JP2019081718A - ヒアルロン酸合成酵素発現促進剤 - Google Patents

ヒアルロン酸合成酵素発現促進剤 Download PDF

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真理子 横田
Mariko Yokota
真理子 横田
彰一 矢作
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彰一 矢作
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Abstract

【課題】本発明は、表皮組織において保湿機能やしわ改善作用に重要な機能を有するヒアルロン酸の産生促進作用のあるヒアルロン酸合成酵素(HAS3)の発現促進剤を提供することを課題とする。【解決手段】本発明者らは、油溶性のアスコルビン酸誘導体において、表皮組織においてヒアルロン酸合成酵素であるHAS3(Hyaluronan Synthase 3)のmRNA発現において有意な増加作用を示し、特にテトラヘキシルデカン酸アスコルビルの効果が顕著に優れることを見出し、本発明を完成するに至った。【選択図】なし

Description

本発明は、油溶性のアスコルビン酸誘導体を有効成分とする表皮組織におけるヒアルロン酸合成酵素の発現促進剤に関する。
ヒアルロン酸は、N−アセチルグルコサミンとグルクロン酸の二糖が交互に結合した高分子多糖で、哺乳類の結合組織に広く存在するグリコサミノグリカンのひとつであり、構成単糖のもつ水和能に加え、オーバーラップした三次元ネットワークが水分子を束縛することにより、高い水和積を有する。皮膚のヒアルロン酸には、真皮ヒアルロン酸と表皮ヒアルロン酸があり、真皮に存在するヒアルロン酸は、細胞外マトリックスを構成する分子として機能するため深いシワの形成に関与する。一方で、表皮のヒアルロン酸は重層した表皮細胞の細胞間隙に存在して細胞間スペースを維持し、細胞の分化や増殖に寄与することから、肌の保湿、肌あれ、小ジワの形成に関与することが知られている。皮膚のヒアルロン酸は生体の50%を占めるが、加齢により減少することが知られていることから、ヒアルロン酸の代謝制御は抗老化のターゲットとして重要である(非特許文献1)。
皮膚ヒアルロン酸の半減期は0.5〜1.5日と短く、ヒアルロン酸合成酵素であるHAS(Hyaluronan Synthase)と分解酵素(ヒアルロニダーゼ)により、ホメオスタシスが維持されている。このヒアルロン酸合成酵素(HAS)には、3種のアイソザイム(HAS1、HAS2、HAS3)の存在が知られているが表皮組織においてはHAS3が高く寄与していることが報告されており、表皮をターゲットとしたヒアルロン酸の産生促進にはHAS3の発現上昇が重要である。
ところで、抗老化剤として広く認知されている化合物としてビタミンAがある。このビタミンAは光老化によるコラーゲン産生低下の改善をするほか、表皮においてヒアルロン酸産生を促進する作用がある(非特許文献2)。しかしながら、ビタミンAは熱、光、酸化に対して弱く、非常に不安定な成分であることから、化粧料や外用剤への配合に対しては、安定に配合するための特殊な製剤化技術等が必要となり、汎用性に乏しい現状にある。またビタミンAは、痒疹や紅斑といった皮膚刺激等が起こりやすく、広く化粧料に配合する場合には、その安全性に問題があった。
アスコルビン酸およびその誘導体については、抗酸化作用、美白作用、コラーゲン産生促進作用等の機能を持つことが知られており、安全性にも優れている。しかしながら、アスコルビン酸そのものは熱、光、酸化に対して弱く、非常に不安定な成分であることから、化粧料や外用剤への配合が難しいという問題がある。そこでこれらの問題を解決するために、種々の誘導体が検討されており、これらの効果が報告されている。アスコルビン酸及びその誘導体によるヒアルロン酸産生促進作用については、アスコルビン酸(特許文献1)、アスコルビン酸配糖体(特許文献2)、アスコルビン酸アルキルエーテル及びグリセリルエーテル(特許文献3)において既に報告されているが、これらの効果は他の一般的な抗老化剤に比べて弱く、十分満足できるものではなかった。
特開2008−105985号公報 WO2014/104171号公報 特開2014−210711号公報
佐用哲也、博士学位論文、表皮ヒアルロン酸合成制御機構の解明 Sayo T et. al., Hyaluronan synthase 3 regulates hyaluronan synthesis in cultured human keratinocytes. J Invest Dermatol. 2002 Jan;118(1):43-8. 正木仁、抗老化素材のレビュー、日本香粧品学会誌 Vol.37, No.1, pp.11-16(2013)
本発明は、表皮組織におけるヒアルロン酸合成酵素(HAS3)の発現促進剤を提供することにある。
本発明者らは、ヒアルロン酸の産生促進について鋭意研究した結果、油溶性のアスコルビン酸誘導体に、ヒアルロン酸合成酵素(HAS3)のmRNA発現を促進する効果が顕著に優れることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明の油溶性アスコルビン酸誘導体は、アスコルビン酸及び水溶性のアスコルビン酸誘導体に比べ、ヒアルロン酸合成酵素(HAS3)のmRNA発現促進作用が顕著であった。これらを配合することで、表皮ヒアルロン酸の合成を促進し、皮膚の保湿機能の改善やしわの改善に対して効果を発揮する化粧料や外用剤の提供が可能である。
以下、本発明の構成を更に詳細に説明する。
本発明は、油溶性アスコルビン酸誘導体を有効成分として含有するヒアルロン酸合成酵素(HAS3)発現促進剤である。
