JP6513480B2 - コネクタ - Google Patents

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    • H01R13/405Securing in non-demountable manner, e.g. moulding, riveting
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/71Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
    • H01R12/712Coupling devices for rigid printing circuits or like structures co-operating with the surface of the printed circuit or with a coupling device exclusively provided on the surface of the printed circuit

Description

本発明は、コネクタに関し、特に基板に搭載されるコネクタに関する。
この種のコネクタとして、例えば、特許文献1に開示されたものがある。図32に示されるように、特許文献1のコネクタ900は、ハウジング910と端子920とを有している。ハウジング910には、端子920を収容するスロット911が形成されている。スロット911の互いに対向する壁面には、互い違いに突起912,913が設けられている。一方、端子920は、突起912,913に接する保持部921と、一方の壁面に接する凸部922とを有している。このコネクタ900では、ハウジング910の壁面に設けられた2つの突起912,913と、端子920に形成された1つの凸部922とで、端子920をハウジング910に固定する。換言すると、このコネクタ900では、一方向(Z方向)において離れて配置された3点で端子920をハウジング910に固定している。
特開2000−323215号公報
本発明は、低背化されたコネクタを提供することを目的とする。
本発明は、第1のコネクタとして、
複数のコンタクトと、
前記複数のコンタクトをそれぞれ収容する複数の保持溝を有するハウジングと、を備え、
前記複数の保持溝の各々は、第1方向へ延びる内壁を有し、
前記複数のコンタクトの各々は、固定部、接触腕部及び支持腕部を有し、
前記固定部は、前記複数の保持溝の対応する1つに固定され、
前記接触腕部及び前記支持腕部は、前記固定部から前記第1方向へ延び、かつ前記第1方向に直交する第2方向に互いに間隔を空けて配置され、
前記接触腕部は、接点を有し、かつ前記接点が前記第2方向へ移動するように弾性変形可能であり、
前記支持腕部は、少なくとも前記接点が前記支持腕部に近づくように前記接触腕部が弾性変形したときに、前記複数の保持溝の対応する1つの前記内壁に接触する
コネクタを提供する。
また、本発明は、第2のコネクタとして、第1のコネクタであって、
前記接触腕部と前記支持腕部は、前記第2方向において空間を介して対向している
コネクタを提供する。
また、本発明は、第3のコネクタとして、第1又は第2のコネクタであって、
前記固定部は、前記複数の保持溝の対応する1つに圧入されている
コネクタを提供する。
また、本発明は、第4のコネクタとして、第1乃至第3のコネクタのいずれかであって、
前記固定部は、前記第2方向において前記接触腕部よりも突き出している
コネクタを提供する。
また、本発明は、第5のコネクタとして、第1乃至第4のコネクタのいずれかであって、
前記固定部は、前記支持腕部の一面と同一平面上に端面を有している
コネクタを提供する。
また、本発明は、第6のコネクタとして、第1乃至第5のコネクタのいずれかであって、
前記支持腕部は、前記第2方向において前記接触腕部より大きなサイズを有している
コネクタを提供する。
また、本発明は、第7のコネクタとして、第1乃至第6のコネクタのいずれかであって、
前記複数の保持溝の各々は、底面を有し、前記内壁は前記底面から前記第1方向へ延び、
前記固定部は、少なくとも前記接点が前記支持腕部に近づくように前記接触腕部が弾性変形したときに、前記複数の保持溝の対応する1つの前記底面に接触する
コネクタを提供する。
また、本発明は、第8のコネクタとして、第1乃至第7のコネクタのいずれかであって、
前記複数のコンタクトの各々は、前記第1方向及び前記第2方向が金属板の主面と平行になるように、前記金属板を打ち抜いて形成されたコンタクトである
コネクタを提供する。
また、本発明は、第9のコネクタとして、第1乃至第7のコネクタのいずれかであって、
前記コンタクトは、金属線材を曲げて形成されたコンタクトである
コネクタを提供する。
また、本発明は、第10のコネクタとして、第1乃至第9のコネクタのいずれかであって、
前記ハウジングは、前記第1方向及び前記第2方向に直交する第3方向に延びる保持部を有し、
前記複数の保持溝は、前記保持部に所定の間隔で交互に形成された少なくとも1つの第1保持溝と少なくとも1つの第2保持溝とを有し、
