JP2019081460A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019081460A
JP2019081460A JP2017210030A JP2017210030A JP2019081460A JP 2019081460 A JP2019081460 A JP 2019081460A JP 2017210030 A JP2017210030 A JP 2017210030A JP 2017210030 A JP2017210030 A JP 2017210030A JP 2019081460 A JP2019081460 A JP 2019081460A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
outside
vehicle
passage
fan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017210030A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6456456B1 (ja
Inventor
昌和 谷
Masakazu Tani
昌和 谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2017210030A priority Critical patent/JP6456456B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6456456B1 publication Critical patent/JP6456456B1/ja
Publication of JP2019081460A publication Critical patent/JP2019081460A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/02Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived from the propulsion plant
    • B60H1/03Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived from the propulsion plant and from a source other than the propulsion plant
    • B60H1/039Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived from the propulsion plant and from a source other than the propulsion plant from air leaving the interior of the vehicle, i.e. heat recovery

Abstract

【課題】車室外に排出される内気と車室内に導入される外気との間で熱交換させる熱回収器に対して内気を均一に流し、高い熱回収効率を実現することができる車両用空調装置を得る。【解決手段】エアコンユニット10は、外気導入口61及び車室外吹出口65が形成された車両壁81と、仕切板19を介して同軸に配置された第1のファン16及び第2のファン17により内気又は外気をそれぞれ送風するシロッコファン15と、内気又は外気を車室内に吹き出す車室内吹出口63、64と、内気と外気との間で熱交換させる熱回収器11と、外気導入口71を開閉する第1の仕切弁71と、車室外吹出口65を開閉するとともに、外気導入口61から流入する外気の流れと車室外吹出口65から流出する内気の流れとを仕切る第2の仕切弁72とを備え、熱回収器11は、シロッコファン15の上流側に配置されている。【選択図】図1

