JP2019080138A - 画像形成装置、情報処理方法、及び、プログラム - Google Patents

画像形成装置、情報処理方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの利便性を向上させることを目的とする。【解決手段】画像形成を行うジョブを実行するジョブ実行手段を有し、ジョブ実行手段は、ジョブ実行手段の機能を拡張する機能を提供する機能拡張手段から、機能拡張手段が管理する機能拡張手段の第1の設定情報を取得し、ジョブを実行する指示を受け付けた場合、機能拡張手段から取得した第1の設定情報に基づいて機能拡張手段がジョブ実行手段の機能を拡張する処理を実行するよう制御する。【選択図】図11

Description

本発明は、画像形成装置、情報処理方法、及び、プログラムに関する。
特許文献1には、プラグインモジュールを追加することでプラグインモジュールに対応した機能を追加することのできる画像形成装置が開示されている。
一方、画像形成装置の中には、ユーザがよく使うスキャン設定を画像形成装置に記憶させておき、スキャン時にこのスキャン設定を呼び戻す「よく使う設定」機能を持つものがある。また、ユーザが前回使用したスキャン設定を画像形成装置が記憶しておき、スキャン時にこのスキャン設定を呼び戻す「設定の履歴」機能を持つものも存在する。
特開2008−98944号公報
しかしながら、プラグインアプリケーションの設定情報はプラグインアプリケーションごとに管理されており、プラグインアプリケーションの設定を、「よく使う設定」機能や「設定の履歴」機能で呼び戻すことはできなかった。このため、ユーザが「よく使う設定」機能や「設定の履歴」機能を使用する場合でも、プラグインアプリケーションについて再設定する必要があり、ユーザの利便性が低下する。
本発明の画像形成装置は、画像形成を行うジョブを実行するジョブ実行手段を有し、前記ジョブ実行手段は、前記ジョブ実行手段の機能を拡張する機能を提供する機能拡張手段から、前記機能拡張手段が管理する前記機能拡張手段の第1の設定情報を取得し、前記ジョブを実行する指示を受け付けた場合、前記機能拡張手段から取得した前記第1の設定情報に基づいて前記機能拡張手段が前記ジョブ実行手段の機能を拡張する処理を実行するよう制御する。
本発明によれば、ユーザの利便性が向上する。
画像形成システムの構成の一例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 画像形成装置のソフトウェア構成の一例を示す図である。 設定情報が記憶される領域の構造の一例を示す図である。 メイン画面の一例を示す図である。 画像処理設定画面の一例を示す図である。 プラグイン画像処理個別設定画面の一例を示す図である。 設定の履歴画面の一例を示す図である。 よく使う設定選択画面の一例を示す図である。 よく使う設定の登録画面の一例を示す図である。 よく使う設定の呼び出し画面の一例を示す図である。 設定の履歴保存に関する処理の一例を示すフローチャートである。 設定の履歴の呼び出しに関する処理の一例を示すフローチャートである。 よく使う設定の登録に関する処理の一例を示すフローチャートである。 よく使う設定の呼び出しに関する処理の一例を示すフローチャートである。
まず、図1を参照して画像形成システムについて説明する。図1は、画像形成システムの構成の一例を示す図である。画像形成システムは、画像形成装置101と情報端末102とサーバ103とを有する。画像形成装置101と情報端末102とサーバ103とは、各々ネットワークにより接続される。
画像形成装置101は、画像形成装置101が備えるスキャナを用いて画像を読み取ること、及び、読み取った画像を印刷することができる。また、画像形成装置101は、情報端末102から受信したデータを印刷すること、及び、画像形成装置101のスキャナで読み取った画像を情報端末102に送信することができる。画像形成装置101として、例えばMFP(Multi Function Perripheral)が使われる。
図1の画像形成システムは、画像形成装置101として、第1の画像形成装置101a、及び、第2の画像形成装置101bを有するが、画像形成装置101は2台に限定されるものではない。また、図1の画像形成システムは、情報端末102として、第1の情報端末102a、及び、第2の情報端末102bを有するが、情報端末102は2台に限定されるものではない。
次に、図2を参照して、画像形成装置101のハードウェア構成について説明する。図2は、画像形成装置101のハードウェア構成の一例を示す図である。画像形成装置101は、コントローラ201とプリンタ202とスキャナ203と操作部204とを有する。
コントローラ201は、CPU211とRAM212とHDD213とネットワークI/F214とプリンタI/F215とスキャナI/F216と操作部I/F217と拡張I/F218とを有する。
CPU211は、画像形成装置101の全体を制御する。CPU211がHDD213からプログラムを読み出してRAM212に展開し、RAM212に記憶されている命令を実行することにより、図11から図14までの処理等の画像形成装置101にインストールされたソフトウェアの情報処理が実現される。CPU211は、RAM212、HDD213、ネットワークI/F214、プリンタI/F215、スキャナI/F216、操作部I/F217、及び、拡張I/F218とデータを授受できる。
RAM212は、ランダムアクセスメモリである。RAM212は、CPU211がHDD213から読みだしたプログラムを一時格納するための領域であり、プログラムの実行に必要な各種のデータを記憶できる。
HDD213は、ハードディスクドライブであり、CPU211が実行可能なプログラムや命令、画像形成装置101が使用する設定情報、ユーザから依頼された処理に関するデータ等を記憶できる。図3Aに示すソフトウェアのプログラムは、HDD213に記憶される。HDD213は、記憶媒体の一例である。
ネットワークI/F214は、画像形成システム内の装置とネットワーク通信を行うためのインタフェイスである。ネットワークI/F214は、データ受信を行ったことをCPU211に伝達することや、RAM212上のデータをネットワークに送信することができる。
プリンタI/F215は、コントローラ201とプリンタ202とのインタフェイスである。プリンタI/F215は、CPU211から送信された印刷データをプリンタ202に送信することや、プリンタ202から受信したプリンタの状態をCPU211に伝達することができる。
スキャナI/F216は、コントローラ201とスキャナ203とのインタフェイスである。スキャナI/F216は、CPU211から送信された画像読み取り指示をスキャナ203に送信し、スキャナ203から受信した画像データをCPU211に伝達することができる。また、スキャナI/F216は、スキャナ203から受信したスキャナ203の状態をCPU211に伝達することができる。
操作部I/F217は、コントローラ201と操作部204とのインタフェイスである。操作部I/F217は、操作部204から入力されたユーザからの指示をCPU211に伝達することや、ユーザが操作するための画面情報を操作部204に伝達することができる。
拡張I/F218は、画像形成装置101に外部機器を接続することを可能とするインタフェイスである。拡張I/F218は、例えば、USB(Universal Serial Bus)形式のインタフェイスを具備し、USBメモリ等の外部記憶装置を接続してデータの読み取りや書き込みを行うことができる。
プリンタ202は、プリンタI/F215から受信した画像データを用紙に印刷することや、プリンタ202の状態をプリンタI/F215に伝達することができる。
スキャナ203は、スキャナI/F216から受信した画像読み取り指示に従って、スキャナ203に置かれた用紙を読み取り、デジタル化してスキャナI/F216に伝達することができる。また、スキャナ203は、スキャナ203の状態をスキャナI/F216に伝達することができる。
操作部204は、画像形成装置101をユーザから操作させるためのインタフェイスである。操作部204は、例えばタッチパネルを有する液晶画面を具備し、ユーザに操作画面を提供すると共に、ユーザからの操作を受け付ける。
