側第1溝部と外側第1溝部が径方向に並んで形成され、前記開口部の外周囲に近い内側の前記内側第1溝部に接着部材、前記開口部の外周囲から遠い外側の前記外側第1溝部にシール部材を備えることを特徴とする請求項2に記載の光学ユニット。
- 前記シール部材は断面形状が円形状をした弾性部材により形成され、
前記外側第1溝部は、断面形状が、前記弾性部材の断面の曲率半径より大きな曲率半径を有する曲面形状をしていることを特徴とする請求項3に記載の光学ユニット。 - 前記固定体または前記カバー部材の少なくとも一方における被写体を向く被写体側端面に、前記光学素子の光軸を中心とする周方向に環状の第2溝部が形成され、
光学ユニットが取り付けられる機器の構成部材に形成された被写体光取り入れ口の周囲を囲む前記構成部材の反被写体側端面に前記第2溝部に備えられるシール部材が当接することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の光学ユニット。 - 前記シール部材は断面形状が円形状をした弾性部材により形成され、
前記第2溝部は、断面形状が、前記弾性部材の断面の曲率半径より大きな曲率半径を有する曲面形状をしていることを特徴とする請求項5に記載の光学ユニット。 - 前記第2溝部は、前記光学素子の光軸方向から見て前記開口部の外側に形成されることを特徴とする請求項4を引用する請求項5に従属する請求項6に記載の光学ユニット。
- 前記カバー部材は、反被写体側の面で被写体側に窪む凹部が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の光学ユニット。
- 前記固定体に対して前記可動体を揺動自在に支持する支持機構と、この支持機構を介して前記固定体に支持される前記可動体を揺動させる駆動機構とを備えることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の光学ユニット。
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