Description

この発明は、プラグインハイブリッド車等のハイブリッド車両、電気自動車等の電動車両に搭載され、車室内の空調を行う車両用空調装置に関するものである。
ハイブリッド車両や電動車両は車両の駆動に電力を利用するため、空調による消費電力が大きいと車両の電費が低下する。また、空調に伴う換気によって生じる熱損失は大きく、空調の消費電力に大きな影響を与えるため、可能な限り換気による熱損失を低減する必要がある。従来の車両用空調装置では、内気送風手段及び外気送風手段と内気排出口及び外気導入口との間に熱回収器を設け、車外に排出される内気と車内に導入される外気との間で熱交換させることで熱損失の低減を図っている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−1036号公報(図1)
車両用空調装置では、最大静圧が高く静穏性に優れるシロッコファン等の遠心式送風機を用いることが望ましいとされている。一方、遠心式送風機は吹き出し部において径方向の風速分布が大きいという特徴があるため、特許文献1の車両用空調装置のように内気を排気する風路において内気送風手段の下流側に熱回収器を設けると、熱回収器に内気が均一に流れず熱回収効率が低下する虞があるという問題点がある。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、車室外に排出される内気と車室内に導入される外気との間で熱交換させる熱回収器に対して内気を均一に流し、高い熱回収効率を実現することができる車両用空調装置を得るものである。
この発明の車両用空調装置は、車室外の空気である外気を導入する外気導入口、及び車室内の空気である内気を車室外に排出する内気排出口が形成された外壁と、仕切板を介して同軸に配置された第1のファン及び第2のファンを有し、内気又は外気を第1のファン及び第2のファンによりそれぞれ送風する遠心式送風機と、遠心式送風機により送風された内気又は外気を車室内に吹き出す車室内吹出口と、内気用の風路と外気用の風路を交互に形成しながら積層された複数の間隔板によって構成され、内気用の風路を流れる内気と外気用の風路を流れる外気との間で熱交換させる第1の熱交換器と、内部を冷媒が流通する配管を有し、内気又は外気と冷媒との間で熱交換させる第2の熱交換器と、外気導入口を開閉する第1の仕切弁と、外気導入口と内気排出口との間で回動可能に支持されて、内気排出口を開閉するとともに、外気導入口から流入する外気の流れと内気排出口から流出する内気の流れとを仕切る第2の仕切弁と、外気導入口から第1の熱交換器に延び、外気導入口から流入した外気を第1の熱交換器に導く外気導入路を第2の仕切弁との間に形成する第1の風路構成部材と、車室内から内気を導入する内気導入口から流入した内気を導く内気導入路を前記外壁との間に形成する第2の風路構成部材とを備え、第1の熱交換器は、遠心式送風機の上流側に配置されているものである。
この発明によれば、車室外に排出される内気と車室内に導入される外気との間で熱交換させる熱回収器に対して内気を均一に流し、高い熱回収効率を実現することができる。
この発明の実施の形態1における車両用空調装置の第1の風路形態を示す概略構成図である。 この発明の実施の形態1に係るヒートポンプシステムを示す概略構成図である。 この発明の実施の形態1における車両用空調装置の第2の風路形態を示す概略構成図である。 この発明の実施の形態1における車両用空調装置の第3の風路形態を示す概略構成図である。 この発明の実施の形態1における車両用空調装置の第4の風路形態を示す概略構成図である。 この発明の実施の形態2に係る熱回収器を示す概略構成図である。
実施の形態1.
<全体構成>
以下に、この発明の実施の形態1を図1から図5に基づいて説明する。図1は、実施の形態1における車両用空調装置の第1の風路形態を示す概略構成図である。なお、以下では車室外の空気を「外気」、車室内の空気を「内気」とし、単に「空気」と記載する場合は、内気又は外気を指すとする。エアコンユニット10、すなわち車両用空調装置は、例えば車両の前方部分、フロントガラスの下方に搭載され、ヒートポンプシステムを用いて車室内の空調を行うものである。エアコンユニット10は、その外周部分が車両壁81、すなわち外壁により構成されており、車両壁81の上部においては車室外の空気である外気をエアコンユニット10内に導入する外気導入口61、及び車室内の空気である内気を排出する車室外吹出口65、すなわち内気排出口がフロントガラス82との間に形成されている。また、車両壁81の車室内側の側部においては内気をエアコンユニット10内に導入する内気導入口62、エアコンユニット10内の空気を車室内に導入する第1の車室内吹出口63及び第2の車室内吹出口64がそれぞれ設けられている。第1の車室内吹出口63はフロントガラス82に対向しており、第1の車室内吹出口63から吹き出された空気が直接フロントガラス82に吹き付けられるようになっている。
エアコンユニット10の内部には、内気と外気とを熱交換させる熱回収器11、すなわち第1の熱交換器と、冷媒が流通する金属製の配管をそれぞれ内蔵し、冷媒の蒸発に伴う吸熱によりエアコンユニット10内の空気を冷却する冷媒蒸発器12と、冷媒の凝縮に伴う放熱によりエアコンユニット10内の空気を加熱昇温する冷媒凝縮器13と、シロッコファン15、すなわち遠心式送風機が設けられている。冷媒蒸発器12及び冷媒凝縮器13は、内気又は外気と冷媒との間で熱交換させるものであり、第2の熱交換器に相当する。
図2は、実施の形態1に係るヒートポンプシステムを示す概略構成図である。図1において、エアコンユニット10については冷媒蒸発器12及び冷媒凝縮器13以外の図示を省略している。エアコンユニット10のようにハイブリッド車両や電動車両に搭載される空調システムのヒートポンプシステムは、冷媒を圧縮する圧縮機92、エアコンユニット10に搭載された冷媒蒸発器12及び冷媒凝縮器13、冷媒を膨張させる膨張弁94a、95a及び冷媒の流れを制御する電磁弁94b、95bをそれぞれ有する絞り弁94、96、車外に搭載される車外熱交換器93が一巡して配管されている。また、圧縮機92の高圧吐出側、すなわち冷媒蒸発器12及び冷媒凝縮器13と圧縮機92との間には四方弁91が設けられている。また、四方弁91と車外熱交換器93との間、及び冷媒凝縮器13と車外熱交換器93との間には逆止弁96、97がそれぞれ設けられている。