以上、画像形成装置101の構成について説明したが、必ずしもこの構成に限定されない。例えば、コントローラ201等は、必ずしも1つのハードウェアで行う必要はなく、複数のハードウェアが処理を分担し、1つの手段として機能してもよい。逆に、1つのハードウェアが種々の処理を行うことで、複数の手段として機能してもよい。
次に、図3Aを参照して、画像形成装置101のソフトウェア構成について説明する。図3Aは、画像形成装置101のソフトウェア構成の一例を示す図である。画像形成装置101のソフトウェア構成は、最下層、中段層、最上層の3層構成になっている。中段層は、最下層から2段目の層である。
画像形成装置101のソフトウェア構成の最下層にはオペレーティングシステム324が存在する。オペレーティングシステム324は、プログラム実行の管理やメモリ管理等を行う。オペレーティングシステム324には、スキャナ制御ドライバ325とネットワークI/F制御ドライバ326とプリンタ制御ドライバ327とが組み込まれており、オペレーティングシステム324は各ドライバと連携している。
スキャナ制御ドライバ325は、スキャナI/F216を介してスキャナ203を制御する。ネットワークI/F制御ドライバ326は、ネットワークI/F214を制御する。プリンタ制御ドライバ327は、プリンタI/F215を介してプリンタ202を制御する。
画像形成装置101のソフトウェア構成の中段層には、デバイス制御ライブラリ318が存在する。デバイス制御ライブラリ318は、後に説明するデバイス制御アプリケーション306と静的、又は、動的にリンクされる。デバイス制御ライブラリ318は、各アプリケーションプログラムによる指示に基づいて、オペレーティングシステム324を制御する。また、デバイス制御ライブラリ318は、画像処理プラグイン接続ライブラリ322、及び、画像処理ライブラリ323に対して画像処理を依頼する。画像処理を依頼する一連の処理については後述する。デバイス制御ライブラリ318として、プリントライブラリ319とコピーライブラリ320とスキャン送信ライブラリ321とが存在する。
プリントライブラリ319は、プリンタ制御ドライバ327の機能を利用してプリントジョブの制御を行うためのAPI(Application Programming Interface)を提供するライブラリである。プリントジョブとは、画像形成装置101のHDD213に保存されている印刷データを印刷することや、ネットワークI/F214を通して情報端末102から受信した印刷データを印刷することといった一連の処理を表す。プリントジョブは、画像形成を行うジョブの一例である。
コピーライブラリ320は、スキャナ制御ドライバ325及びプリンタ制御ドライバ327の機能を利用して、コピージョブの制御を行うためのAPIを提供するライブラリである。コピージョブとはスキャナ203でスキャンした画像データをプリンタ202で印刷する一連の処理を表す。コピージョブは、画像形成を行うジョブの一例である。
スキャン送信ライブラリ321は、スキャナ制御ドライバ325及びネットワークI/F制御ドライバ326の機能を利用してスキャン送信ジョブの制御を行うためのAPIを提供するライブラリである。スキャン送信ジョブとはスキャナ203でスキャンした画像データを汎用フォーマットに変換後、ネットワークI/F214を通してファイルサーバに送信したり、電子メールに添付して送信したりする一連の処理を表す。スキャン送信ジョブは、画像形成を行うジョブの一例である。
画像形成装置101のソフトウェア構成の中段層には、更に、画像処理プラグイン接続ライブラリ322、及び、画像処理ライブラリ323が存在する。
画像処理ライブラリ323は、CPU211によって実行される様々な画像処理を実行するためのAPIを提供するライブラリである。様々な画像処理とは、より具体的には、入力された画像データを汎用フォーマットに変換する処理や、シャープネス処理、ページ集約といった処理である。画像処理ライブラリ323は、工場出荷時には画像形成装置101にインストールされている。画像処理ライブラリ323の画像処理は、工場出荷時から利用できる。それぞれの画像処理ライブラリ323は固有の画像処理名334を有する。例えばシャープネス機能を持つ画像処理ライブラリ323は画像処理名334に“Sharpness”が設定されている。
画像処理プラグイン接続ライブラリ322は、デバイス制御ライブラリ318からの画像処理実行依頼に応じて、インストールされているプラグインアプリケーション300に対し実行指示を行うライブラリである。画像処理プラグイン接続ライブラリ322は、プラグインアプリケーション300に対し、静的又は動的にリンクしている。画像処理プラグイン接続ライブラリ322は、後述するデバイス制御アプリケーション306ともリンクしており、設定値情報等をデバイス制御アプリケーション306とやり取りすることできる。
プラグインアプリケーション300は、後述のリモートUI(User Interface)等を用いてインストールすることで、画像形成装置101に認識される。デバイス制御アプリケーション306は、画像処理プラグイン接続ライブラリ322に問い合わせすることで、各デバイス制御アプリケーションで利用できるプラグインアプリケーション300のリストを取得することができる。プラグインアプリケーション300は、デバイス制御アプリケーション306の機能を拡張する機能を提供する機能拡張手段の一例である。
画像形成装置101のソフトウェア構成の最上層は、アプリケーション層である。このアプリケーション層には、プラグインアプリケーション300、及び、デバイス制御アプリケーション306が存在する。
デバイス制御アプリケーション306は、デバイス制御ライブラリ318の各APIをコールすることによって様々な機能を提供する。デバイス制御アプリケーション306は、工場出荷時にHDD213に予め書き込まれているプリインストールアプリケーションである。本実施形態では、デバイス制御アプリケーション306として、コピーアプリケーション306aとスキャン送信アプリケーション306bとが存在する。それぞれのデバイス制御アプリケーション306は、画面情報332を保持する。CPU211は操作部I/F217を通して、操作部204にそれぞれの画面情報を表示する。また、それぞれのデバイス制御アプリケーション306は、画像処理プラグイン接続ライブラリ322に対して、インストールされているプラグインアプリケーション300の画像処理名328の取得依頼を行うことができる。また、それぞれのデバイス制御アプリケーション306は、画像処理プラグイン接続ライブラリ322に対して、プラグイン設定情報保存領域302に記憶された設定情報の取得依頼を行うことができる。更に、それぞれのデバイス制御アプリケーション306は、画像処理プラグイン接続ライブラリ322に対して、インストールされているプラグインアプリケーション300の画面情報330の取得依頼を行うことができる。デバイス制御アプリケーション306は、画像形成を行うジョブを実行するジョブ実行手段の一例である。
コピーアプリケーション306aは、コピーライブラリ320のAPIをコールすることによりコピージョブを実行する。スキャン送信アプリケーション306bは、スキャン送信ライブラリ321のAPIをコールすることでスキャン送信ジョブを実行する。
それぞれのデバイス制御アプリケーション306は、HDD213に自らが管理する記憶領域を持つ。それぞれのデバイス制御アプリケーション306が管理する記憶領域には、設定保存領域308、設定の履歴保存領域314、及び、よく使う設定保存領域315が含まれる。
まず、設定保存領域308について説明する。それぞれのデバイス制御アプリケーション306は、ジョブを実行するときに使用する設定情報を、それぞれのデバイス制御アプリケーション306に対応する設定保存領域308に記憶する。例えば、コピーアプリケーション306aは、コピーアプリケーション306aの設定保存領域308に設定情報を記憶する。スキャン送信アプリケーション306bは、スキャン送信アプリケーション306bの設定保存領域308に設定情報を記憶する。
設定保存領域308は、各デバイス制御アプリケーションの設定情報や、プリインストールされている画像処理ライブラリ323の設定情報を記憶する。設定保存領域308は、デバイス制御アプリケーション設定保存領域309と各プラグインアプリケーション300の設定を記憶するプラグイン設定保存領域310とに分かれている。設定保存領域308は第1の保存領域の一例である。
