JP2019081938A - 銅滓の篩別設備およびグリズリー付きホッパー - Google Patents

銅滓の篩別設備およびグリズリー付きホッパー Download PDF

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涼太 藤田
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Abstract

【課題】バックホー等による銅滓の篩別をしなくても銅滓を適切に篩別でき、操業効率の低下も防ぐことができる銅滓の篩別設備およびグリズリー付きホッパーを提供する。【解決手段】塊を含む銅滓Dを篩別する銅滓の篩別設備1であって、銅滓Dを篩別するグリズリー付きホッパー10と、グリズリー付きホッパー10によって篩別された銅滓Dをさらに篩別する篩分装置と、グリズリー付きホッパー10から篩分装置に銅滓Dを搬送する搬送手段と、を備えており、グリズリー付きホッパー10は、水平に対して上面が傾斜しかつ傾斜角度が固定された、複数の貫通孔を有するグリズリー12を有しており、グリズリーバーの傾斜角度が、30〜40度である。【選択図】図1

Description

本発明は、銅滓の篩別設備およびグリズリー付きホッパーに関する。さらに詳しくは、製錬の原料として使用される、スクラップ原料である銅滓を篩別する銅滓の篩別設備およびグリズリー付きホッパーに関する。
銅製錬において銅を生産する場合、主要な原料として銅精鉱を使用するが、銅精鉱の他に銅製錬において発生するスクラップ原料である銅滓も使用される。この銅滓には、銅製錬工程において溶融物が飛散して固化されたものも含まれており、300mmを超えるサイズの物が含まれている場合がある。
ここで、銅精錬工程では自熔炉において銅精鉱等の原料を熔融するが、原料を確実に熔融させるため、また、自熔炉内のマットやスラグの状態を安定させるために、装入される原料には粉状のものが使用される。しかし、上述したように、銅滓にはサイズが大きいものが含まれており、そのままでは自熔炉に装入できないので、あらかじめ粉と塊に篩別する必要がある。そして、篩別された銅滓のうち、粉は銅精鉱と共に自熔炉へ装入され、粉以外の塊は転炉に装入され溶融される。
従来、図5に示すような設備によって、銅滓を粉と塊に篩別している。
まず、格子が設けられたスケルトンバケットを用いたバックホーBによって、銅滓置き場に積み上げられた銅滓D1から大きな塊を篩別する。大きな塊が篩別された銅滓D2は、ショベルカーによってグリズリー付きホッパーHに供給される。すると、グリズリー付きホッパーHにおいて、比較的大きな塊(中塊)が銅滓D2から篩別され、中塊が篩別された銅滓D3は振動スクリーン装置Sに供給されて、自熔炉に供給可能な粉Cと、その粉Cよりも大きい塊(小塊)に篩別され、粉Cは自熔炉に供給される。なお、スケルトンバケット等で篩別された塊は、転炉に供給されて、転炉で熔融される。
ところで、グリズリー付きホッパーHでは、グリズリーGが傾斜しており、その傾斜を銅滓D2が滑り落ちる際に、グリズリーGの目よりも小さな粉等はグリズリーGの目を通って落下し、グリズリーGの目開きよりも大きな塊はグリズリーGの表面を滑ってグリズリーGの端部から落下するようになっている(図6参照)。
しかし、グリズリーGの上を塊等が滑り落ちずに滞留してしまう場合があり、塊等が滞留したまま、更に銅滓D2が投入されると、グリズリーGに銅滓D2が詰まってしまい、解消作業が必要となる。
グリズリーGの上を銅滓D2が移動しやすくする方法として、図6に示すようにモータMとクランク軸CSを用いてグリズリーGを構成するグリズリバーを上下方向に可動させて強制的に塊等を滑り落とす方法が考えられる。
しかし、上記構造の場合、グリズリバーを上下方向に可動させた際に隣接するグリズリバー同士の間隔が広くなり、間隔が広がったタイミングにおいてグリズリーGの目開きよりも大きな塊の通過してしまうという問題が生じる。
