JP2019078091A - 建築板の施工構造及び化粧カバー材 - Google Patents

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周一 森
古川 達也
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【課題】意匠性の高い外観を形成しやすい建築板の施工構造を提供する。【解決手段】複数の建築板10が鎧張り施工された建築板の施工構造に関する。建築板10で覆われていない露出部30に化粧カバー材20が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、建築板の施工構造及び化粧カバー材に関する。詳しくは、建築板が鎧張りされた施工構造及びそれに使用される化粧カバー材に関する。
従来、壁材や屋根材などの建築板を鎧張りすることが行われている。鎧張りは、複数枚の建築板を上下に複数段に順次並べて配置するものであって、上段の建築板の下部を下段の建築板の上部の表面に重ねるようにする。そして、上下多段に並んだ複数枚の建築板により、建物の屋根面や壁面などが形成される。
特開2015−172297号公報
このように鎧張りにより形成された建築板の施工構造において、屋根面や壁面の外観に変化を持たせて意匠性を高くすることが望まれている。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、意匠性の高い外観を形成しやすい建築板の施工構造及び化粧カバー材を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る建築板の施工構造は、複数の建築板が鎧張り施工された建築板の施工構造において、前記建築板で覆われていない露出部に化粧カバー材が設けられていることを特徴とする。
本発明の一態様に係る化粧カバー材は、前記建築板の前記施工構造に用いられる化粧カバー材であって、前記露出部を覆うカバー部を備えていることを特徴とする。
本発明では、化粧カバー材が設けられた分割部における外観が、他の分割部における外観と異なり、色々なバリエーションの意匠を簡単に形成可能であり、意匠性の高い外観を形成しやすい建築板の施工構造を提供することができる。
図1は、本発明に係る建築板の施工構造の一実施の形態を示す斜視図である。 図2は、本発明で使用する建築板の一例を示す正面図である。 図3Aは、本発明に係る化粧カバー材の一実施の形態を示す正面図である。図3Bは、同上の化粧カバー材の側面図である。図3Cは、図3AのA−A線断面図である。図3Dは、図3Bの上端部の拡大図である。 図4A及び図4Bは、本発明に係る建築板の施工構造の施工途中の一実施の形態を示す斜視図である。 図5は、本発明に係る化粧カバー材の他の一実施の形態を示す正面図である。 図6A及び図6Bは、本発明に係る建築板の施工構造の施工途中の一実施の形態を示す斜視図である。 図7は、本発明に係る化粧カバー材の他の一実施の形態を示す正面図である。
以下、本発明を実施するための形態を説明する。
<概要>
図1は本実施形態の建築板の施工構造の一例である建物の外壁を示している。この施工構造は建物の外壁であって、複数の建築板10と複数の化粧カバー材20とを備えている。この施工構造では、上下に隣接する建築板10において、上側の建築板10の下部が下側の建築板10の上部の表面に重ねられて鎧張り施工されているが、下側の建築板10において、上側の建築板10で覆われない部分は、露出部30として形成されている。この露出部30は、下側の建築板10の曝露部11で横長に形成されている。また、露出部30は切欠部13により左右に複数に分割されており、これにより、複数の分割部31が形成されている。そして、化粧カバー材20は少なくとも一つの分割部31に設けられている。
<建築板>
図2は建築板10の正面図を示している。建築板10は略平板に形成されている。また建築板10は窯業系材料で形成されている。窯業系材料はセメントを主成分とする水硬性材料の硬化物である。建築板10は木製又はプラスチック製であってもよい。
建築板10は曝露部11と非曝露部12とを有している。曝露部11は、建築板10を施工した状態で他の建築板10で覆われずに露出する部分である。図2の建築板10では、曝露部11は、建築板10を正面から見た場合に、略菱形に形成されている。非曝露部12は、建築板10を施工した状態で他の建築板10で覆われて露出しない部分である。