図2に示すヒートポンプシステムでは、配管内を流れる冷媒が凝縮と蒸発を繰り返しながら循環することで車室内から車外に熱輸送する冷房及び車室外から車室内に熱輸送する暖房が行われる。より具体的には、冷房時においては四方弁91を介して圧縮機92から車外熱交換器93に冷媒を供給して、車外熱交換器93にて放熱させた冷媒を絞り弁94で減圧し、冷媒蒸発器12で蒸発させてエアコンユニット10内の空気から吸熱させることで空気を冷却する。暖房時においては、冷房時から経路を切り換えた四方弁91を介して圧縮機92から冷媒凝縮器13に冷媒を供給し、冷媒凝縮器13にて放熱させることで空気を加熱昇温する。暖房時において、車外熱交換器93は蒸発器として動作する。また、除湿時においては冷媒凝縮器13、絞り弁95、車外熱交換器93、絞り弁94、冷媒蒸発器12の順に冷媒を流すなどして空気を冷却除湿した後に加熱昇温を行う。
第1の車室内吹出口63及び第2の車室内吹出口64のいずれか一方又は両方には、上述した冷房時等における車室内の温度をモニタリングするための温度センサ(図示なし)が設置されている。温度センサの設置場所は第1の車室内吹出口63又は第2の車室内吹出口64に限られるものではないが、温度センサのモニター値と実際の車室内温度との乖離を抑制するため、できるだけ第1の車室内吹出口63又は第2の車室内吹出口64に近い位置に温度センサを設けることが望ましい。
熱回収器11は、紙素材、樹脂などからなる複数の正方形状の間隔板を、図中紙面に垂直な方向を積層方向として積層したものであり、互いに隣接する間隔板の間には所定の間隔を保持するスペーサ(図示なし)が設けられ、間隔板の積層方向と垂直な方向に空気が流れる風路が複数形成されている。また、熱回収器11には外気導入口61及び車室外吹出口65に対向する側に外気口部11b及び排気口部11dが設けられ、外気口部11b及び排気口部11dの反対側に給気口部11c及び還気口部11aが設けられている。外気口部11bは、外気を熱回収器11内に流入させ、給気口部11cは、外気口部11bから熱回収器11内に流入した外気を熱回収器11の外に流出させる。還気口部11aは、内気を熱回収器11内に流入させ、排気口部11dは、還気口部11aから熱回収器11内に流入した内気を熱回収器11の外に流出させる。
熱回収器11内の風路は、外気口部11bから給気口部11cに通じる外気用の風路と還気口部11aから排気口部11dに通じる内気用の風路が間隔板の積層方向に沿って交互に形成されており、互いに隣接する内気用の風路及び外気用の風路では、内気と外気が間隔板を介して熱交換しながら交差して流れるように構成されており、内気と外気が熱回収器11内で混合することはない。なお、間隔板及びスペーサの素材として、臭い成分を吸着する吸着消臭素材、粉じんを集塵する集塵素材、又はこれらの組み合わせを含む素材を用いてもよい。この場合、熱回収器11の内部に内気及び外気を流通させることで内気及び外気の空気質を改善することができる。
なお、実施の形態1の熱回収器11では、外気口部11bと給気口部11cを接続する風路と還気口部11aと排気口部11dを接続する風路の長さがの向きが直交している。すなわち、熱回収器11において、内気用の風路の向きと外気用の風路の向きは直交している。また、熱回収器11を構成する間隔板が正方形状であるので、内気用の風路の長さと外気用の風路の長さは等しい。
シロッコファン15は、図中上方向に延びる回転軸が設けられた回転機18と、図中右側に吹き出し部を持つダクト(図示なし)を備えたケースにそれぞれ収納され、同軸に配置されて中心がそれぞれ回転機18の回転軸に貫通された第1のファン16及び第2のファン17と、第1のファン16と第2のファン17との間に配置された仕切板19とを有する。第1のファン16は、図中仕切板19の上方、すなわち仕切板19よりも外気導入口61側に配置されており、第2のファン17は、外気導入口61とは反対側に配置されている。第1のファン16及び第2のファン17は、回転機18によって回転駆動されることにより上方及び下方の空気をそれぞれ取り込み、取り込んだ空気を径方向に流すものである。第1のファン16及び第2のファン17によってそれぞれ径方向に流された空気は、上記したダクトによって導かれ図中右方向へ吹き出されて送風される。ダクトから吹き出される空気は、第1のファン16及び第2のファン17の径方向に対して風速に偏りがあり、回転軸から遠い側ほど風速が大きくなる。一方、第1のファン16及び第2のファン17にそれぞれ取り込まれる空気の流れには偏りがなく、シロッコファンの上流側では空気の流れが均一となっている。
なお、第1のファン16及び第2のファン17の径は、外気及び内気の流路抵抗に応じて設定すればよく、特に限られるものではない。
エアコンユニット10内は、それぞれ樹脂成型品で構成された第1の風路壁41〜第5の風路壁45及び第1の仕切弁71〜第4の仕切弁74により内部に空気が流通する複数の風路が形成される。これらの風路は、一方の端部に回転軸がそれぞれ設けられ、アクチュエータなどの駆動装置により回転軸回りに回転駆動される第1の仕切弁71〜第4の仕切弁74の開閉動作により複数の風路形態に切り換えられる。
第1の風路壁41、すなわち第1の風路構成部材は、外気導入口61から熱回収器11の方向に延びるもので、一方の端部が熱回収器11の外気口部11bと排気口部11dの接点部に接続されている。第1の風路壁41の他方の端部、すなわち外気導入口61側端部には、第1の仕切弁71の回転軸が設けられ、第1の仕切弁71を回動可能に支持している。
第2の風路壁42、すなわち第2の風路構成部材は、熱回収器11から第2の車室内吹出口64の方向に延びるもので、内気を導入する内気導入口62及び内気導入口62から流入した内気を導く内気導入路52を車両壁81の底部との間に形成している。また、第2の風路壁42の一方の端部、すなわち内気導入口62とは反対側の端部には、第3の仕切弁73の回転軸が設けられ、第3の仕切弁73を回動可能に支持している。第3の仕切弁73は、熱回収器11と第2の風路壁42との間の開閉状態を切り換えるものである。熱回収器11と第2の風路壁42との間が開放されているとき、内気導入路52を流通する内気の流れは2つに分かれ、それぞれ熱回収器11の還気口11aと第2のファン17に向かって流れる。熱回収器11と第2の風路壁42との間が第3の仕切弁73により仕切られているとき、内気導入路52を流通する内気は全て熱回収器11の還気口11aに向かって流れる。
