JP2019082505A - レンズ装置および、カメラシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】レンズを光学的な端まで移動させた際の衝撃を従来よりも抑制することが可能なレンズ装置を提供する。【解決手段】レンズ装置100は、レンズと、レンズの光軸を中心に自在に回転する操作環110と、レンズを保持し、操作環110の回転によりレンズの光軸方向に移動するレンズ保持枠121と、操作環110が備える接触面に対してレンズの光軸方向に働く力を作用させる作用面を備え、力を接触面に作用させることで操作環110に回転負荷を与える負荷発生部130と、レンズ保持枠121のレンズの光軸方向の移動量がレンズ保持枠121の移動範囲の端に対応する移動量の場合に負荷発生部130を制御して回転負荷を操作環110に与える制御部160と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、レンズ装置および、カメラシステムに関する。
光軸を中心に回転して、レンズを保持するレンズ保持枠を光軸方向に移動させてズームまたはフォーカスを行う操作リングを備えたレンズ装置がある。良好な操作性を実現するため、レンズ装置には、操作リングの回転中にレンズ保持枠が光学的な端まで移動したことを認識する機能が求められている。なお、ここでいう光学的な端とは広角端と望遠端のことである。
特許文献1のレンズ操作装置は、操作リングと一体に回転するリング部材の歯とストッパーコマ部材の係合により操作リングの回転を制止して光学的な端を触感的に認識可能としている。
特開平8−313793号公報
しかしながら、特許文献1のレンズ操作装置では、操作リングを回転させるトルクの大きさ、回転数によっては、リング部材の歯やストッパーコマ部材などに想定以上の衝撃が加わってしまう虞がある。
本発明は、レンズを光学的な端まで移動させた際の衝撃を従来よりも抑制することが可能なレンズ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、レンズと、レンズの光軸を中心に回転する操作環と、レンズを保持し、操作環の回転によりレンズの光軸方向に移動するレンズ保持枠と、操作環が備える接触面に対してレンズの光軸方向に働く力を作用させる作用面を備え、力を接触面に作用させることで操作環に回転負荷を与える負荷発生部と、レンズ保持枠のレンズの光軸方向の移動量がレンズ保持枠の移動範囲の端に対応する移動量の場合に負荷発生部を制御して回転負荷を操作環に与える制御部と、を有する、ことを特徴とする。
本発明によれば、レンズを光学的な端まで移動させた際の衝撃を従来よりも抑制することが可能なレンズ装置を提供することができる。
第1実施形態のレンズ装置を含むカメラシステムの全体図である。 第1実施形態の負荷発生部の構成を示す図である。 負荷発生部を+Z方向から見た図である。 回転負荷を発生させる工程を示すフローチャートである。 第2実施形態の負荷発生部を備えたレンズ装置の全体図である。 第2実施形態の負荷発生部の構成を示す図である。 電磁石の配置を示す図である。 電磁石による吸引により間隙が無くなった様子を示す図である。 第2実施形態の回転負荷を発生させる工程を示すフローチャートである。 第3実施形態の負荷発生部の構成を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面などを参照して説明する。
(第1実施形態)
<カメラシステム>
図1は、本実施形態のレンズ装置100を含むカメラシステム1の全体図である。カメラシステム1は、レンズ装置100および撮像装置200を含むカメラシステムである。本実施形態において、レンズ装置100は、交換レンズであり、端子300を介して撮像装置200に接続される。なお、レンズ装置100は、撮像装置200と一体化したレンズ一体型カメラにも適用できる。
(撮像装置)
撮像装置200は、カメラ制御部210と、電源回路220と、バッテリ230と、撮像素子240と、を有する。カメラ制御部210は、撮像装置200の制御を司る。カメラ制御部210は、MPU、マイクロコンピュータなどから構成されてもよい。また、カメラ制御部210は、ROMやRAMなどのメモリを有してもよい。メモリには、カメラ制御部210の動作に必要なプログラム、レンズ装置100の情報などが記憶されうる。カメラ制御部210は、端子300に接続される。
電源回路220は、バッテリ230から供給される電圧を安定化させる。安定化された電圧は、レンズ装置100を含めた各電気素子に供給される。レンズ装置100と撮像装置200は、不図示のマウントによって機械的に結合されると共に、端子300を介して電気的な通信可能に接続される。