次に、設定の履歴保存領域314、及び、よく使う設定保存領域315について説明する。画像形成装置101は、後に説明するように、ジョブの設定情報を何パターンか予め記憶させておき記憶させた設定情報をユーザが選択してジョブの設定情報を再現する、設定の履歴機能やよく使う設定機能等がある。設定の履歴機能の実現のために、設定の履歴保存領域314が使われる。よく使う設定機能の実現のために、よく使う設定保存領域315が使われる。例えば、コピーアプリケーション306aは、コピーアプリケーション306aの履歴保存領域314、及び、よく使う設定保存領域315に設定情報を記憶する。スキャン送信アプリケーション306bは、スキャン送信アプリケーション306bの履歴保存領域314、及び、よく使う設定保存領域315に設定情報を記憶する。
設定の履歴保存領域314は、設定保存領域308と同じ構造の単位保存領域340が複数個存在し、それぞれの単位保存領域340には、設定保存領域308に保存したフォーマットのデータをそのまま保存できる。履歴保存領域314のそれぞれの単位保存領域340は、設定の履歴「1」保存領域340aから設定の履歴「3」保存領域340cまでのように番号で管理される。設定の履歴保存領域314は、第2の保存領域の一例である。
よく使う設定保存領域315は、設定保存領域308と同じ構造の単位保存領域341が複数個存在し、それぞれの単位保存領域341には、設定保存領域308に保存したフォーマットのデータをそのまま保存できる。よく使う設定保存領域315のそれぞれの単位保存領域341は、よく使う設定「1」保存領域341aからよく使う設定「4」保存領域341dまでのように番号で管理される。よく使う設定保存領域315は、第3の保存領域の一例である。
次に、プラグインアプリケーション300について説明する。プラグインアプリケーション300は、プリインストールアプリケーションであるデバイス制御アプリケーション306とは別に、プラグインとしてインストール、及び、アンインストール可能なアプリケーションである。プラグインアプリケーションは画像形成装置101に複数インストールできる。
それぞれのプラグインアプリケーション300には、動作に必要なプログラムがパッケージングされており、リモートUI等からインストール、及び、アンインストールすることができる。リモートUIとは、外部の情報端末102においてWebブラウザからネットワークI/F214を経由して画像形成装置101にアクセスし、画像形成装置101の状況の確認や印刷ジョブの操作、各種設定等を行うことができる仕組みである。画像形成装置101は、ソフトウェアとして、リモートUIアプリケーションを有する。リモートUIアプリケーションは、情報端末102等からの指示に基づいて、プラグインアプリケーション300を画像形成装置101にインストールしたり、プラグインアプリケーション300を画像形成装置101からアンインストールしたりする。それぞれのプラグインアプリケーション300は、個別に起動、停止を行うことができる。
本実施形態の画像形成装置101には、プラグインアプリケーション300として、特定の画像処理を提供する画像処理プラグインアプリケーション301がインストールされている。特定の画像処理とは、入力画像に対するフォーマット変換、斜行補正、孤立点除去等、画像処理ライブラリ323とは別の拡張された画像処理を表す。本実施形態の画像形成装置101には、画像処理プラグインアプリケーション301として、第1の画像処理プラグインアプリケーション301aと第2の画像処理プラグインアプリケーション301bとがインストールされている。
それぞれの画像処理プラグインアプリケーション301は、画像処理内容を識別するための識別子として画像処理名328を保持している。例えば、斜行補正を行う第1の画像処理プラグインアプリケーション301aの場合、画像処理名328として“Correct Slant”が設定されている。孤立点除去を行う第2の画像処理プラグインアプリケーション301bの場合、画像処理名328として“Remove Isolated Point”が設定されている。
それぞれの画像処理プラグインアプリケーション301は、画面情報330を保持する。画面情報330は、アイコンの情報と設定画面の情報とからなる。デバイス制御アプリケーション306は、画像処理プラグインアプリケーション301の画面情報330を取り込み、操作部204に表示することができる。プラグインアプリケーションの設定画面上で設定された情報は、プラグイン設定情報保存領域302に記憶される。画像処理プラグインアプリケーション301等のプラグインアプリケーション300のそれぞれは、HDD213に自らが管理する記憶領域を持つ。それぞれのプラグインアプリケーション300が管理する記憶領域には、プラグイン設定情報保存領域302が含まれる。プラグイン設定情報保存領域302に記憶される画像処理プラグインアプリケーション301の設定情報は、第1の設定情報の一例である。
次に、図3Bを参照して、設定情報が記憶される領域について説明する。図3Bは、設定情報が記憶される領域の構造の一例を示す図である。
まず、図3B(a)、(b)を参照して、画像処理プラグインアプリケーション301のプラグイン設定情報保存領域302について説明する。図3B(a)は、第1の画像処理プラグインアプリケーション301aのプラグイン設定情報保存領域302aの一例を示す図である。図3B(b)は、第2の画像処理プラグインアプリケーション301bのプラグイン設定情報保存領域302bの一例を示す図である。
プラグイン設定情報保存領域302には、ユーザがプラグインアプリケーション300に対して設定したプラグインアプリケーション300の設定情報が記憶される。例えば、斜行補正アプリケーションである第1の画像処理プラグインアプリケーション301aの場合は、設定項目として、補正強度と補正方法とがある。
プラグインアプリケーション300の設定情報は、設定項目に対応する情報と設定値に対応する情報とが関連付けられて表されている。より具体的には、プラグインアプリケーション300の設定情報は、設定項目に対応する文字列であるKEYと設定値に対応する文字列であるVALUEとによるKEY−VALUE構造体形式で表される。例えば、図3(a)の例では、プラグイン設定情報保存領域302aには、KEY:「強度」に対してVALUE:「2」、KEY:「補正方法」に対してVALUE:「原稿向き」のように記憶される。また、図3(b)の例では、プラグイン設定情報保存領域302bには、KEY:「強度」に対してVALUE:「3」のように記憶される。プラグイン設定情報保存領域302に記憶された設定情報は、後述の設定の履歴画面701等において、画像処理プラグインアプリケーション301の設定情報として操作部204に表示される。
次に、図3B(c)を参照して、設定保存領域308について説明する。図3B(c)は、設定保存領域308の一例を示す図である。
設定保存領域308は、デバイス制御アプリケーション設定保存領域309とプラグイン設定保存領域310とに分かれている。デバイス制御アプリケーション設定保存領域309は、デバイス制御アプリケーション306の設定情報、及び、プリインストールされている画像処理ライブラリ323の設定情報を記憶する領域である。プラグイン設定保存領域310は、プラグインアプリケーション300の設定情報を記憶する領域である。デバイス制御アプリケーション306の設定情報は、第2の設定情報の一例である。
設定保存領域308はデバイス制御アプリケーションごとに分かれている。コピーアプリケーション306aは、コピーアプリケーション306aに対応する設定保存領域308に設定情報を記憶する。スキャン送信アプリケーション306bは、スキャン送信アプリケーション306bに対応する設定保存領域308に設定情報を記憶する。
コピージョブを実行するコピーアプリケーション306aの設定保存領域308を例に説明する。コピーアプリケーション306aのデバイス制御アプリケーション設定保存領域309には、拡大率やカラーモノクロモード、コピー部数等のコピーアプリケーション306a固有の設定情報が保存される。また、コピーアプリケーション306aのデバイス制御アプリケーション設定保存領域309には、ジョブ実行時に行う画像処理を表す画像処理名が列挙される。設定保存領域308に列挙される画像処理名には、画像処理ライブラリ323の画像処理名334、及び、画像処理プラグインアプリケーション301の画像処理名328が使われる。
