JP2019079684A - コネクタ構造 - Google Patents
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Abstract
Description
及び傾き吸収を示す要部断面図である。図12は同コネクタ構造に係るプラグコネクタと、リセプタクルコネクタとが平面上の回転ずれが生じている状態での嵌合時のずれ吸収を示す要部断面図である。図13は同コネクタ構造に係るプラグコンタクトと、レセプタクルコンタクトとのずれ吸収機構を示す断面図である。
なお、説明中の指示方向は原則対象図面に示す方向定義にしたがう。
平行位置にある2枚の回路基板B1、B2を接続するためのプラグコネクタ1と、リセプタクルコネクタ3と、からなるコネクタ構造が図1、図2に示されている。プラグコネクタ1、リセプタクルコネクタ3ともに、左右側壁13、22の下面から外方向に回路基板B1、B2に接続するコンタクト接続部140、340が延びている。プラグコネクタ1は、リセプタクルコネクタ3の上面からその全体を沈めるように嵌合し、2枚の回路基板B1、B2間の所定回路を接続する。
プラグハウジング10は、図1に示されるように、前後方向に延びる底壁12、この底壁12の前後端に端壁14、14、左右端に側壁13、13を備える。底壁12は、左右側壁13、13、前後端壁14、14で周囲が囲まれ、中央部に窪地を有する。側壁13は、端壁14に比べて厚みを有し、内部にプラグコンタクト100を収容する、収容室を備える。収容室は、左右側壁に等間隔に長手方向に沿って備わる。端壁は平坦な板状である。
00)と接続する接触部は、全体が側壁で覆われる。
プラグコンタクト100は、図3に示されるように、一対のコンタクト片110、100からなる。一対のコンタクト片110、110は、180度湾曲する連結部136で連なり、互いに内側面を相手方に向けて正対する。一対のコンタクト片110、110間には距離が設けられている。これにより、コンタクト片110の付勢力が強化される。
。
プラグコンタクト100は、図5に示されるように、プラグハウジング10の収容室18に収容される。収容室18は、プラグハウジング10の底壁12の左右端部から左右側壁13にかけて、内部に形成されている。収容室18は、プラグコンタクト100の圧入部120を係止するための被圧入部19、19を下端寄りに備え、弾性変形可能な接触部130を収容する部分を上端寄りに備えている。
リセプタクルハウジング30は、図1に示されるように、ベースハウジング20と、フロート部200とからなる入れ子構造で、フロート部200は、リセプタクルコンタクト300を介して繋がる、いわゆるフローティング構造である。フロート部200は、ベースハウジング20の中で前後、左右、及び上下方向に変位可能に緩やかに保持されている。また、左右方向を軸芯とする回転変位、或いは前後方向を軸芯とする回転変位も許容されている。
リセプタクルコンタクト300は、図6に示されるように、細く長くS字状にカーブする保持部320、保持部320の前端に連なる接続部340、及び保持部320の後端に連なる接触部330からなる。
リセプタクルコンタクト300は、図7に示されるように、ベースハウジング20と、フロート部200との双方に架けて組み付けられる。フロート部200は、接触部330全体を保持するとともに、保持部320の一部、フロート圧入部322を保持し、一方ベースハウジング20は、保持部320の一部、ベース圧入部321を保持する。S字状に延びる保持部320は、フロート圧入部322と、ベース圧入部321との間で、ベースハウジング20、及びフロート部200のどちらにも干渉することはなく、許容範囲内で、上下、左右、及び前後方向に変位可能である。これにより、ベースハウジング20に対するフロート部200のフローティング構造が得られる。
プラグコネクタ1と、リセプタクルコネクタ3との嵌合は、図8に示されるように、上面から水平姿勢でおこなわれる。プラグハウジング10の位置決めポスト11をリセプタクルハウジング30の位置決めガイド250の位置に合わせる。この位置でプラグコンタクト100は、対応するリセプタクルコンタクト300に嵌合する位置にある。リセプタクルコンタクト300の接触部330は、図8に示されるように、図示しないスリットを通してプラグコンタクト100の図示しない接触部に当接し、図示しない接触部の一対の先端部は間口を広げ、相手方接触部330を挟持する姿勢を準備する。
った状態で嵌合終了位置まで挿入する。押し切り位置で嵌合終了姿勢である。この姿勢で、プラグコネクタ1は、リセプタクルコネクタ3の上面からその全体を沈めるように嵌合し、2枚の図示しない回路基板間B1、B2の所定回路を接続する。リセプタクルコンタクト300とプラグコンタクト100とは、嵌合終了位置で接続する。