曝露部11は一枚の建築板10に複数設けられており、複数の曝露部11は、建築板10を正面から見た場合に、横方向に並んでいる。各曝露部11の先端縁(下端縁)は建築板10を正面から見た場合に、略V字状に形成されている。隣り合う曝露部11の間には切欠部13が設けられている。図2に示されている建築板10は三個の曝露部11を有しているが、これに限らず、曝露部11は一枚の建築板10に対して一個又は二個であってもよいし、四個以上であってもよい。そして、図1に示す露出部30は横方向に並ぶ複数の建築板10の曝露部11で形成され、一つの分割部31は一つの曝露部11で形成される。
なお、ここでは、複数の分割部31を有する建築板10を使用した場合について説明したが、これに限らず、分割部31を有していない建築板を用いてもよい。この場合、建築板は、正面視で横長の矩形状などに形成される。
<化粧カバー材の一例>
図3Aは化粧カバー材20の正面図を示している。化粧カバー材20は金属製であって、例えば、無塗装鋼板、塗装鋼板、溶融亜鉛めっき鋼板、ステンレス鋼板、アルミ板等の金属板を加工して形成される。この化粧カバー材20の厚みは、例えば0.2〜0.4mmである。化粧カバー材20はカバー部21と、保持片22と、引っ掛け片23とを備えている。
カバー部21は化粧カバー材20を正面から見た場合に五角形に形成されており、カバー部21の先端縁(下端縁)は、曝露部11と同様に、略V字状に形成されている。保持片22はカバー部21の先端縁の二辺それぞれに沿って設けられている。図3Cのように、保持片22はカバー部21の裏面側に折り返して形成されており、カバー部21と保持片22との間の寸法は曝露部11の厚みと略同じである。図3Bのように、カバー部21の上端縁には引っ掛け片23が設けられている。引っ掛け片23はカバー部21の裏面側に突出するように形成されており、図3Dのように、カバー部21と引っ掛け片23との間の角度は約60°に形成されている。引っ掛け片23はカバー部21の上端縁の全長に沿って設けられている。
本実施の形態において、化粧カバー材20のカバー部21は建築板10の露出部30の曝露部11と正面視で同形状部分を有しているが、これに限らない。すなわち、化粧カバー材20のカバー部21は建築板10の露出部30と正面視で同形状あっても良いし、異形状であっても良い。つまり、カバー部21は、露出部30の全体を覆う形状を有していても良いし、露出部30の一部を覆う形状を有していても良い。
<施工方法>
まず、複数の建築板10を壁下地50に順次固定していく。複数の建築板10は横一列に固定した後、その列の上側にさらに別の複数の建築板10を横一列に固定するようにして施工される。上下に隣接する建築板10は、下側の建築板10の非曝露部12の表面に、上側の建築板10の曝露部11が重ねられた状態となっている。従って、上側の建築板10の曝露部11で下側の建築板10の非曝露部12が覆われることになる。このように、複数の建築板10は下から上に向かって一列ずつ施工されていくが、その途中で、化粧カバー材20は所望の位置に固定される。
図4Aに示すように、化粧カバー材20は、施工途中において、最も上側で横一列に並ぶ建築板10に固定することができる。この場合、化粧カバー材20は建築板10に接着固定される。すなわち、化粧カバー材20の裏面に接着剤を塗布した後、化粧カバー材20を建築板10の表面に配置することによって、化粧カバー材20を建築板10に接着固定することができ、これにより、建築板10からの化粧カバー材20の脱落が生じにくくなる。
また化粧カバー材20は建築板10に差込固定される。すなわち、化粧カバー材20のカバー部21と保持片22との間に建築板10の曝露部11の下端縁を差し込むことによって、化粧カバー材20を建築板10に差込固定することができ、これにより、下側の建築板10を施工した後でも化粧カバー材20の固定が可能となる。さらには、建築板10が経年劣化により割れ等が生じても、この化粧カバー材20を重ねることにより、補修すると共に意匠性を高めることが可能となる。