本発明のアスコルビン酸誘導体としては、ジパルミチン酸アスコルビル、トリパルミチン酸アスコルビル、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル等が挙げられる。このうち、特に好ましくは、テトラヘキシルデカン酸アスコルビルである。市販品としては、NIKKOL CP(ジパルミチン酸アスコルビル、日光ケミカルズ社製)やNIKKOL VC−IP(テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、日光ケミカルズ社製)等があり、これを用いることもできるし、特開平6−247956号公報に記載の方法等で合成した物を用いることもできる。また、本発明の油溶性アスコルビン酸誘導体は、1種又は2種以上を組み合わせて使用することができる。
これらの油溶性アスコルビン酸誘導体は、アスコルビン酸及び水溶性のアスコルビン酸誘導体に比べ、優れたヒアルロン酸合成酵素(HAS3)のmRNA発現促進作用を有し、これにより表皮ヒアルロン酸の合成を促進し、皮膚の保湿機能の改善やしわの改善に対して有用である。
本発明のヒアルロン酸合成酵素(HAS3)発現促進剤は、外用剤として用いることが好ましい。外用剤には、本発明の効果に影響のない範囲において、通常使用される外用基剤、薬効成分などを配合することができる。外用基剤としては、流動パラフィンやスクワランなどの炭化水素、植物油、ロウ類、合成エステル油、シリコーン系の油相成分、フッ素系の油相成分、高級アルコール類、脂肪酸類、増粘剤、紫外線吸収剤、粉体、顔料、色材、陰イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、多価アルコール、糖、高分子化合物、経皮吸収促進剤、溶媒、酸化防止剤、香料、防腐剤などを任意に配合することができる。薬効成分としては鎮痛消炎剤、殺菌消毒剤、ビタミン類、皮膚軟化剤等を適宜使用できる。本発明の外用剤の剤型は任意であり、油性基剤をベースとするもの、水中油型、油中水型の乳化系基剤をベースとするもの、水をベースとするもののいずれの剤型も任意にとることができる。また用途としては、化粧料の他、皮膚外用剤、医薬用軟こう等に好適に使用できる。その形態は、化粧水、乳液、美容液、クリーム、パック、美容オイル、オイルバーム、軟こう、固形物、ムース等のスキンケア製品、化粧下地やファンデーション、コンシーラー、アイシャドウ、チーク等のメイク製品、リップ製品、ボディ製品といった化粧料および外用剤に配合することができるが、これらに限定されるものではない。本発明のヒアルロン酸合成酵素(HAS3)発現促進剤の外用剤への配合量は、用途、剤型、配合目的等によって異なり、特に限定されるものではないが、一般的には、油溶性アスコルビン酸誘導体として、外用剤中0.01〜100.0質量%が好ましく、より好ましくは0.5〜30.0質量%である。
実施例1:Realtime RT‐PCR法によるmRNA発現の確認
1、試験の概要
アスコルビン酸およびその誘導体の表皮ヒアルロン酸合成酵素であるHAS3のmRNA発現に対する作用を確認した。
2、実験方法
正常ヒト表皮細胞におけるmRNAの発現量変化をRealtime RT‐PCR法によって評価した。コントロールのハウスキーピング遺伝子としてTaqMan(r) Endogeneous Controls(Applied Biosystems)のCyclophillin A(PPIA)を用いた。
正常ヒト表皮細胞は、HuMedia KG2(Kurabo)を用いて96穴プレートに15,000cellsの細胞密度にて播種した。播種24時間後、所定の濃度の試料を含有したHuMedia KB2(Kurabo)と交換し、6時間培養した。細胞はPBS(−)にて洗浄したのち、TaqMan(r) Gene Expression Cells‐to‐CTTM Kit(Ambion)のプロトコールに従いcDNAを作成した。このcDNAを鋳型として、TaqMan(r) Fast Univ. Gene Expression Master Mix(Applied Biosystems)およびTaqMan(r) Gene Expression Assays(プライマー、Applied Biosystems)を用いてRealtime RT‐PCRを実施した。Realtime RT−PCRは、StepOnePlusTM Real Time PCR System(Applied Biosystems)を用いた。
解析は、ΔΔCT法を用いて実施し、試料無添加条件での補正値を1とした発現比で表した。それぞれの遺伝子発現量はStudent t検定を用いて有意差検定を行い、コントロールとの差を評価した。
3、評価試料
比較品1:アスコルビン酸ナトリウム(L(+)‐アスコルビン酸ナトリウム、和光純薬工業社製)
比較品2:アスコルビン酸グルコシド(AA2G、林原社製)
比較品3:アスコルビン酸リン酸マグネシウム(NIKKOL VCPMg、日光ケミカルズ社製)
発明品1:テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(NIKKOL VC‐IP、日光ケミカルズ社製)
4、結果
結果を表1に示した。試料無添加時と比較して、いずれのアスコルビン酸およびその誘導体にも、表皮ヒアルロン酸合成酵素(HAS3)のmRNA発現の増加が認められたが、アスコルビン酸およびその誘導体のなかでも、特に油溶性のテトラヘキシルデカン酸アスコルビルに同モル濃度の他の試験試料と比較して、非常に優れたHAS3発現促進作用が確認された。
Figure 2019081718
ヒアルロン酸の産生促進に対して、油溶性のアスコルビン酸誘導体が寄与するため、これをヒアルロン酸合成酵素発現促進剤として配合することで、皮膚状態を良好に保つことを可能とするための化粧品ならびに皮膚外用剤の提供が可能となる。

Claims (2)

  1. 油溶性アスコルビン酸誘導体を有効成分とするヒアルロン酸合成酵素(HAS3)発現促進剤。
  2. 油溶性アスコルビン酸誘導体が、ジパルミチン酸アスコルビル、トリパルミチン酸アスコルビル、テトラヘキシルデカン酸アスコルビルから選ばれる1種または2種以上であることを特徴とする請求項1に記載のヒアルロン酸合成酵素(HAS3)発現促進剤。
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