プラグイン設定保存領域310はリスト構造になっており、プラグイン設定保存領域310の容量が許す限り、複数の画像処理プラグインアプリケーション301の設定情報を保存することができる。図3B(c)の例では、プラグイン設定保存領域310には斜行補正アプリケーションである第1の画像処理プラグインアプリケーション301aの設定情報が保存されている。図3B(c)のプラグイン設定保存領域310には、斜行補正機能を持つプラグインの画像処理名である“Correct Slant”と第1の画像処理プラグインアプリケーション301aの設定情報とが記憶されている。プラグイン設定保存領域310には、プラグインアプリケーション300から伝達されたプラグイン設定情報保存領域302の設定情報が、プラグインアプリケーション300の画像処理名328と関連付けられて、記憶されている。
次に、図4を参照して、コピーアプリケーション306aのメイン画面401について説明する。図4は、メイン画面401の一例を示す図である。メイン画面401は、操作部204に表示される画面である。メイン画面401は、コピーアプリケーション設定部402と画像処理設定ボタン403とを有する。コピーアプリケーション設定部402は、コピーアプリケーション306aに特化した設定画面であり、印刷の倍率設定、部数設定といった、コピージョブに特化した設定をすることができる。コピーアプリケーション設定部402に含まれる設定の履歴ボタン404は、設定の履歴画面701へ移動するボタンである。コピーアプリケーション設定部402に含まれるよく使う設定ボタン405は、よく使う設定選択画面801へ移動するボタンである。画像処理設定ボタン403は、コピージョブに対する画像処理を指定する画像処理設定画面501を表示するためのボタンである。
次に、図5を参照して、画像処理設定画面501について説明する。図5は、画像処理設定画面501の一例を示す図である。画像処理設定画面501は、画像処理設定ボタン403が選択された後に操作部204に表示される画面である。画像処理設定画面501には、各画像処理を設定するためのアイコン502が表示される。アイコン502には、第1のアイコン502aから第6のアイコン502fまでがある。第1のアイコン502aから第4のアイコン502dまでは、コピーアプリケーション306aに対応する画面情報332に含まれるアイコンである。第5のアイコン502e、及び、第6のアイコン502fは、画像形成装置101にインストールされた画像処理プラグインアプリケーション301の画面情報330に含まれるアイコン502である。図5の例では、第5のアイコン502eは、斜行補正を行う第1の画像処理プラグインアプリケーション301aを表し、第6のアイコン502fは、孤立点除去を行う第2の画像処理プラグインアプリケーション301bを表す。
コピーアプリケーション306aの画面情報332に含まれるアイコン502と、画像処理プラグインアプリケーション301の画面情報330に含まれるアイコン502とが、同じ画像処理設定画面501に表示される。複数のプラグインアプリケーション300が存在する場合、同じ画像処理設定画面501に、プラグインアプリケーション300と同数のアイコン502が表示される。
コピーアプリケーション306aは、コピーアプリケーション306aの設定保存領域308に登録されたプラグインアプリケーション300の画像処理名に基づいて、画面情報330のアイコン502を取得する。そして、コピーアプリケーション306aは、画像処理設定画面501において、取得したアイコン502を一覧表示する。
コピーアプリケーション306aは、プラグインアプリケーション300の画像処理名を用いて、プラグインアプリケーション300の画面情報330を呼び出すことが可能となり、プラグインアプリケーション300の設定を行うことが可能となる。コピーアプリケーション306aは、プラグインアプリケーション300のアイコン502が選択された場合、選択されたアイコン502に対応する画像処理名を用いて、プラグインアプリケーション300の画面情報330の設定画面を取得する。
画像処理設定画面501の閉じるボタン508は、コピーアプリケーション306aのメイン画面401に移動するボタンである。
次に、図6を参照して、プラグイン画像処理個別設定画面601について説明する。図6は、プラグイン画像処理個別設定画面601の一例を示す図である。プラグイン画像処理個別設定画面601は、画像形成装置101にインストールされた画像処理プラグインアプリケーション301に対応する画像処理設定画面である。図6では、斜行補正を行う第1の画像処理プラグインアプリケーション301aのプラグイン画像処理個別設定画面601を示す。プラグイン画像処理個別設定画面601は、プラグイン画像処理固有設定部602とキャンセルボタン603と設定ボタン604とを含む。プラグイン画像処理固有設定部602では、プラグイン画像処理に対する設定を行うことができ、設定に必要なチェックボックス、スライダ等を表示する。キャンセルボタン603は、プラグイン画像処理固有設定部602において入力された項目をキャンセルするためのボタンである。設定ボタン604は、プラグイン画像処理固有設定部602において入力された項目を設定するためのボタンである。設定の処理に関しては後述する。
次に、図7を参照して、設定の履歴画面701について説明する。図7は、設定の履歴画面701の一例を示す図である。設定の履歴画面701は、画像形成装置101が備える設定の履歴機能を使用するための画面である。設定の履歴機能とは、過去にジョブ実行した際の設定情報を画像形成装置101が記憶し、ユーザがジョブ実行の前に呼び出すことで、設定の手間を軽減する機能である。画像形成装置101は、複数の設定情報を記憶することができる。設定の履歴画面701は、プラグインアプリケーション300の設定情報を指定する第1の画面の一例である。ここでは、コピーアプリケーション306aを例として説明する。
設定の履歴画面701は、設定情報表示部702と設定の履歴ボタン703とキャンセルボタン706とOKボタン707とを有する。設定情報表示部702は、コピージョブに関する設定情報を表示する。設定の履歴ボタン703は、設定の履歴を呼び出す際に使用するボタンである。キャンセルボタン706は、メイン画面401を表示するためのボタンである。OKボタン707は、ユーザが選択した設定の履歴を反映するためのボタンである。
設定の履歴ボタン703には、設定の履歴「1」ボタン703aと設定の履歴「2」ボタン703bと設定の履歴「3」ボタン703cとがある。それぞれの設定の履歴ボタン703は、設定の履歴保存領域314内の設定の履歴「1」〜「3」保存領域340に対応する。設定の履歴ボタン703を選択することで、選択された設定の履歴ボタン703に対応する設定の履歴保存領域314内の設定情報が読み出されて、設定情報表示部702に表示される。設定の履歴画面701に関する処理については後述する。
次に、図8を参照して、よく使う設定選択画面801について説明する。図8は、よく使う設定選択画面の一例を示す図である。よく使う設定選択画面801は、よく使う設定機能において、よく使う設定を選択する画面である。よく使う設定機能とは、ユーザがジョブに係る設定情報を画像形成装置101に記憶させ、ジョブ実行の前に呼び出すことで、設定の手間を軽減する機能である。画像形成装置101は、よく使う設定として複数の設定情報を記憶することができる。ここでは、コピーアプリケーション306aを例として説明する。よく使う設定選択画面801は、よく使う設定ボタン802と登録ボタン806とOKボタン807とを有する。
よく使う設定ボタン802には、よく使う設定「1」ボタン802aからよく使う設定「4」ボタン802dまでがある。よく使う設定「1」ボタン802aからよく使う設定「4」ボタン802dまでは、よく使う設定保存領域315内のよく使う設定「1」〜「4」保存領域341に対応する。例えば、よく使う設定「1」ボタン802aは、よく使う設定「1」保存領域341aに対応する。ユーザは登録、又は、読み出したい設定に対応するよく使う設定ボタン802を選択し、登録ボタン806、又は、OKボタン807を選択することで、画像形成装置101は、よく使う設定の登録、又は、読み出しを行う。具体的な処理に関しては後述する。