前記少なくとも1つの第1保持溝は、前記保持部の前記第2方向の一対の壁面の一方に開口する開口部を有する一方、前記少なくとも1つの第2保持溝は、前記保持部の前記第2方向の前記一対の壁面の他方に開口する開口部を有し、
前記複数のコンタクトの各々は、前記複数の保持溝の対応する1つの前記開口部から少なくとも前記接点を露出させるように前記複数の保持溝の対応する1つに収容されている
コネクタを提供する。
また、本発明は、コネクタ組立体として、
第1乃至第10のコネクタのいずれかと、
前記コネクタに嵌合する相手側コネクタと、を備える
コネクタ組立体を提供する。
コンタクトに働くモーメントを、固定部のみならず支持腕部でも受ける。これにより、固定部の高さを低くし、もって、コネクタの低背化を実現することができる。
本発明の第1の実施の形態によるコネクタ組立体の上面側斜視図である。コネクタと相手側コネクタとは、互いに上面を対向させるように、相手側コネクタを上下反転させて嵌合されている。 図1のコネクタ組立体の底面側斜視図である。 図1のコネクタ組立体の正面図である。 図1のコネクタ組立体の上面図である。 図1のコネクタ組立体の底面図である。 図1のコネクタ組立体の側面図である。 図3のコネクタ組立体をA--A線に沿って示す断面図である。 図1のコネクタ組立体に用いられる相手側(ピン側)コネクタの上面側斜視図である。 図8の相手側コネクタの底面側斜視図である。 図8の相手側コネクタの正面図である。 図8の相手側コネクタの上面図である。 図8の相手側コネクタの底面図である。 図8の相手側コネクタの側面図である。 図10の相手側コネクタをB--B線に沿って示す断面図である。 図8の相手側コネクタに含まれるコンタクトであって、支持部の一対の壁面の一方に設けられるコンタクトの斜視図である。 図8の相手側コネクタに含まれるコンタクトであって、支持部の一対の壁面の他方に設けられるコンタクトの斜視図である。 図15のコンタクトの正面図である。 図1のコネクタ組立体に用いられる(ソケット側)コネクタの上面側斜視図である。 図18のコネクタの底面側斜視図である。 図18のコネクタの正面図である。 図18のコネクタの上面図である。 図18のコネクタの底面図である。 図18のコネクタの側面図である。 図20のコネクタをC--C線に沿って示す断面図である。 図18のコネクタに含まれるハウジングの上面図である。 図25のハウジングをD--D線に沿って示す断面図である。 図25のハウジングの部分拡大図である。 図18のコネクタに含まれるコンタクトであって、第1保持溝に収容さされるコンタクトの斜視図である。 図18のコネクタに含まれるコンタクトであって、第2保持溝に収容さされるコンタクトの斜視図である。 図28のコンタクトの側面図である。 本発明の第2の実施の形態によるコネクタに含まれるコンタクトの側面図である。 特許文献1のコネクタの部分断面図である。
図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1乃至図6を参照すると、本発明の第1の実施の形態によるコネクタ組立体10は、コネクタ20と相手側コネクタ30を有している。コネクタ20は、ソケット側コネクタであり、相手側コネクタ30は、ピン側コネクタである。コネクタ20と相手側コネクタ30は、高さ方向、即ちZ方向、に沿って互いに嵌合可能、かつ分離可能である。コネクタ20と相手側コネクタ30は、それらの上面を互いに対向させるように嵌合される。即ち、嵌合状態において、相手側コネクタ30は、コネクタ20に対して上下反転されている。なお、本実施の形態において、高さ方向(Z方向)が第1方向に相当する。
図2、図3、図5及び図6から理解されるように、コネクタ20は、複数のコンタクト21と、これらコンタクト21を保持するハウジング22とを有している。複数のコンタクト21は、同一の形状及び同一のサイズに形成されている。複数のコンタクト21は、規則的に2次元に配列されている。
また、図1、図3、図4及び図6から理解されるように、相手側コネクタ30は、複数の相手側コンタクト31と、これら相手側コンタクト31を保持するハウジング32とを有している。複数の相手側コンタクト31は、コネクタ20の複数のコンタクト21にそれぞれ対応している。複数の相手側コンタクト31もまた、同一形状及び同一サイズに形成されている。
コネクタ20は、例えば、第1回路基板(図示せず)に搭載され、第1回路基板上の第1回路(図示せず)に電気的に接続される。第1回路基板へのコネクタ20の搭載は、例えば、コネクタ20の一面に露出するコンタクト21の接続端子部211に設けた半田ボール(図示せず)を用いて行うことができる。あるいは、他の表面実装技術(SMT)やスルーホール実装技術(THT)を用いてもよい。
また、相手側コネクタ30は、例えば、第2回路基板(図示せず)に搭載され、第2回路基板上の第2回路(図示せず)に電気的に接続される。第2回路基板への相手側コネクタ30の搭載は、コネクタ20と同様に、接続端子部311に設けた半田ボール(図示せず)を用いて行うことができる。もちろん、他の表面実装技術(SMT)やスルーホール実装技術(THT)を用いてもよい。