シロッコファン15の仕切板19と第2の風路壁42との間には、熱回収器11の給気口部11cから流出した空気を第2のファン17によって冷媒蒸発器12に導く送風路53が形成されている。すなわち、送風路53において、熱回収器11はシロッコファン15の上流側、冷媒蒸発器12はシロッコファン15の下流側となっている。
第4の風路壁44は、冷媒凝縮器13から第1の車室内吹出口63と車室外吹出口65の境界の方向に延びるもので、一方の端部が冷媒凝縮器13に接続されており、他方の端部がフロントガラス82の下端に接続されている。
第3の風路壁43は、冷媒凝縮器13から第1の車室内吹出口63の方向に延びるもので、一方の端部が冷媒凝縮器13に接続され、他方の端部がフロントガラス82に接続されている。
第5の風路壁45は、一方の端部が冷媒蒸発器12に接続され、他方の端部が冷媒凝縮器13に接続されている。
外気導入口61と車室外吹出口65との間には、第2の仕切弁72の回転軸が設けられており、第2の仕切弁72が回動可能に支持されている。第2の仕切弁72は、車室外吹出口65の開閉状態を切り換えるものである。
シロッコファン15の仕切板19は、シロッコファン15の上流側の端部が熱回収器11の排気口部11dと給気口部11cの接点に接続されている。下流側の端部には第4の仕切弁74の回転軸が設けられており、第4の仕切弁74を回動可能に支持している。第4の仕切弁74は、第1のファン16によって送風される空気と第2のファン17によって送風される空気との間を下流側で仕切るものである。また第4の仕切弁74は、回転駆動されることで第1のファン16によって送風される空気の流れを切り換える。
第4の風路壁44と第5の風路壁45との間、及び第4の風路壁44と第3の風路壁43との間には、冷媒凝縮器13を通して空気を第1の車室内吹出口63に導く第1の車室内給気路55が形成されている。また、第2の風路壁42と第5の風路壁45との間、及び第2の風路壁42と第3の風路壁43との間には、冷媒凝縮器13を通して空気を第2の車室内吹出口64に導く第2の車室内給気路56が形成されている。
上記は、以下で説明する各風路形態について共通である。
次に、それぞれの風路形態について説明する。
<第1の風路形態>
図1は、第1の風路形態を示しており、図中黒塗りの矢印が内気の流れを表し、白抜きの矢印が外気の流れを表している。第1の風路形態は、換気において車室内に取り込まれる外気と車室外に排出される内気との間で熱交換させることにより、車室外に排出される内気から熱回収するもので、第1の仕切弁71の先端部(回転軸が設けられている側とは反対側の端部、他の仕切弁についても同様)を第2の仕切弁72から離間させることで外気導入口61を開放し、外気をエアコンユニット10内に導入可能とする。また、第2の仕切弁72の先端部を第4の風路壁44から離間させ、熱回収器11に当接させることで車室外吹出口65を開放してエアコンユニット10内の内気を車室外に排出可能とするとともに、外気導入口61から流入する外気の流れと車室外吹出口65から排出される内気の流れとが、第2の仕切弁72により仕切られるようにする。また、第3の仕切弁73の先端部を熱回収器11に当接させることで内気導入路52と送風路53との間を仕切る。また、第4の仕切弁74の先端部を第4の風路壁44に当接させる。
上記のように第1の仕切弁71〜第4の仕切弁74を設定することにより、外気導入口61から流入した外気を熱回収器11の外気口部11bに導く外気導入路51が第2の仕切弁72と第1の風路壁41との間に形成され、熱回収器11の排気口部11dから流出した内気を第1のファン16を通して車室外吹出口65に導く内気排出路541が第2の仕切弁72と第4の風路壁44との間に形成される。
第1の風路形態において、外気導入口61からエアコンユニット10内に流入した外気は、外気導入路51を通って外気口部11bから熱回収器11内に流入する。熱回収器11に流入した外気は、内気と熱交換しながら熱回収器11内を給気口部11cに向かって流れ、給気口部11cから流出した後、第2のファン17に取り込まれる。第2のファン17に取り込まれた外気は、第2のファン17によって送風路53を図中右方向に流れ、そのまま冷媒蒸発器12を通過する。冷媒蒸発器12を通過した外気の一部は、第1の車室内給気路55を通って冷媒凝縮器13を通過し、第1の車室内吹出口63から車室内に流入する。残りの外気は、第2の車室内給気路56を通って冷媒凝縮器13を通過し、第2の車室内吹出口64から車室内に流入する。
内気導入口62からエアコンユニット10内に流入した内気は、内気導入路52を通って還気口部11aから熱回収器11内に流入し、外気と熱交換しながら熱回収器11内を流れて排気口部11dから流出した後、第1のファン16に取り込まれる。第1のファン16に取り込まれた内気は、第1のファン16によって内気排出路541を流れ、車室外吹出口65から車室外に排出される。
第1の風路形態では、熱回収器11内で内気と外気が交差するが、熱回収器11内の内気用の風路と外気用の風路は、上述したように間隔板により仕切られているので、熱回収器11内で内気と外気が混合することはない。また、熱回収器11外でも、第2の仕切弁72、仕切板19及び第4の仕切弁74により内気の流れと外気の流れとの間が仕切られているため、内気と外気が混合することはない。
<第2の風路形態>
図3は、第2の風路形態を示している。第2の風路形態は、外気導入口61の車外側に設けた空気汚れ検出センサ(図示なし)により、窒素酸化物(NOx)、硫黄酸化物(SOx)、不快な臭い、粉じんなどを検知した場合に、外気による汚染が車室内に流入することを防ぎながら内気を循環して車室内の快適性を維持するもので、第1の仕切弁71の先端部を第2の仕切弁72の回転軸に当接させて外気導入口61を閉じるとともに、第2の仕切弁72の先端部を第4の風路壁44に当接させて車室外吹出口65を閉じる。また、第3の仕切弁73の先端部を熱回収器11から離間させ、熱回収器11と第2の風路壁42との間を開放する。また、第4の仕切弁74の先端部を冷媒蒸発器12に当接させる。