次に、図9を参照して、よく使う設定の登録画面901について説明する。図9は、よく使う設定の登録画面901の一例を示す図である。よく使う設定の登録画面901は、図8のよく使う設定選択画面801で、OKボタン807が選択された場合に操作部204に表示される。よく使う設定の登録画面901は、設定情報表示部902と「はい」ボタン903と「いいえ」ボタン904とを有する。設定情報表示部902には、設定保存領域308の設定内容が表示される。「はい」ボタン903が選択されると、よく使う設定選択画面801で選択されたよく使う設定ボタン802に対応するよく使う設定保存領域315内の単位保存領域341に、設定情報表示部902の設定情報が上書き保存登録される。そして、よく使う設定選択画面801へ戻る。「いいえ」ボタン904が選択されると、よく使う設定の登録が行われずに、よく使う設定選択画面801へ戻る。よく使う設定の登録画面901に関する処理に関しては後述する。よく使う設定の登録画面901は、プラグインアプリケーション300の設定情報を登録する指示をする第2の画面の一例である。
次に、図10を参照して、よく使う設定の呼び出し画面1001について説明する。図10は、よく使う設定の呼び出し画面1001の一例を示す図である。よく使う設定の呼び出し画面1001は、よく使う設定選択画面801でOKボタン807が選択された場合に操作部204に表示される。よく使う設定の呼び出し画面1001は、設定情報表示部1002と「はい」ボタン1003と「いいえ」ボタン1004とを有する。設定情報表示部1002には、よく使う設定選択画面801で選択されたよく使う設定ボタン802に対応するよく使う設定保存領域315内の単位保存領域341に記憶された設定情報が表示される。例えば、よく使う設定選択画面801でよく使う設定「1」ボタン802aが選択されたとき、よく使う設定「1」保存領域341aに記憶された設定情報が設定情報表示部1002に表示される。よく使う設定「1」保存領域341aは、よく使う設定「1」ボタン802aに対応する単位保存領域341である。「はい」ボタン1003が選択されると、読み出した設定情報が設定保存領域308に記憶されて、よく使う設定選択画面801へ戻る。「いいえ」ボタン1004が選択されると、読み出し内容が破棄されて、設定選択画面801へ戻る。よく使う設定の呼び出し画面1001に関する処理は後述する。よく使う設定の呼び出し画面1001は、プラグインアプリケーション300の設定情報を呼び出す指示をする第3の画面の一例である。
次に、図11を参照して、コピーアプリケーション306aにおける、設定の履歴保存に関する処理について説明する。図11は、設定の履歴保存に関する処理の一例を示すフローチャートである。図11から図14の説明では、画像形成装置101がプラグイン画像処理である斜行補正506の処理を実施して文書をコピーすることを例とする。また、図11の処理に先立って、操作部204に図4のメイン画面401が表示されているものとする。
S1101において、コピーアプリケーション306aは、メイン画面401でのユーザによる画像処理設定ボタン403の選択を受け付ける。
S1102において、コピーアプリケーション306aは、画像処理設定画面501を操作部204に表示する制御を行う。
S1103において、コピーアプリケーション306aは、画像処理設定画面501でのユーザによる第5のアイコン502eの選択を受け付ける。第5のアイコン502eは斜行補正を表す。
S1104において、コピーアプリケーション306aは、第5のアイコン502eに対応したプラグインアプリケーション300の画像処理名を、コピーアプリケーション306aのデバイス制御アプリケーション設定保存領域309から取得する。図11の例では、コピーアプリケーション306aは、第1の画像処理プラグインアプリケーション301aの画像処理名を取得する。コピーアプリケーション306aは、取得した画像処理名を用いて、画像処理プラグイン接続ライブラリ322に問い合わせる。
S1105において、画像処理プラグイン接続ライブラリ322は、コピーアプリケーション306aから取得した画像処理名から、プラグインアプリケーション300を特定する。図11の例では、画像処理プラグイン接続ライブラリ322は、プラグインアプリケーション300として、第1の画像処理プラグインアプリケーション301aを特定する。コピーアプリケーション306aは、画像処理プラグイン接続ライブラリ322が特定したプラグインアプリケーション300を表す情報を取得する。
S1106において、コピーアプリケーション306aは、第1の画像処理プラグインアプリケーション301aから、第1の画像処理プラグインアプリケーション301aの画面情報330を取得する。
S1107において、コピーアプリケーション306aは、S1106で取得した画面情報330に基づいて、プラグイン画像処理個別設定画面601を操作部204に表示させる。
S1108において、第1の画像処理プラグインアプリケーション301aは、プラグイン画像処理個別設定画面601でのユーザの操作に基づいて、ユーザが指定した第1の画像処理プラグインアプリケーション301aの設定情報を受け付ける。ユーザの操作は、操作部204を介して行われる。
S1109において、第1の画像処理プラグインアプリケーション301aは、キャンセルボタン603の選択を受け付けたか、設定ボタン604の選択を受け付けたかを判定する。第1の画像処理プラグインアプリケーション301aは、キャンセルボタン603の選択を受け付けたと判定したとき処理をS1110に進め、設定ボタン604の選択を受け付けたと判定したとき処理をS1111に進める。
S1110において、第1の画像処理プラグインアプリケーション301aは、S1108で受付けた設定情報を破棄する。
S1111において、第1の画像処理プラグインアプリケーション301aは、S1108で受付けた設定情報を、第1の画像処理プラグインアプリケーション301aのプラグイン設定情報保存領域302aに記憶する。こうして、第1の画像処理プラグインアプリケーション301aは、第1の画像処理プラグインアプリケーション301aの設定情報を更新する。
S1112において、コピーアプリケーション306aは、第1の画像処理プラグインアプリケーション301aから、S1111で記憶された設定情報を取得する。
S1113において、コピーアプリケーション306aは、S1104で取得した第1の画像処理プラグインアプリケーション301aの画像処理名を、デバイス制御アプリケーション設定保存領域309の画像処理名の欄に追記する。画像処理名が追記されるデバイス制御アプリケーション設定保存領域309は、コピーアプリケーション306aの設定保存領域308に含まれるデバイス制御アプリケーション設定保存領域309である。
S1114において、コピーアプリケーション306aは、S1112で取得した第1の画像処理プラグインアプリケーション301aの設定情報を、設定保存領域308内のプラグイン設定保存領域310に記憶する。また、コピーアプリケーション306aは、S1104で取得した第1の画像処理プラグインアプリケーション301aの画像処理名を設定保存領域308内のプラグイン設定保存領域310に記憶する。S1114において設定情報等が記憶される設定保存領域308は、コピーアプリケーション306aの設定保存領域308である。
S1115において、コピーアプリケーション306aは、画像処理設定画面501を操作部204に表示する制御を行う。
S1116において、コピーアプリケーション306aは、ユーザによる画像処理設定画面501の閉じるボタン508の選択を受け付けると、コピーアプリケーション306aのメイン画面401を操作部204に表示する制御を行う。
S1117において、コピーアプリケーション306aは、メイン画面401でのユーザに操作に基づいて、印刷の倍率設定、部数設定といったコピージョブに特化した設定情報を受け付ける。また、コピーアプリケーション306aは、スタートボタンの選択を受け付ける。スタートボタンは、メイン画面401に含まれていてもよく、操作部204が有していてもよい。コピーアプリケーション306aは、コピージョブを開始する。
S1118において、コピーアプリケーション306aは、S1117で受け付けたコピージョブに特化した設定情報を、設定保存領域308のデバイス制御アプリケーション設定保存領域309に記憶する。S1117で受け付けた設定情報が記憶される設定保存領域308は、コピーアプリケーション306aの設定保存領域308である。