グリズリー付きホッパーHを通過した銅滓D3は、ベルトコンベア等の搬送設備により搬送され、振動スクリーン装置Sに供給されるが、グリズリーGの目開きよりも大きな塊が混じっていると、搬送中に引っ掛かり詰まりを発生させてしまう。
また、搬送設備間の乗継部で、特にベルトコンベアを使用する場合、ベルトコンベアの破損が起こる可能性がある。そして、ベルトコンベアを大塊の搬送・乗継に耐え得る強度にしようとするとコストが増加してしまう。
特許第2630707号公報
以上のようのような問題を解消する方法として、グリズリー付きホッパーHに供給する前に、銅滓中の大きな塊を破砕して、比較的小さな塊にする方法が考えられる(例えば、特許文献1)。しかし、塊を破砕する設備を設ければ、設備が大型化しかつ複雑化してしまい、設備コストも増加する。
また、従来の設備では、スケルトンバケットを用いたバックホーBによって銅滓D1を篩別しており、その際に粉じんが飛散するため大型の集塵設備を設けている。もし、バックホーBによる篩別をなくすことができれば、粉じんの飛散を抑制でき、集塵設備の小型化できる可能性がある。
本発明は上記事情に鑑み、バックホー等による銅滓の篩別をしなくても銅滓を適切に篩別でき、操業効率の低下も防ぐことができる銅滓の篩別設備およびグリズリー付きホッパーを提供することを目的とする。
第1発明の銅滓の篩別設備は、塊を含む銅滓を篩別する設備であって、銅滓を篩別するグリズリー付きホッパーと、該グリズリー付きホッパーによって篩別された銅滓をさらに篩別する篩分装置と、前記グリズリー付きホッパーから前記篩分装置に銅滓を搬送する搬送手段と、を備えており、前記グリズリー付きホッパーは、水平に対して上面が傾斜しかつ傾斜角度が固定された、複数の貫通孔を有するグリズリーを有しており、該グリズリーの傾斜角度が、30〜40度であることを特徴とする。
第2発明の銅滓の篩別設備は、第1発明において、前記グリズリー付きホッパーのグリズリーの上面に、該グリズリーに形成されている貫通孔よりも目開きが小さい網状部材が設けられていることを特徴とする。
第3発明の銅滓の篩別設備は、第1または第2発明において、前記グリズリー付きホッパーの前記グリズリーを構成するグリズリーバーには、その側面に変形防止用部材が設けられていることを特徴とする。
第4発明のグリズリー付きホッパーは、塊を含む銅滓を篩別するグリズリー付きホッパーであって、水平に対して上面が傾斜しかつ傾斜角度が固定された、複数の貫通孔を有するグリズリーを有しており、該グリズリーの傾斜角度が、30〜40度であることを特徴とする。
第5発明のグリズリー付きホッパーは、第4発明において、前記グリズリーの上面に、該グリズリーに形成されている貫通孔よりも目開きが小さい網状部材が設けられていることを特徴とする。
第6発明のグリズリー付きホッパーは、第4または第5発明において、前記グリズリーを構成するグリズリーバーには、その側面に変形防止用部材が設けられていることを特徴とする。
第1発明によれば、グリズリーの目詰まりを生じにくくできるので、グリズリーの目詰まり解消のための設備の停止を抑制でき、設備の操業効率の低下を防止できる。また、篩別の際に発生する粉じんなどが少なくなるので、集塵装置を小型化でき設備の大型化を防ぐことができるし、設備の各機器の故障などを抑制できる。
第2発明によれば、大きい塊などが誤ってグリズリーを通過することを防止できる。
第3発明によれば、グリズリーの貫通孔が幅方向に広がることを防止しやすくなる。
第4発明によれば、グリズリーの目詰まりを生じにくくできるので、グリズリーの目詰まり解消のための設備の停止を抑制でき、設備の操業効率の低下を防止できる。
第5発明によれば、大きい塊などが誤ってグリズリーを通過することを防止できる。
第6発明によれば、グリズリーの貫通孔が幅方向に広がることを防止しやすくなる。