フロート部2500のベースハウジング20に対するシーソー構造を図面に従って説明する。図9は同コネクタ構造に係るフロート部と、ハウジング部との要部拡大図である。図10は同コネクタ構造に係るプラグコネクタと、リセプタクルコネクタとの嵌合開始状態を示す要部断面図である。図11は同コネクタ構造に係るプラグコネクタと、リセプタクルコネクタとが長手方向の位置ずれと傾きが生じている状態での嵌合時のずれ吸収及び傾き吸収を示す要部断面図である。図12は同コネクタ構造に係るプラグコネクタと、リセプタクルコネクタとが平面上の回転ずれが生じている状態での嵌合時のずれ吸収を示す要部断面図である。
なお、説明中の指示方向は図面中の方向定義に原則従う。
なお、支持部2700は、断面半円状の他、目的に応じた形状を取りうる、たとえば頂点を下にする断面3角形状でもよい。
、緩やかにベースハウジング20に保持され、支持部2700を支点にするベースハウジング20に対するシーソー構造が構築されている。また、支持部2700は、受け部2500に対して前後方向、左右方向への動きも許容されている。特に前後方向の動きは比較的大きく許容されている。
。
フロート部200は、長手方向(前後方向)の中間位置にある一対の支持部2700でシーソー状態で支持される。これにより、支持部2700を中心に回転可能である。その結果、プラグコネクタ1のリセプタクルコネクタ3に対する嵌合開始時の回転方向の傾きに対して、傾きを打ち消す方向に変位してずれを吸収することができる。
プラグ回路基板B1がリセプタクル回路基板B2に対して傾いている場合、図13に示されるように、所定の傾きの範囲内では傾いたままの姿勢でプラグコネクタ1と、リセプタクルコネクタ3とは嵌合可能である。
て追従し、複雑な変位に対応可能である。
1、回路基板B2の振動は接続部340を通して伝わるが、S字部分で振動は吸収されるので、コンタクトの接点部分の摺動が抑制されたコネクタ構造が得られる。
2、オーバーラップ姿勢により、薄い板厚の材料が使用でき、幅寸法も小型化が可能になり、これにより装置の小型化か望める。
3、相手方コンタクトの挟持状態でのコンタクト幅寸法の最小化も図られるので、端子配列の狭ピッチ化も望める。
10 プラグハウジング
11 位置決めポスト
12 底壁
13 側壁
14 端壁
16 保護部
17 スリット
18 収容室
19 被圧入部
100 プラグコンタクト
110 コンタクト片
120 圧入部
130 接触部
133 先端部
135 接点
136 連結部
140 接続部
3 リセプタクルコネクタ
30 リセプタクルハウジング
20 ベースハウジング
21 端壁
22 側壁
23 被圧入部
24 収容空間
200 フロート部
210 横桟
220 側壁
230 端壁
240 収容部
250 位置決めガイド
260 縦壁
270 横壁
280 保持溝
290 被圧入部
300 リセプタクルコンタクト
320 保持部
321 ベース圧入部
322 フロート圧入部
330 接触部
340 接続部
B1 プラグコネクタ回路基板
B2 リセプタクルコネクタ回路基板
270a 底面
2700 支持部
25 中間壁
2500 受け部
Claims (4)
- プラグコンタクトを保持するプラグハウジングがリセプタクルコンタクトを保持するリセプタクルハウジングの上面から沈むように嵌合する基板対基板コネクタ構造において、
リセプタクルハウジングは、内側に収容空間を有するベースハウジングと、前記収容空間に収容され、嵌合時前記プラグハウジングと嵌合するフロート部とを備え、
前記フロート部は、長手方向中央部の下面に下方に向かって突出する支持部を備え、
前記ベースハウジングは、前記支持部に対応する位置に受け部を備え、
前記フロート部が前記ベースハウジングの収容空間に収容されたとき、前記支持部と前記受け部とが当接し、前記フロート部が前記当接する当接点を支点とするシーソー状態で保持されるところに特徴を有するコネクタ構造。 - 前記支持部は、幅方向に離間して一対備わるところに特徴を有する請求項1記載のコネクタ構造。
- 前記支持部は、前記受け部に接する先端が半円状であるところに特徴を有する請求項1又は2記載のコネクタ構造。
- 前記受け部は、前記支持部に接する面が平坦面であるところに特徴を有する請求項1から3の内一項記載のコネクタ構造。
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TWI830568B (zh) * | 2023-01-04 | 2024-01-21 | 禾昌興業股份有限公司 | 複合浮動式板對板連接器 |
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JP2005050694A (ja) * | 2003-07-29 | 2005-02-24 | Yazaki Corp | コネクタ |
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JP2007018785A (ja) * | 2005-07-06 | 2007-01-25 | D D K Ltd | コネクタ |
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