上記のように第1の仕切弁71〜第4の仕切弁74を設定することにより、仕切板19及び第4の仕切弁74と、第2の仕切弁72及び第4の風路壁44との間には、熱回収器11の給気口部11cから流出した内気を第1のファン16を通して冷媒蒸発器12に導く送風路542が形成される。また、内気導入路52と送風路53との間で空気が流通することが可能となる。また、送風路542及び送風路53は、それぞれ第1の車室内給気路55及び第2の車室内給気路56に接続される。送風路542と送風路53の間は、仕切板19及び第4の仕切弁74により仕切られている。
第2の風路形態において、内気導入口62からエアコンユニット10内に流入した内気は、内気導入路52を通った後に2つに分かれ、一部が還気口部11aから熱回収器11内に流入し、残りが送風路53に流入する。熱回収器11内に流入した内気は、排気口部11dから流出して第1のファン16に取り込まれ、第1のファン16によって送風路542を図中右方向に流れて冷媒蒸発器12を通過する。冷媒蒸発器12を通過した内気は第1の車室内給気路55を通って冷媒凝縮器13を通過し、第1の車室内吹出口63から車室内に流入する。内気導入路52から送風路53に流入した内気は、送風路53を流れて第2のファン17に取り込まれ、第2のファン17によって送風路53を図中右方向に流れて冷媒蒸発器12を通過する。冷媒蒸発器12を通過した内気は第2の車室内給気路56を通って冷媒凝縮器13を通過し、第2の車室内吹出口64から車室内に流入する。このように、第2の風路形態では外気を遮断しながらエアコンユニット10と車室内との間で内気を循環させる。なお、第2の風路形態における内気の循環量は、第3の仕切弁73の開度(第3の仕切弁73の先端部と熱回収器11との間の距離)により調整可能である。
<第3の風路形態>
図4は、第3の風路形態を示している。第3の風路形態は、フロントガラス82の曇りを除去する防曇デフロスト運転のためのもので、第1の仕切弁71の先端部を第2の仕切弁72の回転軸から離間させることで外気導入口61を開放し、外気をエアコンユニット10内に導入可能とする一方で、第2の仕切弁72の先端部を第4の風路壁44に当接させて車室外吹出口65を閉じる。また、第3の仕切弁73の先端部を熱回収器11から離間させ、熱回収器11と第2の風路壁42との間を開放する。また、第4の仕切弁74の先端部を冷媒蒸発器12に当接させる。
上記のように第1の仕切弁71〜第4の仕切弁74を設定することにより、仕切板19及び第4の仕切弁74と、第2の仕切弁72及び第4の風路壁44との間には、外気導入口61から流入した外気を冷媒蒸発器12に導く送風路543が形成される。また、内気導入路52と送風路53との間で空気が流通することが可能となる。また、送風路543及び送風路53は、それぞれ第1の車室内給気路55及び第2の車室内給気路56に接続される。送風路543と送風路53の間は、仕切板19及び第4の仕切弁74により仕切られている。
第3の風路形態において、外気導入口61からエアコンユニット10内に流入した外気は、第1のファン16に取り込まれ、第1のファン16によってより送風路543を図中右側に流れて冷媒蒸発器12を通過する。冷媒蒸発器12を通過した外気は、第1の車室内給気路55を通って冷媒凝縮器13を通過し、第1の車室内吹出口63から車室内に流入する。
第1の車室内吹出口63から車室内に流入する外気は、冷媒蒸発器12を通過する際に冷却除湿され、冷媒凝縮器13を通過する際に加熱昇温される。このため、フロントガラス82の車室内側には湿度が低く、温度が車外温度以上である空気が直接吹き付けられることとなり、フロントガラス82の曇りが除去される。なお、第1の風路形態でも外気を除湿してフロントガラス82に吹き付けることが可能であるが、第3の風路形態では熱回収器11を通さずに外気を車室内に取り入れるため、流路抵抗が第1の風路形態よりも小さい。このため、第3の風路形態ではより多くの外気を除湿して車室内に送ることができ、防曇効果が大きい。
内気導入口62からエアコンユニット10内に流入した内気は、内気導入路52を通った後、送風路53に流入する。送風路53に流入した内気は、送風路53を流れて第2のファン17に取り込まれ、第2のファン17によって送風路53を流れて、冷媒蒸発器12を通過する。冷媒蒸発器12を通過した内気は第2の車室内給気路56を通って冷媒凝縮器13を通過し、第2の車室内吹出口64から車室内に流入する。このように、第3の風路形態では、車室内の空調を内気の循環により行う。
第3の風路形態において、エアコンユニット10内における外気の風路と内気の風路が仕切板19や第4の仕切弁74により遮断されている。また、内気と外気の間で熱交換が行われて熱損失が発生することもないため、省エネルギーで空調を行うことが可能である。なお、第3の風路形態における内気の循環量は、第2の風路形態の場合と同様に第3の仕切弁73の開度により調整可能である。
<第4の風路形態>
図5は、第4の風路形態を示している。第4の風路形態は、外気の温度が0℃以下となる環境下などにおいて、熱回収器11に発生する結氷を解氷するためのもので、第1の仕切弁71の先端部を第2の仕切弁72の回転軸に当接させて外気導入口61を閉じるとともに、第2の仕切弁72の先端部を第4の風路壁44に当接させて車室外吹出口65を閉じる。また、第3の仕切弁73の先端部を熱回収器11に当接させることで内気導入路52と送風路53との間を仕切る。また、第4の仕切弁74の先端部を冷媒蒸発器12に当接させる。
上記のように第1の仕切弁71〜第4の仕切弁74を設定することにより、仕切板19及び第4の仕切弁74と、第2の仕切弁72及び第4の風路壁44との間には、熱回収器11の給気口部11cから流出した内気を第1のファン16を通して冷媒蒸発器12に導く送風路544が形成される。また、送風路544及び送風路53は、それぞれ第1の車室内給気路55及び第2の車室内給気路56に接続される。送風路542と送風路53の間は、仕切板19及び第4の仕切弁74により仕切られている。
第4の風路形態において、内気導入口62からエアコンユニット10内に流入した内気は、内気導入路52を通った後、還気口部11aから熱回収器11内に流入する。熱回収器11内に流入した内気は、排気口部11dから流出して第1のファン16に取り込まれ、第1のファン16によって送風路542を図中右方向に流れて冷媒蒸発器12を通過する。冷媒蒸発器12を通過した内気は第1の車室内給気路55を通って冷媒凝縮器13を通過し、第1の車室内吹出口63から車室内に流入する。このように第4の風路形態では、第2風路形態と同様に外気を遮断しながらエアコンユニット10と車室内との間で内気を循環させるが、循環させる内気を全て熱回収器11に通す点が第2の風路形態と異なる。