S1119において、コピーアプリケーション306aは、設定保存領域308に記憶された情報を、コピーアプリケーション306aの設定の履歴保存領域314の単位保存領域340にコピーして記憶する。より具体的には、コピーアプリケーション306aは、コピーアプリケーション306aの単位保存領域340である設定の履歴「1」保存領域340aから設定の履歴「3」保存領域340cの中の、最も小さい番号の空いている単位保存領域340に記憶する。コピーアプリケーション306aは、設定の履歴保存領域314の全ての単位保存領域340が埋まっている場合には、最も古い設定情報が記憶された単位保存領域340に設定情報を上書きして記憶する。設定の履歴保存領域314は複数の設定情報を保存することができる。
S1120において、コピーアプリケーション306aは、コピージョブ実行のために、設定保存領域308に記憶した情報をコピーライブラリ320へ伝達する。
S1121において、コピーライブラリ320は、伝達された設定情報を用いてスキャナ制御ドライバ325を制御する。
S1122において、スキャナ制御ドライバ325は、スキャナ203を制御して画像データを読み込んで、読み込んだ画像データをコピーライブラリ320に伝達する。
S1123において、コピーライブラリ320は、画像処理プラグイン接続ライブラリ322を介して、第1の画像処理プラグインアプリケーション301aのAPIをコールする。より具体的には、コピーライブラリ320は、画像処理プラグイン接続ライブラリ322のAPIをコールする。その後、画像処理プラグイン接続ライブラリ322は、第1の画像処理プラグインアプリケーション301aのAPIをコールする。
この際、コピーライブラリ320は、画像処理プラグイン接続ライブラリ322を介して、設定保存領域308内のプラグイン設定保存領域310に記憶された設定情報を第1の画像処理プラグインアプリケーション301aに伝達する。第1の画像処理プラグインアプリケーション301aに伝達される設定情報は、S1120においてコピーライブラリ320に伝達された情報に含まれる。
画像処理プラグイン接続ライブラリ322は、コピーライブラリ320から取得した画像処理名を元に第1の画像処理プラグインアプリケーション301aを特定し、プラグイン設定保存領域310に記憶された設定情報の伝達対象を決定する。
第1の画像処理プラグインアプリケーション301aは、画像処理プラグイン接続ライブラリ322を介して、コピーライブラリ320から伝達された設定情報を、プラグイン設定情報保存領域302に上書きして記憶する。このとき、第1の画像処理プラグインアプリケーション301aは、設定情報を、第1の画像処理プラグインアプリケーション301aのプラグイン設定情報保存領域302に上書きして記憶する。これにより、コピーライブラリ320aから伝達された設定情報が第1の画像処理プラグインアプリケーション301aの設定として反映される。そして、第1の画像処理プラグインアプリケーション301aは、第1の画像処理プラグインアプリケーション301aの画像処理である斜行補正を実行する。
S1117からS1123までは、ジョブを実行する指示を受け付けた場合、プラグインアプリケーション300から取得した設定情報に基づいてプラグインアプリケーション300が処理を実行するよう制御する処理の一例である。
S1124において、コピーライブラリ320は、画像処理プラグイン接続ライブラリ322を介して、第1の画像処理プラグインアプリケーション301aから画像処理が行われた画像データを取得する。そして、コピーライブラリ320は、取得した画像データをプリンタ制御ドライバ327に伝達して、プリンタ制御ドライバ327に対し印刷指示を送信する。プリンタ制御ドライバは、プリンタI/F215を介して、プリンタ202に対し印刷指示を送信する。プリンタ202は、プリンタ制御ドライバ327が取得した画像データの印刷を実行する。
以上によりコピージョブが完結する。
次に、図12を参照して、コピーアプリケーション306aにおける、設定の履歴の呼び出しに関する処理について説明する。図12は、設定の履歴の呼び出しに関する処理の一例を示すフローチャートである。
S1201において、コピーアプリケーション306aは、コピーアプリケーション306のメイン画面401にて、ユーザによる設定の履歴ボタン404の選択を受け付ける。そして、コピーアプリケーション306aは、設定の履歴画面701を操作部204に表示する制御を行う。S1201の処理は、第1の表示制御手段による処理の一例である。
S1202において、コピーアプリケーション306aは、設定の履歴画面701でのユーザによる何れかの設定の履歴ボタン703の選択を受け付ける。
S1203において、コピーアプリケーション306aは、S1202で受け付けた設定の履歴ボタン703に対応した設定の履歴保存領域314の設定情報を読み出す。例えば、コピーアプリケーション306aは、設定の履歴「1」ボタン703aの選択を受け付けた場合、設定の履歴「1」ボタン703aに対応するコピーアプリケーション306aの設定の履歴「1」保存領域340aに記憶された設定情報を読み出す。
S1204において、コピーアプリケーション306aは、設定の履歴画面701を操作部204に表示する制御を行う。このとき、コピーアプリケーション306aは、設定の履歴画面701の設定情報表示部702に、S1203で読み出された設定情報を表示する。S1203で読み出された設定の履歴保存領域314内の設定情報に含まれるプラグインアプリケーション300の設定情報として、既に説明したKEY−VALUE構造体の中の文字列が、設定情報表示部702に表示される。
S1205において、コピーアプリケーション306aは、キャンセルボタン706の選択を受け付けたか、OKボタン707の選択を受け付けたかを判定する。第1の画像処理プラグインアプリケーション301aは、キャンセルボタン706の選択を受け付けたと判定したとき処理をS1206に進め、OKボタン707の選択を受け付けたと判定したとき処理をS1207に進める。
S1206において、コピーアプリケーション306aは、S1203で読み出した設定情報を破棄し、コピーアプリケーション306aのメイン画面401を操作部204に表示する制御を行う。
S1207において、コピーアプリケーション306aは、S1203で読み出した設定情報を、コピーアプリケーション306aの設定保存領域308に記憶する。そして、コピーアプリケーション306aは、コピーアプリケーション306aのメイン画面401を操作部204に表示する制御を行う。
S1208において、コピーアプリケーション306aは、スタートボタンの選択を受け付けると、図11のS1119以降の処理を実行することで、コピージョブを行う。
次に、図13を参照して、コピーアプリケーション306aにおける、よく使う設定の登録に関する処理について説明する。図13は、よく使う設定の登録に関する処理の一例を示すフローチャートである。
S1301において、図11のS1101からS1116までの処理が実行される。
S1302において、コピーアプリケーション306aは、メイン画面401でのユーザに操作に基づいて、印刷の倍率設定、部数設定といったコピージョブに特化した設定情報を受け付ける。
S1303において、コピーアプリケーション306aは、S1302で受け付けたコピージョブに特化した設定情報を、設定保存領域308のデバイス制御アプリケーション設定保存領域309に記憶する。S1302で受け付けた設定情報が記憶される設定保存領域308は、コピーアプリケーション306aの設定保存領域308である。
S1304において、コピーアプリケーション306aは、第1の画像処理プラグインアプリケーション301aから、第1の画像処理プラグインアプリケーション301aのプラグイン設定情報保存領域302に記憶された設定情報を取得する。
S1305において、コピーアプリケーション306aは、S1304で取得した第1の画像処理プラグインアプリケーション301aの設定情報を、設定保存領域308内のプラグイン設定保存領域310に記憶する。S1305で設定情報が記憶される設定保存領域308は、コピーアプリケーション306aの設定保存領域308である。