なお、通信の態様は電気に限定されず、光通信など他の手段を利用してもよい。通信によってレンズ装置100と撮像装置200は、両者の識別番号、仕様、機能の有無などの情報を交換することができる。レンズ装置100の動力は、端子300を介して撮像装置200から供給される。撮像素子240は、レンズ装置100により結像される被写体像を光電変換する。
(レンズ装置)
レンズ装置100は、操作環110と、レンズ群120と、負荷発生部130と、検出部140と、駆動部150と、レンズ制御部160と、を有する。レンズ群120は、フォーカスレンズ(以下、Fレンズという)122と、Fレンズ122を保持するレンズ保持枠121と、を含む。Fレンズ122は、一または複数のレンズから構成されている。
操作環110は、Fレンズ122の光軸OAを中心に自在に回転する。すなわち、機械的な回転規制が無い。レンズ保持枠121は、操作環110の回転によってFレンズ122を保持しながら光軸OA方向に移動する。レンズ群120を光軸OA方向に移動させることで焦点調整を行うことができる。
検出部140は、操作環110の回転位置(回転量)を検出する回転位置検出部141と、レンズ群120が移動範囲の端(光学的な端)まで達したか否かを検出する端検出部142と、を含む。駆動部150は、回転位置検出部141で検出した情報(検出結果)を用いて、レンズ群120を光軸OA方向に移動させる。なお、ここでいう光学的な端とは広角端と望遠端のことである。
駆動部150は、レンズ群120を光軸OA方向に移動させるアクチュエータ(例えば、ステッピングモータ(以下STM)、DCモータなど)を含む駆動手段であり、レンズ制御部160からの駆動信号によって駆動制御される。
回転位置検出部141は、例えば、発光素子と受光素子からなるフォトインタラプタ(以下PI)であり、各素子間を操作環110の内周に設けられた歯車が通過する位置に配置される。PIは、発光素子からの光の通過と遮断に応じて変化する信号を検出することによって操作環110の回転位置を出力できる。回転位置検出情報は、フレキシブルプリント配線板(以下FPC)190を介してレンズ制御部160に出力される。これにより、操作環110の回転に追従して駆動部150が駆動される。
一方、駆動部150の駆動構成は、アクチュエータとしてSTMを使用する場合、上記のように回転位置回転位置検出部141の検出情報を基に、STMを駆動させてリードスクリューを回転させる。そのリードスクリューにラックを係合させることで、リードスクリューの回転運動がラックによって直進運動に変換される。ラックはレンズ群120に固定されてあり、レンズ群120を光軸OA方向に進退させて焦点調節を行うことができる。
以上の構成により、操作環110の回転と駆動部150の連結が機械式ではなく、回転位置回転位置検出部141によって電気式にレンズ群120が光軸OA方向に進退させる。
負荷発生部130は、レンズ群120の光軸OA方向の移動量に応じた回転負荷を操作環110に与えるようにレンズ制御部160により制御される。レンズ制御部160は、負荷発生部130、回転位置検出部141、端検出部142、駆動部150および端子300と接続され、各部の動作を制御する。例えば、レンズ制御部160は、レンズ群120が移動範囲の端まで達したことを示す情報を端検出部142から受信してから負荷発生部130が負荷を発生するように制御する。
レンズ制御部160は、回転位置検出部141で検出された情報を用いて負荷発生部130を制御してもよい。この場合、レンズ群120が移動範囲の端まで達していなくても、当該端の近くまで達した場合に回転負荷を操作環110に与えることができる。回転負荷によって、操作環110の回転トルクが増加し、レンズ群120が光学的な端の近くまで移動したことを触覚で認識できる。
レンズ制御部160による負荷発生部130の制御の仕方をまとめると以下の通りである。レンズ制御部160は、レンズ群120の移動量がレンズ群120の移動範囲の端に対応する移動量の場合に負荷発生部130を制御して回転負荷を操作環110に与える。
レンズ群120の移動量は、回転位置検出部141で検出された操作環110の回転量から求めることができる。ここで、移動範囲の端に対応する移動量は、レンズ群120が移動範囲の端に達したことを端検出部142が検出した際の移動量を意味する。なお、移動範囲の端に達したか否かは、所定の基準値と回転位置検出部141で検出された操作環110の回転量との差分を用いて判断されうる。また、移動範囲の端に対応する移動量を、レンズ群120が移動範囲の端の近くまで達した際の移動量としてもよい。