なお、コネクタ20や相手側コネクタ30のように、ハウジングの一面に複数の接続端子が配列され、これら接続端子に半田ボールが設けられているコネクタは、多極構造コネクタと呼ばれる。
図7から理解されるように、コネクタ20と相手側コネクタ30が嵌合した状態において、複数のコンタクト21と複数の相手側コンタクト31とは相互に接触し電気的に接続される。コネクタ20及び相手側コネクタ30が、それぞれ第1回路基板(図示せず)及び第2回路基板(図示せず)に搭載されている場合、コネクタ20と相手側コネクタ30が嵌合することにより、第1回路基板と第2回路基板とは互いに固定される。また、第1回路基板の第1回路と第2回路基板の第2回路とが電気的に接続される。
図8、図11、図13及び図14を参照すると、相手側コネクタ30のハウジング32は、一対の長壁部321,322を有している。長壁部321,322は、幅方向、すなわちX方向に延びている。また、長壁部321は内壁面323を、長壁部322は内壁面324を、それぞれ有している。内壁面323,324は、奥行方向、すなわちY方向に垂直に形成されている。しかしながら、これらの内壁面323,324は、必ずしも奥行方向(Y方向)に垂直でなくてもよい。なお、本実施の形態において、X方向は第3方向、Y方向は第2方向に相当する。
図8、図11及び図14から理解されるように、ハウジング32は、また、複数(ここでは4個)の支持部325を有している。複数の支持部325は、幅方向(X方向)に延びている。また、複数の支持部325は、一対の長壁部321,322の間に、奥行方向(Y方向)に所定の間隔を空けて配置されている。一対の長壁部321,322及び複数の支持部325は、幅方向(X方向)の端部において、短壁部331,332により連結されている。
図8、図11及び図14から理解されるように、各支持部325は、幅方向(X方向)に延びる一対の壁面326,327を有している。一対の壁面326,327は、奥行方向(Y方向)に垂直であり、かつ互いに平行である。しかしながら、一対の壁面326,327は、奥行方向に傾きを有し、互いに平行でなくともよい。支持部325の数は、後述するコネクタ20の保持部221の数より1つ少ない。したがって、コネクタ20の保持部221の数が1つの場合、相手側コネクタ30に支持部325は存在しない。
図8、図11及び図14から理解されるように、一対の長壁部321,322及び複数の支持部325には、それぞれ複数の相手側コンタクト31が設けられている。複数の相手側コンタクト31は、コネクタ20の複数のコンタクト21に個々に対応するように配置される。具体的には、各支持部325の一方の壁面326に設けられた相手側コンタクト31と、他方の壁面327に設けられた相手側コンタクト31とは、幅方向(X方向)において互い違いに配置される。また、長壁部321の内壁面323に設けられた相手側コンタクト31は、対向する支持部325の壁面326に設けられた相手側コンタクト31と、幅方向(X方向において)において互い違いに配置されている。同様に、長壁部322の内壁面324に設けられた相手側コンタクト31は、対向する支持部325の壁面327に設けられた相手側コンタクト31と、幅方向(X方向において)において互い違いに配置されている。
図15乃至図17に示されるように、相手側コンタクト31は、接続端子部311、固定部312及び接触部313を有している。相手側コンタクト31は、例えば、金属板を打ち抜き加工したあと、曲げ加工等することにより形成される。
図15乃至図17から理解されるように、固定部312は、折り曲げ部314と、幅広部315とを含む。幅広部315は、幅方向(X方向)において、接触部313及び折り曲げ部314よりも大きなサイズを有している。即ち、幅広部315は、接触部313及び折り曲げ部314よりも幅が広い。折り曲げ部314は、接触部313を長壁部321,322の内壁面323,324及び支持部325の壁面326,327のいずれかの側へ押し付けるように機能する。内壁面323,324及び壁面326、327には、接触部313を収容する複数の溝が形成されている。接触部313は、対応する溝に収容される。溝に収容された接触部313は、折り曲げ部314の働きにより、溝の内面に面接触する。また、幅広部315は、幅方向(X方向)において固定部312のハウジング32に対する固定を安定させる。
図15乃至図17に示されるように、接触部313の先端部分316は、テーパー形状に形成されている。これは、コネクタ20のコンタクト21による相手側コンタクト31の受け入れを容易にするためである。接触部313の一部は、コネクタ20のコンタクト21に接触する接点となる。