さらに化粧カバー材20は建築板10の上端に引っ掛け固定される。すなわち、化粧カバー材20の引っ掛け片23を建築板10の上端縁に弾性的に引っ掛けることによって、化粧カバー材20を建築板10に引っ掛け固定することができ、これにより、化粧カバー材20の固定が簡単に行える。
また化粧カバー材20は釘やビスなどの固着具により建築板10に固定されてもよい。この場合、図5に示すように、化粧カバー材20のカバー部21には複数の孔部24が横方向に並べて設けられていることが好ましい。これにより、化粧カバー材20に固着具が打ち込みやすくなる。なお、孔部24の位置は化粧カバー材20を施工した後に上側の建築板10で覆われる部分に設けることができる。また化粧カバー材20を固定する固着具で、その化粧カバー材20が配設される建築板10を壁下地50に固定してもよい。この場合、化粧カバー材20の固定と建築板10の固定とを同時に行うことができて、作業性が向上する。また、化粧カバー材20が固着具によって壁下地に固定されることにより、化粧カバー材20の裏側の建築板10が割れ等によって固着具から脱落しても、この化粧カバー材20によりその落下を防ぐことが可能となる。
このようにして図4Bに示すように、一又は複数の化粧カバー材20を建築板10に固定することができる。
上記のように化粧カバー材20を固定した後、図6Aに示すように、化粧カバー材20を固定した列の建築板10のさらに上側に建築板10を固定する。そして、図6Bに示すように、複数の建築板を横一列に固定していく。このようにして所望の位置に化粧カバー材20を配置しながら複数の建築板10を施工することにより、図1のような外壁を形成することができる。この建築板10の施工構造は、上下に隣接する建築板10において、上側の建築板10の曝露部11で下側の建築板10の非曝露部12が重ねられて鎧張り施工されているが、下側の建築板10には上側の建築板10の曝露部11で覆われない露出部30が形成されている。この露出部30は、横方向に並ぶ複数の下側の建築板10の曝露部11で形成されており、露出部30は切欠部13により左右に複数に分割された複数の分割部31を有することになる。そして、上記のように施工した化粧カバー材20は少なくとも一つの分割部31に設けられることになる。
本実施形態の建築板10の施工構造では、分割部31をカバー部21で覆って、その分割部31における外観を他の分割部31における外観と異ならせることが可能である。従って、化粧カバー材20が設けられた分割部31における外観が、他の分割部31における外観と異なり、色々なバリエーションの意匠が簡単に形成可能である。色々なバリエーションの意匠を形成するにあたって、化粧カバー材20の色彩を複数にしたり、化粧カバー材20の施工位置をランダムにしたりすることができる。
<化粧カバー材の他例>
図7に示す化粧カバー材20aは、図3Aに示す化粧カバー材20に対して、カバー部21の上側略半分の両側部が切除されているものである。従って、化粧カバー材20aは化粧カバー材20に対してカバー部21の上部が上下方向に細長く形成されている。
図7に示す化粧カバー材20aでは、上側の建築板10で覆われるカバー部21の上部を細長く形成しているので、図3の化粧カバー材20よりも材料コストを少なくしても、図1に示す外壁と同様の外観を形成することができる。
10 建築板
20 化粧カバー材
21 カバー部
30 露出部
31 分割部

Claims (4)

  1. 複数の建築板が鎧張り施工された建築板の施工構造において、
    前記建築板で覆われていない露出部に化粧カバー材が設けられている
    建築板の施工構造。
  2. 請求項1において、
    前記露出部が左右に複数に分割されて複数の分割部が形成されており、
    前記複数の分割部の少なくとも一つに前記化粧カバー材が設けられている
    建築板の施工構造。
  3. 請求項1又は2において、
    前記化粧カバー材が前記露出部と同形状部分を有し、該同形状部分で前記露出部をカバーする
    建築板の施工構造。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載された建築板の施工構造に用いられる化粧カバー材であって、
    前記露出部を覆うカバー部を備えている
    化粧カバー材。
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