ここでいう移動範囲の端の近くとは、移動範囲をAとしたときに、移動範囲の一端から他端へ0.1Aの幅を持つ領域のことを言う。この0.1Aの幅を持つ領域に入ったら移動範囲の端の近くになったと判断してもよい。移動範囲をレンズ群120の移動可能な範囲とすると、Aはレンズ群120が移動可能な距離である。
(負荷発生部)
図2は、本実施形態の負荷発生部130の構成を示す図である。負荷発生部130は、板金131と、ワッシャ132と、プランジャ133と、プランジャ駆動部134と、を含む。図2を含む以下の図において、光軸OA方向をZ方向、それに直交する平面をXY平面とする。
板金131は、中空の環状の形状をしている。板金131は、操作環110の第1接触面111と接触する作用面131aを備える。負荷発生部130は、作用面131aを介して第1接触面111に対して光軸方向に働く力を作用させる。この光軸方向に働く力により、操作環110に回転負荷がかかる。
レンズ装置100は、蓋部材170と、固定筒180と、外装環182と、を有する。蓋部材170は、光軸方向において、操作環110を挟んで負荷発生部130とは反対側に配置される。蓋部材170は、操作環110が備える第1接触面111に対して負荷発生部130が作用させる力の方向(Z方向)への操作環110の移動を規制する。
操作環110は、固定筒180と蓋部材170で挟持され、操作環110の第2接触面112と第3接触面113がそれぞれ、固定筒180の面181と蓋部材170の面171によって光軸OA方向に位置を規制されている。
板金131は、操作環110と共に光軸OAを中心に回転する回転部である。板金131は、操作環110と径嵌合し、ワッシャ132の付勢力で光軸OA方向が規制されている。ワッシャ132は、固定筒180と径嵌合し、板金131に付勢力を付与できる位置に配置される。板金131は、ワッシャ132の付勢力によって操作環110と一体となって回転する。
板金131の回転は、プランジャ133およびプランジャ駆動部134を含む規制部によって規制される。図3は、負荷発生部130を+Z方向から見た図である。板金131は、内周に凹凸部を有する歯車形状をしている。凹部には、プランジャ133を嵌めることができる。
プランジャ133は、光軸OA方向に向かって進退可能な可動部材である。プランジャ駆動部134は、ソレノイド134a、圧縮バネ134b、永久磁石134cを含む。図2に示す通り、プランジャ133は、プランジャ駆動装置134の穴部に配置される。穴部のマウント側は中空の鉄心であり、銅線が巻かれてある。穴部の前玉側は永久磁石134cが配置されてある。プランジャ133には圧縮バネ134bによって前玉方向に押す力が働き、板金131の歯車形状の凹部に挿入される。
銅線に通電すると、ソレノイド134aは磁界を発生させ吸引力が発生する。その吸引力によってプランジャ133は、マウント側(−Z方向)に吸引され、板金131の凹部から抜ける。吸引後は、通電を切っても永久磁石134cによってプランジャ133の位置が保持される。
プランジャ133を板金131の凹部に挿入させる際には、通電方向を逆にすることでソレノイド134aが発生させる磁界が永久磁石134cと打ち消し合うようになり、プランジャ133は、圧縮バネ134bによって前玉方向に押される。
上記の構成によって、プランジャ133が板金103の凹部に挿入されると板金131は回転規制される。板金131が回転規制されると、操作環110は単体で回転し、操作環110と板金131の当接部にはワッシャ132の付勢力から、第1接触面111と作用面131aの当接した摺動面に摩擦力が発生する。この摩擦力によって操作環110の回転トルクの負荷が増加し、操作環110の回転トルクが増加することで、端を触覚で認識することができる。
以上の通り、本実施形態によれば、レンズ群を光学的な端まで移動させたことを、操作環の回転方向に設けられた部材の接触によって認識するのではなく、光軸方向の力を利用して発生させた操作環の回転負荷により認識することができる。したがって、操作リングの回転による衝撃を従来よりも抑制することが可能となる。
図4は、回転負荷を発生させる工程を示すフローチャートである。工程S301で操作環110が回転することからフローが開始する。工程S302で操作環110の回転に追従してレンズ群120が進退し、移動範囲の端に達すると端検出部142が端を検出する。
端を検出された後、工程S303で、レンズ制御部160は、回転位置検出部141で検出した情報を用いて、操作環110が前行程までと同じ方向に回転されているか否かを判定する。操作環110が前行程までと同じ方向に回転されていないと判断された場合(逆回転または回転停止)、工程S302に戻る。