図14から理解されるように、固定部312は、ハウジング32の保持穴328に圧入され固定される。このとき、図9、図10、図12及び図14に示されるように、接続端子部311の一部は、ハウジング32の一面(底面)から外部へ高さ方向(Z方向)に突き出す。図8、図11及び図14から理解されるように、接触部313は、長壁部321,322の内壁面323,324及び支持部325の一対の壁面326、327のいずれかに沿って高さ方向(Z方向)へ延びる。接続端子部311の突き出す方向と接触部313の延びる方向は反対方向である。なお、相手側コンタクト31の正面の向きは、図14において奥行方向(Y方向)に沿った左方向である。そして、長壁部321の内壁面323に接して設けられる相手側コンタクト31の正面の向きは、奥行方向(Y方向)において、長壁部322の内壁面324に接して設けられる相手側コンタクト31の正面の向きとは逆である。また、支持部325の壁面327に接して設けられる相手側コンタクト31の正面の向きは、奥行方向(Y方向)において、支持部325の壁面326に接して設けられる相手側コンタクト31の正面の向きとは逆である。つまり、長壁部321の内壁面323に接して設けられる相手側コンタクト31の正面はハウジング32の背面側を向き、長壁部322の内壁面324に接して設けられる相手側コンタクト31の正面はハウジング32の正面側を向く。また、各支持部325の壁面326に接して設けられる相手側コンタクト31の正面はハウジング32の正面側を向き、各支持部325の壁面327に接して設けられる相手側コンタクト31の正面はハウジング32の背面側を向く。
図18、図21及び図24を参照すると、コネクタ20のハウジング22は、一対の長壁部241,242及び一対の短壁部243,244を有している。また、ハウジング22は、少なくとも1つ(ここでは5個)の保持部221を有している。保持部221は、一対の長壁部241,242及び一対の短壁部243,244に囲まれている。各保持部221は、幅方向(X方向)に延びるように形成されている。保持部221の数が2以上の場合、それらの保持部221は、奥行方向(Y方向)に間隔を空けて平行に配置される。隣接する2つの保持部221の間には、スロット222が形成される。スロット222は、相手側コネクタ30の支持部325に対応する。
図18、図21及び図24から理解されるように、各保持部221は、奥行方向(Y方向)に垂直な一対の壁面223,224を有している。また、図24、図25及び図27から理解されるように、各保持部221は、複数のコンタクト21を個々に収容する複数の第1保持溝225と複数の第2保持溝226を有している。各保持部221において、複数の第1保持溝225と複数の第2保持溝226とは、幅方向(X方向)に交互に等間隔で配置されている。そして、複数の第1保持溝225は、対応する保持部221の一方の壁面223に開口する開口部を有し、複数の第2保持溝226は、対応する保持部221の他方の壁面224に開口する開口部を有している。
図25乃至図27から理解されるように、第1保持溝225と第2保持溝226は、向きが異なるけれども同一の構成及びサイズを有している。詳述すると、第1保持溝225及び第2保持溝226の各々は、底面231と、底面231から高さ方向(Z方向)へ延びる4つの内壁232〜235とを有している。底面231には、貫通孔236が形成されている。なお、第1及び第2保持溝225,226は、必ずしも底面231を有する必要はない。特に、第1及び第2保持溝225、226が、コンタクト21をハウジング22の底面側から受け入れるように構成されている場合には、底面231は存在しない。
図28乃至図30に示されるように、コンタクト21は、接続端子部211、固定部212、接触腕部213及び支持腕部214を有している。コンタクト21は、例えば、金属板を打ち抜き加工して形成することができる。ここで、金属板の主面が奥行方向(Y方向)及び高さ方向(Z方向)に平行であると仮定すると、コンタクト21は幅方向(X方向)に打ち抜き加工される。即ち、金属板の一対の主面が、コンタクト21の幅方向(X方向)の一対の側面となる。こうして形成されたコンタクト21の幅は、金属板の厚みに等しく、均一である。本実施の形態において、コンタクト21には、突起を設けるなどの変形加工は施されていない。また、コンタクト21には、接触腕部213に所望の形状を持たせるための曲げ加工も施されていない。
図28乃至図30から理解されるように、接続端子部211は、固定部212から高さ方向(Z方向)に突き出している。また、接続端子部211は、奥行方向(Y方向)において固定部212の中心から一方に偏った位置に設けられている。図24から理解されるように、コンタクト21が対応する第1保持溝225又は第2保持溝226に収容された状態で、固定部212は、対応する第1保持溝225又は第2保持溝226の底面231の側に位置する。また、コンタクト21の正面の向きは、図30において奥行方向(Y方向)に沿った左方向である。第1保持溝225に収容されるコンタクト21の正面の向きと、第2保持溝226に収容されるコンタクト21の正面の向きは、奥行方向(Y方向)において互いに逆である。即ち、第1保持溝225に収容されるコンタクト21の正面は、ハウジング22の正面側を向き、第2保持溝226に収容されるコンタクト21の正面は、ハウジング22の背面側を向く。