本実施形態の銅滓の篩別設備1の腰部概略説明図である。 本実施形態の銅滓の篩別設備1に使用されるグリズリー付きホッパー10の概略説明図である。 (A)はグリズリー12の概略説明図であり、(B)は網状部材13の概略説明図である。 グリズリー12と網状部材13の組み合わせの概略説明図である。 従来の銅滓の篩別設備の概略説明図である。 グリズリーGを上下方向に可動させるグリズリー付きホッパーHの概略説明図である。
<本実施形態の銅滓の篩別設備1>
図1に基づいて、本実施形態の銅滓の篩別設備1を説明する。
図1において符号10はグリズリー付きホッパーを示している。このグリズリー付きホッパー10には、大きな塊を含んだ状態の銅滓D1が供給され、銅滓D1から大きな塊(大塊)を篩別するものである。ここでいう大塊とは、例えば、塊の最も長い部分が200mm程度以上のものを意味している。つまり、グリズリー付きホッパー10には、スケルトンバケットを用いたバックホーによる篩別をされていない銅滓D1が供給されるようになっている。
グリズリー付きホッパー10の下方には、グリズリー付きホッパー10から大塊が除去された銅滓D2を切り出す切り出し装置16が設けられている。この切り出し装置16によって切り出された銅滓D2は、第一搬送コンベアC1の一端部に供給されるようになっている。この第一搬送コンベアC1の他端部は、振動スクリーン装置20の上方まで延びている。つまり、グリズリー付きホッパー10によって大塊が除去された銅滓D2が、振動スクリーン装置20に供給されるようになっている。
振動スクリーン装置20は、供給された銅滓D2から中程度の塊(中塊)を篩別する機能を有している。ここでいう中塊とは、例えば、塊の最も長い部分が80mm程度以上のものを意味している。
そして、振動スクリーン装置20によって中塊が除去された銅滓D3は、第二搬送コンベアC3によって二段目の振動スクリーン装置S(図5参照)に搬送される。そして、二段目の振動スクリーン装置において、中塊が除去された銅滓D3から自熔炉に供給できる程度の粉とそれ以上の塊とに篩別され、粉は最終的に自熔炉に供給される。
以上のように、本実施形態の銅滓の篩別設備1では、スケルトンバケットを用いたバックホーによる篩別を行うことなく、二段目の振動スクリーン装置Sに供給する銅滓D3を得ることができる。すると、本実施形態の銅滓の篩別設備1が設けられている環境を悪化させることなく銅滓Dの篩別ができるので、集塵装置を小型化でき設備の大型化を防ぐことができる。しかも、粉じんなどが少なくなるので、設備の各機器の故障などを抑制できるという利点も得られる。
なお、グリズリー付きホッパー10によって銅滓D1から分離された塊は、グリズリー付きホッパー10から塊置き場に排出されて一旦留置される。留置された塊は、例えば、転炉に供給されたり、再度、グリズリー付きホッパー10で篩別されたりするが、その用途はとくに限定されない。
また、振動スクリーン装置20によって篩別された塊も、第三搬送コンベアC3によって塊置き場に供給される。塊置き場に供給された塊は、例えば、転炉に供給されたり、再度、グリズリー付きホッパー10で篩別されたりするが、その用途はとくに限定されない。
上述した各搬送コンベアC1〜C3は、銅滓Dを搬送できる搬送コンベアであればよく、とくに限定されない。例えば、ベルトコンベア等の公知の搬送コンベアを採用することができる。
上述した振動スクリーン装置20および二段目の振動スクリーン装置Sの両方または振動スクリーン装置20が特許請求の範囲における篩分装置に相当する。
また、上述した搬送コンベアC1〜C3の全てまたは一部が、特許請求の範囲にいう搬送手段に相当する。
<グリズリー付きホッパー10>
上述したように、本実施形態の銅滓の篩別設備1では、スケルトンバケットを用いたバックホーによる篩別が行われていない銅滓D1をグリズリー付きホッパー10に供給するようになっている。この構成を実現するために、グリズリー付きホッパー10は、以下のような構造をなっている。
<ホッパー本体11>