工程S303で前行程までと同じ方向に回転されていると判断された場合、工程S304でレンズ制御部160は、撮像装置200側に電力を要求する。工程S305で、カメラ制御部210は、要求に従ってレンズ装置100側に電力を供給する。
工程S306でプランジャ駆動装置134に通電される。これによって、回転負荷が操作環110にかかる。工程S307では、レンズ制御部160が通電から所定の時間経過したか否かを判定する。所定の時間経過したと判断された場合、レンズ制御部160が通電を切る。所定の時間は、使用者が回転負荷を感じるために必要な時間(例えば、3秒)にしうる。
所定の時間経過していない判断された場合であっても、工程S308でレンズ制御部160は、回転位置検出部141で検出した情報を用いて、操作環110が前行程までと異なる方向に回転されているか否かを判定する。異なる方向に回転されていると判定された場合、レンズ制御部160が通電を切る。異なる方向に回転されていないと判定された場合は、工程S307に戻る。以上の通り、所定の時間で通電を切ることで、省電力で端検出機能を実現できる。
(第2実施形態)
本実施形態は、第1実施形態の負荷発生部130とは異なる構成の負荷発生部530を有する。本実施形態では、磁力による力(吸引力)を作用させる。図5は、本実施形態の負荷発生部530を備えたレンズ装置500の全体図である。第1実施形態と同様の構成には同じ符号を付し、説明は省略する。レンズ装置500は、負荷発生部530を有する。
負荷発生部530は、電磁石531およびヨーク532を有する。電磁石531は、U字形の鉄芯5311に銅線5312を巻いた電磁石であり、固定筒180に沿った形状であるために径方向で小型化が可能である。さらに、電磁石531は閉磁路で磁界が流れやすく、省電力でも比較的大きな吸引力が得られる。また、電磁石531を周方向に数個配置することで鏡筒内のスペースを有効活用することができる。図7は、電磁石531の配置を示す図である。
図6は、本実施形態の負荷発生部530の構成を示す図である。電磁石531は、面531aと固定筒180の面180aを当接させて固定される。また、操作環110の第1接触面111にヨーク532の面532aを当接させて固定する。ヨーク532は、環状型の強磁性体であり、電磁石531の吸引力によって吸引される。
電磁石531は、前側(+Z方向)においてヨーク532(第1接触面111)を吸引する2つの面からなる吸引面531bを有する。操作環110に回転負荷を与える必要が無い場合は、ヨーク532の面532bと吸引面531bとの間には間隙dが設けられる。操作環110に回転負荷を与える場合は、間隙dが無くなる方向に面532bが電磁石531により吸引される。
FPC190は、他部品の回転運動や光軸OA方向の移動の際に接触しない位置に配置される。FPC190は、電磁石531の銅線5312と接続し、FPC190を介して電磁石531に通電される。蓋部材170は、操作環110を挟んで負荷発生部530とは反対側に配置され、吸引方向と反対の方向(+Z方向)への操作環110の移動を規制する。
図8は、電磁石531による吸引により間隙dが無くなった様子を示す図である。電磁石531に通電すると吸引面531bから吸引力が発生し、ヨーク532が引き寄せられ、操作環110の第2接触面112と固定筒180の面181とが当接する。当接した摺動面には吸引力が働いているために摩擦力が増加し、操作環110の回転トルクが増えて、端を触覚で認識することができる。
レンズ群120の端の検出および通電タイミングは第1実施形態と同様である。図9は、本実施形態の回転負荷を発生させる工程を示すフローチャートである。図4に示した第1実施形態とは、通電対象が異なるのみである。本実施形態では、工程S906で電磁石531に通電する。
(第3実施形態)
本実施形態は、第2実施形態における電磁石の形状を環状型にした点が異なる。本実施形態の電磁石によれば、吸引面の面積を第2実施形態よりも大きくすることができ、より強い吸引力を負荷しうる。
図10は、本実施形態の負荷発生部630の構成を示す図である。負荷発生部630は、第2実施形態と同様のヨーク532と、環状電磁石631とを有する。環状電磁石631は、中空の環状型(円環形)鉄芯6311に銅線6312を巻いた電磁石である。環状電磁石631は、前側(+Z方向)においてヨーク532を吸引する吸引面631bを有する。操作環110に回転負荷を与える必要が無い場合は、ヨーク532の面532bと吸引面631bとの間には間隙dが設けられる。操作環110に回転負荷を与える場合は、間隙dが無くなる方向に面532bが環状電磁石631により吸引される。