図18、図21及び図24から理解されるように、コンタクト21は対応する第1保持溝225又は第2保持溝226に収容されている。その状態において、接続端子部211は、図19、図20及び図22乃至図24に示されるように、少なくともその一部がハウジング22の一面(底面)から突き出す高さを有している。また、幅方向(X方向)に隣接する2つのコンタクト21の接続端子部211は、奥行方向(Y方向)にずれている。これにより、図19及び図22から理解されるように、隣接するコンタクト21の接続端子部211間の距離を、これらのコンタクト21間の最短距離よりも大きくすることができる。つまり、隣接するコンタクト21間の最小距離よりも、接続端子部211間の距離を大きくすることができる。その結果、隣接するコンタクト21間の短絡を防止しつつ、隣接するコンタクト21間の間隔を縮小することができる。つまり、コネクタ20の小型化が可能となる。
図28乃至図30を再び参照すると、固定部212は、奥行方向(Y方向)の一対の端面215,216を有している。図24から理解されるように、端面215,216間の距離、すなわち固定部212の奥行は、第1及び第2保持溝225,226の奥行よりわずかに長い。これにより、コンタクト21を対応する第1保持溝225又は第2保持溝226に圧入することにより、固定部212がハウジング22に固定される。即ち、固定部212の奥行方向(Y方向)の一方の端面215と他方の端面216とが、第1保持溝225又は第2保持溝226の内壁232,234にそれぞれ面接触し、固定部212がハウジング22に固定される。
なお、固定部212の固定方法は、上記固定方法に限られない。例えば、固定部212の端面215,216にそれぞれ突起を設け、これらの突起が第1保持溝225又は第2保持溝226の内壁232,234にそれぞれ点接触するようにしてもよい。また、接着を用いてもよい。あるいは、固定部212に幅方向(X方向)に突き出す凸部を設け、この凸部を第1保持溝225又は第2保持溝226の内壁233及び235の少なくとも一方に押し当てるようにしてもよい。ただし、後述する接触腕部213の弾性変形に対して、固定部212の奥行方向(Y方向)の端面215,216を用いる固定方法の方が、幅方向(X方向)の凸部を利用する固定方法よりも安定する。
再び図28乃至図30を参照すると、接触腕部213及び支持腕部214は、それぞれ、固定部212から高さ方向(Z方向)へ延びている。接触腕部213及び支持腕部214は、接続端子部211とは逆方向に延びている。接触腕部213と支持腕部214は、おおむね等しい高さを有している。また、接触腕部213と支持腕部214は、ほぼ平行に配置されている。つまり、接触腕部213と支持腕部214は、奥行方向(Y方向)に間隔を空けて配置され、空間を介して対向している。図24及び図27から理解されるように、コンタクト21が対応する第1保持溝225又は第2保持溝226に収容された後も、接触腕部213と支持腕部214の間に何ら部材は存在しない。即ち、この状態においても、接触腕部213と支持腕部214は、空間を介して互いに対向する。
図28乃至図30から理解されるように、接触腕部213は、固定部212の一方の端面215から離れている。換言すると固定部212は、奥行方向(Y方向)において接触腕部213よりも突き出している。図24及び図27から理解されるように、この構成によれば、コンタクト21を第1保持溝225又は第2保持溝226に収容する際に、コンタクト21とハウジング22の間の接触面積を小さくすることができる。それゆえ、コンタクト21を容易に第1保持溝225又は第2保持溝226に圧入することができる。また、コンタクト21の圧入時に、接触腕部213がハウジング22に接触し破損するのを防止することができる。
接触腕部213は、その先端を支持腕部214の方へ近づけるように変形可能である。そのため、接触腕部213は、少なくとも奥行方向(Y方向)に撓むように形成される。即ち、接触腕部213は、少なくとも奥行方向(Y方向)の弾性変形を許容する形状とサイズを有する。本実施の形態では、接触腕部213の奥行は、先端に向かい徐々に減少している。
図28乃至図30に示されるように、接触腕部213は、相手側コンタクト31に接触する接点217を有する。接点217は、接触腕部213の弾性変形により、主として奥行方向(Y方向)に移動可能である。即ち、接触腕部213は、接点217が支持腕部214に近づくように弾性変形可能である。
図28乃至図30から理解されるように、接触腕部213は、さらに、S字状に曲がった形状を有している。特に、接触腕部213の先端部は、相手側コンタクト31をスムースに受け入れるように支持腕部214の方へ曲がっている。この形状により、接触腕部213は、相手側コンタクト31をスムースに受け入れ可能となる。また、接点217が相手側コンタクト31に良好に接触する。さらに、弾性変形による復元力が接点217を相手側コンタクト31に押し付けるように効率よく働く。
一方、支持腕部214は、固定部212の他方の端面216と同一平面である一面を有している。換言すると、支持腕部214は、固定部212の端部に直線的に連続する端部を有している。さらに、支持腕部214は、奥行方向(Y方向)において接触腕部213よりも大きいサイズを有する。支持腕部214の奥行は、接触腕部213を弾性変形させる力によっても支持腕部214の変形が生じないように設定される。また、支持腕部214の奥行は、接触腕部213の弾性変形を妨げないように設定される。本実施の形態では、支持腕部214の先端部の奥行は、固定部212側の奥行よりも小さい。