上記のようにして循環する内気は、冷媒凝縮器13により加熱昇温されながら循環し、加熱昇温された内気が熱回収器11内を流通させることにより熱回収器11の結氷が解氷される。なお、熱回収器11の結氷は、熱回収器11に結氷検出手段を設けて検出してもよいし、車室外吹出口65や冷媒凝縮器13などに風速センサを設けて、計測される風速が所定の風速以下である場合に、熱回収器11に結氷が発生したと判断する構成としてもよい。
実施の形態1によれば、車室外に排出される内気と車室内に導入される外気との間で熱交換させる熱回収器をシロッコファンの上流側に配置したので、熱回収器に対して内気を均一に流し高い熱回収効率を実現することができる。
また、エアコンユニット内に風路を形成する風路壁の端部に回動可能に支持され、アクチュエータなどの駆動装置により回転駆動される複数の仕切弁を設けているため、車室外に排出される内気と車室内に導入される外気との間で熱交換させながら換気を行う第1の風路形態と、外気の遮断しながら内気を循環させる第2の風路形態と、外気を利用してフロントガラスの曇りを除去する防曇デフロスト運転を行う第3の風路形態と、内気を加熱昇温しながら循環させることにより、熱回収器に発生した結氷を解氷する第4の風路形態とを容易に切り換えることができる。
また、熱回収器と第2の風路壁との間を開閉する第3の仕切弁を、第2の風路壁の内気導入口とは反対側の端部に回動可能に設けたため、第2の風路形態及び第3の風路形態における内気の循環量を容易に調節することができる。
また、シロッコファンの第1のファンにより送風される内気又は外気の流れを切り換える第4の仕切弁を、シロッコファンの2つのファンを仕切る仕切板の下流側端部に回動可能に設けたため、第1の風路形態では第1のファンから送風された外気を車外吹出口にスムーズに導くことができ、第2の風路形態〜第4の風路形態では第1のファンから送風された内気又は外気を第1の車内吹出口にスムーズに導くことができる。
また、車室内吹出口をフロントガラスに対向させ、除湿された空気を直接フロントガラスに吹き付けるようにしたため、防曇デフロスト運転における防曇効果をより高くすることができる。
また、熱回収器において内気用の風路と外気用の風路の長さを等しくしているため、熱回収効率をさらに高めることができる。
なお、実施の形態1では各仕切弁の回転軸をそれぞれの一方の端部に設けたが、回転軸を設ける位置はこれに限られるものではない。
実施の形態2.
以下に、この発明の実施の形態2を図6に基づいて説明する。実施の形態2は、熱回収器内の外気及び内気の流れが実施の形態1と異なる。図6は、実施の形態2に係る熱回収器を示す概略構成図である。図1と同一又は相当部分については同一の符号を付し、その説明を省略する。また、図示省略しているが、図6では図面左上方向に外気導入路が、図面右下方向に車室内給気路が位置し、図面左下方向に内気導入路が、図面右上方向に内気排出路が位置するように熱回収器21を配置しているものとする。
熱回収器21は、図6に示すように三角形部21Aと、三角形部21Aと上下反転した逆三角形部21Cと、三角形部21A及び逆三角形部21Cとの間に配置された正方形部21Bを有する。正方形部21Bの一辺、三角形部21Aの底辺及び逆三角形部21Cの底辺の長さは等しく、三角形部21Aの底辺と正方形部21Bの上辺、及び逆三角形部21Cの底辺と正方形部21Bの下辺がそれぞれ接続されることにより熱回収器21が構成されている。三角形部21A、正方形部21B及び逆三角形部21Cは、実施の形態1の熱回収器11と同様に紙素材、樹脂などからなる複数の間隔板を、図中紙面に垂直な方向を積層方向として積層したもので、互いに隣接する間隔板の間には所定の間隔を保持して風路を形成するスペーサ(図示なし)が設けられ、間隔板の積層方向と垂直な方向に空気が流れる風路が複数形成されている。
三角形部21Aの左側斜辺には、外気が流入する外気口部21bが設けられ、右側斜辺には熱回収器21内の内気が流出する排気口部21dが設けられている。逆三角形部21Cの左側斜辺には、内気が流入する還気口部21aが設けられ、右側斜辺には熱回収器21内の外気が流出する給気口部21cが設けられている。熱回収器21内の風路は、実施の形態1の場合と同様に、外気口部21bから給気口部21cに通じる外気用の風路と還気口部21aから排気口部21dに通じる内気用の風路と外気用の風路が、間隔板の積層方向に沿って交互に形成されている。
外気口部21bから三角形部21A内に流入した外気は、三角形部21A、正方形部21B及び逆三角形部21Cの内部を順に流通した後、給気口部21cから流出する。還気口部21aから逆三角形部21C内に流入した内気は、逆三角形部21C、正方形部21B及び三角形部21Aの内部を順に流通した後、排気口部21dから流出する。熱回収器21内の内気及び外気は、正方形部21B内で互いに対向する方向にそれぞれ流通しながら内気及び外気の間で熱交換する。内気と外気が交差する正方形部21Bにおいて、内気用の風路と外気用の風路の向きは平行であり、内気及び外気は互いに対向して流れる。
その他については実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
なお、この発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
10 エアコンユニット、11、21 熱回収器、12 冷媒蒸発器、13 冷媒凝縮器、15 シロッコファン、16 第1のファン、17 第2のファン、19 仕切板、41 第1の風路壁、42 第2の風路壁、51 外気導入路、52 内気導入路、53 送風路、541 内気排出路、542、543、544 送風路、55 第1の車室内給気路、56 第2の車室内給気路、61 外気導入口、62 内気導入口、63 第1の車室内吹出口、64 第2の車室内吹出口、65 車室外吹出口、71 第1の仕切弁、72 第2の仕切弁、73 第3の仕切弁、74 第4の仕切弁、81 車両壁、82 フロントガラス