吸引面631bがドーナツ形状となっているため、ヨーク532の面532bに対して面全体で吸引力を負荷することができる。したがって、第2実施形態よりも負荷の偏りが少なく、良質な操作感が得られうる。また、環状電磁石632は簡易な形状であり、生産性が良く、組立ても容易に行うことができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、本発明はこれらの実施の形態に限定されず、その要旨の範囲内において様々な変更が可能である。
100 レンズ装置
110 操作環
121 レンズ保持枠
130 負荷発生部

Claims (12)

  1. レンズと、
    前記レンズの光軸を中心に回転する操作環と、
    前記レンズを保持し、前記操作環の回転により前記レンズの光軸方向に移動するレンズ保持枠と、
    前記操作環が備える接触面に対して前記レンズの光軸方向に働く力を作用させる作用面を備え、前記力を前記接触面に作用させることで前記操作環に回転負荷を与える負荷発生部と、
    前記レンズ保持枠の前記レンズの光軸方向の移動量が前記レンズ保持枠の移動範囲の端に対応する移動量の場合に前記負荷発生部を制御して前記回転負荷を前記操作環に与える制御部と、を有する、
    ことを特徴とするレンズ装置。
  2. 前記負荷発生部は、前記接触面と接触する前記作用面を介して前記操作環と共に前記レンズの光軸を中心に回転する回転部と、前記回転部の回転を規制する規制部と、を有し、
    前記制御部は、前記規制部を制御して前記回転部の回転を規制することで前記回転負荷を前記操作環に与える、
    ことを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
  3. 前記規制部は、光軸に向かって進退可能な可動部材を有し、
    前記回転部は、中空の環状の部材であり、前記可動部が嵌る凹凸部を有し、
    前記制御部は、前記可動部材を前記レンズの光軸に向かって移動させて前記凹凸部に嵌め、前記回転部の回転を規制することで前記回転負荷を前記操作環に与える、
    ことを特徴とする請求項2に記載のレンズ装置。
  4. 前記レンズの光軸方向において、前記操作環を挟んで前記負荷発生部とは反対側に配置される部材をさらに有し、
    前記部材は、前記操作環が備える前記接触面に対して前記負荷発生部が作用させる前記力の方向への前記操作環の移動を規制する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレンズ装置。
  5. レンズと、
    前記レンズの光軸を中心に自在に回転する操作環と、
    前記レンズを保持し、前記操作環の回転により前記レンズの光軸方向に移動するレンズ保持枠と、
    前記操作環が備える第1接触面を前記レンズの光軸方向に吸引する吸引面を備える負荷発生部と、
    前記操作環が備える前記第1接触面とは異なる第2接触面と接して前記操作環の吸引方向の移動を規制する固定筒と、
    前記レンズ保持枠の前記レンズの光軸方向の移動量が前記レンズ保持枠の移動範囲の端に対応する移動量の場合に前記負荷発生部を制御して前記第1接触面を吸引することで前記固定筒と前記第2接触面との間の摩擦力を強めて前記操作環に回転負荷を与える制御部と、を有する、
    ことを特徴とするレンズ装置。
  6. 前記制御部が前記負荷発生部を制御して前記第1接触面を吸引する前において、前記第1接触面と前記吸引面との間に間隙が設けられる、ことを特徴とする請求項5に記載のレンズ装置。
  7. 前記負荷発生部は、前記吸引面を備える電磁石を有することを特徴とする請求項5または6に記載のレンズ装置。
  8. 前記電磁石は、U字形の鉄心を有することを特徴とする請求項7に記載のレンズ装置。
  9. 前記電磁石は、円環形の鉄心を有することを特徴とする請求項7に記載のレンズ装置。
  10. 前記レンズの光軸方向において、前記操作環を挟んで前記負荷発生部とは反対側に配置される部材をさらに有し、
    前記部材は、前記吸引方向と反対の方向への前記操作環の移動を規制する、
    ことを特徴とする請求項5乃至9のいずれか1項に記載のレンズ装置。
  11. 前記操作環の回転量を検出する検出部と、
    前記検出部の検出結果を用いて前記レンズ保持枠を前記レンズの光軸方向に移動させる駆動部と、
    をさらに有することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のレンズ装置。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1項に記載のレンズ装置および前記レンズ装置によって結像される被写体像を撮像する撮像装置を含むカメラシステム。
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