図7及び図24から理解されるように、コネクタ20と相手側コネクタ30とが嵌合するとき及び嵌合した後、接触腕部213は、相手側コンタクト31から、その先端を支持腕部214へ向かわせる方向の力を受ける。このとき、コンタクト21の固定部212はハウジング22に固定されているため、コンタクト21には、接触腕部213から支持腕部214へ向かう方向のモーメントが生じる。支持腕部214は、第1保持溝225又は第2保持溝226の内壁234に接触して、このモーメントに対抗し、コンタクト21の回転を防止又は抑制する。嵌合前の状態において、支持腕部214が内壁234に接触しているならば、嵌合により生じるモーメントによるコンタクト21の回転を防止することができる。また、嵌合前の状態において、支持腕部214と内壁234との間に隙間がある場合でも、コンタクト21の回転により支持腕部214が内壁234に接触した後、コンタクト21の回転を防止することができる。即ち、コンタクト21の回転量を、支持腕部214内壁234の間の隙間に相当する量に抑制することができる。
本実施の形態では、第1及び第2保持溝225,226がそれぞれ底面231を有している。固定部212が底面231に接触していれば、固定部212もまたコンタクト21の回転を防止し又は抑制するのに役立つ。固定部212と底面231との間に隙間がある場合でも、コンタクト21の回転により固定部212が底面231に接触した後、コンタクト21の回転を防止することができる。このように、第1及び第2保持溝225,226がそれぞれ底面231を有している場合には、支持腕部214に加え、固定部212もまたコンタクト21の回転防止に貢献する。しかしながら、第1及び第2保持溝225、226が底面231を有していない場合であっても、本実施の形態では、支持腕部214によりコンタクト21の回転を十分に防止又は抑制することができる。
上述したように、本実施の形態によるコネクタ20は、複数のコンタクト21と、複数のコンタクト21をそれぞれ収容する複数の保持溝225,226を有するハウジング22とを備えている。複数の保持溝225,226の各々は、第1方向(高さ方向又はZ方向)へ延びる内壁234を有している。複数のコンタクト21の各々は、固定部212、接触腕部213及び支持腕部214を有している。固定部212は、複数の保持溝225,226の対応する1つに固定される。接触腕部213及び支持腕部214は、固定部212から第1方向(高さ方向又はZ方向)へ延びている。また、接触腕部213及び支持腕部214は、第1方向(高さ方向又はZ方向)に直交する第2方向(奥行方向又はY方向)に互いに間隔を空けて配置されている。接触腕部213は、接点217を有している。接触腕部213は、接点217が第2方向(奥行方向又はY方向)へ移動するように弾性変形可能である。支持腕部214は、少なくとも接点217が支持腕部214に近づくように接触腕部213が弾性変形したときに、複数の保持溝225,226の対応する1つの内壁234に接触する。
以上のような構成を有するがゆえに、本実施の形態によれば、支持腕部214がコンタクト21の回転を防止し又は抑制する。そのため、固定部212に必要とされる固定力は比較的小さい。それゆえ、本実施の形態では、一方向(Z方向)に関して固定点が1点であるとみなせるような固定方法を採用することができる。それゆえ、本実施の形態に係るコンタクト21では、特許文献1の一方向において3点で固定する場合に比べて固定部212の高さ(Z方向のサイズ)を縮小できる。その結果、コネクタ20の低背化を実現できる。
特に、本実施の形態によるコネクタ20は、以下の構成を有する。即ち、接触腕部213及び支持腕部214は、第2方向(奥行方向又はY方向)において空間を介して対向している。これにより、接触腕部213は、支持腕部214の方へ弾性変形可能である。
また、本実施の形態によるコネクタ20において、固定部212は、複数の保持溝225,226の対応する1つに圧入される。そのため、組立が容易である。また、固定部212は、第2方向(奥行方向又はY方向)において接触腕部213よりも突き出している。これにより、コンタクト21の圧入を容易にするとともに圧入時の接触腕部213の損傷を防止することができる。さらに、固定部212は、支持腕部214の一面と同一平面上に端面216を有している。これにより、固定部212が外力により回転しようとすると直ちに支持腕部214が内壁234に接触しその回転力に対抗することができる。
また、本実施の形態によるコネクタ20において、支持腕部214は、第2方向(奥行方向又はY方向)において接触腕部213よりも大きなサイズを有している。これにより、接触腕部213が変形する程度の大きさの外力によっても、支持腕部214は変形しない。
また、本実施の形態によるコネクタ20において、保持溝225,226の各々は、底面231を有しており、内壁234は底面231から第1方向(高さ方向又はZ方向)へ延びている。そして、固定部212は、少なくとも接点217が支持腕部214に近づくように接触腕部213が弾性変形したときに、複数の保持溝225,226の対応する1つの底面231に接触する。これにより、支持腕部214と内壁234の組み合わせに加えて、固定部212と底面231の組み合わせでも、コンタクト21の回転を防止又は抑制することができる。