Claims (9)

  1. 車室外の空気である外気を導入する外気導入口、及び車室内の空気である内気を車室外に排出する内気排出口が形成された外壁と、
    仕切板を介して同軸に配置された第1のファン及び第2のファンを有し、内気又は外気を前記第1のファン及び前記第2のファンによりそれぞれ送風する遠心式送風機と、
    前記遠心式送風機により送風された内気又は外気を車室内に吹き出す車室内吹出口と、
    内気用の風路と外気用の風路を交互に形成しながら積層された複数の間隔板によって構成され、前記内気用の風路を流れる内気と前記外気用の風路を流れる外気との間で熱交換させる第1の熱交換器と、
    内部を冷媒が流通する配管を有し、内気又は外気と冷媒との間で熱交換させる第2の熱交換器と、
    前記外気導入口を開閉する第1の仕切弁と、
    前記外気導入口と前記内気排出口との間で回動可能に支持されて、前記内気排出口を開閉するとともに、前記外気導入口から流入する外気の流れと内気排出口から流出する内気の流れとを仕切る第2の仕切弁と、
    前記外気導入口から前記第1の熱交換器に延び、前記外気導入口から流入した外気を前記第1の熱交換器に導く外気導入路を前記第2の仕切弁との間に形成する第1の風路構成部材と、
    車室内から内気を導入する内気導入口から流入した内気を導く内気導入路を前記外壁との間に形成する第2の風路構成部材とを備え、
    前記第1の熱交換器は、前記遠心式送風機の上流側に配置されていることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記第2の風路構成部材の前記内気導入口とは反対側の端部に回動可能に支持されて、前記第1の熱交換器と前記第2の風路構成部材との間を開閉する第3の仕切弁をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 前記仕切板の前記遠心式送風機の下流側の端部に回動可能に支持されて、前記第1のファンにより送風される内気又は外気の流れを切り換える第4の仕切弁をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用空調装置。
  4. 前記第2の熱交換器は、冷媒の蒸発に伴う吸熱により内気又は外気を冷却する冷媒蒸発器、冷媒の凝縮に伴う放熱により内気又は外気を加熱昇温する冷媒凝縮器、又は前記冷媒蒸発器と前記冷媒凝縮器の組み合わせであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車両用空調装置。
  5. 前記車室内吹出口は、フロントガラスに対向し、前記車室内吹出口から吹き出された内気又は外気がフロントガラスに吹き付けられることを特徴とする請求項4に記載の車両用空調装置。
  6. 前記内気用の風路と前記外気用の風路の向きが、直交することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の車両用空調装置。
  7. 前記内気用の風路と前記外気用の風路の向きが、平行であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の車両用空調装置。
  8. 前記内気用の風路の長さと前記外気用の風路の長さが等しいことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の車両用空調装置。
  9. 前記第1の熱交換器は、臭い成分を吸着する吸着消臭素材、粉じんを集塵する集塵素材、又は前記吸着消臭素材及び前記集塵素材の組み合わせを含むことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の車両用空調装置。
JP2017210030A 2017-10-31 2017-10-31 車両用空調装置 Active JP6456456B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017210030A JP6456456B1 (ja) 2017-10-31 2017-10-31 車両用空調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017210030A JP6456456B1 (ja) 2017-10-31 2017-10-31 車両用空調装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6456456B1 JP6456456B1 (ja) 2019-01-23
JP2019081460A true JP2019081460A (ja) 2019-05-30