S1306において、コピーアプリケーション306aは、コピーアプリケーション306のメイン画面401で、ユーザによる、よく使う設定ボタン405の選択を受け付ける。そして、コピーアプリケーション306aは、よく使う設定選択画面801を操作部204に表示する制御を行う。
S1307において、コピーアプリケーション306aは、よく使う設定選択画面801でのユーザによる、何れかのよく使う設定ボタン802の選択を受け付ける。
S1308において、コピーアプリケーション306aは、よく使う設定選択画面801でのユーザによる登録ボタン806の選択を受け付ける。
S1309において、コピーアプリケーション306aは、よく使う設定の登録画面901を操作部204に表示する制御を行う。コピーアプリケーション306aは、S1307で選択されたよく使う設定ボタン802に対応したコピーアプリケーション306aのよく使う設定保存領域315の設定情報を読み出す。例えば、コピーアプリケーション306aは、よく使う設定「1」ボタン802aの選択を受け付けた場合、よく使う設定「1」ボタン802aに対応するよく使う設定「1」保存領域341aの設定情報を読み出す。コピーアプリケーション306aは、読み出した設定情報を、よく使う設定の登録画面901の設定情報表示部902に表示する。S1309の処理は、第2の画面表示制御手段による処理の一例である。
S1310において、コピーアプリケーション306aは、「はい」ボタン903の選択を受け付けたか、「いいえ」ボタン904の選択を受け付けたかを判定する。コピーアプリケーション306aは、「はい」ボタン903の選択を受け付けたと判定したとき処理をS1312に進め、「いいえ」ボタン904の選択を受け付けたと判定したとき処理をS1311に進める。
S1311において、コピーアプリケーション306aは、S1309で読み出した設定情報を破棄し、よく使う設定選択画面801を操作部204に表示する制御を行う。
S1312において、コピーアプリケーション306aは、S1309で読み出した設定情報を、S1307で受け付けたよく使う設定ボタン802に対応したよく使う設定保存領域315の単位保存領域341に上書きして記憶する。このとき、コピーアプリケーション306aは、コピーアプリケーション306aのよく使う設定保存領域315の単位保存領域341に上書きして記憶する。例えば、コピーアプリケーション306aは、よく使う設定「1」ボタン802aの選択を受け付けた場合、S1309で読み出した設定情報を、よく使う設定「1」保存領域341aに上書きして記憶する。よく使う設定「1」保存領域341aは、よく使う設定「1」ボタン802aに対応する単位保存領域341である。そして、コピーアプリケーション306aは、よく使う設定選択画面801を操作部204に表示する制御を行う。
S1313において、コピーアプリケーション306aは、スタートボタンの押下を受け付けると、図11のS1119以降の処理を実行することで、コピージョブを行う。
次に、図14を参照して、コピーアプリケーション306aにおける、よく使う設定の呼び出しに関するに関する処理について説明する。図14は、よく使う設定の呼び出しに関するに関する処理の一例を示すフローチャートである。
S1401において、コピーアプリケーション306aは、コピーアプリケーション306のメイン画面401にて、ユーザによる、よく使う設定ボタン405の選択を受け付ける。コピーアプリケーション306aは、よく使う設定選択画面801を操作部204に表示する制御を行う。
S1402において、コピーアプリケーション306aは、よく使う設定選択画面801でのユーザによる、何れかのよく使う設定ボタン802の選択を受け付ける。そして、コピーアプリケーション306aは、よく使う設定選択画面801でのユーザによるOKボタン807の選択を受け付ける。
S1403において、コピーアプリケーション306aは、S1402で選択されたよく使う設定ボタン802に対応したよく使う設定保存領域315の単位保存領域341に記憶された設定情報を読み出す。このとき、コピーアプリケーション306aは、コピーアプリケーション306aのよく使う設定保存領域315の単位保存領域341に記憶された設定情報を読み出す。
S1404において、コピーアプリケーション306aは、よく使う設定の呼び出し画面1001を操作部204に表示する制御を行う。コピーアプリケーション306aは、S1403で読み出された設定情報を設定情報表示部1002に表示する。S1403の処理は、第3の表示制御手段による処理の一例である。
S1405において、コピーアプリケーション306aは、「はい」ボタン1003の選択を受け付けたか、「いいえ」ボタン1004の選択を受け付けたかを判定する。コピーアプリケーション306aは、「はい」ボタン1003の選択を受け付けたと判定したとき処理をS1407に進め、「いいえ」ボタン1004の選択を受け付けたと判定したとき処理をS1406に進める。
S1406において、コピーアプリケーション306aは、S1403で読み出した設定情報を破棄し、よく使う設定の呼び出し画面1001を操作部204に表示する制御を行う。
S1407において、コピーアプリケーション306aは、S1403で読み出した設定情報を、コピーアプリケーション306aの設定保存領域308に記憶し、よく使う設定の呼び出し画面1001を操作部204に表示する制御を行う。
S1408において、コピーアプリケーション306aは、スタートボタンの選択を受け付けると、図11のS1119以降の処理を実行することで、コピージョブを行う。
以上説明したように、コピーアプリケーション306aは、プラグインアプリケーション300から、プラグインアプリケーション300が管理する設定情報を取得する。そして、コピーアプリケーション306aは、コピージョブを実行する場合、プラグインアプリケーション300から取得した設定情報に基づいてプラグインアプリケーション300が処理を実行するよう制御する。よって、コピージョブを実行する場合に、プラグインアプリケーション300の設定を再度ユーザが行うことなく、プラグインアプリケーション300の設定を利用できる。したがって、ユーザの利便性が向上する。
また、コピーアプリケーション306aは、プラグインアプリケーション300から、プラグインアプリケーション300が管理する設定情報を取得する。そして、コピーアプリケーション306aは、プラグインアプリケーション300から取得した設定情報を、プラグインアプリケーション300が管理する記憶領域に記憶する。よって、コピージョブを実行する場合に、コピーアプリケーション306aは、プラグインアプリケーション300が管理する記憶領域に記憶されたプラグインアプリケーション300の設定情報をプラグインアプリケーション300に伝達することができる。そして、コピーアプリケーション306aは、コピージョブを実行する場合、プラグインアプリケーション300から取得した設定情報に基づいてプラグインアプリケーション300が処理を実行するよう制御できる。このため、コピージョブを実行する場合に、プラグインアプリケーション300の設定を再度ユーザが行うことなく、プラグインアプリケーション300の設定を利用できる。したがって、ユーザの利便性が向上する。
また、コピーアプリケーション306aは、設定の履歴機能やよく使う設定機能により、コピーアプリケーション306aが管理する記憶領域に記憶されたプラグインアプリケーション300の設定情報から、ユーザによって指定された設定情報を選択する。そして、コピーアプリケーション306aは、コピージョブを実行する場合、ユーザによって指定された設定情報に基づいてプラグインアプリケーション300が処理を実行するよう制御する。このため、よく使う設定機能や設定の履歴機能を利用する場合等に、コピーアプリケーション306aは、コピーアプリケーション306aの設定情報と共に、プラグインアプリケーション300の設定情報を呼び戻すことができる。よって、ユーザは、コピージョブを実行する場合に、プラグインアプリケーション300の設定を個別に行うことなく、所望の設定を使用できる。したがって、ユーザの利便性が向上する。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明を実施形態と共に説明したが、上記実施形態は本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
101 画像形成装置