また、本実施の形態によるコネクタ20において、複数のコンタクト21の各々は、第1方向(高さ方向又はZ方向)及び第2方向(奥行方向又はY方向)が金属板の主面と平行となるようにその金属板を打ち抜いて形成されたコンタクトである。このコンタクト21の作成は容易である。
さらに、本実施の形態によるコネクタ20において、ハウジング22は、第1方向(高さ方向又はZ方向)及び第2方向(奥行方向又はY方向)に直交する第3方向(幅方向又はX方向)に延びる保持部221を有している。複数の保持溝225,226は、保持部221に所定の間隔で交互に形成された少なくとも1つの第1保持溝225と少なくとも1つの第2保持溝226を有している。少なくとも1つの第1保持溝225は、保持部221の第2方向(奥行方向又はY方向)の一対の壁面の一方(223)に開口する開口部を有する一方、少なくとも1つの第2保持溝226は、保持部221の第2方向(奥行方向又はY方向)の前記一対の壁面の他方(224)に開口する開口部を有している。複数のコンタクト21の各々は、複数の保持溝225,226の対応する1つの開口部から少なくとも接点217を露出させるように、複数の保持溝225,226の対応する1つに収容されている。このように、複数のコンタクト21は、その正面の向きが互い違いになるように配置されている。換言すると、各コンタクト21の正面の向きは、隣接するコンタクト21の正面の向きとは第2方向(奥行方向又はY方向)において逆を向いている。したがって、コンタクト21の接続端子部211の位置を第2方向(奥行方向又はY方向)に偏らせれば、隣接するコンタクト21の接続端子部211間の距離を、そのコンタクト21間の最短距離よりも大きくすることができる。これにより、隣接するコンタクト21間の短絡を防ぎつつ、コンタクト21間の距離を縮小し、コネクタ20の小型化を実現することができる。
なお、本実施の形態では、支持腕部214のZ方向長さは、接触腕部213のZ方向長さよりも長い。これは、コンタクト21をZ方向から対応する第1保持溝225又は第2保持溝226に圧入するのに都合がよいからである。しかしながら、支持腕部214のZ方向長さは、接触腕部213のZ方向長さよりも短くてもよい。特に、第1及び第2保持溝225、226が、コンタクト21をハウジング22の底面側から圧入するように構成されている場合、支持腕部214の高さを接触腕部213よりも長くする必要はない。支持腕部214は、内壁234に接することでコンタクト21に生じるモーメントに対抗できればよく、固定部212から高さ方向(Z方向)へ突出してさえいればよい。支持腕部214がわずかでも固定部212から突き出していれば、コンタクト21の回転を防止又は抑止することができる。したがって、支持腕部214が、コンタクト21の高さ(Z方向の長さ)の低減を阻害することはない。
以上説明したように、本実施の形態では、コンタクト21の固定部212の高さを低くすることができ、コネクタ20を低背化することができる。また、これにより、コネクタ組立体10の低背化も実現できる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態において、コネクタ20のコンタクト21は、金属板を打ち抜き加工して形成されている。これに対して、本発明の第2の実施の形態によるコネクタは、図31に示されるような金属線材からなるコンタクト21Aを用いる。
図31から理解されるように、本実施の形態によるコネクタに用いられるコンタクト21Aは、金属線材を曲げて形成されている。即ち、コンタクト21Aは、金属線材を曲げて形成されたコンタクトである。コンタクト21Aは、第1の実施の形態に用いられるコンタクト21の外形に対応する外形を持っている。即ち、コンタクト21Aは、金属線材からなる接続端子部211A、固定部212A、接触腕部213A、支持腕部214Aを有している。固定部212Aは、接触腕部213A及び支持腕部214Aにそれぞれ連続する2つの部分を有する。これら2つの部分の一方は端面215Aを含み、他方は端面216Aを含む。固定部212を構成する2つの部分は、接続端子211Aによって互いに連結され、これにより端面215Aと端面216Aとが所定の距離に維持される。また、接触腕部213Aは、接点217Aを有している。
図31及び図24から理解されるように、固定部212Aの端面215A,216Aは、対応する第1保持溝225又は第2保持溝226の内壁232,234にそれぞれ線状に接触する。その他の点については、第1の実施の形態と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。また、コンタクト21Aを用いることにより、コンタクト21を用いた場合に比べ軽量化を実現することができる。
以上、本発明の実施の形態について具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、様々な変形や応用が可能である。