Family

ID=65037037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017210030A Active JP6456456B1 (ja) 2017-10-31 2017-10-31 車両用空調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6456456B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021130831A1 (ja) * 2019-12-23 2021-07-01 三菱電機株式会社 車両用換気装置
EP3895921A1 (de) * 2020-04-18 2021-10-20 Konvekta Aktiengesellschaft Heiz- und/oder klimaanlage mit verbesserter luftbehandlung und verfahren dazu

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL2028586B1 (en) * 2021-06-30 2023-01-09 Atlas Technologies Holding Bv Vehicle cabin climate control system
CN114643831B (zh) * 2022-04-08 2024-02-13 安徽省宁国市天成电气有限公司 一种新能源汽车加热器

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3351811B2 (ja) * 1992-02-24 2002-12-03 中沼アートスクリーン株式会社 空調用エレメントの製造法
JPH1016531A (ja) * 1996-07-01 1998-01-20 Denso Corp 車両用空調装置
JP4134479B2 (ja) * 1999-04-28 2008-08-20 株式会社デンソー 車両用空調装置
JP2012171522A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Panasonic Corp 車両用空調装置
JP2013189043A (ja) * 2012-03-13 2013-09-26 Panasonic Corp 車両用空調装置
JP2015030421A (ja) * 2013-08-06 2015-02-16 パナソニックIpマネジメント株式会社 車両用暖房装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021130831A1 (ja) * 2019-12-23 2021-07-01 三菱電機株式会社 車両用換気装置
EP3895921A1 (de) * 2020-04-18 2021-10-20 Konvekta Aktiengesellschaft Heiz- und/oder klimaanlage mit verbesserter luftbehandlung und verfahren dazu

Also Published As

Publication number Publication date
JP6456456B1 (ja) 2019-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9931905B2 (en) Air conditioning device for vehicle
JP6144273B2 (ja) バッテリ温度調整ユニット及びこれを搭載した車両
KR100487381B1 (ko) 환기겸용 공기조화시스템
JP6791568B2 (ja) 車両空調設備
JP2019081460A (ja) 車両用空調装置
JP5895665B2 (ja) 車両用空調装置
JP2004212036A5 (ja)
CN110481277A (zh) 车辆用热管理装置
WO2012132402A1 (ja) 車載用空調装置
WO2011086979A1 (ja) 空調機
EP2693132B1 (en) Humidity conditioning ventilation device
JP5828140B2 (ja) 車両用空調装置
JP6580195B1 (ja) 車両用熱交換装置
JP2014097468A (ja) 除湿器
EP3136022A1 (en) Hybrid heat pump apparatus
JP2011068296A (ja) 車両用空調装置
WO2011037082A1 (ja) 車両用空調装置
JP2013014307A (ja) 車両用空調装置
JP2009250595A (ja) 熱交換形換気装置
KR20110087894A (ko) 열교환 환기 장치
JP2017009187A (ja) 空調装置
JP2013014306A (ja) 車両用空調装置
JP2013216132A (ja) 車両用空調装置
JP2007062646A (ja) 車両用空調装置
JP2013193489A (ja) 車両用空調装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171031

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181218

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6456456

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250