JP2019078137A - ボーリングロボット - Google Patents
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Abstract
Description
又、前記ロボット本体の前後から張り出して地盤に接地する前側アウトリガー及び後側アウトリガーと、前記ロボット本体の前後位置で地盤に差し込まれる前側アンカー及び後側アンカーとがロボット本体に取り付けられており、前記前側アウトリガー及び前側アンカーと、後側アウトリガー及び後側アンカーとが交互に駆動することにより前記ロボット本体が尺取り式に移動可能となっている。
又、前記クローラは地盤に食い込むスパイクを備えている。
又、前記ドリルユニットは、前記ドリルヘッドと、前記ボーリングロッドの継ぎ足し及び切り離しのためボーリングロッドをクランプするロッドクランプ及びロッドブレーカと、前記ドリルヘッドを前記ロッドチェンジャの方向にスライドさせるスライド機構とを備えている。
又、前記ロッドチェンジャは、前記ボーリングロッド及び前記ロックボルトを共に立ち上がり状に保持する回転可能な保持テーブルと、前記保持テーブルを回転させるテーブル回転部材とを備えている。
[第1実施形態]
図1〜図9は、本発明の第1実施形態のボーリングロボット1を示す。図10は、ボーリングロボット1によってなされる地盤13の斜面14への復旧工事の状態を示す。
ボーリングロボット1はロボット本体2と、ドリルユニット3と、ロッドチェンジャ4とを備えている。
なお、保持テーブル22の空位となっている保持位置に対しては、ボーリングロッド7の回収が行われる。
図示を省略するが、ロックボルト16の継ぎ足しも図9と同様な手順で行われるものである。
又、クローラ5が地盤13に食い込むスパイク25を備えるため、ボーリングロボット1が安定して地盤13の斜面14を移動することができると共に斜面14の所定位置で滑ることなく停止することができる。このため作業員による足場の設置及びその撤去作業が不要となる。
さらにドリルヘッド10のロッドサブ15においては、ボーリングロッド7に加えてロックボルト16を直に装着する構造となっているため、ロックボルト装着のための装着部材を作業員がロッドサブ15に取り付ける必要がなくなる。
従って、これらにより無人化による作業が可能となり、遠隔操作での作業ができ、作業員を危険な作業環境から開放することができる。
図11〜図15は、本発明の第2実施形態のボーリングロボット1Aを示し、第1実施形態の部材と同一の部材には同一の符号を付して対応させてある。この実施形態のボーリングロボット1Aでは、第1実施形態と同様に、ドリルユニット3に対してボーリングロッド7及びロックボルト16を供給するロッドチェンジャ4を備えると共に、ドリルヘッド10のロッドサブ15はボーリングロッド装着部27及びロックボルト装着部28を一体に有している。
図13に示すように、それぞれのアウトリガー33、34は地盤13に接地するフロート35、36と、フロート35、36を下方に押し出す油圧モータからなる押圧モータ37、38とを有している。押圧モータ37、38のモータ軸37a、38aは伸縮動作すると共に回転動作するようになっており、フロート35、36はこのモータ軸37a、38aに取り付けられることにより地盤13への接地時に回転させることもできる。さらに、フロート35、36の下面には、地盤に食い込む食い込み歯39、40が突出している。
(B)では、クローラ5を駆動してロボット本体2を所定距離前進させる。この前進によって伸縮ビーム44がトラックフレーム43から引き出される。ロボット本体2の所定距離移動の後、(C)では、前側アウトリガー33を接地させると共に前側アンカー41を斜面14に差し込む。
その後の(D)では、後側アンカー42を引き抜くと共に、後側アウトリガー34の接地を解除する。(E)では、後側ジャッキ伸縮シリンダ45が駆動して伸縮ビーム44をトラックフレーム43に引き込んで後側アウトリガー34及び後側アンカー42をロボット本体2側に引きつける。
その後の(F)では、後側アウトリガー34の接地及び後側アンカー42の差し込みを行い、(A)に戻る。これによりロボット本体2は滑る落ちることなく斜面14を尺取り式に移動することができる。
このような構造では、ロボット本体2が確実に斜面14を登り、且つ斜面で停止することができる。このため傾斜角度35〜45°の急勾配の斜面14であっても足場を設置することなく土木作業を行うことができる。
又、第1実施形態と同様に、ロッドサブ15がボーリングロッド7に加えてロックボルト16を直に装着する構造となっているため、作業員によるロックボルト16装着のための装着部材のロッドサブ15への取り付けが不要となる。
さらに、この実施形態では、前側アウトリガー33及び前側アンカー41と、後側アウトリガー34及び後側アンカー42とが交互に駆動することにより斜面14を確実に上ることできると共に、斜面14の所定位置で滑り落ちることなく停止することができる。このため、作業員による足場の設置及びその撤去作業が不要となる。従って、この実施形態においても、無人化による作業が可能となり、遠隔操作での作業ができ、作業員を危険な作業環境から開放することができる。
Claims (6)
- ボーリングロッドがドリルヘッドに着脱可能に取り付けられ前記ボーリングロッドを回転及び給進させるドリルユニットと、
前記ドリルヘッドへのボーリングロッドの供給及び回収のために前記ドリルユニットに近接配置されるロッドチェンジャと、
クローラを有し前記ドリルユニット及び前記ロッドチェンジャが取り付けられるロボット本体とを備え、
前記ロッドチェンジャは、地盤安定化のために掘削穴に埋め込まれるロックボルトを前記ボーリングロッドと共に保持可能となっており、
前記ドリルヘッドは前記ボーリングロッドの装着部及び前記ロックボルトの装着部が一体に形成されていることを特徴とするボーリングロボット。 - 前記ドリルヘッドは、前記ボーリングロッドの装着部と前記ロックボルトの装着部とが同軸上に形成されていることを特徴とする請求項1記載のボーリングロボット。
- 前記ロボット本体の前後から張り出して地盤に接地する前側アウトリガー及び後側アウトリガーと、前記ロボット本体の前後位置で地盤に差し込まれる前側アンカー及び後側アンカーとがロボット本体に取り付けられており、
前記前側アウトリガー及び前側アンカーと、後側アウトリガー及び後側アンカーとが交互に駆動することにより前記ロボット本体が尺取り式に移動可能となっていることを特徴とする請求項1又は2記載のボーリングロボット。 - 前記クローラは地盤に食い込むスパイクを備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のボーリングロボット。
- 前記ドリルユニットは、前記ドリルヘッドと、前記ボーリングロッドの継ぎ足し及び切り離しのためボーリングロッドをクランプするロッドクランプ及びロッドブレーカと、前記ドリルヘッドを前記ロッドチェンジャの方向にスライドさせるスライド機構とを備えていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のボーリングロボット。
- 前記ロッドチェンジャは、前記ボーリングロッド及び前記ロックボルトを共に立ち上がり状に保持する回転可能な保持テーブルと、前記保持テーブルを回転させるテーブル回転部材とを備えていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載のボーリングロボット。
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Family Applications (1)
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2017
- 2017-10-27 JP JP2017207997A patent/JP7078971B2/ja active Active
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