図2において、符号11はグリズリー付きホッパー10のホッパー本体を示している。このホッパー本体11の下部には、グリズリー12によって篩別された銅滓D2を排出する排出口が設けられており、この排出口11の下方に上述したは切り出し装置16が設けられている。
<グリズリー12>
このホッパー本体11の上部には、銅滓D2を篩別するグリズリー12が設けられている。このグリズリー12は、図3(A)に示すように、上端が取付座12bに固定され下端が受け台12cに保持された複数本のグリズリーバー12aを備えている。この複数本のグリズリーバー12aは、互いに間隔を空けた状態で並んで配置されている。つまり、グリズリー12には、複数本のグリズリーバー12a同士の間に、その上下を貫通する貫通孔hが複数設けられており、この貫通孔hの大きさによって銅滓D2を篩別している。例えば、200mmの塊を篩別する場合であれば、隣接するグリズリーバー12a同士の間隔(図3(A)の左右方向)が200mmとなるように配設されたグリズリー12を使用することができる。
そして、このグリズリー12は、その表面(上面)の傾斜角度θが、水平に対して30〜40度、好ましくは35度となるように設けられている。言い換えれば、複数本のグリズリーバー12aの上端の傾斜角度がθが、水平に対して30〜40度、好ましくは35度となるように設けられている。グリズリー12の上面がかかる傾斜角度θになっていれば、グリズリー12の上面に銅滓D2が供給された際に、下方に移動させる力を大きくすることができる。
すると、銅滓D2がグリズリー12の表面に沿って滑ったり転動したりして移動しやすくなるので、グリズリー12の上面で塊が滞留しにくくなり、グリズリー12の詰まりを防止することができる。すると、グリズリー12の目詰まり解消のための設備の停止を抑制できるので、設備の操業効率の低下を防止できる。
かかる構造のグリズリー付きホッパー10を使用すれば、スケルトンバケットを用いたバックホーにより300mm程度を超える大きな塊をあらかじめ篩別しなくても、グリズリー12上における塊の滞留を防止できる。つまり、かかる構造のグリズリー付きホッパー10を使用することによって、本実施形態の銅滓の篩別設備1では、スケルトンバケットを用いたバックホーによる篩別を行わなくてもよくなるので、篩別作業で発生する粉じん等を抑制できる。
しかも、スケルトンバケットを用いたバックホーによる篩別では開放空間での篩別が必要であったため大型の集塵装置が必要であったが、開放空間での閉鎖空間での篩別が主体となるので、集塵装置の小型化も可能になる。
<網状部材13>
グリズリー12には、その表面に図3(B)に示すような網状部材13を配置してもよい(図4参照)。具体的には、グリズリー12の貫通孔hよりも目開きが小さい網状部材13を配置してもよい。上述したように、例えば、隣接するグリズリーバー12a同士の間隔が200mmである貫通孔hを有するグリズリー12でも、200mmよりも最大長さが長い塊、つまり200mmよりも短い部分を有する塊を篩別することは可能である。しかし、網状部材13を配置しておけば、板状の塊などが誤ってグリズリー12を通過することを防止できるという利点が得られる。例えば、図4に示すように、200mm×200mmの目開きを有する網状部材13を配置しておけば、篩別する塊の最大長さが200mmであるが幅の狭い塊(例えば板状の塊)などが誤ってグリズリー12を通過することを防止できる。
<変形防止用部材>
また、グリズリーバー12aの側面に、変形防止用部材14を設けておくことが望ましい。図3(A)に示すように、グリズリーバー12aの側面には、グリズリー12の幅方向(図3の左右方向)に延びる板状の変形防止用部材14が設けられている。この変形防止用部材14は、その一端がグリズリーバー12aの側面に固定されている。かかる変形防止用部材14を設ければ、グリズリーバー12aが変形して幅方向に変形しようとした際に、隣接するグリズリーバー12aの側面の変形防止用部材14と干渉するので、グリズリーバー12aの変形を防止できる。つまり、グリズリーバー12aの変形に起因して、グリズリー12の貫通孔hが幅方向に広がることを防止することができる。