300 プラグインアプリケーション
301 画像処理プラグインアプリケーション
306 デバイス制御アプリケーション
306a コピーアプリケーション
306b スキャン送信アプリケーション

Claims (21)

  1. 画像形成を行うジョブを実行するジョブ実行手段を有し、
    前記ジョブ実行手段は、
    前記ジョブ実行手段の機能を拡張する機能を提供する機能拡張手段から、前記機能拡張手段が管理する前記機能拡張手段の第1の設定情報を取得し、
    前記ジョブを実行する指示を受け付けた場合、前記機能拡張手段から取得した前記第1の設定情報に基づいて前記機能拡張手段が前記ジョブ実行手段の機能を拡張する処理を実行するよう制御する画像形成装置。
  2. 前記ジョブ実行手段は、
    前記機能拡張手段から取得した前記第1の設定情報を、前記ジョブ実行手段が管理する記憶領域である第1の記憶領域に記憶し、
    前記ジョブ実行手段は、前記ジョブを実行する指示を受け付けた場合、前記第1の記憶領域に記憶された前記第1の設定情報に基づいて前記機能拡張手段が前記ジョブ実行手段の機能を拡張する処理を実行するよう制御する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 画像形成を行うジョブを実行するジョブ実行手段を有し、
    前記ジョブ実行手段は、
    前記ジョブ実行手段の機能を拡張する機能拡張手段から、前記機能拡張手段が管理する前記機能拡張手段の第1の設定情報を取得し、
    前記機能拡張手段から取得した前記第1の設定情報を、前記ジョブ実行手段が管理する記憶領域である第1の記憶領域に記憶する画像形成装置。
  4. 前記ジョブ実行手段は、前記ジョブを実行する指示を受け付けた場合、前記第1の記憶領域に記憶された前記第1の設定情報に基づいて前記機能拡張手段が前記ジョブ実行手段の機能を拡張する処理を実行するよう制御する請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記ジョブ実行手段は、
    前記機能拡張手段から取得した前記第1の設定情報と、前記ジョブ実行手段の第2の設定情報と、を関連付けて、前記第1の記憶領域に記憶し、
    前記ジョブを実行する指示を受け付けた場合、前記第1の記憶領域に記憶された前記第1の設定情報に基づいて前記機能拡張手段が前記ジョブ実行手段の機能を拡張する処理を実行するよう制御し、前記第1の記憶領域に記憶された前記第2の設定情報に基づいて前記ジョブを実行する請求項2乃至4何れか1項記載の画像形成装置。
  6. 前記ジョブ実行手段は、
    前記機能拡張手段が管理する前記第1の設定情報が更新された場合、前記機能拡張手段から、前記機能拡張手段が管理する前記機能拡張手段の前記第1の設定情報を取得し、
    前記機能拡張手段から取得した前記第1の設定情報を、前記第1の記憶領域に記憶する請求項2乃至5何れか1項記載の画像形成装置。
  7. 前記ジョブ実行手段は、前記ジョブを実行する指示を受け付けた場合、前記第1の記憶領域に記憶された前記第1の設定情報を、前記ジョブ実行手段が管理する記憶領域である第2の記憶領域に記憶する請求項1乃至6何れか1項記載の画像形成装置。
  8. 前記第2の記憶領域に記憶された前記第1の設定情報に基づいて、前記第1の設定情報を指定する第1の画面を表示する制御を行う第1の表示制御手段を更に有し、
    前記ジョブ実行手段は、前記第1の画面で前記第1の設定情報が指定され、かつ、前記ジョブを実行する指示を受け付けた場合、前記第1の画面で指定された前記第1の設定情報に基づいて前記機能拡張手段が前記ジョブ実行手段の機能を拡張する処理を実行するよう制御する請求項7記載の画像形成装置。
  9. 前記ジョブ実行手段は、前記第1の画面で前記第1の設定情報が指定された場合、前記第1の画面で指定された前記第1の設定情報を前記第1の記憶領域に記憶する請求項8記載の画像形成装置。
  10. 前記第1の設定情報を登録する指示を行う第2の画面を表示する制御を行う第2の表示制御手段を更に有し、
    前記ジョブ実行手段は、前記第2の画面で登録する指示がされた場合、前記第2の画面で登録する指示がされた前記第1の設定情報を、前記ジョブ実行手段が管理する記憶領域である第3の記憶領域に記憶する請求項2乃至9何れか1項記載の画像形成装置。
  11. 前記第2の表示制御手段は、前記第1の記憶領域に記憶された前記第1の設定情報を登録する指示を行う前記第2の画面を表示する制御を行い、
    前記ジョブ実行手段は、前記第2の画面で登録する指示がされた場合、前記第1の記憶領域に記憶された前記第1の設定情報を、前記第3の記憶領域に記憶する請求項10記載の画像形成装置。
  12. 前記第3の記憶領域に記憶された前記第1の設定情報に基づいて、前記第3の記憶領域に記憶された前記第1の設定情報を呼び出す指示をする第3の画面を表示する制御を行う第3の表示制御手段を更に有し、
    前記ジョブ実行手段は、前記第3の画面で前記第1の設定情報を呼び出す指示がされ、かつ、前記ジョブを実行する指示を受け付けた場合、前記第3の画面で呼び出す指示がされた前記第1の設定情報に基づいて前記機能拡張手段が前記ジョブ実行手段の機能を拡張する処理を実行するよう制御する請求項10又は11記載の画像形成装置。
  13. 前記ジョブ実行手段は、
    前記第3の画面で前記第1の設定情報を呼び出す指示がされた場合、前記第3の画面で呼び出す指示がされた前記第1の設定情報を前記第1の記憶領域に記憶する請求項12記載の画像形成装置。
  14. 前記ジョブ実行手段は、前記第1の設定情報と、前記第1の設定情報に対応する前記機能拡張手段の識別子と、を関連付けて、前記ジョブ実行手段が管理する記憶領域に記憶する請求項1乃至13何れか1項記載の画像形成装置。
  15. 前記第1の設定情報は、設定項目に対応する情報と設定値に対応する情報とが関連付けられて表されている請求項1乃至14何れか1項記載の画像形成装置。
  16. 前記機能拡張手段を前記画像形成装置にインストールするインストール手段と、
    前記機能拡張手段を前記画像形成装置からアンインストールするアンインストール手段と、
    を更に有する請求項1乃至15何れか1項記載の画像形成装置。
  17. 前記機能拡張手段は、前記機能拡張手段が管理する記憶領域に前記第1の設定情報を記憶することによって前記第1の設定情報を管理する請求項1乃至16何れか1項記載の画像形成装置。
  18. 前記機能拡張手段は、前記ジョブ実行手段が前記機能拡張手段から取得した前記第1の設定情報に基づいて前記機能拡張手段が前記ジョブ実行手段の機能を拡張する処理を実行するよう制御する場合、前記ジョブ実行手段から前記第1の設定情報を取得して、前記ジョブ実行手段から取得した前記第1の設定情報を、前記機能拡張手段が管理する記憶領域に記憶する請求項17記載の画像形成装置。
  19. 画像形成を行うジョブを実行するジョブ実行手段を有する画像形成装置における情報処理方法であって、
    前記ジョブ実行手段が、前記ジョブ実行手段の機能を拡張する機能を提供する機能拡張手段から、前記機能拡張手段が管理する前記機能拡張手段の第1の設定情報を取得するステップと、
    前記ジョブ実行手段が、前記ジョブを実行する指示を受け付けた場合、前記機能拡張手段から取得した前記第1の設定情報に基づいて前記機能拡張手段が前記ジョブ実行手段の機能を拡張する処理を実行するよう制御するステップと、
    を含む情報処理方法。
  20. 画像形成を行うジョブを実行するジョブ実行手段を有する画像形成装置における情報処理方法であって、
    前記ジョブ実行手段が、前記ジョブ実行手段の機能を拡張する機能を提供する機能拡張手段から、前記機能拡張手段が管理する前記機能拡張手段の第1の設定情報を取得するステップと、
    前記ジョブ実行手段が、前記機能拡張手段から取得した前記第1の設定情報を、前記ジョブ実行手段が管理する記憶領域である第1の記憶領域に記憶するステップと、
    を含む情報処理方法。
  21. コンピュータを、請求項1乃至18何れか1項記載の画像形成装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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