例えば、上記実施の形態では、コネクタの外形は、第1方向に沿ってみた場合、長方形であったが、正方形や円形等、他の形状でもあってもよい。
10 コネクタ組立体
20 コネクタ
21,21A コンタクト
22ハウジング
30 相手側コネクタ
31 相手側コンタクト
32 ハウジング
211,211A 接続端子部
212,212A 固定部
213,213A 接触腕部
214,214A 支持腕部
215,216,215A,216A 端面
217,217A 接点
221 保持部
222 スロット
223,224 壁面
225 第1保持溝
226 第2保持溝
231 底面
232〜235 内壁
236 貫通孔
241,242 長壁部
243,244 短壁部
311 接続端子部
312 固定部
313 接触部
314 折り曲げ部
315 幅広部
316 先端部分
321,322 長壁部
323,324 内壁面
325 支持部
326,327 壁面
328 保持穴
331,332 短壁部

Claims (10)

  1. 複数のコンタクトと、
    前記複数のコンタクトをそれぞれ収容する複数の保持溝を有するハウジングと、を備え、
    前記複数の保持溝の各々は、第1方向へ延びる内壁を有し、
    前記複数のコンタクトの各々は、固定部、接触腕部及び支持腕部を有し、
    前記固定部は、前記複数の保持溝の対応する1つに固定され、
    前記接触腕部及び前記支持腕部は、前記固定部から前記第1方向へ延び、かつ前記第1方向に直交する第2方向に互いに間隔を空けて配置され、
    前記接触腕部は、接点を有し、かつ前記接点が前記第2方向へ移動するように弾性変形可能であり、
    前記支持腕部は、少なくとも前記接点が前記支持腕部に近づくように前記接触腕部が弾性変形したときに、前記複数の保持溝の対応する1つの前記内壁に接触するものであり、
    前記接触腕部と前記支持腕部は、前記第2方向において空間を介して対向している
    コネクタ。
  2. 請求項1に記載のコネクタであって、
    前記固定部は、前記複数の保持溝の対応する1つに圧入されている
    コネクタ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のコネクタであって、
    前記固定部は、前記第2方向において前記接触腕部よりも突き出している
    コネクタ。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載のコネクタであって、
    前記固定部は、前記支持腕部の一面と同一平面上に端面を有している
    コネクタ。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載のコネクタであって、
    前記支持腕部は、前記第2方向において前記接触腕部より大きなサイズを有している
    コネクタ。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれかに記載のコネクタであって、
    前記複数の保持溝の各々は、底面を有し、前記内壁は前記底面から前記第1方向へ延び、
    前記固定部は、少なくとも前記接点が前記支持腕部に近づくように前記接触腕部が弾性変形したときに、前記複数の保持溝の対応する1つの前記底面に接触する
    コネクタ。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれかに記載のコネクタであって、
    前記複数のコンタクトの各々は、前記第1方向及び前記第2方向が金属板の主面と平行になるように、前記金属板を打ち抜いて形成されたコンタクトである
    コネクタ。
  8. 請求項1から請求項6までのいずれかに記載のコネクタであって、
    前記複数のコンタクトの各々は、金属線材を曲げて形成されたコンタクトである
    コネクタ。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれかに記載のコネクタであって、
    前記ハウジングは、前記第1方向及び前記第2方向に直交する第3方向に延びる保持部を有し、
    前記複数の保持溝は、前記保持部に所定の間隔で交互に形成された少なくとも1つの第1保持溝と少なくとも1つの第2保持溝とを有し、
    前記少なくとも1つの第1保持溝は、前記保持部の前記第2方向の一対の壁面の一方に開口する開口部を有する一方、前記少なくとも1つの第2保持溝は、前記保持部の前記第2方向の前記一対の壁面の他方に開口する開口部を有し、
    前記複数のコンタクトの各々は、前記複数の保持溝の対応する1つの前記開口部から少なくとも前記接点を露出させるように前記複数の保持溝の対応する1つに収容されている
    コネクタ。
  10. 請求項1から請求項9までのいずれかに記載のコネクタと、
    前記コネクタに嵌合する相手側コネクタと、を備える
    コネクタ組立体。
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