なお、変形防止用部材14を設ける数や位置はとくに限定されず、グリズリー12の大きさなどに合わせて適宜設ければよい。
また、変形防止用部材14は板状の部材に限定されず、棒材等で形成してもよく、塊が貫通孔hを通過する際に抵抗が少なくなるように設けられていればよい。例えば、図2に示すように、変形防止用部材14が板状の部材の場合、その表面が塊の落下する方向、つまり、鉛直方向と平行に設けられてれば、変形防止用部材14が塊が貫通孔hを通過する際の抵抗となりにくくなる。
また、図3(A)に示すように、最外方に位置するグリズリーバー12aの側面に、外部部材とを連結する変形防止用部材15を設けてもよい。例えば、一端がグリズリー12の側面に固定され他端がホッパー本体11の内面または設備の構造部材(柱など)に固定された変形防止用部材15を設けてもよい。すると、グリズリーバー12aの変形をより抑制しやすくなるので、グリズリー12の貫通孔hが幅方向に広がることを防止しやすくなる。
本発明の銅滓の篩別設備は、製錬の原料として使用されるスクラップ原料である銅滓を篩別する設備として適している。
1 銅滓の篩別設備
10 グリズリー付きホッパー
11 ホッパー本体
12 グリズリー
12a グリズリーバー
13 網状部材
14 変形防止用部材
20 振動スクリーン装置
30 測定軸リフト部
C1 第一搬送コンベア
C2 第二搬送コンベア
C3 第三搬送コンベア
D 銅滓

Claims (6)

  1. 塊を含む銅滓を篩別する設備であって、
    銅滓を篩別するグリズリー付きホッパーと、
    該グリズリー付きホッパーによって篩別された銅滓をさらに篩別する篩分装置と、
    前記グリズリー付きホッパーから前記篩分装置に銅滓を搬送する搬送手段と、を備えており、
    前記グリズリー付きホッパーは、
    水平に対して上面が傾斜しかつ傾斜角度が固定された、複数の貫通孔を有するグリズリーバーを有しており、
    該グリズリーバーの傾斜角度が、30〜40度である
    ことを特徴とする銅滓の篩別設備。
  2. 前記グリズリー付きホッパーのグリズリーバーの上面に、該グリズリーバーに形成されている貫通孔よりも目開きが小さい網状部材が設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の銅滓の篩別設備。
  3. 前記グリズリー付きホッパーの前記グリズリーを構成するグリズリーバーには、その側面に変形防止用部材が設けられている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の銅滓の篩別設備。
  4. 塊を含む銅滓を篩別するグリズリー付きホッパーであって、
    水平に対して上面が傾斜しかつ傾斜角度が固定された、複数の貫通孔を有するグリズリーを有しており、
    該グリズリーの傾斜角度が、30〜40度である
    ことを特徴とするグリズリー付きホッパー。
  5. 前記グリズリーの上面に、該グリズリーに形成されている貫通孔よりも目開きが小さい網状部材が設けられている
    ことを特徴とする請求項4記載のグリズリー付きホッパー。
  6. 前記グリズリーを構成するグリズリーバーには、その側面に変形防止用部材が設けられている
    ことを特徴とする請求項4または5記載のグリズリー付きホッパー。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112657823A (zh) * 2019-10-15 2021-04-16 湖南省益能环保科技有限公司 一种用于干化污泥的电动分料装置
CN112850206A (zh) * 2021-01-04 2021-05-28 南通大学 一种铝灰的自动下料装置

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